JP2004246455A - 操作画面表示装置 - Google Patents
操作画面表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004246455A JP2004246455A JP2003033406A JP2003033406A JP2004246455A JP 2004246455 A JP2004246455 A JP 2004246455A JP 2003033406 A JP2003033406 A JP 2003033406A JP 2003033406 A JP2003033406 A JP 2003033406A JP 2004246455 A JP2004246455 A JP 2004246455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch panel
- operation screen
- displayed
- display
- display panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】多重ディスプレイとタッチパネルとを組み合わせて使用する操作画面表示装置において、多重ディスプレイの各表示パネルに表示された操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる操作画面表示装置を提供する。
【解決手段】システムコントローラ10は、ナビゲーション装置11から出力された地図画像を後側の液晶パネル21に表示し、CDプレーヤの操作画面を前側の液晶パネル22に表示する。液晶パネル22の前面にはタッチパネル23が配置されており、タッチパネルの前方には赤外線スイッチ24が配置されている。システムコントローラ10は、赤外線スイッチ24によりタッチパネル23への指の接近を検出してからタッチパネル23に指が接触するまでの時間により、液晶パネル21に表示された操作画面に対する操作か、液晶パネル22に表示された操作画面に対する操作かを判断する。
【選択図】 図1
【解決手段】システムコントローラ10は、ナビゲーション装置11から出力された地図画像を後側の液晶パネル21に表示し、CDプレーヤの操作画面を前側の液晶パネル22に表示する。液晶パネル22の前面にはタッチパネル23が配置されており、タッチパネルの前方には赤外線スイッチ24が配置されている。システムコントローラ10は、赤外線スイッチ24によりタッチパネル23への指の接近を検出してからタッチパネル23に指が接触するまでの時間により、液晶パネル21に表示された操作画面に対する操作か、液晶パネル22に表示された操作画面に対する操作かを判断する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タッチパネルを備えた操作画面表示装置に関し、例えば車載用ナビゲーション装置とCDプレーヤ、FM/AMチューナ及びTV(テレビ)チューナ等のAV(Audio−Visual)機器とにより構成される車載用ナビゲーション・AVシステムの表示装置として好適な操作画面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両にはラジオやCDプレーヤ等のオーディオ機器だけでなく、ナビゲーション装置やTVチューナ及びDVDプレーヤ等の映像機器も搭載されるようになった。それに伴い、これらの機器が共通のバスラインで相互に接続されてシステム化され、共通の操作パネル(又はリモコン等)で操作できるようになった。以下、このように車載用ナビゲーション装置とAV機器とがシステム化された装置を車載用ナビゲーション・AVシステムと呼ぶ。
【0003】
この種の車載用ナビゲーション・AVシステムでは、通常、1つの表示装置にナビゲーション装置から出力される地図画像や、AV機器を操作するための操作画面を表示する。例えば、表示装置に車両の現在位置の周囲の地図画像を表示しているときにユーザが所定の操作を行うと、表示装置にAV機器の操作画面が表示されて、AV機器の操作が可能になる。この場合に、地図画像に替えてAV機器の操作画面を表示するものと、地図画像に重ねてAV装置の操作画面を表示するものと、表示装置の画面を分割して一方の画面に地図画像を表示し、他方の画面にAV機器の操作画面を表示するものとがある。
【0004】
ところで、近年、車載用ナビゲーション・AVシステムの入力装置として、直感的な操作が可能であることからタッチパネルが使用されるようになった。この種の車載用ナビゲーション・AVシステムでは、表示装置に地図が表示されているときに画面(タッチパネル)に指を触れると、ナビゲーション装置に対する操作が行われる。例えば、地図上のランドマーク(アイコン)に指を触れるとメニュー画面が表示され、メニュー画面から所定の項目を選択することによって、当該ランドマークを目的地に設定したり、ランドマークの施設の名称、電話番号及びその他の詳細情報を表示させることができる。また、表示装置にAV機器の操作画面が表示されているときに画面(タッチパネル)に指を触れると、AV機器に対する操作が行われる。例えば、CDプレーヤの操作画面が表示されているときに画面上の操作ボタンに指を触れると、再生、停止、再生トラック変更及び音量調整等の操作を行うことができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−229059号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来の車載用ナビゲーション・AVシステムでは、表示装置に地図画像を表示しているときにAV機器を操作する場合に、AV機器の操作画面に切替える方法と、地図画像にAV機器の操作画面を重ねて表示する方法と、画面を分割して地図とAV機器の操作画面の両方を表示する方法とがある。しかし、画面を切替える方法や地図画像にAV機器の操作画面を重ねて表示する方法では、AV機器の操作画面を表示しているときには地図を見ることができないので、右左折すべき交差点がわからなくなって車両が誘導経路から外れてしまうという問題点がある。また、画面を分割して地図とAV機器の操作画面とを両方同時に表示する方法では、表示範囲が縮小されてしまうので地図がわかりにくいという問題点がある。
【0007】
このような問題点を解消するために、2枚の液晶パネルを重ね合わせて構成された多重ディスプレイを使用して、一方の液晶パネルにナビゲーション装置から出力される地図画像を表示し、他方の液晶パネルにAV機器の操作画面を薄い色(半透過)で表示することが考えられる。しかし、この場合、タッチパネルではナビゲーション装置及びAV機器のいずれか一方しか操作することができない。
【0008】
以上から、本発明の目的は、多重ディスプレイとタッチパネルとを組み合わせて使用する操作画面表示装置において、多重ディスプレイの各表示パネルに表示された操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる操作画面表示装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、重ねて配置された第1及び第2の表示パネルと、前記第1及び第2の表示パネルのうち前側に配置された表示パネルの前方に配置されたタッチパネルと、前記タッチパネルへの操作体の接近を検出する操作体接近検出スイッチと、1又は複数の機器に接続され、前記第1及び第2の表示パネルにそれぞれ異なる操作画面を表示する制御部とを有し、前記制御部は、前記操作体接近検出スイッチによる操作体の接近を検出してから前記操作体が前記タッチパネルに接触するまでの時間に応じて、前記第1及び第2の表示パネルに表示された操作画面のうちのどちらの操作画面に対して操作が行われたかを判断することを特徴とする操作画面表示装置により解決する。
【0010】
本発明においては、例えば特開2002−229059号公報に記載されているような、複数の表示パネルを重ね合わせて構成した表示装置を使用する。また、表示パネルの前面にタッチパネルを配置するとともに、タッチパネルへの操作体(例えば、操作者の指)の接近を検出する操作体検出スイッチを設けておく。そして、制御部により、各表示パネルに異なる操作画面を表示し、操作体検出スイッチによる操作体の接近を検出してから操作体がタッチパネルに接触するまでの時間に応じて、どの操作画面に対する操作かを判断する。
【0011】
例えば、操作体検出スイッチにより操作体の接近を検出してから操作体がタッチパネルに接触するまでの時間が所定の時間よりも短い場合は前側の表示パネルに表示されている操作画面に対する操作であると判断し、長い場合は後側の表示パネルに表示されている操作画面に対する操作であると判断する。これにより、複数の表示パネルに表示された異なる操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【0012】
また、上記した課題は、重ねて配置された第1及び第2の表示パネルと、前記第1及び第2の表示パネルのうち前側に配置された表示パネルの前面に配置されたタッチパネルと、ユーザにより操作されるスイッチと、1又は複数の機器に接続され、前記第1及び第2の表示パネルにそれぞれ異なる操作画面を表示する制御部とを有し、前記制御部は、前記スイッチの出力がアクティブになってから所定の時間内に操作体が前記タッチパネルに接触したか、それ以外のときに前記操作体が前記タッチパネルに接触したかに応じて、前記第1及び第2の表示パネルに表示された操作画面のうちのどちらの操作画面に対して操作が行われたかを判断することを特徴とする操作画面表示装置により解決する。
【0013】
本発明においては、表示パネルの前面にタッチパネルを配置するとともに、ユーザにより操作されるスイッチを設けておく。そして、制御部により、各表示パネルに操作画面を表示し、スイッチの出力がアクティブ(ユーザによりスイッチの操作が行われた状態)になってから所定の時間内に操作体がタッチパネルに接触したか、又はそれ以外のときに操作体がタッチパネルに接触したかに応じて、どの操作画面に対する操作かを判断する。これにより、複数の表示パネルに表示された異なる操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の操作画面表示装置を示すブロック図である。なお、本実施の形態は、本発明を車載用ナビゲーション・AVシステムに適用した例を示している。
【0016】
本実施の形態の車載用ナビゲーション・AVシステムは、システムコントローラ(制御部)10、ナビゲーション装置11、CDプレーヤ12、FM/AMチューナ13、TVチューナ14、アンプ15及び表示装置20により構成されている。システムコントローラ10、ナビゲーション装置11、CDプレーヤ12、FM/AMチューナ13、TVチューナ14及びアンプ15は、共通バスライン16により相互に接続されており、この共通バスライン16を介して種々の信号が相互に伝達される。また、ナビゲーション装置11、CDプレーヤ12、FM/AMチューナ13及びTVチューナ14から出力されるオーディオ信号は、オーディオバスライン17を介してアンプ15に入力され、アンプ15内で信号処理された後にスピーカー(図示せず)に出力されるようになっている。
【0017】
ナビゲーション装置11はGPS(Global Positioning System )受信器、速度センサ及びジャイロ等により車両の現在位置を検出し、DVD等の地図データを記憶した地図データ記憶装置から車両の周囲の地図データを読み出して地図画像を描画し、共通バスライン16を介してシステムコントローラ10に画像データ(表示信号)を送信する。また、ナビゲーション装置11は、共通バスライン16を介してシステムコントローラ10から制御信号(コマンド)を入力し、制御信号に応じた動作を実行する。
【0018】
CDプレーヤ12、FM/AMチューナ13、TVチューナ14及びアンプ15も、共通バスライン16を介してシステムコントローラ10から制御信号を入力し、制御信号に応じた動作を実行する。
【0019】
なお、共通バスライン16には、上述した機器の他にも、MDプレーヤ及びDVDプレーヤ等のAV機器を接続することが可能である。
【0020】
表示装置20は、重ね合わせて配置された第1及び第2の液晶パネル21,22と、タッチパネル23及び赤外線スイッチ24とにより構成されている。2枚の液晶パネルを重ね合わせて配置したディスプレイには、例えばDVI(Deep Video Imaging)社のMLD(Multi−Layered Display )がある。このMLDは、2枚の液晶パネルの間に特殊なレンズを配置して立体的な表示を可能としたものであり、表示装置20にはこの種の立体的な表示が可能な多層ディスプレイを使用することが好ましい。
【0021】
図2に示すように、タッチパネル23は、前側(ユーザ側)の第2の液晶パネル22の前面に配置されている。また、赤外線スイッチ24を構成する発光部24a及び受光部24bは、タッチパネル23よりも手前の位置に上下方向に離れて配置されている。表示装置20を構成するこれらの第1及び第2の液晶パネル21,22、タッチパネル23並びに赤外線スイッチ24は、いずれもシステムコントローラ10に接続されている。
【0022】
上述した車載用ナビゲーション・AVシステムの操作画面表示時の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、ナビゲーション装置11及びCDプレーヤ12が動作しており、FM/AMチューナ13及びTVチューナ14は動作していないものとする。
【0023】
まず、ステップS11において、システムコントローラ10はナビゲーション装置11から共通バスライン16を介して地図画像の画像データを入力し、この画像データを表示装置20の第1の液晶パネル21に伝達する。これにより、第1の液晶パネル21には地図画像が表示される。図4(a)に、液晶パネル21に表示される地図画像の例を示す。図4(a)では、地図画像上に駐車場及びガソリンスタンド等の位置を示すランドマークと、車両の現在位置を示す車両位置マークとが表示されている。
【0024】
また、システムコントローラ10は、CDプレーヤ12から動作状態を示す信号(停止状態か再生状態か、再生状態の場合は再生中のトラック番号及び再生時間などを示す信号)を入力し、第2の液晶パネル22にCDプレーヤの操作画面を表示する。このとき、CDプレーヤの操作画面の表示色を薄く(半透明)表示する。図4(b)に、液晶パネル22に表示されるCDプレーヤの操作画面の例を示す。図4(b)では、再生/一時停止ボタン、停止ボタン、トラックアップボタン、トラックダウンボタン及び音量調整ボタン等の操作ボタンと、CD番号、トラック番号及び再生時間等を示す状態表示部とが表示されている。ユーザには、図4(c)に示すように、地図画像とCDプレーヤの操作画面とが重なって見える。但し、本実施の形態では、CDプレーヤの操作画面を薄い色で表示しているので、地図画像の視認性が大きく損なわれることはない。
【0025】
次に、ステップS12に移行し、システムコントローラ10は赤外線スイッチ24の受光部24bからの信号に応じて、赤外光が遮断されたか否かを判定する。例えば、図2に示すようにタッチパネル23に触れようとしてユーザの指が発光部24aから出射された赤外光を遮断すると、受光部24bからシステムコントローラ10に所定の信号が出力される。これにより、ステップS12からステップS13に移行する。
【0026】
ステップS13では、システムコントローラ10により時間の計測が開始される。その後、ステップS14に移行して、システムコントローラ10は、ユーザの指がタッチパネル23に触れたか否かを監視する。ユーザの指がタッチパネル23に触れると、タッチパネル23から接触位置に応じた信号がシステムコントローラ10に出力される。これにより、ステップS15に移行し、システムコントローラ10は時間の計測を終了する。
【0027】
その後、ステップS16に移行し、ユーザの指が赤外光を遮ってからタッチパネル23に接触するまでの時間が予め設定された時間(例えば、1秒)以内であるか否かを判定する。この時間が予め設定された時間よりも短い場合、システムコントローラ10はユーザが前側の第2の液晶パネル22に表示されたCDプレーヤの操作画面に対する操作を行ったものと判断して、ステップS17に移行する。ステップS17では、タッチパネル23から出力された接触位置を示す信号によりユーザがタッチした操作ボタンが判断される。例えば、トラックアップボタン又はトラックダウンボタンにユーザの指が触れたときは、現在再生中のトラック(曲)よりも前のトラック又は後のトラックの再生を開始する。また、音量アップボタン又は音量ダウンボタンにユーザの指が触れたときは、音量をアップ又はダウンする。なお、操作画面の操作ボタン以外の部分にユーザの指が触れたときは、システムコントローラ10は誤操作と判断して何も動作を行わない。
【0028】
一方、ステップS16において、ユーザの指が赤外光を遮ってからタッチパネル23に接触するまでの時間が予め設定された時間よりも長い場合、システムコントローラ10はユーザが後側の第1の液晶パネル21に表示された操作画面に対する操作(ナビゲーション装置11に対する操作)が行われたものと判断して、ステップS18に移行する。例えば、ユーザの指が地図画像に表示されているランドマーク(アイコン)に触れると、図5に示すようなメニューが表示され、ランドマークの施設を目的地や経由地に設定したり、地点登録したり、施設の詳細な情報(名称、住所及び電話番号等)を表示することができる。
【0029】
本実施の形態では、ユーザの指が赤外光を遮断してからタッチパネル23に触れるまでの時間によって、ユーザがナビゲーション装置11に対する操作を行ったのか、CDプレーヤ12に対する操作を行ったのかを判断する。つまり、ユーザがタッチパネル23に素早く指を近付けたときにはCDプレーヤ12に対する操作を行うことができ、ゆっくり指を近付けたときにはナビゲーション装置11に対する操作を行うことができる。このように、本実施の形態では、2枚の液晶パネル21,22にそれぞれ表示された異なる操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【0030】
なお、上記実施の形態とは逆に、タッチパネル23に素早く指を近付けたときにナビゲーション装置11に対する操作が可能になり、ゆっくり近付けたときにCDプレーヤ12(又は、その他のAV機器)に対する操作が行われるようにしてもよい。この場合に、通常は第2の液晶パネル22に何も表示せず、タッチパネル23にゆっくり指を近付けたときだけ第2の液晶パネル22にCDプレーヤの操作画面を表示するようにしてもよい。
【0031】
また、タッチパネル23として、フォースフィードバック方式のタッチパネル(SMK株式会社製)を使用し、前側の操作画面に対するタッチ感と後側の操作画面に対するタッチ感とを異なるようにしてもよい。例えば、前側の操作画面に対するタッチ感をクリック感覚とし、後側の操作画面に対するタッチ感を振動感覚とする。これにより、ユーザはどちらの操作画面に対する操作を行っているのかが直感的にわかるようになり、操作性がより一層向上する。
【0032】
上記の第1の実施の形態では、タッチパネル23への指の接近を赤外線スイッチ24により検出するものとしたが、容量検出式近接スイッチ又はその他の方式の近接スイッチを使用してもよい。
【0033】
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態の操作画面表示装置を示すブロック図である。なお、本実施の形態においても、本発明を車載用ナビゲーション・AVシステムに適用した例を示している。また、本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、システムコントローラ10に信号切替部10aが設けられていることと、赤外線スイッチ24の配置されている位置が異なることとにあり、その他の構成は基本的に第1の実施の形態と同様であるので、図6において図1と同一物には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0034】
本発明においては、システムコントローラ10に、第1の液晶パネル21と第2の液晶パネル22とに供給する画像データを入れ替える信号切替部10aが設けられている。また、図7に示すように、赤外線スイッチ24を構成する発光部26a及び受光部26bは、表示装置20の前面の左下部に、指が通る分の距離だけ離れて配置されている。
【0035】
図8は上述した車載用ナビゲーション・AVシステムの操作画面表示時の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、ナビゲーション装置11及びCDプレーヤ12が動作しており、FM/AMチューナ13及びTVチューナ14は動作していないものとする。
【0036】
まず、ステップS21において、システムコントローラ10はナビゲーション装置11から出力された地図画像の画像データを表示装置20の第1の液晶パネル21に伝達する。これにより、第1の液晶パネル21には地図画像が表示される。また、システムコントローラ10は、CDプレーヤ12から動作状態を示す信号を入力し、第2の液晶パネル22にCDプレーヤの操作画面を表示する。
【0037】
次に、ステップS22に移行し、システムコントローラ10は赤外線スイッチ24の受光部26bからの信号に応じて、赤外光が遮断されたか否かを判定する。赤外光が遮断されていないと判定したときはステップS23に移行し、赤外光が遮断されたと判定したときはステップS25に移行する。
【0038】
ステップS23において、システムコントローラ10は、タッチパネル23の出力に基づいて、ユーザがタッチパネル23に触れたか否かを判定し、触れていないと判定した場合はステップS22に戻る。
【0039】
一方、ステップS23でユーザがタッチパネル23に触れたと判定したときは、ユーザがCDプレーヤの操作画面に対する操作を行ったものと判断して、ステップS24に移行する。
【0040】
ステップS24において、システムコントローラ10は、タッチパネル23から出力された接触位置を示す信号により、ユーザがタッチした操作ボタンを判定する。そして、システムコントローラ10は、ユーザがタッチした操作ボタンに応じたコマンドをCDプレーヤ12に出力し、CDプレーヤ12はシステムコントローラ10から入力したコマンドに応じた動作を実行する。
【0041】
一方、ステップS22において、例えば、ユーザが発光部26aと受光部26bとの間に指を通過させた場合、指により赤外光が遮断されるので、ステップS25に移行する。そして、ステップS25において、システムコントローラ10は信号切替部10aを制御して、液晶パネル21に出力する画像データと液晶パネル22に出力する画像データとを入れ替える。これにより、地図画像が前側の第2の液晶パネル22に表示され、CDプレーヤの操作画面が後側の第1の液晶パネル21に表示される。
【0042】
その後、ステップS26に移行し、システムコントローラ10は、タッチパネル22からの出力を監視して、赤外光が遮断されてから所定の時間(例えば、5秒以内)内にユーザの指がタッチパネル23に触れたか否かを判定する。そして、タッチパネルに触れていないと判定したときはステップS27に移行する。ステップS27において、システムコントローラ10は信号切替部10aを制御して、液晶パネル21に出力する画像データと液晶パネル22に出力する画像データとを元に戻す。これにより、地図画像が後側の第1の液晶パネル21に表示され、CDプレーヤの操作画面が前側の第2の液晶パネル22に表示される。その後、ステップS22に戻り、処理を継続する。
【0043】
一方、ステップS26でシステムコントローラ10が赤外光が遮断されてから所定の時間内にユーザがタッチパネル23に触れたと判定したときは、ユーザがナビゲーション装置に対する操作を行ったものと判断して、ステップS28に移行する。ステップS28では、システムコントローラ10は、タッチパネル23から出力された信号により接触位置を判定する。そして、例えばユーザがランドマークに触れたと判定したときには、図5に示すようなメニューを表示する。このメニューでは、ランドマークの施設を目的地や経由地に設定したり、施設の詳細な情報(名称、住所及び電話番号等)を表示することができる。
【0044】
その後、ステップS29に移行し、システムコントローラ10は信号切替部10aを制御して液晶パネル21に出力する画像データと液晶パネル22に出力する画像データとを元に戻す。これにより、地図画像が後側の第1の液晶パネル21に表示され、CDプレーヤの操作画面が前側の第2の液晶パネル22に表示される。
【0045】
本実施の形態では、ユーザが発光部26aと受光部26bとの間に指を通過させたときにはナビゲーション装置11に対する操作を行うものと判断し、ナビゲーション装置21で生成された地図画像を前面の第2の液晶パネル22に表示する。また、ユーザが発光部26aと受光部26bとの間に指を通過させることなく、直接タッチパネル23に触れたときには、CDプレーヤ12に対する操作を行うものと判断する。このように、ユーザが発光部26aと受光部26bとの間に指を通過させたか否かにより、ユーザがナビゲーション装置11を操作するのかCDプレーヤ12を操作するのかを判断する。
【0046】
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、2枚の液晶パネル21,22に表示された異なる操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。また、本実施の形態においては、前側の液晶パネル22に表示された操作画面に対し操作を行うので、ユーザはナビゲーション装置11に対し操作を行っているのか、CDプレーヤ12に対し操作を行っているのかを目視により確認することができる。
【0047】
本実施の形態においても、フォースフィードバック方式のタッチパネルを使用して、ナビゲーション装置に対し操作を行ったときとAV機器に対し操作を行ったときとでタッチ感覚を変えることが好ましい。これにより、ユーザはどちらの操作画面に対する操作を行っているのかを直感的に認識することができる。
【0048】
本実施の形態において、赤外線スイッチ24の替わりに他の方式のスイッチを使用してもよい。例えば、音声スイッチを使用し、ユーザが所定の音声を発したときにシステムコントローラ10はCDプレーヤ12の操作が行われると判定するようにしてもよい。
【0049】
なお、第1及び第2の実施の形態ではいずれも本発明を車載用ナビゲーション・AVシステムに適用した場合ついて説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、他のシステム又は装置に適用することも可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の操作画面表示装置は、重ね合わせて配置された第1及び第2の表示パネルと、前側の表示パネルの前面に配置されたタッチパネルと、タッチパネルへの操作体の接近を検出する操作体接近検出スイッチとを有している。そして、制御部により、各表示パネルに異なる操作画面を表示し、操作体検出スイッチによる操作体の接近を検出してから操作体がタッチパネルに接触するまでの時間に応じて、どの操作体に対する操作なのかを判断する。これにより、複数の表示パネルに表示された操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【0051】
また、本発明の他の操作画面表示装置は、重ね合わせて配置された第1及び第2の表示パネルと、前側の表示パネルの前面に配置されたタッチパネルと、ユーザにより操作されるスイッチとを有している。そして、制御部により、スイッチの出力がアクティブになってから所定の時間内に操作体がタッチパネルに接触したか、又はそれ以外のときに操作体がタッチパネルに接触したのかに応じて、どの操作体に対する操作なのかを判断する。これにより、複数の表示パネルに表示された操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態の操作画面表示装置を示すブロック図である。
【図2】図2は、表示装置の構造を示す模式図である。
【図3】図3は、第1の実施の形態の車載用ナビゲーション・AVシステムの操作画面表示時の動作を示すフローチャートである。
【図4】図4(a)は第1の液晶パネルに表示される地図画像の例を示す図、図4(b)には第2の液晶パネルに表示されるCDプレーヤの操作画面の例を示す図、図4(c)はユーザに見える画面を示す図である。
【図5】図5は、ナビゲーション装置の操作を行ったときに表示される画面の例を示す図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施の形態の操作画面表示装置を示すブロック図である。
【図7】図7は、第2の実施の形態における表示装置の斜視図である。
【図8】図8は、第2の実施の形態の車載用ナビゲーション・AVシステムの操作画面表示時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…システムコントローラ、
10a…信号切替部、
11…ナビゲーション装置、
12…CDプレーヤ、
13…FM/AMチューナ、
14…TVチューナ、
15…アンプ、
20…表示装置、
21…第1の液晶パネル、
22…第2の液晶パネル、
23…タッチパネル、
24…赤外線スイッチ、
24a,26a…発光部、
24b,26b…受光部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、タッチパネルを備えた操作画面表示装置に関し、例えば車載用ナビゲーション装置とCDプレーヤ、FM/AMチューナ及びTV(テレビ)チューナ等のAV(Audio−Visual)機器とにより構成される車載用ナビゲーション・AVシステムの表示装置として好適な操作画面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両にはラジオやCDプレーヤ等のオーディオ機器だけでなく、ナビゲーション装置やTVチューナ及びDVDプレーヤ等の映像機器も搭載されるようになった。それに伴い、これらの機器が共通のバスラインで相互に接続されてシステム化され、共通の操作パネル(又はリモコン等)で操作できるようになった。以下、このように車載用ナビゲーション装置とAV機器とがシステム化された装置を車載用ナビゲーション・AVシステムと呼ぶ。
【0003】
この種の車載用ナビゲーション・AVシステムでは、通常、1つの表示装置にナビゲーション装置から出力される地図画像や、AV機器を操作するための操作画面を表示する。例えば、表示装置に車両の現在位置の周囲の地図画像を表示しているときにユーザが所定の操作を行うと、表示装置にAV機器の操作画面が表示されて、AV機器の操作が可能になる。この場合に、地図画像に替えてAV機器の操作画面を表示するものと、地図画像に重ねてAV装置の操作画面を表示するものと、表示装置の画面を分割して一方の画面に地図画像を表示し、他方の画面にAV機器の操作画面を表示するものとがある。
【0004】
ところで、近年、車載用ナビゲーション・AVシステムの入力装置として、直感的な操作が可能であることからタッチパネルが使用されるようになった。この種の車載用ナビゲーション・AVシステムでは、表示装置に地図が表示されているときに画面(タッチパネル)に指を触れると、ナビゲーション装置に対する操作が行われる。例えば、地図上のランドマーク(アイコン)に指を触れるとメニュー画面が表示され、メニュー画面から所定の項目を選択することによって、当該ランドマークを目的地に設定したり、ランドマークの施設の名称、電話番号及びその他の詳細情報を表示させることができる。また、表示装置にAV機器の操作画面が表示されているときに画面(タッチパネル)に指を触れると、AV機器に対する操作が行われる。例えば、CDプレーヤの操作画面が表示されているときに画面上の操作ボタンに指を触れると、再生、停止、再生トラック変更及び音量調整等の操作を行うことができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−229059号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、従来の車載用ナビゲーション・AVシステムでは、表示装置に地図画像を表示しているときにAV機器を操作する場合に、AV機器の操作画面に切替える方法と、地図画像にAV機器の操作画面を重ねて表示する方法と、画面を分割して地図とAV機器の操作画面の両方を表示する方法とがある。しかし、画面を切替える方法や地図画像にAV機器の操作画面を重ねて表示する方法では、AV機器の操作画面を表示しているときには地図を見ることができないので、右左折すべき交差点がわからなくなって車両が誘導経路から外れてしまうという問題点がある。また、画面を分割して地図とAV機器の操作画面とを両方同時に表示する方法では、表示範囲が縮小されてしまうので地図がわかりにくいという問題点がある。
【0007】
このような問題点を解消するために、2枚の液晶パネルを重ね合わせて構成された多重ディスプレイを使用して、一方の液晶パネルにナビゲーション装置から出力される地図画像を表示し、他方の液晶パネルにAV機器の操作画面を薄い色(半透過)で表示することが考えられる。しかし、この場合、タッチパネルではナビゲーション装置及びAV機器のいずれか一方しか操作することができない。
【0008】
以上から、本発明の目的は、多重ディスプレイとタッチパネルとを組み合わせて使用する操作画面表示装置において、多重ディスプレイの各表示パネルに表示された操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる操作画面表示装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した課題は、重ねて配置された第1及び第2の表示パネルと、前記第1及び第2の表示パネルのうち前側に配置された表示パネルの前方に配置されたタッチパネルと、前記タッチパネルへの操作体の接近を検出する操作体接近検出スイッチと、1又は複数の機器に接続され、前記第1及び第2の表示パネルにそれぞれ異なる操作画面を表示する制御部とを有し、前記制御部は、前記操作体接近検出スイッチによる操作体の接近を検出してから前記操作体が前記タッチパネルに接触するまでの時間に応じて、前記第1及び第2の表示パネルに表示された操作画面のうちのどちらの操作画面に対して操作が行われたかを判断することを特徴とする操作画面表示装置により解決する。
【0010】
本発明においては、例えば特開2002−229059号公報に記載されているような、複数の表示パネルを重ね合わせて構成した表示装置を使用する。また、表示パネルの前面にタッチパネルを配置するとともに、タッチパネルへの操作体(例えば、操作者の指)の接近を検出する操作体検出スイッチを設けておく。そして、制御部により、各表示パネルに異なる操作画面を表示し、操作体検出スイッチによる操作体の接近を検出してから操作体がタッチパネルに接触するまでの時間に応じて、どの操作画面に対する操作かを判断する。
【0011】
例えば、操作体検出スイッチにより操作体の接近を検出してから操作体がタッチパネルに接触するまでの時間が所定の時間よりも短い場合は前側の表示パネルに表示されている操作画面に対する操作であると判断し、長い場合は後側の表示パネルに表示されている操作画面に対する操作であると判断する。これにより、複数の表示パネルに表示された異なる操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【0012】
また、上記した課題は、重ねて配置された第1及び第2の表示パネルと、前記第1及び第2の表示パネルのうち前側に配置された表示パネルの前面に配置されたタッチパネルと、ユーザにより操作されるスイッチと、1又は複数の機器に接続され、前記第1及び第2の表示パネルにそれぞれ異なる操作画面を表示する制御部とを有し、前記制御部は、前記スイッチの出力がアクティブになってから所定の時間内に操作体が前記タッチパネルに接触したか、それ以外のときに前記操作体が前記タッチパネルに接触したかに応じて、前記第1及び第2の表示パネルに表示された操作画面のうちのどちらの操作画面に対して操作が行われたかを判断することを特徴とする操作画面表示装置により解決する。
【0013】
本発明においては、表示パネルの前面にタッチパネルを配置するとともに、ユーザにより操作されるスイッチを設けておく。そして、制御部により、各表示パネルに操作画面を表示し、スイッチの出力がアクティブ(ユーザによりスイッチの操作が行われた状態)になってから所定の時間内に操作体がタッチパネルに接触したか、又はそれ以外のときに操作体がタッチパネルに接触したかに応じて、どの操作画面に対する操作かを判断する。これにより、複数の表示パネルに表示された異なる操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の操作画面表示装置を示すブロック図である。なお、本実施の形態は、本発明を車載用ナビゲーション・AVシステムに適用した例を示している。
【0016】
本実施の形態の車載用ナビゲーション・AVシステムは、システムコントローラ(制御部)10、ナビゲーション装置11、CDプレーヤ12、FM/AMチューナ13、TVチューナ14、アンプ15及び表示装置20により構成されている。システムコントローラ10、ナビゲーション装置11、CDプレーヤ12、FM/AMチューナ13、TVチューナ14及びアンプ15は、共通バスライン16により相互に接続されており、この共通バスライン16を介して種々の信号が相互に伝達される。また、ナビゲーション装置11、CDプレーヤ12、FM/AMチューナ13及びTVチューナ14から出力されるオーディオ信号は、オーディオバスライン17を介してアンプ15に入力され、アンプ15内で信号処理された後にスピーカー(図示せず)に出力されるようになっている。
【0017】
ナビゲーション装置11はGPS(Global Positioning System )受信器、速度センサ及びジャイロ等により車両の現在位置を検出し、DVD等の地図データを記憶した地図データ記憶装置から車両の周囲の地図データを読み出して地図画像を描画し、共通バスライン16を介してシステムコントローラ10に画像データ(表示信号)を送信する。また、ナビゲーション装置11は、共通バスライン16を介してシステムコントローラ10から制御信号(コマンド)を入力し、制御信号に応じた動作を実行する。
【0018】
CDプレーヤ12、FM/AMチューナ13、TVチューナ14及びアンプ15も、共通バスライン16を介してシステムコントローラ10から制御信号を入力し、制御信号に応じた動作を実行する。
【0019】
なお、共通バスライン16には、上述した機器の他にも、MDプレーヤ及びDVDプレーヤ等のAV機器を接続することが可能である。
【0020】
表示装置20は、重ね合わせて配置された第1及び第2の液晶パネル21,22と、タッチパネル23及び赤外線スイッチ24とにより構成されている。2枚の液晶パネルを重ね合わせて配置したディスプレイには、例えばDVI(Deep Video Imaging)社のMLD(Multi−Layered Display )がある。このMLDは、2枚の液晶パネルの間に特殊なレンズを配置して立体的な表示を可能としたものであり、表示装置20にはこの種の立体的な表示が可能な多層ディスプレイを使用することが好ましい。
【0021】
図2に示すように、タッチパネル23は、前側(ユーザ側)の第2の液晶パネル22の前面に配置されている。また、赤外線スイッチ24を構成する発光部24a及び受光部24bは、タッチパネル23よりも手前の位置に上下方向に離れて配置されている。表示装置20を構成するこれらの第1及び第2の液晶パネル21,22、タッチパネル23並びに赤外線スイッチ24は、いずれもシステムコントローラ10に接続されている。
【0022】
上述した車載用ナビゲーション・AVシステムの操作画面表示時の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ここでは、ナビゲーション装置11及びCDプレーヤ12が動作しており、FM/AMチューナ13及びTVチューナ14は動作していないものとする。
【0023】
まず、ステップS11において、システムコントローラ10はナビゲーション装置11から共通バスライン16を介して地図画像の画像データを入力し、この画像データを表示装置20の第1の液晶パネル21に伝達する。これにより、第1の液晶パネル21には地図画像が表示される。図4(a)に、液晶パネル21に表示される地図画像の例を示す。図4(a)では、地図画像上に駐車場及びガソリンスタンド等の位置を示すランドマークと、車両の現在位置を示す車両位置マークとが表示されている。
【0024】
また、システムコントローラ10は、CDプレーヤ12から動作状態を示す信号(停止状態か再生状態か、再生状態の場合は再生中のトラック番号及び再生時間などを示す信号)を入力し、第2の液晶パネル22にCDプレーヤの操作画面を表示する。このとき、CDプレーヤの操作画面の表示色を薄く(半透明)表示する。図4(b)に、液晶パネル22に表示されるCDプレーヤの操作画面の例を示す。図4(b)では、再生/一時停止ボタン、停止ボタン、トラックアップボタン、トラックダウンボタン及び音量調整ボタン等の操作ボタンと、CD番号、トラック番号及び再生時間等を示す状態表示部とが表示されている。ユーザには、図4(c)に示すように、地図画像とCDプレーヤの操作画面とが重なって見える。但し、本実施の形態では、CDプレーヤの操作画面を薄い色で表示しているので、地図画像の視認性が大きく損なわれることはない。
【0025】
次に、ステップS12に移行し、システムコントローラ10は赤外線スイッチ24の受光部24bからの信号に応じて、赤外光が遮断されたか否かを判定する。例えば、図2に示すようにタッチパネル23に触れようとしてユーザの指が発光部24aから出射された赤外光を遮断すると、受光部24bからシステムコントローラ10に所定の信号が出力される。これにより、ステップS12からステップS13に移行する。
【0026】
ステップS13では、システムコントローラ10により時間の計測が開始される。その後、ステップS14に移行して、システムコントローラ10は、ユーザの指がタッチパネル23に触れたか否かを監視する。ユーザの指がタッチパネル23に触れると、タッチパネル23から接触位置に応じた信号がシステムコントローラ10に出力される。これにより、ステップS15に移行し、システムコントローラ10は時間の計測を終了する。
【0027】
その後、ステップS16に移行し、ユーザの指が赤外光を遮ってからタッチパネル23に接触するまでの時間が予め設定された時間(例えば、1秒)以内であるか否かを判定する。この時間が予め設定された時間よりも短い場合、システムコントローラ10はユーザが前側の第2の液晶パネル22に表示されたCDプレーヤの操作画面に対する操作を行ったものと判断して、ステップS17に移行する。ステップS17では、タッチパネル23から出力された接触位置を示す信号によりユーザがタッチした操作ボタンが判断される。例えば、トラックアップボタン又はトラックダウンボタンにユーザの指が触れたときは、現在再生中のトラック(曲)よりも前のトラック又は後のトラックの再生を開始する。また、音量アップボタン又は音量ダウンボタンにユーザの指が触れたときは、音量をアップ又はダウンする。なお、操作画面の操作ボタン以外の部分にユーザの指が触れたときは、システムコントローラ10は誤操作と判断して何も動作を行わない。
【0028】
一方、ステップS16において、ユーザの指が赤外光を遮ってからタッチパネル23に接触するまでの時間が予め設定された時間よりも長い場合、システムコントローラ10はユーザが後側の第1の液晶パネル21に表示された操作画面に対する操作(ナビゲーション装置11に対する操作)が行われたものと判断して、ステップS18に移行する。例えば、ユーザの指が地図画像に表示されているランドマーク(アイコン)に触れると、図5に示すようなメニューが表示され、ランドマークの施設を目的地や経由地に設定したり、地点登録したり、施設の詳細な情報(名称、住所及び電話番号等)を表示することができる。
【0029】
本実施の形態では、ユーザの指が赤外光を遮断してからタッチパネル23に触れるまでの時間によって、ユーザがナビゲーション装置11に対する操作を行ったのか、CDプレーヤ12に対する操作を行ったのかを判断する。つまり、ユーザがタッチパネル23に素早く指を近付けたときにはCDプレーヤ12に対する操作を行うことができ、ゆっくり指を近付けたときにはナビゲーション装置11に対する操作を行うことができる。このように、本実施の形態では、2枚の液晶パネル21,22にそれぞれ表示された異なる操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【0030】
なお、上記実施の形態とは逆に、タッチパネル23に素早く指を近付けたときにナビゲーション装置11に対する操作が可能になり、ゆっくり近付けたときにCDプレーヤ12(又は、その他のAV機器)に対する操作が行われるようにしてもよい。この場合に、通常は第2の液晶パネル22に何も表示せず、タッチパネル23にゆっくり指を近付けたときだけ第2の液晶パネル22にCDプレーヤの操作画面を表示するようにしてもよい。
【0031】
また、タッチパネル23として、フォースフィードバック方式のタッチパネル(SMK株式会社製)を使用し、前側の操作画面に対するタッチ感と後側の操作画面に対するタッチ感とを異なるようにしてもよい。例えば、前側の操作画面に対するタッチ感をクリック感覚とし、後側の操作画面に対するタッチ感を振動感覚とする。これにより、ユーザはどちらの操作画面に対する操作を行っているのかが直感的にわかるようになり、操作性がより一層向上する。
【0032】
上記の第1の実施の形態では、タッチパネル23への指の接近を赤外線スイッチ24により検出するものとしたが、容量検出式近接スイッチ又はその他の方式の近接スイッチを使用してもよい。
【0033】
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態の操作画面表示装置を示すブロック図である。なお、本実施の形態においても、本発明を車載用ナビゲーション・AVシステムに適用した例を示している。また、本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は、システムコントローラ10に信号切替部10aが設けられていることと、赤外線スイッチ24の配置されている位置が異なることとにあり、その他の構成は基本的に第1の実施の形態と同様であるので、図6において図1と同一物には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0034】
本発明においては、システムコントローラ10に、第1の液晶パネル21と第2の液晶パネル22とに供給する画像データを入れ替える信号切替部10aが設けられている。また、図7に示すように、赤外線スイッチ24を構成する発光部26a及び受光部26bは、表示装置20の前面の左下部に、指が通る分の距離だけ離れて配置されている。
【0035】
図8は上述した車載用ナビゲーション・AVシステムの操作画面表示時の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、ナビゲーション装置11及びCDプレーヤ12が動作しており、FM/AMチューナ13及びTVチューナ14は動作していないものとする。
【0036】
まず、ステップS21において、システムコントローラ10はナビゲーション装置11から出力された地図画像の画像データを表示装置20の第1の液晶パネル21に伝達する。これにより、第1の液晶パネル21には地図画像が表示される。また、システムコントローラ10は、CDプレーヤ12から動作状態を示す信号を入力し、第2の液晶パネル22にCDプレーヤの操作画面を表示する。
【0037】
次に、ステップS22に移行し、システムコントローラ10は赤外線スイッチ24の受光部26bからの信号に応じて、赤外光が遮断されたか否かを判定する。赤外光が遮断されていないと判定したときはステップS23に移行し、赤外光が遮断されたと判定したときはステップS25に移行する。
【0038】
ステップS23において、システムコントローラ10は、タッチパネル23の出力に基づいて、ユーザがタッチパネル23に触れたか否かを判定し、触れていないと判定した場合はステップS22に戻る。
【0039】
一方、ステップS23でユーザがタッチパネル23に触れたと判定したときは、ユーザがCDプレーヤの操作画面に対する操作を行ったものと判断して、ステップS24に移行する。
【0040】
ステップS24において、システムコントローラ10は、タッチパネル23から出力された接触位置を示す信号により、ユーザがタッチした操作ボタンを判定する。そして、システムコントローラ10は、ユーザがタッチした操作ボタンに応じたコマンドをCDプレーヤ12に出力し、CDプレーヤ12はシステムコントローラ10から入力したコマンドに応じた動作を実行する。
【0041】
一方、ステップS22において、例えば、ユーザが発光部26aと受光部26bとの間に指を通過させた場合、指により赤外光が遮断されるので、ステップS25に移行する。そして、ステップS25において、システムコントローラ10は信号切替部10aを制御して、液晶パネル21に出力する画像データと液晶パネル22に出力する画像データとを入れ替える。これにより、地図画像が前側の第2の液晶パネル22に表示され、CDプレーヤの操作画面が後側の第1の液晶パネル21に表示される。
【0042】
その後、ステップS26に移行し、システムコントローラ10は、タッチパネル22からの出力を監視して、赤外光が遮断されてから所定の時間(例えば、5秒以内)内にユーザの指がタッチパネル23に触れたか否かを判定する。そして、タッチパネルに触れていないと判定したときはステップS27に移行する。ステップS27において、システムコントローラ10は信号切替部10aを制御して、液晶パネル21に出力する画像データと液晶パネル22に出力する画像データとを元に戻す。これにより、地図画像が後側の第1の液晶パネル21に表示され、CDプレーヤの操作画面が前側の第2の液晶パネル22に表示される。その後、ステップS22に戻り、処理を継続する。
【0043】
一方、ステップS26でシステムコントローラ10が赤外光が遮断されてから所定の時間内にユーザがタッチパネル23に触れたと判定したときは、ユーザがナビゲーション装置に対する操作を行ったものと判断して、ステップS28に移行する。ステップS28では、システムコントローラ10は、タッチパネル23から出力された信号により接触位置を判定する。そして、例えばユーザがランドマークに触れたと判定したときには、図5に示すようなメニューを表示する。このメニューでは、ランドマークの施設を目的地や経由地に設定したり、施設の詳細な情報(名称、住所及び電話番号等)を表示することができる。
【0044】
その後、ステップS29に移行し、システムコントローラ10は信号切替部10aを制御して液晶パネル21に出力する画像データと液晶パネル22に出力する画像データとを元に戻す。これにより、地図画像が後側の第1の液晶パネル21に表示され、CDプレーヤの操作画面が前側の第2の液晶パネル22に表示される。
【0045】
本実施の形態では、ユーザが発光部26aと受光部26bとの間に指を通過させたときにはナビゲーション装置11に対する操作を行うものと判断し、ナビゲーション装置21で生成された地図画像を前面の第2の液晶パネル22に表示する。また、ユーザが発光部26aと受光部26bとの間に指を通過させることなく、直接タッチパネル23に触れたときには、CDプレーヤ12に対する操作を行うものと判断する。このように、ユーザが発光部26aと受光部26bとの間に指を通過させたか否かにより、ユーザがナビゲーション装置11を操作するのかCDプレーヤ12を操作するのかを判断する。
【0046】
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、2枚の液晶パネル21,22に表示された異なる操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。また、本実施の形態においては、前側の液晶パネル22に表示された操作画面に対し操作を行うので、ユーザはナビゲーション装置11に対し操作を行っているのか、CDプレーヤ12に対し操作を行っているのかを目視により確認することができる。
【0047】
本実施の形態においても、フォースフィードバック方式のタッチパネルを使用して、ナビゲーション装置に対し操作を行ったときとAV機器に対し操作を行ったときとでタッチ感覚を変えることが好ましい。これにより、ユーザはどちらの操作画面に対する操作を行っているのかを直感的に認識することができる。
【0048】
本実施の形態において、赤外線スイッチ24の替わりに他の方式のスイッチを使用してもよい。例えば、音声スイッチを使用し、ユーザが所定の音声を発したときにシステムコントローラ10はCDプレーヤ12の操作が行われると判定するようにしてもよい。
【0049】
なお、第1及び第2の実施の形態ではいずれも本発明を車載用ナビゲーション・AVシステムに適用した場合ついて説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、他のシステム又は装置に適用することも可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の操作画面表示装置は、重ね合わせて配置された第1及び第2の表示パネルと、前側の表示パネルの前面に配置されたタッチパネルと、タッチパネルへの操作体の接近を検出する操作体接近検出スイッチとを有している。そして、制御部により、各表示パネルに異なる操作画面を表示し、操作体検出スイッチによる操作体の接近を検出してから操作体がタッチパネルに接触するまでの時間に応じて、どの操作体に対する操作なのかを判断する。これにより、複数の表示パネルに表示された操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【0051】
また、本発明の他の操作画面表示装置は、重ね合わせて配置された第1及び第2の表示パネルと、前側の表示パネルの前面に配置されたタッチパネルと、ユーザにより操作されるスイッチとを有している。そして、制御部により、スイッチの出力がアクティブになってから所定の時間内に操作体がタッチパネルに接触したか、又はそれ以外のときに操作体がタッチパネルに接触したのかに応じて、どの操作体に対する操作なのかを判断する。これにより、複数の表示パネルに表示された操作画面に対する操作をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態の操作画面表示装置を示すブロック図である。
【図2】図2は、表示装置の構造を示す模式図である。
【図3】図3は、第1の実施の形態の車載用ナビゲーション・AVシステムの操作画面表示時の動作を示すフローチャートである。
【図4】図4(a)は第1の液晶パネルに表示される地図画像の例を示す図、図4(b)には第2の液晶パネルに表示されるCDプレーヤの操作画面の例を示す図、図4(c)はユーザに見える画面を示す図である。
【図5】図5は、ナビゲーション装置の操作を行ったときに表示される画面の例を示す図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施の形態の操作画面表示装置を示すブロック図である。
【図7】図7は、第2の実施の形態における表示装置の斜視図である。
【図8】図8は、第2の実施の形態の車載用ナビゲーション・AVシステムの操作画面表示時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…システムコントローラ、
10a…信号切替部、
11…ナビゲーション装置、
12…CDプレーヤ、
13…FM/AMチューナ、
14…TVチューナ、
15…アンプ、
20…表示装置、
21…第1の液晶パネル、
22…第2の液晶パネル、
23…タッチパネル、
24…赤外線スイッチ、
24a,26a…発光部、
24b,26b…受光部。
Claims (5)
- 重ねて配置された第1及び第2の表示パネルと、
前記第1及び第2の表示パネルのうち前側に配置された表示パネルの前方に配置されたタッチパネルと、
前記タッチパネルへの操作体の接近を検出する操作体接近検出スイッチと、
1又は複数の機器に接続され、前記第1及び第2の表示パネルにそれぞれ異なる操作画面を表示する制御部とを有し、
前記制御部は、前記操作体接近検出スイッチによる操作体の接近を検出してから前記操作体が前記タッチパネルに接触するまでの時間に応じて、前記第1及び第2の表示パネルに表示された操作画面のうちのどちらの操作画面に対して操作が行われたかを判断することを特徴とする操作画面表示装置。 - 重ねて配置された第1及び第2の表示パネルと、
前記第1及び第2の表示パネルのうち前側に配置された表示パネルの前面に配置されたタッチパネルと、
ユーザにより操作されるスイッチと、
1又は複数の機器に接続され、前記第1及び第2の表示パネルにそれぞれ異なる操作画面を表示する制御部とを有し、
前記制御部は、前記スイッチの出力がアクティブになってから所定の時間内に操作体が前記タッチパネルに接触したか、それ以外のときに前記操作体が前記タッチパネルに接触したかに応じて、前記第1及び第2の表示パネルに表示された操作画面のうちのどちらの操作画面に対して操作が行われたかを判断することを特徴とする操作画面表示装置。 - 前記制御部は、前記スイッチがアクティブになると、前記第1及び第2の表示パネルに表示される操作画面を入れ替えることを特徴とする請求項2に記載の操作画面表示装置。
- 前記タッチパネルがフォースフィードバック方式のタッチパネルであり、前記制御部は前記第1及び第2の表示パネルのうちのどちらの操作画面に対する操作かに応じて前記タッチパネルの振動パターンを変化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作画面表示装置。
- 前記制御部は、ナビゲーション装置及びAV機器と接続され、前記第1及び第2の表示パネルの一方には前記ナビゲーション装置から出力される地図画像を表示し、他方には前記AV機器の操作画面を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の操作画面表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003033406A JP2004246455A (ja) | 2003-02-12 | 2003-02-12 | 操作画面表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003033406A JP2004246455A (ja) | 2003-02-12 | 2003-02-12 | 操作画面表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004246455A true JP2004246455A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33019385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003033406A Withdrawn JP2004246455A (ja) | 2003-02-12 | 2003-02-12 | 操作画面表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004246455A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006155447A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Alpine Electronics Inc | 振動機能付き操作入力装置 |
JP2006284342A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Clarion Co Ltd | ナビゲーション装置及びその方法並びにプログラム |
JP2008282125A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Sony Corp | 電子機器 |
JP2010043968A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Kenwood Corp | ナビゲーション装置及びプログラム |
KR100963252B1 (ko) * | 2008-11-14 | 2010-06-17 | 한국산업기술대학교산학협력단 | 차량용 멀티미디어 플레이어. |
US7777727B2 (en) | 2004-12-23 | 2010-08-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Touch detectable display device |
CN102110393A (zh) * | 2009-12-25 | 2011-06-29 | 三洋电机株式会社 | 多层显示设备 |
WO2012025957A1 (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
JP2012053575A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | マルチレイヤディスプレイ装置 |
JP2013257666A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Konica Minolta Inc | 操作表示装置、画像処理装置 |
WO2015012459A1 (ko) * | 2013-07-22 | 2015-01-29 | 영남대학교 산학협력단 | 반응형 디지털 지도 장치 |
CN106773163A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-31 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种液晶显示面板及液晶显示器 |
US10155510B2 (en) | 2015-11-19 | 2018-12-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control device for hybrid vehicle |
-
2003
- 2003-02-12 JP JP2003033406A patent/JP2004246455A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006155447A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Alpine Electronics Inc | 振動機能付き操作入力装置 |
JP4672347B2 (ja) * | 2004-12-01 | 2011-04-20 | アルパイン株式会社 | 振動機能付き操作入力装置 |
US7777727B2 (en) | 2004-12-23 | 2010-08-17 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Touch detectable display device |
JP2006284342A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Clarion Co Ltd | ナビゲーション装置及びその方法並びにプログラム |
JP2008282125A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Sony Corp | 電子機器 |
JP2010043968A (ja) * | 2008-08-13 | 2010-02-25 | Kenwood Corp | ナビゲーション装置及びプログラム |
KR100963252B1 (ko) * | 2008-11-14 | 2010-06-17 | 한국산업기술대학교산학협력단 | 차량용 멀티미디어 플레이어. |
CN102110393A (zh) * | 2009-12-25 | 2011-06-29 | 三洋电机株式会社 | 多层显示设备 |
WO2012025957A1 (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置 |
JP2012053575A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Sanyo Electric Co Ltd | マルチレイヤディスプレイ装置 |
JP2013257666A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Konica Minolta Inc | 操作表示装置、画像処理装置 |
WO2015012459A1 (ko) * | 2013-07-22 | 2015-01-29 | 영남대학교 산학협력단 | 반응형 디지털 지도 장치 |
US10155510B2 (en) | 2015-11-19 | 2018-12-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control device for hybrid vehicle |
CN106773163A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-05-31 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种液晶显示面板及液晶显示器 |
CN106773163B (zh) * | 2016-12-20 | 2020-10-16 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种液晶显示面板及液晶显示器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4933129B2 (ja) | 情報端末および簡略−詳細情報の表示方法 | |
US7639239B2 (en) | Control input device with vibrating function | |
JP5225820B2 (ja) | 入力装置、車両周辺監視装置、アイコンスイッチ選択方法及びプログラム | |
US7825991B2 (en) | Multi-video display system | |
JP2014046867A (ja) | 入力装置 | |
JP2000355256A (ja) | 車載用電子機器の操作装置 | |
CN101672648A (zh) | 信息处理装置、图像处理装置 | |
CN104039599A (zh) | 车载装置 | |
JP2004246455A (ja) | 操作画面表示装置 | |
JP4526880B2 (ja) | 車載ユニット装置およびタッチパネルによる操作方法 | |
JP2009216888A (ja) | 画面表示装置 | |
JP2007331692A (ja) | 車載電子装置およびタッチパネル装置 | |
JP3167619B2 (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
US20130314314A1 (en) | Image display apparatus | |
US20160318397A1 (en) | Method for providing an operating device in a vehicle and operating device | |
WO2012053032A1 (ja) | 3次元立体表示装置 | |
JP2008014871A (ja) | 車載電子装置 | |
JP2019133395A (ja) | 入力装置 | |
JP2013159255A (ja) | 車載機器、車載機器の制御方法、車載機器の制御装置 | |
JP2006264679A (ja) | 電子機器及び制御方法等 | |
JP4783770B2 (ja) | 車載機 | |
JP2006151065A (ja) | 車両用ナビゲーション装置及び車載システム | |
JPH11198744A (ja) | 車載用装置の実行制御方式 | |
JP2006199115A (ja) | 入力制御装置、入力画面表示方法 | |
JP2007153197A (ja) | 車両用情報表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |