JP2004246342A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明は、画像形成装置内部で発生し騒音の原因となる音波及び/又は振動を観測して電気信号に変換する騒音源信号観測手段と、この騒音源信号観測手段からの信号を処理して出力すべき音波及び/又は振動の波形を決定する信号処理手段25〜27,28a〜30a,28b〜30bと、この信号処理手段からの信号を音波及び/又は振動に変換して複数の所定領域に放射する消音手段24a,24bと、前記信号処理手段の信号処理を前記複数の所定領域で消音されるように予め決定する信号処理適応化手段と、前記消音手段からの音波及び/又は振動により消音される消音領域として前記複数の所定領域を切り替える消音領域切替手段39,40,41とを備え、この消音領域切替手段が消音領域として前記複数の所定領域を画像形成モードに応じて切り替える手段からなるものである。
【選択図】 図1
Description
また、複写機等の画像形成装置は一部の高速装置を除いて事務室,実験室の内部に設置されている。
このように、画像形成装置は設置されている事務室,実験室の騒音を上げている。そこで、事務室,実験室の内部には作業領域の騒音を低減するために、パーテーション等を設けている。
上記特許文献1記載の消音装置はインパクトプリンタの印字音を消去するものであり、印字音以外の騒音を消去することはできない。
本発明は上記欠点を改善し、低騒音化を有効に行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
この実施例は本発明を電子写真方式の複写機に適用した例である。感光体ドラム11は複写動作時にメインモータ12により回転駆動されて図示しない帯電器により均一に帯電された後に露光装置により原稿画像が露光されて静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置13により現像されて顕像となり、また、給紙装置14からレジストローラ15へ転写紙が給紙される。この転写紙はレジストローラ15により感光体ドラム11上の顕像と先端を合わせて送出されて転写装置16により感光体ドラム11上の顕像が転写され、紙搬送部17により搬送されて定着部18により顕像が定着されてから排紙口19からコピーとして排紙台20に排出される。
この際、複写機内部で発生して消音すべき領域に伝わった騒音とスピーカ24からの制御音とが互いに打ち消し合うように、デジタルフィルタ27の係数を設計する必要がある。このデジタルフィルタ27の係数の決定は後述の信号処理適応化回路によって行われるが、この信号処理適応化回路については後で詳細に説明する。
複写機においては、オペレータが複写機を操作する際に移動する領域はそれほど大きく変動しないこと、周辺装置を含めたシステムの構成によってオペレータの移動領域が若干異なることなどの特徴を活かして、複写機の設置時や電源投入時などに、オペレータの移動領域(具体的にはオペレータの頭部位置の移動領域)を想定し、そこに図3及び図4に示すように複数本のマイクロホン31を設置する。このマイクロホン31の出力信号により信号処理適応化回路32が信号処理回路23の信号処理を決定する。騒音源信号観測手段のマイクロホン21(及び/又は振動ピックアップ22)としては2個のマイクロホン21a,21bが設置してあり、オペレータの移動領域を例えば2つの消音領域としてマイクロホン31として2個のマイクロホン31a,31bを各消音領域にそれぞれ設置した場合には、スピーカ24も各消音領域に2個のスピーカ24a,24bがそれぞれ設置される。
Cij=Dij・Bj
となる。
Ei=Pi+Qi
Pi=Gi1・Z1+Gi2・Z2
Qi=Di1・B1・W1・A1・Z1+Di2・B2・W2・
A2・Z2
となる。但し、i=1,2である。したがって、Ei(E1,E2)がなるべくゼロに近づくようにW1,W2を各信号処理適応化手段32a,32bによりそれぞれ決定すれば、消音領域では騒音が低減されることになる。
この実施例において、まず、予めデジタルフィルタ27の出力からスピーカ24と外界とを経由してマイクロホン31の出力までの伝達関数Cを測定しておく。これには、信号処理手段23から白色雑音を発生させ、LMS法やクロススペクトル法などの周知の技術を用いて測定すればよい。その上で、この複写機を動作状態にして騒音を発生させ、騒音発生状態で以下の処理を行っていく。
但し、s(n)=Σwi(n)・x(n−1)
となる。
力信号の各サンプル毎に信号処理適応化回路32により更新していく。filtered−X LMSアルゴリズムは、E(n)をwiに関する2次式であると見たときに
y=E(n)・・・(2)
のグラフ(二次曲面)を下がっていくようにwiを毎回更新していく方法である。 今の場合、時刻(n+1)におけるデジタルフィルタ27の係数wi(n+1)は、
wi(n+1)=wi(n)+Δwi(n)・・・(3)
ただし、Δw1(n)=α・e(n)・Σcj・x(n−i−j)
α:収束係数
で与えられる。
複写機本体10は各部が制御部による制御で上述のように複写動作を行うが、その制御部は「システム状態取得」の処理を行い、つまり、複写機本体10に接続されている周辺装置が何であるかを認識する。次に、制御部は操作部から複写機本体10及び後処理装置などをどのように動作させるかを示すコピーモードの入力を受け付けた後に複写機本体10にソータ35からなる後処理装置が接続されているかどうかを調べ、複写機本体10に後処理装置が接続されていない場合には領域切替手段41に消音領域33(消音領域1)の消音を指示する。
この実施例では、上記実施例において、給紙装置14には外部からセットされる給紙カセットが用いられ、消音すべき箇所が複写機本体10の付近と、そこから離れた任意の特定箇所であってそれらの付近にスピーカ24a,24bが設置される。デジタルフィルタ27a,27bの係数は、消音すべき箇所に伝わった騒音と,スピーカ24a,24bから出力された制御音とが互いに打ち消し合うように設計される。
この実施例は、図9,図10の実施例において、マイクロホン31を信号処理回路23の信号処理決定後に取り除いてマイクロホン34を常設するようにしたものであり、図15はこの実施例の動作を示すフローチャートである。信号処理回路23の信号処理を決定する場合には制御部は「システム状態取得」の処理を行って複写機本体10に接続されている周辺装置が何であるかを認識する。この実施例ではマイクロホン31のみを信号処理回路23の信号処理決定後に取り除くので、複写機本体10に接続されている周辺装置が何もない。次に、制御部は操作部からコピーモードの入力を受け付けた後に複写機本体10にソータ35からなる後処理装置が接続されているかどうかを調べ、複写機本体10に後処理装置が接続されていないから領域切替手段41に消音領域33(消音領域1)の消音を指示する。そして、制御部はデジタルフィルタ27aの係数を信号処理適応化回路32aに決定させて係数記憶装置39に記憶させる。これにより信号処理回路23の信号処理が決定され、マイクロホン31が取り除かれる。
なお、複写機本体10より遠隔の消音領域45が複数有る場合には各消音領域について順次にデジタルフィルタ27の係数を信号処理適応化回路32に決定させて係数記憶装置39に記憶させればよい。また、図11,図13に示すように机43、43a,43bで作業している人がいる領域を消音する場合には図16,17に示すようにその上部に一般的に設置される照明器具等にマイクロホン34、34a,34bを取り付けるようにしてもよい。
22 振動ピックアップ
23 信号処理回路
24 スピーカ
27,27a,27b デジタルフィルタ
32,32a,32b 信号処理適応化回路
33,36 消音領域
39 係数記憶回路
40 制御音切替回路
41 領域切替回路
Claims (1)
- 画像形成装置内部で発生し騒音の原因となる音波及び/又は振動を観測して電気信号に変換する騒音源信号観測手段と、この騒音源信号観測手段からの信号を処理して出力すべき音波及び/又は振動の波形を決定する信号処理手段と、この信号処理手段からの信号を音波及び/又は振動に変換して複数の所定領域に放射する消音手段と、前記信号処理手段の信号処理を前記複数の所定領域で消音されるように予め決定する信号処理適応化手段と、前記消音手段からの音波及び/又は振動により消音される消音領域として前記複数の所定領域を切り替える消音領域切替手段とを備え、この消音領域切替手段が消音領域として前記複数の所定領域を画像形成モードに応じて切り替える手段からなることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2004008160A JP3621406B2 (ja) | 1991-05-15 | 2004-01-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (4)
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JP14345091 | 1991-06-14 | ||
JP208192 | 1992-01-09 | ||
JP2004008160A JP3621406B2 (ja) | 1991-05-15 | 2004-01-15 | 画像形成装置 |
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JP4082145A Division JPH05249983A (ja) | 1991-05-15 | 1992-04-03 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3621406B2 JP3621406B2 (ja) | 2005-02-16 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115049216A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-09-13 | 连云港观旭电力节能设备有限公司 | 一种噪声处理方法及系统 |
-
2004
- 2004-01-15 JP JP2004008160A patent/JP3621406B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN115049216A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-09-13 | 连云港观旭电力节能设备有限公司 | 一种噪声处理方法及系统 |
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JP3621406B2 (ja) | 2005-02-16 |
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