JP2004245205A - 建設機械のエンジン制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オートストップ制御を働かせたくない状況でオートストップ制御を自動的に無効にする。
【解決手段】予め設定されたオートストップ条件が成立したときに、エンジン制御部7によりエンジン1を自動停止させるオートストップ制御を行う建設機械において、エンジンスイッチ12からの信号と、オペレータの乗降口を開閉するゲートレバー10の操作信号をエンジン制御部7に取込み、エンジンスイッチ12の始動操作時にオートストップ制御を無効とし、ゲートレバー10が閉じ操作されたときにオートストップ制御の無効を解除するようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は非作業時に燃料節約や排ガス及び騒音の低減等のためにエンジンを自動的に停止(オートストップ)させる機能を備えた建設機械のエンジン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ショベルやクレーンにおいて、予め設定されたオートストップ条件(たとえばオペレータの乗降口を開閉するゲートレバーが開かれたこと=オペレータが機外に出たこと)が成立したときに、非作業時としてエンジンを自動停止させる技術が公知である(たとえば特許文献1参照)。
【0003】
このようなオートストップ機能は、原則として非作業時に働くが、実際の現場では、非作業時であってもオートストップ制御を働かせたくない状況がある。
【0004】
たとえば、夜間作業現場で、機械そのものは作業しないが、機械に装備された作業灯を現場照明として利用したいためにエンジンを停止させたくない場合や、夏期、冬季での待ち時間に、作業はしないが冷房、暖房は運転し続けたい場合である。
【0005】
一方、点検等のためにエンジンスイッチをONにしてもしばらくエンジンを始動させない場合や、寒冷時になかなかエンジンが始動しない場合に、オートストップ条件が成立したとしてオートストップ制御が働いてしまい、エンジンスイッチをわざわざOFF位置に戻してエンジンをスタートし直すというリセット操作の煩わしさがある。
【0006】
これらの点の対策として、オペレータの操作によりオートストップ制御の有効/無効を切換える選択スイッチを設け、上記のようにオートストップ制御が作用して欲しくない状況でオートストップ制御を無効に設定することが考えられる。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−41069号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、選択スイッチでの切換え方式をとると、無効にしたいときも有効にしたいときも選択スイッチを操作しなければならない煩わしさがあるとともに、同スイッチの操作し忘れ、戻し忘れがある等、実用上不便となる。
【0009】
本発明は上記の問題を解決し、エンジンの始動操作が行われてもオートストップ制御を働かせたくない状況で、オートストップ制御を自動的に無効に設定できる建設機械のエンジン制御装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、動力源としてのエンジンと、このエンジンの始動/停止の操作を行うエンジンスイッチと、予め設定されたオートストップ条件が成立したときに上記エンジンを自動停止させるオートストップ制御を行うエンジン制御手段と、予め設定された無効解除条件が成立したときに無効解除信号を出力する信号出力手段とを備え、上記エンジン制御手段は、上記エンジンスイッチの始動操作時は上記オートストップ制御を無効とし、上記信号出力手段から無効解除信号が出力されたときに上記オートストップ制御の無効を解除するように構成されたものである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の構成において、オペレータの乗降口を開閉するゲートレバーが設けられ、信号出力手段は、このゲートレバーがエンジンの始動操作後に最初に閉じ状態となったときに無効解除信号を出力するように構成されたものである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1の構成において、複数のアクチュエータの作動を指令する複数の操作体を備え、信号出力手段は、予め指定された操作体がエンジン始動操作後に最初に操作されたときに無効解除信号を出力するように構成されたものである。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1の構成において、アクチュエータの作動を指令する操作体を備え、信号出力手段は、上記操作体がエンジン始動操作後に最初に予め指定されたパターンで操作されたときに無効解除信号を出力するように構成されたものである。
【0014】
請求項5の発明は、請求項3または4のいずれかの構成において、アクチュエータにより駆動されて掘削作業を行う掘削装置を備え、信号出力手段は、上記掘削装置用アクチュエータの作動を指令する操作体がエンジン始動操作後に最初に操作されたときに無効解除信号を出力するように構成されたものである。
【0015】
請求項6の発明は、請求項1の構成において、信号出力手段としてタイマが設けられ、エンジン制御手段は、エンジン始動後、予め設定された時間が経過したときにこのタイマからの信号によってオートストップ制御の無効を解除するように構成されたものである。
【0016】
請求項7の発明は、請求項1乃至5のいずれかの構成において、タイマが設けられ、エンジン制御手段は、信号出力手段から無効解除信号が出力されない状態で予め設定された時間が経過したときに上記タイマからの信号に基づいてオートストップ制御の無効を解除するように構成されたものである。
【0017】
請求項8の発明は、請求項1の構成において、信号出力手段は、エンジンが駆動中であることを検出して無効解除信号を出力するように構成されたものである。
【0018】
請求項9の発明は、請求項8の構成において、信号出力手段は、エンジンの回転数を検出して無効解除信号を出力するように構成されたものである。
【0019】
請求項10の発明は、請求項8の構成において、信号出力手段は、エンジンによって駆動される発電機の発電状態を検出して無効解除信号を出力するように構成されたものである。
【0020】
請求項11の発明は、請求項8の構成において、信号出力手段は、エンジンによって駆動される油圧ポンプの吐出圧を検出して無効解除信号を出力するように構成されたものである。
【0021】
請求項12の発明は、請求項1乃至9のいずれかの構成において、オートストップ制御を無効とする機能を解除し得る解除手段が設けられたものである。
【0022】
上記構成によると、エンジン始動操作時にはオートストップ制御を自動的に無効とし、予め設定した無効解除条件が成立したときにオートストップ制御の無効を解除する構成としたから、非作業時でもエンジン運転を続けたい場合や、エンジンが実際に始動するまではオートストップ制御を働かせたくない状況に対応することができる。
【0023】
また、実際に作業に入ったりエンジンが始動したりするとオートストップ制御が有効な状態に切換えられるため、作業開始後の非作業時には通常通りオートストップ制御が働く。
【0024】
しかも、無効設定は上記のように自動的に行われるため、手動スイッチで無効設定する場合のような操作の煩わしさも、また操作忘れ、戻し忘れのおそれもない。
【0025】
ここで、請求項2の構成によると、エンジン始動後、作業を行う前の必須操作であるゲートレバー閉じ操作が最初に行われたときにオートストップ制御有効に切換わるため、作業開始とともに確実にオートストップ制御が働く態勢を整えることができる。
【0026】
加えて、無効から有効への切換えも自動的に行われる(特別な操作が不要である)ため、手動スイッチの復帰操作で有効に切換える方式と比較して操作の煩わしさ、戻し忘れがない。
【0027】
請求項3〜5の構成によると、複数の操作体における指定操作体の最初の操作、または操作体の最初の指定パターン操作(請求項5ではショベルにおける掘削装置の操作)によってオートストップ制御有効に切換わるため、作業開始をより厳密に確認し、オートストップ制御無効とすることの目的を最大限に達成することができる。
【0028】
ところで、建設機械においては、エンジン始動後、暖機等のために、作業を行わないでエンジンを一定時間かけたままの状態としたい(オートストップ制御を無効のままにしたい)場合がある。
【0029】
この点、請求項6の構成によると、エンジン始動後、予め設定された時間が経過したときにオートストップ制御の無効が解除され、設定時間内はエンジン運転が確保されるため、エンジンの暖機等を確実に行うことができる。
【0030】
また、オートストップ有効条件の成立を待ってオートストップ制御の無効を解除する構成をとる場合、エンジン始動後、オペレータが何の操作も行わないまま所用で降車した場合に、無駄にエンジン運転が行われることとなる。
【0031】
この点、請求項7の構成によると、オートストップ有効条件が成立しない場合でも、設定時間が過ぎるとオートストップ制御が有効となるため、無駄なエンジン運転を回避することができる。
【0032】
一方、請求項8〜11の構成によると、エンジン運転中のみにオートストップ制御が有効となるため、点検等のためにエンジンスイッチをONにしてもしばらくエンジンを始動させない場合や、寒冷時になかなかエンジンが始動しない場合に、エンジンスイッチをわざわざOFF位置に戻してエンジンをスタートし直すといったリセット操作の煩わしさがなくなる。
【0033】
また、請求項12の構成によると、オートストップ制御を自動的に無効に設定する機能をその要否に応じて任意に生かしたり解除したりすることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図によって説明する。
【0035】
以下の実施形態では、下部走行体上に上部旋回体が搭載され、この上部旋回体にブーム、アーム、バケットとこれらを駆動する油圧シリンダから成る掘削装置が装着されて構成されるショベルを適用対象として例にとっている。
【0036】
第1実施形態(図1,2参照)
図1において、動力源としてのエンジン1は、セルモータ2によって始動され、ガバナ制御部3によって回転数/停止を制御される。
【0037】
4はエンジン1によって回転駆動される油圧ポンプで、この油圧ポンプ4から吐出された油が、図示しないブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ、旋回モータ、走行モータの各油圧アクチュエータを駆動するアクチュエータ回路5に送られ、操作体である操作レバー(ここでは図示しない)の操作によって切換制御されるコントロールバルブを介して上記各油圧アクチュエータに供給される。
【0038】
エンジン1の運転を制御するコントローラ6は、エンジン制御手段としてのエンジン制御部7と、セルモータ2の作動を制御するセルモータ制御部8と、オートストップ要否判別部9とを具備している。
【0039】
このオートストップ要否判別部9には、予め設定されたオートストップ条件に関する信号が入力され、このオートストップ条件信号に基づいてオートストップ制御を行うか否かが判別される。
【0040】
なお、オートストップ条件としては、たとえば、
▲1▼ オペレータの乗降口を開閉するゲートレバー10が図1の実線で示すように開かれたこと、
▲2▼ 操作レバーが無操作、または無操作状態が一定時間継続していること
のいずれか一方または双方がスイッチ等によって検出されたことであり、このオートストップ条件が成立したときに、オートストップ要否判別部9からエンジン制御部7にオートストップ制御の開始を指令する信号が送られる。
【0041】
図1中、11はゲートレバー10が開いたときにオンとなる信号出力手段としてのリミットスイッチで、この実施形態では、後述するようにこのリミットスイッチ11からの信号がオートストップ制御を無効から有効に切換えるための無効解除信号として使用される。
【0042】
12はエンジン1の始動/停止及び電源のオン・オフを制御するエンジンスイッチで、周知のように電源オフでかつエンジン停止となるOFF位置と、電源オンとなるON位置と、エンジン1を始動させるSTART位置とを有し、このエンジンスイッチ12がSTART位置に操作されたときにエンジン指令信号がエンジン制御部7を経由してセルモータ制御部8に送られる。
【0043】
これによりセルモータ2が回転してエンジン1が始動し、このエンジン始動後、オートストップ制御の無効/有効が自動選択される。
【0044】
この点の作用を図2のフローチャートを併用して説明する。
【0045】
まず、ステップS1で、エンジンスイッチ12からの信号に基づいてエンジン始動操作されたか否かが判別され、YESとなるとエンジン1に対する始動指令が出力される(ステップS2)。
【0046】
このエンジン始動操作とともにオートストップ制御が自動的に無効に設定され(ステップS3)、ステップS5で有効に転じるまで、オートストップ条件が成立してもオートストップ制御は行われない。
【0047】
こうして、エンジン始動後、オートストップ制御が働かない状態でエンジン1が運転されるため、たとえば、
(イ)夜間作業現場で、機械そのものは作業しないで、機械に装備された作業灯を現場照明として利用することができる。
【0048】
(ロ)夏期、冬季での待ち時間に、作業はしないが冷房、暖房は運転し続けることができる。
【0049】
ただし、このままでは、その後作業に入ったときにもオートストップ制御が働かないため、同制御の本旨が失われてしまう。
【0050】
そこで、オペレータが機内に乗り込んで作業を開始する前段階で必ず行われるゲートレバー閉じ操作を最初に検知したとき(リミットスイッチ11からの信号が入ったとき=ステップS4でYESのとき)に、ステップS5でオートストップ制御が自動的に有効に切換えられる。
【0051】
そして、その後、エンジンスイッチ12によってエンジン停止操作される(ステップS6でYESとなる)と、ステップS7でエンジン1が停止する。
【0052】
このように、エンジン始動後、オペレータが実際に作業を開始する意思操作であるゲートレバー閉じ操作を一度行うまではオートストップ制御が自動的に無効設定されるため、前記のように非作業時でもエンジンを停止させたくないという要請に応えることができる。
【0053】
しかも、上記のように無効設定、及び無効から有効への切換えの双方が自動的に行われるため、手動スイッチで切換える場合のような操作の煩わしさも、また操作忘れ、戻し忘れのおそれもない。
【0054】
また、作業を行う前の必須操作であるゲートレバー閉じ操作を最初に検知したときにオートストップ制御有効に切換わるため、作業開始とともに確実にオートストップ制御が働く態勢を整えることができる。
【0055】
なお、図1に示すように解除スイッチ13が設けられ、この解除スイッチ13が操作されると、上記オートストップ制御の自動無効設定機能が解除されて、エンジン始動直後からオートストップ制御が有効となる。
【0056】
第2実施形態(図3,4参照)
第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0057】
ショベルには、アクチュエータの作動を指令する操作体として、図3に示すようにブーム起伏操作用のブームレバー14、アーム操作用のアームレバー15、バケット操作用のバケットレバー16、走行操作用の走行レバー17、旋回操作用の旋回レバー18が設けられ、これらのレバー操作により、その操作量に応じた操作信号(ブーム操作信号、アーム操作信号、バケット操作信号、走行操作信号、旋回操作信号)がそれぞれの変換器19…から出力されて、図示しないアクチュエータ制御用コントローラ経由で各コントロールバルブに送られる。
【0058】
第2実施形態においては、この変換器19…からの操作信号のうち、掘削作業時に出力されるブーム操作信号、アーム操作信号、バケット操作信号をゲートレバー閉じ操作信号とともにエンジン制御部7に取込み、これを無効解除信号として用いるように構成されている。
【0059】
すなわち、図4に示すように、ステップS11,S12においてエンジン1の始動操作が行われてエンジン1が始動し、かつ、ステップS13でオートストップ制御が無効に設定された後、最初のゲートレバー閉信号と、ブーム、アーム、バケットの少なくとも1つの最初の操作信号が入力されたとき(ステップS14でYESのとき)に、オートストップ制御への切換条件が満たされたとして、ステップS15でオートストップ制御が有効に切換わる。
【0060】
なお、この後、ステップS16,S17においてエンジン停止操作されるとエンジン1が停止する点は第1実施形態(図2)のステップS6,S7と同じである。
【0061】
このように、2種類の操作(ゲートレバー閉と掘削作業のレバー操作)の組み合わせではじめてオートストップ制御が有効に切換わるため、第1実施形態のように単一の作業意思操作(ゲートレバー閉じ操作)のみで切換わる場合と比較して、作業が開始されることをより正確に確認することができる。
【0062】
とくに、各操作のうち、ショベルの主たる作業である掘削作業に関するブーム操作、アーム操作、バケット操作の少なくとも一つが行われたときに作業開始と判別するため、この判別が一層正確となる。
【0063】
また、旋回及び走行操作は有効切換えの判断ベースに用いないため、たとえば機械を照明塔として利用する場合に必要となる機械の旋回機能及び走行移動機能を生かすことができる。
【0064】
ところで、この第2実施形態のバリエーションとして、
(i)ブーム操作、アーム操作、バケット操作のいずれかの操作量が、予め指定された値以上になること、
(ii)上記3操作の一つまたは二つ以上が予め指定したパターン(たとえばアームとブームの同時引き操作)で行われたこと
を、オートストップ制御有効への切換えのための条件として用いてもよい。
【0065】
上記(i)(ii)の条件を採用すると、作業開始がより現実のものとなったときにオートストップ制御が有効に切換わるため、同制御の無効状態を作業直前まで生かすことができる。
【0066】
また、上記(i)の条件を採用すると、機械の旋回や走行移動等を補助するためにブームやアーム、バケットを軽く操作する機能を確保することができる。このため、機械を他の用途に利用する場合の自由度が広がる。
【0067】
第3実施形態(図5,6参照)
第3実施形態においては、図5に示すように信号出力手段としてエンジン1の回転数を検出するエンジン回転数センサ20が設けられ、同センサ20からのエンジン運転信号(エンジン運転中であるという信号)を無効解除信号として用いるように構成されている。
【0068】
すなわち、図6に示すように、ステップS21においてエンジンスイッチ12がON位置か否かが判別され、ON位置の場合に、ステップS22においてオートストップ制御が無効に設定される。
【0069】
次いで、ステップS23でエンジンスイッチ12がSTART位置か否かが判別され、YES(START位置)の場合はステップS24でセルモータ2が駆動される。
【0070】
一方、NOの場合は、ステップS25で回転数センサ20からの信号に基づいてエンジン1が運転中か否かが判別され、エンジン運転中である場合に、オートストップ制御への切換条件が満たされたとして、ステップS26でオートストップ制御が有効に切換わる。
【0071】
なお、この後、第1及び第2実施形態同様、ステップS27,S28においてエンジン停止操作されるとエンジン1が停止する。
【0072】
この構成によると、エンジンスイッチ12がON位置にセットされ、またはSTART位置まで回された場合でも、実際にエンジン運転が行われていない場合には、オートストップ制御が無効のままとなるため、点検等のためにエンジンスイッチ12をONにしてもしばらくエンジンを始動させない場合や、寒冷時になかなかエンジン1が始動しない場合にはオートストップ制御が働かない。このため、エンジンスイッチ12をわざわざOFF位置に戻してエンジン1をスタートし直すといったリセット操作の煩わしさがなくなる。
【0073】
なお、エンジン運転中を検出して無効解除信号を出力する信号出力手段として、上記のように直接エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ20に代えて、間接的にエンジン運転を検出する手段、すなわち、エンジン1によって駆動される発電機(図示しない)の発電状態(発電されているか否か)を検出するセンサ、または油圧ポンプ4の吐出圧力を検出する圧力センサを用いてもよい。
【0074】
第4実施形態(図7,8参照)
建設機械においては、エンジン始動後、暖機等のために、作業を行わないでエンジン1を一定時間かけたままの状態としたい(オートストップ制御を無効のままにしたい)場合がある。
【0075】
そこで第4実施形態においては、この要請に応えるものとして、図7に示すように、エンジン制御部7に信号出力手段としてのタイマ21が設けられ、図8に示す制御が行われる。
【0076】
すなわち、ステップS31,S32でエンジン1が始動し、ステップS33でオートストップ制御が無効にされた後、ステップS34で、タイマ21からの信号に基づき、予め設定した時間(たとえば30分)T1が経過したか否かを判断する。
【0077】
ここで、設定時間T1が経過したとなると、ステップS35でオートストップ制御を有効にし、エンジン停止操作があればエンジン1を自動停止させる(ステップS36,S37)。
【0078】
こうすれば、設定時間T1内はエンジン運転が確保されるため、エンジン1の暖機等を確実に行うことができる。
【0079】
第5実施形態(図9,10参照)
第1及び第2両実施形態のように、作業開始を表すオートストップ有効条件が満たされたときにオートストップ制御の無効を解く構成とした場合、エンジン始動後、オペレータが何の操作も行わないまま所用で降車した場合に、無駄なエンジン運転が行われることとなる。
【0080】
そこで第5実施形態においては、この問題を解決するものとして、図9(第2実施形態の構成をベースにした場合を例にとっている)に示すように、エンジン制御部7にタイマ22が設けられ、図10に示す制御が行なわれる。
【0081】
すなわち、ステップS41,S42でエンジン1が始動し、ステップS43でオートストップ制御が無効にされた後、ステップS44でオートストップ有効条件が成立した否かの判断が行われる。
【0082】
ここでNO(成立しない)の場合に、ステップS45でタイマ22のカウント動作が行われ、予め設定した時間(たとえば30分)T2が経過したとき(ステップS46でYESのとき)に、ステップS47でオートストップ制御を有効にする。
【0083】
なお、ステップS44でYESのときは、設定時間T2内であってもステップS47に移行してオートストップ制御が有効とされる。
【0084】
その後は前記各実施形態と同じ、エンジン停止操作されたか否かの判断(ステップS48)、及びエンジン停止(ステップS49)が行われる。
【0085】
こうすれば、オートストップ有効条件が成立しない場合でも、設定時間T2が過ぎるとオートストップ制御が有効となるため、無駄なエンジン運転を回避することができる。
【0086】
ところで、上記両各施形態では、オートストップ制御の無効設定だけでなく、無効から有効への切換えも自動で行う構成をとったが、この切換えを、オペレータが操作する手動スイッチ(既存のホーンスイッチ等を兼用してもよい)によって行うように構成してもよい。
【0087】
この場合でも、オートストップ制御無効の自動設定という基本効果は両実施形態同様に得ることができる。
【0088】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、エンジン始動操作時にはオートストップ制御を自動的に無効とし、予め設定した無効解除条件が成立したときにオートストップ制御の無効を解除する構成としたから、非作業時でもエンジン運転を続けたい場合や、エンジンが実際に始動するまではオートストップ制御を働かせたくない状況に対応することができる。
【0089】
また、実際に作業に入ったりエンジンが始動したりするとオートストップ制御が有効な状態に切換えられるため、作業開始後の非作業時には通常通りオートストップ制御が働く。
【0090】
しかも、無効設定は上記のように自動的に行われるため、手動スイッチで無効設定する場合のような操作の煩わしさも、また操作忘れ、戻し忘れのおそれもない。
【0091】
ここで、請求項2の発明によると、エンジン始動後、作業を行う前の必須操作であるゲートレバー閉じ状態でオートストップ制御有効に切換わるため、作業開始とともに確実にオートストップ制御が働く態勢を整えることができる。
【0092】
加えて、無効から有効への切換えも自動的に行われる(特別な操作が不要である)ため、手動スイッチの復帰操作で有効に切換える方式と比較して操作の煩わしさ、戻し忘れがない。
【0093】
請求項3〜5の発明によると、複数の操作体中の指定操作体の操作、または操作体の指定パターン操作(請求項5ではショベルにおける掘削装置の操作)によってオートストップ制御有効に切換わるため、作業開始をより厳密に確認し、オートストップ制御無効とすることの目的を最大限に達成することができる。
【0094】
請求項6の発明によると、エンジン始動後、予め設定された時間が経過したときにオートストップ制御の無効が解除され、設定時間内はエンジン運転が確保されるため、エンジンの暖機等を確実に行うことができる。
【0095】
また、請求項7の発明によると、オートストップ有効条件が成立しない場合でも、設定時間が過ぎるとオートストップ制御が有効となるため、無駄なエンジン運転を回避することができる。
【0096】
一方、請求項8〜11の発明によると、エンジン運転中のみにオートストップ制御が有効となるため、点検等のためにエンジンスイッチをONにしてもしばらくエンジンを始動させない場合や、寒冷時になかなかエンジンが始動しない場合に、エンジンスイッチをわざわざOFF位置に戻してエンジンをスタートし直すといったリセット操作の煩わしさがなくなる。
【0097】
また、請求項12の発明によると、オートストップ制御を自動的に無効に設定する機能をその要否に応じて任意に生かしたり解除したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック構成図である。
【図2】同実施形態の作用を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態を示すブロック構成図である。
【図4】同実施形態の作用を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施形態を示すブロック構成図である。
【図6】同実施形態の作用を説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第4実施形態を示すブロック構成図である。
【図8】同実施形態の作用を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第5実施形態を示すブロック構成図である。
【図10】同実施形態の作用を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 エンジン始動用のセルモータ
3 エンジン制御用のガバナ制御部
7 エンジン制御手段としてのエンジン制御部
8 セルモータ制御部
9 オートストップ要否判別部
10 ゲートレバー
11 同レバーの操作によって作動する信号出力手段としてのリミットスイッチ
12 エンジンスイッチ
13 オートストップ制御制御を自動的に無効とする機能を解除する解除スイッチ
14,15,16 ブーム、アーム、バケット各操作レバー(操作体)
19 同レバー操作量を信号に変換する信号出力手段としての変換器
20 信号出力手段としてのエンジン回転数センサ
21,22 タイマ

Claims (12)

  1. 動力源としてのエンジンと、このエンジンの始動/停止の操作を行うエンジンスイッチと、予め設定されたオートストップ条件が成立したときに上記エンジンを自動停止させるオートストップ制御を行うエンジン制御手段と、予め設定された無効解除条件が成立したときに無効解除信号を出力する信号出力手段とを備え、上記エンジン制御手段は、上記エンジンスイッチの始動操作時は上記オートストップ制御を無効とし、上記信号出力手段から無効解除信号が出力されたときに上記オートストップ制御の無効を解除するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  2. 請求項1記載の建設機械のエンジン制御装置において、オペレータの乗降口を開閉するゲートレバーが設けられ、信号出力手段は、このゲートレバーがエンジンの始動操作後に最初に閉じ状態となったときに無効解除信号を出力するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  3. 請求項1記載の建設機械のエンジン制御装置において、複数のアクチュエータの作動を指令する複数の操作体を備え、信号出力手段は、予め指定された操作体がエンジン始動操作後に最初に操作されたときに無効解除信号を出力するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  4. 請求項1記載の建設機械のエンジン制御装置において、アクチュエータの作動を指令する操作体を備え、信号出力手段は、上記操作体がエンジン始動操作後に最初に予め指定されたパターンで操作されたときに無効解除信号を出力するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  5. 請求項3または4記載の建設機械のエンジン制御装置において、アクチュエータにより駆動されて掘削作業を行う掘削装置を備え、信号出力手段は、上記掘削装置用アクチュエータの作動を指令する操作体がエンジン始動操作後に最初に操作されたときに無効解除信号を出力するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  6. 請求項1記載の建設機械のエンジン制御装置において、信号出力手段としてタイマが設けられ、エンジン制御手段は、エンジン始動後、予め設定された時間が経過したときにこのタイマからの信号によってオートストップ制御の無効を解除するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の建設機械のエンジン制御装置において、タイマが設けられ、エンジン制御手段は、信号出力手段から無効解除信号が出力されない状態で予め設定された時間が経過したときに上記タイマからの信号に基づいてオートストップ制御の無効を解除するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  8. 請求項1記載の建設機械のエンジン制御装置において、信号出力手段は、エンジンが駆動中であることを検出して無効解除信号を出力するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  9. 請求項8記載の建設機械のエンジン制御装置において、信号出力手段は、エンジンの回転数を検出して無効解除信号を出力するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  10. 請求項8記載の建設機械のエンジン制御装置において、信号出力手段は、エンジンによって駆動される発電機の発電状態を検出して無効解除信号を出力するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  11. 請求項8記載の建設機械のエンジン制御装置において、信号出力手段は、エンジンによって駆動される油圧ポンプの吐出圧を検出して無効解除信号を出力するように構成されたことを特徴とする建設機械のエンジン制御装置。
  12. オートストップ制御を無効とする機能を解除し得る解除手段が設けられたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の建設機械のエンジン制御装置。
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