JP2004244915A - 先端チップ付き回転圧入杭の施工方法及び先端チップ付き回転圧入杭 - Google Patents

先端チップ付き回転圧入杭の施工方法及び先端チップ付き回転圧入杭 Download PDF

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Toshikazu Sugiyama
俊和 杉山
Takashi Mitsunari
高志 光成
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Abstract

【課題】試験準備に時間と手間がかからず、施工費も低減され、騒音・振動もほとんど発生することがなく、且つ支持地盤に起伏がある施工現場や予期せぬ土層の違いにも対応して確実な施工を行うことができるようにした先端チップ付き回転圧入杭の施工方法及びそれに好適に用いられる先端チップ付き回転圧入杭を提供する。
【解決手段】回転圧入杭本体の先端部に圧入速度に適合させて傾けたチップを有する回転圧入杭を地中の所定地盤内に回転圧入する施工方法であって、該回転圧入杭を所定深度まで回転圧入する際の深度毎の回転トルク値、圧入圧及び回転数を検出し、検出されたこれらのデータから各深度毎の該回転圧入杭と土層との施工時摩擦力を算定して表示させ、この算定された施工時摩擦力が設計摩擦力を超えるように確認管理しながら施工を行うようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に中低層住宅等の建築物あるいは小規模構造物等の基礎の施工を行う際に用いられる先端チップ付き回転圧入杭の施工方法及びそれに用いられる先端チップ付き回転圧入杭に関する。
【0002】
【関連技術】
近年、既製杭の打撃工法は、騒音・振動の問題から都市部での適応が困難となっており、また埋め込み工法や中掘り圧入工法は掘削土の排出などの点で問題があるため、無排土、低騒音かつ低振動の回転圧入工法が採用される場合が増加している。
【0003】
従来の鋼管杭の施工方法における杭先端地盤の支持力確認方法としては、動的貫入試験方法を用いたものが知られている。この動的貫入試験は、所定深度に到達した鋼管杭に対し所定重量のハンマを所定高さから落下させることにより、該鋼管杭の貫入量及びリバウンド量を測定して杭の先端地盤の極限支持力を杭打ち公式より推定するものである。そして、このようにして得られた杭先端地盤の極限支持力と設計支持力とを比較検討することにより、該設計支持力を超える極限支持力が算定された場合には、支持地盤への杭の貫入が完了していることを確認し施工するという施工方法であった。
【0004】
また、最近では、回転トルク値と地盤の標準貫入試験のN値との関係から支持地盤に到達していることを確認する施工方法が提案されており、これは、実測の回転抵抗トルク値が、支持地盤の標準貫入試験のN値から導かれる回転抵抗トルク値以上になることを確認して、支持地盤に到達していることを確認するというものである(特開平11−303070号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した動的貫入試験により支持力を確認し施工を行う施工方法では、動的貫入試験による支持力の管理をすべての杭について行うとすると、試験準備に時間と手間がかかり、トータルの施工費も高くなり騒音、振動も発生することから大変不都合を生じていた。また、設計支持力よりも低い支持力の結果が得られた場合には増し杭を打つなどの基礎の設計変更などを行う必要があった。
【0006】
上述した回転トルク値と地盤の標準貫入試験のN値との関係より支持地盤に到達していることを確認する施工方法では、施工現場での支持力を直接確認するものでないため、支持地盤に起伏がある施工現場においてはその精度が区々になったりするなどの問題があった。
【0007】
また、小規模建築物の基礎として用いられる小口径の鋼管杭などでは、杭の支持力の分担割合は杭先端支持力よりも杭周面摩擦力の方が大きくなるケースも多数存在するが、このような状況においては、杭先端支持力の強度確認はさることながら、杭周面摩擦力の強度確認も非常に重要になり、この杭周面摩擦力の強度確認の管理が十分にできなければ確実な施工もできない結果となる。上記した施工方法では、回転圧入される杭の摩擦力の確認は行うことができなかったため、実際の支持機構と乖離していることになり、常に支持力を小さく見積もるという問題があった。
【0008】
さらに、鋼管杭を回転圧入する際の回転圧入速度により、せん断される土層のせん断面積が変化するため、従来の鋼管杭を用いると、回転圧入速度が極めて悪くなる瓦礫などが混じる埋土地盤などでは、施工結果が異なってしまうおそれがあるなどの問題があった。
【0009】
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みなされたもので、試験準備に時間と手間がかからず、施工費も低減され、騒音・振動もほとんど発生することがなく、且つ支持地盤に起伏がある施工現場や予期せぬ土層の違いにも対応して確実な施工を行うことができるようにした先端チップ付き回転圧入杭の施工方法及びそれに好適に用いられる先端チップ付き回転圧入杭を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法の第1の態様は、回転圧入杭本体の先端部に圧入速度に適合させて傾けたチップを有する回転圧入杭を地中の所定地盤内に回転圧入する施工方法であって、該回転圧入杭を所定深度まで回転圧入する際の深度毎の回転トルク値、圧入圧及び回転数を検出し、検出されたこれらのデータから各深度毎の該回転圧入杭と土層との施工時摩擦力を算定して表示させ、この算定された施工時摩擦力が設計摩擦力を超えるように確認管理しながら施工を行うようにしたことを特徴とする。
【0011】
ここでいう施工時摩擦力とは、施工時に算定される杭の摩擦力のことを指す。
【0012】
本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法の第2の態様は、回転圧入杭本体の先端部に圧入速度に適合させて傾けたチップを有する回転圧入杭を地中の所定地盤内に回転圧入する施工方法であって、該回転圧入杭を所定深度まで回転圧入する際の深度毎の回転トルク値、圧入圧及び回転数を検出し、検出されたこれらのデータから深度毎の該回転圧入杭と土層との施工時摩擦力を算定して表示させ、所定深度まで該回転圧入杭を回転圧入した時に所定の圧入圧を加え、この加えられた圧入圧と前記施工時摩擦力との和を求めて施工時支持力を算定して表示させ、この算定された施工時支持力が設計支持力を超えるように確認管理しながら施工を行うようにしたことを特徴とする。
【0013】
ここでいう施工時支持力とは、施工時に算定される杭の支持力のことを指す。前記した所定の圧入圧としては、例えば回転圧入機の圧入圧の最大値を回転圧入杭に加えるようにすればよい。
【0014】
また、本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法の第1の態様及び第2の態様における施工時摩擦力は下記式(1)によって算定されるのが特に好適である。
【0015】
【数3】
Figure 2004244915
(上記式(1)中、F:施工時摩擦力、L:杭圧入深さ、ΔL:層区間長、φ:杭の周長、f:下記式(1’)によって算定する摩擦抵抗
【0016】
【数4】
Figure 2004244915
上記式(1’)中、T,Ti−1:回転トルク値、C,C,C:杭に関するトルク定数、m:チップの個数、h:チップの長さ、i,i−1:土層の順番を表すサイフィックス)
【0017】
一方、本発明の先端チップ付き回転圧入杭は、回転圧入杭本体と、該回転圧入杭本体の先端部外周面及び/又は内周面に設けられた一つ以上のチップと、からなる先端チップ付き回転圧入杭であって、該チップの刃が土層を直角にせん断するように杭軸直角方向に対して傾けて設けられていることを特徴とする。
【0018】
前記チップとしては、杭軸直角方向に対して100度〜135度傾けて設けられているのが特に好ましい。
【0019】
また、前記チップによりせん断される土層の回転面積が前記回転圧入杭の回転面積の半分以上となるのが好ましく、60%〜80%となるのが特に好ましい。
【0020】
このせん断される土層の回転面積は、前記回転圧入杭本体に設けられるチップの個数及び傾きを調整することによって得ることができる。
【0021】
例えば、瓦礫などが混じる埋土地盤などの場合には、回転圧入杭の回転圧入速度は遅くなることが想定されるが、この場合には、チップの傾きを小さく、チップの個数を多く設ければよい。一方、回転圧入杭の回転圧入速度が早いことが想定される地盤では、チップの傾きを大きくし、チップの個数を少なく設ければよいものである。
【0022】
前記した回転圧入杭としては、一般的には鋼管杭が用いられるが、コンクリート杭などのその他硬質な材料の杭を用いることができることはいうまでもない。
【0023】
また、前記したチップには一般的には小鉄片が用いられるが、その他の金属や材料であっても、硬質な材料であれば用いることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法及び先端チップ付き回転圧入杭の一つの実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、図示例は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
【0025】
図1は本発明の先端チップ付き回転圧入杭の一つの実施の形態を示す斜視正面図、図2は本発明の先端チップ付き回転圧入杭の他の実施の形態を示す斜視正面図、図3は図1の要部拡大斜視側面図、図4は本発明の回転圧入杭本体の先端部外周面にチップを設けた例であって、チップが先端から突出するように6つ傾けて設けられた状態を示す斜視側面図、図5は本発明回転圧入杭本体の先端部外周面にチップを設けた例であって、チップが先端から突出しないように6つ傾けて設けられた状態を示す斜視側面図、図6は本発明の回転圧入杭本体の先端部外周面にチップを設けた例であって、チップの刃が土層を直角にせん断するように杭軸直角方向に対して110度傾けて設けられている例を示す斜視説明図、図7は図1の回転圧入杭に設けられたチップによりせん断される土層の回転面積を示す斜視概略説明図である。
【0026】
図1から図6において、符号10a,10b,10c及び10dは回転圧入杭を示す。該回転圧入杭10a,10bは杭軸部48を有する回転圧入杭本体12と回転圧入杭本体12の先端部周面13に固着して設けられたチップ14a,14bとから構成されている。
【0027】
回転圧入杭10c,10dは回転圧入杭本体12と回転圧入杭本体12の先端部周面13に固着して設けられたチップ14a,14b,14c,14d,14e,14fとから構成されている。
【0028】
これらの回転圧入杭としては、一般的には鋼管杭が用いられるが、コンクリート杭などを用いることができることは勿論である。図示例では、鋼管杭を用いてある。また、上記したチップとしては、小鉄片やその他の金属などの材料であっても、硬質な材料であれば用いることができるが、図示例では小鉄片を用いた。
【0029】
図1によく示される如く、チップ14a,14bは回転圧入杭本体12の外周面に設けてもよいし、図2によく示される如く内周面に設けてもよい。また、外周面及び内周面に設けることも可能である。
【0030】
また、チップを設ける個数は一つ以上であればよいもので、回転圧入杭を施工する現場に応じて適宜設置個数を調整すればよいものである。図1〜図3では、チップを2つ設けた例を示したが、図4及び図5ではチップは6つ設けられている。このチップは、回転圧入杭本体12の先端部周面13に設けられるのであればよく、図1〜図3に示すように、先端15から突出するように設けてもよいし、図5に示すように、先端15から突出しないように設けることもできる。
【0031】
チップ14a,14b,14c,14d,14e,14fは、その刃が土層を直角にせん断するように回転圧入杭10a,10b,10c,10dの杭軸直角方向に対して傾けて設けられている。図示の例では図6に示すようにチップ14a,14bが110度傾けて設けられている場合を示したが、傾けて設けられていればよいものであり、100度〜135度傾けて設けられるのが特に好適である。
【0032】
なお、チップ14a,14bのサイズに特別の限定はないが、例えば、幅25mm〜30mm x 長さ50mm x 厚さ10mm〜15mmのもの、幅30mm〜35mm x 長さ70mm x 厚さ15mm〜25mmのもの等を使用することが可能である。
【0033】
例えば、瓦礫などが混じる埋土地盤などの場合には、回転圧入杭10aの回転圧入速度は遅くなることが想定されるが、この場合には、チップ14a,14bの傾きを小さく、チップの個数を多く設ければよい。一方、回転圧入杭10aの回転圧入速度が早いことが想定される地盤では、チップ14a,14bの傾きを大きくし、チップの個数を少なく設ければよいものである。
【0034】
このように地盤における回転圧入杭の圧入速度に応じてチップの個数及び傾きを調整したり、チップの長さを変更したりすることにより、チップによりせん断される土層の回転面積を変えることができる。このせん断される土層の回転面積は、回転圧入杭10aの回転面積の半分以上、すなわち50%以上となるのが好適であり、特に60%〜80%となるように、チップ14a,14bの長さ、個数及び傾きを調整するのが好ましい。
【0035】
回転圧入杭10aの回転面積に対してせん断される土層の回転面積の1例を図7に示す。図7において、符号42は土層、44は杭軸部外周によりせん断された土層部分であり、46はチップ14a,14bによりせん断された土層部分、即ちチップ軌跡面である。図示の例では、チップ14a,14bによるチップ軌跡面46の回転面積が、貫入された回転圧入杭10aの回転面積に対して70%となっている。
【0036】
このように、チップの個数及び傾きを調整したり、チップの長さを変更したりして、せん断される土層の回転面積を調整できるので、質の異なる様々な地盤であってもそれぞれの地盤に対応した施工を確実に行うことが可能となる。
【0037】
次に、上記した回転圧入杭10aを用いて、本発明のチップ付き回転圧入杭の施工方法を図8〜図16に基づいて説明する。
【0038】
図8は本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法に好適に用いられる杭回転圧入機の一つの実施の形態を示す概略側面図、図9は本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法に好適に用いられる杭回転圧入機の他の一つの実施の形態を示す概略側面図、図10は図8の要部拡大概略説明図、図11は図10の第1要部拡大概略説明図、図12は図10の第2要部拡大概略説明図である。
【0039】
図13は回転圧入杭の各層の摩擦抵抗並びに回転数の関係図、図14は杭定着が行われるまでのステップを示すフローチャート、図15は載荷試験による実際の摩擦力との相関図、図16は載荷試験による実際の支持力との相関図、図17は本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法に好適に用いられる確認管理装置のブロック図である。
【0040】
図8において符号16aは回転圧入杭10aを埋設するための杭回転圧入機を示す。杭回転圧入機16aは自走式杭回転圧入機本体18aと、リーダー20a及び減速機付き駆動モーター(アースオーガー)22aを有しており、自走式杭回転圧入機本体18aには確認管理装置25aが具備されている。確認管理装置25aとしては、例えば、図17に示す如く、入力部27、CPU(中央演算処理装置)29、記録部31、表示部33を有していればよい。
【0041】
杭回転圧入機16aは、杭埋設時間、杭先端の貫入深度すなわち各層の深度、回転トルク値、回転数、圧入圧値を細かく(1秒単位時間まで検知)瞬時に計測することが可能とされている。また、杭回転圧入機16aとしては、図8に示すような自走式の杭回転圧入機でもよいし、図9に示すようなクローラ式の杭回転圧入機16bでもよい。なお、図9において符号18b自走式杭回転圧入機本体、20bはリーダー、22bは減速機付き駆動モーター、25bは確認管理装置をそれぞれ示す。
【0042】
図10及び図11により詳細に示される如く、杭回転圧入機16aのリーダー20aに取り付けられている減速機付き駆動モーター22aは油圧により作動せしめられる。図11に示すように、該駆動モーター22aに接続される油圧配管には圧力検出センサー24,26が取り付けられている。
【0043】
該圧力検出センサー24,26は、作動油圧の入出力方向にそれぞれに設けられている。この圧力検出センサー24,26からの検出信号が処理されてCPU(中央演算処理装置)29へと送られ、駆動モーター22aに負荷される油圧の大きさが演算され回転トルクとして杭回転圧入機16aの確認管理装置25aの表示部33に表示される。
【0044】
このようにして減速機付き駆動モーター22aによって回転圧入杭10aが回転圧入されると、回転抵抗が油圧の変化として圧力検出センサー24,26に印加され、この油圧の変化が入力側と出力側の圧力検出センサー24,26で検出され、この検出信号が処理されてCPU29へと送られ、入力側と出力側の圧力変化の差圧を計測して、該計測した数値が演算される事で、その印加トルクの大きさが精度よく検出される。
【0045】
次に、図10のリーダー20aに内蔵されている油圧モーター28により駆動力が発生され、該駆動力はスプロケット30を介して駆動チェーン32を駆動させ、連動している減速機付き駆動モーター22aによって回転圧入杭10aが貫入せしめられる。
【0046】
図12に示す駆動チェーン32の基部にはチェーン取り付けブラケット34、一対の単動シリンダー36と圧力検出センサー38が取り付けられている。前記単動シリンダー36及び圧力検出センサー38は駆動モーターブラケット40に固定されている。
【0047】
この圧力検出センサー38からの検出信号が処理されてCPU29に送られ回転圧入杭10aの回転圧入に負荷される油圧の大きさが演算され、圧入圧として杭回転圧入機16aの確認管理装置25aの表示部33に表示される。このように、油圧モーター28によって回転圧入杭10aが貫入されるときの貫入抵抗が発生すると、チェーン取り付けブラケット34が駆動チェーン32の張力により引き下げられ、一対の単動シリンダー36が収縮する事により油圧の変化として圧力検出センサー38に印加される。
【0048】
この油圧の変化が圧力検出センサー38で検出され、この検出信号が処理されてCPU29へと送られ、演算される事で、その印加圧力の大きさが精度よく検出される。
【0049】
このようにして検出された回転トルク値、圧入圧及び回転数のデータから、深度毎の回転圧入杭10aと土層との施工時摩擦力を算定して確認管理装置25aの表示部33に表示させることにより、この施工時摩擦力が設計摩擦力を超えているかどうかを各深度ごとに作業者が確認することができるため、非常に作業効率がよく信頼性の向上は著しい。
【0050】
また、このようにして検出された回転トルク値、圧入圧及び回転数のデータから、深度毎の回転圧入杭10aと土層との施工時摩擦力を算定して確認装置25aの表示部33に表示させ、所定深度まで回転圧入杭10aを回転圧入した時に所定の圧入圧を加え、この加えられた圧入圧と該施工時摩擦力との和を求めて施工時支持力を算定して確認装置25aの表示部33に表示させて、この施工時支持力が設計支持力を超えているかどうかを確認することにより、極めて信頼性の高い施工方法が実現される。
【0051】
以下に本発明の理論から説明する。
【0052】
杭底の閉塞鉄板の摩擦によるトルクTは、次式で表される。
【0053】
【数5】
Figure 2004244915
ここに、Δn:回転数、f:摩擦抵抗、R:杭軸部半径。
【0054】
杭先端のチップで土をせん断する摩擦抵抗によるトルクTtoeは、次式で表される。
【0055】
【数6】
Figure 2004244915
ここに、Aφ=φΔL,Atip=φ・mhΔn
【0056】
【数7】
Figure 2004244915
φ:杭の周長、m:チップの数、h:チップの長さ、ΔL:層区間長、R=R+t(t:チップ厚)。
【0057】
杭軸部の摩擦抵抗によるトルクTは次式のようになる。
【0058】
【数8】
Figure 2004244915
【0059】
すでに圧入した層のチップの跡は消え、杭軸部による摩擦抵抗が働くと考えられるので、この場合のトルクTpupは次のとおりである。
【0060】
【数9】
Figure 2004244915
【0061】
回転トルク値は以上のトルクの和である。
【0062】
【数10】
Figure 2004244915
【0063】
定数項は下記のように2段階に定義する。
【0064】
【数11】
Figure 2004244915
【0065】
地表面から地盤に杭を圧入した時、図13のように各層の摩擦抵抗と回転数により、各層圧入時のトルクは次のように表される。
【0066】
【数12】
Figure 2004244915
【0067】
上記した連立方程式(9)より、上の層から順次摩擦抵抗fを次のように計算することができる。
【0068】
【数13】
Figure 2004244915
【0069】
ここでの定数項は下記のようにすでに定義された。
【0070】
【数14】
Figure 2004244915
【0071】
図13において、符号52は杭軸部上位面であり、該杭軸部上位面52とは、区間長ΔLより上に位置する既に貫入が済んだ回転圧入杭の外周面のことをいう。ΔLは層区間長であり、Lは杭圧入深さである。
【0072】
<Tの場合、f<0になることがある。この場合には、次のような補正をする。
【0073】
i−1層上部の摩擦が効いていないと仮定して、i層の摩擦抵抗fを求める。効いていないとする順番は上から下へとして、初めて正になる層までを無効とする。
【0074】
例えば、第3層まで圧入した時第1層の摩擦が無効とすれば、第3層のトルクと摩擦抵抗は、次のようになる。
【0075】
【数15】
Figure 2004244915
【0076】
つまり、上部層の杭軸部によるトルクを分子が正になるまで加えていく。
【0077】
以上のようにして求められる各層の摩擦抵抗fから杭軸部48の外周面に掛かる摩擦力Fを計算し、これを杭圧入深さLにわたって累計することにより杭圧入深さLまでに掛かる杭摩擦力、即ち施工時摩擦力Fを算定する。
【0078】
【数16】
Figure 2004244915
【0079】
この施工時摩擦力Fを建物の設計図書において決められている設計摩擦力Fと比較し、次のように判断して杭の定着を決める。
【0080】
>Fなら杭の定着準備OK。
<Fならさらに回転圧入する。
【0081】
このようにして杭の定着準備がOKに至ったならば、杭の施工時の支持力、即ち施工時支持力を次のように求める。すなわち、杭の定着準備OKの深度のまま、回転しつつ所定の圧入圧Nを加え、次の施工時支持力Rpreを求める。
【0082】
【数17】
Figure 2004244915
【0083】
上記式(16)から施工時支持力Rpreが建物の設計図書において決められている設計支持力Rと比較することにより、施工時支持力Rpreが設計支持力Rを超えていることを確認管理しながら、杭の定着が決められる。
【0084】
次に、上記理論に従い、本発明に係る先端チップ付き回転圧入杭の施工方法の一つの実施の形態を図14のフローチャートに基づき説明する。
【0085】
まず、ステップ100において、回転圧入杭10aの諸元(C:杭底面定数、C:チップ軌跡面定数、C:杭軸部面定数、m:チップの数、h:チップの長さ)を入力部27から確認管理装置25aに入力する。
【0086】
そしてステップ200において、回転圧入杭10aを所定の深度まで回転圧入し、回転トルク値、圧入圧及び回転数を圧力検出センサー24,26により検出する。
【0087】
次に、ステップ300において、前記式(1)を用い、この上記検出されたデータ及びこれらデータに基づいて算出された摩擦抵抗f、層区間長ΔL及び杭の周長φから深度Lまで達した時の施工時摩擦力Fを算定し確認管理装置25aの表示部33に表示させる。
【0088】
そして、所定深度近くまで回転圧入した時点で、ステップ400において施工時摩擦力Fが設計摩擦力Fを超えているかどうかを判定する。設計摩擦力Fを下回る場合には、ステップ200にもどってさらに回転圧入し、回転トルク値、圧入圧及び回転数を再度検出し、施工時摩擦力Fを算定し確認管理装置25aの表示部33に表示させる。
【0089】
なお、何度施工時摩擦力Fを算定しても設計摩擦力Fを下回る場合には、その現場の地盤は弱いと考えられるため、増し杭をするなどして対応する必要がある。
【0090】
ステップ400において上述したように算定された施工時摩擦力Fが設計摩擦力Fを超える場合には、施工時の摩擦力からみた回転圧入杭10aの定着はOKであるので、地盤の固さによってはここで回転圧入杭10aの施工を終了することも可能であるが、通常は安全要素を増やすために次のステップに必ず進むものとする。
【0091】
ステップ500においては、回転圧入杭10aを回転させつつ所定の圧入圧Nを加え先端支持層へのプレロードとし、施工時支持力Rpreを求める。
【0092】
そして上述のように算定された施工時摩擦力Fに、所定の圧入圧N、例えば回転圧入機16aの圧入圧の最大値が加えられる。この加えられた圧入圧Nと施工時摩擦力Fとの和を求めて施工時支持力Rpreを算定し確認管理装置25aの表示部33に表示させる。次にステップ600において、前記式(16)を用い、算定された施工時支持力Rpreが設計支持力Rを超えているかどうか判定する。
【0093】
設計支持力Rを超えている場合には回転圧入杭10aの杭定着はOKであり、回転圧入杭10aの施工は終了する。設計支持力Rを下回る場合には、ステップ200にもどってさらに回転圧入杭10aを回転圧入し、回転トルク値、圧入圧及び回転数を再度検出し、以下同様の処理を繰り返す。
【0094】
なお、何度施工時支持力Rpreを算定しても設計支持力R未満の場合には、その現場の地盤は弱いと考えられるため、増し杭をするなどして対応する必要がある。
【0095】
施工時に算定される杭の摩擦力、即ち施工時摩擦力は、チップ並びに杭軸部で土層をせん断破壊させている時の摩擦抵抗によるものである。土層と杭との接点で破壊された土層は、杭が実際の建屋の荷重を受けるまでの1乃至2ヶ月の期間に復元して土層の本来もっているせん断抵抗を発揮する。従って、施工時摩擦力並びに施工時に算定される施工時支持力は建屋を支持する時の杭摩擦力および支持力を発揮できるのである。
【0096】
以上のことは本発明の回転圧入杭10aを杭回転圧入機16aで回転圧入した後1ヶ月経過して実施した多数の現場における杭の載荷試験の結果から確認している。この載荷試験の結果を図15に示す。図15において、横軸は杭載荷試験による実際の杭の摩擦力であり、縦軸は前記算定式により算定した杭の施工時摩擦力である。図に示されるように、両者はほぼ1対1対応をすることを確認している。
【0097】
また、図16に示すように、施工時摩擦力Fに杭定着時の所定の圧入圧Nを加えたF+Nである施工時支持力Rpreと載荷試験における実際の杭の支持力とも相関性が認められた。
【0098】
以上の相関性の確認により、施工時に杭回転圧入機16aから刻々と検出・集録される圧入深度毎の回転トルク値、圧入圧、回転数のデータから算定される杭の施工時摩擦力が、建屋竣工後の実際に受ける杭の摩擦力を一定の相関性を持って表していることが確認された。
【0099】
このようにして、施工時に回転圧入杭が設計摩擦力を超えているかどうか、そして杭定着時に所定の圧入圧を加えることにより設計支持力を超えているかどうかをも確認管理しながら施工でき、施工時に杭の一本一本の設計値が確認管理できる施工方法が実現される。
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法及び先端チップ付き回転圧入杭によれば、試験準備に時間と手間がかからず、施工費も低減され、騒音・振動もほとんど発生することがなく、且つ支持地盤に起伏がある施工現場や予期せぬ土層の違いにも対応して確実な施工を行うことができるという著大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の先端チップ付き回転圧入杭の一つの実施の形態を示す斜視正面図である。
【図2】本発明の先端チップ付き回転圧入杭の他の実施の形態を示す斜視正面図である。
【図3】図1の要部拡大斜視側面図である。
【図4】本発明の回転圧入杭本体の先端部外周面にチップを設けた例であって、チップが先端から突出するように6つ傾けて設けられた状態を示す斜視側面図である。
【図5】本発明回転圧入杭本体の先端部外周面にチップを設けた例であって、チップが先端から突出しないように6つ傾けて設けられた状態を示す斜視側面図である。
【図6】本発明の回転圧入杭本体の先端部外周面にチップを設けた例であって、チップの刃が土層を直角にせん断するように杭軸直角方向に対して110度傾けて設けられている例を示す斜視説明図である。
【図7】図1の回転圧入杭に設けられたチップによりせん断される土層の回転面積を示す斜視概略説明図である。
【図8】本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法に好適に用いられる杭回転圧入機の一つの実施の形態を示す概略側面図である。
【図9】本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法に好適に用いられる杭回転圧入機の他の一つの実施の形態を示す概略側面図である。
【図10】図8の要部拡大概略説明図である。
【図11】図10の第1要部拡大概略説明図である。
【図12】図10の第2要部拡大概略説明図である。
【図13】回転圧入杭の各層の摩擦抵抗並びに回転数の関係図である。
【図14】杭定着が行われるまでのステップを示すフローチャートである。
【図15】載荷試験による実際の摩擦力との相関図である。
【図16】載荷試験による実際の支持力との相関図である。
【図17】本発明の本発明の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法に好適に用いられる確認管理装置のブロック図である。
【符号の説明】
10a,10b,10c,10d:回転圧入杭、12:回転圧入杭本体、13:先端部周面、14a,14b,14c,14d,14e,14f:チップ、15:先端、16a,16b:杭回転圧入機、18a:自走式杭回転圧入機本体、20a:リーダー、22a:駆動モーター、24,26:圧力検出センサー、25a,25b:確認管理装置、27:入力部、28:油圧モーター、29:CPU、30:スプロケット、31:記憶部、32:駆動チェーン、33:表示部、34:ブラケット、36:単動シリンダー、38:圧力検出センサー、40:駆動モーターブラケット、42:土層、44:杭軸部外周により掘削された土層部分、46:チップ軌跡面、48:杭軸部、50:杭底面、52:杭軸部上位面。

Claims (5)

  1. 回転圧入杭本体の先端部に圧入速度に適合させて傾けたチップを有する回転圧入杭を地中の所定地盤内に回転圧入する施工方法であって、該回転圧入杭を所定深度まで回転圧入する際の深度毎の回転トルク値、圧入圧及び回転数を検出し、検出されたこれらのデータから各深度毎の該回転圧入杭と土層との施工時摩擦力を算定して表示させ、この算定された施工時摩擦力が設計摩擦力を超えるように確認管理しながら施工を行うようにしたことを特徴とする先端チップ付き回転圧入杭の施工方法。
  2. 回転圧入杭本体の先端部に圧入速度に適合させて傾けたチップを有する回転圧入杭を地中の所定地盤内に回転圧入する施工方法であって、該回転圧入杭を所定深度まで回転圧入する際の深度毎の回転トルク値、圧入圧及び回転数を検出し、検出されたこれらのデータから深度毎の該回転圧入杭と土層との施工時摩擦力を算定して表示させ、所定深度まで該回転圧入杭を回転圧入した時に所定の圧入圧を加え、この加えられた圧入圧と前記施工時摩擦力との和を求めて施工時支持力を算定して表示させ、この算定された施工時支持力が設計支持力を超えるように確認管理しながら施工を行うようにしたことを特徴とする先端チップ付き回転圧入杭の施工方法。
  3. 前記施工時摩擦力を下記式(1)によって算定することを特徴とする請求項1又は2記載の先端チップ付き回転圧入杭の施工方法。
    Figure 2004244915
    (上記式(1)中、F:施工時摩擦力、L:杭圧入深さ、ΔL:層区間長、φ:杭の周長、f:下記式(1’)によって算定する摩擦抵抗
    Figure 2004244915
    上記式(1’)中、T,Ti−1:回転トルク値、C,C,C:杭に関するトルク定数、m:チップの個数、h:チップの長さ、i,i−1:土層の順番を表すサイフィックス)
  4. 回転圧入杭本体と、該回転圧入杭本体の先端部外周面及び/又は内周面に設けられた一つ以上のチップと、からなる先端チップ付き回転圧入杭であって、該チップの刃が土層を直角にせん断するように杭軸直角方向に対して傾けて設けられていることを特徴とする先端チップ付き回転圧入杭。
  5. 前記チップによりせん断される土層の回転面積が前記回転圧入杭の回転面積の半分以上となることを特徴とする請求項4記載の先端チップ付き回転圧入杭。
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