JP2004243834A - 車両用操作系操作状態表示方法および操作系操作状態表示システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示系Bにおける各種機能の選択・切り替え操作状態表示として各機能毎に各機能に応じた異なるシンボルマーク、略字、略号等のマーク21〜27が表示され、かつ、各機能のマークはそれぞれその時の切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示され、操作系Aにおける左右方向キー6、7の操作によって各種機能の選択が行われると共に、該選択された機能が表示系Bにおける選択機能のマーク21〜27の位置にカーソル28の移動により表示され、さらにエンターキー3および上下方向キー4、5の操作により各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作が行われる。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載のオーディオ装置やエアコン装置等の機能装置における各種機能の選択操作および各機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う操作系の選択・切り替え操作に基づき、各機能の選択・切り替え操作状態を表示系に表示するようにした車両用操作系操作状態表示方法および操作系操作状態表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用操作系操作状態表示システムとしては、例えば、操作スイッチ等操作系の画像を表示する表示系を備えたヘッドアップディスプレイ装置において、車内に操作パネルに配置された複数の操作スイッチへの使用者の接触を検知する複数のタッチセンサを備え、該タッチセンサが操作スイッチの接触を検知した時に、その操作スイッチとその関連するスイッチのみの画像を表示系に表示させると共に、操作スイッチを他の関連スイッチより強調して表示させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。・・従来例1
【0003】
また、互いに機能が異なる複数の車載電装品の夫々について設定された多数のスイッチ類の表示像を表示手段に表示することにより、操作者による機能スイッチの選択と選択された機能スイッチへの操作を可能ならしめる車載電装品の操作装置において、操作者により前記複数の車載電装品のいずれかを選択し、かつ、いずれかの電装品が選択された後も他の電装品を選択可能にする電装品スイッチと、前記電装品選択スイッチに対する操作により選択された電装品の所定の機能を、前記表示手段に、上位機能スイッチと複数の下位機能スイッチとにより階層的に表示させる表示制御手段であって、車両が実質的に停車している場合には、前記複数の下位機能スイッチの全てを夫々第1の大きさで前記表示手段に表示し、車両が停車している場合には、前記上位機能スイッチを前記第1の大きさよりも大きい第2の大きさで表示して操作者による操作を可能ならしめると共に、さらに操作者による前記上位機能スイッチへの操作に応答して、前記複数の下位機能スイッチの夫々を順番に表示する表示制御手段とを備えたものがある(例えば、特許文献2参照)。・・従来例2
【0004】
【特許文献1】
特開平8−318759号公報 (明細書(1)頁、図3、5、6)
【特許文献2】
特許第3034261号公報 (明細書(1)頁、第3B図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例1にあっては、以下に列挙するような問題点がある。
即ち、操作パネルに各機能に応じた複数の操作スイッチを備えるため、操作パネルとして広いスペースが必要になり、従って、操作系のレイアウトの自由度に欠ける。
また、各操作スイッチ毎にタッチセンサを備える必要があるため、検出手段のコストが高くつくと共に、ソフトウエアが複雑になる。
また、スイッチ表示を操作パネルにおける各操作スイッチと同じ配列で表示させるために、スイッチブロック別に表示エリアが変化するため、ユーザ操作時のユーザビリティが低下し、かつ、瞬読性に欠ける。
【0006】
また、従来例2にあっては、以下に列挙するような問題点がある。
即ち、複数の電装品を選択可能にする複数の電装品スイッチを備える必要があるため、検出手段のコストが高くつくと共に、ソフトウエアが複雑でコスト高になる。
また、車両が走行中、停車中を判定して、操作系に表示される情報量と表示内容を変化させるため、瞬読性に欠ける。
また、走行、停車を判断するため、認識装置からの情報を得る必要があり、このためシステムが高価になる。
【0007】
本発明の解決しようとする課題は、表示系のコンパクト化が可能であると共に、瞬読性に優れる車両用操作系操作状態表示方法および操作系操作状態表示システムを提供することにあり、さらに、少ないキー数で複数の操作が可能で操作系のコンパクト化が可能であると共に、コストの低減化が可能な車両用操作系操作状態表示システムを提供することを追加の課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の車両用操作系操作状態表示方法は、車両の所定の機能装置における各種機能の選択操作および各機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う操作系の選択・切り替え操作に基づき、各機能の選択・切り替え操作状態を表示系に表示するようにした車両用操作系操作状態表示方法であって、前記表示系における各種機能の選択・切り替え操作状態表示として各機能毎に各機能に応じた異なるシンボルマーク、略字、略号等のマークが表示され、かつ、各機能のマークはそれぞれその時の切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示され、前記操作系で選択された機能を前記表示系における選択機能のマークの位置にカーソル移動等の選択位置表示により視認可能にしたことを特徴とする手段とした。
【0009】
請求項2記載の車両用操作系操作状態表示システムは、車両の所定の機能装置における各種機能の選択操作および各機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う操作系と、該操作系の選択・切り替え操作に基づき、各機能の選択・切り替え操作状態を表示する表示系とを備えた車両用操作系操作状態表示システムであって、前記操作系は、少なくとも各種機能の選択操作キーと、各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う切替・決定キーとを備え、前記表示系は、各種機能の選択・切り替え操作状態表示として各機能毎に各機能に応じた異なるシンボルマーク、略字、略号等のマークが表示され、かつ、各機能のマークはそれぞれその時の切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示され、前記操作系で選択された機能を前記表示系における選択機能のマークの位置にカーソル移動等の選択位置表示により視認可能にしたことを特徴とする手段とした。
【0010】
請求項3記載の車両用操作系操作状態表示システムは、請求項2に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、前記操作系は、オ−ディオ装置、エアコン装置等の複数の機能装置の選択呼出キーと、各機能装置における各種機能の選択操作キーと、各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う切替・決定キーとを備え、前記表示系は、前記選択呼出キーで選択し呼び出された機能装置における各種機能の選択・切り替え操作状態が表示されるように構成されていることを特徴とする手段とした。
【0011】
請求項4記載の車両用操作系操作状態表示システムは、請求項3に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、前記操作系における各種機能の選択操作キーが上下・左右の4方向キーで構成され、前記表示系における各種機能のマークが横一列に配置され、前記選択呼出キーの選択呼び出し機能装置がオーディオ装置の時は中央にボリュウム切替マーク、エアコン装置の時は中央に設定温度切替マークがそれぞれ表示され、それぞれ前記上下方向キー操作によりボリュームまた設定温度の切り替え操作が行えるように構成され、前記左右方向キー操作により各種機能の選択が行われ、前記切替・決定キーを構成するエンターキー操作により各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作が行われるように構成されていることを特徴とする手段とした。
【0012】
請求項5記載の車両用操作系操作状態表示方法または車両用操作系操作状態表示システムは、請求項1に記載の車両用操作系操作状態表示方法または請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、前記表示系における前記切替・決定キーで切り替えられる各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替えをマークの色調やコントラスト変化等により区別して表示するように構成されていることを特徴とする手段とした。
【0013】
請求項6記載の車両用操作系操作状態表示方法または車両用操作系操作状態表示システムは、請求項1に記載の車両用操作系操作状態表示方法または請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、前記表示系における前記切替・決定キーで切り替えられる各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替えマークのうち、切り替え以外のマークをモノクロで表示し、切り替えマークをカラー表示するように構成されていることを特徴とする手段とした。
【0014】
請求項7記載の車両用操作系操作状態表示方法または車両用操作系操作状態表示システムは、請求項1に記載の車両用操作系操作状態表示方法または請求項2〜6のいずれか1項に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、前記操作系がステアリングに設けられていることを特徴とする手段とした。
【0015】
【作用および効果】
請求項1記載の車両用操作系操作状態表示方法では、上述のように、表示系における各種機能の選択・切り替え操作状態表示として各機能毎に各機能に応じた異なるシンボルマーク、略字、略号等のマークが表示され、かつ、各機能のマークはそれぞれその時の切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示されるもので、これにより、各機能マークの表示内容を見るだけで各機能におけるその時の切り替え操作状態までも把握することができるようになる。
以上のように、各機能マークとして各機能における切り替え操作状態マークを切り替え表示するようにしたことで、限られた表示系の表示エリア内において多数の操作状態表示が可能で、各マーク表示を大きくレイアウトすることができるようになる。
従って、表示系のコンパクト化が可能であると共に、瞬読性に優れるという効果が得られる。
【0016】
請求項2記載の車両用操作系操作状態表示システムでは、上述のように、表示系における各種機能の選択・切り替え操作状態表示として各機能毎に各機能に応じた異なるシンボルマーク、略字、略号等のマークが表示され、かつ、各機能のマークはそれぞれその時の切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示されるもので、このように、各機能マークとして各機能における切り替え操作状態マークを切り替え表示するようにしたことで、限られた表示系の表示エリア内において多数の操作状態表示が可能で、各マーク表示を大きくレイアウトすることができるようになる。
従って、表示系のコンパクト化が可能であると共に、瞬読性に優れるという効果が得られる。
【0017】
また、操作系における選択操作キーの操作によって各種機能の選択が行われると共に、該選択された機能が表示系における選択機能のマークの位置にカーソル移動等の選択位置表示により表示され、さらに切替・決定キーの操作により各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作が行われる。
以上のように、少ないキー数で複数の操作が可能であるため、コストを低減化することができると共に、操作系をコンパクト化することができるため、操作系のレイアウトの自由度が高くなる。
【0018】
請求項3記載の車両用操作系操作状態表示システムでは、上述のように、操作系として、各機能装置における各種機能の選択操作キーと、各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う切替・決定キーの他に、オ−ディオ装置、エアコン装置等の複数の機能装置の選択呼出キーを備えたことで、この選択呼出キー操作によって、複数の機能装置を共通のキー(選択操作キー、切替・決定キー)操作で各種機能の選択・切り替え操作が行えると共に、同一の表示系に切り替え表示することができるようになる。
以上のように、少ないキー数で複数の機能装置のそれぞれ複数の操作が可能であるため、優れた瞬読性を確保しつつ、操作系および表示系をさらにコンパクト化することができ、これにより、操作系および表示系のレイアウトの自由度が高くなる。
【0019】
請求項4記載の車両用操作系操作状態表示システムでは、上述のように、表示系における各種機能のマークが横一列に配置されていて、操作系における各種機能の選択操作キーのうち、左右の方向キーを操作することによって各種機能の選択が行われ、エンターキー操作により各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作が行われる。
以上のように、操作系(左右の方向キー)の操作方向と表示系における各種機能のマークの配置方向を一致させることにより、操作性を高めることができるようになる。
【0020】
また、表示系においてボリューム切り替えマークおよび設定温度切り替えマークを中央に配置すると共に、操作系においてボリューム切り替え機能および設定温度切り替え機能を他の機能の選択操作キー(左右の方向キー)とは切り離し、上下の方向キーを操作することによって、ボリュームまたは設定温度の切り替えが行えるようにしたことで、使用頻度の高い操作の操作性を高めることができるようになる。
【0021】
請求項5記載の車両用操作系操作状態表示システムまたは車両用操作系操作状態表示システムでは、上述のように、表示系における前記切替・決定キーで切り替えられる各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替えをマークの色調やコントラスト変化等により区別して表示するようにしたもので、これにより、切替・決定キーで切り替えられた現在の切り替え状態を明確に認識することができるようになる。
【0022】
請求項6記載の車両用操作系操作状態表示システムまたは車両用操作系操作状態表示システムでは、上述のように、表示系における前記切替・決定キーで切り替えられる各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替えマークのうち、切り替え操作前の状態を示すマークをモノクロで表示し、切り替え操作後の現在の状態を示すマークをカラー表示するようにしたもので、これにより、切替・決定キーで切り替えられた現在の切り替え状態を、マークのカラー表示により操作前の状態(モノクロ表示)と明確に区別して認識することができるようになる。
【0023】
請求項7記載の車両用操作系操作状態表示システムまたは車両用操作系操作状態表示システムでは、上述のように、操作系がステアリングに設けられることで、手元操作により操作性を高めることができるようになる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(発明の実施の形態1)
この発明の実施の形態1の車両用操作系操作状態表示方法および操作状態表示システムは、請求項1〜7に記載の発明に対応する。
まず、この発明の実施の形態1の車両用操作系操作状態表示方法および操作系操作状態表示システムを図面に基づいて説明する。
【0025】
図1はこの発明の実施の形態1の車両用操作系操作状態表示システムが適用された車両の室内を示す斜視図、図2は操作系が組み込まれたステアリングを示す正面図、図3は操作系部分を示す要部拡大図であり、これらの図において、Aは操作系、Bは表示系をそれぞれ示す。
【0026】
前記操作系Aは、車両に搭載された機能装置であるオーディオ装置とエアコン装置の選択呼び出し、各機能装置における各種機能の選択操作、および、各機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行うもので、この発明の実施の形態1では、図2に示すようにステアリングSTに設けられている。
【0027】
この操作系Aは、図3にその詳細を示すように、オ−ディオ装置(AUDIO)の選択呼び出しを行うオーディオ用選択呼出キー1と、エアコン装置(A/C)の選択呼び出しを行うエアコン用選択呼出キー2とが操作パネルPの左側に上下方向に配置され、操作パネルPの右側には各機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う切替・決定キーとしてのエンターキー3を中心として、その上下にオーディオ装置のボリュームの切り替えまたはエアコン装置における設定温度の切り替えを行う上方向キー4および下方向キー5が、また左右には各機能装置における各種機能の選択操作を行う選択操作キーとしての左方向キー6および右方向キー7がそれぞれ配置されている。
【0028】
前記表示系Bは、前記操作系Aの操作状態を表示するもので、図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ31、センタディスプレイ32、メータ内ディスプレイ33のうちのいずれか1つのディスプレイが用いられる。
【0029】
図4は、前記エアコン用選択呼出キー2を押圧操作した時の表示系Bにおける初期表示内容を示すものであり、この図に示すように、エアコン装置における各種機能のマーク21〜27が横一列に配置されている。
【0030】
即ち、中央部に温度調節を行うための設定温度切替マーク21が、その時の設定温度を示す数値で表示され、その左側には右から順に、オート・エアコン切替マーク22、風向切替マーク23、風量切替マーク24が表示され、また、設定温度切替マーク21の右側には左から順に内・外気切替マーク25、フロントデフオン・オフ切替マーク26、リヤデフオン・オフ切替マーク27がそれぞれ表示されている。
【0031】
また、前記選択操作キーとしての左方向キー6および右方向キー7の操作が行われていない初期状態では、選択機能が設定温度切替位置となっており、前記設定温度切替マーク21の上下両側縁部に左方向キー6または右方向キー7で選択される機能位置を示す選択位置表示としてのカーソル28が表示されている。
そこで、この状態で上方向キー4を押圧操作する度に設定温度が0.5℃づつ高くなり、下方向キー5を押圧操作する度に設定温度が0.5℃づつ低くなり、設定温度切替マーク21にはそれぞれの変更設定温度が数値表示される。
【0032】
前記選択操作キーとしての左方向キー6を操作する度に、図5〜7に示すように、カーソル28がオート・エアコン切替マーク22、風向切替マーク23、風量切替マーク24の順で移動表示され、それぞれのマークに応じた機能への選択が行われ、また、右方向キー7を操作する度に、図8〜10に示すように、カーソル28が内・外気切替マーク25、フロントデフオン・オフ切替マーク26、リヤデフオン・オフ切替マーク27の順で移動表示され、それぞれのマークに応じた機能への選択が行われるようになっている。
【0033】
このように、カーソル28が選択操作キーとしての左方向キー6または右方向キー7の操作により選択された機能のマークの位置に移動することにより、現在選択されている機能を視覚的に認識することができる。そして、この状態で、エンターキー3を操作することにより、選択された機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作、および、切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示が行われるようになっている。
【0034】
そこで、選択された各機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え内容および切り替え表示の内容を図5〜10に基づいて説明する。
まず、図5は、図4の初期状態から、左方向キー6を1回押圧操作したオート・エアコン切替機能時の状態を示すもので、この状態ではオート・エアコン切替マーク22としてAUTO文字とエアコンを示す雪結晶マーク22aが表示され、オートエアコンモード状態であることを示している。そして、この初期状態から、エンターキー3を押圧操作する度に、AUTO文字22bのみのオートモード→雪結晶マーク22cのみのエアコンモード→OFF文字22dのオフモード→オートエアコンモード、へのモード切り替えおよび表示切り替えが行われる。なお、前記オフモードでは、AUTO文字と雪結晶マークのコントラストが変化し、OFFの文字22dが最も認識し易いようにコントラストを変化させるようになっている。
【0035】
図6は、図4の初期状態から、左方向キー6を2回押圧操作した風向切替機能時の状態を示すもので、この状態では、風向切替マーク23として変化しない人形マークに対しコントラストを変化させた矢印がフェース方向に向いたフェースマーク23aが表示され、フェースモードであることを示している。そして、この初期状態から、エンターキー3を押圧操作する度に、矢印が人形マークのフェース方向とフット方向に向いたフェース・フットマーク23aのフェース&フットモード→矢印が人形マークのフット方向に向いたフットマーク23のフットモード→フェースモード、へのモードへの切り替えおよび表示切り替えが行われる。
【0036】
図7は、図4の初期状態から、左方向キー6を3回押圧操作した風量切替機能時の状態を示すもので、この状態では、風量切替マーク24として変化しないファンマークに対し羽1個のコントラストを変化させた羽1マーク24aが表示され、風量1速モードであることを示している。そして、この初期状態から、エンターキー3を押圧操作する度に、羽2マーク24bの風量2速モード→羽3マーク24cの風量3速モード→羽4マーク24dの風量4速モード→羽0マーク24eの風量0モード→風量1速モード、への切り替えおよび表示切り替えが行われる。
【0037】
図8は、図4の初期状態から、右方向キー7を1回押圧操作した内・外気切替機能時の状態を示すもので、この状態では、内・外気切替マーク25として変化しない車体マークにコントラストを変化させた内気循環矢印のコントラストを変化させた内外循環マーク25aが表示され、内外循環モードであることを示している。そして、この初期状態から、エンターキー3を押圧操作する度に、外気導入矢印のコントラストを変化させた外気導入マーク25bの外気導入モード→内外循環モード、への切り替えおよび表示切り替えが行われる。
【0038】
図9は、図4の初期状態から、右方向キー7を2回押圧操作したフロントデフオン・オフ切替機能時の状態を示すもので、この状態では、フロントデフオン・オフ切替マーク26として白抜き状態のフロントデフオフマーク26aが表示され、フロントデフオフモードであることを示している。そして、この初期状態からエンターキー3を押圧操作する度に、黒塗り状態にコントラストを変化させたフロントデフオンマーク26bのフロントデフオンモード→フロントデフオフモード、への切り替えおよび表示切り替えが行われる。
【0039】
図10は、図4の初期状態から、右方向キー7を3回押圧操作したリヤデフオン・オフ切替機能時の状態を示すもので、この状態では、リヤデフオン・オフ切替マーク27として黒塗り状態にコントラストを変化させたリヤデフオンマーク27aが表示され、リヤデフオンモードであることを示している。そして、この初期状態からエンターキー3を押圧操作する度に、白抜き状態のリヤデフオフマーク27aのリヤデフオフモード→リヤデフオンモード、への切り替えおよび表示切り替えが行われる。
【0040】
図11は、前記オーディオ用選択呼出キー1を押圧操作した時の表示系Bにおける初期表示内容を示すものであり、この図に示すように、オーディオ装置における各種機能のマーク11〜15が横一列に配置されている。
【0041】
即ち、中央部にボリューム調節を行うためのボリューム切替マーク11が、VOL文字で表示され、その左側には右から順に、選局切替マーク12、交通情報オン・オフ切替マーク13が表示され、また、ボリューム切替マーク11の右側には左から順に、選局切替マーク14、FM・AM切替マーク15がそれぞれ表示されている。
【0042】
また、前記選択操作キーとしての左方向キー6および右方向キー7の操作が行われていない初期状態では、選択機能がボリューム切替位置となっており、前記ボリューム切替マーク11の上下両側縁部に左方向キー6または右方向キー7で選択される機能位置を示す選択位置表示としてのカーソル16が表示されている。
そこで、この状態で上方向キー4を押圧操作する度にボリュームが段階的に高くなり、下方向キー5を押圧操作する度に段階的にボリュームが低くなる。
【0043】
前記選択操作キーとしての左方向キー6を操作する度に、図12、13に示すように、カーソル16が選局切替マーク12、交通情報ON・OFF切替マーク13の順で移動表示され、それぞれのマークに応じた機能への選択が行われ、また、右方向キー7を操作する度に、図14、15に示すように、カーソル16が選局切替マーク14、FM・AM切替マーク15の順で移動表示され、それぞれのマークに応じた機能への選択が行われるようになっている。
【0044】
このように、カーソル16が選択操作キーとしての左方向キー6または右方向キー7の操作により選択された機能のマークの位置に移動することにより、現在選択されている機能を視覚的に認識することができる。そして、この状態で、エンターキー3を操作することにより、選択された機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作、および、切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示が行われるようになっている。
【0045】
そこで、選択された各機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え内容および切り替え表示の内容を図12〜15に基づいて説明する。
まず、図12は、図11の初期状態から、左方向キー6を1回押圧操作した選局切替機能時の状態を示すもので、この状態では、選局切替マーク12として左方向矢印とch1および周波数文字12aが表示され、チャンネル1選局モードであることを示している。そして、この初期状態から、エンターキー3を押圧操作する度に、ch6および周波数文字12fのチャンネル6選局モード→ch5および周波数文字12eのチャンネル5選局モード→・・・チャンネル1選局モード、へのモード切り替えおよび表示切り替えが行われる。
【0046】
図13は、図11の初期状態から、左方向キー6を2回押圧操作した交通情報ON・OFF切替機能時の状態を示すもので、この状態では、交通情報ON・OFF切替マーク13として、白抜き状態の交通情報OFFマーク13aが表示表され、交通情報OFFモードであることを示している。そして、この初期状態から、エンターキー3を押圧操作する度に、黒塗り状態にコントラストを変化させた交通情報ONマーク13bの交通情報ONモード→交通情報OFFモード、への切り替えおよび表示切り替えが行われる。なお、交通情報ONモードの時は、AM切替モードおよび表示がMODE・AM文字15bのAMモードに切り替わり、交通情報OFFモードの時は、MODE・FM文字15aのFMモードに切り替わるようになっている。
【0047】
図14は、図11の初期状態から、右方向キー7を1回押圧操作した選局切替機能時の状態を示すもので、この状態では、選局切替マーク14として右方向矢印とch1および周波数文字14aが表示され、チャンネル1選局モードであることを示している。そして、この初期状態から、エンターキー3を押圧操作する度に、ch2および周波数文字12bのチャンネル2選局モード→ch3および周波数文字12cのチャンネル3選局モード→・・・チャンネル6選局モード→チャンネル1選局モード、へのモード切り替えおよび表示切り替えが行われる。
【0048】
図15は、図11の初期状態から、右方向キー7を2回押圧操作したFM・AM切替機能時の状態を示すもので、この状態では、FM・AM切替マーク15としてMODE・FM文字15aが表示され、FMモードであることを示している。そして、この初期状態からエンターキー3を押圧操作する度に、MODE・AM文字15bのAMモード→MODE・CD文字15cのCDモード→MODE・MD文字15dのMDモード→FMモードへの切り替えおよび表示切り替えが行われる。
【0049】
次に、この発明の実施の形態1の作用・効果を説明する。
以上詳細に説明してきたように、この発明の実施の形態1の車両用操作系操作状態表示方法および操作系操作状態表示システムによれば、上述のように、表示系Bにおける各種機能の選択・切り替え操作状態表示として各機能毎に各機能に応じた異なるシンボルマーク、略字、略号等のマークが表示され、かつ、各機能のマークはそれぞれその時の切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示されるようにしたことで、各機能マークの表示内容を見るだけで各機能におけるその時の切り替え操作状態までも把握することができるようになる。
以上のように、各機能マークと各機能における切り替え操作状態マークとを切り替え表示するようにしたことで、限られた表示系Bの表示エリア内において多数の操作状態表示が可能で、各マーク表示を大きくレイアウトすることができるようになる。
従って、表示系Bのコンパクト化が可能であると共に、瞬読性に優れるという効果が得られる。
【0050】
また、操作系Aにおける左右方向キー6、7の操作によって各種機能の選択が行われると共に、該選択された機能が表示系Bにおける選択機能のマークの位置にカーソル28、16の移動により表示され、さらにエンターキー3および上下方向キー4、5の操作により各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作が行われる。
以上のように、少ないキー数で複数の操作が可能であるため、コストの低減化が可能になると共に、操作系Aをコンパクト化することができるため、操作系Aのレイアウトの自由度が高くなる。
【0051】
また、操作系Aとして、各種機能の選択操作キーを構成する左右方向キー6、7と、各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行うエンターキー3および上下方向キー4、5、の他に、オ−ディオ装置およびエアコン装置の複数の機能装置の選択呼出キー(オーディオ用選択呼出キー1、エアコン用選択呼出キー2)を備えたことで、この選択呼出キー操作によって、複数の機能装置を共通のキー(上下方向キー4、5、左右方向キー6、7、エンターキー3)操作で各種機能の選択・切り替え操作が行えると共に、同一の表示系Bの同一の位置に切り替え表示することができるようになる。
以上のように、少ないキー数で複数の機能装置のそれぞれ複数の操作が可能であるため、優れた瞬読性を確保しつつ、操作系Aおよび表示系Bをさらにコンパクト化することができ、これにより、操作系Aおよび表示系Bのレイアウトの自由度が高くなる。
【0052】
また、表示系Bにおける各種機能のマークが横一列に配置されていて、操作系にAおける各種機能の選択操作キーのうち、左右の方向キー6、7を操作することによって各種機能の選択が行われ、エンターキー3の操作により各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作が行われる。
以上のように、操作系A(左右の方向キー6、7)の操作方向と表示系Bにおける各種機能のマークの配置方向を一致させることにより、操作性を高めることができるようになる。
【0053】
また、表示系Bにおいてボリューム切替マーク11および設定温度切替マーク21を中央に配置すると共に、操作系Aにおいてボリューム切り替え機能および設定温度切り替え機能を他の機能の選択操作キー(左右方向キー6、7)とは切り離し、上下方向キー4、5を操作することによって、ボリュームまたは設定温度の切り替えが行えるようにしたことで、使用頻度の高い操作の操作性を高めることができるようになる。
【0054】
また、表示系Bにおける前記エンターキー3で切り替えられる各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替えをマークの色調やコントラスト変化等により区別して表示するようにしたことで、エンターキー3で切り替えられた現在の切り替え状態を明確に認識することができるようになる。
【0055】
また、表示系Bにおける前記エンターキー3で切り替えられる各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替えマークのうち、切り替え操作前の状態を示すマークをモノクロで表示し、切り替え操作後の状態を示すマークをカラー表示するようにすることにより、エンターキー3で切り替えられた現在の切り替え操作状態を、マークのカラー表示により操作前の状態(モノクロ表示)と明確に区別して認識することができるようになる。
【0056】
また、操作系AがステアリングSTに設けられることで、手元操作により操作性を高めることができるようになる。
【0057】
次に、他の発明の実施の形態について説明する。この他の発明の実施の形態の説明にあたっては、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0058】
(発明の実施の形態2)
この発明の実施の形態2の車両用操作系操作状態表示方法および操作系操作状態表示システムを図16、17に基づいて説明する。
【0059】
図16は表示系Bにおけるエアコン装置選択呼出初期状態を示す図であり、この図に示すように、初期状態における表示系Bの基本的な機能の内容および配列は前記発明の実施の形態1(図4)とほぼ同様であるが、風量切替機能選択時、および、風向切替機能選択時における各機能の動作・非動作および/または動作機能の切替操作方法および表示方法が、前記発明の実施の形態1とは相違している。
【0060】
即ち、風向切替機能時の初期状態では、風向切替マーク23として変化しない人形マークに対しコントラストを変化させた矢印がフェース方向に向いたフェースマーク23aが表示され、フェースモードであることを示している点は前記発明の実施の形態1と同様であるが、風向切替マーク23の上下に上下方向の矢印a1、a2が表示されていて、上下方向キー4、5により風向モードの切り替えおよび表示切り替えが行えるように構成されている点が、エンターキー3を用いる発明の実施の形態1とは相違している。
【0061】
また、風量切替機能時の初期状態では、風量切替マーク24として変化しないファンマークに対し羽1個のコントラストを変化させた羽1マーク24aが表示され、風量1速モードであることを示している点は前記発明の実施の形態1と同様であるが、風量切替マーク24の上下に上下方向の矢印b1、b2が表示されていて、上下方向キー4、5により風量モードの切り替えおよび表示切り替えが行えるように構成されている点が、エンターキー3を用いる発明の実施の形態1とは相違している。
【0062】
図17は表示系Bにおけるオーディオ装置選択呼出初期状態を示す図であり、この図に示すように、初期状態における表示系Bの基本的な機能の内容および配列は前記発明の実施の形態1(図11)とほぼ同様であるが、両選局切替機能時における切替機能、切替操作方法および表示方法が、前記発明の実施の形態1とは相違している
【0063】
まず、左方向キー6を1回押圧操作した選局切替機能時の初期状態では、選局切替マーク12としてch1および周波数文字12aが表示されると共に、その上下には上下方向の矢印c1、c2が表示されている。そして、上下方向キー4、5を操作することにより、ラジオ(AM・FM)モードの時は、メモリチャンネルの切り替えが行われ、また、CD/MDモードのときは、トラックの切り替えが行われるようになっている点が、前記発明の実施の形態1とは相違している。
【0064】
また、右方向キー7を1回押圧操作した選局切替機能時の初期状態では、選局切替マーク14として周波数文字14aが表示されると共に、その上下には上下方向の矢印d1、d2が表示されている。そして、上下方向キー4、5を操作することにより、ラジオ(AM・FM)モードの時は、周波数のチューニングが行われ、また、CD/MDモードの時は、早送り(FF)および巻き戻し(REW)が行われるようになっている点が、前記発明の実施の形態1とは相違している。
【0065】
従って、この発明の実施の形態2の車両用操作系操作状態表示方法および操作系操作状態表示システムによれば、前記発明の実施の形態1と同様の効果が得られる他に、同じキー数でさらに機能を追加することができるようになるいう追加の効果が得られる。
【0066】
以上本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明は上述の発明の実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、発明の実施の形態では、選択位置表示として、カーソルを移動表示させるようにしたが、その他の任意の選択位置表示を用いることができる。
【0067】
また、発明の実施の形態では、上下・左右の4方向キー4、5、6、7を用いたが、ジョイスティックを用いることもできる。
また、発明の実施の形態では、機能装置として、エアコン装置とオーディオ装置の2種類の場合を例示したが、3種類以上であってもよく、もしくは単独の機能装置のみであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の車両用操作系操作状態表示システムが適用された車両の室内を示す斜視図である。
【図2】発明の実施の形態1における操作系が組み込まれたステアリングを示す正面図である。
【図3】発明の実施の形態1における操作系部分を示す要部拡大図である。
【図4】発明の実施の形態1における表示系でエアコン装置選択呼出初期状態を示す図である。
【図5】発明の実施の形態1における表示系でエアコン装置選択呼出状態のうちオート・エアコン切替機能選択状態を示す図である。
【図6】発明の実施の形態1における表示系でエアコン装置選択呼出状態のうち風向切替機能選択状態を示す図である。
【図7】発明の実施の形態1における表示系でエアコン装置選択呼出状態のうち風量切替機能選択状態を示す図である。
【図8】発明の実施の形態1における表示系でエアコン装置選択呼出状態のうち内・外気切替機能選択状態を示す図である。
【図9】発明の実施の形態1における表示系でエアコン装置選択呼出状態のうちフロントデフオン・オフ切替機能選択状態を示す図である。
【図10】発明の実施の形態1における表示系でエアコン装置選択呼出状態のうちリヤデフオ・オフ切替機能選択状態を示す図である。
【図11】発明の実施の形態1における表示系でオーディオ装置選択呼出初期状態を示す図である。
【図12】発明の実施の形態1における表示系でオーディオ装置選択呼出状態のうち選局切替選択状態を示す図である。
【図13】発明の実施の形態1における表示系でオーディオ装置選択呼出状態のうち交通情報ON・OFF切替選択状態を示す図である。
【図14】発明の実施の形態1における表示系でオーディオ装置選択呼出状態のうち選局切替選択状態を示す図である。
【図15】発明の実施の形態1における表示系でオーディオ装置選択呼出状態のうちFM・AM切替選択状態を示す図である。
【図16】発明の実施の形態2における表示系でエアコン装置選択呼出初期状態を示す図である。
【図17】発明の実施の形態2における表示系でオーディオ装置選択呼出初期状態を示す図である。
【符号の説明】
【0016】
A 操作系
B 表示系
P パネル
ST ステアリング
1 オーディオ用選択呼出キー
2 エアコン用選択呼出キー
3 エンターキー(切替・決定キー)
4 上方向キー(切替・決定キー)
5 下方向キー(切替・決定キー)
6 左方向キー(選択操作キー)
7 右方向キー(選択操作キー)
21 設定温度切替マーク
22 オート・エアコン切替マーク
23 風向切替マーク
24 風量切替マーク
25 内・外気切替マーク
26 フロントデフオン・オフ切替マーク
27 リヤデフオン・オフ切替マーク
31 ヘッドアップディスプレイ
32 センタディスプレイ
33 メータ内ディスプレイ
Claims (7)
- 車両の所定の機能装置における各種機能の選択操作および各機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う操作系の選択・切り替え操作に基づき、各機能の選択・切り替え操作状態を表示系に表示するようにした車両用操作系操作状態表示方法であって、
前記表示系における各種機能の選択・切り替え操作状態表示として各機能毎に各機能に応じた異なるシンボルマーク、略字、略号等のマークが表示され、かつ、各機能のマークはそれぞれその時の切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示され、
前記操作系で選択された機能を前記表示系における選択機能のマークの位置にカーソル移動等の選択位置表示により視認可能にしたことを特徴とする車両用操作系操作状態表示方法。 - 車両の所定の機能装置における各種機能の選択操作および各機能の動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う操作系と、該操作系の選択・切り替え操作に基づき、各機能の選択・切り替え操作状態を表示する表示系とを備えた車両用操作系操作状態表示システムであって、
前記操作系は、少なくとも各種機能の選択操作キーと、各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う切替・決定キーとを備え、
前記表示系は、各種機能の選択・切り替え操作状態表示として各機能毎に各機能に応じた異なるシンボルマーク、略字、略号等のマークが表示され、かつ、各機能のマークはそれぞれその時の切り替え操作状態に応じた異なるマークに切り替え表示されるように構成され、
前記操作系で選択された機能を前記表示系における選択機能のマークの位置にカーソル移動等の選択位置表示により視認可能に構成されていることを特徴とする車両用操作系操作状態表示システム。 - 請求項2に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、
前記操作系は、オ−ディオ装置、エアコン装置等の複数の機能装置の選択呼出キーと、各機能装置における各種機能の選択操作キーと、各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作を行う切替・決定キーとを備え、
前記表示系は、前記選択呼出キーで選択し呼び出された機能装置における各種機能の選択・切り替え操作状態が表示されるように構成されていることを特徴とする。 - 請求項3に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、
前記操作系における各種機能の選択操作キーが上下・左右の4方向キーで構成され、
前記表示系における各種機能のマークが横一列に配置され、
前記選択呼出キーの選択呼び出し機能装置がオーディオ装置の時は中央にボリュウム切替マーク、エアコン装置の時は中央に設定温度切替マークがそれぞれ表示され、それぞれ前記上下方向キー操作によりボリュームまた設定温度の切り替え操作が行なわれ、
前記左右方向キー操作により各種機能の選択が行われ、
前記切替・決定キーを構成するエンターキー操作により各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替え操作が行われるように構成されていることを特徴とする。 - 請求項1に記載の車両用操作系操作状態表示方法または請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、
前記表示系における前記切替・決定キーで切り替えられる各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替えをマークの色調やコントラスト変化等により区別して表示するように構成されていることを特徴とする。 - 請求項1に記載の車両用操作系操作状態表示方法または請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、
前記表示系における前記切替・決定キーで切り替えられる各選択機能における動作・非動作および/または動作機能の切り替えマークとして、切り替え操作前の状態を示すマークをモノクロで表示し、切り替え操作後の状態を示すマークをカラー表示するように構成されていることを特徴とする。 - 請求項1に記載の車両用操作系操作状態表示方法または請求項2〜6のいずれか1項に記載の車両用操作系操作状態表示システムにおいて、
前記操作系がステアリングに設けられていることを特徴とする。
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