JP2004243195A - 汚染土壌の浄化方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】汚染された土壌をいったん掘り起こして回収して処理場まで運搬して浄化処理を行う方法が一般的であるが、掘削、回収、運搬に多大なコストを要する欠点がある。
本発明は、土壌を掘削、回収、運搬することなく、ダイオキシン、PCB等のハロゲン化合物、毒ガス、放射能、砒素、アルデヒド類、その他人体、生物に有害な物質で汚染された土壌の浄化方法に関する。
【解決方法】有害物で汚染された土壌の中にパイプを埋入して、該パイプから高温過熱水蒸気を土壌中に噴射して、該土壌中の汚染物質を揮発させ、該揮発物を回収除去することを特徴とする。
【選択図】図1
本発明は、土壌を掘削、回収、運搬することなく、ダイオキシン、PCB等のハロゲン化合物、毒ガス、放射能、砒素、アルデヒド類、その他人体、生物に有害な物質で汚染された土壌の浄化方法に関する。
【解決方法】有害物で汚染された土壌の中にパイプを埋入して、該パイプから高温過熱水蒸気を土壌中に噴射して、該土壌中の汚染物質を揮発させ、該揮発物を回収除去することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイオキシン、PCB等のハロゲン化合物、毒ガス、放射能、砒素、アルデヒド類、その他人体、生物に有害な物質で汚染された土壌の浄化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ハロゲン化合物、毒ガス、放射能、砒素、その他人体、生物に有害な物質で汚染された土壌の浄化方法として、特開2003−10832、特開2002−326080、特開2002−307048等の発明が開示されている。
これらの発明はいずれも、汚染された土壌をいったん掘り起こして回収して処理場まで運搬して浄化処理を行う方法である。したがって
掘削、回収、運搬に多大なコストを要する欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、有害物に汚染された土壌を掘削回収することなく、そのままの状態で処理することができる新規な浄化方法を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は下記の手段によって解決することができる。
すなわち、
(1)有害物で汚染された土壌の中にパイプを埋入して、該パイプから高温過熱水蒸気を土壌中に噴射して、該土壌中の汚染物質を加熱分解することを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
(2)有害物で汚染された土壌の中にパイプを埋入して、該パイプから高温過熱水蒸気を土壌中に噴射して、該土壌中の汚染物質を揮発させ、該揮発物を回収除去することを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
(3)上記汚染土壌の面積区域を笠で覆って揮発物質を捕集、回収するこ
とを特徴とする上記(1)あるいは(2)に記載の汚染土壌の浄化方法。
(4)上記汚染物質がハロゲン化合物である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
(5)上記汚染物質が放射能付着物質である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
(6)上記汚染物質が毒ガスあるいは毒ガス含有物質である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明で汚染物質とは、ダイオキシン、PCB、塩素系有機溶剤等のハロゲン元素を含む化合物、毒ガス、鉛、砒素、カドミウム、遺伝子に悪影響を与える薬品類、およびアルデヒド等のアレルギーを誘発する物質等の人体、生物に悪影響を与える物質全般を総称するものである。
【0006】
本発明は汚染された地中にパイプを埋入して、パイプから加熱水蒸気を噴射して、汚染土壌を加熱して、地中の汚染物質を加熱分解する方法である。又地中の汚染物質を加熱気化させて、地上でそれを回収除去する方法である。
【0007】
汚染物質の種類によっては、処理にあたって図1に示すように、面積区域の周囲を仕切り板で囲って、汚染物が非汚染地域に逸散しないようにする。又面積区域全面を覆う笠をかぶせて揮散物質が外気に漏れないようにシールする。笠には揮散物を吸引するダクトを設けて、笠の外で回収する。
図1は本発明方法の説明図であり、1は埋入パイプ、2は仕切り板、3は笠、4はダクトである。埋入パイプは、面積区域の広さによっては複数埋入され、パイプの孔から加熱蒸気が噴射される。噴射された蒸気は土中に浸透して有害物質を加熱分解し、あるいは有害物質を加熱気化させる。
パイプの穴は、一個でもよいが好ましくは、複数個ランダムな位置に穿孔するのがよい。
パイプの断面形状は、丸、楕円、三角、四角、その他の多角形、いずれの形状でもよい。
パイプの先端は封じて、杭のように鋭角に加工したほうがよい。
【0008】
地表には気化した有害物質、分解された有害物質、土の粉塵、水蒸気が吹き出る。又水蒸気が水となって吹き出る。ダクトでこれらを吸引し、水蒸気は水に返して回収する。気化物質はいったん冷却して液体に返して処理する。あるいはそのまま無害化処理する。土の粉塵は冷却されて泥状となって回収される。
【0009】
本発明は土壌を加熱して地中の汚染物質を無害化する処理と、土壌を加熱して地中から汚染物質を追い出す処理、この二つの包含するものである。すなわちいったん追い出してこれを回収して、これを通常の処理装置で無害化する方法も包含するものである。たとえば地中に含まれる化学薬品、有機溶剤等の処理は、いったん気化させて追い出し、出てきたものを回収して別の工程で無害化することになるので後者の場合に相当する。
病原菌は加熱で死滅するので、この場合は前者の場合に相当することとなる。
【0010】
舞い上がった粉塵を静めるのには散水が効果的であるが、本発明では加熱源に過熱蒸気を使用することによって散水効果を発揮させる。つまり過熱蒸気は冷却されて水に還ることを利用して、粉塵と混ざった蒸気が水に還って、粉塵を吸着して水滴となって落下して粉塵の飛散が防止され、粉塵は泥流となって回収される。通常の装置では高価な集塵機の設置が不可欠であるが、本発明では粉塵の回収のために集塵機は不必要である。
【0011】
過熱水蒸気の温度と量は、処理する汚染物質の分解温度、蒸発温度等によって適宜調整すればよい。おおむね200〜1000℃程度まで、又必要に応じて1000℃以上の温度でも適宜選択することができる。
圧力は、土壌の硬さに応じて適切な圧力を決めればよい。すなわち処理する土壌が噴射する蒸気で四散して飛び散らないように硬い土壌では圧力を高く、軟らかい土壌では低くする。
【0012】
埋入するパイプは、図2、図3に示すように、地面に平行に埋入、あるいは斜め方向に埋入してもよい。平行に埋入するときは、土を掘削してパイプを埋める空間を用意する必要があるが、斜め方向埋入では、杭を射ち込むように、パイプを斜め方向に角度をつけて射ち込んで埋入できるので施工が容易である。
【0013】
過熱蒸気の発生源には特別な制限はなく、要は必要な温度と圧力が得られればよい。
【0014】
実施例によって本発明を説明する。
実施例1(有機溶剤:トリクレン汚染された土壌の浄化)
トリクレンが500〜1000ppm含まれる土壌からトリクレンを除去する処理を行った。
処理する面積:5×5mの区域
500mm巾、厚さ10mm、長さ3mの鉄板(仕切り板)の先端を鋭角に加工して地中2m深さに射ち込んで、処理する面積区域の周囲全周を2mの深さで取り囲んだ。
鉄板で囲んだ面積区域の地中に先端を鋭角に閉じた直径50mm、厚さ2mmの鉄のパイプを斜め45度の角度で先端が仕切り板に衝突するまで射ち込んだ。パイプとパイプの間隔は20cmとし、パイプは交互に反対方向に射ち込んだ。射ち込んだパイプの総数20本。パイプには直径2mmの孔をランダムに50個穿孔した。
取り囲んだ仕切り板の上面には厚さ1mmの鉄板で作った笠をかぶせて蓋をして、接触面はゴムでシールした。又仕切り板の継ぎ目もシリコーンで目止めしてシールした。
パイプをボイラーと接続して圧力5気圧、350℃の加熱蒸気を5時間噴射した。地面から吹き出る蒸気、粉塵、揮発物は、笠に取り付けたダクトから減圧吸引して回収した。
回収物は冷却して、泥水と気体成分に分離した後、気体成分は触媒層を通して分解し、通過した成分は活性炭の層を通して吸着させた。
泥水は乾燥して土に戻した。
泥水から戻した土にはトリクレンは検出されなかった。
処理した土壌は乾燥した。トリクレンは検出されなかった。
【0015】
【発明の効果】
以上詳記したように、本発明は汚染された土壌を現地でそのままの状態で汚染物を除去できるものであり、しかもきわめて簡単安価な工法で処理できる特徴を有するものであり、土壌浄化に多大の貢献をなすものである。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明方法の説明図である。
【図2】図2は、埋入パイプを地面に平行に埋入した時の説明図である。
【図3】図3は、埋入パイプを地面に斜め方向に埋入した時の説明図である。
【符号の説明】
1…埋入パイプ
2…仕切り板
3…笠
4…ダクト
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイオキシン、PCB等のハロゲン化合物、毒ガス、放射能、砒素、アルデヒド類、その他人体、生物に有害な物質で汚染された土壌の浄化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ハロゲン化合物、毒ガス、放射能、砒素、その他人体、生物に有害な物質で汚染された土壌の浄化方法として、特開2003−10832、特開2002−326080、特開2002−307048等の発明が開示されている。
これらの発明はいずれも、汚染された土壌をいったん掘り起こして回収して処理場まで運搬して浄化処理を行う方法である。したがって
掘削、回収、運搬に多大なコストを要する欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、有害物に汚染された土壌を掘削回収することなく、そのままの状態で処理することができる新規な浄化方法を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題は下記の手段によって解決することができる。
すなわち、
(1)有害物で汚染された土壌の中にパイプを埋入して、該パイプから高温過熱水蒸気を土壌中に噴射して、該土壌中の汚染物質を加熱分解することを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
(2)有害物で汚染された土壌の中にパイプを埋入して、該パイプから高温過熱水蒸気を土壌中に噴射して、該土壌中の汚染物質を揮発させ、該揮発物を回収除去することを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
(3)上記汚染土壌の面積区域を笠で覆って揮発物質を捕集、回収するこ
とを特徴とする上記(1)あるいは(2)に記載の汚染土壌の浄化方法。
(4)上記汚染物質がハロゲン化合物である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
(5)上記汚染物質が放射能付着物質である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
(6)上記汚染物質が毒ガスあるいは毒ガス含有物質である上記(1)〜(3)のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明で汚染物質とは、ダイオキシン、PCB、塩素系有機溶剤等のハロゲン元素を含む化合物、毒ガス、鉛、砒素、カドミウム、遺伝子に悪影響を与える薬品類、およびアルデヒド等のアレルギーを誘発する物質等の人体、生物に悪影響を与える物質全般を総称するものである。
【0006】
本発明は汚染された地中にパイプを埋入して、パイプから加熱水蒸気を噴射して、汚染土壌を加熱して、地中の汚染物質を加熱分解する方法である。又地中の汚染物質を加熱気化させて、地上でそれを回収除去する方法である。
【0007】
汚染物質の種類によっては、処理にあたって図1に示すように、面積区域の周囲を仕切り板で囲って、汚染物が非汚染地域に逸散しないようにする。又面積区域全面を覆う笠をかぶせて揮散物質が外気に漏れないようにシールする。笠には揮散物を吸引するダクトを設けて、笠の外で回収する。
図1は本発明方法の説明図であり、1は埋入パイプ、2は仕切り板、3は笠、4はダクトである。埋入パイプは、面積区域の広さによっては複数埋入され、パイプの孔から加熱蒸気が噴射される。噴射された蒸気は土中に浸透して有害物質を加熱分解し、あるいは有害物質を加熱気化させる。
パイプの穴は、一個でもよいが好ましくは、複数個ランダムな位置に穿孔するのがよい。
パイプの断面形状は、丸、楕円、三角、四角、その他の多角形、いずれの形状でもよい。
パイプの先端は封じて、杭のように鋭角に加工したほうがよい。
【0008】
地表には気化した有害物質、分解された有害物質、土の粉塵、水蒸気が吹き出る。又水蒸気が水となって吹き出る。ダクトでこれらを吸引し、水蒸気は水に返して回収する。気化物質はいったん冷却して液体に返して処理する。あるいはそのまま無害化処理する。土の粉塵は冷却されて泥状となって回収される。
【0009】
本発明は土壌を加熱して地中の汚染物質を無害化する処理と、土壌を加熱して地中から汚染物質を追い出す処理、この二つの包含するものである。すなわちいったん追い出してこれを回収して、これを通常の処理装置で無害化する方法も包含するものである。たとえば地中に含まれる化学薬品、有機溶剤等の処理は、いったん気化させて追い出し、出てきたものを回収して別の工程で無害化することになるので後者の場合に相当する。
病原菌は加熱で死滅するので、この場合は前者の場合に相当することとなる。
【0010】
舞い上がった粉塵を静めるのには散水が効果的であるが、本発明では加熱源に過熱蒸気を使用することによって散水効果を発揮させる。つまり過熱蒸気は冷却されて水に還ることを利用して、粉塵と混ざった蒸気が水に還って、粉塵を吸着して水滴となって落下して粉塵の飛散が防止され、粉塵は泥流となって回収される。通常の装置では高価な集塵機の設置が不可欠であるが、本発明では粉塵の回収のために集塵機は不必要である。
【0011】
過熱水蒸気の温度と量は、処理する汚染物質の分解温度、蒸発温度等によって適宜調整すればよい。おおむね200〜1000℃程度まで、又必要に応じて1000℃以上の温度でも適宜選択することができる。
圧力は、土壌の硬さに応じて適切な圧力を決めればよい。すなわち処理する土壌が噴射する蒸気で四散して飛び散らないように硬い土壌では圧力を高く、軟らかい土壌では低くする。
【0012】
埋入するパイプは、図2、図3に示すように、地面に平行に埋入、あるいは斜め方向に埋入してもよい。平行に埋入するときは、土を掘削してパイプを埋める空間を用意する必要があるが、斜め方向埋入では、杭を射ち込むように、パイプを斜め方向に角度をつけて射ち込んで埋入できるので施工が容易である。
【0013】
過熱蒸気の発生源には特別な制限はなく、要は必要な温度と圧力が得られればよい。
【0014】
実施例によって本発明を説明する。
実施例1(有機溶剤:トリクレン汚染された土壌の浄化)
トリクレンが500〜1000ppm含まれる土壌からトリクレンを除去する処理を行った。
処理する面積:5×5mの区域
500mm巾、厚さ10mm、長さ3mの鉄板(仕切り板)の先端を鋭角に加工して地中2m深さに射ち込んで、処理する面積区域の周囲全周を2mの深さで取り囲んだ。
鉄板で囲んだ面積区域の地中に先端を鋭角に閉じた直径50mm、厚さ2mmの鉄のパイプを斜め45度の角度で先端が仕切り板に衝突するまで射ち込んだ。パイプとパイプの間隔は20cmとし、パイプは交互に反対方向に射ち込んだ。射ち込んだパイプの総数20本。パイプには直径2mmの孔をランダムに50個穿孔した。
取り囲んだ仕切り板の上面には厚さ1mmの鉄板で作った笠をかぶせて蓋をして、接触面はゴムでシールした。又仕切り板の継ぎ目もシリコーンで目止めしてシールした。
パイプをボイラーと接続して圧力5気圧、350℃の加熱蒸気を5時間噴射した。地面から吹き出る蒸気、粉塵、揮発物は、笠に取り付けたダクトから減圧吸引して回収した。
回収物は冷却して、泥水と気体成分に分離した後、気体成分は触媒層を通して分解し、通過した成分は活性炭の層を通して吸着させた。
泥水は乾燥して土に戻した。
泥水から戻した土にはトリクレンは検出されなかった。
処理した土壌は乾燥した。トリクレンは検出されなかった。
【0015】
【発明の効果】
以上詳記したように、本発明は汚染された土壌を現地でそのままの状態で汚染物を除去できるものであり、しかもきわめて簡単安価な工法で処理できる特徴を有するものであり、土壌浄化に多大の貢献をなすものである。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明方法の説明図である。
【図2】図2は、埋入パイプを地面に平行に埋入した時の説明図である。
【図3】図3は、埋入パイプを地面に斜め方向に埋入した時の説明図である。
【符号の説明】
1…埋入パイプ
2…仕切り板
3…笠
4…ダクト
Claims (6)
- 有害物で汚染された土壌の中にパイプを埋入して、該パイプから高温過熱水蒸気を土壌中に噴射して、該土壌中の汚染物質を加熱分解することを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
- 有害物で汚染された土壌の中にパイプを埋入して、該パイプから高温過熱水蒸気を土壌中に噴射して、該土壌中の汚染物質を揮発させ、該揮発物を回収除去することを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
- 上記汚染土壌の面積区域を笠で覆って揮発物質を捕集、回収することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の汚染土壌の浄化方法。
- 上記汚染物質がハロゲン化合物である請求項1〜3のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
- 上記汚染物質が放射能付着物質である請求項1〜3のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
- 上記汚染物質が毒ガスあるいは毒ガス含有物質である請求項1〜3のいずれかに記載の汚染土壌の浄化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003034699A JP2004243195A (ja) | 2003-02-13 | 2003-02-13 | 汚染土壌の浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003034699A JP2004243195A (ja) | 2003-02-13 | 2003-02-13 | 汚染土壌の浄化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004243195A true JP2004243195A (ja) | 2004-09-02 |
Family
ID=33020309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003034699A Pending JP2004243195A (ja) | 2003-02-13 | 2003-02-13 | 汚染土壌の浄化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004243195A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007296409A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-11-15 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 土壌浄化方法および土壌浄化装置 |
WO2013008338A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 株式会社ワンワールド | 土壌殺菌処理装置及び土壌殺菌処理方法 |
WO2013008337A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 株式会社ワンワールド | 土壌中有機物炭化処理装置及び炭化処理方法 |
JP2013113716A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Shinki Sangyo Kk | 放射性核種汚染物の処理方法 |
-
2003
- 2003-02-13 JP JP2003034699A patent/JP2004243195A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007296409A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-11-15 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 土壌浄化方法および土壌浄化装置 |
WO2013008338A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 株式会社ワンワールド | 土壌殺菌処理装置及び土壌殺菌処理方法 |
WO2013008337A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 株式会社ワンワールド | 土壌中有機物炭化処理装置及び炭化処理方法 |
CN103702775A (zh) * | 2011-07-14 | 2014-04-02 | 株式会社万世 | 土壤杀菌处理装置及土壤杀菌处理方法 |
CN103796769A (zh) * | 2011-07-14 | 2014-05-14 | 石晓岩 | 土壤中有机物碳化处理装置及碳化处理方法 |
JPWO2013008337A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2015-02-23 | 株式会社ワンワールド | 土壌中有機物炭化処理装置及び炭化処理方法 |
JPWO2013008338A1 (ja) * | 2011-07-14 | 2015-02-23 | 株式会社ワンワールド | 土壌殺菌処理装置及び土壌殺菌処理方法 |
JP2013113716A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Shinki Sangyo Kk | 放射性核種汚染物の処理方法 |
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