JP2004240666A - プラントの警報表示確認システム - Google Patents
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Abstract
【課題】警報表示盤近傍に監視カメラ部を設置し警報表示盤を警報停止操作する担当、遠隔地のモニタ装置で確認すると共に異常状態表示を確認する担当、現場の設備に異常模擬信号を入力して確認試験を開始する担当、の3人もの担当者を配する必要がある。
【解決手段】プラントを構成する設備2G,2M,・・の異常時に警報する警報表示盤5の警報警報表示窓5G,5M,・・を撮影する監視カメラ部61を有すると共に前記警報表示盤の警報を停止する警報停止機能を有する第1の警報確認装置6、及びこの第1の警報確認装置と無線通信システムで接続され前記監視カメラ部による撮影画像を表示する監視モニタ部71と前記警報停止機能を作動させる警報停止機能を有する携帯形の第2の警報確認装置7を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】プラントを構成する設備2G,2M,・・の異常時に警報する警報表示盤5の警報警報表示窓5G,5M,・・を撮影する監視カメラ部61を有すると共に前記警報表示盤の警報を停止する警報停止機能を有する第1の警報確認装置6、及びこの第1の警報確認装置と無線通信システムで接続され前記監視カメラ部による撮影画像を表示する監視モニタ部71と前記警報停止機能を作動させる警報停止機能を有する携帯形の第2の警報確認装置7を備えている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば発電プラントにおける発電機出力、周波数、励磁、バルブ等の警報表示を行う場合等に使用されるプラントの警報表示確認システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビルの空調システム及び給排水システムにおける警報表示確認システムとしては、例えば特開平11−187382号公報に記載のように、監視対象設備を監視する監視盤の警報表示部の警報表示や警報音発生部の警報音に応動して撮像方向制御やズ−ム制御が行われる監視カメラ部部により監視盤およびその周辺を撮影し、撮影した画像を遠隔地に設置のモニタ装置に表示し、当該モニタ装置により遠隔地のビル管理人が監視盤およびその周辺を見ることができるようにしたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−187382号公報(段落番号0010〜0018、図1〜2)
【0004】
ところで、例えば、発電プラントや鉄鋼プラント等の所謂プラントにおいて、プラントの各種設備は、各種設備が設置されている現場から数10メ−トル離れた位置に設置された中央制御室において前記各種設備の状態監視や制御が行われる。前記各種設備の状態監視は前記中央制御室における監視盤により、前記各種設備の制御は前記中央制御室における制御盤により、それぞれ行なわれ、また、前記各種設備の状態監視のうち、前記各種設備の異常状態の警報は前記監視盤のうちの警報表示盤により行なわれる。
【0005】
このようなプラントにおける警報表示盤においては、顧客に製品納入する前に、場合によっては製品納入後の定期点検時に、試験装置により各種設備に異常模擬信号を入力し、警報表示盤が所期の警報表示動作、例えば警報表示窓への所期の異常状態表示、所期の警報音の発生等、を行なうかどうか確認試験を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプラントにおける確認試験に、例えば前述の特開平11−187382号公報に記載のような監視システムを導入すれば、前記中央制御室における警報表示盤から離れた前記中央制御室以外の場所で、前記確認試験時に前記警報表示盤が所期の警報表示動作、例えば警報表示窓への所期の異常状態表示、所期の警報音の発生等、を行なっているかどうか確認することが理論上できるが、仮に当該監視システムをプラントに導入した場合、プラントにおいては、異常模擬信号を入力する前記現場の各種設備、前記警報表示盤、前記遠隔地のモニタ装置、の相互間距離が前述のように数10メ−トルもあるので、一人で中央制御室の警報表示盤近傍に監視カメラ部を設置した後、遠隔地のモニタ装置設置場所まで移動して監視カメラ部での撮影範囲が的確かどうか確認し、その後現場に移動して当該現場の設備に異常模擬信号を入力して確認試験を開始した後、再び遠隔地のモニタ装置設置場所まで移動してモニタ装置で異常状態表示を確認することになり、更に、前記特許文献1には記載が無いが、警報を停止する場合は、更に中央制御室の警報表示盤まで移動して警報表示盤を警報停止操作する必要があり、このようなことは、物理的にも時間的にも不可能に近く、従って、中央制御室の警報表示盤近傍に監視カメラ部を設置したり警報表示盤を警報停止操作する担当、監視カメラ部での撮影範囲が的確かどうか遠隔地のモニタ装置で確認すると共に異常状態表示を確認する担当、現場の設備に異常模擬信号を入力して確認試験を開始する担当、の3人の担当者を配する必要がある。
【0007】
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、プラントにおいて確認試験等の警報表示のモニタ装置での確認を、3人もの担当者を配することなく可能とすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプラントの警報表示確認システムは、プラントを構成する設備の異常時に警報する警報表示盤の警報警報表示窓を撮影する監視カメラ部を有すると共に前記警報表示盤の警報を停止する警報停止機能を有する第1の警報確認装置、及びこの第1の警報確認装置と無線通信システムで接続され前記監視カメラ部による撮影画像を表示する監視モニタ部と前記警報停止機能を作動させる警報停止機能を有する携帯形の第2の警報確認装置を備え、前記第2の警報確認装置の警報停止機能により前記第1の警報確認装置の警報停止機能を作動させることにより前記警報表示盤の警報を停止するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明を発電プラントの警報試験確認システムとして実施した場合の実施形態の一例を図1及び図2により説名する。図1はプラントの警報表示確認システムの構成例を示す図、図2は警報表示盤における警報停止機能を司る第1の警報停止スイッチと並列をなす第2の警報停止スイッチを第1の警報確認装置に設け第2の警報確認装置により第2の警報停止スイッチを作動させて警報を停止する接続例を示す図である。
【0010】
図1及び図2において、プラントの警報表示確認システムは、発電プラント1の発電機G、電動機M、バルブV、・・・等の各種設備2G、2M、2V、・・・2Nと、それぞれ対応する設備2G、2M、2V、・・・2Nを制御すると共にそれぞれ対応する設備2G、2M、2V、・・・2Nからそれらの状態信号を得て各自の記憶装置(図示省略)に保存する制御装置3G、3M、・・・3Nと、中央制御室4の警報表示盤5と、前記中央制御室4内の前記警報表示盤5の近くに準備された可搬式の警報試験確認装置本体からなる第1の警報確認装置6と、この第1の警報確認装置6と無線通信システム67RFTで接続された携帯形の第2の警報確認装置7とで構成されている。
【0011】
前記制御装置3G、3M、・・・3Nは、各自に格納された自動制御プログラムと前記中央制御室4の制御盤(図示省略)からの制御指令とにより、対応する設備2G、2M、・・・2Nを制御する。また、前記制御装置3G、3M、・・・3Nは、それぞれ対応する設備2G、2M、・・・2Nからそれらの状態信号を得て定常状態信号と異常状態信号とを各自の記憶装置(図示省略)に別々に保存する。
【0012】
前記中央制御室4の警報表示盤5は、前記各制御装置3G、3M、・・・3Nの各々の異常状態信号を得て当該異常状態信号が警報すべき状態の信号である場合にその対応設備、制御装置に対応する警報表示窓5G、5M、・・・5Nに警報表示すると共にブザ−等の警報音発生装置5B(図2に図示。図1への図示は省略)により警報音を発する。前記警報表示窓5G、5M、・・・5Nは、前記制御装置3G、3M、・・・3N単位に設けられており、また、対応制御装置における異なる異常要素、例えば、電圧、周波数、位相、回転数、バルブ開度、等々、に対して共用してもよいし、別個にしてもよい。また、前記警報表示盤5には、前記警報表示窓5G、5M、・・・5Nの警報表示および警報音発生装置5Bの警報音を停止する第1の警報停止スイッチ5SA、および警報動作状態をリセットする第1の警報リセットスイッチ5SRが設けられている。
【0013】
また、前記警報表示盤5には、図2に示す警報動作回路が警報対象設備設備2G、2M、2V、・・・2N毎に、即ち前記制御装置3G、3M、・・・3N毎に設けられており、当該警報動作回路は、前記警報すべき場合に閉じられるリレ−出力51と、常開接点5SAaと常閉接点5SAbとで構成される前記第1の警報停止スイッチ5SAと、前記警報音発生装置5Bと、前記警報音発生装置5Bと並列をなすフリッカ回路52と、このフリッカ回路52によって点滅制御されるランプ、発光ダイオ−ド等の発光器53とが図示のように接続されて構成されている。
【0014】
前記可搬式の警報試験確認装置本体からなる第1の警報確認装置6は、前記警報表示盤5の警報表示窓5G、5M、・・・5Nのうちの所望の警報表示窓を撮影する監視カメラ部61と、図2に示すように接続ケ−ブル62を介して前記警報表示盤5の第1の警報停止スイッチ5SAに並列接続される第2の警報停止スイッチ6SAと、前記警報表示盤5の第1の警報リセットスイッチ5SRと並列をなす第2の警報リセットスイッチ6SRと、無線通信制御部63とを有している。なお、前記第2の警報停止スイッチ6SAは、警報停止駆動されると閉じる常開接点6SAaと、警報停止駆動されると開く常閉接点6SAbとを有し、これら常開接点6SAaおよび常閉接点6SAbは前記接続ケ−ブル62を介して前記警報表示盤5の警報動作回路に図2に示すように接続されている。
【0015】
前記携帯形の第2の警報確認装置7は、前記監視カメラ部61による撮影画像を表示する監視モニタ部71と、警報停止スイッチ操作ボタン7SAと、警報リセットスイッチ操作ボタン7SRと、前記第1の警報確認装置6の無線通信制御部63と無線回線72を介して接続された無線通信制御部73とを有している。前記無線通信制御部73は、前記第1の警報確認装置6の無線通信制御部63から前記第1の警報確認装置6の監視カメラ部61の撮像画像信号を受信して前記監視モニタ部71に当該監視カメラ部61が撮影した画像を表示する。前記無線通信制御部73は、前記警報停止スイッチ操作ボタン7SAの操作時に警報停止信号を前記第1の警報確認装置6の無線通信制御部63に送信して前記第1の警報確認装置6の警報停止スイッチ6SAを警報停止動作させ、当該警報停止スイッチ6SAの常閉接点6SAbを開くと共に常開接点6SAaを閉じる。また、前記無線通信制御部73は、前記警報リセットスイッチ操作ボタン7SRの操作時にはリセット信号を前記第1の警報確認装置6の無線通信制御部63に送信して前記第1の警報確認装置6の第2の警報リセットスイッチ6SRを閉じる。なお、前記無線通信制御部63と無線回線72と前記無線通信制御部73と無線通信システム67RFTを構成している。
【0016】
次に、発電プラント等における警報試験の場合を例に、警報表示確認の動作説明を図1および図2によって行う。発電プラント等において警報試験をする場合、担当者Aは、第1の警報確認装置6を図2に示すように接続ケ−ブル62を介して警報表示盤5に接続し、警報試験対象の設備、例えば設備2G、の制御装置3Gに対応する警報表示盤5の警報表示窓5Gを監視カメラ部61が撮影できるように第1の警報確認装置6を移動し、第1の警報確認装置6を起動する。
【0017】
第1の警報確認装置6の起動により監視カメラ部61も起動しているので、担当者Aは、第2の警報確認装置7を起動し、第2の警報確認装置7の監視モニタ部71に、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5の警報表示窓5Gが所望通り表示されているか確認し、表示がずれていたり焦点があっていない場合には前記監視カメラ部61の角度や焦点の調整をし、所望通り表示されれば、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gの設置場所へ第2の警報確認装置7を所持して移動する。
【0018】
次いで、担当者Aは、周知の通り試験装置(図示省略)を使って、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに試験信号(模擬異常信号)、例えば異常出力を入力する。この試験信号の入力により、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5が異常警報すべきと判断し、図2のリレ−出力51が閉じ、警報音発生装置5Bが警報音を発生すると共に、フリッカ回路52により前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5の警報表示窓5Gの発光器53が点滅し、この点滅状態下で該警報表示窓5Gに異常内容、例えば出力異常の文字、出力値等が表示、即ち警報表示される。
【0019】
担当者Aは、当該警報表示している警報表示盤5の場所まで移動することなく、前記試験信号を入力している制御装置3Gのそばで、前記所持している第2の警報確認装置7により、前記警報表示盤5の警報表示窓5Gの警報表示を確認する。所望の警報表示がされていることが確認できれば、担当者Aは第2の警報確認装置7の警報停止スイッチ操作ボタン7SAを操作する。警報停止スイッチ操作ボタン7SAが操作されると、第1の警報確認装置6の第2の警報停止スイッチ6SAが作動し、その常閉接点6SAbが開いて警報音発生装置5Bおよびフリッカ回路52が停止し、また、前記第2の警報停止スイッチ6SAの常開接点6SAaが閉じて発光器53は連続点灯し前記警報表示は無くなる。
【0020】
担当者Aは、引き続き、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに試験信号(模擬異常信号)、例えば異常回転数を入力する。この試験信号の入力により、前述と同様に、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5が異常警報すべきと判断し、図2のリレ−出力51が閉じ、警報音発生装置5Bが警報音を発生すると共に、フリッカ回路52により前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5の警報表示窓5Gの発光器53が点滅し、この点滅状態下で該警報表示窓5Gに異常内容、例えば回転数異常の文字、出力値等が表示、即ち警報表示される。
【0021】
担当者Aは、前述と同様に、当該警報表示している警報表示盤5の場所まで移動することなく、前記試験信号を入力している制御装置3Gのそばで、前記所持している第2の警報確認装置7により、前記警報表示盤5の警報表示窓5Gの警報表示を確認する。
【0022】
なお、前記第1の警報確認装置6の監視カメラ部61が、警報表示窓5Gのみでなく警報表示窓5M、・・・と広範囲に撮影するように前記第1の警報確認装置6の位置、の監視カメラ部61の角度や焦点を設定しておけば、更に引き続き、警報表示窓5M、・・・に対応する制御装置3M、・・・に試験信号を入力し、前述と同様に前記警報表示盤5の設置場所まで移動することなく制御装置3M、・・・のそばで前記第2の警報確認装置7により、前記警報表示盤5の警報表示窓5M、・・・の警報表示を確認することができる。
【0023】
また、担当者Aは、警報表示盤5の設置場所まで移動することなく警報表示窓5G、5M、・・・の警報を確認できるので、当該確認を早く行えるので、警報表示盤5の設置場所に他の担当者Bなどの余分な担当者を配しなくても警報試験を早く終えることができる。警報試験を終えると、担当者Aは、第2の警報確認装置7の警報リセットスイッチ操作ボタン7SRを操作する。警報リセットスイッチ操作ボタン7SRが操作されると、無線通信システム67RFTを介して第1の警報確認装置6の第2の警報リセットスイッチ6SRが閉じ、警報表示盤5の警報動作状態をリセットする。なお、警報表示盤5の警報動作状態のリセットは、例えば、警報表示盤5のリレ−出力51の自己保持回路(図示省略)の動作解除などの周知の手段により行われる。
【0024】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2を示す図で、プラントの警報表示確認システムの構成例を示す図であり、図示のように、前記警報表示盤5に、前記第1の警報停止スイッチ5SAおよび前記第1の警報リセットスイッチ5SRを作動させる第1のコントロ−ラ5Cを設けると共に、前記第1の警報確認装置6に、前記第2の警報確認装置7の警報停止スイッチ操作ボタン7SAおよび警報リセットスイッチ操作ボタン7SRによって前記無線通信システム67RFTを介して作動され前記警報表示盤5の第1のコントロ−ラ5Cを第2の無線システム56RFTを介して作動させる第2のコントロ−ラ6Cを設けることにより、前述のこの発明の実施の形態1(図2)のような接続ケ−ブル62を使用することなく前述の警報表示の確認ができるようにしたものである。なお、警報試験時の動作は前述のこの発明の実施の形態1の場合とほぼ同じであるのでその説明は省略する。
【0025】
なお、前述のこの発明の実施の形態1および実施の形態2の何れの場合も、警報試験を主体にして説明したが、警報試験時以外の定常運転中に発生する異常に基づく警報表示盤5の警報表示をも第2の警報確認装置7で表示できることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】
この発明は前述のように、プラントを構成する設備の異常時に警報する警報表示盤の警報警報表示窓を撮影する監視カメラ部を有すると共に前記警報表示盤の警報を停止する警報停止機能を有する第1の警報確認装置、及びこの第1の警報確認装置と無線通信システムで接続され前記監視カメラ部による撮影画像を表示する監視モニタ部と前記警報停止機能を作動させる警報停止機能を有する携帯形の第2の警報確認装置を備え、前記第2の警報確認装置の警報停止機能により前記第1の警報確認装置の警報停止機能を作動させることにより前記警報表示盤の警報を停止するようにしたので、余分な担当者を配することなく早く警報表示の確認をすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、プラントの警報表示確認システムの構成例を示す図。
【図2】この発明の実施の形態1を示す図で、警報表示盤における警報停止機能を司る第1の警報停止スイッチと並列をなす第2の警報停止スイッチを第1の警報確認装置に設け第2の警報確認装置により第2の警報停止スイッチを作動させて警報を停止する接続例を示す図。
【図3】この発明の実施の形態2を示す図で、プラントの警報表示確認システムの構成例を示す図。
【符号の説明】
2G,2M,・・・2N 設備、
5 警報表示盤、
5C 第1のコントロ−ラ、
5G,5M,・・・5N 警報表示窓、
5SA 第1の警報停止スイッチ、
5SR 第1の警報リセットスイッチ、
6 第1の警報確認装置、
61 監視カメラ部、
6C 第2のコントロ−ラ、
6SA 第2の警報停止スイッチ、
6SR 第2の警報リセットスイッチ、
67RFT 無線通信システム、
7 第2の警報確認装置、
71 監視モニタ部、
7SA 警報停止スイッチ操作ボタン、
7SR 警報リセットスイッチ操作ボタン。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば発電プラントにおける発電機出力、周波数、励磁、バルブ等の警報表示を行う場合等に使用されるプラントの警報表示確認システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビルの空調システム及び給排水システムにおける警報表示確認システムとしては、例えば特開平11−187382号公報に記載のように、監視対象設備を監視する監視盤の警報表示部の警報表示や警報音発生部の警報音に応動して撮像方向制御やズ−ム制御が行われる監視カメラ部部により監視盤およびその周辺を撮影し、撮影した画像を遠隔地に設置のモニタ装置に表示し、当該モニタ装置により遠隔地のビル管理人が監視盤およびその周辺を見ることができるようにしたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−187382号公報(段落番号0010〜0018、図1〜2)
【0004】
ところで、例えば、発電プラントや鉄鋼プラント等の所謂プラントにおいて、プラントの各種設備は、各種設備が設置されている現場から数10メ−トル離れた位置に設置された中央制御室において前記各種設備の状態監視や制御が行われる。前記各種設備の状態監視は前記中央制御室における監視盤により、前記各種設備の制御は前記中央制御室における制御盤により、それぞれ行なわれ、また、前記各種設備の状態監視のうち、前記各種設備の異常状態の警報は前記監視盤のうちの警報表示盤により行なわれる。
【0005】
このようなプラントにおける警報表示盤においては、顧客に製品納入する前に、場合によっては製品納入後の定期点検時に、試験装置により各種設備に異常模擬信号を入力し、警報表示盤が所期の警報表示動作、例えば警報表示窓への所期の異常状態表示、所期の警報音の発生等、を行なうかどうか確認試験を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプラントにおける確認試験に、例えば前述の特開平11−187382号公報に記載のような監視システムを導入すれば、前記中央制御室における警報表示盤から離れた前記中央制御室以外の場所で、前記確認試験時に前記警報表示盤が所期の警報表示動作、例えば警報表示窓への所期の異常状態表示、所期の警報音の発生等、を行なっているかどうか確認することが理論上できるが、仮に当該監視システムをプラントに導入した場合、プラントにおいては、異常模擬信号を入力する前記現場の各種設備、前記警報表示盤、前記遠隔地のモニタ装置、の相互間距離が前述のように数10メ−トルもあるので、一人で中央制御室の警報表示盤近傍に監視カメラ部を設置した後、遠隔地のモニタ装置設置場所まで移動して監視カメラ部での撮影範囲が的確かどうか確認し、その後現場に移動して当該現場の設備に異常模擬信号を入力して確認試験を開始した後、再び遠隔地のモニタ装置設置場所まで移動してモニタ装置で異常状態表示を確認することになり、更に、前記特許文献1には記載が無いが、警報を停止する場合は、更に中央制御室の警報表示盤まで移動して警報表示盤を警報停止操作する必要があり、このようなことは、物理的にも時間的にも不可能に近く、従って、中央制御室の警報表示盤近傍に監視カメラ部を設置したり警報表示盤を警報停止操作する担当、監視カメラ部での撮影範囲が的確かどうか遠隔地のモニタ装置で確認すると共に異常状態表示を確認する担当、現場の設備に異常模擬信号を入力して確認試験を開始する担当、の3人の担当者を配する必要がある。
【0007】
この発明は、前述のような実情に鑑みてなされたもので、プラントにおいて確認試験等の警報表示のモニタ装置での確認を、3人もの担当者を配することなく可能とすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプラントの警報表示確認システムは、プラントを構成する設備の異常時に警報する警報表示盤の警報警報表示窓を撮影する監視カメラ部を有すると共に前記警報表示盤の警報を停止する警報停止機能を有する第1の警報確認装置、及びこの第1の警報確認装置と無線通信システムで接続され前記監視カメラ部による撮影画像を表示する監視モニタ部と前記警報停止機能を作動させる警報停止機能を有する携帯形の第2の警報確認装置を備え、前記第2の警報確認装置の警報停止機能により前記第1の警報確認装置の警報停止機能を作動させることにより前記警報表示盤の警報を停止するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明を発電プラントの警報試験確認システムとして実施した場合の実施形態の一例を図1及び図2により説名する。図1はプラントの警報表示確認システムの構成例を示す図、図2は警報表示盤における警報停止機能を司る第1の警報停止スイッチと並列をなす第2の警報停止スイッチを第1の警報確認装置に設け第2の警報確認装置により第2の警報停止スイッチを作動させて警報を停止する接続例を示す図である。
【0010】
図1及び図2において、プラントの警報表示確認システムは、発電プラント1の発電機G、電動機M、バルブV、・・・等の各種設備2G、2M、2V、・・・2Nと、それぞれ対応する設備2G、2M、2V、・・・2Nを制御すると共にそれぞれ対応する設備2G、2M、2V、・・・2Nからそれらの状態信号を得て各自の記憶装置(図示省略)に保存する制御装置3G、3M、・・・3Nと、中央制御室4の警報表示盤5と、前記中央制御室4内の前記警報表示盤5の近くに準備された可搬式の警報試験確認装置本体からなる第1の警報確認装置6と、この第1の警報確認装置6と無線通信システム67RFTで接続された携帯形の第2の警報確認装置7とで構成されている。
【0011】
前記制御装置3G、3M、・・・3Nは、各自に格納された自動制御プログラムと前記中央制御室4の制御盤(図示省略)からの制御指令とにより、対応する設備2G、2M、・・・2Nを制御する。また、前記制御装置3G、3M、・・・3Nは、それぞれ対応する設備2G、2M、・・・2Nからそれらの状態信号を得て定常状態信号と異常状態信号とを各自の記憶装置(図示省略)に別々に保存する。
【0012】
前記中央制御室4の警報表示盤5は、前記各制御装置3G、3M、・・・3Nの各々の異常状態信号を得て当該異常状態信号が警報すべき状態の信号である場合にその対応設備、制御装置に対応する警報表示窓5G、5M、・・・5Nに警報表示すると共にブザ−等の警報音発生装置5B(図2に図示。図1への図示は省略)により警報音を発する。前記警報表示窓5G、5M、・・・5Nは、前記制御装置3G、3M、・・・3N単位に設けられており、また、対応制御装置における異なる異常要素、例えば、電圧、周波数、位相、回転数、バルブ開度、等々、に対して共用してもよいし、別個にしてもよい。また、前記警報表示盤5には、前記警報表示窓5G、5M、・・・5Nの警報表示および警報音発生装置5Bの警報音を停止する第1の警報停止スイッチ5SA、および警報動作状態をリセットする第1の警報リセットスイッチ5SRが設けられている。
【0013】
また、前記警報表示盤5には、図2に示す警報動作回路が警報対象設備設備2G、2M、2V、・・・2N毎に、即ち前記制御装置3G、3M、・・・3N毎に設けられており、当該警報動作回路は、前記警報すべき場合に閉じられるリレ−出力51と、常開接点5SAaと常閉接点5SAbとで構成される前記第1の警報停止スイッチ5SAと、前記警報音発生装置5Bと、前記警報音発生装置5Bと並列をなすフリッカ回路52と、このフリッカ回路52によって点滅制御されるランプ、発光ダイオ−ド等の発光器53とが図示のように接続されて構成されている。
【0014】
前記可搬式の警報試験確認装置本体からなる第1の警報確認装置6は、前記警報表示盤5の警報表示窓5G、5M、・・・5Nのうちの所望の警報表示窓を撮影する監視カメラ部61と、図2に示すように接続ケ−ブル62を介して前記警報表示盤5の第1の警報停止スイッチ5SAに並列接続される第2の警報停止スイッチ6SAと、前記警報表示盤5の第1の警報リセットスイッチ5SRと並列をなす第2の警報リセットスイッチ6SRと、無線通信制御部63とを有している。なお、前記第2の警報停止スイッチ6SAは、警報停止駆動されると閉じる常開接点6SAaと、警報停止駆動されると開く常閉接点6SAbとを有し、これら常開接点6SAaおよび常閉接点6SAbは前記接続ケ−ブル62を介して前記警報表示盤5の警報動作回路に図2に示すように接続されている。
【0015】
前記携帯形の第2の警報確認装置7は、前記監視カメラ部61による撮影画像を表示する監視モニタ部71と、警報停止スイッチ操作ボタン7SAと、警報リセットスイッチ操作ボタン7SRと、前記第1の警報確認装置6の無線通信制御部63と無線回線72を介して接続された無線通信制御部73とを有している。前記無線通信制御部73は、前記第1の警報確認装置6の無線通信制御部63から前記第1の警報確認装置6の監視カメラ部61の撮像画像信号を受信して前記監視モニタ部71に当該監視カメラ部61が撮影した画像を表示する。前記無線通信制御部73は、前記警報停止スイッチ操作ボタン7SAの操作時に警報停止信号を前記第1の警報確認装置6の無線通信制御部63に送信して前記第1の警報確認装置6の警報停止スイッチ6SAを警報停止動作させ、当該警報停止スイッチ6SAの常閉接点6SAbを開くと共に常開接点6SAaを閉じる。また、前記無線通信制御部73は、前記警報リセットスイッチ操作ボタン7SRの操作時にはリセット信号を前記第1の警報確認装置6の無線通信制御部63に送信して前記第1の警報確認装置6の第2の警報リセットスイッチ6SRを閉じる。なお、前記無線通信制御部63と無線回線72と前記無線通信制御部73と無線通信システム67RFTを構成している。
【0016】
次に、発電プラント等における警報試験の場合を例に、警報表示確認の動作説明を図1および図2によって行う。発電プラント等において警報試験をする場合、担当者Aは、第1の警報確認装置6を図2に示すように接続ケ−ブル62を介して警報表示盤5に接続し、警報試験対象の設備、例えば設備2G、の制御装置3Gに対応する警報表示盤5の警報表示窓5Gを監視カメラ部61が撮影できるように第1の警報確認装置6を移動し、第1の警報確認装置6を起動する。
【0017】
第1の警報確認装置6の起動により監視カメラ部61も起動しているので、担当者Aは、第2の警報確認装置7を起動し、第2の警報確認装置7の監視モニタ部71に、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5の警報表示窓5Gが所望通り表示されているか確認し、表示がずれていたり焦点があっていない場合には前記監視カメラ部61の角度や焦点の調整をし、所望通り表示されれば、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gの設置場所へ第2の警報確認装置7を所持して移動する。
【0018】
次いで、担当者Aは、周知の通り試験装置(図示省略)を使って、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに試験信号(模擬異常信号)、例えば異常出力を入力する。この試験信号の入力により、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5が異常警報すべきと判断し、図2のリレ−出力51が閉じ、警報音発生装置5Bが警報音を発生すると共に、フリッカ回路52により前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5の警報表示窓5Gの発光器53が点滅し、この点滅状態下で該警報表示窓5Gに異常内容、例えば出力異常の文字、出力値等が表示、即ち警報表示される。
【0019】
担当者Aは、当該警報表示している警報表示盤5の場所まで移動することなく、前記試験信号を入力している制御装置3Gのそばで、前記所持している第2の警報確認装置7により、前記警報表示盤5の警報表示窓5Gの警報表示を確認する。所望の警報表示がされていることが確認できれば、担当者Aは第2の警報確認装置7の警報停止スイッチ操作ボタン7SAを操作する。警報停止スイッチ操作ボタン7SAが操作されると、第1の警報確認装置6の第2の警報停止スイッチ6SAが作動し、その常閉接点6SAbが開いて警報音発生装置5Bおよびフリッカ回路52が停止し、また、前記第2の警報停止スイッチ6SAの常開接点6SAaが閉じて発光器53は連続点灯し前記警報表示は無くなる。
【0020】
担当者Aは、引き続き、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに試験信号(模擬異常信号)、例えば異常回転数を入力する。この試験信号の入力により、前述と同様に、前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5が異常警報すべきと判断し、図2のリレ−出力51が閉じ、警報音発生装置5Bが警報音を発生すると共に、フリッカ回路52により前記警報試験対象設備2Gの制御装置3Gに対応する警報表示盤5の警報表示窓5Gの発光器53が点滅し、この点滅状態下で該警報表示窓5Gに異常内容、例えば回転数異常の文字、出力値等が表示、即ち警報表示される。
【0021】
担当者Aは、前述と同様に、当該警報表示している警報表示盤5の場所まで移動することなく、前記試験信号を入力している制御装置3Gのそばで、前記所持している第2の警報確認装置7により、前記警報表示盤5の警報表示窓5Gの警報表示を確認する。
【0022】
なお、前記第1の警報確認装置6の監視カメラ部61が、警報表示窓5Gのみでなく警報表示窓5M、・・・と広範囲に撮影するように前記第1の警報確認装置6の位置、の監視カメラ部61の角度や焦点を設定しておけば、更に引き続き、警報表示窓5M、・・・に対応する制御装置3M、・・・に試験信号を入力し、前述と同様に前記警報表示盤5の設置場所まで移動することなく制御装置3M、・・・のそばで前記第2の警報確認装置7により、前記警報表示盤5の警報表示窓5M、・・・の警報表示を確認することができる。
【0023】
また、担当者Aは、警報表示盤5の設置場所まで移動することなく警報表示窓5G、5M、・・・の警報を確認できるので、当該確認を早く行えるので、警報表示盤5の設置場所に他の担当者Bなどの余分な担当者を配しなくても警報試験を早く終えることができる。警報試験を終えると、担当者Aは、第2の警報確認装置7の警報リセットスイッチ操作ボタン7SRを操作する。警報リセットスイッチ操作ボタン7SRが操作されると、無線通信システム67RFTを介して第1の警報確認装置6の第2の警報リセットスイッチ6SRが閉じ、警報表示盤5の警報動作状態をリセットする。なお、警報表示盤5の警報動作状態のリセットは、例えば、警報表示盤5のリレ−出力51の自己保持回路(図示省略)の動作解除などの周知の手段により行われる。
【0024】
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2を示す図で、プラントの警報表示確認システムの構成例を示す図であり、図示のように、前記警報表示盤5に、前記第1の警報停止スイッチ5SAおよび前記第1の警報リセットスイッチ5SRを作動させる第1のコントロ−ラ5Cを設けると共に、前記第1の警報確認装置6に、前記第2の警報確認装置7の警報停止スイッチ操作ボタン7SAおよび警報リセットスイッチ操作ボタン7SRによって前記無線通信システム67RFTを介して作動され前記警報表示盤5の第1のコントロ−ラ5Cを第2の無線システム56RFTを介して作動させる第2のコントロ−ラ6Cを設けることにより、前述のこの発明の実施の形態1(図2)のような接続ケ−ブル62を使用することなく前述の警報表示の確認ができるようにしたものである。なお、警報試験時の動作は前述のこの発明の実施の形態1の場合とほぼ同じであるのでその説明は省略する。
【0025】
なお、前述のこの発明の実施の形態1および実施の形態2の何れの場合も、警報試験を主体にして説明したが、警報試験時以外の定常運転中に発生する異常に基づく警報表示盤5の警報表示をも第2の警報確認装置7で表示できることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】
この発明は前述のように、プラントを構成する設備の異常時に警報する警報表示盤の警報警報表示窓を撮影する監視カメラ部を有すると共に前記警報表示盤の警報を停止する警報停止機能を有する第1の警報確認装置、及びこの第1の警報確認装置と無線通信システムで接続され前記監視カメラ部による撮影画像を表示する監視モニタ部と前記警報停止機能を作動させる警報停止機能を有する携帯形の第2の警報確認装置を備え、前記第2の警報確認装置の警報停止機能により前記第1の警報確認装置の警報停止機能を作動させることにより前記警報表示盤の警報を停止するようにしたので、余分な担当者を配することなく早く警報表示の確認をすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、プラントの警報表示確認システムの構成例を示す図。
【図2】この発明の実施の形態1を示す図で、警報表示盤における警報停止機能を司る第1の警報停止スイッチと並列をなす第2の警報停止スイッチを第1の警報確認装置に設け第2の警報確認装置により第2の警報停止スイッチを作動させて警報を停止する接続例を示す図。
【図3】この発明の実施の形態2を示す図で、プラントの警報表示確認システムの構成例を示す図。
【符号の説明】
2G,2M,・・・2N 設備、
5 警報表示盤、
5C 第1のコントロ−ラ、
5G,5M,・・・5N 警報表示窓、
5SA 第1の警報停止スイッチ、
5SR 第1の警報リセットスイッチ、
6 第1の警報確認装置、
61 監視カメラ部、
6C 第2のコントロ−ラ、
6SA 第2の警報停止スイッチ、
6SR 第2の警報リセットスイッチ、
67RFT 無線通信システム、
7 第2の警報確認装置、
71 監視モニタ部、
7SA 警報停止スイッチ操作ボタン、
7SR 警報リセットスイッチ操作ボタン。
Claims (4)
- プラントを構成する設備の異常時に警報する警報表示盤の警報警報表示窓を撮影する監視カメラ部を有すると共に前記警報表示盤の警報を停止する警報停止機能を有する第1の警報確認装置、及びこの第1の警報確認装置と無線通信システムで接続され前記監視カメラ部による撮影画像を表示する監視モニタ部と前記警報停止機能を作動させる警報停止機能を有する携帯形の第2の警報確認装置を備え、前記第2の警報確認装置の警報停止機能により前記第1の警報確認装置の警報停止機能を作動させることにより前記警報表示盤の警報を停止するプラントの警報表示確認システム。
- 請求項1に記載のプラントの警報表示確認システムにおいて、前記第1の警報確認装置が前記警報表示盤の警報動作をリセットする警報リセット機能を有し、前記第2の警報確認装置が前記第1の警報確認装置の警報リセット機能を作動させる警報リセット機能を有していることを特徴とするプラントの警報表示確認システム。
- 請求項1及び請求項2の何れか一に記載のプラントの警報表示確認システムにおいて、前記警報表示盤における警報停止機能を司る第1の警報停止スイッチと並列をなす第2の警報停止スイッチを前記第1の警報確認装置に設け、前記第2の警報確認装置により前記第2の警報停止スイッチを作動させて警報を停止することを特徴とするプラントの警報表示確認システム。
- 請求項1及び請求項2の何れか一に記載のプラントの警報表示確認システムにおいて、前記警報表示盤における警報停止機能を司る第1の警報停止スイッチを作動させる第1のコントロ−ラを前記警報表示盤に設けると共に、前記第1のコントロ−ラを作動させる第2のコントロ−ラを前記第1の警報確認装置に設け、前記第2の警報確認装置により前記第2のコントロ−ラを作動させて警報を停止することを特徴とするプラントの警報表示確認システム。
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JP2003028602A JP2004240666A (ja) | 2003-02-05 | 2003-02-05 | プラントの警報表示確認システム |
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JP2011060089A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Toshiba Corp | プラント計装品の試験システムおよび試験方法 |
-
2003
- 2003-02-05 JP JP2003028602A patent/JP2004240666A/ja active Pending
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