JP2004239891A - 温度センサおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ケース内に検温体と外部電気配線とを配置して、ケース内にモールド部を形成した温度センサにおいて、モールド部に亀裂、破損が生じてしまうことの抑制を図る。【解決手段】 筒状に延びる樹脂製のケース10と、ケース10内のうち筒状一端側の第1領域A1に配置される検温体20と、検温体20に接続される導線40aを絶縁チューブ40bで覆って形成され、ケース10内のうち筒状他端側の第2領域A2からケース10の外方に延びるように配置された2本の外部電気配線40とを備える温度センサにおいて、第1領域A1には樹脂を充填してなるモールド部50が形成されており、ケース10のうち第2領域A2に対応する内面に、2本の外部電気配線40がそれぞれ挿入される2つの挿入穴11aを有する挿入部11を、ケース10と樹脂にて一体に形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体中に設置されて当該液体の温度を検出する温度センサおよびその製造方法に関するものである。
従来、液体中に設置されて当該液体の温度を検出する温度センサとして、筒状に延びるケース内に温度を検出する検温体を配置したものがある(例えば、特許文献1参照)。図3は特許文献1に記載の温度センサを示しており、検温体20には2本の外部電気配線40が接続されており、これらの外部電気配線40はケース10内からケース10の外方に延びるように配置されている。
ここで、外部電気配線40は、絶縁チューブ40bで導線40aを覆って構成されているが、外部電気配線40のうち検温体20との接続部30に液体が浸入して、2本の外部電気配線40のそれぞれの接続部30が短絡してしまうことが懸念される。そこで、ケース10内に有機封止剤を充填して、検温体20および外部電気配線40とケース10との間にモールド部50を形成している。このモールド部50により、両接続部30間の沿面距離L3、L4が長くなるので、モールド部50と絶縁チューブ40bとの間に流体が浸入したとしても、両接続部30間の短絡の危険性は極めて低くなる。
因みに、特許文献1には記載されていないが、有機封止剤にエポキシ樹脂等の熱硬化樹脂を採用し、注型によりモールド部50を形成するのが従来より一般的である。
実開平3−39125号公報
しかしながら、上述のようにモールド部50を形成して両外部電気配線40の短絡危険性低減を図ろうとすると、次のような不具合が生じることが本発明者らの試作検討により明ら すなわち、ある条件下において絶縁チューブ40bが変形してしまう事があり、上記従来構造ではケース10内において注型により形成されたモールド部50が絶縁チューブ40bと密着するので、上記変形が生じるとモールド部50の上記密着部分に亀裂、破損が生じてしまう。すると、亀裂から液体が浸入して2本の外部電気配線40がショートしてしまったり、破損したモールド部が非検温体である液体中に流出して不具合を生じさせてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、ケース内に検温体と2本の外部電気配線とを配置して、ケース内にモールド部を形成した温度センサにおいて、両外部電気配線の短絡の危険性を低減しつつ、モールド部に亀裂、破損が生じてしまうことの抑制を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、筒状に延びる樹脂製のケース(10)と、ケース(10)内のうち筒状一端側の第1領域(A1)に配置されて、温度を検出する検温体(20)と、検温体(20)に接続される導線(40a)を絶縁チューブ(40b)で覆って形成され、ケース(10)内のうち筒状他端側の第2領域(A2)からケース(10)の外方に延びるように配置された2本の外部電気配線(40)とから構成され、液体中に設置されて当該液体の温度を検出する温度センサにおいて、
第1領域(A1)には樹脂を充填してなるモールド部(50)が形成されており、ケース(10)のうち第2領域(A2)に対応する内面には、2本の外部電気配線(40)がそれぞれ挿入される2つの挿入穴(11a)を有する挿入部(11)が、ケース(10)と樹脂にて一体に形成されていることを特徴とする。
これにより、2つの挿入穴(11a)にそれぞれ挿入された2本の外部電気配線(40)は、樹脂製の挿入部(11)により仕切られるので、2本の外部電気配線(40)のうち検温体(20)と接続される接続部間の沿面距離(図1に例示される符号L1に示す距離)を長くすることができる。よって、挿入部(11)と絶縁チューブ(40b)との間に流体が浸入したとしても、上記両接続部間の短絡の危険性を極めて低くできる。
しかも、モールド部(50)は第1領域(A1)のみに形成され、第2領域(A2)には形成されないので、モールド部(50)が絶縁チューブ(40b)と密着することを回避できる。よって、絶縁チューブ(40b)が変形してもモールド部(50)には応力が働かないので、モールド部(50)の亀裂、破損を抑制できる。
なお、挿入部(11)はケース(10)と樹脂にて一体に形成されているので、別体に形成する場合に比べて部品点数を削減できる。
請求項2に記載の発明では、検温体(20)は、検温素子(22)と、2本の導線(40a)および検温素子(22)を接続する2本の素子側電気配線(21)とを有しており、挿入部(11)には、第1領域(A1)に延びて2本の素子側電気配線(21)の間を仕切る仕切部(12)が樹脂にて一体に形成されていることを特徴とする。
これにより、外部電気配線(40)のうち検温体(20)と接続される接続部間の沿面距離(図1に例示される符号L2に示す距離)を長くすることができる。よって、モールド部(50)と仕切部(12)との間に液体が浸入したとしても、上記両接続部間の短絡の危険性を極めて低くできる。
なお、仕切部(12)は挿入部(11)と樹脂にて一体に形成されているので、別体に形成する場合に比べて部品点数を削減できる。
請求項3に記載の発明では、モールド部(50)を射出成形により形成したことを特徴とするので、エポキシ樹脂等の熱硬化樹脂にて注型によりモールド部(50)を形成する場合に必要であった気泡除去作業や、硬化作業を廃止することができ、製造タイムの短縮および製造作業性の向上を図ることができる。
請求項4に記載の発明では、液体中に設置されて当該液体の温度を検出する温度センサの製造方法であって、筒状に延びて、筒状一端側の第1領域(A1)および他端側の第2領域(A2)を内部に形成するケース(10)と、第2領域(A2)にて2つの挿入穴(11a)を形成する挿入部(11)とを、樹脂にて一体に予め形成しておき、温度を検出する検温体(20)に、導線(40a)を絶縁チューブ(40b)で覆って形成された2本の外部電気配線(40)を接続し、その後、2本の外部電気配線(40)を2つの挿入穴(11a)にそれぞれ挿入して、第2領域(A2)に2本の外部電気配線(40)を設置するとともに第1領域(A1)に検温体(20)を設置し、その後、第1領域(A1)に樹脂を充填してモールド部(50)を形成することを特徴とする。
これにより、2つの挿入穴(11a)にそれぞれ挿入された2本の外部電気配線(40)は、樹脂製の挿入部(11)により仕切られるので、2本の外部電気配線(40)のうち検温体(20)と接続される接続部間の沿面距離(図1に例示される符号L1に示す距離)を長くすることができる。よって、挿入部(11)と絶縁チューブ(40b)との間に流体が浸入したとしても、上記両接続部間の短絡の危険性を極めて低くできる。
しかも、モールド部(50)は第1領域(A1)のみに形成され、第2領域(A2)には形成されないので、モールド部(50)が絶縁チューブ(40b)と密着することを回避できる。よって、絶縁チューブ(40b)がある条件下において変形してもモールド部(50)には応力が働かないので、モールド部(50)の亀裂、破損を抑制できる。
なお、挿入部(11)はケース(10)と樹脂にて一体に形成されているので、別体に形成する場合に比べて部品点数を削減できる。
請求項5に記載の発明では、筒状に延びて、筒状一端側の第1領域(A1)および他端側の第2領域(A2)を内部に形成するケース(10)と、第2領域(A2)にて2つの挿入穴(11a)を形成する挿入部(11)とを、樹脂にて一体に予め形成しておき、次に導線(40a)を絶縁チューブ(40b)で覆って形成された2本の外部電気配線(40)を2つの挿入穴(11a)にそれぞれ挿入し、次に温度を検出する検温体(20)に2本の外部電気配線(40)を接続し、次に第2領域(A2)に2本の外部電気配線(40)を設置するとともに第1領域(A1)に検温体(20)を設置し、その後、第1領域(A1)に樹脂を充填してモールド部(50)を形成することを特徴としている。
このような製造方法により、請求項4と同様の効果を得ることができる。
請求項6に記載の発明では、モールド部(50)を射出成形により形成したことを特徴とするので、エポキシ樹脂等の熱硬化樹脂にて注型によりモールド部(50)を形成する場合に必要であった気泡除去作業や、硬化作業を廃止することができ、製造タイムの短縮および製造作業性の向上を図ることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る温度センサ1の全体構成を示す断面図であり、本実施形態の温度センサ1は、自動車のエンジンに供給される燃料の温度を検出するために用いられるものであり、液体燃料中に設置されて当該燃料の温度を検出する。より具体的には、燃料タンク内に装着された燃料ポンプに温度センサ1を取り付けている。
温度センサ1は円筒状に延びる樹脂製(例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリアセタール(POM)等)のケース10を備えている。ケース10内のうち円筒状に延びる方向(図1の左右方向)の一端側(図1の左側)の領域を第1領域A1と呼び、ケース10内のうち円筒状に延びる方向(図1の左右方向)の他端側(図1の右側)の領域を第2領域A2と呼ぶ。
ケース10内の第1領域A1には、温度を検出する検温体20が配置されている。この検温体20は、2本の素子側電気配線21が接続されたサーミスタ(検温素子に相当)22を、電気絶縁性を有するガラスよりなる砲弾状の絶縁体23の内部に埋設して形成されている。
サーミスタ22は、主として、セラミックやシリコン半導体により構成されており、温度に応じて抵抗値が変化するものである。また、素子側電気配線21は、単線21aを絶縁チューブ21bで覆って構成されたものである。
素子側電気配線21は、電気絶縁性を有するセラミックにて円筒状に形成された保護管24内を通って金属製の接続子30まで延び、当該接続子30により外部電気配線40と接続されている。なお、ケース10内面には、ケース10の内径を縮小させるように突出した突出部10bが形成されており、突出部10bには接続子30が当接している。これにより、外部電気配線40がケース10外方に抜け出てしまうことの防止を図っている。
外部電気配線40は、より線等の導線40aを絶縁チューブ40bで覆って構成されており、ケース10内の第2領域A2に配置されている。本実施形態の絶縁チューブ40bは樹脂(例えばフッ素樹脂)にて形成されている。
なお、外部電気配線40の端部には金属製のターミナル(図示せず)が接続されており、ターミナルに接続された電子制御装置ECU等にて、サーミスタ22の抵抗値の変化に基づいて燃料の温度を演算する。
また、ケース10内の第1領域A1には、樹脂(例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS))を充填してなるモールド部50が形成されている。従って、検温体20、接続子30および外部電気配線40のうち検温体20および接続子30がモールド部50内に位置し、検温体20および接続子30とケース10との間がモールド部50で充填されている。
このモールド部50により、検温体20および接続子30がケース10内にて位置決めされる。また、2本の素子側電気配線21の単線21a間の沿面距離がモールド部50により長くなるので、素子側電気配線21とモールド部50との間に燃料が浸入したとしても、単線21a間の短絡の危険性を極めて低くできる。
図2は図1のA−A断面図であり、ケース10のうち第2領域A2に対応する内面には、2本の外部電気配線40がそれぞれ挿入される2つの挿入穴11aを有する挿入部11が、ケース10と樹脂にて一体に形成されている。なお、挿入穴11aの穴寸法は、外部電気配線40に対して中間バメ若しくはゆるみバメとなるように設計することが望ましい。また、挿入部11には、第1領域A1に延びて2本の素子側電気配線21の間を仕切る仕切部12が樹脂にて一体に形成されている。
次に、上記構成の温度センサ1の製造方法を説明する。
はじめに、挿入部11および仕切部12と一体にケース10を樹脂にて射出成形する。そして、接続子30により、2本の外部電気配線40を検温体20に接続する。
その後、ケース10のうち第1領域A1側に開口する開口部10aから、検温体20、接続子30および外部電気配線40をケース10内に挿入し、さらには、2本の外部電気配線40を2つの挿入穴11aにそれぞれ挿入して、ケース10の突出部10bに接続子30を当接させる。これにより、2本の外部電気配線40が第2領域A2設置されるとともに、検温体20および接続子30が第1領域A1に設置される。
その後、上述のように、検温体20、接続子30および外部電気配線40をケース10内にインサートした状態で、ケース10の開口部10aから樹脂を射出成形し、第1領域A1に樹脂を充填する。この充填された樹脂により、検温体20および接続子30とケース10との間にモールド部50を形成する。以上により、図1に示す温度センサ1が完成される。
以上により、本実施形態によれば、2つの挿入穴11aにそれぞれ挿入された2本の外部電気配線40は、樹脂製の挿入部11により仕切られるので、2本の外部電気配線40のうち検温体20と接続される接続部間の沿面距離L1を長くすることができる。よって、挿入部11と絶縁チューブ40bとの間に燃料が浸入したとしても、上記両接続部間の短絡の危険性を極めて低くできる。なお、本実施形態では上記接続部は、導線40aのうち絶縁チューブ40bから露出して接続子30に隣接する部分である。
また、本実施形態によれば、モールド部50は第1領域A1のみに形成され、第2領域A2には形成されないので、モールド部50が絶縁チューブ40bと密着することを回避できる。よって、絶縁チューブ40bがある条件下において変形してもモールド部50には応力が働かないので、モールド部50の亀裂、破損を抑制できる。
また、本実施形態によれば、挿入部11には、第1領域A1に延びて2本の素子側電気配線21の間を仕切る仕切部12が形成されているので、外部電気配線40のうち検温体20と接続される接続部40a間の沿面距離L2を長くすることができる。よって、モールド部50と仕切部12との間に燃料が浸入したとしても、上記両接続部40a間の短絡の危険性を極めて低くできる。
なお、本実施形態では、挿入部11および仕切部12はケース10と樹脂にて一体に形成されているので、別体に形成する場合に比べて部品点数を削減できる。
(他の実施形態)
上記実施形態において、温度センサ1の製造工程を以下のように行うこともできる。
まず、 2本の外部電気配線40の端に、ターミナルやコネクタ等を組み付け、ケース10のうち第2領域A2側に開口する2つの挿入穴11aから、2本の外部電気配線40のもう一方の端をそれぞれ挿入する。そして、それら2本の外部電気配線40の端をケース10のうち第1領域A1側に開口する開口部10aより外側まで引き出したのち、接続子30により、2本の外部電気配線40を検温体20に接続する。
その後、ケース10の開口部10aから、検温体20、接続子30をケース10内に押し込み、ケース10の突起部10bに接続子30を当接させる。これにより、2本の外部電気配線40が第2領域A2設置されるとともに、検温体20および接続子30が第1領域A1に設置される。
上記モールド部50は射出成形により形成されているが、本発明のモールド部50は他の成形方法でもよく、例えば注型により形成してもよい。
また、上記実施形態では、検温素子22としてサーミスタを用いたが、本発明の検温素子はサーミスタに限ることなく、例えば、測温抵抗素子や熱電対等の各種温度検出素子を採用してもよい。
また、上記実施形態では、燃料の温度を計測する温度センサに本発明の温度センサ1を適用させているが、本発明の適用は当該燃料温度計測の場合に限ることなく、各種の絶縁性液体(例えばミッションオイル等)の温度を検出する温度センサに適用してもよい。
本発明の一実施形態に係る温度センサの全体構成を示す断面図である。 図1のA−A断面図である。 従来の温度センサの全体構成を示す断面図である。
符号の説明
10…ケース、11…挿入部、11a…挿入穴、20…検温体、
40…外部電気配線、40a…導線、40b…絶縁チューブ、
50…モールド部、A1…第1領域、A2…第2領域。

Claims (6)

  1. 筒状に延びる樹脂製のケース(10)と、
    前記ケース(10)内のうち筒状一端側の第1領域(A1)に配置されて、温度を検出する検温体(20)と、
    前記検温体(20)に接続される導線(40a)を絶縁チューブ(40b)で覆って形成され、前記ケース(10)内のうち筒状他端側の第2領域(A2)から前記ケース(10)の外方に延びるように配置された2本の外部電気配線(40)とから構成され、
    液体中に設置されて当該液体の温度を検出する温度センサにおいて、
    前記第1領域(A1)には樹脂を充填してなるモールド部(50)が形成されており、
    前記ケース(10)のうち前記第2領域(A2)に対応する内面には、前記2本の外部電気配線(40)がそれぞれ挿入される2つの挿入穴(11a)を有する挿入部(11)が、前記ケース(10)と樹脂にて一体に形成されていることを特徴とする温度センサ。
  2. 前記検温体(20)は、検温素子(22)と、前記2本の導線(40a)および前記検温素子(22)を接続する2本の素子側電気配線(21)とを有しており、
    前記挿入部(11)には、前記第1領域(A1)に延びて前記2本の素子側電気配線(21)の間を仕切る仕切部(12)が樹脂にて一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の温度センサ。
  3. 前記モールド部(50)を射出成形により形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の温度センサ。
  4. 液体中に設置されて当該液体の温度を検出する温度センサの製造方法であって、
    筒状に延びて、筒状一端側の第1領域(A1)および他端側の第2領域(A2)を内部に形成するケース(10)と、前記第2領域(A2)にて2つの挿入穴(11a)を形成する挿入部(11)とを、樹脂にて一体に予め形成しておき、
    温度を検出する検温体(20)に、導線(40a)を絶縁チューブ(40b)で覆って形成された2本の外部電気配線(40)を接続し、
    その後、前記2本の外部電気配線(40)を前記2つの挿入穴(11a)にそれぞれ挿入して、前記第2領域(A2)に前記2本の外部電気配線(40)を設置するとともに前記第1領域(A1)に前記検温体(20)を設置し、
    その後、前記第1領域(A1)に樹脂を充填してモールド部(50)を形成することを特徴とする温度センサの製造方法。
  5. 液体中に設置されて当該液体の温度を検出する温度センサの製造方法であって、
    筒状に延びて、筒状一端側の第1領域(A1)および他端側の第2領域(A2)を内部に形成するケース(10)と、前記第2領域(A2)にて2つの挿入穴(11a)を形成する挿入部(11)とを、樹脂にて一体に予め形成しておき、
    次に導線(40a)を絶縁チューブ(40b)で覆って形成された2本の外部電気配線(40)を前記2つの挿入穴(11a)にそれぞれ挿入し、
    次に温度を検出する検温体(20)に2本の外部電気配線(40)を接続し、
    次に前記第2領域(A2)に前記2本の外部電気配線(40)を設置するとともに前記第1領域(A1)に前記検温体(20)を設置し、
    その後、前記第1領域(A1)に樹脂を充填してモールド部(50)を形成することを 特徴とする温度センサの製造方法。
  6. 前記モールド部(50)を射出成形により形成したことを特徴とする請求項4または5に記載の温度センサの製造方法。
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