JP2004236347A - 監視カメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、携帯用防犯装置として防犯ブザー等がある。しかし、暴漢、ストーカ等の犯罪者は女性等を尾行後に後方から犯行に及ぶのが一般的であり、尾行者等の未然察知手段がなかった為、緊急時に防犯ブザーで警報音を発するのは事後になる課題があった。
【解決手段】本発明は、小型の監視カメラ2を歩行時に背中やバッグに後ろ向きに取付けて携帯すると共に、該監視カメラを、使用者の手元で表示するための携帯表示部3と接続コード4で接続し、携帯表示部3の操作キーで後方の撮像状況を制御する。こうして、使用者は後方を振り向くことなく前進できるように構成した監視カメラ装置100である。
女性等が人気のない場所で一人歩きし、後方に不審者の気配や不安を感じる時等に、本監視カメラ装置を携帯して使用することにより、尾行者等を未然に察知し、緊急時には警報を発して救助を求めたり、証拠写真を警察へ自動転送する等の処置が可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、使用者が歩行時等に監視カメラで後方を撮像しながら歩行出来るようにした携帯型の後方監視カメラ装置に関する。
近年は、我が国も所謂ストーカ行為や暴漢及び引ったくりで代表される犯罪行為が多発ている。従来、女性や子供が一人歩きする場合等に携帯し、緊急時に、警報を発して緊急事態を報知する為の携帯用防犯装置としては、防犯ブザー、防犯ベル等が知られている。
一方、最近のデジタルブームと共に著しく普及しつつあるデジタルカメラやカメラ付携帯電話機等に防犯機能を付加して構成した防犯装置の公知技術としては、携帯電話端末に警報音を発する装置を付属させた装置があり、例えば文献1(特許文献1)に開示されている。更に、前記携帯電話機に付属させる防犯機能として警報音と同時に、フラッシュライトを発光させる構成とし、それら二つの防犯手段を備えて緊急時に警報を発っしたり、該通信端末から警察等へ自動転送する構成として、犯人からの被害を防止するようにした携帯型防犯装置があり、例えば公知文献2(特許文献2)に開示されている。
また、カメラ付携帯電話機の画像データをメモリに保存し、画像比較手段を用いて防犯装置を構成する技術が、例えば文献3(特許文献3)に開示されている。
特開2001−109976 特開2003−219062 特開2002−152341
しかし、痴漢、暴漢、ストーカや引ったくり犯等は一般に歩行者の前方から襲って来るのではなく、暫く尾行した後に相手の後方から犯行に及ぶのが一般的パターンであり、前記防犯ブザーや前記特許文献に開示されている防犯機能付の携帯電話機等を携帯していても、それら、従来の防犯装置では、警報音を発して救助を求める操作や行為が、特に、一人歩きの際には後手になるという課題があった。
従って、女性等が夜間に人気の少ない場所で一人歩きする際に、後方を監視しながら歩行出来るようにした監視システムの出現が要望されていた。
本発明の主たる目的は、歩行者の後方を監視する監視カメラで得られる画像の状態を歩行者自身が手元で制御することができ、前記監視カメラで撮像した画像を手元の表示装置に表示しながら前進出来るようにして、後方の不審者等を歩行者が認識出来るようにした監視カメラ装置を提供することである。
前記課題を解決する為に、本発明の監視カメラ装置は次のように構成されている。
第1の発明の監視カメラ装置は、携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含む監視カメラ装置であって、前記携帯表示部は、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部と、前記監視カメラが撮像した画像出力を前記携帯表示部に入力する為の入力端子とを備え、
前記監視カメラは該監視カメラを着脱する為の取付部を備え、前記携帯表示部では、前記監視カメラで使用者の後方を撮像した画像出力を前記ディスプレイに表示するようにした監視カメラ装置である。
第2の発明の監視カメラ装置は、監視カメラ装置の携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含む監視カメラ装置であって、前記携帯表示部は、内蔵カメラと、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部と、前記監視カメラが撮像した画像出力を前記携帯表示部に入力する為の入力端子とを備え、
前記携帯表示部は、前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力とのいずれか一方を選択的に前記ディスプレイに表示するようにした監視カメラ装置である。
第3の発明の監視カメラ装置は、前記第2の発明の監視カメラ装置において、前記携帯表示部は、前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力とのいずれか一方を選択して出力するスイッチを備えるようにした監視カメラ装置である。
第4の発明の監視カメラ装置は、前記第2の発明の監視カメラ装置において、前記接続コードは、前記ディスプレイが表示する画像信号を前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力との間で切替える際に、前記コネクタの嵌脱に連動させて切替えるようにした監視カメラ装置である。
第5の発明の監視カメラ装置は、監視カメラ装置の携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含む監視カメラ装置であって、前記携帯表示部は、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部と、前記監視カメラが撮像した画像出力を前記携帯表示部に入力する為の入力端子とを備え、
前記監視カメラは前記携帯表示部に合体可能として構成するようにした監視カメラ装置である。
第6の発明の監視カメラ装置は、前記第1〜第5のいずれかの発明の監視カメラ装置において、前記接続コードを、使用者が前記監視カメラを首から懸吊する為の懸吊部材として兼用するようにした監視カメラ装置である。
本発明の監視カメラ装置には、以下に列記する多くの効果や特徴がある。
二眼が前を向いた人間の視角上の弱点は、歩行時等に後方が死角になることである。しかし、前記したように、暴漢、ストーカ、窃盗犯らは歩行者を尾行した後に、後方から犯行に及ぶのが一般的パターンである。従って、女性等が夜間に人気の少ない場所での一人歩きをする時は常に後方に不安を感じつつ歩行する場合が多く、後ろの目の機能を果せる監視システムが従来から強く要望される状況にあった。
そこで、歩行時に携帯して後方状況の画像表示を可能にした本発明の監視カメラ装置を用いた場合に、緊急時には事前に救助を要請したり、尾行犯の証拠写真をフラッシュ撮影したり、通信機能を利用して画像データを予め設定したアドレス先の警察、警備会社、自宅等へ自動転送する等の防犯システムへの展開も図れる。
更に、本監視カメラ装置が世の中に普及した暁には、前記監視カメラを女性等が背中やバッグに後ろ向きに携帯している状況を尾行犯等が視認しただけで、尾行者は尾行者自身がディスプレイされていることを察知し、尾行や犯行を諦めたり、逃亡したりする心理的効果も充分期待出来る。
本発明に係る第1実施例の監視カメラ装置によれば、携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含めて本発明監視カメラ装置を構成し、前記携帯表示部が、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部と、前記監視カメラが撮像した画像の信号を前記携帯表示部に入力する為の入力端子とを備え、更に、前記監視カメラは該監視カメラを着脱する為の取付部を備える構成とすることにより、
使用者が小型の監視カメラを背中やバッグ等に後方に向けて取付けることが容易になり、使用者は、必要時に手元の携帯表示部が備える制御部により前記監視カメラの撮像画像を制御して、後方を振り向くことなく、後方を監視しながら前進することが出来ると言う効果を奏する。
本発明に係る第2実施例の監視カメラ装置によれば、携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含めて本発明監視カメラ装置を構成することにより、
使用者が、小型の監視カメラを背中やバッグ等に取付け、手元の携帯表示部が備える制御部により前記監視カメラの撮像画像を制御することが容易となり、使用者は、後方を振り向くことなく、後方を監視しながら前進することが出来ると言う効果を奏する。
また、前記携帯表示部は、内蔵カメラと、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部とを備えて、前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力とのいずれか一方を選択的に前記ディスプレイに表示する構成としたことにより、
使用者の後方を監視する必要がない場合に、前記携帯表示部を用いて、カメラとディスプレイを備える必要があるが監視機能を備える必要がない携帯型電子機器を構成することが容易となる。
また、本発明に係る第2実施例の監視カメラ装置によれば、前記携帯表示部は、前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力とのいずれか一方を選択して出力するスイッチを備える構成としたことにより、
前記接続コードを前記携帯表示部に接続したままで、前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力とのいずれか一方を選択的に前記ディスプレイに表示することが出来る。
更に、本発明に係る第2実施例の監視カメラ装置によれば、前記接続コードは、前記接続コードを前記携帯表示部へ接続する為のコネクタを備え、前記ディスプレイが表示する画像信号を前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力との間で切替える際に、前記コネクタの嵌脱に連動させて切替える構成としたことにより、
前記接続コードの先端に備えたコネクタを前記携帯表示部に対して嵌脱する操作に連動させて、前記ディスプレイに表示する画像を選択させることが可能となる。
本発明に係る第3実施例の監視カメラ装置によれば、携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含む構成とし、前記携帯表示部は、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部と、前記監視カメラが撮像した画像出力を前記携帯表示部に入力する為の入力端子とを備え、前記監視カメラが撮像した画像出力を前記携帯表示部に入力する為の入力端子を備えて、前記監視カメラは前記携帯表示部に合体可能である構成とすることにより、
後方を監視する必要がない場合に、前記監視カメラを前記携帯表示部に合体させて、カメラとディスプレイを備える必要があるが監視機能を備える必要がない携帯型電子機器のカメラとして、前記監視カメラを兼用することが出来る。
本発明に係る第1実施例〜第4実施例の監視カメラ装置によれば、前記接続コードを、使用者が前記監視カメラを首から懸吊する為の懸吊部材として兼用する構成としたことにより、
首から前記監視カメラを懸吊する際に、懸吊専用の部材が少なく安価に製造出来る。また、懸吊部材が少ない為に、前記監視カメラの着脱の際に邪魔になる部材が少なく、着脱が容易である。更に、懸吊部材が少なくなる為に、懸吊部材が監視カメラの視界を遮る危険が少なくなり、且つ、懸吊部材が歩行の邪魔になりにくい。又、懸吊紐の数が少ない為に、前記接続コードで前記監視カメラの向きを容易に操作出来る。
なお、本発明に係る第2実施例〜第4実施例実施例の監視カメラ装置によれば、携帯表示部として、例えば、現在普及中のデジタルカメラやカメラ付携帯電話機及び携帯型ムービ等の携帯型電子機器が備える表示機能を利用する為に、前記携帯型電子機器の筐体部に画像入力端子やモード切替スイッチを設ける。これにより、前記携帯型電子機器を本発明の主要構成部分である携帯表示部として活用することが出来る。即ち、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラを、前記携帯型電子機器と同様の装置にオプションとして追加することによって、本発明監視カメラ装置を低コストで製造することが可能である。
本発明に係る第1実施例〜第4実施例の監視カメラ装置によれば、警察官が容疑者を追跡する場合等に先回りして、隠し撮りをする場合に、容疑者等の撮影をすることも可能であり、更に、スチル写真のみならず、フレーム間引きやデータ圧縮した動画像及び監視カメラを携帯型ムービと接続して構成する場合は、完全なフル動画像(監視カメラの性能と関連して)によるディスプレイや長時間収録も可能である。この構成例を図8(a)に示す。
本発明に係る第4実施例の監視カメラ装置によれば、今後、所謂フレキシブル有機ELディスプレイとして透明フィルム状のディスプレイの開発実現が期待されている。従って、該有機ELディスプレイを衣類や帽子、更には、眼鏡に取付けて前記携帯表示部を構成したり、監視カメラと携帯表示部付のハイテック帽子をスポ―ツ時等に着用し、例えば、マラソンや、駅伝競技等で後方の選手を視認しながら競技することも可能である。この構成例を図8(b)、(e)、(f)に示す。
以下、本発明の最良の実施形態について説明する。本発明監視カメラ装置は主に後方監視装置としての後方監視機能が重視されるが、後方を監視する必要がない場合に、本発明監視カメラ装置の一部を用いて、カメラ及びディスプレイを用いた携帯型電子機器の機能を備える構成とすることにより、本監視カメラ装置の機能を拡大し、製造コストの低下を計ることも出来る。
この為、以下の実施例の説明では、前記カメラとディスプレイを備えた携帯型電子機器として、既に普及しているデジタルカメラやカメラ付携帯型電話機及び携帯型ムービを例示して説明する。
初めに、本発明監視カメラ装置の監視カメラと携帯表示部に用いる構成素子について記載する。
本発明における監視カメラには、近年、デジタルカメラやカメラ付携帯電話機及び携帯型ムービの撮像素子として用いられているCCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)及び人工網膜LSI等を用いことが出来る。一方、本発明における携帯表示部には、液晶ディスプレイと称されるLCD(Liquid Crystal Display)を使用し、将来的には、フレキシブル有機ELディスプレイを用いて構成することも可能となろう。
本実施例形態における監視カメラは、撮像素子であるCCD/CMOSセンサと周辺電子回路とで構成され、該監視カメラは使用者の背中やバッグ等に後向きに取付けて携帯される。一方、本実施例形態における携帯表示部の表示装置は、
(1)前記監視カメラで撮像した画像専用のディスプレイ(以下、専用ディスプレイとも記す)で構成するか、或いは、
(2)内蔵カメラを備えた携帯型電子機器のディスプレイを用いて構成する。
前記(2)の場合は、前記携帯型電子機器に画像信号入力用の入力端子やスイッチを設ける。そして、前記した携帯表示部と監視カメラとをコードで接続して本発明の監視カメラ装置を構成する。
以下、携帯表示部の表示装置を専用ディスプレイによって構成した第1実施例に係る監視カメラ装置100について説明する。なお、本明細書では発明の構成を理解し易くする為に、多くのイラスト図を用いて図解表示する。また、図中で、同一構成、同一作用の要素には同一の名称及び同一の符号を付してある。
図1は本発明第1実施例に係る監視カメラ装置100の構成を示す図である。図2は本発明第1実施例に係る監視カメラ装置100の使用態様と監視カメラの取付け態様とを示す図である。
図1(a)において、携帯表示部3のディスプレイ8は監視カメラ2で撮像した画像専用のディスプレイ8で構成される。携帯表示部3は、表示部筐体3aにディスプレイ8と操作キー9等を備えて構成される。操作キー9は監視カメラ2の制御部の一部を構成し、携帯表示部3と監視カメラ2とは接続コード4で電気的に接続される。監視カメラ2は該監視カメラ2を携帯することを可能にする為に、監視カメラ2を着脱する為の取付部12bを備える。即ち、取付部12bは、監視カメラ2を使用者の携帯物に係止する為の係止部材、例えば、クリップ13、両面テープ13b、磁石等が取付けられる場所である。
初めに、監視カメラ2の筐体構成と携帯時の取付部と懸吊部及び接続端子の構成等について図1(a)〜(h)と共に説明する。
図1(b)は監視カメラ2の正面図であり、図1(a)に示す監視カメラ2は、監視カメラ2の取付部12b側から見た斜視図として描かれている。
監視カメラ2は、図1(b)のように筐体前面12aにレンズ21が配置され、CCDセンサや周辺電子回路及び画像信号等を出力する為の接続端子14、ハンガークリップ13等を備えてカメラ筐体12がコンパクトに構成されている。
特に、本発明における監視カメラ2は携帯使用時における携帯物への着脱操作の便宜を計ると共に、監視カメラ2を安定的に取付保持して良好な撮像条件を得る為に、本発明におけるカメラ筐体12の形体や取付け方法については図1(b)〜(h)の各図に示してある。それらの実施例における構成要点をまとめて列記すると以下の如くである。
即ち、
(1)接続端子14を筐体側部12c(取付部と直交する側)に設ける。
(2)カメラ筐体を薄型構成に(レンズの向きに直交する横方向に薄く)して用い、レンズ21が取付けられた反対側を取付部12bとして、該部取付部12bにクリップ13を取付けたり、取付部12bに粘着テープ13a等を用いて貼着する。
(3)監視カメラ2を吊下げた状態として、首から背中部に懸吊して携帯する場合は、カメラ筐体12の上部を懸吊部12dとして懸吊部材で吊下げ可能な構成にする。
上記三点の構成配慮により、本監視カメラ装置に用いる監視カメラは機能効果を奏し得る構成となる。図1(a)に示すクリップは、カメラ筐体12の取付部12bに一体加工した挟み形式のハンガークリップ13とした構成例である。
なお、図1(c)〜(g)の構成例に関しては以下に示す各実施例の構成と関連的に説明する。図1(h)はカメラ筐体12を楕円形状に構成してある。なお、接続端子14は接続コード4が直結式に接続されてもコネクタを設けた接続であってもよい。
さて、 図1は本発明第1実施例では、図1(a)の接続コード4は携帯表示部3の入力端子11に直結式に接続される。なお、図2(d)に示すように、監視カメラ2からの接続コード4の端部に、例えば凸コネクタ15を設け、携帯表示部3の入力端子11に凹コネクタを設けて係合接続するように構成してもよい。この場合、携帯表示部3の入力端子11に図3(b)に示すように凹コネクタ11aを設けて前記凸コネクタ15と係合接続する。
なお、表示部筐体3aの一部に防犯ブザー46と該防犯スイッチ47や筐体前面12aにフラッシュ22を付加し、緊急時に警報音を発したりフラッシュを発光させるするように構成すると、防犯装置としては機能効果が一層高まる。
また、図2(a)〜(h)の各図は本発明における第1実施例の監視カメラ装置100に関する携帯使用時の状況を主体に示したイメージイラスト図であり、これらの図と図1とにより、本発明第1実施例の構成概要は、大略理解し得るものと思われる。
図2(a)は女性の使用者1が監視カメラ2をショルダーバッグ5にクリップ13で後向きに取付けて携帯し、監視カメラ2と携帯表示部3とを接続コード4で接続するようにした場合の使用状態を示す。使用者1は監視カメラ2からの撮像状況を手元の操作キー9で制御しながら、携帯表示部3に後方状況をディスプレイ8に表示しつつ歩行している状況である。前記撮像状況とは、監視カメラ2が撮像する被写体の像の大きさ等を指す。
一方、図2(b)は、通学時に後方からの尾行犯6の有無を手元携帯表示部3でディスプレイ8しながら学童(使用者)1が通学している状況を示す。監視カメラ2は図2(d)に示す如く、ランドセル46の蓋部46aに両面粘着テープ13aで固着されている。
なお、図2(d)では監視カメラ2からの接続コード4を肩掛け用のバンドに留具47で一旦固定後、接続コード4の凸コネクタ15を携帯表示部3に接続している。
そして、図2(c)は所謂不審者、痴漢、暴漢、ストーカ等の尾行犯6を示すイメージ図である。
また、監視カメラ2のカメラ筐体12の反対側には、図1に示すカメラ筐体12に一体加工したハンガークリップ13や、図2(e)に示すばねクリップと安全ピンとを備えたクリップ13を設けることで、監視カメラ2の着脱が容易になる。
さて、図2(f)、(g)は、監視カメラ装置100の他の使用状況を示したものである。即ち、図2(f)では使用者1の衣服の背部に、図2(g)では帽子23に対して、前記カメラ筐体12に設けたクリップ13で監視カメラ2を後向きにして取付けるようにした使用状態を示す。
そして、図2(f)、(g)に示す使用状態では、破線で示す接続コード4が衣服の内側に隠れている。
なお、監視カメラ2は図2(h)のようにレンズキャップを兼ねたカメラケース16に収納し、使用時のみ蓋部17を開き、不使用時は凹ホック19を凸ホック20に嵌めてキャップする構成としてもよい。また、図2(h)のカメラ筐体12にはフラッシュ22が設けてあり、緊急時にフラッシュを発光させる構成にすると、暗い夜間時等に防犯装置としての機能効果が一層高まる。
ところで、前記各実施例で後方向きに取付けた監視カメラ2では、使用者1の身体の回動動作や、シュルダーバッグ5及び帽子23の姿勢を変更することによって、撮像対象を例えば尾行犯6に合わせる為の制御を行うことが出来る。前記監視カメラ2における撮影状況の制御は、全て携帯表示部3の制御部に設けた操作キー9に基づいて行われる。前記制御とは、例えば、パンやズーム等であり、手元携帯表示部3の操作キー9によって光学ズームやデジタルズームで被写体をクローズアップして確認することが出来る。
図3は、本発明第2実施例に係る監視カメラ装置200の構成と使用態様とを示す図である。図3(a)は現在普及しているデジタルカメラ3bの正面の斜視図、図3(b)は裏面の斜視図を例示する図である。
前記第1実施例の説明によって本発明の構成や特徴は明らかになったものと思われるので、以下の第2実施例の説明では前記第1実施例と同一構成部分についての説明を省略し、異なる構成要素のみを簡潔に説明する。
図3において、監視カメラ装置200は携帯表示部3と監視カメラ2と接続コード4とで構成される。携帯表示部3は所謂携帯型電子機器の一つであるデジタルカメラ3bで構成する。デジタルカメラ3bは、デジタルカメラ筐体3cに図3(a)、(b)に示すような内蔵カメラ7やディスプレイ8、凹コネクタ11aやスイッチ10を設ける。接続コード4はその一端部に凸コネクタ15を備え、接続コード4は監視カメラ2を使用者の首から吊るす為の接続コード兼懸吊部材4としても兼用している。
携帯表示部3の表示装置は、デジタルカメラ3bのディスプレイ8を用いて構成する。即ち、デジタルカメラ3bは図3(a)に示すようにデジタルカメラ筐体3cの表面にレンズ21やフラッシュ22等を備え、裏面や側面には、図3(b)に示すようにディスプレイ8、ファインダ48、シャッタ9b、操作キー9、四方向キー/決定キー9a等を備えて構成されている。
そして、デジタルカメラ3bを本発明の携帯表示部3のディスプレイとして用いる為に、デジタルカメラ3bの筐体3cの一部にスイッチ10を設けると共に、底面壁に凹コネクタ11aを設ける。
図3(c)は、本発明第2実施例における監視カメラ2の構成を示す。同図に示すように、接続コード4は使用者が監視カメラ2を携帯して使用する場合に首から吊るす為の接続コード兼懸吊部材4として利用される。
カメラ筐体12の筐体前面12aには、レンズ21とフラッシュ22が設けてあり、監視カメラ2の筐体側部12cの接続端子14に接続された接続コード4は、一旦、カメラ筐体12の懸吊部12dの両端部に設けた懸吊穴25から装飾を兼ねたループ長調整具27に通し、使用状態とした際に懸吊長さを適宜調節し得るようにしてある(図4参照)。
なお、本実施例のように接続コード4を監視カメラ2携帯時の懸吊部材に兼用した場合は、接続コード4が監視カメラ2を携帯するのに邪魔にならずに懸吊部材代わりとし得るという効果を奏する。なお、図3(c)における懸吊部材26は、接続コード4と同様な電線入りコード線としてもよいが、伝導性のない紐であってもよい。また、懸吊部材26の端部には紐留28が設けてある。
また、図3(d)は、前記第2実施例における監視カメラ2を図に示すようなカメラ筐体12を用いて構成し、監視カメラ2を使用者の携帯物に係止する為の係止部材として、例えば、クリップ13用の安全ピンを取付部12bに備え、着脱時の便宜を図った構成にしてある。
そして、図3(e)は図3(d)の監視カメラ2をクリップ(安全ピン)13で帽子23に取付けて、着用した帽子23を図3(e)に示すように180度反転した状態に着用し、使用者1の頭部正面側に配置された監視カメラ2とデジタルカメラ3bの撮影機能とを用いて、被写体6aを撮影している状況を示しているる。
これにより、前向きに頭部に配設された監視カメラ2は使用者1が楽にパン合せができ、本監視カメラ装置における分離された監視カメラ2を、使用者1の正面側で通常の写真撮影用とする場合にも便利な機能効果を発揮する。
図4は、前記第2実施例の監視カメラ装置200の使用態様を例示する他の図である。
図4(a)は、使用者1が接続コード兼懸吊部材4を用いて監視カメラ2を首から背中に吊るして歩行するようにした場合の使用態様を示す図であり、図4(b)は、図4(a)に示す使用態様を、使用者1の正面から見て表わした場合の図である。図4(b)に示すように、使用者は、監視カメラ2を首から吊るして撮像する時の監視カメラ2の高さ位置やカメラアングル等を接続コード4に備えたループ長調整具27によって、使用者の前側で適宜調整し得る。
図4(c)は、接続コード4や懸吊部材26を衣類の内側に潜らせるようにした使用態様を示す図である。図4(d)は、自転車に乗った状態で背中に懸吊した監視カメラ2を所謂バックミラーとし用い、監視カメラ2の撮像状況をハンドルの取付金具30に取付けた携帯表示部3で表示しつつ、自転車を漕いでいる状態を示している。
監視カメラ装置200をバックミラー代りに使用した場合には、使用者にとって死角となる背後を携帯表示部3で表示することが出来るので、自転車やオートバイ等へ乗車した時の事故防止やひったくり防止に効果を発揮する。この例の如く、監視カメラ2を長時間使用する場合は、電源部64(図5、図7参照)のバッテリーを外部から供給する形式とし、大容量のものに切替えることが好ましい。
図4(e)は、図4(a)に示す使用状態から使用を停止した時に、監視カメラ2を前側に回して懸吊して携帯することにより、監視カメラ2を隠し得るようにした使用態様を示す図であり、ループ長調整具27と紐留28とは後ろ側に回動される。接続コード4を監視カメラ2の懸吊部材用に兼用することにより、監視カメラ2を使用時のみ後方に回動して使用することができ、携帯に便利である。
ところで、使用者が監視カメラ装置200を携帯して歩行する場合には、前記ディスプレイ8に表示する画像を内蔵カメラ7の画像から、前記監視カメラ2の画像へ切替える必要がある。そこで、本発明第2実施例の監視カメラ装置200では、スイッチ10を別途設け、前記スイッチ10によって切替える。なお、切替の回路構成の詳細に関しては図5に示したブロック図に基づいて以下に記述する。
図5は、本発明第2実施例の監視カメラ装置200に係る回路構成を示すブロック図である。同図は、デジタルカメラ3bが画素数の多いフレーム読出し型CCD素子を採用して構成され、メカニカル式シャッタが用いられた場合の構成を例示した図である。
ここに、CCDカメラの信号処理部分やメモリーカード部分等は本発明の構成の特徴と直接関係する部分ではないので、図3のブロック構成に関しては、特に、デジタルカメラを本発明の携帯表示部3に用いる際の前記ディスプレイの切替えについて説明する。
図5において、実線で囲った部分がデジタルカメラ3bの回路ブロックである。一点鎖線で囲った部分は内蔵カメラ部7の回路ブロックで、二点鎖線で囲った部分3cは監視カメラ2の制御を行う監視カメラ制御部3dの回路ブロックであり、点線で囲った部分10は接続されるカメラを切替えて表示画像を切替える為のスイッチ10である。なお、携帯表示部3は、一点鎖線で囲った内蔵カメラ部7をも包含する。
一方、図1や図2で説明した監視カメラ2の回路ブロックは、図5中に細実線で囲って示した部分であるが、本実施例では前記内蔵カメラ部7と同様な回路ブロックで構成されている。
内蔵カメラ7で撮像した画像をディスプレイ8で表示する場合は、制御部3cは内蔵カメラ7の制御を行い、監視カメラ2で撮像した画像をディスプレイ8で表示する場合は、制御部3cは監視カメラ2の制御を行う。スイッチ10は前記2つのカメラの何れかの画像出力を選択してディスプレイ8に与える。
先ず、図5における信号系ブロック図を簡単に説明すると、CCDセンサ7aからの出力はCDS・AGC・A/Dコンバータ51に導かれてA/D変換が行われて、カメラDSP・メモリ・コントローラ52に入力される。そして、カメラDSP・メモリ・コントローラ52はSDRAM53と接続され、更に、カメラDSP・メモリ・コントローラ52からTGドライバ54に出力されて、TGドライバ54を介してCCDセンサ7a、CDS・AGC・A/Dコンバータ51に接続される一方、TGドライバ54からの出力はレンズ系21のズーム・フォーカス・シャッ為カ機構系55に接続されている。
なお、図5のブロック図では、CPU50からの信号は、スイッチ10を介してカメラDSP・メモリ・コントロラ52へ印加される。
即ち、監視カメラモードから内蔵カメラモードに切替えられると、スイッチ10の中点が全て点線で示すOFF接点10b側に接続されて、監視カメラ2がOFF、内蔵カメラ7がONとなり、内蔵カメラ7の画像出力がディスプレイ8に与えられる。
操作キー9からの指令はCPU50に入力され、CPU50からJPEG処理61とメモリI/F62に印加される。一方、CPU50からスイッチ10のスイッチ中点58を経由して、カメラDSP・メモリ・コントローラ52に入力されており、カメラDSP・メモリ・コントローラ52からスイッチ10の接点56を介してRGB信号がLCDに入力される。更に、カメラDSP・メモリ・コントローラ52からは接点57を通してY/色差信号がJPEG処理61に導かれ、JPEG処理61からメモリI/F62に印加され、更に、メモリI/F62からメモリカード63に印加される。なお、サブLCD67はCPU50と結ばれてメニュー画面等を表示する。
内蔵カメラモードから監視カメラモードに切替えられた場合は、前記スイッチ10の中点56〜60がON接点10aに切替えられて、前記内蔵カメラ部7と同様な回路ブロックで構成された監視カメラ2の各信号は接続コード4を介してスイッチ10のON接点10aに接続される。
それに伴って、内蔵カメラ部7はOFFにされると共に、監視カメラ2は内蔵カメラ部7と同様に、撮像状況が監視カメラ制御部3dで制御されることになる。
なお、必要により、監視カメラ2にもフラッシュ22を備えた構成としてもよく、また、電源部64からの電源系統は、電源スイッチ65を介してスイッチのON接点から端子66を通じて監視カメラ制御部3dに給電する一方、監視カメラモードの時はスイッチ接点60から接続コード4を通じて監視カメラ2の端子67に給電される。
なお、前記した第2実施例の説明では、内臓カメラ部7と監視カメラ2との切替えをスイッチ10で行うとして説明したが、スイッチ10を設けずに切替えるようにすることも出来る。以下、この点について説明する。
図3にはスイッチ10が描かれているが、スイッチ10を設けずに、カメラの切替を行うには、接続コード4の凸コネクタ15をカメラ筐体3cに設けた凹コネクタ11aに接続する際の接続操作と連動させて切替えを行う。
即ち、凹コネクタ11aと凸コネクタ15とのセットでスイッチの機能を持たせ、凹コネクタ11aに対する凸コネクタ15の嵌脱に連動させてディスプレイモードを切替えることが出来る。この場合、図5におけるスイッチ10の動作と同様な動作が、凸コネクタ15の抜き挿しに連動して行われ、凸コネクタ15が凹コネクタ11aへ挿入された時は監視カメラモードに切替えられ、凸コネクタ15が凹コネクタ11aから抜かれた時は内蔵カメラモードに切替えられる。
次に、本発明第3実施例の監視カメラ装置300について説明する。
図6(a)、(b)は第3実施例監視カメラ2の携帯表示部3に流用したカメラ付携帯電話機3eの外観例を例示している。図6(a)はカメラ付携帯電話機3eの正面斜視図、図6(c)は背面斜視図である。本発明の監視カメラ装置300は、カメラ付携帯電話機3e等に特徴を有するものではないが、第3実施例に用いたカメラ付携帯電話機3eの概要を説明すると、カメラ付電話機筐体(以後の説明では、単に筐体と記して説明する)は筐体3fと筐体3gから構成されており、該二つの筐体がヒンジ24によって互いに折畳み形式の構造になっている。
そして、一方の筐体3fには図6(a)に示す外面に、内臓カメラ7のレンズ21やフラッシュ22が設けてあり、他方の筐体3gの外面にはアンテナ74が設けられている。
また、図6(b)に示す筐体3fの外面にはディスプレイ8、スピーカ79が設けられ、筐体3gの内面には、四方向キー/決定キー9a、シャッタボタン9b、操作キー9、マイクロホン75等が設けられた構成を例示している。
次に、携帯型電子機器であるカメラ付携帯電話3eを用いて本発明における携帯表示部3を構成し、監視カメラ装置300とした第3実施例について図面と共に説明する。
第3実施例監視カメラ装置300は、図6(a)、(b)のカメラ付携帯電話機3eにおける内蔵カメラ部7を脱着式に構成したものである。即ち、図6(a)、(b)の両図はカメラ付携帯電話機3eから内蔵カメラ部7を一旦、分離して別筐体とした後、再び、一体のカメラ付携帯電話機3eに合体した状態を示した図である。
本第3実施例監視カメラ装置300のように、例えば、カメラ付携帯電話機3eを用いて内蔵カメラと表示部とに分離し、更に、合体可能な構成したことで、一体に構成した場合はカメラ付携帯電話機3eとして機能させ得ると共に、図6(e)に示すように分離別体にして両者をコード接続する構成とした場合は、以下に記述するように、監視カメラ装置300への流用を可能とし、二役的機能を発揮する効果を奏し得る。
そこで、図7(c)は図7(a)のように内臓カメラ7を備えて一体に構成されていたカメラ付携帯電話機3eから、内臓カメラ7が分離された構成残部による本発明監視カメラ装置の携帯表示部3を示しており、一方、図7(d)は前記カメラ7でカメラ筐体12を用いて、別筐体のカメラ筐体12で構成した監視カメラ2の図である。
カメラ筐体12が除去された筐体3fのカメラ取付面31の下部には、監視カメラ2(内蔵カメラ7)の凸端子33と係合される凹コネクタ11aや監視カメラ2と合体時にカメラ筐体12に設けられた嵌合爪34と勘合してカメラ筐体12を保持する嵌合部32等が設けられている。
また、該内蔵カメラ7が分離された構成残部の図7(c)は正面から見ると、図7(b)のような図になり、ディスプレイ8や操作キー9を備え、内蔵カメラ7が除去された状態であっても携帯用電話機として機能し、本発明第3実施例の監視カメラ装置300では、図7(e)に示すように監視カメラ2と接続コード4で接続された際に携帯表示部3として機能し得るように構成されている。
一方、監視カメラ2の正面には図6(d)のようにレンズ21及び必要によりフラッシュ22を設ける。そして、本第3実施例ではカメラ筐体12の上端部を懸吊部12dとしてクリップ用の安全ピン13cを備え、下部には凸端子33と嵌合爪34を備えて構成してある。
図6(e)は、前記監視カメラ2と携帯表示部3とを、接続コード4の両端に設けた凸コネクタ15と凹コネクタ36とを用いて、凸コネクタ15を携帯表示部3の凹コネクタ11aに、コードの凹コネクタ36を監視カメラ2の凸端子33に差込み、本発明の第3実施例監視カメラ装置300を構成した状態である。
また、本第3実施例と関連して、図6(f)に図示する携帯用の監視カメラホルダー38を別途用意し、該監視カメラ2を図6(c)示したカメラ取付面31と類似構成の監視カメラホルダー38に構成し、監視カメラ2を前記図3(c)の実施例のような接続コード兼懸吊部材4による首からの吊下げ携帯式に構成とすることも出来るい。
そして、図6(e)の第3実施例監視カメラ装置300から両コネクタを取外し、監視カメラ2をカメラ取付面31に合体挿着してカメラ付携帯電話機3eとした状態が前記図6(a)と、図6(b)である。この合体状態では、監視カメラ2が内蔵カメラ部7として機能し、通常のカメラ付携帯電話機3eとしての機能する。
カメラ付携帯電話機3bから、内蔵カメラ7を分離構成として本発明の監視カメラ装置300に構成したり、合体してカメラ付携帯携帯電話機3eに構成することができ、二つの機能効果が発揮し得る利点がある。
本発明の第3実施例監視カメラ装置300の回路ブロック図について説明する。
図7は、前記第3実施例のカメラ付携帯電話機3eを本発明に流用して構成した回路ブロック図を示す。一般に、カメラ付携帯電話機3eは機能ブロックが多く構成が複雑であるが、本発明は通信機能等の構成に係るものではないので図7では大きなブロックとしての概要を示す。
先ず、図7の通信機能部はアンテナ70からの電波がRFユニット71に入力され、アナログ・ベースバンド信号処理72を得てデジタル・ベースバンド信号処理・CPU回路73に導かれる。また、デジタル・ベースバンド信号処理・CPU73から音声CODEC74に接続され、マイクロホン75から音声CODEC74に入力74に入力されると共に、音声CODEC74からスピーカ76に出力される。一方、デジタル・ベースバンド信号処理・CPU回路73からはメインLCD8にディスプレイ信号が出力される。
一方、一点鎖線で囲った監視カメラ2(または、内蔵カメラ部7)のカメラ信号系統はレンズ21を通してCCD/CMOSセンサ7aに導かれ、更に、カメラ信号処理・TG回路77と接続される。そして、図7に細二点鎖線で囲って示した部分が前記図6の携帯表示部3の入力端子11aにおける端子接点であるが、本第3実施例の構成では、カメラ信号回路・TG77と、デジタル・ベースバンド信号処理・CPU73の回路が入力端子11aの接点78を経由して接続される構成になっている。
そして、操作キー9からの指令信号がデジタル・ベースバンド信号処理・CPU73に入力されてメインLCD8で撮像画像等のディスプレイが行われる。また、監視カメラ2の機能としては必要によりカメラ部に設けたフラッシュ22に、破線で示すように73から接点79を経由して接続する。
次に、前記図6(e)に示した監視カメラ2と携帯表示部3とを接続した接続コード4は、図7に楕円線で囲った示した接続コード4部分に相当し、接続コード4を前記図6(e)のように接続した際は、両者間の信号授受を初め、電源部64からの監視カメラ2への電源供給が電源スッチ65を経由した、ON接点65aから端子66を通じて二点鎖線で囲って示した前記監視カメラ制御部分3dに給電され、更に、入力端子11の接点80から接続コード4を通じて監視カメラ2の端子67に給電さる。
次に、本発明第4実施例の監視カメラ装置400について説明する。
図8は、本監視カメラ装置400における携帯表示部3として適用可能な各種ディスプレイ形態を例示する。
先ず、図8(a)はDVCやDVDで構成された携帯型ムービ37であり、開閉式のLCDディスプレイ8、操作キー9、ファインダ38、スタート/ストップ39、選択スイッチ40、マイクロホン75、スピーカ76等を備えて構成されている。該ムービ3hのムービ筐体3jに図8(a)のように入力用凹コネクタ11aやスイッチ10を備えて構成し、本発明の携帯表示部3として用いることが出来る。
次に、次世代の表示用ディスプレイとして厚さ100μm程度の透明なフレキシブル有機ELディスプレイの実用化開発が期待されるている。該ディスプレイが登場した場合は、例えば、図8(b)に示すようにディスプレイ3をジャケットの袖部等に縫付ける構成も可能とされている(例えば、2004年1月1日号の朝日新聞記事参照)。
図8(b)〜図8(f)の各図は、前記有機ELディスプレイ素子で本発明の携帯表示部3を構成し、監視カメラ装置400を構成した場合の各実施態様を示したものである。
即ち、図8(b)は有機ELディスプレイ付ジャケットとして、図のようにジャケットの袖部分に該表示機能を備え得る状態に縫付けた加工形成を携帯表示部3とした実施例である。図8(d)は前記表示部を用いた監視カメラ装置400の全体構成を示している。
使用者1は、例えば、図8(c)のように背後に監視カメラ2を懸吊して使用状態で接続コード兼懸吊部材4を破線のようにジャケットに隠し、カメラコントローラ41で監視カメラ2による撮像状況を制御しながらディスプレイ表示している状態である。
次に、図8(e)は前記有機ELディスプレイ3及び監視カメラ2付による所謂ハイテック帽子42をイメージした図である。即ち、帽子42の後部に監視カメラ2を取付けると共に、ひさしの内側43に有機ELディスプレイ3が張設する。そして、使用者1は時折、上目使いする視線で後方部状況を表示し得るようにしたハイテック帽子42である。
このハイテック帽子42を、例えば、マラソンや駅伝競技に着用した場合は後方を振り向くことなく後部状況をディスプレイした視認することが可能である。ほんハイテック42は防犯用を初め、スポーツ用、歩行時、乗車時の安全用として効果を奏し得る。
また、図8(f)は眼鏡37の片眼のみに有機ELディスプレイ3を貼着して携帯表示端末3を構成する一方、他眼側を普通の眼鏡として構成したディスプレイ付きの眼鏡37とした実施例である。
ディスプレイ付きの眼鏡37は、例えば、前記図8(d)のような構成として用いることが出来る。この場合、使用者1は、右目で前方を見ながら、左目で後方状況を左の眼鏡にディスプレイ表示しつつ歩行し得る。
本発明における監視カメラ装置の発明は以下のように実施してもよい。
(1)図5や図7の回路ブロック図では、CCD/CMOSセンサ7aからの出力信号形態をRGBへの信号処理後に、携帯表示部の入力端子11、11aに導く構成を例示したが、本発明はカメラからの映像信号形態を限定することなく、例えば、図5では前段のA/Dコンバータ51の出力で切離して、入力端子11に導くように構成にしてもよく、監視カメラ2における信号授受の形態は、LSI構成、カメラ性能、及び、コストを勘案してブロック構成として用いればよい。
(2)ディスプレイのLCDは、消費電力を要するので監視カメラ2を長時間携帯使用する際は、バッテリ電源部は別途大容量のものから供給したり、室内での使用時等にはAC電源による充電端子で給電する構成にすると好ましい。
(3)また、本発明の携帯表示部にカメラ付携帯電話を流用して構成する場合等、例えば、本体の内蔵カメラ部がデジタルズーム式であった場合でも、監視カメラは光学ズーム式としたり、フラッシュを付加した構成とする等、監視カメラの性能が内蔵カメラを上回lた構成とし、更に、デジタルカメラやカメラ付携帯電話に転用を計る構成とする場合には、通常の写真撮影に該監視カメラの機能を用いること好ましい。
4)監視カメラに赤外線カメラを用いて構成し、暗い夜間帯での撮像が出来るようにすることも出来る。
本発明第1実施例に係る監視カメラ装置の構成を示す図である。 本発明第1実施例に係る監視カメラ装置の使用態様と監視カメラの取付け態様とを示す図である。 本発明第2実施例に係る監視カメラ装置にカメデジタルカメラを流用する場合の構成と使用態様を示す図である。 本発明第2実施例に係る監視カメラ装置の使用態様を示す図である。 本発明第2実施例に係る監視カメラ装置における監視カメラと内蔵カメラとの切替を示す回路ブロック図である。 本発明第3実施例に係る監視カメラ装置にカメラ付携帯電話機を流用して構成した着脱型を示す図である。 本発明第3実施例に係る監視カメラ装置にカメラ付携帯電話機を流用した回路ブロック図である。 本発明第3実施例に係る監視カメラ装置における携帯表示部の各実施例構成の斜視図である。
符号の説明
100、200、300、400 監視カメラ装置
1 使用者
2 監視カメラ
3 携帯表示部
3a 表示部筐体
3b デジタルカメラ
3d 監視カメラ制御部
3e 装置カメラ付携帯電話機
3h 携帯型ムービ(DVC、DVD)
4 接続コード
5 ショルダーバッグ
6 尾行犯
7 内蔵カメラ部
7a CCD/CMOSセンサ
8 LCD(メイン)
9 操作キー
9a 四方向キー/決定キー
10 スイッチ
10a ON接点
10b OFF接点
11 入力端子(凹コネクタ)
12 カメラ筐体
13 クリップ
14 接続端子
15 凸コネクタ
16 カメラケース
17 蓋部
18 屈曲部
19 凹ホック
20 凸ホック
21 レンズ
22 フラッシュ
23 帽子
24 ヒンジ
25 懸吊穴
26 懸吊部材
27 ループ長調整具
28 紐留

Claims (6)

  1. 携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含む監視カメラ装置であって、前記携帯表示部は、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部と、前記監視カメラが撮像した画像の信号を前記携帯表示部に入力する為の入力端子とを備え、
    前記監視カメラは該監視カメラを着脱する為の取付部を備え、前記携帯表示部では、前記監視カメラで使用者の後方を撮像した画像出力を前記ディスプレイに表示することを特徴とする監視カメラ装置。
  2. 携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含む監視カメラ装置であって、前記携帯表示部は、内蔵カメラと、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部と、前記監視カメラが撮像した画像出力を前記携帯表示部に入力する為の入力端子とを備え、
    前記携帯表示部は、前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力とのいずれか一方を選択的に前記ディスプレイに表示することを特徴とする監視カメラ装置。
  3. 前記携帯表示部は、前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力とのいずれか一方を選択して出力するスイッチを備えることを特徴とする請求項2に記載の監視カメラ装置。
  4. 前記接続コードは、前記接続コードを前記携帯表示部へ接続する為のコネクタを備え、前記ディスプレイが表示する画像信号を前記内蔵カメラの画像出力と前記監視カメラの画像出力との間で切替える際に、前記コネクタの嵌脱に連動させて切替えることを特徴とする請求項2に記載の監視カメラ装置。
  5. 携帯表示部と、前記携帯表示部とは別筐体で構成した監視カメラと、前記携帯表示部と前記監視カメラとを電気的に接続する接続コードとを含む監視カメラ装置であって、前記携帯表示部は、ディスプレイと、前記監視カメラを制御する制御部と、前記監視カメラが撮像した画像出力を前記携帯表示部に入力する為の入力端子とを備え、
    前記監視カメラは前記携帯表示部に合体可能であることを特徴とする監視カメラ装置。
  6. 前記接続コードを、使用者が前記監視カメラを首から懸吊する為の懸吊部材として兼用することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の監視カメラ装置。
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