JP2004234737A - 復調回路及び情報再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基本クロックに基づいて再生信号のパルス幅を測定し、測定結果に基づいて所定のパルス幅を識別して、デコードを行う復調回路及び情報再生装置に関し、情報の読み取り能力を向上できる復調回路及び情報再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、再生パルスのパルス幅を測定するパルス幅測定手段(32)と、パルス幅測定手段(32)で測定したパルス幅の分布に基づいて予め設定される設定パルス幅を判定する基準となる判定基準と算出する判定基準算出手段(24)と、判定基準算出手段(24)で算出された判定基準に基づいて設定パルス幅を判定するパルス判定手段(32、34)と、パルス判定手段(32、34)での判定結果に基づいて再生パルスを元の情報に復調する復調手段(32)とを有することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は復調回路及び情報再生装置に係り、特に、基本クロックに基づいて再生信号のパルス幅を測定し、測定結果に基づいて所定のパルス幅を識別して、デコードを行う復調回路及び情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCD(compact disc)などを光ディスク装置では、EFM(eight to fourteen modulation)により情報が変調されたパルスが記録されており、再生パルス信号のパルス幅に基づいて元の情報を復調している。このとき、EFMで採り得るパルス幅は、Tを1クロックとすると、情報に応じて3T〜11Tとなるように変調されている。
【0003】
CDでは、例えば、1クロック1Tのパルス幅が約231nsecであり、通常、設定パルス幅3Tは1クロック1Tの3倍の約694nsec、設定パルス幅4Tは1クロック1Tの4倍の約924nsecに設定されている。このとき、設定パルス幅3Tのパルス幅694nsecと設定パルス幅4Tのパルス幅924nsecとの中心のパルス幅808nsecを判定基準パルス幅として、設定パルス3Tと設定パルス4Tとを判別していた。このため、設定パルス幅4Tには、
924nsec−808nsec=116nsec
のばらつきが許容されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来のこの種のデコーダでは、例えば、設定パルス幅3Tのパルス幅の統計的分布が650nsecを中心に分布し、設定パルス幅4Tのパルス幅の統計的分布が880nsecを中心にとして分布した場合には、設定パルス幅4Tのばらつきは、
880nsec−808nsec=72nsec
までしか許されなくなる。これによって、エラーが増加し、データ読み取り能力が低下する。例えば、再生速度が低下するなどの問題点があった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、情報の読み取り能力を向上できる復調回路及び情報再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、再生パルスのパルス幅を測定するパルス幅測定手段(32)と、パルス幅測定手段(32)で測定したパルス幅の分布に基づいて予め設定される設定パルス幅を判定する基準となる判定基準パルス幅を算出する判定基準算出手段(24)と、判定基準算出手段(24)で算出された判定基準パルス幅に基づいて設定パルス幅を判定するパルス判定手段(32、34)と、パルス判定手段(32、34)での判定結果に基づいて再生パルスを元の情報に復調する復調手段(32)とを有することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、再生パルスのパルス幅をパルス幅測定手段(32)により測定し、判定基準算出手段(24)でパルス幅測定手段(32)で測定したパルス幅の分布に基づいて予め設定される設定パルス幅を判定する基準となる判定基準パルス幅を算出し、パルス判定手段(32、34)により判定基準算出手段(24)で算出された判定基準パルス幅に基づいて設定パルス幅を判定し、復調手段(32)によりパルス判定手段(32、34)での判定結果に基づいて再生パルスを元の情報に復調することにより、実際に測定された測定パルス幅の分布に応じて判定基準パルス幅を設定できるので、常に判定基準パルス幅を常に最適化できるため、エラーなどを低減でき、よって、復調の精度を向上させることができる。
【0008】
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって特許請求の範囲が限定されるものではない。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
【0010】
本実施例では、情報記録/再生装置として光ディスク装置を例に説明を行う。
【0011】
本実施例の光ディスク装置1は、例えば、CD−R、CD−RWなどを記録及び/又は再生可能なドライブであり、主に、ターンテーブル11、スピンドルモータ12、光ピックアップ13、スレッドモータ14、インタフェース15、メモリ16、メモリコントローラ17、エンコーダ18、レーザコントローラ19、リードアンプ20、デコーダ21、サーボコントローラ22、ドライバ23、マイコン24、メモリ25を含む構成とされている。
【0012】
ターンテーブル11には、光ディスク2が装着される。ターンテーブル11はスピンドルモータ12により回転されて光ディスク2を例えば、矢印A方向に回転させる。スピンドルモータ12は、ドライバ23からの駆動信号に応じて回転する。スピンドルモータ12の回転速度により複数の記録速度の最高記録速度が決定される。
【0013】
光ピックアップ13は、光ディスク2に対面するように配置され、対物レンズ31により光ビームLを収束させて光ディスク2に照射する。光ピックアップ13には、対物レンズ31を矢印B方向に揺動させてトラッキング制御を行うとともに、対物レンズ31を矢印C方向に揺動させてフォーカス制御を行うための図示しないアクチュエータが内蔵されている。このアクチュエータはドライバ23からの駆動信号によって駆動され、対物レンズ31を矢印B、C方向に揺動させて、トラッキング及びフォーカス制御を行う。
【0014】
また、ドライバ23は、サーボコントローラ22からの制御信号によりスピンドルモータ12、スレッドモータ14に駆動信号を供給する。スレッドモータ14は、光ピックアップ13を光ディスク2の半径方向、すなわち、矢印B方向に移動させるためのモータである。
【0015】
サーボコントローラ22は、リードアンプ20から供給されるトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号に基づいてトラッキング及びフォーカス制御を行うためのアクチュエータ及びスレッドモータ14を制御するための制御信号を生成し、ドライバ23に供給する。また、サーボコントローラ22は、マイコン24からの指示に基づいてスピンドルモータ12の回転を制御したり、アクチュエータ及びスレッドモータ14を制御したりする。例えば、マイコン24から指示された記録速度に応じてスピンドルモータ12の回転速度を制御する。また、マイコン24からの指示に基づいてフォーカス及びトラッキングアクチュエータをオフして、スレッドモータ13を駆動して、シーク動作を実行する。
【0016】
また、光ピックアップ13には、図示しない光検出器が内蔵されている。光検出器は、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号並びに記録信号を検出し、リードアンプ20に供給する。リードアンプ20は、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号を増幅してサーボコントローラ22に供給する。また、リードアンプ20は、記録信号を増幅してデコーダ21及びマイコン24に供給する。
【0017】
デコーダ21は、リードアンプ20からの記録信号をマイコン24により設定される判別パルス幅に基づいてデコードする。
【0018】
図2はデコーダ21のデコード部34のブロック構成図を示す。
【0019】
デコーダ21は、再生信号受信部31、デコード部32、クロック発生部33、判定基準カウント値記憶部34、インタフェース35、通信部36を含む構成とされている。
【0020】
再生信号受信部31は、再生信号〔HF(high frequency)信号〕の反転を検出し、デコード部34に通知する。デコード部34は、再生信号が反転してから次に再生信号が反転するまでの間、クロック発生部33から供給されるクロックをカウントし、そのカウント値を判定基準カウント値記憶部34に記憶された判定パルス幅と比較して、再生パルス幅を決定する。デコード部34は決定された再生パルス幅に基づいて再生データをデコードする。デコード部34でデコードされた再生データは、インタフェース35に供給される。インタフェース35は、バス26とのインタフェースをとり、再生データをメモリ16に記憶させる。通信部36は、マイコン24との通信を制御する。
【0021】
デコード部32のデコード処理について説明する。
【0022】
図3はデコード部32の処理フローチャートを示す。
【0023】
デコード部34は、ステップS1−1で再生信号が反転すると、ステップS1−2でクロックのカウントを開始する。デコード部34はステップS1−3で再生信号を反転するまでクロックをカウントする。デコード部34は、ステップS1−3で再生信号が反転すると、ステップS1−4で、再生信号反転時のカウント値を判定基準カウント値記憶部34に記憶された判定パルスと比較し、設定パルス幅を決定するとともに、通信部36によりマイコン24に通知する。
【0024】
デコード部32は、ステップS1−5で設定パルス幅に基づいて再生データをデコードする。デコード部32は、ステップS1−6で再生データを、インタフェース35を介してメモリ16に記憶させる。デコード部32は、ステップS1−7で再生が終了するまでステップS1−1〜S1−6の処理を繰り返す。
【0025】
以上のようにしてデコーダ21により再生データがデコードされる。
【0026】
なお、マイコン24は、ステップS1−4で通信部36により通知されたカウント値に基づいてメモリ25を更新し、メモリ25に記憶されたカウント値の出現頻度に基づいて設定パルス幅3T、4T・・・11Tなどを判定するための判定基準カウント値を設定する。
【0027】
図4はマイコン24の処理フローチャートを示す。
【0028】
マイコン24は、ステップS2−1でデコーダ21からカウント値を受信すると、ステップS2−2で受信したカウント値に応じてメモリ25を更新する。メモリ25には、カウント値毎の出現頻度が記憶されている。
【0029】
マイコン24は、ステップS2−3で最多出現頻度のカウント値に変更があると、ステップS2−4で、判定基準カウント値を更新する。
【0030】
ここで、判定基準カウント値の更新方法について説明する。ここでは、設定パルス幅3Tと設定パルス幅4Tとを判定するための判定基準カウント値の算出方法について説明する。
【0031】
図5はカウント値毎の出現頻度の例を示す図であり、パルス幅3T、4Tのカウント値の分布を示している。
【0032】
マイコン24は、メモリ25を参照して、設定パルス幅3Tに対応するカウント値に近似したカウント値群のうち最大の出現頻度S3maxのカウント値C3、及び、設定パルス幅3Tに対応するカウント値に対応したカウント値群のうち最大の出現頻度S4maxのカウント値C4を取得する。
【0033】
次に、マイコン24は、ステップS2−5で、取得したカウント値C3とカウント値C4との中央カウント値C3−4を算出する。すなわち、中央カウント値C3−4は、
C3−4=C3+{(C4−C3)/2} ・・・(1)
で求められる。
【0034】
マイコン24は、ステップS2−6で算出した中央カウント値C3−4を設定パルス幅3Tと設定パルス幅4Tとの判定基準カウント値として デコーダ21に通知し、デコーダ21に内蔵された判定基準カウント値記憶部34に記憶させる。
【0035】
デコーダ21のデコード部32は、測定したカウント値が判定基準カウント値記憶部34に記憶された判定基準カウント値C3−4より小さければ、設定パルス幅3Tと判定し、大きければ、設定パルス幅4Tと判定する。
【0036】
例えば、1クロック1Tのパルス幅が約231nsecであるとすると、設定パルス幅3Tは1クロック1Tの3倍の約694nsecとなり、設定パルス幅4Tは1クロック1Tの4倍の約924nsecとなる。このとき、従来、設定パルス幅3Tのパルス幅694nsecと設定パルス幅4Tのパルス幅924nsecとの中心のパルス幅808nsecが判定基準パルス幅として固定的に設定されていた。
【0037】
このため、例えば、測定パルス幅4Tのパルス幅の統計的分布が880nsecを中心にとして分布している場合には、測定パルス幅4Tのばらつきは、最大
880nsec−808nsec=72nsec
までしか許されなかった。
【0038】
一方、本実施例は、設定パルス幅3Tの測定パルス幅の最頻値と設定パルス幅4Tの測定パルス幅の最頻値との中心のパルス幅を判定基準パルス幅としており、測定パルス幅に応じて判定基準パルス幅が最適値に移動する。
【0039】
例えば、設定パルス幅3Tに対応した測定パルス幅が650nsec、設定パルス幅4Tに対応した測定パルス幅が880nsecであるとすると、本実施例では、判定基準パルス幅は、式(1)より
650nsec+{(880nsec−650nsec)}/2=765nsec
となる。
【0040】
判定基準パルス幅が765nsecに設定されることにより、設定パルス幅4Tの判定幅誤差は、880nsec−765nsecとなり、115nsecにできる。これは、判定基準パルス幅を808nsecに固定した場合の72nsecから43nsec拡張できる。これにより、エラーの発生を抑制でき、設定パルス幅3T、4Tの判定精度を向上させることができる。なお、判定基準カウント値は、この判定基準パルス幅に対応しており、判定基準パルス幅をクロック発生部33で生成されるクロックで除算した値に相当する。
【0041】
なお、判定基準カウント値記憶部34には、設定パルス幅3Tと設定パルス幅4Tとを判定するための3T−4T判定基準カウント値C3−4に他に設定パルス幅、例えば、EFM(eight to fourteen modulation)などのおいては、設定パルス幅4T−5T、5T−6T、6T−7T、7T−8T、8T−9T、9T〜10T、10T−11Tに対応した判定基準カウント値C4−5、C5−6、C6−7、C7−8、C8−9、C9−10、C10−11が記憶されている。デコード部32は、判定基準カウント値記憶部34に記憶された判定基準カウント値C3−4、C4−5、C5−6、C6−7、C7−8、C8−9、C9−10、C10−11から設定パルス幅3T〜11Tを判別し、判別された設定パルス幅3T〜11Tに基づいてデータをデコードする。
【0042】
デコーダ21によりデコードされたデータは、メモリ16に一旦記憶される。メモリ16に記憶されたデータは、ホストコンピュータとのインタフェースをとるインタフェース15を介してホストコンピュータに供給される。なお、メモリ16は、RAM(random access memory)から構成され、バッファメモリとして用いられる。メモリコントローラ17は、インタフェース15、メモリ16、エンコーダ18、デコーダ21間における通信の制御を行う。
【0043】
また、ホストコンピュータからの記録データは、インタフェース15を介してメモリ16に一旦記憶された後、エンコーダ18に供給される。エンコーダ18は、記録データをエンコードする。エンコーダ18でエンコードされた記録データは、レーザコントローラ19に供給される。レーザコントローラ19は、光ピックアップ13に内蔵された、図示しないレーザダイオードを駆動する。
【0044】
レーザダイオードは、レーザコントローラ19からの駆動信号に基づいて発光する。レーザダイオードから出射された光ビームは、対物レンズ31により収束されて光ディスク2に照射される。
【0045】
レーザコントローラ19は、記録時には、エンコーダ18からの記録信号に基づいて光ピックアップ13に内蔵されたレーザダイオードを発光させる。レーザダイオードは、例えば、レーザコントローラ19からの記録信号がハイレベルのときに光ビームの強度を強くし、記録信号がローレベルのときに光ビームの強度を弱くする。光ディスク2には、レーザダイオードからの光の強度が強いときにはピットが形成され、レーザダイオードからの光の強度が弱いときにはピットは形成されない。以上の動作によって、光ディスク2に記録信号に応じたピットが形成される。なお、レーザコントローラ19は、再生時には、光ディスク2に、ピットが形成されない強度の光を一様に照射する。
【0046】
このとき、レーザコントローラ19は、マイコン24からの指示に基づいてレーザダイオードから出射される光の強度を制御する。レーザコントローラ19は、マイコン24から光の強度を強くする指示があると、レーザダイオードに供給する駆動信号のレベルを大きくすることによって、レーザダイオードから出射される光の強度を強くする。また、レーザコントローラ19は、マイコン24から光の強度を弱くする指示があると、レーザダイオードに供給する駆動信号のレベルを小さくすることによって、レーザダイオードから出射される光の強度を弱くする。これによって、記録信号に応じたピットが形成される。
【0047】
なお、本実施例では、マイコン24が再生中に測定パルス幅の統計をとり、その分布に基づいて判定基準カウント値記憶部34に記憶される判定基準カウント値を順次に更新するようにしたが、予めディスクのパルス幅の分布を測定しておき、その測定結果に基づいて判定基準カウント値記憶部34に記憶される判定基準カウント値を設定するようにしてもよい。
【0048】
また、本実施例では、測定パルス幅の最頻値が変更されたときに、判定基準カウント値記憶部34に記憶される判定基準カウント値を更新するようにしたが、更新のタイミングはこれに限定されるものではなく、例えば、結果時間などにより決定するようにしてもよい。
【0049】
さらに、本実施例では、測定パルス幅の分布に基づいて判定カウント値を更新するようにしたが、測地パルス幅の分布に基づいてディスクに照射する光のパワーなどを最適値となるように変更するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、再生パルスのパルス幅を測定し、測定したパルス幅の分布に基づいて予め設定される設定パルス幅を判定する基準となる判定基準パルス幅を算出し、算出された判定基準パルス幅に基づいて設定パルス幅を判定し、判定結果に基づいて再生パルスを元の情報に復調することにより、実際に測定された測定パルス幅の分布に応じて判定基準を設定できるので、常に判定基準を常に最適化できるため、エラーなどを低減でき、よって、復調の精度を向上させることができることができるなどの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】デコーダ21のブロック構成図である。
【図3】デコード部32の処理フローチャートである。
【図4】マイコン24の処理フローチャートである。
【図5】カウント値毎の出現頻度の分布を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置
11 ターンテーブル、12 スピンドルモータ、13 光ピックアップ
14 スレッドモータ、15 インタフェース、16 メモリ
17 メモリコントローラ、18 エンコーダ、19 レーザコントローラ
20 リードアンプ、21 デコーダ、22 サーボコントローラ
23 ドライバ、24 マイコン、25 メモリ
31 再生信号受信部、32 デコード部、33 クロック発生部
34 判定基準カウント値記憶部、35 インタフェース、36 通信部

Claims (8)

  1. 再生パルスのパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、
    前記パルス幅測定手段で測定したパルス幅の分布に基づいて予め設定される設定パルス幅を判定する基準となる判定基準パルス幅を算出する判定基準算出手段と、
    前記判定基準算出手段で算出された判定基準パルス幅に基づいて前記設定パルス幅を判定するパルス判定手段と、
    前記パルス判定手段での判定結果に基づいて前記再生パルスを元の情報に復調する復調手段とを有することを特徴とする復調回路。
  2. 前記判定基準算出手段は、前記設定パルス幅のうち第1の設定パルス幅に対応したパルス幅分布のうち最頻出のパルス幅と第2の設定パルス幅に対応したパルス幅分布のうち最頻出のパルス幅との中間値を前記判定基準パルス幅として算出することを特徴とする請求項1記載の復調回路。
  3. 前記パルス判定手段は、前記パルス幅測定手段で測定した測定パルス幅が前記判定基準パルス幅より前記第1の設定パルス幅側に近いときには、前記第1の設定パルス幅であると判定し、前記判定基準パルス幅より前記第2の設定パルス幅側に近いときには、前記第2のパルス幅であると判定することを特徴とする請求項1又は2記載の復調回路。
  4. 前記判定基準算出手段は、前記最頻出のパルス幅が変更されたときに、前記判定基準を算出することを特徴とする請求項2又は3記載の復調回路。
  5. 記録媒体から読み出された再生信号にから情報を再生する情報再生装置において、
    前記再生信号を波形整形して得られる再生パルスのパルス幅を測定するパルス幅測定手段と、
    前記パルス幅測定手段で測定したパルス幅の分布に基づいて予め設定される設定パルス幅を判定する基準となる判定基準パルス幅を算出する判定基準算出手段と、
    前記判定基準算出手段で算出された判定基準パルス幅に基づいて前記設定パルス幅を判定するパルス判定手段と、
    前記パルス判定手段での判定結果に基づいて前記再生パルスを元の情報に復調する復調手段とを有することを特徴とする情報再生装置。
  6. 前記判定基準算出手段は、前記設定パルス幅のうち第1の設定パルス幅に対応したパルス幅分布のうち最頻出のパルス幅と第2の設定パルス幅に対応したパルス幅分布のうち最頻出のパルス幅との中間値を前記判定基準パルス幅として算出することを特徴とする請求項5記載の情報再生装置。
  7. 前記パルス判定手段は、前記パルス幅測定手段で測定した測定パルス幅が前記判定基準パルス幅より前記第1の設定パルス幅側に近いときには、前記第1の設定パルス幅であると判定し、前記判定基準パルス幅より前記第2の設定パルス幅側に近いときには、前記第2のパルス幅であると判定することを特徴とする請求項5又は6記載の情報再生装置。
  8. 前記判定基準算出手段は、前記最頻出のパルス幅が変更されたときに、前記判定基準パルス幅を算出することを特徴とする請求項6又は7記載の情報再生装置。
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