JP2004231378A - 媒体搬送装置及び画像読取装置 - Google Patents

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JP2004231378A
JP2004231378A JP2003023013A JP2003023013A JP2004231378A JP 2004231378 A JP2004231378 A JP 2004231378A JP 2003023013 A JP2003023013 A JP 2003023013A JP 2003023013 A JP2003023013 A JP 2003023013A JP 2004231378 A JP2004231378 A JP 2004231378A
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Yasuhisa Sugiyama
泰久 杉山
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Abstract

【課題】読取画像の品質を向上させることができるようにする。
【解決手段】媒体を搬送する搬送部材と、搬送部材によって搬送される媒体の幅方向の変動を検出する幅方向変動検出手段と、幅方向変動検出手段による検出結果に基づいて、スクキューを補正するスキュー補正処理手段とを有する。この場合、搬送される媒体の幅方向の変動が検出されるので、媒体の搬送中においてもスキューを補正することができる。したがって、読取画像の品質を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、媒体搬送装置及び画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置等の画像読取装置は、原稿を搬送するために媒体搬送装置、該媒体搬送装置によって搬送され、原稿上の画像を読み取る画像読取部等を備える。
【0003】
図2は従来の媒体搬送装置の要部を示す斜視図、図3は原稿を示す図、図4は読み取られた画像のイメージを示す図である。
【0004】
図において、18は画像imが記録された原稿、84a、84bは互いに独立に回転させられるフィードローラ、85は、フィードローラ84a、84bに押圧させて配設され、フィードローラ84a、84bが回転するのに伴って、回転させられるテンションローラ、86、87は、前記原稿18の右前端及び左前端と対向させて配設され、前記原稿18の前端が到達したことを検出する光センサである。前記フィードローラ84aはギヤg1、g2を介してモータ88に、前記フィードローラ84bはギヤg11、g12を介してモータ89に連結される。
【0005】
原稿18にスキューが発生していて、光センサ86、87のうちの一方だけが原稿18の前端を検出すると、一方の光センサの検出信号に基づいて、対応するモータが停止させられ、他方の光センサに対応するモータが駆動を継続される。その結果、スキューが補正され、他方の光センサが原稿18の前端を検出すると、停止させられていたモータが再び駆動を開始する(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−77972号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の画像読取装置においては、その後、フィードローラ84a、84b及びテンションローラ85によって原稿18が搬送されるのに伴って発生したスキューについては補正することができない。したがって、図3に示されるような原稿18上の画像imが、図4に示されるように斜めに読み取られ、読取画像の品質が低下してしまう。
【0008】
本発明は、前記従来の画像読取装置の問題点を解決して、読取画像の品質を向上させることができる媒体搬送装置及び画像読取装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の媒体搬送装置においては、媒体を搬送する搬送部材と、該搬送部材によって搬送される媒体の幅方向の変動を検出する幅方向変動検出手段と、該幅方向変動検出手段による検出結果に基づいて、スキューを補正するスキュー補正処理手段とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の第1の実施の形態における画像読取装置の要部を示す斜視図、図5は本発明の第1の実施の形態における画像読取装置の動作を示す第1の図、図6は本発明の第1の実施の形態における画像読取装置の動作を示す第2の図である。
【0012】
図において、14aは第1の回転支持部材としてのベアリング12a、12bによって回転自在に支持され、右側のフィードローラ、14bは第2の回転支持部材としてのベアリング13a、13bによって回転自在に支持された左側のフィードローラであり、フィードローラ14a、14bは、搬送部材を構成し、シャフトsh1、sh2を介して互いに同軸上に配設され、図示されない搬送用の第1、第2の駆動源としての各搬送用モータを駆動することによって、互いに独立して回転させられる。前記シャフトsh1、sh2は、ベアリング12b、13bを貫通して延び、第1、第2の断続部としてのソレノイド15a、15bを介して更に延び、端部にギヤ11a、11bが取り付けられる。
【0013】
そして、前記シャフトsh1、sh2と各搬送用モータとが、ギヤ11a、11b及び図示されない所定の数のギヤから成る回転伝達機構を介して連結される。したがって、図示されない制御部は、各搬送用モータを駆動することによって、シャフトsh1、sh2を回転させ、フィードローラ14a、14bを回転させることができる。
【0014】
また、前記制御部は、前記ソレノイド15a、15bを選択的にオン・オフさせることによって、任意のタイミングで、かつ、独立して、フィードローラ14a、14bに回転を伝達したり、回転の伝達を遮断したりすることができる。
【0015】
前記フィードローラ14a、14bの下に、共通のシャフトsh3に取り付けられたピンチローラ17a、17bが回転自在に配設され、各ピンチローラ17a、17bは、付勢部材としてのねじりコイルばね16a、16bによる所定の付勢力によってフィードローラ14a、14bに所定の押圧力で押し付けられる。したがって、フィードローラ14a、14bを回転させると、フィードローラ14a、14b及びピンチローラ17a、17bの接触部において、媒体としての原稿18が矢印A方向に搬送される。該原稿18の搬送方向におけるフィードローラ14a、14b及びピンチローラ17a、17bより下流側の左右には、幅方向変動検出手段及び第1、第2の媒体検出部としてのフォトセンサ19a、19bが、原稿18の右前端及び左前端を検出することによって幅方向の変動を随時検出するために、各光軸間の距離L1を原稿18の幅、すなわち、媒体幅L0よりわずかに広くして配設される。
【0016】
前記原稿18の搬送方向におけるフォトセンサ19a、19bより下流側の所定の範囲内には、フォトセンサ19a、19bに隣接させてセンサローラ21が回転自在に配設され、該センサローラ21の下に、原稿18上に記録された画像を読み取るイメージ検出部としての密着イメージセンサ22が配設される。なお、前記センサローラ21及び密着イメージセンサ22によって画像読取部が構成される。前記センサローラ21に取り付けられたギヤ20は図示されない検出用の駆動源としての検出用モータと連結される。前記制御部は、前記検出用モータを駆動することによってセンサローラ21を回転させ、原稿18を搬送し、その間に密着イメージセンサ22によって原稿18上の画像を読み取る。読み取られた画像データは、前記制御部の画像処理手段としての画像処理部に送られ、該画像処理部は、画像処理を行い、画像データをラインデータとして前記制御部のデータ送信部又はデータ印刷部に送る。
【0017】
次に、前記構成の画像読取装置の動作について説明する。
【0018】
まず、フィードローラ14a、14b及びピンチローラ17a、17bによって原稿18は矢印A方向に搬送される。このとき、ソレノイド15a、15bはオンにされ、ギヤ11a、11bに伝達された回転がフィードローラ14a、14bに伝達される。
【0019】
ところで、原稿18をセットしたときにスキューが発生しておらず、フォトセンサ19a、19bの各光軸を原稿18が遮らなければ、原稿18は、引き続きフィードローラ14a、14bによって搬送され、センサローラ21によって更に搬送され、原稿18上の画像が密着イメージセンサ22によって読み取られる。
【0020】
これに対して、セットされた原稿18にスキューが発生し、フィードローラ14a、14bによって搬送された原稿18が、例えば、右側が先行して搬送されると、原稿18の左前端がフォトセンサ19bの光軸を遮り、これによって、非先行側のフォトセンサ19bは原稿18を検出する。この場合、制御部の斜行判定処理手段は、斜行判定処理を行い、原稿18が斜行していると判断し、制御部のスキュー補正処理手段は、スキュー補正処理を行い、原稿18を検出したフォトセンサ19bが位置する側と反対側に位置する先行側のソレノイド15aをオフにし、フィードローラ14aへの回転の伝達を遮断する。
【0021】
これに伴って、先行側のフィードローラ14aによる搬送力がなくなると、原稿18は非先行側のフィードローラ14bによる搬送力だけによって搬送されることになり、原稿18はフィードローラ14aの中央の点P(又はその付近)を中心として図5に示される矢印B方向への回転運動を開始する。そして、この動作がしばらく継続されると、原稿18の左前端は前記フォトセンサ19bの光軸から外れ、スキューが補正される。
【0022】
その結果、フォトセンサ19bは原稿18を検出しなくなり、前記斜行判定処理手段は、原稿18は斜行していないと判断し、前記スキュー補正処理手段は、ソレノイド15aをオンにし、フィードローラ14aに回転を伝達する。これに伴って、フィードローラ14aによる搬送力が回復され、原稿18は各フィードローラ14a、14bによる搬送力によって、図6に示されるように矢印A方向にまっすぐに搬送され、センサローラ21及び密着イメージセンサ22に送られる。
【0023】
このようにして、フォトセンサ19a、19bによる原稿18の幅方向の変動の検出結果に基づいて、フィードローラ14a、14bが独立して回転させられ、スキューが補正される。なお、原稿18の搬送中においても同様に、随時、フォトセンサ19a、19bの検出結果に基づいて、フィードローラ14a、14bが独立して回転させられ、スキューが補正される。
【0024】
また、本実施の形態においては、前記原稿18の搬送方向におけるフォトセンサ19a、19bより下流側において、フォトセンサ19a、19bに隣接させてセンサローラ21及び密着イメージセンサ22が配設され、すなわち、フォトセンサ19a、19bはセンサローラ21及び密着イメージセンサ22より上流側において、センサローラ21及び密着イメージセンサ22に隣接させて配設されるので、スキューが補正された状態で画像を読み取ることができる。したがって、読取画像の品質を向上させることができる。
【0025】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0026】
図7は本発明の第2の実施の形態における画像読取装置の要部を示す斜視図、図8は本発明の第2の実施の形態における画像読取部の平面図、図9は本発明の第2の実施の形態における画素データを説明する第1の図、図10は本発明の第2の実施の形態における画素データを説明する第2の図、図11は本発明の第2の実施の形態における原稿が斜行している状態を示す図である。
【0027】
図において、31はセンサローラであり、該センサローラ31の一方の端部に、軸方向における所定の距離にわたって所定の色、本実施の形態においては、灰色が付与された有色部31aが形成され、残りの部分に白色部31bが形成される。
【0028】
また、22は媒体としての原稿18上に記録された画像を読み取るイメージ検出部としての単色の密着イメージセンサであり、該密着イメージセンサ22は主走査方向において300〔DPI〕の解像度を有する。なお、センサローラ21及び密着イメージセンサ22によって画像読取部が構成される。
【0029】
ところで、A4判の用紙サイズ(210〔mm〕幅×297〔mm〕長)の原稿18がセットされると、原稿18の右端より更に右側に6〔mm〕(71ドット)離れた点が読取基準点Psとして設定され、前記密着イメージセンサ22は前記読取基準点Psを第1のドットとして画像を読み取る。この場合の密着イメージセンサ22による読取幅は、媒体幅L0の210〔mm〕より6〔mm〕広い216〔mm〕になり、2551ドット分の画像が読み取られる。なお、本実施の形態において、原稿18は裏向き(フェースダウン)でセットされるので、図8における原稿18の右側は、図9に示されるように、画像データ上で左側になる。
【0030】
次に、前記構成の画像読取装置の動作について説明する。
【0031】
まず、フィードローラ14a、14b及びピンチローラ17a、17bによって原稿18は矢印A方向に搬送される。このとき、第1、第2の断続部としてのソレノイド15a、15bはオンにされ、ギヤ11a、11bに伝達された回転がフィードローラ14a、14bに伝達される。
【0032】
続いて、媒体検出部としての図示されない原稿前端検出センサが、原稿18の前端を検出すると、前記制御部の走査処理手段としてのスキャン制御部は、走査処理を行い、密着イメージセンサ22によって原稿18上の画像の読取りを開始する。そして、画像の読取りに伴って、発生させられた画像データは、アナログの状態で前記画像処理部に送られ、該画像処理部は、アナログ/ディジタル変換を行い、画像データをディジタルの状態の多値の画素データに変換し、該画素データを制御部の有色部判定処理手段に送る。
【0033】
ところで、セットされた原稿18にスキューが発生しない場合は、図8に示されるように、原稿18の右縁より更に右側に、有色部31aが所定の距離だけ突出し、この状態で、前記密着イメージセンサ22によって画像を読み取ると、図9に示されるように、画像データ上において有色部31aの71ドット(6〔mm〕)が原稿18(2480ドット分)の右縁より突出させられる。したがって、前記画素データには、センサローラ31の有色部31a、原稿18の背景(白画素)、原稿18上の画像(黒画素)を構成する文字又は図形等の画素データが混在することになる。
【0034】
そこで、前記有色部判定処理手段は、有色部判定処理を行い、原稿18の前端から副走査方向に所定の距離Lf、本実施の形態においては、3〔mm〕の画素データ(例えば、7.71〔ライン/mm〕モードで原稿18を搬送する場合、第1ラインから第23ラインまでの23本のライン分の画素データ)を読み込む。ここで、原稿18の前端から副走査方向に3〔mm〕分の画素データを読み込むのは、通常、原稿18の前端から約数ミリにわたって形成される余白を利用するためである。
【0035】
続いて、前記有色部判定処理手段は、第1ラインにおける有色部31aのドット数、すなわち、有色部ドット数Xを算出する。そのために、前記有色部判定処理手段は、画素データのうちの、主走査方向における読取基準点Psから下流側、すなわち、右側に9〔mm〕分の各画素データ(ドットで表すと、第1ドットから第106ドットまでの画素データ)について、多値が閾(しきい)値より大きいかどうかを判断し、多値が閾値より大きい画素データの数を、カウンタによって計数する。この場合、前記有色部31aにおいては、多値が閾値より大きいので、計数された値が有色部ドット数Xになる。前記有色部判定処理手段は、搬送される原稿18の幅方向の変動を検出する幅方向変動検出手段を構成し、前記有色部ドット数Xを検出結果として取得する。
【0036】
なお、有色部ドット数Xを算出するために9〔mm〕分の画素データが使用されるのは、通常、原稿18の右縁及び左縁から約数ミリにわたって形成される余白を利用するためである。
【0037】
そして、前記制御部の斜行判定処理手段は、斜行判定処理を行い、有色部ドット数Xが閾値である71ドットより多いかどうかを判断し、有色部ドット数Xが71ドットと等しい場合、原稿18は斜行していないと判断し、有色部ドット数Xが71ドットより多い場合、原稿18が右側を先行させて右先行で斜行しており、有色部ドット数Xが71ドットより少ない場合、原稿18が左側を先行させて左先行で斜行していると仮定する。
【0038】
次に、前記有色部判定処理手段は、第23ライン(原稿18の前端から3〔mm〕の部分)における有色部ドット数Yを算出する。
【0039】
続いて、前記斜行判定処理手段は、300〔DPI〕の解像度で走査したときのドット幅をWd(=0.08467〔mm/ドット〕)としたとき、原稿18の傾きを表す斜行量ρ
Figure 2004231378
を算出する。そして、該斜行量ρが零(0)である場合、斜行判定処理手段は、原稿18は斜行していないと判断し、有色部ドット数Xが有色部ドット数Yより多く、斜行量ρが正の値を採る場合、原稿18が右先行で斜行していると判断し、図10に示されるように、有色部ドット数Xが有色部ドット数Yより少なく、斜行量ρが負の値を採る場合、原稿18が図11に示されるように、左先行で斜行していると判断する。
【0040】
そして、例えば、原稿18が左先行で斜行している場合、制御部のスキュー補正処理手段は、スキュー補正処理を行い、左側に位置する先行側のソレノイド15bをオフにし、フィードローラ14bへの回転の伝達を遮断する。
【0041】
これに伴って、先行側のフィードローラ14bによる搬送力がなくなると、原稿18は非先行側のフィードローラ14aによる搬送力だけによって搬送されることになり、原稿18はフィードローラ14bの中央の点を中心として回転運動を開始する。そして、この動作がしばらく継続されると、前記斜行量ρが零になり、スキューが補正される。
【0042】
その後、前記斜行判定処理手段は、原稿18は斜行していないと判断し、前記スキュー補正処理手段は、ソレノイド15bをオンにし、フィードローラ14bに回転を伝達する。これに伴って、フィードローラ14bによる搬送力が回復され、原稿18はフィードローラ14a、14bによる搬送力によって、矢印A方向にまっすぐに搬送され、センサローラ31及び密着イメージセンサ22に送られるようになる。
【0043】
なお、スキューが補正されている間も、密着イメージセンサ22によって原稿18上の画像の読取りが行われ、画像の読取りに伴って、発生させられた画像データは前記画像処理部に送られ、該画像処理部は、アナログ/ディジタル変換を行い、画像データをディジタルの状態の多値の画素データに変換し、該画素データを前記有色部判定処理手段に送り続ける。そして、前述されたように、前記斜行量ρが零になり、スキューが補正されると、前記画像処理部は、前記画素データの左縁側の有色部31aの71ドット分を削除するとともに、原稿18の左右に余白を形成するために、媒体幅L0の左右の数ミリ分の画素データにホワイトマスクを施してラインデータとした後、該ラインデータをデータ送信部又はデータ印字部に送る。
【0044】
このように、本実施の形態においては、前記原稿18上の画像を読み取るための画像読取部において原稿18が斜行しているかどうかを判断することができるので、スキューが補正された状態で画像を読み取ることができる。したがって、読取画像の品質を向上させることができる。また、本実施の形態においては、センサローラ31に有色部31aを形成し、該有色部31aを読み取ることによって得られた画素データに基づいてスキューを補正することができるので、原稿18の右前端及び左前端を検出するためのフォトセンサを省略することができる。
【0045】
そして、原稿18の前端から数ミリの間で斜行量ρが算出され、該斜行量ρに基づいて原稿18が斜行しているかどうかを判断することができるので、斜行判定処理を簡素化することができる。
【0046】
さらに、斜行量ρを有色部ドット数X、Yに基づいて算出することができるので、原稿18の傾きを1ドット単位で判定することができる。したがって、斜行量ρに対応させて原稿18のスキューを正確に補正することができる。
【0047】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0048】
図12は本発明の第3の実施の形態における画像読取装置の要部を示す斜視図である。
【0049】
図において、14a、14bは回転支持部材としてのベアリング32a、33bによって回転自在に支持された一対のフィードローラであり、該フィードローラ14a、14bは、シャフトsh4を介して同軸上に、かつ、一体に配設され、図示されない搬送用の駆動源としての搬送用モータを駆動することによって、一体に回転させられる。前記シャフトsh4は、ベアリング32aを貫通して延び、端部にギヤ11aが取り付けられる。
【0050】
また、各ピンチローラ17a、17bは、第1の付勢部材としてのねじりコイルばね16a、16bによる所定の付勢力によってフィードローラ14a、14bに所定の押圧力で押し付けられるようになっていて、前記ねじりコイルばね16a、16bを支持する保持部42は、該保持部42の幅方向における中心に配設されたヒンジ部41を揺動中心にして図示されないスキャナフレームに対して揺動自在に支持される。そして、前記保持部42の一方側、本実施の形態においては、右側の端部42aの下方には、第2の付勢部材としてのスプリング43が配設され、該スプリング43の付勢力によって端部42aが押し上げられる。
【0051】
また、該端部42aに当接させて、カム46が回転自在に配設され、該カム46を支持するシャフトsh5は、断続部としてのソレノイド45を介して延び、ベアリング32cを貫通して更に延び、端部にギヤ44が前記ギヤ11aと噛(し)合させて取り付けられる。
【0052】
次に、前記構成の画像読取装置の動作について説明する。
【0053】
まず、フィードローラ14a、14b及びピンチローラ17a、17bによって原稿18は矢印A方向に搬送される。このとき、ギヤ11aに伝達された回転がフィードローラ14a、14bに伝達される。
【0054】
続いて、媒体検出部としての図示されない原稿前端検出センサが、原稿18の前端を検出すると、前記制御部の走査処理手段としてのスキャン制御部は、走査処理を行い、密着イメージセンサ22によって原稿18上の画像の読取りを開始する。そして、画像の読取りに伴って、発生させられた画像データは、アナログの状態で画像処理手段としての図示されない画像処理部に送られ、該画像処理部は、画像処理を行い、アナログ/ディジタル変換を行い、画像データをディジタルの状態の多値の画素データに変換し、該画素データを制御部の有色部判定処理手段に送る。そして、該有色部判定処理手段は、有色部判定処理を行い、原稿18の前端から副走査方向に所定の距離Lf、本実施の形態においては、3〔mm〕の画素データを読み込む。
【0055】
続いて、前記有色部判定処理手段は、第1ラインにおける有色部ドット数Xを算出し、前記制御部の斜行判定処理手段は、有色部ドット数が閾値である71ドットより多いかどうかを判断し、有色部ドット数Xが71ドットと等しい場合、原稿18は斜行していないと判断し、有色部ドット数Xが71ドットより多い場合、原稿18が右側を先行させて右先行で斜行しており、有色部ドット数Xが71ドットより少ない場合、原稿18が左側を先行させて左先行で斜行していると仮定する。
【0056】
次に、前記有色部判定処理手段は、第23ラインにおける有色部ドット数Yを算出する。
【0057】
続いて、前記斜行判定処理手段は斜行量ρを算出し、該斜行量ρが零である場合、斜行判定処理手段は、原稿18は斜行していないと判断し、有色部ドット数Xが有色部ドット数Yより多く、斜行量ρが正の値を採る場合、原稿18が右先行で斜行していると判断し、有色部ドット数Xが有色部ドット数Yより少なく、斜行量ρが負の値を採る場合、原稿18が左先行で斜行していると判断する。
【0058】
そして、例えば、原稿18が左先行で斜行している場合、制御部のスキュー補正処理手段は、スキュー補正処理を行い、それまでオフだったソレノイド45をオンにし、ギヤ11aを介してギヤ44に伝達された回転をカム46に伝達し、該カム46を回転させる。
【0059】
次に、原稿18が斜行していると判断された場合のカム46の動作について説明する。
【0060】
図13は本発明の第3の実施の形態におけるカムの動作を示す第1の図、図14は本発明の第3の実施の形態におけるカムの動作を示す第2の図、図15は本発明の第3の実施の形態におけるカムの動作を示す第3の図である。
【0061】
まず、原稿18がセットされてから、前記斜行判定処理が終了するまでの間、カム46は図13に示される状態に置かれる。このとき、端部42aの高さは、カム46によってH0にされ、ねじりコイルばね16a、16b(図12)の成す角度はθ0にされ、左右均等な荷重をピンチローラ17a、17bに加える。
【0062】
そして、例えば、原稿18が右先行で斜行していると判断されると、前記スキュー補正処理手段は、スキュー補正処理を行い、ソレノイド45をオンにし、図14に示されるように、カム46を反時計回り(矢印C方向)に120〔°〕回転させ、その後、再びオフにする。
【0063】
これに伴って、端部42aはカム46によって押し下げられ、高さがH1(<H0)にされ、右側のねじりコイルばね16aの成す角度はθ1(>θ0)にされ、ピンチローラ17aによる押圧力は小さくなる。また、端部42aが押し下げられるのに伴って、左側のねじりコイルばね16bの成す角度はθ2(<θ1)にされ、ピンチローラ17bによる押圧力は大きくなる。その結果、フィードローラ14a、14bによる搬送力のバランスが変化させられ、斜行している原稿18は、右側のフィードローラ14aの中央の点P(図5)(又はその付近)を中心として、左側を先行させるように回転運動を開始する。そして、前述されたような動作がしばらく継続され、原稿18の右前端と左前端とが同じ位置になると、スキュー補正処理手段は、ソレノイド45を再びオンにし、カム46を更に反時計回りに240〔°〕回転させ、フィードローラ14a、14bによる搬送力を均等にする。その結果、原稿18は矢印A方向にまっすぐに搬送され、密着イメージセンサ22によって原稿18上の画像が読み取られる。
【0064】
一方、原稿18が左先行で斜行していると判断されると、前記スキュー補正処理手段は、ソレノイド45をオンにし、図15に示されるように、カム46を反時計回り(矢印C方向)に240〔°〕回転させ、その後、再びオフにする。
【0065】
これに伴って、端部42aはスプリング43の付勢力によって押し上げられ、高さがH11(>H0)にされ、右側のねじりコイルばね16aの成す角度はθ11(<θ0)にされ、ピンチローラ17aによる押圧力は大きくなる。また、端部42aが押し上げられるのに伴って、左側のねじりコイルばね16bの成す角度はθ12(>θ11)にされ、ピンチローラ17bによる押圧力は小さくなる。その結果、フィードローラ14a、14bによる搬送力のバランスが変化させられ、斜行している原稿18は、左側のフィードローラ14bの中央の点(又はその付近)を中心として、右側を先行させるように回転運動を開始する。そして、前述されたような動作がしばらく継続され、原稿18の右前端と左前端とが同じ位置になると、スキュー補正処理手段は、ソレノイド45を再びオンにし、カム46を更に反時計回りに120〔°〕回転させ、フィードローラ14a、14bによる搬送力を均等にする。その結果、原稿18は矢印A方向にまっすぐに搬送され、密着イメージセンサ22によって原稿18上の画像が読み取られる。
【0066】
このように、本実施の形態においては、前記原稿18上の画像を読み取るための画像読取部において原稿18が斜行しているかどうかを判断することができるので、スキューが補正された状態で画像を読み取ることができる。したがって、読取画像の品質を向上させることができる。また、本実施の形態においては、センサローラ31に有色部31aを形成し、有色部31aを読み取ることによって得られた画素データに基づいてスキューを補正することができるので、原稿18の右前端及び左前端を検出するためのフォトセンサを省略することができる。
【0067】
さらに、本実施の形態においては、二つのフィードローラ14a、14bを独自に回転させる必要がないので、一つのソレノイド45があればよい。したがって、画像読取装置のコストを低くすることができる。
【0068】
また、カム46の形状を変更するだけで、ねじりコイルばね16a、16bの付勢力を変更することなく、フィードローラ14a、14bによる搬送力を変化させることができるので、画像読取装置における製造上のばらつきによって生じるスキューを補正することができる。
【0069】
なお、本実施の形態における斜行判定処理に代えて、第1の実施の形態における斜行判定処理を行うことができる。
【0070】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1、第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。
【0071】
図16は本発明の第4の実施の形態における画像読取装置の要部を示す斜視図、図17は本発明の第4の実施の形態における画像読取部の平面図、図18は本発明の第4の実施の形態における画素データを説明する図である。
【0072】
図において、14は回転支持部材としてのベアリング32a、32bによって回転自在に支持されたフィードローラであり、該フィードローラ14は、シャフトsh4上に配設され、図示されない搬送用の駆動源としての搬送用モータを駆動することによって回転させられる。前記シャフトsh4は、ベアリング32aを貫通して延び、端部にギヤ11aが取り付けられる。また、ピンチローラ17は、付勢部材としてのねじりコイルばね16a、16bによる所定の付勢力によってフィードローラ14に所定の押圧力で押し付けられる。
【0073】
ところで、A4判の用紙サイズ(210〔mm〕幅×297〔mm〕長)の媒体としての原稿18がセットされると、原稿18の右端より更に右側に6〔mm〕(71ドット)離れた点が読取基準点Psとして設定され、前記密着イメージセンサ22は前記読取基準点Psを第1のドットとして画像を読み取る。この場合の密着イメージセンサ22による読取幅は、媒体幅L0の210〔mm〕より6〔mm〕広い216〔mm〕になり、2551ドット分の画像が読み取られる。なお、本実施の形態において、原稿18は裏向きでセットされるので、図17における原稿18の右側は、図18に示されるように、画像データ上で左側になる。
【0074】
次に、前記構成の画像読取装置の動作について説明する。
【0075】
まず、フィードローラ14及びピンチローラ17によって原稿18は矢印A方向に搬送される。このとき、ギヤ11aに伝達された回転がフィードローラ14に伝達される。
【0076】
続いて、媒体検出部としての図示されない原稿前端検出センサが、原稿18の前端を検出すると、前記制御部の走査処理手段としてのスキャン制御部は、走査処理を行い、密着イメージセンサ22によって原稿18上の画像の読取りを開始する。そして、画像の読取りに伴って、発生させられた画像データは、アナログの状態で画像処理手段としての図示されない画像処理部に送られ、該画像処理部は、画像処理を行い、アナログ/ディジタル変換を行い、画像データをディジタルの状態の多値の画素データに変換し、該画素データを制御部の有色部判定処理手段に送る。
【0077】
ところで、セットされた原稿18にスキューが発生しない場合は、図8に示されるように、原稿18の右縁より更に右側に、有色部31aが所定の距離だけ突出し、この状態で、前記密着イメージセンサ22によって画像を読み取ると、図9に示されるように、画像データ上において有色部31aの71ドット(6〔mm〕)が原稿18(2480ドット分)の右縁より突出させられる。したがって、前記画素データには、センサローラ31の有色部31a、原稿18の背景(白色)、原稿18上の画像(黒色)を構成する文字又は図形等の画素データが混在することになる。
【0078】
そこで、前記有色部判定処理手段は、有色部判定処理を行い、原稿18の前端から副走査方向に所定の距離Lf、本実施の形態においては、3〔mm〕の画素データ(例えば、7.71〔ライン/mm〕モードで原稿18を搬送する場合、第1ラインから第23ラインまでの23本のライン分の画素データ)を読み込む。
【0079】
続いて、前記有色部判定処理手段は、第1ラインにおける有色部ドット数Xを算出する。そして、前記制御部の斜行判定処理手段は、斜行判定処理を行い、有色部ドット数Xが閾値である71ドットより多いかどうかを判断し、有色部ドット数Xが71ドットと等しい場合、原稿18は斜行していないと判断し、有色部ドット数Xが71ドットより多い場合、原稿18が右側を先行させて右先行で斜行しており、有色部ドット数Xが71ドットより少ない場合、原稿18が左側を先行させて左先行で斜行していると判定する。
【0080】
そして、例えば、原稿18が右先行で斜行していると判断されると、制御部のスキュー補正処理手段は、スキュー補正処理を行い、図18に示されるように、第1ラインにおける原稿18の右端の画素データ(白画素)が第72ドットになるように有色、例えば、灰色の画素データを追加し、原稿18の左端の画素データ(白画素)を削除してスキューを補正する。
【0081】
その結果、第1ラインにおいて、第1ドット〜第71ドットが有色の画素データになり、第72ドット〜第2551ドットが、原稿18の背景(白画素)、原稿18上の画像(黒画素)を構成する文字又は図形等の画素データになる。そして、前記スキュー補正処理手段は、各画素データをラインデータとして画像処理部に戻し、該画像処理部は、引き続き、例えば、画質補正処理、2値化処理等の通常の画像処理を行う。
【0082】
このようにして、前記スキュー補正処理手段によって、各ラインごとにスキューの補正が原稿18の長さ分(A4判の原稿18の場合は、297〔mm〕(2287ライン)分)行われ、画像処理において順次画像処理が行われた後、ラインデータはデータ送信部又はデータ印刷部に送られる。
【0083】
このように、本実施の形態においては、前記原稿18上の画像を読み取るための画像読取部において原稿18が斜行しているかどうかを判断することができるので、スキューが補正された状態で画像を読み取ることができる。したがって、読取画像の品質を向上させることができる。また、本実施の形態においては、センサローラ31に有色部31aを形成し、該有色部31aを読み取ることによって得られた画素データに基づいて画像データを補正し、スキューを補正することができるので、原稿18の右前端及び左前端を検出するためのフォトセンサを省略することができる。
【0084】
さらに、本実施の形態においては、二つのフィードローラを配設する必要がないだけでなく、ソレノイドを配設する必要がない。したがって、画像読取装置のコストを低くすることができる。
【0085】
前記各実施の形態においては、ファクシミリ装置等の画像読取装置について説明しているが、本発明をプリンタ装置等の印字データ転写部に適用することができる。
【0086】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0087】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、媒体搬送装置においては、媒体を搬送する搬送部材と、該搬送部材によって搬送される媒体の幅方向の変動を検出する幅方向変動検出手段と、該幅方向変動検出手段による検出結果に基づいて、スキューを補正するスキュー補正処理手段とを有する。
【0088】
この場合、搬送される媒体の幅方向の変動が検出されるので、媒体の搬送中においてもスキューを補正することができる。したがって、読取画像の品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像読取装置の要部を示す斜視図である。
【図2】従来の媒体搬送装置の要部を示す斜視図である。
【図3】原稿を示す図である。
【図4】読み取られた画像のイメージを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における画像読取装置の動作を示す第1の図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における画像読取装置の動作を示す第2の図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における画像読取装置の要部を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における画像読取部の平面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における画素データを説明する第1の図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における画素データを説明する第2の図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における原稿が斜行している状態を示す図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における画像読取装置の要部を示す斜視図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態におけるカムの動作を示す第1の図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態におけるカムの動作を示す第2の図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるカムの動作を示す第3の図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態における画像読取装置の要部を示す斜視図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態における画像読取部の平面図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態における画素データを説明する図である。
【符号の説明】
14、14a、14b フィードローラ
15a、15b ソレノイド
17、17a、17b ピンチローラ
18 原稿
19a、19b フォトセンサ
21、31 センサローラ
22 密着イメージセンサ
31a 有色部

Claims (8)

  1. (a)媒体を搬送する搬送部材と、
    (b)該搬送部材によって搬送される媒体の幅方向の変動を検出する幅方向変動検出手段と、
    (c)該幅方向変動検出手段による検出結果に基づいて、スキューを補正するスキュー補正処理手段とを有することを特徴とする媒体搬送装置。
  2. (a)前記搬送部材は左右の搬送部材から成り、
    (b)前記スキュー補正処理手段は、前記幅方向変動検出手段の検出結果に基づいて、独立して各搬送部材を回転させる請求項1に記載の媒体搬送装置。
  3. 前記幅方向変動検出手段は、媒体の右端又は左端のいずれか一方を検出することによって幅方向の変動を検出する請求項1又は2に記載の媒体搬送装置。
  4. 前記スキュー補正処理手段は、各搬送部材をそれぞれ第1、第2の断続部をオン・オフさせることによって回転させる請求項2に記載の媒体搬送装置。
  5. (a)前記各搬送部材に押し付けられるピンチローラを有するとともに、
    (b)前記スキュー補正処理手段は、前記各ピンチローラによる押圧力を変化させることによってスキューを補正する請求項1に記載の媒体搬送装置。
  6. (a)媒体を搬送する搬送部材と、
    (b)前記媒体上の画像を読み取る画像読取部と、
    (c)該画像読取部による読取りに伴って得られた画素データに基づいて、搬送される媒体の幅方向の変動を検出する幅方向変動検出手段と、
    (d)該幅方向変動検出手段の検出結果に基づいて、スキューを補正するスキュー補正処理手段とを有することを特徴とする画像読取装置。
  7. 前記スキュー補正処理手段は、有色部の画素データに基づいて画像データを補正することによってスキューを補正する請求項6に記載の画像読取装置。
  8. (a)媒体を搬送する搬送部材と、
    (b)該搬送部材によって搬送される媒体を検出する媒体検出部と、
    (c)前記媒体が斜行しているかどうかを判断する斜行判定処理手段と、
    (d)前記媒体が斜行している場合に、スキューを補正するスキュー補正処理手段とを有するとともに、
    (e)前記媒体検出部は、媒体の搬送方向における画像読取部より上流側において画像読取部に隣接させて配設されることを特徴とする媒体搬送装置。
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