JP2004229216A - 情報管理サービス方法およびシステム、ならびに情報端末 - Google Patents
情報管理サービス方法およびシステム、ならびに情報端末 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】情報端末3は、情報通信ネットワーク2を介する電話通信の際に、情報管理システムサービス手段1によって発呼先の認識番号と発呼元の認識番号とが検知される。情報管理システムサービス手段1は、情報記憶部24を参照して、発呼先の認識番号等を変更する情報が登録されていれば、発呼元の情報端末3が通知を許可されているか否かを判断する。許可されていれば、認識番号等の変更に関する情報、たとえば変更後の認識番号やメッセージを知らせる。許可されていなければ、単に変更されている旨を通知する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信ネットワークを利用した情報管理サービス方法およびシステム、ならびに情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、Public Switched Telephone NetworkからPSTNと呼ばれる公衆電話回線網を介して電話通信を行うための公衆電話サービスでは、各電話機には電話番号が割り当てられている。引越しなどによって、電話機が加入者線を介して接続される交換局が変ると、電話番号も変更される。発呼先の電話番号が変更されているときに、発呼元の人がその電話番号を知る方法に関し、一般的な電話通信サービスでは、発呼先の電話番号が変更された際、変更前の電話番号に対して発呼すると、一定期間音声によるアナウンスで変更の通知が行われるようなサービスが提供されている。
【0003】
近年、一般に利用可能な情報通信ネットワークとして、インターネットが発展している。インターネットの円滑な利用に必要な高速データ通信による接続を、既設の加入者回線で可能にするため、DSL(Digital Subscriber Line )技術が開発されている。ADSL(Asymmetric DSL)は、DSL技術として実用化されている中でも代表的なものである。DSL技術は、「xDSL」として包括的に表示され、スプリッタと呼ばれるフィルタで、従来からのアナログ電話信号と高速のデジタル信号とを分離する。スプリッタで分離したデジタル信号は、電話信号とは全く独立して利用することができる。すなわち、一般電話回線である従来の加入者回線にxDSL技術を適用すれば、高速データ通信が可能なデジタル加入者線を比較的容易に実現することができる(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
インターネットを利用すると、電子メール、データ、プログラムなどの情報を容易に送受信することができる。インターネットを経由して、音声通信で、電話通信を行うことも可能になっている。インターネット利用の電話通信では、音声をデジタルデータのパケットに変換して転送する。インターネット上でのデータ転送は、基本的に無料で行われるので、低コストの通信が可能になる。電話通信をインターネットを介して行うプロトコルとしては、VoIP(Voice over Internet Protocol)が用いられる(たとえば特許文献2参照)。
【0005】
VoIPを用いるインターネット経由の電話通信を含めて、インターネット経由の情報通信は、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の識別情報で特定される相手に対して行うことができる。なお、IPアドレスは、一般の電話利用者にとっては取扱い難く、またVoIPを用いる電話通信を行う利用者は、従来からPSTN電話機も利用していることが多い。インターネット上では、ISP(Internet Service Provider )と呼ばれる通信事業者のうちに、VoIPを用いる電話通信が可能な電話機の利用者と契約し、PSTNの電話番号をIPアドレスに変換して、電話番号で発呼先を指定する電話通信を可能にする電話サービスを提供する事業者が存在する。インターネット専用の電話番号を付与するサービスも提供される。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−308352号公報
【特許文献2】
特開2001−237888号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、電話番号の変更について、一般電話サービスでは、音声によりアナウンスされるため、発呼元の人がメモを取らなければならず、また聞き間違えてしまう可能性もあり、完全に伝わることが困難であるという問題を有している。また、変更前の電話番号に発呼した人に変更した電話番号が知らされてしまうため、いたずら電話やダイレクトコールなどの被害を避けるために電話番号を変えたとしても解決することが困難であるという問題を有している。
【0008】
また、公衆電話サービスを受けることを解約した際には、このアナウンスはなく、この電話番号が誰にも割当てられなければ、電話番号が使用されていない旨のアナウンスがなされる。次にこの電話番号が別の人に割り振られた際には、何のアナウンスもなされず、前使用者宛にかかってきた電話も受けることになり、次の使用者が前使用者の電話を受けずにいることが困難であるという問題を有している。
【0009】
携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)などのように複数のキャリアが混在している電話システムにおいては、電話番号は利用するキャリアから割当てられる。利用者が引越しなどを行っても、電話番号が変更になることはないけれども、利用者がキャリアを変える場合は電話番号も変ってしまう。利用者がキャリアを変えた場合、新しい電話番号を持っているにもかかわらず、相手に変更したことを直接連絡する以外に、有効な方法はなく、大変不便である。
【0010】
インターネットなどで電子メールをやりとりするためには、メールアドレスが識別情報として使用される。電子メールでも迷惑メールなどの問題があり、その対策として、頻繁にアドレスを変えることも想定される。電子メールのアドレス変更では、一般電話サービスのような変更に関するアナウンスも行われず、一定期間内に自ら相手に新しいアドレスを教える以外に方法はなかった。
【0011】
本発明の目的は、インターネットのような情報通信ネットワーク上で、情報通信を利用する情報端末やその利用者について、アドレスのような識別情報などに変更が生じるときに、容易かつ確実に他の情報端末に変更を伝えることができる情報管理サービス方法およびシステム、ならびに情報端末を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、情報通信ネットワークに接続され、通信用識別情報を指定して相互に通信が可能である複数の情報端末間で、情報管理サービスを提供するための情報管理サービス方法であって、
情報通信ネットワークに接続され、情報管理サービスの提供を受ける情報端末について、その利用者に関する情報と情報通信ネットワーク上での通信用識別情報とを含むように予め定められる事項を登録しておき、
各情報端末について登録事項の変更に関する情報と、該情報を他の情報端末に対して送信する条件を受付け、
受付けた情報に従って、該情報端末について登録されている事項を変更し、
登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、該条件に従い、該発呼元の情報端末に適した情報を送信することを特徴とする情報管理サービス方法である。
【0013】
本発明に従えば、インターネットなどの情報通信ネットワークに接続される複数の情報端末には、予め認識番号やアドレスなどの通信用識別情報が割当てられ、相互間で通信用識別情報に基づく情報通信が可能である。各情報端末について、その利用者に関する情報と情報通信ネットワーク上での通信用識別情報とを含むように予め定められる事項を登録しておく。各情報端末についての登録事項に変更があれば、変更に関する情報を受付けて、登録事項を変更するとともに、変更に関する情報を他の情報端末に送信する条件を受付ける。登録事項に変動があった情報端末に対する発呼を検出すると、発呼に伴って送出される通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、条件に従って、発呼元の情報端末に適した情報を送信するので、識別情報などに変更が生じるときに、容易かつ確実に他の情報端末に変更を伝えることができる。
【0014】
また本発明で、前記条件には、情報端末の通信用識別情報の指定を含めることが可能であり、
前記登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、前記発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、該条件に含まれる通信用識別情報の指定に従い、特定される通信用識別情報に適した情報を、該発呼元の情報端末に送信することを特徴とする。
【0015】
本発明に従えば、情報端末の識別情報などの登録事項の変更に関する情報の受付けでは、情報端末の通信用識別情報の指定を含めることができる。登録事項を変更した情報端末に対する発呼元の情報端末は通信用識別情報が特定され、その通信用識別情報に対する条件での指定に応じて、適切な情報を送信することができる。
【0016】
また本発明で、前記条件には、認証用識別情報の指定を含めることが可能であり、
認証用識別情報が指定されているとき、前記登録事項を変更した情報端末に対する発呼元の情報端末に対して、認証用識別情報の入力を要求し、
認証用識別情報が入力されて、入力された認証用識別情報が該指定されている認証用識別情報に一致しなければ、該発呼元の情報端末には情報を送信しないことを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、情報端末の識別情報などの登録事項の変更に関する情報の受付けでは、認証用識別情報の指定を条件に含めることができる。認識用識別情報としては、通信用識別情報とは異なるように予め付与される識別情報や、パスワード、暗号のキーなどを利用することができる。登録事項を変更した情報端末に対する発呼元の情報端末は通信用識別情報が特定されると、その情報端末に、認証用識別情報の入力を要求し、入力される認証用識別情報が条件に一致しなければ、その発呼元には情報を送信しないので、情報を送信する相手を、適切な認証用識別情報を入力する相手に制限することができる。
【0018】
さらに本発明は、情報通信ネットワークに接続され、通信用識別情報を指定して相互に通信が可能である複数の情報端末と、情報通信ネットワークに接続され、情報端末に情報管理サービスを提供するためのサーバとを含む情報管理サービスシステムであって、
サーバは、
情報通信ネットワークに接続され、情報管理サービスの提供を受ける情報端末について、その利用者に関する情報と情報通信ネットワーク上での通信用識別情報とを含むように予め定められる事項を登録しておく登録手段と、
各情報端末について登録事項の変更に関する情報と、該情報を他の情報端末に対して送信する条件を受付け、受付けた情報に従って、該情報端末について登録されている事項を変更し、登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、該条件に従い、該発呼元の情報端末に適した情報を送信するように制御する制御手段とを含み、
各情報端末は、
他の情報端末に関する情報を記憶する記憶手段と、
サーバから送信される情報を受信する受信手段と、
受信手段が受信する情報を表示する表示手段とを含むことを特徴とする情報管理サービスシステムである。
【0019】
本発明に従えば、情報管理サービスシステムは、インターネットなどの情報通信ネットワークに接続されて予め認識番号やアドレスなどの通信用識別情報が割当てられる複数の情報端末間に、情報管理サービスを提供するために、サーバを含む。サーバは、各情報端末について、その利用者と通信用識別情報とを含むように予め定められる事項を登録する登録手段、およびその登録事項の変更に関する情報と、その変更に関する情報を他の情報端末に送信するための条件を受付け、受付けた情報に従ってその情報端末について登録手段に登録されている事項を変更する制御手段を含む。制御手段は、登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、条件に従い、発呼元の情報端末に適した情報を送信するように制御するので、条件に適する情報を、発呼元の情報端末に送信することができる。情報端末は、記憶手段と、受信手段と、表示手段とを含む。記憶手段には、他の情報端末に関する情報を記憶し、受信手段では、サーバから送信される情報を受信し、表示手段では、受信手段が受信する情報を表示するので、サーバから他の情報端末についての登録事項に変更がある旨の情報の送信があると、送信された情報を受信手段で受信して、表示手段に表示させて確認することができる。
【0020】
また本発明で、前記サーバの制御手段が受付ける条件には、前記情報を送信する対象となる情報端末に特有の識別情報の指定を含めることが可能であり、
前記サーバの制御手段は、前記登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、前記発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、特定された情報端末に特有の識別情報が該条件の指定に適合するときのみ、前記登録事項の変更に関する情報を送信することを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、サーバの制御手段に対し、情報端末に関する情報の変更の受付けで、その変更についての情報を送信する対象を指定する条件を含めることができる。指定された条件に適合する情報端末にのみ登録事項の変更に関する情報を送信するので、変更を伝えたい相手を容易に制限することができる。
【0022】
また本発明で、前記情報端末は、前記記憶手段に前記情報を送信する対象となる情報端末に特有の識別情報を記憶しておいて、前記サーバの登録手段の登録事項を変更する際に、記憶手段に記憶されている情報端末に特有の識別情報も登録することを特徴とする。
【0023】
本発明に従えば、記憶手段に情報を送信する対象となる情報端末に特有の識別情報を記憶しておいて、サーバの登録手段の登録事項を変更する際に、記憶手段に記憶されている情報端末に特有な識別情報も登録するので、登録事項の変更に関する情報を送信する情報端末を、記憶手段に記憶されている情報に従って選択し、適切に情報を送信することができる。
【0024】
さらに本発明は、情報通信ネットワークに接続され、情報通信ネットワーク上で複数の情報端末に関する事項を登録し、登録事項の変更と、該変更についての情報を送信する条件とを受付けるサーバから提供される情報管理サービスを受け、通信用識別情報を指定して他の情報端末と通信が可能な情報端末であって、
他の情報端末に関する情報を記憶する記憶手段と、
サーバから送信される情報を受信する受信手段と、
受信手段が受信する情報を表示する表示手段とを含むことを特徴とする情報端末である。
【0025】
本発明に従えば、複数の情報端末相互間で、インターネットなどの情報通信ネットワークを介して情報通信を行う際に、情報通信ネットワーク上のサーバから情報管理サービスの提供を受ける。サーバは、複数の情報端末に関する事項を登録し、登録事項の変更に関する情報と、変更に関する情報を送信する条件とを受付ける。情報端末が他の情報端末に対して発呼を行うと、発呼先の情報端末に関して登録事項に変更があった場合、発呼元の情報端末が条件に適合していれば、条件に応じて適切な情報が発呼元に対して送信される。情報端末の受信手段は、サーバから送信される情報を受信し、表示手段で表示させることができるので、発呼元の情報端末の利用者に、登録事項が変更されていることを確実に通知することができる。
【0026】
また本発明は、前記受信手段が受信する情報に従って、前記記憶手段に記憶されている他の情報端末に関する情報を変更する変更手段をさらに含むことを特徴とする。
【0027】
本発明に従えば、受信手段が記憶手段に記憶されている他の情報端末に関する情報を変更することに関する情報を受信すると、変更手段は受信した情報に従って記憶手段に記憶されている情報を変更するので、通信用識別情報の変更などを、記憶手段に記憶されている情報に反映させることができる。
【0028】
また本発明は、前記記憶手段には、前記情報を送信する対象となる情報端末に特有の識別情報を記憶しておくことが可能であり、
前記サーバの登録事項の変更を行う際に、記憶手段に記憶されている情報端末に特有の識別情報を、前記変更に関する情報を送信する情報端末を指定する条件として送信する送信手段をさらに含むことを特徴とする。
【0029】
本発明に従えば、送信手段が記憶手段に記憶している特有の識別情報を、変更に関する情報を送信する際に情報端末を指定する条件として送信するので、サーバの登録事項を変更する情報を送信する相手に関する条件を、自動的に送信することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明による情報管理サービス方法およびシステム、ならびに情報端末について、情報端末を電話機とする電話応答システムに適用する実施の一形態を図1〜図6に基づいて以下に説明する。なお、情報端末は、通常のPSTN用の有線式の電話機ばかりではなく、携帯電話やPHSのような無線電話、ファクシミリ装置、または通信機能を備えるコンピュータであってもよい。通信機能を備えるコンピュータには、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などが含まれる。
【0031】
図1は、情報端末を中心とした電話通信システムの概略的な構成を示す。情報管理システムサービス手段1は、インターネットなどの情報通信ネットワーク2を介して情報端末3が電話通信を行うことに関する情報管理サービスを提供する。情報端末3と情報通信ネットワーク2との間は、通信回線4で接続される。通信回線4は、PSTNの加入者線を、xDSL技術で、本来の伝送帯域よりも高周波のデジタル信号を伝送することができるようにブロードバンド化したものを使用する。ISDN(Integrated Services Digital Network )や、FTTH(Fiber To The Home )、CATV(CAble TeleVision)などを使用することもできる。専用のデータ通信線で接続することもできる。
【0032】
情報端末3は、相手の認識番号を指定して発呼し、相手が応じれば電話通信を行うことができる。発呼の際には、自己の認識番号を発呼元の認識番号として通知する。情報管理システムサービス手段1による情報管理サービスの提供を受ける情報端末3には、認識番号情報とは異なる識別情報としてIDが付与される。情報通信に利用する認識番号は、使用中でないものの中から選択して変更可能である。
【0033】
情報端末3内には、回線インタフェース5、データ送受信部6、システム制御部7、および音声処理部8が含まれ、情報通信ネットワーク2で電話通信を行うための基本的な機能を分担している。音声処理部8には、音声入力回路9および音声出力回路10が含まれる。音声入力回路9は、マイク11から入力される情報端末3の利用者の音声信号を電気的に増幅し、デジタルデータに変換する。音声出力回路10は、電話通信で受信するデジタル信号を音声信号に変換し、スピーカ12から情報端末3の利用者に聞こえる音声として出力する。
【0034】
システム制御部7は、情報端末3の全体的な制御を行い、情報端末3の利用者とのインタフェースのために、表示部13と操作部14とを制御するとともに、情報記憶部15、ID判定部16および日時制御部17を制御して情報の記憶等の処理を行う。表示部13は、利用者に対して表示による情報の報知を行うことができる。操作部14には、利用者からの操作入力を受けることができる。情報記憶部15は、記憶手段として、情報通信ネットワーク2を介して電話通信を行う相手となる情報端末等に関し、PSTNの電話番号に相当する認識番号などの通信用識別情報や、その相手となる情報端末の利用者や所有者などの個人情報が記録される。情報記憶部15に記憶されている情報は、発呼時などに参照可能であり、短縮番号や登録番号などの機能を設定したり、リストとして表示部13に表示し、操作部14の操作で選択して、認識番号の全部を入力しなくても、発呼を可能にする電話帳としての機能で利用することができる。
【0035】
また、情報端末3は、通信回線4として利用するPSTNの加入者線にも接続されるので、PSTNを利用して電話通信を行う機能も備えている。通信回線4には、PSTNのアナログ電話信号と高周波のデジタル電話信号とが重畳される。アナログ電話信号とデジタル電話信号とを分離するために、スプリッタと呼ばれるフィルタが使用される。
【0036】
一方、図2は、図1の情報管理システムサービス手段1を中心とした情報管理システムの概略的な構成を示す。情報管理システムサービス手段1は、情報通信ネットワーク2上で電話通信などを行う際の情報管理サービスを提供するISPなどの通信事業者によって設置されるサーバ装置であり、データ送受信部21、システム制御部22、ID判定部23、および情報記憶部24を含む。情報記憶部24には、電話通信を行う情報端末3の利用者の個人情報25と、情報端末3を情報通信ネットワーク2上で指定するアドレスなどの認識番号情報26とを含む情報が登録される。ISPなどの通信事業者は、各情報端末3の利用者と情報管理サービスの提供に関して契約し、契約した利用者の情報端末3に対して端末IDを付与する。情報管理システムサービス手段1のID判定部23および情報端末3のID判定部16は、端末IDや認識番号についての判定を行う。
【0037】
図3は、図1に示すような情報端末3の一方Aが発呼側となり他方Bが被呼側となる際に、Bの認識番号に変更があるときの状態遷移を示す。遷移101では、Bの情報端末3が情報管理システムサービス手段1に対し、認識番号の変更登録を行う。図1に示すような操作部14より変更前の認識番号と端末ID、および変更後の新たな認識番号情報が入力され、システム制御部7を介してデータ送受信部6へと渡される。この変更に関する情報は、回線インタフェース5、および通信回線4から情報通信ネットワーク2へと送られ、情報管理システムサービス手段1に渡される。
【0038】
遷移102では、情報管理システムサービス手段1において、データ送受信部21で変更に関する情報を受信し、受信した情報について、システム制御部22からID判定部23で端末IDを判定され、情報管理システムサービス手段1を利用することが可能な契約者からの変更情報であるか否かが確認される。情報管理システムサービス手段1は、ID確認後、登録手段である情報記憶部24の登録事項を変更する。このとき、遷移101で相手の端末IDを付与していれば、登録事項の変更に関する情報を伝える情報開示相手を指定する条件として、情報記憶部24に登録し、また個々の相手に宛てたメッセージを登録することができる。なお、認識番号を変更するときは、情報記憶部24の認識番号情報26として、変更前の認識番号も保存しておく。
【0039】
なお、相手を指定する際には、情報端末3の情報記憶部15に電話帳などとして記憶されている相手についての情報を利用することができる。電話帳として記憶されている認識番号の全部を自動的に指定したり、表示部23にリスト表示して、操作部14への入力操作で選択して指定するようにしてもよい。
【0040】
遷移103で、Aの情報端末3が情報記憶部15に電話帳などとして記憶されている相手についての認識番号を参照して、遷移104でBの情報端末3に対して発呼すると、発呼先となるBの情報端末3の認識番号は、変更前の番号となる。遷移105で、情報管理システムサービス手段1は、Bの情報端末3の変更前の認識番号を検出し、情報記憶部24の認識番号情報26の登録事項に変更があったことを確認する。遷移106では、変更に関する情報の開示相手を指定する条件として情報記憶部24に端末IDが登録されていれば、発呼に伴って送信される発呼元の端末IDを参照して、情報記憶部24に登録されている端末IDと一致しているか否かを判断する。IDが一致していると判断すると、発呼に伴って送信される発呼元の認識番号からAの情報端末3が発呼元であると特定し、遷移108でAの情報端末3に対して、発呼先のBの情報端末3が認識番号を変更していることに関する情報変更通知を送信する。
【0041】
Aの情報端末3は、遷移109で、情報管理システムサービス手段1からの情報をデータ送受信部6で受信する。Aの情報端末3が情報を受信すると、遷移110で、情報管理システムサービス手段1は、Bの情報端末3に、Aの情報端末3に情報を送信した旨の確認通知を送信する。Aの情報端末3では、遷移111で示すように、情報受信後表示部13でその内容を表示し、情報記憶部15に記憶されているBの情報端末についての認識番号情報が更新される。したがって、Aの情報端末3の利用者は、Bの情報端末3の認識番号が変更していることを知ることができ、次にBの情報端末3に対して発呼するときは、更新された認識番号を使用することができる。
【0042】
このような認識番号の変更は、変更を行う情報端末3から端末IDによって複数の相手を指定して行うことができる。各相手への変更に関する情報の送信が終了すると、情報管理サービス手段1から情報端末3に確認通知が送信されるので、指定した相手に情報が送信されたことを確実に知ることができる。
【0043】
図4は、図3と同様Aの情報端末3がBの情報端末3を被呼側として発呼する場合に、Bの情報端末3の認識番号が変更されており、その情報を送信する条件としてBの情報端末3が指定する端末IDにAの情報端末3の端末IDが一致しない場合の遷移を示す。遷移201から遷移206までの各遷移の内容は、図3の遷移101から遷移106までの各遷移の内容と基本的に同一である。ただし、遷移201でBの情報端末3が情報管理システムサービス手段1に付与するIDには、Aの情報端末3の端末IDが含まれていないものとする。このため、遷移207では、Aの情報端末3の端末IDがBの情報端末3によって情報開示相手として指定されている条件としての端末IDに不一致であることが判明する。
【0044】
情報管理システムサービス手段1は、遷移208として、端末IDが条件を満たさないAの情報端末3に対し、Bの情報端末3の認識番号が変更になっている旨のみを情報変更通知として送信する。Aの情報端末3は、遷移209として、情報管理システムサービス手段1からの情報変更通知を受信すると、Bの情報端末3の認識番号が変更になっていることを表示部13で表示する。さらに遷移210で、情報記憶部15に記憶されているBの情報端末3についての認識番号情報を削除する。
【0045】
図5は、情報管理システムサービス手段1の情報記憶部24に記憶される登録事項の例を示す。個人情報25としては、契約者名と端末IDとを含む個人情報リストが登録される。たとえばAが契約者として登録され、Aの端末IDとして、たとえば”12345”がそれぞれ割当てられていることが登録される。認識番号情報26としては、Aについて、端末IDとともに、認識番号が”043−000−0000”であるとして登録される。
【0046】
以下、このAが引っ越しによって、認識番号を”06−1111−1111”から”043−000−0000”に変更している場合を想定する。認識番号情報26には、変更前の認識番号”06−0000−0000”も保存される。認識番号の変更についての情報を通知する相手を指定すると、許可リストが登録される。許可リストには、1または複数の契約者名を、認識番号およびメッセージとともに登録することができる。メッセージは契約者Bに対しては「引っ越しました」であり、契約者Cに対しては「連絡ください」である。このように、相手に応じて適切な内容のメッセージを通知することができる。許可リストに含まれない相手が変更前の認識番号に対して発呼するときは、図4と同様に、情報変更通知のみ行う。
【0047】
図6は、図5のような事項が情報管理システムサービス手段1の情報記憶部24に登録されているときに、情報管理システムサービス手段1と、複数の情報端末3との間での通信の概要を示す。情報管理システムサービス手段1は、図5に示すA,B,Cの他に、Dの情報端末も情報管理システムサービス手段1を利用するものとする。認識番号が”06−0000−0000”であったAの情報端末3が情報管理システムサービス手段1に対して、認識番号を変更する番号変更登録を行い、新番号”043−000−0000”を送信する。情報管理システムサービス手段1は、変更を受付け、情報記憶部24の記憶内容を図5のように変更する。情報管理システムサービス手段1は、変更に関する情報を通知する相手を指定する条件を入力することができる。
【0048】
BまたはCの情報端末3がAに対する発呼を行うと、情報管理システムサービス手段1が変更前の認識番号”06−1111−1111”を検知して、発呼元の認識番号”03−2222−2222”または”090−3333−3333”をそれぞれ特定する。情報管理システムサービス手段1は、情報記憶部24内の個人情報25の登録に基づいて認識番号情報26を参照し、許可リスト内にBまたはCの認識番号があるか否か照合する。照合の結果は一致するので、情報管理システムサービス手段1は、「新番号送出メッセージ」として、許可リストに登録されている「引っ越しました」および「連絡ください」をそれぞれ通知する。
【0049】
許可リストに含まれないDの情報端末からAの変更前の認識番号に対して発呼すると、情報管理システムサービス手段1は、情報記憶部24内の個人情報25の登録に基づいて認識番号情報26を参照し、許可リスト内にDがあるか否か照合する。照合の結果は一致しないので、情報管理システムサービス手段1は、不許可の発呼元に対するメッセージとして一般的な「現在使われておりません」を送信する。
【0050】
すなわち、本実施形態では、情報端末3が電話通信を行うために、情報管理システムサービス手段1にアクセスすると、相手の情報が変更されている場合、下記のように動作する。
【0051】
(1)情報管理システムサービス手段1より発呼元の情報端末3に認識情報の照会が行われる
(2)発呼した情報端末3の認識情報が情報管理システムサービス手段1に送られる。
(3)情報管理システムサービス手段1において端末IDや認識番号などの認識情報の照合が行われ、一致した場合発呼先が登録したその認識情報を持つ個人毎の情報が送信され、一致しなかった場合一定のメッセージが送信される。
(4)認識情報が一致した情報端末3では、情報管理システムサービス手段1から変更に関する情報を受信すると、記憶している情報を新しいものに書き換えることができる。認識情報が一致しなかった場合、発呼先から要望があれば、発呼元の情報を消去することも可能である。
【0052】
なお、無条件に変更に関する情報やメッセージを通知するようにするためには、許可リストで相手を指定しないで、メッセージのみ登録するようにすればよい。また、相手を指定する場合でも、指定しない場合でも、情報端末3がスクリプト言語などによるコマンドを受付けてコマンドに対応する動作を行う場合は、コマンドを登録するようにしてもよい。
【0053】
以上で説明しているように、本実施形態では、個人情報や認識番号情報に変更があった場合、その情報が一旦情報通信ネットワーク2上の情報管理システムサービス手段1として機能するサーバ装置に蓄えられ、情報管理システムサービス手段1は情報端末3がアクセスした際その発呼元を認識するので、特定の人にだけ変更を知らせることができ、不特定の人に情報を与えることを防止することができる。また、端末IDや認識番号を指定して与える情報を分けることができるので、情報の管理とともに、特定の人にだけ情報を伝えることが容易である。
【0054】
また、メールアドレスのように変更が多い場合においても、特定の人にだけ連絡先を伝えられるので、行き違いなどがおこらない。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、インターネットなどの情報通信ネットワークに接続される複数の情報端末間では、各情報端末について、その利用者に関する情報と情報通信ネットワーク上での通信用識別情報とを含むように予め定められる事項を登録しておき、登録事項に変更があれば、変更に関する情報を受付けて変更するとともに、変更に関する情報を他の情報端末に送信する条件を受付ける。登録事項に変動があった情報端末に対する発呼を検出すると、通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、条件に従って、発呼元の情報端末に適した情報を送信するので、識別情報などに変更が生じるときに、容易かつ確実に他の情報端末に変更を伝えることができる。
【0056】
また本発明によれば、情報端末の識別情報などの登録事項の変更に関する情報の受付けでは、情報端末の通信用識別情報の指定を条件に含めることができ、登録事項を変更した情報端末に対する発呼元へは、その通信用識別情報に対する条件での指定に応じて、適切な情報を送信することができる。
【0057】
また本発明によれば、情報端末の識別情報などの登録事項の変更に関する情報の受付けでは、認証用識別情報の指定を条件に含めることができ、登録事項を変更した情報端末に対する発呼元へは、認証用識別情報の入力を要求し、入力される認証用識別情報が条件に一致しなければ、その発呼元には情報を送信しないので、情報を送信する相手を、適切な認証用識別情報を入力する相手に制限することができる。
【0058】
さらに本発明によれば、サーバの登録手段に、各情報端末について、その利用者と通信用識別情報とを含むように予め定められる事項を登録し、サーバの整序手段で、登録事項の変更に関する情報と、その変更に関する情報を他の情報端末に送信するための条件を受付け、受付けた情報に従って登録事項を変更する。制御手段は、登録事項を変更した情報端末に対する発呼元の情報端末を特定し、条件に従い、発呼元の情報端末に適した情報を送信するように制御することができる。情報端末では、サーバから送信された情報を受信手段で受信して、表示手段に表示させて確認することができる。
【0059】
また本発明によれば、情報端末に関する情報の変更についての情報を送信する対象を指定する条件を含めることができ、指定された条件に適合する情報端末にのみ登録事項の変更に関する情報を送信するので、変更を伝えたい相手を容易に制限することができる。
【0060】
また本発明によれば、サーバの登録手段の登録事項を変更する際に、記憶手段に記憶されている情報端末に特有な識別情報も登録するので、登録事項の変更に関する情報を送信する情報端末を、記憶手段に記憶されている情報に従って選択し、適切に情報を送信することができる。
【0061】
さらに本発明によれば、複数の情報端末相互間で、インターネットなどの情報通信ネットワークを介して情報通信を行う際に、複数の情報端末に関する事項を登録し、登録事項の変更に関する情報と、変更に関する情報を送信する条件とを受付けるサーバから、情報管理サービスの提供を受けることができる。条件に適した情報端末が他の情報端末に対して発呼を行うと、発呼先の情報端末に関して登録事項に変更があった場合、発呼元の情報端末が条件に適合していれば、適切な情報が発呼元に対して送信されるので、受信手段で受信して表示手段で表示させることができるので、登録事項が変更されていることを、容易かつ確実に通知することができる。
【0062】
また本発明によれば、サーバから他の情報端末に関する情報を変更することに関する情報を受信すると、通信用識別情報の変更などを、記憶手段に記憶されている情報に、確実に反映させることができる。
【0063】
また本発明によれば、記憶手段に記憶している特有の識別情報を、変更に関する情報を送信する情報端末を指定する条件として利用することができ、サーバの登録事項を変更する情報を送信する相手を、自動的に指定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による情報管理システムの概略的な構成を、情報端末3側を中心として示すブロック図である。
【図2】図1の情報管理システムの概略的な構成を、情報管理システムサービス手段1側を中心として示すブロック図である。
【図3】図1および図2の情報管理システムで、情報端末3の認識番号に変更がある場合に、変更に関する情報の通知が許可されている情報端末3が発呼するときの状態遷移図である。
【図4】図1および図2の情報管理システムで、情報端末3の認識番号に変更がある場合に、変更に関する情報の通知を許可しない情報端末3が発呼するときの状態遷移図である。
【図5】図2の情報管理システムサービス手段1の情報記憶部24の登録内容の例を示すブロック図である。
【図6】図5の登録内容に関連して各情報端末への情報開示の内容を示す図である。
【符号の説明】
1 情報管理システムサービス手段
2 情報通信ネットワーク
3 情報端末
4 通信回線
6,21 データ送受信部
7,22 システム制御部
8 音声処理部
13 表示部
14 操作部
15,24 情報記憶部
16,23 ID判定部
25 個人情報
26 認識番号情報
Claims (9)
- 情報通信ネットワークに接続され、通信用識別情報を指定して相互に通信が可能である複数の情報端末間で、情報管理サービスを提供するための情報管理サービス方法であって、
情報通信ネットワークに接続され、情報管理サービスの提供を受ける情報端末について、その利用者に関する情報と情報通信ネットワーク上での通信用識別情報とを含むように予め定められる事項を登録しておき、
各情報端末について登録事項の変更に関する情報と、該情報を他の情報端末に対して送信する条件を受付け、
受付けた情報に従って、該情報端末について登録されている事項を変更し、
登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、該条件に従い、該発呼元の情報端末に適した情報を送信することを特徴とする情報管理サービス方法。 - 前記条件には、情報端末の通信用識別情報の指定を含めることが可能であり、
前記登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、前記発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、該条件に含まれる通信用識別情報の指定に従い、特定される通信用識別情報に適した情報を、該発呼元の情報端末に送信することを特徴とする情報管理サービス方法。 - 前記条件には、認証用識別情報の指定を含めることが可能であり、
認証用識別情報が指定されているとき、前記登録事項を変更した情報端末に対する発呼元の情報端末に対して、認証用識別情報の入力を要求し、
認証用識別情報が入力されて、入力された認証用識別情報が該指定されている認証用識別情報に一致しなければ、該発呼元の情報端末には情報を送信しないことを特徴とする請求項1または2記載の情報管理サービス方法。 - 情報通信ネットワークに接続され、通信用識別情報を指定して相互に通信が可能である複数の情報端末と、情報通信ネットワークに接続され、情報端末に情報管理サービスを提供するためのサーバとを含む情報管理サービスシステムであって、
サーバは、
情報通信ネットワークに接続され、情報管理サービスの提供を受ける情報端末について、その利用者に関する情報と情報通信ネットワーク上での通信用識別情報とを含むように予め定められる事項を登録しておく登録手段と、
各情報端末について登録事項の変更に関する情報と、該情報を他の情報端末に対して送信する条件を受付け、受付けた情報に従って、該情報端末について登録されている事項を変更し、登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、該条件に従い、該発呼元の情報端末に適した情報を送信するように制御する制御手段とを含み、
各情報端末は、
他の情報端末に関する情報を記憶する記憶手段と、
サーバから送信される情報を受信する受信手段と、
受信手段が受信する情報を表示する表示手段とを含むことを特徴とする情報管理サービスシステム。 - 前記サーバの制御手段が受付ける条件には、前記情報を送信する対象となる情報端末に特有の識別情報の指定を含めることが可能であり、
前記サーバの制御手段は、前記登録事項を変更した情報端末に対する発呼を検出すると、前記発呼に伴って送出される情報に含まれる通信用識別情報を参照して発呼元の情報端末を特定し、特定された情報端末に特有の識別情報が該条件の指定に適合するときのみ、前記登録事項の変更に関する情報を送信することを特徴とする請求項4記載の情報管理サービス装置。 - 前記情報端末は、前記記憶手段に前記情報を送信する対象となる情報端末に特有の識別情報を記憶しておいて、前記サーバの登録手段の登録事項を変更する際に、記憶手段に記憶されている情報端末に特有の識別情報も登録することを特徴とする請求項5記載の情報管理サービスシステム。
- 情報通信ネットワークに接続され、情報通信ネットワーク上で複数の情報端末に関する事項を登録し、登録事項の変更と、該変更についての情報を送信する条件とを受付けるサーバから提供される情報管理サービスを受け、通信用識別情報を指定して他の情報端末と通信が可能な情報端末であって、
他の情報端末に関する情報を記憶する記憶手段と、
サーバから送信される情報を受信する受信手段と、
受信手段が受信する情報を表示する表示手段とを含むことを特徴とする情報端末。 - 前記受信手段が受信する情報に従って、前記記憶手段に記憶されている他の情報端末に関する情報を変更する変更手段をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の情報端末。
- 前記記憶手段には、前記情報を送信する対象となる情報端末に特有の識別情報を記憶しておくことが可能であり、
前記サーバの登録事項の変更を行う際に、記憶手段に記憶されている情報端末に特有の識別情報を、前記変更に関する情報を送信する情報端末を指定する条件として送信する送信手段をさらに含むことを特徴とする請求項7または8記載の情報端末。
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