JP2004228923A - ホームネットワーク型電気機器、通信アダプタおよびホームネットワークシステム - Google Patents

ホームネットワーク型電気機器、通信アダプタおよびホームネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】様々な通信プロトコル、伝送媒体のホームネットワーク3にも対応する。電気機器(家電機器1)と通信アダプタ2との間の防水対策を容易にする。
【解決手段】家電機器1と通信アダプタ2とを別々に構成する。家電機器1には、通信アダプタ2との間でRFID無線通信を行うRFID無線部12を設ける。また、通信アダプタ2には、家電機器1との間でRFID無線通信を行うRFID無線通信部21を設ける。そして、家電機器1を、通信アダプタ2を介して、通信網であるホームネットワーク3と通信可能にネットワーク接続する。RFID無線部12には、通常の無線タグとしての機能を持たせることも可能である。家電機器1を構成する筐体外面には、RFID無線部12(アンテナ15)の設置位置を示す位置標示マークが付されており、その近傍に通信アダプタ2が配置される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、別体の通信アダプタを介してネットワーク接続されるホームネットワーク型電気機器、通信アダプタおよびホームネットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、伝送路を介して互いにデータ伝送を行う通信システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1では、メータ、エアコン、給湯機等の各端末機器を、個々の機器アダプタを介して機器異常情報管理ユニットおよび通報ユニットと通信可能に接続している。そして、端末機器の異常発生時には、上記端末機器に対応する機器アダプタが機器異常情報を機器異常情報管理ユニットに送信し、機器異常情報管理ユニットからのコマンドに基づいて、通報ユニットが外部通報先(例えばセンタ装置)に機器異常情報を伝送するようになっている。これにより、外部通報先では、端末機器の異常の詳しい情報を得ることが可能となっている。
【0003】
また、近年では、家電機器同士をネットワーク接続して相互操作・相互運用するホームネットワークシステムが普及しつつある。現在、ホームネットワークシステムで使用する通信プロトコルとしては、エコーネット、HomePNA(Home Phoneline Networking Alliance)、HAVi(Home Audio Video Interoperability )等の様々な方式が規格されており、伝送媒体もこのような規格に応じて、無線、有線、赤外線等と様々なもので構成される。
【0004】
したがって、家電機器が装備する、ホームネットワークとのインターフェイス部は、接続するホームネットワークシステムの通信プロトコルおよび伝送媒体の種類に応じて設計されている。それゆえに、従来は、家電機器のインターフェイス部と異なる伝送媒体で構成されるホームネットワークに当該家電機器を接続することは、物理的にも電気的にも困難であった。
【0005】
そこで、近年では、上記インターフェイス部を通信アダプタとして家電機器とは別に構成し、当該通信アダプタを変更することにより、伝送媒体の異なるホームネットワークにも容易に対応できるようにしたシステム構成が提案されている。
【0006】
また、例えば特許文献2では、家電機器に対して通信アダプタをソケットにより脱着可能とし、この通信アダプタにて、家電機器ごとに異なる通信プログラムを自動的にセットアップするようにしている。これにより、この通信アダプタを接続するだけで、通信媒体の異なるホームネットワークへ容易に対応できるようにしたネットワーク型家電機器が実現されている。
【0007】
一方、例えば特許文献3には、ホームネットワークシステムにおいて、無線タグを用いて無線通信を行うシステムが開示されている。このシステムでは、家電機器等の端末側の無線タグが、ホームネットワーク側のRFID(Radio Frequency IDentification)質問器との間で、無線電波により直接データ通信を行うようになっている。
【0008】
また、例えば特許文献4には、RDIDタグに、物品の流通、顧客、販売、修理、リサイクル等に関する情報を記憶させ、これら物品の情報を共有化して管理することで、システム規模の拡大を低減するとともに、リサイクル効率を向上させるシステムが開示されている。
【0009】
【特許文献1】
特開平6−152772号公報(1994年5月31日公開)
【特許文献2】
特開2000−354053号公報(2000年12月19日公開)
【特許文献3】
特開2002−246947号公報(2002年8月31日公開)
【特許文献4】
特開2002−123654号公報(2002年4月26日公開)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献2をはじめとした、家電機器と通信アダプタとを別々に構成するタイプのネットワークシステムでは、上記両者の接続は、有線等のコネクタ接続が一般的であり、そのような接続コネクタを家電機器および通信アダプタのそれぞれを構成する筐体外部に設ける必要がある。このため、洗濯機等の水回りで使用する家電機器については、防水対策を万全に行う必要があり、コネクタ接続方式を採用することが構造上困難な場合が生ずるという問題が生ずる。
【0011】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、電気機器(例えば家電機器)と通信アダプタとを別々に構成することで、様々な通信プロトコル、伝送媒体のホームネットワークにも対応できるとともに、電気機器と通信アダプタとの間の防水対策を容易になし得るホームネットワーク型電気機器、通信アダプタおよびホームネットワークシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のホームネットワーク型電気機器(以下、単に電気機器と称する)を、これとは別体の通信アダプタを介してネットワーク接続することで、ホームネットワークシステムが構築される。このようなホームネットワークシステムを構築する電気機器としては、例えば、家庭内で使用する家電機器(例えば洗濯機)を想定することができる。このように、電気機器と通信アダプタとが別々に構成されているので、通信アダプタの変更等により、様々な通信プロトコル、伝送媒体のホームネットワークにも電気機器を容易に対応させることができる。
【0013】
しかも、上記電気機器は、RFID無線部を備えており、通信アダプタとの間で近距離RFID無線通信を行うことが可能である。これにより、電気機器と通信アダプタとを物理的に接続する必要がなくなる(当然、上記両者を構成する筐体外部に接続コネクタを設ける必要もなくなる)。したがって、例えば洗濯機のような、水回りで使用するために通信アダプタとの物理的な接続が困難な家電機器についても、防水対策を容易にかつ万全に図ることができ、安心してホームネットワークシステムを構築することができる。
【0014】
また、本発明では、電気機器とホームネットワークとの間の通信を媒介する通信アダプタが、RFID無線通信部を備えており、電気機器との間で近距離RFID無線通信を行うことが可能である。これにより、電気機器と通信アダプタとを物理的に接続する必要がなくなるので、上記と同様に、防水対策が容易になし得るホームネットワークシステムを実現することができる。
【0015】
また、RFID無線通信は、低速で近距離無線通信を行うものであるため、RFID無線部を電気機器に搭載しても、電気機器としてのコストが著しく増大することはなく、同様に、RFID無線通信部を通信アダプタに搭載しても、通信アダプタのコストが著しく増大することはない。
【0016】
さらに、本発明のホームネットワークシステムは、通信アダプタとRFID無線通信を行うことが可能な電気機器を、上記通信アダプタを介してホームネットワークに接続してなるので、電気機器と通信アダプタとの物理的な接続が不要で防水対策を万全に講じたシステムを実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
本発明の実施の一形態について、図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0018】
図1は、本発明の実施の一形態に係るホームネットワークシステム、および、そのシステムに用いられるホームネットワーク型電気機器の一例としてのホームネットワーク型家電機器(以下、単に家電機器と称する)1および通信アダプタ2の概略の構成を示している。本実施形態のホームネットワークシステムは、家電機器1と、通信アダプタ2と、通信網であるホームネットワーク3とで構成されている。以下、家電機器1および通信アダプタ2のそれぞれの構成について説明する。
【0019】
まず、家電機器1について説明する。
家電機器1は、これとは別体の通信アダプタ2を介してホームネットワーク3とネットワーク接続されるものであり、例えば、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、空気調和機(冷暖房機)、テレビ、オーディオなどの機器で構成されている。家電機器1は、家電機器制御部11(機器制御部)と、RFID無線部12と、家電機器電源部13(機器電源部)とを備えている。
【0020】
家電機器制御部11は、家電機器1の各部の動作を制御するものである。RFID無線部12は、通信アダプタ2とRFID無線通信を行うためのインターフェイスを構成している。家電機器電源部13は、家電機器制御部11およびRFID無線部12に駆動電力を供給(給電)するものである。
【0021】
上記のRFID無線部12は、RFID無線通信部14と、アンテナ15と、電源部16とを有している。RFID無線通信部14は、アンテナ15を介して通信アダプタ2との間でRFID無線通信を行う。したがって、家電機器制御部11は、RFID無線通信部14およびアンテナ15を介して、通信アダプタ2とRFID無線通信を行うことができる。なお、RFID無線通信部14としては、例えば、従来の技術の欄で説明した特許文献3に記載のRFIDタグの構成を利用することができる。
【0022】
ここで、RFID無線通信は、数百kHzまたは2.4GHz帯の信号電流をアンテナ15(コア入りコイル等)に通電することにより、近傍に発生する誘導電磁界を情報伝送媒体として使用するものであるが、このRFID無線通信では、伝達距離は比較的短く、伝送速度は低速であるため、低コストで通信を実現できるというメリットがある。
【0023】
電源部16は、RFID無線通信部14に駆動電力を供給するものである。この電源部16は、家電機器電源部13から供給される電力を利用し、RFID無線通信部14を駆動することもできるし、アンテナ15を介して外部(例えば通信アダプタ2)から無線電波を受信したときに、相互誘導作用で生じる電力を充電し、これを利用してRFID無線通信部14を駆動することもできる。したがって、RFID無線通信部14は、家電機器電源部13から電源部16への給電が無い状態でも、受信電波で受信動作を行うことができ、信号受信を家電機器制御部11に知らせることができる。
【0024】
次に、通信アダプタ2について説明する。
通信アダプタ2は、これとは別体の家電機器1とホームネットワーク3との間の通信を媒介するものであり、RFID無線通信部21と、アンテナ22と、アダプタ制御部23と、ホームネットワーク通信部24と、電源部25と、表示部26とを有している。
【0025】
RFID無線通信部21は、アンテナ22を介して家電機器1との間でRFID無線通信を行う。アダプタ制御部23は、通信アダプタ2の各部の動作を制御するものであり、さらに、RFID無線通信部21およびアンテナ22を介して、家電機器1とRFID無線通信を行う。このRFID無線通信部21についても、家電機器1のRFID無線通信部14と同様に、例えば特許文献3に記載のRFIDタグの構成を利用することができる。また、アダプタ制御部23は、家電機器1とホームネットワーク3との間の伝送媒体に応じたプロトコル変換等の一連の制御をも行っている。
【0026】
ホームネットワーク通信部24は、通信アダプタ2がホームネットワーク3と通信するためのインターフェイスを構成している。したがって、上記のアダプタ制御部23は、ホームネットワーク通信部24を介してホームネットワーク3と通信を行うことができる。
【0027】
電源部25は、通信アダプタ2の各部に電力を供給するものである。表示部26は、通信アダプタ2と家電機器1との間で何らかの通信異常が発生した場合に、その旨を表示するものであり、例えばLED(発光ダイオード)やLCD(液晶表示装置)などで構成される。
【0028】
以上の構成により、アダプタ制御部23は、ホームネットワーク3からの信号(データ)を、ホームネットワーク通信部24を介して受信し、RFID無線通信部21を介して家電機器1に伝達する一方、家電機器1からの信号を、RFID無線通信部21を介して受信し、ホームネットワーク通信部24を介してホームネットワーク3に伝達することができる。
【0029】
次に、上述した家電機器1の動作について、図2に基づいて説明する。図2は、家電機器1における動作の流れを示すフローチャートである。
【0030】
まず、家電機器1におけるRFID無線部12のRFID無線通信部14は、アンテナ15を介してRF信号(RFID信号)を受信したかどうかの検出を行い、RF信号を検出した場合には、家電機器制御部11に知らせる(S1)。すると、家電機器制御部11は、受信したRF信号が特定の通信アダプタ2からの信号であるかどうかを判断する(S2)。なお、S2での判断は、例えば、信号フォーマット内に予め識別符号を取り決めておき、この識別符号に基づいて行うことができる。
【0031】
S2にて、受信したRF信号が特定の通信アダプタ2からの信号であると判断した場合には、家電機器制御部11は、家電機器電源部13からRFID無線部12の電源部16に給電させる(S3)。これにより、電源部16からRFID無線通信部14に給電され、RFID無線通信部14は、通信アダプタ2とデータ通信を行うことになる(S4)。また、このとき同時に、家電機器制御部11は、通信アダプタ2が設置されたと認識する。
【0032】
一連のデータ通信終了後は、家電機器制御部11は、タイマーTをリセット(T=0)した後、タイマーカウントをスタートさせ(S5)、通信アダプタ2からの信号受信を待つ(S6)。S6にて、通信アダプタ2からのデータ受信があれば、家電機器制御部11は、S4以降の動作を繰り返し、通信アダプタ2とデータ通信を行う。
【0033】
一方、S6にて、通信アダプタ2からのデータ受信が無い場合は、家電機器制御部11は、次に、タイマーTがT1時間を経過したか否かを判断する(S7)。タイマーTがT1時間を経過しても、通信アダプタ2からのデータ受信が無い場合は、家電機器制御部11は、家電機器電源部13からの電源部16への給電を停止させ(S8)、S1のRF信号の検出判断に戻る。このとき、家電機器制御部11は、通信アダプタ2が撤去された等の何らかの通信異常が発生したと認識し、通信アダプタ2が無いとして通常の家電機器1としての動作を続ける。
【0034】
次に、通信アダプタ2の動作について、図3に基づいて説明する。図3は、通信アダプタ2における動作の流れを示すフローチャートである。
【0035】
まず、通信アダプタ2のアダプタ制御部23は、動作を開始すると、カウンターNをリセット(N=0)する(S11)。そして、アダプタ制御部23は、RFID無線通信部21およびアンテナ22を介して、通信アダプタ2の設置を知らせるRFID信号を家電機器1に送信する(S12)。
【0036】
続いて、アダプタ制御部23は、タイマーTをリセット(T=0)した後、タイマーカウントをスタートさせ(S13)、家電機器1からの応答信号の受信を待つ(S14)。S14にて、家電機器1からの応答(データ受信)があれば、アダプタ制御部23は、家電機器1とデータ通信を行う(S15)。このとき同時に、アダプタ制御部23は、家電機器1との通信接続が完了したと認識する。一連のデータ通信終了後、アダプタ制御部23は、タイマーTをリセット(T=0)した後、タイマーカウントをスタートさせる(S16)。
【0037】
次に、アダプタ制御部23は、ホームネットワーク3等からの制御により、家電機器1との通信が必要になったか否か、つまり、家電機器1への送信データがあるか否かを判断する(S17)。家電機器1との通信が必要な場合は、アダプタ制御部23は、S15に戻って、家電機器1とのデータの送受信を随時行う。
【0038】
一方、S16にて、タイマーTをリセットした後、S17にて家電機器1への送信データが無い場合には、アダプタ制御部23は、タイマーTがT2時間(<T1時間)を経過したか否かを判断する(S18)。タイマーTがT2時間を経過している場合、すなわち、タイマーTがT2時間を経過しても家電機器1への送信が発生しない場合には、S11に戻り、アダプタ制御部23は、カウンターNのリセット(N=0)を行い、通信アダプタ2の設置を知らせるRFID信号の送信等、S11以降の一連の動作を行う。
【0039】
また、上記したS12にて、通信アダプタ2の設置を知らせるRFID信号を家電機器1に送信してから、S14にて家電機器1からのデータ受信が無い場合には、アダプタ制御部23は、タイマーTがT1時間を経過するまで、家電機器1からのデータ受信を待つ(S19)。タイマーTがT1時間を経過している場合、すなわち、タイマーTがT1時間を経過しても家電機器1からのデータ受信が無い場合には、アダプタ制御部23は、カウンターNに1を加え(S20)、このカウンターNがN1を超えたかどうかを判断する(S21)。
【0040】
S21にて、カウンターNがN1を超えていないと判断した場合は、アダプタ制御部23は、通信アダプタ2の設置を知らせるRFID信号の送信等、S12以降の一連の動作を行う。一方、S21にて、カウンターNがN1を越えていると判断した場合には、アダプタ制御部23は、家電機器1とのRFID通信に何らかの通信異常が発生したと認識し、表示部26に通信異常を示す表示(例えばLEDの点滅等)を行う(S22)。
【0041】
以上のように、本実施形態の家電機器1は、これとは別体の通信アダプタ2を介してネットワーク接続されるホームネットワーク型電気機器であって、通信アダプタ2との間でRFID無線通信を行うRFID無線部12を備えている構成である。また、本実施形態の通信アダプタ2は、これとは別体の家電機器1とホームネットワーク3との間の通信を媒介する通信アダプタ2であって、家電機器1との間でRFID無線通信を行うRFID無線通信部21を備えている構成である。
【0042】
このような家電機器1および通信アダプタ2を用いることにより、家電機器1と通信アダプタ2との間で、RFID無線通信によるデータ通信が可能となるので、コネクタ接続等のこれら両者の物理的な接続作業が不要となる。これにより、家電機器1および通信アダプタ2の接続コネクタを各々の筐体外部に出す必要が無くなり、防水性の向上を図ることができる。また、家電機器1の近傍に通信アダプタ2を設置するという簡単な作業で、ホームネットワークシステムを容易に構築することができる。
【0043】
また、家電機器1と通信アダプタ2とは別々に構成されるので、通信アダプタ2に、各家庭のホームネットワーク3に適応したホームネットワーク通信部24(無線、有線、赤外線等)を搭載し、この通信アダプタ2を後からシステムに取り付けることで、どのような家電機器1でも、ホームネットワーク化を容易に図ることができる。
【0044】
さらに、RFID無線部12やRFID無線通信部21は、近距離無線通信であるRFID無線通信を行うものであるため、上述したように比較的安価に構成することができる。これにより、RFID無線部12を家電機器1に搭載したり、RFID無線通信部21を通信アダプタ2に搭載しても、家電機器1または通信アダプタ2のコストが著しく増大することはない。また、ホームネットワーク3からの家電機器1のON/OFF的な制御やモニタは、低速通信で十分に対応可能である。
【0045】
また、RFID無線通信部21による通信アダプタ2と家電機器1との通信プロトコルは、各家電機器1に共通して規格化しておくことにより、通信アダプタ2を各家庭のホームネットワーク3に適応したもの(無線、有線、赤外線等)に変更した場合でも、家電機器1と通信アダプタ2との間のインターフェイスを変更する必要はない。
【0046】
また、本実施形態の家電機器1は、RFID無線部12に給電する家電機器電源部13と、RFID無線部12が通信アダプタ2との通信により通信アダプタ2を特定する信号(RF信号)を受信したときに、家電機器電源部13によるRFID無線部12への給電を開始させる家電機器制御部11とを備えている。
【0047】
これにより、家電機器制御部11は、上記信号の受信により、通信アダプタ2が設置されたことを認識することができる。したがって、家電機器制御部11は、通信アダプタ2が設置されたときのみ、家電機器電源部13によるRFID無線部12への給電を開始させることになる。つまり、通信アダプタ2が設置されたときのみ、家電機器電源部13からRFID無線部12の電源部16に給電され、そして、電源部16からRFID無線通信部14に給電される。
【0048】
したがって、RFID無線部12は、通信アダプタ2が通信可能に設置されたときのみ、通信アダプタ2との間でデータ通信を行うことが可能となり、それ以外の場合(通信アダプタ2が設置されていない場合)に、余計な電力が家電機器1にて消費されることがない。つまり、余分な通信に無駄な電力が費やされることがない。その結果、家電機器1にて低消費電力を実現することができるとともに、家電機器制御部11の負荷を軽減することができる。
【0049】
また、家電機器制御部11は、通信アダプタ2からRF信号を受信した後、RFID無線部12における通信アダプタ2からのデータ受信が所定時間(T1時間)無い場合には、家電機器電源部13によるRFID無線部12への給電を停止させる。ここで、データ受信が所定時間無い場合とは、例えば、家電機器1へのデータ送受信が完了していた場合や、通信アダプタ2がシステムから取り外された等の異常があった場合を想定することができる。上記いずれの場合であっても、家電機器1における無駄な消費電力を削減することができるとともに、家電機器制御部11の負荷を軽減することができる。
【0050】
つまり、通信アダプタ2が設置されたと家電機器制御部11が認識した後は、家電機器1と通信アダプタ2とは、定期的にRFID無線通信を行い、一定期間(T1時間)を超えてもデータ通信が無いかどうかで、通信異常等を検出することができる。したがって、通信異常時等の低消費電力および家電機器制御部11の負荷軽減を実現することができる。
【0051】
また、本実施形態の通信アダプタ2は、RFID無線通信部21が家電機器1に通信アダプタ2の設置を知らせる信号(RFID信号)を送信したときの家電機器1からの応答状態に基づいて、RFID無線通信部21と家電機器1との間の通信異常を判断するアダプタ制御部23と、アダプタ制御部23が通信異常と判断した場合に、その通信異常に対応する情報を表示する表示部26とを備えている。
【0052】
通信アダプタ2からの家電機器1へのRFID信号の送信に対して、家電機器1からの応答信号が一定期間無い場合には、例えば、家電機器1の電源が抜けている、家電機器1または通信アダプタ2のインターフェイス部(RFID無線通信部14・21)に異常がある等が考えられ、これらの場合には通信異常が発生していると考えられる。
【0053】
したがって、家電機器1からの応答状態に基づいて、アダプタ制御部23が通信異常を判断し、通信異常と判断した場合には、LEDを点滅表示させるなど、その通信異常に対応する情報を表示部26にて表示させることにより、通信異常がある旨を使用者に知らせることができ、修理等の迅速な対応を使用者に促すことができる。
【0054】
ここで、本実施形態では、アダプタ制御部23は、RFID無線通信部21に家電機器1への通信アダプタの設置を知らせる信号(RFID信号)の送信を行わせる処理と、その送信からの時間を計時する処理とを行い、計時開始から所定時間(T1時間)内に家電機器1からの応答が無い場合に、上記各処理を繰り返しながらその繰り返し数Nをカウントし、そのカウント数に基づいて、通信異常を判断している。具体的には、アダプタ制御部23は、繰り返し数Nが所定値N1に達した場合には、通信異常と判断している。これにより、通信異常か否かの判断を的確に行うことができる。
【0055】
なお、本実施形態では、上記各処理がN1回行われたときに、通信異常と判断するようにしているが、計時開始からの所定時間(T1時間)を長く設定することで通信異常を判断するようにしてもよい。これにより、カウンター無しでも通信異常を判断することができる。
【0056】
また、本実施形態では、家電機器1の動作フローにおけるT1時間と、通信アダプタ2の動作フローにおけるT2時間との関係を、T1>T2に設定している。つまり、家電機器1において、RFID無線部12が通信アダプタ2とデータの送受信を開始してからデータ受信が無いと家電機器制御部11が判断するまでに要する第1の所定時間T1と、通信アダプタ2において、RFID無線通信部21が家電機器1とデータの送受信を開始してから送信データが無いとアダプタ制御部23が判断するまでに要する第2の所定時間T2とは、T1>T2の関係に設定されている。
【0057】
これにより、家電機器1の家電機器制御部11が通信異常と判断するまでには必ず、通信アダプタ2から家電機器1に、RFID信号の送信を含めたデータ送信を行うことになる。つまり、通信アダプタ2から家電機器にデータ送信を行う前に、家電機器1側にて通信異常と判断されて、家電機器電源部13からのRFID無線部12への給電が停止されることがない。したがって、通常の通信時における家電機器1の不本意な動作を防止することができる。
【0058】
なお、図2の家電機器1の動作フローチャートでは、通信アダプタ2からのポーリング方式での通信を示したが、家電機器1から送信するイベント通知方式であっても構わない。この場合の動作フロー(図示せず)は、通信アダプタ2からの受信を待っている期間に家電機器1から送信を行い、一連のデータ送受信終了後は、タイマーTをリセット(T=0)して、タイマーカウントをスタートさせ、通信アダプタ2からの信号受信を待つことになる。
【0059】
なお、従来の技術の欄で説明した特許文献3のシステムは、家電機器等の端末側の無線タグが、端末とは別体の通信アダプタを介さずに、ホームネットワーク側の無線タグと直接通信する構成であり、家電機器とは別体の通信アダプタを介して家電機器とホームネットワークとが通信を行う本発明とは、その前提となる構成が異なるものである。また、特許文献3のシステムは、無線タグを、家電機器と通信アダプタとの間の通信のインターフェイス部として用いるものではない。さらに、家電機器から無線タグへの電源供給については、有線ジャックにより通信ケーブルが接続されたときに、家電機器から無線タグに電源が供給されるものであり、物理的な接続作業を必要とする点、通信アダプタの設置に関係なく給電されるものである点で、本発明の構成とは顕著に相違するものである。
【0060】
なお、以上では、ホームネットワーク型電気機器の一例として、家電機器1を挙げて説明したが、これに限定されるわけではない。例えば、事務機器(PC(パーソナルコンピュータ)、複写機、ファクシミリなど)や、防犯機器(監視カメラ、防犯センサなど)など、家庭で使用される電気機器であればどのような機器でも、本発明を適用することができる。この点は、以下の実施の形態でも同様である。
【0061】
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について、図4および図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、実施の形態1・2と同一の構成には同一の部材番号を付記し、その説明を省略する。
【0062】
図4は、本発明の他の実施の形態に係るホームネットワークシステム、および、そのシステムに用いられる家電機器1および通信アダプタ2の概略の構成を示している。本実施形態では、家電機器1は、実施の形態1の構成に加えて、RFID無線部12に、制御部17および記憶部18を備えている。RFID無線部12において、アンテナ15を除く各部、すなわち、RFID無線通信部14、電源部16、制御部17および記憶部18は、半導体集積回路チップ19上に形成されている。
【0063】
電源部16は、実施の形態1と同様に、アンテナ15を介して受信した無線電波を電源として、半導体集積回路チップ19上の各部を動作させることができる。なお、電源部16は、半導体集積回路チップ19とは別に構成されていても構わない。
【0064】
制御部17は、RFID無線部12の各部の動作を制御するものである。記憶部18は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリからなり、外部のRFID質問器(図示せず)との間でデータの送受信があった場合には、そのデータを記憶するようになっている。
【0065】
次に、本実施形態の家電機器1の動作について、図5に基づいて説明する。図5は、本実施形態の家電機器1の動作の流れを示すフローチャートである。実施の形態1との動作の違いは、本実施形態では、実施の形態1のS2の工程の後に、S2での判断結果に応じて、S2−1またはS2−2の工程を行う点である。以下、これらに関連する工程のみ説明する。
【0066】
まず、RFID無線部12のRFID無線通信部14は、アンテナ15を介して、通信アダプタ2から送信されるRF信号の検出を行い、RF信号を検出すると、その旨を制御部17に送信する(S1)。すると、制御部17は、受信したRF信号が特定の通信アダプタ2からの信号であるかどうか判断する(S2)。
【0067】
受信信号が特定の通信アダプタ2からの信号であると判断した場合は、制御部17は、通信アダプタ2がシステムに接続された旨を家電機器制御部11に通知する(S2−1)。すると、家電機器制御部11は、家電機器電源部13にRFID無線部12への給電を開始させる(S3)。つまり、家電機器制御部11は、家電機器電源部13からRFID無線部12の電源部16に給電させ、電源部16からRFID無線通信部14に給電させる。これにより、RFID無線通信部14と通信アダプタ2との間で、データ通信が行われる(S4)。以下、実施の形態1で説明した図2と全く同様の工程が行われる。
【0068】
一方、S2にて、受信信号が特定の通信アダプタ2からの信号で無い場合は、制御部17は、受信信号が外部のRFID質問器(図示せず)からの信号であるかどうか判断し、RFID質問器とのデータの送受信や記憶部18へのデータの記録等、通常のRFIDタグとしての動作を行う(S2−2)。その後は、S1以降の動作を繰り返す。なお、RFIDタグとしては、例えば特許文献4に記載の使用例を考えることができる。
【0069】
このように、本実施形態では、家電機器1のRFID無線部12は、通信アダプタ2との通信により通信アダプタ2を特定する信号(RF信号)を受信していない場合には、外部のRFID質問器との間でデータの送受信を行う無線タグ機能を有している。これにより、RFID無線部12は、通信アダプタ2とのRFID無線通信を行うためのインターフェイスとしての機能と、通常のRFIDタグとしての機能とを両方兼ねることができる。
【0070】
したがって、生産、物品流通、修理、リサイクル等のためにRFIDタグを家電機器1に設置する場合に、ホームネットワーク機能とRFIDタグ機能とを別々に構成する、つまり、ホームネットワーク用のRFID無線部とRFIDタグ機能をRFID無線部とを別々に構成する必要がなく、そのように別々に構成した場合に比べて、家電機器1を低コストで実現することができる。
【0071】
また、RFID無線部12は、不揮発性メモリ(記憶部18)を含む半導体集積回路チップ19を持ち、無線電波を電源として動作するので、無線タグとしての機能を十分に、かつ、確実に発揮することができる。
【0072】
なお、本実施形態では、制御部17と家電機器制御部11とを別々に構成しているが、例えば制御部17の機能を家電機器制御部11に持たせるなど、これら両者を一体的に構成してもよい。
【0073】
〔実施の形態3〕
本発明のさらに他の実施の形態について、図6および図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、実施の形態1・2と同一の構成には同一の部材番号を付記し、その説明を省略する。
【0074】
図6は、家電機器1としての冷蔵庫の外観構成を示す斜視図であり、図7は、家電機器1としての空気調和機の外観構成を示す斜視図である。本実施形態では、実施の形態1・2の家電機器1に、位置標示マーク20(位置標示部)を設けている。この位置標示マーク20は、家電機器1におけるRFID無線部12(特にアンテナ15)の設置位置を標示するものであり、例えば、シールや刻印などで構成される。
【0075】
このような位置標示マーク20は、家電機器1におけるRFID無線部12の位置に対応して、家電機器1の筐体外面に付されている。例えば、位置標示マーク20は、図6の冷蔵庫においては、RFID無線部12の位置に対応して、冷蔵庫の上面に設置されており、図7の空気調和機においては、RFID無線部12の位置に対応して、空気調和機の側面に設置されている。通信アダプタ2は、位置標示マーク20を目印として、例えば図7に示すように、位置標示マーク20の近傍に配置されることになる。
【0076】
本実施形態のように、家電機器1に位置標示マーク20を設置することにより、家電機器1に対して後から通信アダプタ2を設置する場合でも、位置標示マーク20の存在によって、使用者は家電機器1のRFID無線部12(アンテナ15)の位置をすぐに認識することができる。したがって、通信アダプタ2をRFID無線部12の近傍に迅速に設置して、ホームネットワークシステムを迅速に構築することができる。また、位置標示マーク20を目印として、家電機器1の近傍に通信アダプタ2を設置できるので、家電機器1と通信アダプタ2との間の近距離無線通信(RFID無線通信)を確実に実現することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、電気機器と通信アダプタとが別々に構成されているので、通信アダプタの変更等により、様々な通信プロトコル、伝送媒体のホームネットワークにも電気機器を容易に対応させることができる。
【0078】
しかも、電気機器および通信アダプタは、互いにRFID無線通信を行うので、これら両者を物理的に接続する必要がなくなる。したがって、例えば洗濯機のような、水回りで使用するために通信アダプタとの物理的な接続が困難な家電機器についても、防水対策を容易にかつ万全に図ることができ、安心してホームネットワークシステムを構築することができる。また、RFID無線通信は、低速で近距離の無線通信を行うものであるため、電気機器や通信アダプタのコストが著しく増大することはない。
【0079】
さらに、本発明のホームネットワークシステムは、RFID無線通信を行う電気機器を、通信アダプタを介してホームネットワークに接続してなるので、電気機器と通信アダプタとの物理的な接続が不要で、防水対策を万全に講じたホームネットワークシステムを実現することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るホームネットワークシステム、そのシステムを構成するホームネットワーク型電気機器としての家電機器および通信アダプタの概略の構成を示すブロック図である。
【図2】上記家電機器における動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】上記通信アダプタにおける動作の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態に係るホームネットワークシステム、そのシステムを構成するホームネットワーク型電気機器としての家電機器および通信アダプタの概略の構成を示すブロック図である。
【図5】上記家電機器における動作の流れを示すフローチャートである。
【図6】RFID無線部の設置位置を示す位置標示マークを設置した家電機器としての冷蔵庫の外観を示す斜視図である。
【図7】RFID無線部の設置位置を示す位置標示マークを設置した家電機器としての空気調和機の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 家電機器(ホームネットワーク型電気機器)
2 通信アダプタ
3 ホームネットワーク
11 家電機器制御部(機器制御部)
12 RFID無線通信部
13 家電機器電源部(機器電源部)
19 半導体集積回路チップ
20 位置標示マーク(位置標示部)
21 RFID無線通信部
23 アダプタ制御部
26 表示部

Claims (11)

  1. 別体の通信アダプタを介してネットワーク接続されるホームネットワーク型電気機器であって、
    上記通信アダプタとの間でRFID無線通信を行うRFID無線部を備えていることを特徴とするホームネットワーク型電気機器。
  2. 上記RFID無線部に給電する機器電源部と、
    上記RFID無線部が上記通信アダプタとの通信により上記通信アダプタを特定する信号を受信したときに、上記機器電源部による上記RFID無線部への給電を開始させる機器制御部とをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のホームネットワーク型電気機器。
  3. 上記機器制御部は、上記RFID無線部における上記通信アダプタからのデータ受信が所定時間無い場合には、上記機器電源部による上記RFID無線部への給電を停止させることを特徴とする請求項2に記載のホームネットワーク型電気機器。
  4. 上記RFID無線部は、上記通信アダプタとの通信により上記通信アダプタを特定する信号を受信していない場合には、外部のRFID質問器との間でデータの送受信を行う無線タグ機能を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のホームネットワーク型電気機器。
  5. 上記RFID無線部は、不揮発性メモリを含む半導体集積回路チップを持ち、無線電波を電源として動作することを特徴とする請求項4に記載のホームネットワーク型電気機器。
  6. 上記RFID無線部の設置位置を標示する位置標示部をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のホームネットワーク型電気機器。
  7. 別体の電気機器とホームネットワークとの間の通信を媒介する通信アダプタであって、
    上記電気機器との間でRFID無線通信を行うRFID無線通信部を備えていることを特徴とする通信アダプタ。
  8. 上記RFID無線通信部が上記電気機器に当該通信アダプタの設置を知らせる信号を送信したときの上記電気機器からの応答の状態に基づいて、上記RFID無線通信部と上記電気機器との間の通信異常を判断するアダプタ制御部と、
    上記アダプタ制御部が通信異常と判断した場合に、その通信異常に対応する情報を表示する表示部とをさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載の通信アダプタ。
  9. 上記アダプタ制御部は、上記RFID無線通信部に上記電気機器への上記信号の送信を行わせる処理と、その送信からの時間を計時する処理とを行い、計時開始から所定時間内に上記電気機器からの応答が無い場合に、上記各処理を繰り返しながらその繰り返し数をカウントし、そのカウント数に基づいて、通信異常を判断することを特徴とする請求項8に記載の通信アダプタ。
  10. 請求項1ないし6のいずれかに記載のホームネットワーク型電気機器と、
    請求項7ないし9のいずれかに記載の通信アダプタと、
    上記ホームネットワーク型電気機器と上記通信アダプタを介して通信可能に接続されるホームネットワークとからなることを特徴とするホームネットワークシステム。
  11. 上記ホームネットワーク型電気機器において、上記通信アダプタとデータの送受信を開始してからデータ受信が無いと判断するまでに要する第1の所定時間T1と、
    上記通信アダプタにおいて、上記ホームネットワーク型電気機器とデータの送受信を開始してから送信データが無いと判断するまでに要する第2の所定時間T2とは、
    T1>T2
    の関係に設定されていることを特徴とする請求項10に記載のホームネットワークシステム。
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