JP2004228762A - 試験装置、移動端末装置及び試験方法 - Google Patents
試験装置、移動端末装置及び試験方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004228762A JP2004228762A JP2003012312A JP2003012312A JP2004228762A JP 2004228762 A JP2004228762 A JP 2004228762A JP 2003012312 A JP2003012312 A JP 2003012312A JP 2003012312 A JP2003012312 A JP 2003012312A JP 2004228762 A JP2004228762 A JP 2004228762A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile terminal
- signal
- test
- terminal device
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W24/00—Supervisory, monitoring or testing arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W24/00—Supervisory, monitoring or testing arrangements
- H04W24/06—Testing, supervising or monitoring using simulated traffic
Abstract
【課題】無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うこと。
【解決手段】試験装置１００は、試験項目を判断し、無線送信特性試験を行う場合には、移動端末装置１５０との間でレイヤ３信号を伝送してＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続を実現し、被測定用信号を伝送する。被測定用信号の伝送の際、移動端末ＲＬＣ制御部１０９は、ＲＬＣ部１５２にシグナリング信号の送信停止を通知し、ＲＬＣ部１５２は、この通知に基づいてシグナリング信号の送信を停止し、被測定用信号のみを送信する。
【選択図】 図１
【解決手段】試験装置１００は、試験項目を判断し、無線送信特性試験を行う場合には、移動端末装置１５０との間でレイヤ３信号を伝送してＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続を実現し、被測定用信号を伝送する。被測定用信号の伝送の際、移動端末ＲＬＣ制御部１０９は、ＲＬＣ部１５２にシグナリング信号の送信停止を通知し、ＲＬＣ部１５２は、この通知に基づいてシグナリング信号の送信を停止し、被測定用信号のみを送信する。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置に対する無線送信特性試験及び無線機能試験を行う試験装置、移動端末装置及び試験方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置は、シグナリング信号を送受信する機能と、ユーザ情報を送受信する機能を有し、送信電力はその２種類の信号の有無により決定される。
【０００３】
この移動端末装置に対するレイヤ１の無線送信特性試験では、試験装置が移動端末装置に被測定用信号をユーザ情報として送信し、移動端末装置がループバック機能を用いて試験装置に被測定用信号をユーザ情報として折り返し送信する。
【０００４】
この無線送信特性試験では、送信電力が一定であることが望ましい。ところが、シグナリング信号は間欠的に送信されるため、送信電力を一定にするための何らかの対策が必要となる。
【０００５】
従来の試験方法では、通信端末装置が、シグナリング信号が送信されない期間において付加信号を送信（以下、「ダミー送信」という）することにより上りの送信電力を一定にしている。
【０００６】
【特許文献１】
特開２０００−２２７８０号公報
【特許文献２】
特開２０００−２５８５６３号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダミー送信を行うことは無線送信特性試験以外では不要な機能であり、従来の試験方法ではこの無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなければならないという問題がある。
【０００８】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うことができる試験装置、移動端末装置及び試験方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の試験装置は、移動端末装置の無線送信特性試験を行うための被測定用信号を生成して前記移動端末装置に送信する被測定用信号生成手段と、前記移動端末装置にて折り返し送信され、受信した前記被測定用信号に基づいて無線特性評価を行う被測定用信号判定手段と、前記移動端末装置との間で前記被測定用信号を送受する際に前記移動端末装置からＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する制御を行う制御手段とを具備する構成を採る。
【００１０】
本発明の試験装置における制御手段は、無線インターフェースを介して無線接続により移動端末装置のＲＬＣ機能を制御する構成を採る。
【００１１】
本発明の試験装置における制御手段は、外部インターフェースを介して有線接続により移動端末装置のＲＬＣ機能を制御する構成を採る。
【００１２】
本発明の移動端末装置は、上記いずれかの試験装置と接続し、無線送信特性試験を行うための被測定用信号を前記試験装置に送信する際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する構成を採る。
【００１３】
本発明の移動端末装置は、試験装置から送信された信号を受信して折り返し送信する手段と、無線送信特性試験を行う際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する制御手段と、を具備する構成を採る。
【００１４】
本発明の移動端末装置における制御手段は、外部装置からの指示に従ってＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する構成を採る。
【００１５】
本発明の移動端末装置は、使用者の操作による指示を制御手段に伝達する操作手段を具備し、制御手段は、前記操作手段からの指示に従ってＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する構成を採る。
【００１６】
これらの構成により、無線送信特性試験を行う際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止することができるので、無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うことができる。
【００１７】
本発明の試験方法は、ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置の試験方法であって、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、無線送信特性試験を行う工程とを具備する方法を採る。
【００１８】
本発明の試験方法は、ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置とこの移動端末装置と接続する試験装置とにおいて、レイヤ３信号を送受してＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続を実現する工程と、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、被測定用信号を送受して無線送信特性試験を行う工程とを具備する方法を採る。
【００１９】
本発明の試験方法は、ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置とこの移動端末装置と接続する試験装置とにおいて、ＣＤＭＡ無線インターフェースの設定を行う工程と、被測定用信号を送受するためのレイヤ１、レイヤ２の条件設定を行う工程と、折り返し処理を実行するための条件設定を行う工程と、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、前記試験装置によって前記移動端末装置の無線送信特性試験を行う工程と、前記折り返し処理の解放を行う工程と、ＣＤＭＡ無線インターフェースの解放を行う工程とを具備する方法を採る。
【００２０】
これらの方法により、無線送信特性試験を行う際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止することができるので、無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うことができる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
本発明の発明者は、無線送信特性試験においてシグナリング信号が不要である点に着目し、本発明をするに至った。すなわち、本発明の骨子は、試験の種類を判断し、無線送信特性試験の際に、移動端末装置からのシグナリング信号の送信を停止させる制御を試験装置に実施させることである。
【００２２】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【００２３】
（実施の形態）
図１は、本発明の一実施の形態に係る試験装置及び移動端末装置の構成を示すブロック図である。
【００２４】
図１の試験装置１００は、プロトコル処理部１０１と、ＲＬＣ（Ｒａｄｉｏ Ｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ）部１０２と、ＭＡＣ（Ｍｅｄｉａ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ）部１０３と、レイヤ１送信部１０４と、レイヤ１受信部１０５と、被測定用信号生成部１０６と、ＰＤＣＰ（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｃｏｎｖｅｒｇｅｎｃｅ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）部１０７と、被測定用信号判定部１０８と、移動端末ＲＬＣ制御部１０９と、これらの制御を行う制御部１１０とから主に構成されている。
【００２５】
図１の移動端末装置１５０は、プロトコル処理部１５１と、ＲＬＣ部１５２と、ＭＡＣ部１５３と、レイヤ１送信部１５４と、レイヤ１受信部１５５と、折り返し部１５６と、ＰＤＣＰ部１５７と、外部インターフェース１５８と、これらの制御を行う制御部１５９とから主に構成されている。
【００２６】
図１の送信電力測定装置２００は、移動通信端末装置から送信された信号の電力を測定し、無線送信特性評価を行う。
【００２７】
試験を開始する際には、試験項目を指示する信号が外部から試験装置１００の制御部１１０に入力される。
【００２８】
試験項目が無線送信特性試験である場合、試験装置１００は、移動端末装置１５０と、レイヤ３信号を伝送してＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続を実現し、被測定用信号を伝送する。
【００２９】
まず、試験装置１００のプロトコル処理部１０１と移動端末装置１５０のプロトコル処理部１５１との間でレイヤ３信号が伝送される。
【００３０】
具体的には、プロトコル処理部１０１にて生成されたレイヤ３信号が、ＲＬＣ部１０２、ＭＡＣ部１０３、レイヤ１送信部１０４を経てＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信され、レイヤ１受信部１５５、ＭＡＣ部１５３、ＲＬＣ部１５２を経てプロトコル処理部１５１に受信される。また、プロトコル処理部１５１にて生成されたレイヤ３信号が、ＲＬＣ部１５２、ＭＡＣ部１５３、レイヤ１送信部１５４を経てＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信され、レイヤ１受信部１０５、ＭＡＣ部１０３、ＲＬＣ部１０２を経てプロトコル処理部１０１に受信される。
【００３１】
このレイヤ３信号の伝送の際、移動端末ＲＬＣ制御部１０９は、ＲＬＣ部１５２に対してＲＬＣ機能の１つであるＳＴＡＴＵＳ＿ＰＤＵ（シグナリング信号）の周期的な自律送信の停止を通知する。
【００３２】
このプロトコル処理部１０１とプロトコル処理部１５１との間でレイヤ３信号を伝送することにより、ＣＤＭＡ無線インターフェースの設定（レイヤ１に関する通信内容や通信速度等の調整）が行われる。
【００３３】
次に、試験装置１００の被測定用信号生成部１０６、被測定用信号判定部１０８と移動端末装置１５０の折り返し部１５６との間で、無線送信特性試験のための被測定用信号が伝送される。その際、送信電力測定装置２００は、試験装置１００の制御部１１０から試験条件が整った旨の通知を受け、測定を開始する。
【００３４】
具体的には、被測定用信号生成部１０６にて生成された被測定用信号が、ＰＤＣＰ部１０７、ＲＬＣ部１０２、ＭＡＣ部１０３、レイヤ１送信部１０４を経てＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信され、レイヤ１受信部１５５、ＭＡＣ部１５３、ＲＬＣ部１５２、ＰＤＣＰ部１５７を経て折り返し部１５６に受信される。そして、折り返し部１５６に受信された被測定用信号が、ループバック機能により、予め規定されている所定の折り返し規則に従って折り返し送信される（以下、この折り返し部１５６における処理を「折り返し処理」という）。折り返し部１５６から送信された被測定用信号は、ＰＤＣＰ部１５７、ＲＬＣ部１５２、ＭＡＣ部１５３、レイヤ１送信部１５４を経てＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信され、レイヤ１受信部１０５、ＭＡＣ部１０３、ＲＬＣ部１０２、ＰＤＣＰ部１０７を経て被測定用信号判定部１０８に受信される。被測定用信号判定部１０８は、受信した被測定用信号に基づいて無線特性評価を行う。また、レイヤ１送信部１５４からＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信された被測定用信号は、送信電力測定装置２００に受信される。送信電力測定装置２００は、受信した被測定用信号に基づいて無線送信特性評価を行う。
【００３５】
ここで、折り返し処理の際、ＲＬＣ部１５２は、移動端末ＲＬＣ制御部１０９からの通知に基づいてシグナリング信号の送信を停止し、被測定用信号のみを送信する。この結果、上りの送信電力は一定となる。
【００３６】
ＲＬＣ部１５２にシグナリング信号の送信停止を通知する方法として、（１）移動端末ＲＬＣ制御部１０９からプロトコル処理部１０１、ＲＬＣ部１０２、ＭＡＣ部１０３、レイヤ１送信部１０４、レイヤ１受信部１５５、ＭＡＣ部１５３、ＲＬＣ部１５２を介してプロトコル処理部１５１に制御信号を送信し、プロトコル処理部１５１がＲＬＣ部１５２に通知する方法、（２）移動端末ＲＬＣ制御部１０９から外部インターフェース１５８を介して制御部１５９に制御信号を送信し、制御部１５９がＲＬＣ部１５２に通知する方法等が考えられる。
【００３７】
なお、試験開始前に予めＲＬＣ部１５２におけるシグナリング信号の送信を停止してもよい。この場合には、図２に示すように、（３）外部制御装置３００と移動端末装置１５０とを接続し、外部制御装置から外部インターフェース１５８を介して制御部１５９に制御信号を送信し、制御部１５９がＲＬＣ部１５２に通知する方法、（４）使用者の操作による指示を制御部１５９に伝達する操作部１６０を移動端末装置１５０に設け、操作部１６０から制御部１５９に制御信号を送信し、制御部１５９がＲＬＣ部１５２に通知する方法等が考えられる。
【００３８】
このように、本実施の形態では、試験項目を判定し、無線送信特性試験の際には移動端末装置１５０のＲＬＣ部１５２におけるシグナリング信号の送信を停止させ、上りの送信電力を一定にする。
【００３９】
なお、試験最中に、制御部１１０及び制御部１５９は、装置内の各部の制御を行う。
【００４０】
次に、本実施の形態に係る試験装置が行う移動端末装置の無線送信特性試験のための通信手順を、図３のシーケンス図を用いて説明する。
【００４１】
まず、ステップ０で、試験装置が試験項目の通知を受け、無線送信特性試験が選択されたことを判断する。ステップ１で、試験装置が移動端末装置に試験開始を示す着信の信号を送信し、ステップ２で、移動端末装置がこの信号を受信すると試験装置にＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続開始を要求する信号を送信する。そして、ステップ３で、試験装置が移動端末装置にＣＤＭＡ無線インターフェースの設定を要求する信号を送信し、ステップ４で、移動端末装置がこの信号に基づいて設定を行い試験装置にＣＤＭＡ無線インターフェースの設定完了を報告する信号を送信する。そして、ステップ５でステップ１における着信に対する応答信号を送信する。
【００４２】
このステップ３において、移動端末装置からのＳＴＡＴＵＳ＿ＰＤＵ（シグナリング信号）の周期的な自律送信の停止を設定することが本願発明の特徴である。
【００４３】
次に、ステップ６で、試験装置が移動端末装置に試験用のモードとして不要なレイヤ３信号の排除を要求する信号を送信し、ステップ７で、移動端末装置がこの信号に基づいてレイヤ３信号の排除を行い試験装置に排除完了を報告する信号を送信する。
【００４４】
次に、ステップ８で、試験装置が移動端末装置に被測定用信号を伝送するためのレイヤ１、レイヤ２の条件設定を要求する信号を送信し、ステップ９で、移動端末装置がこの信号に基づいてレイヤ１、レイヤ２の条件の設定を行い試験装置に設定完了を報告する信号を送信する。
【００４５】
次に、ステップ１０で、試験装置が移動端末装置の折り返し部１５６に折り返し処理を実行するための条件設定を要求する信号を送信し、ステップ１１で、移動端末装置がこの信号に基づいて折り返し処理の条件の設定を行い試験装置に設定完了を報告する信号を送信する。
【００４６】
その後、試験装置によって移動端末装置の無線送信特性試験が行われる。その際、折り返し処理においてシグナリング信号の送信が停止されているので、上りの送信電力は一定となる。
【００４７】
試験終了後、ステップ１２で、試験装置が移動端末装置の折り返し部１５６に折り返し処理の解放を要求する信号を送信し、ステップ１３で、移動端末装置がこの信号に基づいて折り返し処理の解放を行い試験装置に解放完了を報告する信号を送信する。
【００４８】
最後に、ステップ１４で、試験装置が移動端末装置にＣＤＭＡ無線インターフェースの解放を要求する信号を送信し、ステップ１５で、移動端末装置がこの信号に基づいてＣＤＭＡ無線インターフェースの解放を行い試験装置に解放完了を報告する信号を送信する。
【００４９】
以上の通信手順により、本実施の形態に係る試験装置が行う移動端末装置の無線送信特性試験が完了する。
【００５０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、試験項目が無線送信特性試験の場合、移動端末装置のシグナリング信号の送信を停止させることができるので、無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る試験装置及び移動端末装置の構成を示すブロック図
【図２】上記実施の形態に係る試験装置及び移動端末装置の他の構成を示すブロック図
【図３】上記実施の形態に係る試験装置が行う移動端末装置の無線送信特性試験のための通信手順を示すシーケンス図
【符号の説明】
１００ 試験装置
１０１、１５１ プロトコル処理部
１０２、１５２ ＲＬＣ部
１０３、１５３ ＭＡＣ部
１０４、１５４ レイヤ１送信部
１０５、１５５ レイヤ１受信部
１０６ 被測定用信号生成部
１０７、１５７ ＰＤＣＰ部
１０８ 被測定用信号判定部
１０９ 移動端末ＲＬＣ制御部
１１０、１５９ 制御部
１５０ 移動端末装置
１５６ 折り返し部
１５８ 外部インターフェース
１６０ 操作部
２００ 送信電力測定装置
３００ 外部制御装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置に対する無線送信特性試験及び無線機能試験を行う試験装置、移動端末装置及び試験方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置は、シグナリング信号を送受信する機能と、ユーザ情報を送受信する機能を有し、送信電力はその２種類の信号の有無により決定される。
【０００３】
この移動端末装置に対するレイヤ１の無線送信特性試験では、試験装置が移動端末装置に被測定用信号をユーザ情報として送信し、移動端末装置がループバック機能を用いて試験装置に被測定用信号をユーザ情報として折り返し送信する。
【０００４】
この無線送信特性試験では、送信電力が一定であることが望ましい。ところが、シグナリング信号は間欠的に送信されるため、送信電力を一定にするための何らかの対策が必要となる。
【０００５】
従来の試験方法では、通信端末装置が、シグナリング信号が送信されない期間において付加信号を送信（以下、「ダミー送信」という）することにより上りの送信電力を一定にしている。
【０００６】
【特許文献１】
特開２０００−２２７８０号公報
【特許文献２】
特開２０００−２５８５６３号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダミー送信を行うことは無線送信特性試験以外では不要な機能であり、従来の試験方法ではこの無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなければならないという問題がある。
【０００８】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うことができる試験装置、移動端末装置及び試験方法を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明の試験装置は、移動端末装置の無線送信特性試験を行うための被測定用信号を生成して前記移動端末装置に送信する被測定用信号生成手段と、前記移動端末装置にて折り返し送信され、受信した前記被測定用信号に基づいて無線特性評価を行う被測定用信号判定手段と、前記移動端末装置との間で前記被測定用信号を送受する際に前記移動端末装置からＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する制御を行う制御手段とを具備する構成を採る。
【００１０】
本発明の試験装置における制御手段は、無線インターフェースを介して無線接続により移動端末装置のＲＬＣ機能を制御する構成を採る。
【００１１】
本発明の試験装置における制御手段は、外部インターフェースを介して有線接続により移動端末装置のＲＬＣ機能を制御する構成を採る。
【００１２】
本発明の移動端末装置は、上記いずれかの試験装置と接続し、無線送信特性試験を行うための被測定用信号を前記試験装置に送信する際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する構成を採る。
【００１３】
本発明の移動端末装置は、試験装置から送信された信号を受信して折り返し送信する手段と、無線送信特性試験を行う際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する制御手段と、を具備する構成を採る。
【００１４】
本発明の移動端末装置における制御手段は、外部装置からの指示に従ってＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する構成を採る。
【００１５】
本発明の移動端末装置は、使用者の操作による指示を制御手段に伝達する操作手段を具備し、制御手段は、前記操作手段からの指示に従ってＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する構成を採る。
【００１６】
これらの構成により、無線送信特性試験を行う際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止することができるので、無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うことができる。
【００１７】
本発明の試験方法は、ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置の試験方法であって、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、無線送信特性試験を行う工程とを具備する方法を採る。
【００１８】
本発明の試験方法は、ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置とこの移動端末装置と接続する試験装置とにおいて、レイヤ３信号を送受してＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続を実現する工程と、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、被測定用信号を送受して無線送信特性試験を行う工程とを具備する方法を採る。
【００１９】
本発明の試験方法は、ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置とこの移動端末装置と接続する試験装置とにおいて、ＣＤＭＡ無線インターフェースの設定を行う工程と、被測定用信号を送受するためのレイヤ１、レイヤ２の条件設定を行う工程と、折り返し処理を実行するための条件設定を行う工程と、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、前記試験装置によって前記移動端末装置の無線送信特性試験を行う工程と、前記折り返し処理の解放を行う工程と、ＣＤＭＡ無線インターフェースの解放を行う工程とを具備する方法を採る。
【００２０】
これらの方法により、無線送信特性試験を行う際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止することができるので、無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うことができる。
【００２１】
【発明の実施の形態】
本発明の発明者は、無線送信特性試験においてシグナリング信号が不要である点に着目し、本発明をするに至った。すなわち、本発明の骨子は、試験の種類を判断し、無線送信特性試験の際に、移動端末装置からのシグナリング信号の送信を停止させる制御を試験装置に実施させることである。
【００２２】
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【００２３】
（実施の形態）
図１は、本発明の一実施の形態に係る試験装置及び移動端末装置の構成を示すブロック図である。
【００２４】
図１の試験装置１００は、プロトコル処理部１０１と、ＲＬＣ（Ｒａｄｉｏ Ｌｉｎｋ Ｃｏｎｔｒｏｌ）部１０２と、ＭＡＣ（Ｍｅｄｉａ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ）部１０３と、レイヤ１送信部１０４と、レイヤ１受信部１０５と、被測定用信号生成部１０６と、ＰＤＣＰ（Ｐａｃｋｅｔ Ｄａｔａ Ｃｏｎｖｅｒｇｅｎｃｅ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）部１０７と、被測定用信号判定部１０８と、移動端末ＲＬＣ制御部１０９と、これらの制御を行う制御部１１０とから主に構成されている。
【００２５】
図１の移動端末装置１５０は、プロトコル処理部１５１と、ＲＬＣ部１５２と、ＭＡＣ部１５３と、レイヤ１送信部１５４と、レイヤ１受信部１５５と、折り返し部１５６と、ＰＤＣＰ部１５７と、外部インターフェース１５８と、これらの制御を行う制御部１５９とから主に構成されている。
【００２６】
図１の送信電力測定装置２００は、移動通信端末装置から送信された信号の電力を測定し、無線送信特性評価を行う。
【００２７】
試験を開始する際には、試験項目を指示する信号が外部から試験装置１００の制御部１１０に入力される。
【００２８】
試験項目が無線送信特性試験である場合、試験装置１００は、移動端末装置１５０と、レイヤ３信号を伝送してＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続を実現し、被測定用信号を伝送する。
【００２９】
まず、試験装置１００のプロトコル処理部１０１と移動端末装置１５０のプロトコル処理部１５１との間でレイヤ３信号が伝送される。
【００３０】
具体的には、プロトコル処理部１０１にて生成されたレイヤ３信号が、ＲＬＣ部１０２、ＭＡＣ部１０３、レイヤ１送信部１０４を経てＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信され、レイヤ１受信部１５５、ＭＡＣ部１５３、ＲＬＣ部１５２を経てプロトコル処理部１５１に受信される。また、プロトコル処理部１５１にて生成されたレイヤ３信号が、ＲＬＣ部１５２、ＭＡＣ部１５３、レイヤ１送信部１５４を経てＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信され、レイヤ１受信部１０５、ＭＡＣ部１０３、ＲＬＣ部１０２を経てプロトコル処理部１０１に受信される。
【００３１】
このレイヤ３信号の伝送の際、移動端末ＲＬＣ制御部１０９は、ＲＬＣ部１５２に対してＲＬＣ機能の１つであるＳＴＡＴＵＳ＿ＰＤＵ（シグナリング信号）の周期的な自律送信の停止を通知する。
【００３２】
このプロトコル処理部１０１とプロトコル処理部１５１との間でレイヤ３信号を伝送することにより、ＣＤＭＡ無線インターフェースの設定（レイヤ１に関する通信内容や通信速度等の調整）が行われる。
【００３３】
次に、試験装置１００の被測定用信号生成部１０６、被測定用信号判定部１０８と移動端末装置１５０の折り返し部１５６との間で、無線送信特性試験のための被測定用信号が伝送される。その際、送信電力測定装置２００は、試験装置１００の制御部１１０から試験条件が整った旨の通知を受け、測定を開始する。
【００３４】
具体的には、被測定用信号生成部１０６にて生成された被測定用信号が、ＰＤＣＰ部１０７、ＲＬＣ部１０２、ＭＡＣ部１０３、レイヤ１送信部１０４を経てＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信され、レイヤ１受信部１５５、ＭＡＣ部１５３、ＲＬＣ部１５２、ＰＤＣＰ部１５７を経て折り返し部１５６に受信される。そして、折り返し部１５６に受信された被測定用信号が、ループバック機能により、予め規定されている所定の折り返し規則に従って折り返し送信される（以下、この折り返し部１５６における処理を「折り返し処理」という）。折り返し部１５６から送信された被測定用信号は、ＰＤＣＰ部１５７、ＲＬＣ部１５２、ＭＡＣ部１５３、レイヤ１送信部１５４を経てＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信され、レイヤ１受信部１０５、ＭＡＣ部１０３、ＲＬＣ部１０２、ＰＤＣＰ部１０７を経て被測定用信号判定部１０８に受信される。被測定用信号判定部１０８は、受信した被測定用信号に基づいて無線特性評価を行う。また、レイヤ１送信部１５４からＣＤＭＡ無線インターフェース上に送信された被測定用信号は、送信電力測定装置２００に受信される。送信電力測定装置２００は、受信した被測定用信号に基づいて無線送信特性評価を行う。
【００３５】
ここで、折り返し処理の際、ＲＬＣ部１５２は、移動端末ＲＬＣ制御部１０９からの通知に基づいてシグナリング信号の送信を停止し、被測定用信号のみを送信する。この結果、上りの送信電力は一定となる。
【００３６】
ＲＬＣ部１５２にシグナリング信号の送信停止を通知する方法として、（１）移動端末ＲＬＣ制御部１０９からプロトコル処理部１０１、ＲＬＣ部１０２、ＭＡＣ部１０３、レイヤ１送信部１０４、レイヤ１受信部１５５、ＭＡＣ部１５３、ＲＬＣ部１５２を介してプロトコル処理部１５１に制御信号を送信し、プロトコル処理部１５１がＲＬＣ部１５２に通知する方法、（２）移動端末ＲＬＣ制御部１０９から外部インターフェース１５８を介して制御部１５９に制御信号を送信し、制御部１５９がＲＬＣ部１５２に通知する方法等が考えられる。
【００３７】
なお、試験開始前に予めＲＬＣ部１５２におけるシグナリング信号の送信を停止してもよい。この場合には、図２に示すように、（３）外部制御装置３００と移動端末装置１５０とを接続し、外部制御装置から外部インターフェース１５８を介して制御部１５９に制御信号を送信し、制御部１５９がＲＬＣ部１５２に通知する方法、（４）使用者の操作による指示を制御部１５９に伝達する操作部１６０を移動端末装置１５０に設け、操作部１６０から制御部１５９に制御信号を送信し、制御部１５９がＲＬＣ部１５２に通知する方法等が考えられる。
【００３８】
このように、本実施の形態では、試験項目を判定し、無線送信特性試験の際には移動端末装置１５０のＲＬＣ部１５２におけるシグナリング信号の送信を停止させ、上りの送信電力を一定にする。
【００３９】
なお、試験最中に、制御部１１０及び制御部１５９は、装置内の各部の制御を行う。
【００４０】
次に、本実施の形態に係る試験装置が行う移動端末装置の無線送信特性試験のための通信手順を、図３のシーケンス図を用いて説明する。
【００４１】
まず、ステップ０で、試験装置が試験項目の通知を受け、無線送信特性試験が選択されたことを判断する。ステップ１で、試験装置が移動端末装置に試験開始を示す着信の信号を送信し、ステップ２で、移動端末装置がこの信号を受信すると試験装置にＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続開始を要求する信号を送信する。そして、ステップ３で、試験装置が移動端末装置にＣＤＭＡ無線インターフェースの設定を要求する信号を送信し、ステップ４で、移動端末装置がこの信号に基づいて設定を行い試験装置にＣＤＭＡ無線インターフェースの設定完了を報告する信号を送信する。そして、ステップ５でステップ１における着信に対する応答信号を送信する。
【００４２】
このステップ３において、移動端末装置からのＳＴＡＴＵＳ＿ＰＤＵ（シグナリング信号）の周期的な自律送信の停止を設定することが本願発明の特徴である。
【００４３】
次に、ステップ６で、試験装置が移動端末装置に試験用のモードとして不要なレイヤ３信号の排除を要求する信号を送信し、ステップ７で、移動端末装置がこの信号に基づいてレイヤ３信号の排除を行い試験装置に排除完了を報告する信号を送信する。
【００４４】
次に、ステップ８で、試験装置が移動端末装置に被測定用信号を伝送するためのレイヤ１、レイヤ２の条件設定を要求する信号を送信し、ステップ９で、移動端末装置がこの信号に基づいてレイヤ１、レイヤ２の条件の設定を行い試験装置に設定完了を報告する信号を送信する。
【００４５】
次に、ステップ１０で、試験装置が移動端末装置の折り返し部１５６に折り返し処理を実行するための条件設定を要求する信号を送信し、ステップ１１で、移動端末装置がこの信号に基づいて折り返し処理の条件の設定を行い試験装置に設定完了を報告する信号を送信する。
【００４６】
その後、試験装置によって移動端末装置の無線送信特性試験が行われる。その際、折り返し処理においてシグナリング信号の送信が停止されているので、上りの送信電力は一定となる。
【００４７】
試験終了後、ステップ１２で、試験装置が移動端末装置の折り返し部１５６に折り返し処理の解放を要求する信号を送信し、ステップ１３で、移動端末装置がこの信号に基づいて折り返し処理の解放を行い試験装置に解放完了を報告する信号を送信する。
【００４８】
最後に、ステップ１４で、試験装置が移動端末装置にＣＤＭＡ無線インターフェースの解放を要求する信号を送信し、ステップ１５で、移動端末装置がこの信号に基づいてＣＤＭＡ無線インターフェースの解放を行い試験装置に解放完了を報告する信号を送信する。
【００４９】
以上の通信手順により、本実施の形態に係る試験装置が行う移動端末装置の無線送信特性試験が完了する。
【００５０】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、試験項目が無線送信特性試験の場合、移動端末装置のシグナリング信号の送信を停止させることができるので、無線送信特性試験のためだけに必要な機能を移動端末装置に実装しなくても一定の送信電力で無線送信特性試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る試験装置及び移動端末装置の構成を示すブロック図
【図２】上記実施の形態に係る試験装置及び移動端末装置の他の構成を示すブロック図
【図３】上記実施の形態に係る試験装置が行う移動端末装置の無線送信特性試験のための通信手順を示すシーケンス図
【符号の説明】
１００ 試験装置
１０１、１５１ プロトコル処理部
１０２、１５２ ＲＬＣ部
１０３、１５３ ＭＡＣ部
１０４、１５４ レイヤ１送信部
１０５、１５５ レイヤ１受信部
１０６ 被測定用信号生成部
１０７、１５７ ＰＤＣＰ部
１０８ 被測定用信号判定部
１０９ 移動端末ＲＬＣ制御部
１１０、１５９ 制御部
１５０ 移動端末装置
１５６ 折り返し部
１５８ 外部インターフェース
１６０ 操作部
２００ 送信電力測定装置
３００ 外部制御装置
Claims (10)
- 移動端末装置の無線送信特性試験を行うための被測定用信号を生成して前記移動端末装置に送信する被測定用信号生成手段と、前記移動端末装置にて折り返し送信され、受信した前記被測定用信号に基づいて無線特性評価を行う被測定用信号判定手段と、前記移動端末装置との間で前記被測定用信号を送受する際に前記移動端末装置からＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する制御を行う制御手段とを具備することを特徴とする試験装置。
- 制御手段は、無線インターフェースを介して無線接続により移動端末装置のＲＬＣ機能を制御することを特徴とする請求項１記載の試験装置。
- 制御手段は、外部インターフェースを介して有線接続により移動端末装置のＲＬＣ機能を制御することを特徴とする請求項１記載の試験装置。
- 請求項１から請求項３のいずれかに記載の試験装置と接続し、無線送信特性試験を行うための被測定用信号を前記試験装置に送信する際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止することを特徴とする移動端末装置。
- 試験装置から送信された信号を受信して折り返し送信する手段と、無線送信特性試験を行う際にＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する制御手段と、を具備することを特徴とする移動端末装置。
- 制御手段は、外部装置からの指示に従ってＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止することを特徴とする請求項５記載の移動端末装置。
- 使用者の操作による指示を制御手段に伝達する操作手段を具備し、制御手段は、前記操作手段からの指示に従ってＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止することを特徴とする請求項５記載の移動端末装置。
- ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置の試験方法であって、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、無線送信特性試験を行う工程とを具備することを特徴とする試験方法。
- ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置とこの移動端末装置と接続する試験装置とにおいて、レイヤ３信号を送受してＣＤＭＡ無線インターフェースによる無線接続を実現する工程と、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、被測定用信号を送受して無線送信特性試験を行う工程とを具備することを特徴とする試験方法。
- ＣＤＭＡ移動通信システムの移動端末装置とこの移動端末装置と接続する試験装置とにおいて、ＣＤＭＡ無線インターフェースの設定を行う工程と、被測定用信号を送受するためのレイヤ１、レイヤ２の条件設定を行う工程と、折り返し処理を実行するための条件設定を行う工程と、前記移動端末装置のＲＬＣ機能により間欠送信される信号の送信を停止する工程と、前記試験装置によって前記移動端末装置の無線送信特性試験を行う工程と、前記折り返し処理の解放を行う工程と、ＣＤＭＡ無線インターフェースの解放を行う工程とを具備することを特徴とする試験方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003012312A JP2004228762A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 試験装置、移動端末装置及び試験方法 |
| US10/612,289 US7162206B2 (en) | 2003-01-21 | 2003-07-03 | Test apparatus, mobile terminal apparatus, test method |
| CN2006100732630A CN1964243B (zh) | 2003-01-21 | 2003-10-29 | 无线终端装置、测试装置和无线传输特性测试方法 |
| CNB2003101026918A CN100502273C (zh) | 2003-01-21 | 2003-10-29 | 测试装置、移动终端装置和测试方法 |
| KR1020040002903A KR20040067911A (ko) | 2003-01-21 | 2004-01-15 | 시험 장치, 이동 단말 장치 및 시험 방법 |
| EP20040000733 EP1441554B1 (en) | 2003-01-21 | 2004-01-15 | Test apparatus, mobile terminal apparatus and test method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003012312A JP2004228762A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 試験装置、移動端末装置及び試験方法 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003298005A Division JP3561520B2 (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 無線端末装置の無線送信特性試験方法 |
| JP2003298006A Division JP3614847B2 (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 無線端末装置及び試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004228762A true JP2004228762A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32588615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003012312A Pending JP2004228762A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | 試験装置、移動端末装置及び試験方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7162206B2 (ja) |
| EP (1) | EP1441554B1 (ja) |
| JP (1) | JP2004228762A (ja) |
| KR (1) | KR20040067911A (ja) |
| CN (2) | CN100502273C (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0315931D0 (en) * | 2003-07-08 | 2003-08-13 | Koninkl Philips Electronics Nv | Radio device testing system |
| US7693266B1 (en) * | 2004-12-22 | 2010-04-06 | Sprint Communications Company L.P. | Method and system for measuring acoustic quality of wireless customer premises equipment |
| CN1787411B (zh) * | 2005-11-02 | 2011-10-12 | 海信集团有限公司 | 移动通信网络中移动终端的多径衰落测试系统及其测试方法 |
| US20070167155A1 (en) * | 2006-01-19 | 2007-07-19 | Yokogawa Electric Corporation | Tester and test system for wireless device |
| US8538413B2 (en) * | 2006-03-02 | 2013-09-17 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Network layer test module for testing control channels and unidirectional radio bearers |
| US7697928B2 (en) * | 2006-08-31 | 2010-04-13 | Freescale Semiconductor, Inc. | System and method for device testing |
| DE102006050872A1 (de) * | 2006-10-27 | 2008-04-30 | Rhode & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Messsystem zum Messen und Testen eines Mobilfunk-Endgerätes |
| CN101466113B (zh) * | 2007-12-21 | 2011-11-16 | 大唐移动通信设备有限公司 | 时分无线基站的链路监测方法及系统 |
| CN103812580A (zh) * | 2012-11-09 | 2014-05-21 | 亚旭电脑股份有限公司 | 通信装置的信号检测方法与信号检测系统 |
| JP5934276B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2016-06-15 | アンリツ株式会社 | 試験装置及び試験方法 |
| CN107026765B (zh) * | 2016-02-02 | 2021-06-25 | 美的集团股份有限公司 | WiFi模块的来料检测方法、终端和系统 |
| CN106255141A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-12-21 | 珠海市魅族科技有限公司 | 一种测试方法和测试装置 |
| CN112261673B (zh) * | 2020-09-27 | 2023-04-25 | 比科奇微电子(杭州)有限公司 | 环回测试的方法及装置 |
Family Cites Families (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5056109A (en) * | 1989-11-07 | 1991-10-08 | Qualcomm, Inc. | Method and apparatus for controlling transmission power in a cdma cellular mobile telephone system |
| FI116112B (fi) * | 1996-11-27 | 2005-09-15 | Hitachi Ltd | Menetelmä ja laitteisto lähetystehon ohjaamiseksi matkaviestinjärjestelmässä |
| CN1183700A (zh) * | 1996-11-27 | 1998-06-03 | 深圳市华为技术有限公司 | 一种随路信令无线接入通信中的控制方法 |
| US6097972A (en) * | 1997-08-29 | 2000-08-01 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for processing power control signals in CDMA mobile telephone system |
| FI106834B (fi) * | 1998-06-03 | 2001-04-12 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä ja järjestelmä datakanavien toimivuuden testaamiseksi radiolaitteessa |
| JP3196730B2 (ja) | 1998-07-02 | 2001-08-06 | 日本電気株式会社 | 通話路試験装置および通話路試験方法 |
| JP3125756B2 (ja) | 1998-07-23 | 2001-01-22 | 日本電気株式会社 | ビット誤り率測定方式 |
| FI107862B (fi) | 1999-02-23 | 2001-10-15 | Nokia Mobile Phones Ltd | Menetelmä radiolaitteen toimivuuden testaamiseksi ja matkaviestin |
| JP3265423B2 (ja) | 1999-03-10 | 2002-03-11 | アンリツ株式会社 | 伝送遅延時間測定装置 |
| US6208841B1 (en) * | 1999-05-03 | 2001-03-27 | Qualcomm Incorporated | Environmental simulator for a wireless communication device |
| US6832075B1 (en) * | 1999-10-05 | 2004-12-14 | Ericsson Inc. | Method for calibrating the power output of a mobile device |
| US6967936B1 (en) * | 2000-02-11 | 2005-11-22 | Lucent Technologies Inc. | Uplink timing synchronization and access control for a multi-access wireless communication system |
| US20010055298A1 (en) * | 2000-05-10 | 2001-12-27 | John Baker | Apparatus and system to provide wireless data services through a wireless access integrated node |
| US6999432B2 (en) * | 2000-07-13 | 2006-02-14 | Microsoft Corporation | Channel and quality of service adaptation for multimedia over wireless networks |
| CN1180571C (zh) * | 2000-12-22 | 2004-12-15 | 深圳市金大陆通信技术有限公司 | 利用isdnd信道传送消息的方法及短消息服务系统 |
| EP1261183A1 (en) * | 2001-05-23 | 2002-11-27 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Method and system for processing a data unit |
| US7768978B2 (en) * | 2001-11-08 | 2010-08-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Wireless communication method and mobile terminal used therefor |
| US7020110B2 (en) * | 2002-01-08 | 2006-03-28 | Qualcomm Incorporated | Resource allocation for MIMO-OFDM communication systems |
| US8842657B2 (en) * | 2003-10-15 | 2014-09-23 | Qualcomm Incorporated | High speed media access control with legacy system interoperability |
-
2003
- 2003-01-21 JP JP2003012312A patent/JP2004228762A/ja active Pending
- 2003-07-03 US US10/612,289 patent/US7162206B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2003-10-29 CN CNB2003101026918A patent/CN100502273C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2003-10-29 CN CN2006100732630A patent/CN1964243B/zh not_active Expired - Lifetime
-
2004
- 2004-01-15 KR KR1020040002903A patent/KR20040067911A/ko not_active Application Discontinuation
- 2004-01-15 EP EP20040000733 patent/EP1441554B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20050124296A1 (en) | 2005-06-09 |
| US7162206B2 (en) | 2007-01-09 |
| EP1441554B1 (en) | 2013-03-13 |
| EP1441554A3 (en) | 2007-01-03 |
| CN1964243B (zh) | 2012-11-07 |
| CN1964243A (zh) | 2007-05-16 |
| KR20040067911A (ko) | 2004-07-30 |
| EP1441554A2 (en) | 2004-07-28 |
| CN1518262A (zh) | 2004-08-04 |
| CN100502273C (zh) | 2009-06-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN103765798B (zh) | 降低无线电资源控制(rrc)状态转换期间的信令开销的方法和装置 | |
| JP4787838B2 (ja) | 無線通信システムにおける匿名の上り回線測定報告 | |
| JP2004228762A (ja) | 試験装置、移動端末装置及び試験方法 | |
| EP2211585B1 (en) | Method and apparatus for improving reconfiguration procedure for scheduling request | |
| CN109729544B (zh) | 丢包率计算方法、网络设备及终端 | |
| WO2010105404A1 (zh) | 确定传输模式的方法、装置及终端 | |
| WO2015180170A1 (zh) | 一种d2d通信中发射功率的控制方法及设备 | |
| JP2020113999A5 (ja) | ||
| WO2017020302A1 (zh) | 一种建立数据无线承载的方法及装置 | |
| CN112770350A (zh) | 一种失败报告的上报方法及相关设备 | |
| WO2021088874A1 (zh) | 信息传输方法及设备 | |
| TW522670B (en) | Radio link monitoring in a telecommunications network | |
| WO2008049303A1 (fr) | Procédé pour qu'un contrôleur de réseau radio obtienne la capacité d'une station de base | |
| JP2023546934A (ja) | データ伝送方法、装置、端末、ネットワーク側機器及び記憶媒体 | |
| JP3561520B2 (ja) | 無線端末装置の無線送信特性試験方法 | |
| JP2004088457A (ja) | 試験装置、移動端末装置及び試験方法 | |
| CN113301584A (zh) | 非连续传输配置方法及用户设备 | |
| JP2021019222A5 (ja) | 端末装置、基地局装置、および、方法 | |
| JP3614847B2 (ja) | 無線端末装置及び試験装置 | |
| WO2021129699A1 (zh) | 信道测量参考信号传输方法及终端 | |
| EP3371997B1 (en) | Special test functions for application specific data transmission | |
| WO2023246562A1 (zh) | 非授权频段的旁链路传输处理方法、装置及相关设备 | |
| US8750861B2 (en) | Control apparatus, mobile communication system, radio communication control method, and computer readable medium | |
| CN110958645B (zh) | 数据传输方法及通信设备 | |
| JP2004289574A (ja) | データ転送装置、データ転送方法およびデータ転送プログラム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051227 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071105 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080527 |