JP2004227193A - 技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承のためのコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】技能伝承の対象となる技能ジャンルを設定し,設定した各技能ジャンル毎に、技能種類別に技能を設定し,設定した各技能毎に、技能を要するコンテンツを設定し,設定した各コンテンツ毎に、各コンテンツにおける全作業を作業項目別に分類し,作業項目毎に個別に作業内容を作業別に展開可能に構成する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示のためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
匠の技は、国の方策によって伝統芸として保存が盛んに行われている。しかしながら、このような特殊な技に限らず、熟練工の技術・技能も、代々受け継がれていくのが理想である。そのため、従来は、その技術に携わる熟練工が次世代の人に口伝によって継承している。
【0003】
しかし、このような徒弟制度は、現在のような時代に合わず、長年に渡って培われてきた熟練工の技術が継承されずに埋もれていくのが現状である。良い製品を作り出すには、この熟練工の技術・技能が、そのまま現代に生かされることが最も重要である。
【0004】
近年、従業者が業務に従事することで習得した種々の技術・技能を他の従業者に効率よく伝達する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1は、従業者が他の従業者に伝承する技術・技能の内容を電子化された書面で作成し、その電子化された書面を情報のデータベースとしてサーバーに集積し、他の従業者が伝承を受けたい技術・技能を求める際に、PC端子から当該データベースにアクセスして、伝承を受けたい技術・技能を、それぞれの分類またはキーワードで検索して該当する技術・技能を選び出すことにより、従業者の間で技術・技能を伝承するようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−123669号公報(第2頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、熟練工の技術・技能は、いわばノウハウであり、従業者が他の従業者に伝承する技術・技能の内容を電子化された書面を作成して伝承するのでは、容易に伝達することが難しい。また、熟練工の技術・技能は、熟練工が実際に作業をしながら、必要に応じて言葉で解説して教えるもので、単に技術・技能の伝承者が技術・技能の内容を電子化された書面を見るだけで容易に拾得できるものではなく、従来の特許文献1にしめされるような方法では、技術・技能の伝承が難しいものとなっている。
【0007】
本発明の1つの目的は、現代の熟練工の技術・技能を容易に会得することのできる技能伝承システムを提供することにある。
【0008】
本発明の他の1つの目的は、現代の熟練工の技術・技能を容易に伝承することのできる技能伝承方法を提供することにある。
【0009】
本発明のさらに1つの目的は、現代の熟練工の技術・技能を電子データ化し、容易に伝承することのできる技能伝承表示処理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴の1つは、技能伝承の対象となる技能ジャンルを設定し,設定した各技能ジャンル毎に、技能種類別に技能を設定し,設定した各技能毎に、技能を要するコンテンツを設定し,設定した各コンテンツ毎に、各コンテンツにおける全作業を作業項目別に分類し,作業項目毎に個別に作業内容を作業別に展開可能に構成したところにある。
【0011】
本発明の他の特徴の1つは、コンピュータを用いた技能伝承表示処理システムであって,技能伝承の対象となる技能ジャンルをジャンル別に記憶する技能ジャンルデータを端末機器のディスプレイにジャンル別に表示する第1のステップと,第1のステップにおいて表示される技能ジャンルデータの1を選択することによって当該技能ジャンルに共通する技能を技能種類別に記憶する技能データを端末機器のディスプレイに技能種類別に表示する第2のステップと,第2のステップにおいて表示される技能データの1を選択することによって当該技能の内容別に記憶するコンテンツデータを端末機器のディスプレイに技能内容別に表示する第3のステップと,第3のステップにおいて表示されるコンテンツデータの1を選択することによって当該コンテンツにおける全作業を作業項目別に分類記憶する作業項目データを端末機器のディスプレイに各作業項目別に表示する第4のステップと,第4のステップにおいて表示される作業項目データの1を選択することによって当該作業項目の作業内容を端末機器のディスプレイに個別に作業別に展開する第5のステップとを備えたところにある。
【0012】
本発明のさらに他の特徴の1つは、コンピュータを用いた技能伝承のためのコンピュータプログラムであって,技能伝承の対象となる技能ジャンルをジャンル別に記憶する技能ジャンルデータの記憶データに基づいてジャンル別に端末機器のディスプレイに表示する第1の機能と,記憶する各技能ジャンル毎に、当該技能ジャンルに共通する技能を技能種類別に記憶する技能データに基づいて技能種類別に端末機器のディスプレイに表示する第2の機能と,記憶する各技能毎に、当該技能の内容別に記憶するコンテンツデータに基づいて技能内容別に端末機器のディスプレイに表示する第3の機能と,記憶する各コンテンツ毎に、当該各コンテンツにおける全作業を作業項目別に分類記憶する作業項目データに基づいて作業項目別に端末機器のディスプレイに表示する第4の機能と,記憶する作業項目毎に、当該作業項目の作業内容を個別に作業別に端末機器のディスプレイに展開する第5の機能とを備えたところにある。
【0013】
本発明の他の特徴は、後述する実施の形態の中で記述する。
【0014】
【発明の実施の形態】
伝承というと、良く知られたものとして伝統芸能(能、狂言、歌舞伎、日本舞踊等)があるが、伝承を必要とするものは、これら伝統芸能だけに限られるものではない。先人達の業績を連綿と受け継いでいくものとして、生産技術、各種工法等の産業技術全般にも数多く存在している。本発明は、これら先人達の業績が未来永劫、連綿と受け継がれて行くようにするもので、伝承するものとしては、科学を実地に応用して自然の事物を改変・加工し、人間生活に利用するわざである技術と、技芸を行ううでまえである技能の両方がある。
【0015】
また、熟練工の技術・技能を未来永劫、連綿と後世に伝えるには、技術・技能を伝える熟練工の側からの伝え授けるコツである伝授技術と、この熟練工の技術・技能を伝え受け継ぐ見習い工の側からの伝え受け継ぐコツである伝承技術が必要である。本明細書においては、以下、伝授と伝承を合わせて伝承と称すると共に、技術・技能の伝承を単に技能伝承と称している。
【0016】
このように本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムは、技術・技能において、熟練工の技術・技能を伝授・伝承するのに高い効果を発揮する。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0017】
図1には、本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承のためのコンピュータプログラムを実施するための処理装置が示されている。
図において、100はサイトで、他のサイト110、120とIP(InternetProtocol)網150で、通信可能になっている。すなわち、サイト100は、他のサイト110、120の情報もIP(Internet Protocol)網150を介して読み出すことができるようになっている。このサイト100、110、120は、例えば、会社内の各事業所であったり、各会社内の工場である。さらには、このサイト100、110、120は、系列会社間であってもよい。
【0018】
このサイト100は、図1に示される如き構成を有している。すなわち、サイト100は、各種の技術・技能内容を書込・データ更新を実行するサーバからなる管理サーバ1と、入出力装置とディスプレイと記憶装置からなる端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nとから構成されている。この端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nは、作業を実際に行う現場に設置されるもので、必要に応じて設置されている。この端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nは、作業現場の増加に伴って増設することができるようになっている。
【0019】
管理サーバ1は、技能伝承表示処理を行う側のコンピュータであるサーバ本体3と、このサーバ本体3に接続される記憶手段である技能データベースDB4とによって構成されている。
【0020】
5は、サーバ本体3に接続され、サーバ本体3に入力する入出力装置で、管理サーバ1のサーバ本体3にデータの入出力が必要な場合に使用するものである。これらの管理サーバ1、端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nは全てプログラム制御により動作し、端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nは、それぞれ管理サーバ1と通信路6A,6B,・・・6Nによって接続されている。すなわち、端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nは、管理サーバ1と接続されており、各端末コンピュータ2A,2B,・・・・2から管理サーバ1で管理されている熟練工の技術・技能にアクセスすることができる。
【0021】
この管理サーバ1は、具体的には、図2に示す如き構成の処理装置(コンピュータ機器)によって構成されている。すなわち、処理装置は、CPU3を有しており、このCPU3によって処理が行われる。このCPU3には、バスラインを介して入出力装置5が、また、バスラインを介して各種データベースである記憶装置4が接続されている。この入出力装置5は、処理装置のデータ類の処理(各種の技術・技能内容の書き込み、読み出し等)を行うものである。また、記憶装置4には、技能データベース4がある。この技能データベース4は、技能ジャンル(例えば、溶接、組立、塗装等)のそれぞれに対応して、技術・技能で共通する技能を技能種類別(例えば、アーク溶接、スポット溶接、ろう付け等)に分類し、データベース化して格納するものである。そして、この技能データベース4は、技術・技能をジャンル別(例えば、溶接、組立、塗装等)に分類し、データベース化して格納してある技能ジャンルデータベース4A、4B、4C、・・・4Nを備えている。この技能データベース4は、1つの技能ジャンル10(例えば、溶接)に対して、当該技能ジャンルの全ての技能例(例えば、アーク溶接、スポット溶接、ろう付け等)が連結した状態でデータベース化して格納されている。また、この技能データベース4は、1つの技能ジャンル(例えば、溶接)に対して、当該技能ジャンルの技能例(例えば、アーク溶接、スポット溶接、ろう付け等)のそれぞれに対応した状態(例えば、溶接―アーク溶接、溶接―スポット溶接、溶接―ろう付け等)でデータベース化して格納してもよい。
【0022】
図2においては、技能データベース4の技能ジャンル10は、1つの技能ジャンル(例えば、溶接)に対して、当該技能ジャンルの全ての技能例(例えば、アーク溶接、スポット溶接、ろう付け等)が連結した状態でデータベース化して格納されている。この技能ジャンル10(例えば、溶接)には、複数のコンテンツ20A、20B、・・・20Nがリンクした状態でデータベース化して格納されている(コンテンツデータベース)。このコンテンツデータベースは、技能の内容別に記憶するコンテンツを分類し、データベース化して格納するもので、コンテンツ20Aは、例えば、溶接のコンテンツであれば、例えば、銅管ろう付け、コンテンツ20Bは、例えば、溶接のコンテンツであれば、例えば、コイルろう付け等である。
【0023】
そして、この複数のコンテンツ20A、20B、・・・20Nには、各作業項目21、22、23、24・・・Nがリンクした状態で格納されている(作業項目データベース)。この作業項目データベースは、当該コンテンツにおける全作業を作業項目別に分類して作業項目毎に記憶する作業項目データをデータベース化して格納したものである。そして、作業項目21は溶接のコンテンツを例に採ると溶接全般を表示する「全体概要」で、作業項目22は溶接のコンテンツを例に採ると溶接のコンテンツの準備に要するガイダンスを表示する「準備」である。また、作業項目23は溶接のコンテンツを例に採ると溶接のコンテンツの作業(具体的には、溶接作業)に必要なガイダンスを表示する「作業」で、作業項目24は溶接のコンテンツを例に採ると溶接した後のチェックに要するガイダンスを表示する「チェック」である。さらに、作業項目Nが「後作業」というように作業項目データが記憶されている。
【0024】
そして、この作業項目21には、それぞれ技能伝承に利用する参照項目21A、21B、・・・21Nがリンクした状態で格納されている。この参照項目21A、21B、・・・21Nは、技能伝承を行うのに参考事項を項目別に集約して記憶してあるものである。参照項目21Aは動画解説で、参照項目21Bは規格説明で、参照項目21Cは関連図面というように、技能伝承を行うのに必要な項目、あるいは、参考になる項目を記憶したものである。他の作業項目22においても、同様の参照項目22A、22B、・・・22Nがリンクした状態で格納されている。他の作業項目23、24・・・Nにおいても同様である。
【0025】
この「動画解説」は、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶した動画で展開するデータを、データベース化して格納したものである。また、「規格説明」は、作業項目データ(例えば、溶接のろう付けであれば、「全体概要」、「準備」、「作業」、「チェック」、「後作業」等)の作業内容に応じて、作業項目における作業における規格をデータベース化して格納したものである。さらに、「関連図面」は、コンテンツデータのそれぞれに対応して、各コンテンツの作業を指示する図面をデータベース化して格納したものである。
【0026】
図3には、本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承のためのコンピュータプログラムの実施の形態に掛かる概略のフローチャートが示されている。
図3において、ステップ50において、システム開始画面が表示し、このステップ50においてシステム開始画面が表示されると、ステップ52において、技能ジャンルを示す表示が行われる。このステップ52において技能ジャンルが表示されると、ステップ54において、この技能ジャンル毎のコンテンツの選択を行う。このステップ54においてコンテンツの選択を行うと、ステップ56において、選択したコンテンツの目次を表示し、ステップ56において表示した目次で選択したコンテンツの静止画をステップ58において表示する。このステップ58における静止画から、関連規格を参照する場合、ステップ60において規格目次を参照し、参照する規格を選択しステップ66において規格表示する。また、ステップ58において表示する静止画から関連図面を参照したいときは、関連図面の目次をステップ62において表示し、選択した図面をステップ64で表示する。また、ステップ58における静止画から、動画解説を参照したいときは、ステップ68において動画解説を参照する。この場合、動画解説の最中においても関連規格の参照(ステップ66)、関連図面の参照(ステップ64)に移ることが可能となっている。
【0027】
図4〜図16には、本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承のためのコンピュータプログラムの一実施の形態を示し、端末コンピュータが管理サーバにアクセスすることによって熟練工の技術・技能を伝承するシステムフローチャートが示されている。
まず、ステップ200において、熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受ける作業を行う者は、熟練工の技能伝承のために端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nの中から自己の管理する端末コンピュータ(例えば、端末コンピュータ2A)を立ち上げる。このステップ200において端末コンピュータ2の立ち上げを行うと、端末コンピュータ2から管理サーバ1のサーバ本体3にアクセスし、この端末コンピュータ2のアクセスに基づいて、管理サーバ1のサーバ本体3からの応答により、ステップ202において、端末コンピュータ2のディスプレィに図17に示す如き表示画面500のような表示がなされ熟練工の技能伝承用のプログラムが立ち上がる。
【0028】
このステップ202において熟練工の技術・技能の伝授・伝承用のプログラムが立ち上がると、ステップ204において、この端末コンピュータ2のディスプレィに表示されている図17の表示画面500に示す如き技能伝承のシステムプログラムを開始するか否かを判断する。具体的には、端末コンピュータ2のディスプレィに表示されている図17の表示画面500のシステム開始ボタン502が押されたか、システム終了ボタン504が押されたかを判定する。この図17に示されるシステム開始ボタン502を押すことによってシステムプログラムが開始する。また、この図17に示されるシステム終了ボタン504を押すと、このプログラムは終了し、初期画面に戻る。このステップ204においてシステムプログラムを開始しないと判断すると、ステップ206において、この端末コンピュータ2のディスプレィに表示されている図17の表示画面500示す如き技能伝承のシステムプログラムを終了するか否かを判断する。このステップ206において技能伝承のシステムプログラムを終了すると判定、すなわち、システム終了ボタン504が押されたと判定すると、プログラムを終了し、初期画面に戻る。
【0029】
また、ステップ206において端末コンピュータ2のディスプレィに表示されている図17の表示画面500示す如き技能伝承のシステムプログラムの終了でない、すなわち、システム開始ボタン502が押されたと判定すると、ステップ204に戻る。また、
ステップ204において端末コンピュータ2のディスプレィに表示されている図17の表示画面500に示す如き技能伝承のシステムプログラムを開始すると判定すると、ステップ208において、図18に示す如き複数の技能ジャンル選択項目をディスプレィに表示する。この図18に示される複数の技能ジャンル選択項目は、複数の技能ジャンルの中から1つを選択するようになっている。すなわち、技能ジャンルのいずれかを選択すると、その技能ジャンルに表示される技能例は全て選択されるようになっている。この図18において、506は、前ページボタンで、この前ページボタン506を押すことによって前の表示画面(図17の表示画面)に戻ることを示している。
【0030】
このステップ208において、ディスプレィに表示する複数の技能ジャンル選択項目は、図19に示す如き複数の技能ジャンル選択項目を表示するようにしても良い。この図19に示される複数の技能ジャンル選択項目は、複数の技能ジャンルの中から1つを選択することによって技能ジャンルが選択され、この選択した技能ジャンルに対応して複数の技能例が個別に選択でき、この技能ジャンルに対応した技能例を選択することにより技能例が特定され、技能ジャンル項目が特定されるようになっている。
【0031】
このステップ204において、システムが開始されると、熟練工の技能伝承のプログラムが立ち上がり、ステップ208において、図2に示す如き技能データベース4に記憶されている複数の技能ジャンルが、図18又は図19に示す如く、『見たい技能ジャンルの選択ボタンをクリックして下さい。』というメッセージと共に端末コンピュータ2のディスプレィに表示される。この図18又は図19において、506は、前ページボタンで、この前ページボタン506を押すことによって前の表示画面(図17又は図18の表示画面)に戻ることを示している。
【0032】
この端末コンピュータ2のディスプレィに表示される図18又は図19に示される複数の技能ジャンルとしては、たとえば、「溶接」、「組立」、「塗装」、「その他」がある。この複数の技能ジャンルのそれぞれには、当該技能ジャンルに共通の複数の技能例が示される。この各技能ジャンル毎の複数の技能例としては、「溶接」には、アーク溶接、スポット溶接、ろう付け等の技術があり、「組立」には、端子圧着、ラッピング、ゴムパッキン貼り、防水処理がある。また、その他の技能ジャンル毎の複数の技能例としては、「塗装」には、塗装鏡面仕上げ、前処理作業が、さらに、「その他」には、タングステン線伸線作業、粉末冶金作業等がある。
【0033】
このステップ208において、図18又は図19に示す如き複数の技能ジャンル選択項目をディスプレィに表示するとステップ210において、端末コンピュータ2のディスプレィに表示された複数の技能ジャンルの中から1つの技能ジャンルが選択されたか否かを判定する。そして、このステップ210においては、端末コンピュータ2のディスプレィに表示された複数の技能ジャンルの中から1つの技能ジャンルが選択されるまで待つ。このステップ210において、端末コンピュータ2のディスプレィに表示された複数の技能ジャンルの中から1つの技能ジャンルが選択される(図18においては技能ジャンルだけを選択し、図18においては技能ジャンルと技能例を選択する)と、ステップ212において、図2に示す如き技能ジャンルデータベース4Aに記憶されているコンテンツ20Aを図20に示す如く、『見たいコンテンツの検索ボタンを選択して下さい。』というメッセージと共に端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0034】
図18又は図19に図示の技能ジャンルで、例えば、「溶接」を選択すると、図20では、「溶接」コンテンツが表示される。この図20においては、2つのコンテンツが示されている。この「溶接」コンテンツには、具体的には、銅管ろう付、コイル(例えば、洗濯機モータ用)ろう付がある。
【0035】
このステップ212において、端末コンピュータ2のディスプレィに図20に示す如く2つのコンテンツが表示されると、ステップ214において、端末コンピュータ2のディスプレィに表示された複数のコンテンツの中から1つのコンテンツが選択されたか否かを判定する。すなわち、ステップ214において、端末コンピュータ2のディスプレィに表示された複数のコンテンツの中から1つのコンテンツが選択されるまで待つ。
【0036】
このステップ214において、端末コンピュータ2のディスプレィに表示された複数のコンテンツの中から1つのコンテンツが選択されると、ステップ216において、図2に示す如き作業項目21〜Nに記憶されている作業項目が、図21に示す如く、『○○○○作業』という作業名(例えば、銅管ろう付け作業)と、『技能に下記の項目があります。見たい部分のボタンを選択して下さい。』というメッセージと共に、選択されたコンテンツの作業の全体概要と、選択されたコンテンツの作業段階毎に集約された各作業項目が大項目として表示される。この大項目には、全体概要の他、準備、作業、チェック、後作業、失敗事例がある。その他、大項目の表示の他、各段階で必要とされる関連規格と、各作業段階における関連図面の各項目が端末コンピュータ2のディスプレィに表示される。
【0037】
このステップ216において、図21に示す如き選択されたコンテンツの端末コンピュータ2のディスプレィへの表示が行われると、ステップ218において、ディスプレィに表示された図21に示す如き全体概要、準備、作業、チェック、後作業、失敗事例、関連規格、関連図面の中から1個の項目が選択されたか否かの判定を行う。このステップ218においては、ディスプレィに表示された図21に示す如き全体概要、準備、作業、チェック、後作業、失敗事例、関連規格、関連図面の中から1個の項目が選択されるまで待つ。
【0038】
このステップ218においてディスプレィに表示された図21に示す如き全体概要、準備、作業、チェック、後作業、失敗事例、関連規格、関連図面の中から1個の項目が選択されたと判定すると、ステップ220において、選択された項目が全体概要か否かを判定する。このステップ220において、選択された項目が全体概要であると判定すると、ステップ222において、図22に示す如き全体概要を示す画面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。この図22に示される全体概要の表示画面には、選択されたコンテンツ(例えば、作業名)を示すコンテンツ表示欄と、選択されたコンテンツの作業の全体概要と、選択されたコンテンツの作業段階毎に集約された各作業項目である準備、作業、チェック、後作業、失敗事例が設けられている。
【0039】
さらに、この図22に示される全体概要の表示画面には、選択されたコンテンツの作業の全体概要と、選択されたコンテンツの作業段階毎に集約された各作業項目である準備、作業、チェック、後作業、失敗事例における各段階での動画による解説を見るための動画解説ボタンが表示される。図22においては、「全体概要」が選択されていることを示すように「全体概要」の箇所が別な色に変わる等の表示となる。
【0040】
この図22では、図20に示されるコンテンツの中から1つのコンテンツを選択し、ステップ220において、「全体概要」を選択すると、選択されたコンテンツにおいて分けられている項目(全体概要、準備、チェック、後作業、失敗事例)、2つの作業画面(具体的には、対象機器の写真、代表的な作業写真)と、「ろう付け作業」の説明、対象製品と特徴と作業手順の一覧表、動画解説、前ページ、後ページが表示される。
【0041】
ここで具体的に、例えば、図20に示されるコンテンツの中から「ろう付け作業」を選択し、ステップ222において、「全体概要」を選択すると、「ろう付け作業」の表題と、選択されたコンテンツ「ろう付け作業」において分けられている項目(全体概要、準備、チェック、後作業、失敗事例)、2つの作業画面(具体的には、対象機器の写真、代表的な作業写真)と、「ろう付け作業」の説明、対象製品と特徴と作業手順の一覧表が示される。
【0042】
この「ろう付け作業」の説明として、ろう材を溶融し、銅パイプ等の金属部品を接合する際に用いられる技能と表示される。また、対象製品と特徴と作業手順の一覧表では、「ろう付け作業」の対象製品として、「パッケージエアコン」、「冷凍機器」等が記載され、「ろう付け作業」の特徴として、「母材を溶かさずに加熱、ろう材を溶融接合する」が記載され、さらに、「ろう付け作業」の作業手順として、「部品の準備、組付け、加熱、ろう差し、冷却、チェック」が記載される。
【0043】
このステップ222において図22に示す如き全体概要を示す画面が端末コンピュータ2のディスプレィに表示されると、ステップ224において、ディスプレィに表示さた複数の項目の中から1個の項目が選択されたか否かを判定する。このステップ224においては、ディスプレィに表示さた複数の項目の中から1個の項目が選択されるのを待つ。このステップ224においてディスプレィに表示さた複数の項目の中から1個の項目が選択されたと判定すると、ステップ226において、図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ226において図22に示される「動画解説」のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ228において、図2に示す如き技能データベース4の各コンテンツ20A〜N毎に記憶されている動画データに基づいて図23示される如く「動画解説」をスタートする。この「動画解説」は、図2に図示の技能データベース4に収納されている作業項目データの作業内容について、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶した動画で展開するものである。この熟練工が行う作業の画像データは、ビデオ画像でなくてもよく、アニメで記録されたものであっても、分解図によって解説したものであってもよい。
【0044】
さらに、例えば、「ろう付け作業」の作業手順で熟練工が最もコツを要する作業の要所要所に、図24に示す如く、バーナーの母材からの位置(母材から白心までの距離)、バーナーの火炎の母材に対する角度、バーナーの火炎の継部からの配分等を表示することによって、習得者が熟練工からいち早く作業ノウハウを習得できるように表示画面に工夫が施されている。この図24に示す如き動画上での要所要所での表示は、「動画解説」全般に渡って、適材適所に表示されている。
【0045】
このステップ228において図23に示される如く「動画解説」をスタートすると、ステップ230において、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたか否かの判定を行う。すなわち、ステップ230においては、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されるのを待つ。このステップ230において「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたと判定すると、ステップ222に戻り、図22に示す如き全体概要を示す画面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。そして、ステップ224において図22に示す如き全体概要の表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されると再び動画解説が行われる。
【0046】
また、ステップ226において図22に示す如き全体概要の表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ232において、選択された項目は作業段階毎に集約された各作業項目のいずれかの項目か否かの判定を行う。このステップ232において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目のいずれかの項目でないと判定すると、ステップ234において、選択されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業において細部を確認するために必要とする「関連図面」が選択されたか否かの判定を行う。また、ステップ232において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目のいずれかの項目であると判定すると、ステップ256に移る。
【0047】
このステップ234において選択された項目は「関連図面」であると判定すると、ステップ236において、図2に示す如き技能データベース4に記憶されている関連図面データに基づいて図25に示す如き各種「関連図面」の目次を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。このステップ236において「関連図面」の目次がディスプレィに表示されると、ステップ238において、端末コンピュータ2のディスプレィに表示された図25に示す如きコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業の「関連図面」の目次の中から1つの関連図面を選択したか否かを判定する。
【0048】
このステップ238において端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業の「関連図面」の目次の中から1つの関連図面を選択したと判定すると、ステップ240において、端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業の「関連図面」の目次の中から選択した1つの関連図面のデータを図2に示す如き技能データベース4から読み出し、端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0049】
そして、このステップ240おいてコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業における「関連図面」の目次の中から選択した1つの関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ242において、戻るスイッチを投入したか否かの判定を行う。このステップ242において戻るスイッチを投入したと判定すると、ステップ236に戻る。
【0050】
また、ステップ238において端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業の「関連図面」の目次の中から1つの関連図面を選択しないと判定すると、ステップ244において、コンテンツに戻るスイッチを投入したか否かの判定を行う。このステップ244においてコンテンツに戻るスイッチを投入していないと判定すると、ステップ238に戻る。また、このステップ244においてコンテンツに戻るスイッチを投入したと判定すると、ステップ216に移る。
【0051】
また、ステップ234において選択された項目が関連図面でないと判定すると、ステップ246において、図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示する。このステップ246において図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示すると、ステップ248において端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業における「関連規格」の目次の中から1つの関連規格を選択したか否かを判定する。このステップ248において端末コンピュータ2のディスプレィに表示される「関連規格」の目次の中から1つの関連規格を選択したと判定すると、ステップ250において、図29に示す如く端末コンピュータ2のディスプレィに表示される「関連規格」の表示を行う。
【0052】
そして、このステップ250おいてコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ252において、戻るスイッチを投入したか否かの判定を行う。このステップ252において戻るスイッチを投入したと判定すると、ステップ246に戻る。
【0053】
また、ステップ248において端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業の「関連規格」の目次の中から1つの関連規格を選択しないと判定すると、ステップ254において、コンテンツに戻るスイッチを投入したか否かの判定を行う。このステップ254においてコンテンツに戻るスイッチを投入していないと判定すると、ステップ248に戻る。また、このステップ254においてコンテンツに戻るスイッチを投入したと判定すると、ステップ216に移る。
【0054】
また、ステップ232において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目のいずれかの項目であると判定すると、ステップ256において、選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目の内の「準備」か否かの判定を行う。このステップ256において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目の内の「準備」であると判定すると、ステップ258において、図27に示す如く「準備」項目の内の第1項目をディスプレィに表示する。この図27においては、「準備」項目の目次が図面の左欄に表示され、任意に選択できるようになっている。このステップ258においては、図27に示す如く、選択されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)において必要とする準備の内容を示す項目(工具、材料、作業環境)、1つの準備画面(具体的には、「工具」を示す写真)が端末コンピュータ2のディスプレィに表示される。
【0055】
また、この図27に示す如き「準備」項目のディスプレィへの表示に当たって、先に図26に示す如く作業項目一覧を表示し、この作業項目一覧から任意に参照する項目を選択することができる。図26においては、「準備」(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「準備」)が選択され、選択されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)において必要とする準備の内容を示す項目(工具、材料、作業環境)が表示される。そして、この内の1つの準備画面(具体的には、「工具」)を選択すると、例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「工具」の内容を示す項目(例えば、「バーナ」、「部品セット治具」、「眼鏡等」)が端末コンピュータ2のディスプレィに表示される。
【0056】
このステップ258において図27に示す如く「準備」項目の内の第1項目をディスプレィに表示した後、ステップ260において、ディスプレィに表示された複数の「準備」の項目の中から1個の項目が選択されたか否かを判定する。このステップ260においては、ディスプレィに表示さた複数の項目の中から1個の項目が選択されるのを待つ。このステップ260においてディスプレィに表示された複数の「準備」の項目の中から1個の項目が選択されたと判定すると、ステップ262において、図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ262において図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ264において、図2に示す如き技能データベース4の各コンテンツ20A〜N毎に記憶されている動画データに基づいて図23示される如く「動画解説」をスタートする。この「動画解説」は、図2に図示の技能データベース4に収納されている作業項目データの作業内容について、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶した動画で展開するものである。この熟練工が行う作業の画像データは、ビデオ画像でなくてもよく、アニメで記録されたものであっても、分解図によって解説したものであってもよい。
【0057】
さらに、例えば、「ろう付け作業」の作業手順で熟練工が最もコツを要する作業の要所要所に、図24に示す如く、バーナーの母材からの位置(母材から白心までの距離)、バーナーの火炎の母材に対する角度、バーナーの火炎の継部からの配分等を表示することによって、習得者が熟練工からいち早く作業ノウハウを習得できるように表示画面に工夫が施されている。この図24に示す如き動画上での要所要所での表示は、「動画解説」全般に渡って、適材適所に表示されている。
【0058】
このステップ264において図23に示される如く「動画解説」をスタートすると、ステップ266において、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたか否かの判定を行う。すなわち、ステップ266においては、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されるのを待つ。このステップ266において「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたと判定すると、ステップ262に戻り、図27に示す如き「準備」項目の内の第1項目を示す画面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。そして、ステップ262において図27に示す如き「準備」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されると再び動画解説が行われる。
【0059】
また、ステップ266において図27に示す如き「準備」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ268において、コンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ268においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ270おいて、図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示する。このステップ270おいて図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示すると、ステップ272おいて、端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0060】
このステップ272おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ274おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ274おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ262に戻る。
【0061】
また、ステップ274おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ276において、規格項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ276において規格項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ274に戻る。また、ステップ276において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ270に戻る。
【0062】
また、ステップ268においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ278おいて、コンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ278おいてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ280において、図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ280において図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ280において図25に示す如きコンテンツの作業の関連図面の目次の中から1つの関連図面を選択すると、ステップ282において、選択した関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0063】
このステップ282おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連図面」の目次の中から選択した1つの関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ284おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ284おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ262に戻る。
【0064】
また、ステップ284おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ286において、図面の項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ286において図面の項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ284に戻る。また、ステップ286において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ280に戻る。
【0065】
また、ステップ278においてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ288において、コンテンツの作業の他の「作業」の項目のスイッチが投入されたか否か判定を行う。このステップ288においてコンテンツの作業の他の「作業」の項目のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ290において、「作業」の項目の中の他の項目をディスプレィに表示する。そして、ステップ262に戻る。また、ステップ288においてコンテンツの作業の他の「作業」の項目のスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ220に移る。
【0066】
また、ステップ256において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目の内の「準備」でないと判定すると、ステップ292において、選択された項目が例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「準備」か否かの判定を行う。このステップ292において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目の内のいずれかの項目であると判定すると、ステップ294において、図32に示す如く「作業」項目の内の第1項目(「段取り」、「本作業(1)」、「本作業(2)」)、1つの作業画面(具体的には、「段取り」を示す写真)が端末コンピュータ2のディスプレィに表示される。この図32においては、「作業」項目の目次が図面の左欄に表示され、任意に選択できるようになっている。
【0067】
また、端末コンピュータ2のディスプレィには、図32に示す如く、段取りに関するコメントが表示される。
【0068】
このステップ294において図32に示す如く「作業」項目の内の第1項目をディスプレィに表示した後、ステップ296において、ディスプレィに表示された複数の「作業」の項目の中から1個の項目が選択されたか否かを判定する。このステップ296においては、ディスプレィに表示さた複数の項目の中から1個の項目が選択されるのを待つ。このステップ296においてディスプレィに表示された複数の「作業」の項目の中から1個の項目が選択されたと判定すると、ステップ298において、図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ298において図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ300において、図2に示す如き技能データベース4の各コンテンツ20A〜N毎に記憶されている動画データに基づいて図23示される如く「動画解説」をスタートする。この「動画解説」は、図2に図示の技能データベース4に収納されている作業項目データの作業内容について、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶した動画で展開するものである。この熟練工が行う作業の画像データは、ビデオ画像でなくてもよく、アニメで記録されたものであっても、分解図によって解説したものであってもよい。
【0069】
さらに、例えば、「ろう付け作業」の作業手順で熟練工が最もコツを要する作業の要所要所に、図24に示す如く、バーナーの母材からの位置(母材から白心までの距離)、バーナーの火炎の母材に対する角度、バーナーの火炎の継部からの配分等を表示することによって、習得者が熟練工からいち早く作業ノウハウを習得できるように表示画面に工夫が施されている。この図24に示す如き動画上での要所要所での表示は、「動画解説」全般に渡って、適材適所に表示されている。
【0070】
このステップ300において図23に示される如く「動画解説」をスタートすると、ステップ302において、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたか否かの判定を行う。すなわち、ステップ302においては、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されるのを待つ。このステップ302において「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたと判定すると、ステップ298に戻り、図32に示す如き「作業」項目の内の第1項目を示す画面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。そして、ステップ298において図32に示す如き「作業」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されると再び動画解説が行われる。
【0071】
また、ステップ302において図32に示す如き「作業」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ304において、コンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ304においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ306おいて、図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示する。このステップ308おいて図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示すると、ステップ308おいて、端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0072】
このステップ308おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ310おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ310おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ298に戻る。
【0073】
また、ステップ310おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ312において、規格項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ312において規格項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ310に戻る。また、ステップ312において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ306に戻る。
【0074】
また、ステップ304においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ314おいて、コンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ314おいてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ316において、図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ316において図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ316において図25に示す如きコンテンツの作業の関連図面の目次の中から1つの関連図面を選択すると、ステップ318おいて、選択した関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0075】
このステップ318おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連図面」の目次の中から選択した1つの関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ320おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ318おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ298に戻る。
【0076】
また、ステップ320おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ322において、図面の項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ322において図面の項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ320に戻る。また、ステップ322において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ316に戻る。
【0077】
また、ステップ314においてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ324において、コンテンツの作業の他の「作業」の項目のスイッチが投入されたか否か判定を行う。このステップ324においてコンテンツの作業の他の「作業」の項目のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ326において、「作業」の項目の中の他の項目をディスプレィに表示する。そして、ステップ298に戻る。また、ステップ324においてコンテンツの作業の他の「作業」の項目のスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ220に移る。
【0078】
また、ステップ292において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目の内の「作業」でないと判定すると、ステップ294において、選択された項目が例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「チェック」か否かの判定を行う。このステップ294において、選択された項目が例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「チェック」であると判定すると、ステップ330において、図34に示す如く、「チェック」項目の内の第1項目のコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)において必要とするチェックの内容を示す項目(「良品基準」、「不良基準(1)」、「不良基準(2)」、「不良基準(3)」)、1つのチェック画面(具体的には、「良品基準」を示す写真)が端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。このステップ330における表示に当たっては、図33に示す如き「チェック」項目(例えば、溶接の準備として、「良品基準」、「不良基準(1)」、「不良基準(2)」、「不良基準(3)」)が端末コンピュータ2のディスプレィに一覧表示するようにしても良い。
【0079】
このステップ330において図34に示す如く「チェック」項目の内の第1項目をディスプレィに表示した後、ステップ332において、ディスプレィに表示された複数の「チェック」の項目の中から1個の項目が選択されたか否かを判定する。このステップ332においては、ディスプレィに表示さた複数の「チェック」項目の中から1個の「チェック」項目が選択されるのを待つ。このステップ332においてディスプレィに表示された複数の「チェック」の項目の中から1個の項目が選択されたと判定すると、ステップ334において、図23に示される「動画解説」のスイッチが投入された か否かの判定を行う。このステップ334において図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ336において、図2に示す如き技能データベース4の各コンテンツ20A〜N毎に記憶されている動画データに基づいて図23示される如く「動画解説」をスタートする。この「動画解説」は、図2に図示の技能データベース4に収納されている作業項目データの「チェック」内容について、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶した動画で展開するものである。この熟練工が行う「作業」の画像データは、ビデオ画像でなくてもよく、アニメで記録されたものであっても、分解図によって解説したものであってもよい。
【0080】
さらに、例えば、「ろう付け作業」の「チェック」手順で熟練工が最もコツを要する「チェック」の要所要所に、習得者が熟練工からいち早く作業ノウハウを習得できるように表示画面に文字で解説する、図面を挿入、数値の表示等のテロップ表示するなどの工夫を施してもよい。この表示は、「動画解説」全般に渡って、適材適所に表示されている。
【0081】
このステップ336において図23に示される如く「動画解説」をスタートすると、ステップ338において、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたか否かの判定を行う。すなわち、ステップ338においては、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されるのを待つ。このステップ338において「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたと判定すると、ステップ334に戻り、図34に示す如き「チェック」項目の内の第1項目を示す画面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。そして、ステップ334において図34に示す如き「チェック」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されると再び動画解説が行われる。
【0082】
また、ステップ334において図34に示す如き「チェック」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ340において、コンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ340においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ342おいて、図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示する。このステップ342おいて図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示すると、ステップ344おいて、端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0083】
このステップ344おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ346おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ346おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ334に戻る。
【0084】
また、ステップ346おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ348において、規格項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ348において規格項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ346に戻る。また、ステップ348において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ342に戻る。
【0085】
また、ステップ340においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ350おいて、コンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ350おいてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ352において、図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ352において図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ352において図25に示す如きコンテンツの作業の関連図面の目次の中から1つの関連図面を選択すると、ステップ354おいて、選択した関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0086】
このステップ354おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連図面」の目次の中から選択した1つの関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ356おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ356おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ334に戻る。
【0087】
また、ステップ356おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ358において、図面の項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ358において図面の項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ356に戻る。また、ステップ358において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ352に戻る。
【0088】
また、ステップ350においてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ360において、コンテンツの作業の他の「チェック」の項目のスイッチが投入されたか否か判定を行う。このステップ360においてコンテンツの作業の他の「チェック」の項目のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ362において、「チェック」の項目の中の他の項目をディスプレィに表示する。そして、ステップ334に戻る。また、ステップ360においてコンテンツの作業の他の「作業」の項目のスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ220に移る。
【0089】
また、ステップ328において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目の内の「チェック」でない、選択された項目が例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「チェック」でないと判定すると、ステップ364において、選択された項目が例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「後作業」か否かの判定を行う。このステップ364において、選択された項目が例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「後作業」であると判定すると、ステップ366において、図36に示す如く、「後作業」項目の内の第1項目のコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)において必要とする後作業の内容を示す項目が表示される。この図36においては、「後作業」項目の目次が図面の左欄に表示され、任意に選択できるようになっている。
【0090】
また、ステップ366における表示に当たっては、図35に示す如き「後作業」項目の内の第1項目の「後作業」項目が端末コンピュータ2のディスプレィに一覧表示されるようにしても良い。また、図36においては、「後作業」(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「後作業」)が選択され、選択されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)において必要とする後作業の内容を示す項目が表示される。そして、この内の1つの作業画面を選択すると、例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の内容を示す項目が端末コンピュータ2のディスプレィに表示される。
【0091】
このステップ366において図36に示す如く「後作業」項目の内の第1項目をディスプレィに表示した後、ステップ368において、ディスプレィに表示された複数の「後作業」の項目の中から1個の項目が選択されたか否かを判定する。このステップ368においては、ディスプレィに表示さた複数の「後作業」項目の中から1個の「後作業」項目が選択されるのを待つ。このステップ368においてディスプレィに表示された複数の「後作業」の項目の中から1個の項目を選択、例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「後作業」を選択すると、図36に示す如く、選択されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)において必要とする作業の内容を示す項目、1つの後作業画面が端末コンピュータ2のディスプレィに表示される。
【0092】
また、端末コンピュータ2のディスプレィには、図36に示す如く、段取りに関するコメントが表示される。
【0093】
このステップ368においてディスプレィに表示された複数の「後作業」の項目の中から1個の項目が選択されたと判定すると、ステップ370において、図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ370において図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ372において、図2に示す如き技能データベース4の各コンテンツ20A〜N毎に記憶されている動画データに基づいて図23示される如く「動画解説」をスタートする。この「動画解説」は、図2に図示の技能データベース4に収納されている作業項目データの「後作業」内容について、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶した動画で展開するものである。この熟練工が行う「作業」の画像データは、ビデオ画像でなくてもよく、アニメで記録されたものであっても、分解図によって解説したものであってもよい。
【0094】
さらに、例えば、「ろう付け作業」の「後作業」手順で熟練工が最もコツを要する「後作業」の要所要所に、習得者が熟練工からいち早く作業ノウハウを習得できるように表示画面に文字で解説する、図面を挿入、数値の表示等のテロップ表示するなどの工夫を施してもよい。この表示は、「動画解説」全般に渡って、適材適所に表示されている。
【0095】
このステップ372において図23に示される如く「動画解説」をスタートすると、ステップ374において、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたか否かの判定を行う。すなわち、ステップ374においては、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されるのを待つ。このステップ374において「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたと判定すると、ステップ370に戻り、図36に示す如き「後作業」項目の内の第1項目を示す画面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。そして、ステップ370において図34に示す如き「後作業」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されると再び動画解説が行われる。
【0096】
また、ステップ370において図34に示す如き「後作業」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ376において、コンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ376においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ378おいて、図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示する。このステップ378おいて図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示すると、ステップ380おいて、端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0097】
このステップ380おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ382おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ382おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ370に戻る。
【0098】
また、ステップ382おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ384において、規格項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ384において規格項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ382に戻る。また、ステップ384において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ378に戻る。
【0099】
また、ステップ376においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ386おいて、コンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ386おいてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ388において、図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ388において図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ388において図25に示す如きコンテンツの作業の関連図面の目次の中から1つの関連図面を選択すると、ステップ390おいて、選択した関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0100】
このステップ390おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連図面」の目次の中から選択した1つの関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ392おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ392おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ370に戻る。
【0101】
また、ステップ392おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ394において、図面の項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ394において図面の項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ392に戻る。また、ステップ394において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ388に戻る。
【0102】
また、ステップ386においてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ396において、コンテンツの作業の他の「チェック」の項目のスイッチが投入されたか否か判定を行う。このステップ396においてコンテンツの作業の他の「後作業」の項目のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ398において、「後作業」の項目の中の他の項目をディスプレィに表示する。そして、ステップ370に戻る。また、ステップ396においてコンテンツの作業の他の「後作業」の項目のスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ220に移る。
【0103】
また、ステップ364において選択された項目が作業段階毎に集約された各作業項目の内の「後作業」でない、選択された項目が例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「後作業」ででないと判定すると、ステップ400において、選択された項目は、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「失敗事例」か否かの判定を行う。このステップ400において選択された項目は、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「失敗事例」であると判定すると、ステップ402において、図37に示す如き「失敗事例」項目が端末コンピュータ2のディスプレィに一覧表示する。
【0104】
このステップ402において図37に示す如き「失敗事例」項目が端末コンピュータ2のディスプレィに一覧表示されると、ステップ404において、ディスプレィに表示された複数の「失敗事例」項目の中から1個の項目が選択されたか否かを判定する。このステップ404において「失敗事例」項目の中から1個の項目が選択(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「失敗事例」を選択)すると、ステップ406において、選択した「失敗事例」の項目、図38に示す如く、例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」の「失敗事例」を選択すると、選択されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)において必要とする失敗事例の内容を示す項目、1つの失敗事例画面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0105】
このステップ404において図37に示す如き「失敗事例」項目の一覧の中から、1つの項目を選択すると、ステップ406において決定した1つの項目の画面を図38に示す如く端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。このステップ392において、図37に示す如き項目の一覧の中から、決定した1つの項目の「失敗事例」画面を図38に示す如く端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0106】
この図38においては、「失敗事例」として、何の不良かを示す事項が表示される。例えば、「ろう付け作業」の「銅管ろう付け作業」の「失敗事例」であれば、『フラックス除去不良によるガス漏れ不良』という表示がされる。また、図39においては、例えば、「ろう付け作業」の「銅管ろう付け作業」の「失敗事例」であれば、『フラックス除去不良によるガス漏れ不良』の部品名(具体的には、例えば、チラーユニット、銅管、等)と、材料名(具体的には、例えば、銅およびその合金、ろう材等)が表示される。
【0107】
このステップ404において「失敗事例」項目の中から1個の項目が選択されないと判定すると、ステップ408において、「前ページ」スイッチが投入されたか否かを判定する。このステップ408において「前ページ」スイッチが投入されたと判定すると、ステップ402に戻る。また、このステップ408において「前ページ」スイッチが投入されないと判定すると、ステップ404に戻る。
【0108】
ステップ406において決定した1つの項目の画面を図38に示す如く端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ410において、、図23に示される「動画解説」のスイッチが投入された か否かの判定を行う。このステップ410において図23に示される「動画解説」のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ412において、図2に示す如き技能データベース4の各コンテンツ20A〜N毎に記憶されている動画データに基づいて図23示される如く「動画解説」をスタートする。この「動画解説」は、図2に図示の技能データベース4に収納されている作業項目データの「失敗事例」内容について、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶した動画で展開するものである。この熟練工が行う「作業」の画像データは、ビデオ画像でなくてもよく、アニメで記録されたものであっても、分解図によって解説したものであってもよい。
【0109】
さらに、例えば、「ろう付け作業」の「失敗事例」で熟練工が最もコツを要する「失敗事例」の要所要所に、習得者が熟練工からいち早く作業ノウハウを習得できるように表示画面に文字で解説する、図面を挿入、数値の表示等のテロップ表示するなどの工夫を施してもよい。この表示は、「動画解説」全般に渡って、適材適所に表示されている。
【0110】
このステップ412において図23に示される如く「動画解説」をスタートすると、ステップ414において、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたか否かの判定を行う。すなわち、ステップ414においては、「動画解説」を閉じるスイッチが投入されるのを待つ。このステップ414において「動画解説」を閉じるスイッチが投入されたと判定すると、ステップ410に戻り、図38に示す如き「失敗事例」項目の内の第1項目を示す画面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。そして、ステップ410において図38に示す如き「失敗事例」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されると再び動画解説が行われる。
【0111】
また、ステップ410において図34に示す如き「失敗事例」項目の内の第1項目を示す表示画面で、「動画解説」のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ416において、コンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ416においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ418おいて、図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示する。このステップ418おいて図28に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連規格の目次をディスプレィに表示すると、ステップ420おいて、端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツ(例えば、「ろう付け作業」の内の「銅管ろう付け作業」)の作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0112】
このステップ420おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連規格」の目次の中から選択した1つの関連規格を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ422おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ422おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ410に戻る。
【0113】
また、ステップ422おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ424において、規格項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ424において規格項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ422に戻る。また、ステップ424において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ418に戻る。
【0114】
また、ステップ416においてコンテンツの作業の関連規格のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ426おいて、コンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ426おいてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ428において、図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ428において図25に示す如き選択されたコンテンツの作業の関連図面の目次をディスプレィに表示する。このステップ428において図25に示す如きコンテンツの作業の関連図面の目次の中から1つの関連図面を選択すると、ステップ430おいて、選択した関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示する。
【0115】
このステップ430おいて端末コンピュータ2のディスプレィに表示されたコンテンツの作業における「関連図面」の目次の中から選択した1つの関連図面を端末コンピュータ2のディスプレィに表示すると、ステップ432おいて、静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ432おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されたと判定すると、ステップ410に戻る。
【0116】
また、ステップ432おいて静止画解説画面に戻るスイッチが投入されないと判定すると、ステップ434において、図面の項目選択画面へのスイッチが投入されたか否かの判定を行う。このステップ434において図面の項目選択画面へのスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ432に戻る。また、ステップ434において規格項目選択画面へのスイッチが投入されたと判定すると、ステップ428に戻る。
【0117】
また、ステップ426においてコンテンツの作業の関連図面のスイッチが投入されないと判定すると、ステップ436において、コンテンツの作業の他の「チェック」の項目のスイッチが投入されたか否か判定を行う。このステップ436においてコンテンツの作業の他の「後作業」の項目のスイッチが投入されたと判定すると、ステップ438において、「後作業」の項目の中の他の項目をディスプレィに表示する。そして、ステップ410に戻る。また、ステップ436においてコンテンツの作業の他の「失敗事例」の項目のスイッチが投入されていないと判定すると、ステップ220に移る。
【0118】
図40には、本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承のためのコンピュータプログラムを複数の技能ジャンルの内の「組立」に適用した実施の形態を示す端末コンピュータ2のディスプレィへの表示画面が示されている。
熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受ける作業を行う者が、熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受けるために端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nの内の自己の管理する端末コンピュータを立ち上げると、図18に示す如く、端末コンピュータ2のディスプレィに複数の技能ジャンルが表示される。まず、図18に示される複数の技能ジャンルから例えば、「組立」を選択し、さらに機能例から例えば、「端子圧着」を熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受ける作業を行う者が選択すると、図18と同様に全体概要、各作業項目(「準備」、「圧着作業」、「圧着チェック」、「縛着作業」、「配線チェック」、「失敗事例」)、関連規格、関連図面が表示される。そして、この項目の中から1個の項目(例えば、「圧着作業」)を選択すると、図40に示す画面表示がなされる。
【0119】
図40では、「圧着作業」の「被覆剥離」が表示されている。この「圧着作業」の作業段階毎に集約された各作業項目には、「被覆剥離」、「圧着ダイス確認」、「ハンドル開放」、「コンタクトセット」、「電線挿入」、「圧着」の各作業が表示される。中央には、『電線径とクリンパー穴が合っていること、決められた長さだけ剥離すること』を示す作業写真が表示されている。
【0120】
図41には、本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承のためのコンピュータプログラムを複数の技能ジャンルの内の「塗装」に適用した実施の形態を示す端末コンピュータ2のディスプレィへの表示画面が示されている。
熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受ける作業を行う者が、熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受けるために端末コンピュータ2A,2B,・・・・2Nの内の自己の管理する端末コンピュータを立ち上げると、図18に示す如く、端末コンピュータ2のディスプレィに複数の技能ジャンルが表示される。まず、図18に示される複数の技能ジャンルから例えば、「塗装」を選択し、さらに機能例から例えば、「塗装鏡面仕上げ」を熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受ける作業を行う者が選択すると、図21と同様に全体概要、各作業項目(「準備」、「作業」、「チェック」、「後作業」、「失敗事例」)、関連規格、関連図面が表示される。そして、この項目の中から1個の項目(例えば、「作業」)を選択すると、図41に示す画面表示がなされる。
【0121】
図41では、「作業」の「塗り」が表示されている。この「作業」の作業段階毎に集約された各作業項目には、「作業確認」、「研ぎ」、「塗り」、・・・・「仕上げ」の各作業が表示される。また、「塗り」を選択すると、この項目の脇に、この「塗り」の作業工程を示す表示がなされる。この「塗り」には、「塗料調合」、「吹付け」、「乾燥」の各作業が表示される。このように、作業項目の下位にさらに作業工程が有る場合、図41に示す如く、作業項目の隣に下位の作業工程を表示してもよい。図41の中央には、「塗り」の第1番目の作業工程である「塗料調合」の写真が表示される。
【0122】
図42には、本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承のためのコンピュータプログラムで、複数の技能ジャンルの内の「溶接」の内の「ろう付け作業」を選択したときの別な表示方法の実施の形態を示す端末コンピュータ2のディスプレィへの表示画面が示されている。
本実施の形態は、複数の技能ジャンルで「溶接」を選択し、「溶接」の内の「ろう付け作業」を選択したときに、「全体紹介」、「準備」、「作業」、「チェック」、「後作業」、「失敗事例」、「関連図面」「関連規格」の全ての詳細項目を表示し、熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受ける作業を行う者が、熟練工の技術・技能の伝授・伝承をどの段階からでも、初期画面からアクセスできるようにしたものである。すなわち、熟練工の技術・技能の伝授・伝承を受ける作業を行う者は、初期画面から、例えば、「失敗事例」の「ろう回り不足」に飛んで画面表示できる。
【0123】
このように構成することにより、画面操作性をよくすることができる。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下に述べる効果を有する。
【0125】
本発明によれば、現代の熟練工の技術・技能を容易に会得することのできる技能伝承システムを提供することができる。
【0126】
また、本発明によれば、現代の熟練工の技術・技能を容易に伝承することのできる技能伝承方法を提供することができる。
【0127】
さらに、本発明によれば、現代の熟練工の技術・技能を電子データ化し、容易に伝承することのできる技能伝承表示処理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムを実施するための処理装置を示す図である。
【図2】図1に図示の管理サーバの処理装置を示す図である。
【図3】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの実施の形態の概略フローチャートである。
【図4】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図13】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図16】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムの一実施の形態を示すフローチャートである。
【図17】本発明に係る技能伝承システム、技能伝承方法、および技能伝承表示処理システムを示す端末コンピュータのディスプレィに表示される初期スタート画面を示す図である。
【図18】熟練工の技能伝承のプログラムにおける技能ジャンルの選択表を示す図である。
【図19】熟練工の技能伝承のプログラムにおける技能ジャンルの選択表を示す図である。
【図20】図18において選択した技能ジャンルのコンテンツを示す図である。
【図21】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業の作業項目を示す図である。
【図22】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業の全体概要を示す図である。
【図23】動画解説のスタート画面を示す図である。
【図24】動画解説における動画上での要所要所での表示状態を示す図である。
【図25】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業の関連図面の目次表を示す図である。
【図26】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業の準備項目における準備選択項目を示す図である。
【図27】図26に図示の準備選択項目で選択した項目の準備表示画面を示す図である。
【図28】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業の準備項目における規格選択項目を示す図である。
【図29】図28に図示の規格選択項目で選択した特定の規格項目の表示画面を示す図である。
【図30】図26に図示の準備選択項目で選択した他の項目の準備表示画面を示す図である。
【図31】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業の作業項目における作業選択項目を示す図である。
【図32】図31に図示の作業選択項目で選択した項目の作業表示画面を示す図である。
【図33】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業のチェック項目におけるチェック選択項目を示す図である。
【図34】図33に図示のチェック選択項目で選択した項目のチェック表示画面を示す図である。
【図35】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業の後作業項目における後作業選択項目を示す図である。
【図36】図33に図示の後作業選択項目で選択した項目の後作業表示画面を示す図である。
【図37】図20に図示のコンテンツで選択した特定の作業の失敗事例項目における失敗事例後選択項目を示す図である。
【図38】図37に図示の失敗事例の内容を示す図である。
【図39】図38に図示の失敗事例項目で選択した項目の失敗事例の図を内容と共に表示する図である。
【図40】図18において選択した別な技能ジャンルのコンテンツを示す図である。
【図41】図18において選択したさらに別な技能ジャンルのコンテンツを別な表示方法で示す図である。
【図42】図20に図示のコンテンツを別な表示方法で表示する図である。
【符号の説明】
1…………………………………………………………管理サーバ
2…………………………………………………………端末コンピュータ
3…………………………………………………………サーバ本体
4…………………………………………………………技能データベース
5…………………………………………………………入出力装置
6…………………………………………………………通信路
10………………………………………………………技能ジャンル
20A,20B,・・・20N………………………コンテンツ
21,22,23,24,・・・N…………………作業項目
21A,21B,21C,・・・21N……………参照項目
100,110,120………………………………サイト
150……………………………………………………IP網
Claims (17)
- 技能伝承の対象となる技能ジャンルを設定し,
前記設定した各技能ジャンル毎に、技能種類別に技能を設定し,
前記設定した各技能毎に、技能を要するコンテンツを設定し,
前記設定した各コンテンツ毎に、該各コンテンツにおける全作業を作業項目別に分類し,
前記作業項目毎に個別に作業内容を作業別に展開可能に構成したことを特徴とする技能伝承システム。 - 前記作業項目は、全作業工程において作業内容の共通するもの毎に仕分けしたものである請求項1に記載の技能伝承システム。
- 前記作業別の展開は、作業手順毎に変化させるようにしたものである請求項1又は2に記載の技能伝承システム。
- 前記作業手順毎の変化は、連続的に変化するようにしたものである請求項3に記載の技能伝承システム。
- コンピュータを用いた技能伝承表示処理システムであって,技能伝承の対象となる技能ジャンルをジャンル別に記憶する技能ジャンルデータを端末機器のディスプレイにジャンル別に表示する第1のステップと,
前記第1のステップにおいて表示される技能ジャンルデータの1を選択することによって当該技能ジャンルに共通する技能を技能種類別に記憶する技能データを端末機器のディスプレイに技能種類別に表示する第2のステップと,
前記第2のステップにおいて表示される技能データの1を選択することによって当該技能の内容別に記憶するコンテンツデータを端末機器のディスプレイに技能内容別に表示する第3のステップと,
前記第3のステップにおいて表示されるコンテンツデータの1を選択することによって当該コンテンツにおける全作業を作業項目別に分類記憶する作業項目データを端末機器のディスプレイに各作業項目別に表示する第4のステップと,
前記第4のステップにおいて表示される作業項目データの1を選択することによって当該作業項目の作業内容を端末機器のディスプレイに個別に作業別に展開する第5のステップと,
とを備えたことを特徴とする技能伝承方法。 - 前記技能伝承方法は、前記第4のステップにおいて表示される作業項目データの1を選択することによって当該作業項目の作業内容に応じて当該作業項目における作業における規格を記憶する規格説明データを端末機器のディスプレイに規格別に表示する第6のステップを設けことを特徴とする請求項5に記載の技能伝承方法。
- 前記技能伝承方法は、前記第4のステップにおいて表示される作業項目データの1を選択することによって端末機器のディスプレイに表示される作業項目の作業内容を展開に当たって、動画で記憶する動画説明データによって展開する第7のステップを設けことを特徴とする請求項5又は6に記載の技能伝承方法。
- 前記動画説明データは、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶したものである請求項7に記載の技能伝承方法。
- 前記動画説明データに基づいて作業項目の作業内容を端末機器のディスプレイ上で展開する際に、ディスプレイ上に作業上のコツを示す表示を行うようにしたことを特徴とする請求項8に記載の技能伝承方法。
- コンピュータを用いた技能伝承のためのコンピュータプログラムであって,
技能伝承の対象となる技能ジャンルをジャンル別に記憶する技能ジャンルデータの記憶データに基づいてジャンル別に端末機器のディスプレイに表示する第1の機能と,
前記記憶する各技能ジャンル毎に、当該技能ジャンルに共通する技能を技能種類別に記憶する技能データに基づいて技能種類別に端末機器のディスプレイに表示する第2の機能と,
前記記憶する各技能毎に、当該技能の内容別に記憶するコンテンツデータに基づいて技能内容別に端末機器のディスプレイに表示する第3の機能と,
前記記憶する各コンテンツ毎に、当該各コンテンツにおける全作業を作業項目別に分類記憶する作業項目データに基づいて作業項目別に端末機器のディスプレイに表示する第4の機能と,
前記記憶する作業項目毎に、当該作業項目の作業内容を個別に作業別に端末機器のディスプレイに展開する第5の機能と,
を備えてなる技能伝承のためのコンピュータプログラム。 - 前記作業項目は、全作業工程において作業内容の共通するもの毎に仕分けしたものである請求項10に記載の技能伝承のためのコンピュータプログラム。
- 前記作業別の展開は、作業手順毎に変化させるようにしたものである請求項10又は11に記載の技能伝承のためのコンピュータプログラム。
- 前記作業手順毎の変化は、連続的に変化するようにしたものである請求項12に記載の技能伝承のためのコンピュータプログラム。
- 前記技能伝承表示処理システムは、各作業項目の作業内容に応じて当該作業項目における作業における規格を記憶する規格説明データを規格別に表示する第6の手段を設けたことを特徴とする請求項10、11、12又は13に記載の技能伝承のためのコンピュータプログラム。
- 前記作業項目の作業内容の作業別の展開は、作業項目の作業内容を動画で記憶する動画説明データを作業別に表示する第7の手段によって行うものである請求項10、11、12、13又は14に記載の技能伝承のためのコンピュータプログラム。
- 前記動画説明データは、熟練工が行う作業をビデオ画像で記憶したものである請求項15に記載の技能伝承のためのコンピュータプログラム。
- 前記動画説明データに基づいて作業項目の作業内容を端末機器のディスプレイ上で展開する際に、ディスプレイ上に作業上のコツを示す表示を行うようにしたことを特徴とする請求項16に記載の技能伝承のためのコンピュータプログラム。
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