JP2004227117A - 駐車待ち時間案内装置 - Google Patents

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JP2004227117A
JP2004227117A JP2003011788A JP2003011788A JP2004227117A JP 2004227117 A JP2004227117 A JP 2004227117A JP 2003011788 A JP2003011788 A JP 2003011788A JP 2003011788 A JP2003011788 A JP 2003011788A JP 2004227117 A JP2004227117 A JP 2004227117A
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Nobuo Amano
信雄 天野
Hidetaka Ono
秀隆 小野
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Abstract

【課題】待ち時間が分かり易い駐車場待ち時間案内装置を提供する。
【解決手段】駐車場1への入場を待つ車両3が撮像された画像11を入力する画像入力部21と、前記画像に前記車両が前記駐車場に入場するまでに待つ待ち時間を示す表示12a、12bが合わされてなる待ち時間画像13のデータを送信する送信部30とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車待ち時間案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
観光地や大店舗周辺の駐車場においては、目的施設に隣接する駐車場や主要道路に面した駐車場が混み、道路に駐車場待ちの行列が発生し、交通の妨げとなり、渋滞や交通事故の原因となっている。
【0003】
しかし、一本裏道に入ると空き駐車場があり、待たずに入れるような場所も多く、特定駐車場へ集中する車の分散・誘導が課題となっている。分散、誘導の方法として、目的地より遠いほど安くする等の料金差の設定方法、送迎バスを運行して勧誘する方法等があるが、収入が減る、コストがかかる等の課題があった。
【0004】
駐車場の待ち情報を提供するシステムは従来より存在したが、駐車場入口付近又は周辺道路脇の案内板に表示するものであった。そのため、その場所を通過した車両のドライバにしか伝えることができず、また運転中のため一瞬にして通過してしまうので、複数の駐車場の混雑状況を把握して、空いている駐車場を選択させるには効果が小さかった。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−154299号公報
【特許文献2】
特開平6−243396号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
待ち時間が分かり易い駐車場待ち時間案内装置が望まれている。
特に、既に待ち行列に並んでいる車両の乗員にとって待ち時間が分かり易い駐車場待ち時間案内装置が望まれている。
待ち時間の現在から将来への待ち時間の予測が分かり易い駐車場待ち時間案内装置が望まれている。
待ち時間の過去から現在への待ち時間の実績が分かり易い駐車場待ち時間案内装置が望まれている。
現在ユーザが保有している装置、現在のインフラをそのまま利用して待ち時間が分かり易い駐車場待ち時間案内装置が望まれている。
【0007】
本発明の目的は、待ち時間が分かり易い駐車場待ち時間案内装置を提供することである。
本発明の他の目的は、特に、既に待ち行列に並んでいる車両の乗員にとって待ち時間が分かり易い駐車場待ち時間案内装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、待ち時間の現在から将来への待ち時間の予測が分かり易い駐車待ち時間案内装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、待ち時間の過去から現在への待ち時間の実績が分かり易い駐車場待ち時間案内装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、現在ユーザが保有している装置、現在のインフラをそのまま利用して待ち時間が分かり易い駐車場待ち時間案内装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0009】
本発明の駐車待ち時間案内装置は、駐車場(1)への入場を待つ車両(3)が撮像された画像(11)を入力する画像入力部(21)と、前記画像(11)に前記車両(3)が前記駐車場(1)に入場するまでに待つ待ち時間を示す表示(12a、12b)が合わされてなる待ち時間画像(13)のデータを送信する送信部(30)とを備えている。
【0010】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、送信される前記待ち時間画像(13)に含まれる前記画像(11)は、実質的にリアルタイムのライブ画像である。
【0011】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、前記待ち時間画像(13)では、第1及び第2の前記車両(3)の前記画像に重ねられて前記第1車両(3)の前記待ち時間と前記第2車両(3)の前記待ち時間がそれぞれ異なるように表示される。
【0012】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、前記待ち時間画像(13)では、過去から現在にかけての実績として前記待ち時間の増加及び減少の少なくともいずれか一方を示す表示がなされる。
【0013】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、前記待ち時間画像(13)では、現在から将来にかけての予測として前記待ち時間の増加及び減少の少なくともいずれか一方を示す表示がなされる。
【0014】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、前記送信部(30)は、前記画像(11)に前記待ち時間及び前記待ち時間に対応する位置(12c、12d)を示す表示(12a、12b)が合わされてなる前記待ち時間画像(13)のデータを送信する。
【0015】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、前記待ち時間画像(13)では、過去から現在にかけての実績として前記位置(12c、12d)の変化を示す表示がなされる。
【0016】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、前記待ち時間画像(13)では、現在から将来にかけての予測として前記位置(12c、12d)の変化を示す表示がなされる。
【0017】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、送信される前記待ち時間画像(13)に含まれる前記画像(11)は、前記車両(3)の実画像ではなく画像処理されてなるモデル化された画像である。
【0018】
本発明の駐車待ち時間案内装置(5)において、前記送信部(30)は、前記待ち時間画像(13)のデータを無線通信により携帯端末(8)に送信する。
【0019】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明の駐車待ち時間案内システムの一実施形態を説明する。
【0020】
本実施形態では、通信手段を用いて待ち時間を通知することにより、待ち情報を必要とするドライバは、時間、場所にとらわれずに必要な「駐車場待ち時間」情報を得ることができる。この場合、文字による「待ち時間**分」という表示だけではなく、ライブ映像によって待ち行列を送信することで”待つ”、”空き”という印象をドライバに視覚的に伝えることができ、空き駐車場への車の誘導効果を高めることができる。これにより、特定駐車場への車の集中を分散化し、街中の渋滞緩和に寄与する。
【0021】
図2は、本実施形態の全体構成を示す模式図である。駐車場1が設けられたビル2の上部には、カメラ4が設置されている。カメラ4は、駐車場1に入場できずに駐車場1の外部で駐車場1への入場を待っている車両3を撮像する。それらの待機車両3を撮像するために必要であれば、カメラ4は複数台用意される。カメラの設置場所は、当該ビルの上部に限定されるものではなく、駐車場1へ入場を待っている車両3を撮影できる位置であればよい。
【0022】
カメラ4により撮像された画像データは、情報センタ5に送られる。情報センタ5は、その画像データに加工を施して、待ち時間を示す画像(以下、「待ち時間画像」という)を生成する。待ち時間画像のデータは、情報センタ5からインターネットを含む通信網6を介してパソコン7や携帯端末8に送られ、パソコン7や携帯端末8の画面に待ち時間画像が表示される。また、図示していないがカーナビ等の車載端末に待ち時間画像を送り表示することもできる。
【0023】
図1を参照して、情報センタ5により生成される待ち時間画像について説明する。図1(a)は、カメラ4によって撮像された車両3と駐車場1の入口1aの画像(以下、「原画像」という)11である。図1(b)は、情報センタ5によって生成された、待ち位置と待ち時間を示す表示(以下、「待ち位置・時間画像」という)12である。図1(c)は、原画像11と、待ち位置・時間画像12とが画像合成されてなる上記待ち時間画像13である。
【0024】
駐車場利用者は、パソコン7や携帯端末8上で、複数の駐車場の中から待ち時間の情報を得たい駐車場を検索・選択し、その選択した駐車場について待ち時間画像13の表示を希望する旨の操作を行うと、パソコン7や携帯端末8に待ち時間画像13の画像が表示される。
【0025】
カメラ4は、予想される待機車両3の待ち行列の最後尾まで撮像できるように設定される。ある車両3が最後尾に並んだとしたときのその車両3の待ち時間が待ち時間画像13内で表示されるようにするためにである。
パソコン7や携帯端末8の画面の大きさとの関係で、待ち時間画像13の全てが表示されないときには、スクロールや画面切り替えにより待ち時間画像13の全てを視認できるようにされる。
【0026】
図2の例では、1つの駐車場1に対して1つの情報センタ5が対応して、情報センタ5は、その1つの駐車場1についての待ち時間画像13のみを生成して送信する構成である。この図2の構成に代えて、図3の構成にすることができる。図3の例では、複数の駐車場1A〜1nに対して1つの情報センタ5が対応して、情報センタ5は、それらの複数の駐車場1A〜1nのそれぞれについての待ち時間画像13を生成して送信する構成である。
【0027】
図3の情報センタ5によれば、複数の駐車場1A〜1nの待ち時間画像13のデータを送信することができ、パソコン7や携帯端末8の画面を分割してなる複数の小画面エリアにそれぞれ複数の駐車場1A〜1nの待ち時間画像13を表示させることができる。これにより、駐車場利用者は、複数の駐車場1A〜1nの待ち時間を一度に比較して、利用する駐車場を選択することができる。
【0028】
駐車場利用者は、パソコン7又は携帯端末8を操作して、情報の入手を希望する駐車場を選択し、その選択された駐車場についての待ち時間画像13を視認することができる。
【0029】
駐車場利用者は、例えば駐車場1への入場待ちの列に一旦並び、その並んだ車両3aの中から携帯端末8を操作して、自分の車両3aが撮像された待ち時間画像13を見ながら待ち時間を知ることができる。図1(c)の例では、駐車場利用者は、自己の車両3aの待ち時間が、10分であることが分かる。この場合、待ち時間画像13(原画像11)を動画像とすることにより、駐車場利用者は、自己の車両3aが入口1aに進んでいく状況を画面上で確認しつつ待ち時間が減っていく様子をリアルタイムで確認することができる。
ここで、リアルタイム、ライブ画像とは、駐車場の待ち時間行列の変化を伝えるにあたり、変化に対して十二分短い時間であれば良く、数コマ/秒〜数コマ/分で十分であり場合によっては数分に1コマであってもよい。また、画像の更新頻度は、利用者(ドライバ)の通信環境や表示端末の性能によって、利用者が選択してもよい。
【0030】
また、待ち位置・時間画像12に示される待ち時間の数字(「10分」、「5分」)12a、12bと、その待ち時間に対応する待ち位置を示すライン12c、12dの位置は、情報センタ5によって、その駐車場1の現在の状況に応じてリアルタイムに変更される。即ち、その駐車場1の利用車両の回転が早いときには、待ち時間を示す数字(以下、「待ち時間数字」という)12a、12bは小さくなり(「7分」、「3分」等)、及び/又は、待ち位置を示すライン(以下、「待ち位置ライン」という)12c、12dは、入口1a側に近くなる。
【0031】
なお、本実施形態では、待ち時間数字12a、12bと、待ち位置ライン12c、12dの数は「2」であるが、「2」に限定されず、「1」又は「3」以上であってもよい。待ち時間画像13において、予想される待機車両3の列の最後尾までの待ち時間が待ち位置ライン12c、12d、12e…として表示されることが望ましいことからすると、待ち時間数字12a、12bと、待ち位置ライン12c、12dの数は多い方が望ましい。
【0032】
これにより、駐車場利用者は、例えば駐車場1への入場待ちの列に並ばずに駐車場1の周辺地域又は自宅から待ち時間画像13を見て、待ち時間画像13の中の待ち時間数字12a、12b及び/又は待ち位置ライン12c、12dの位置を見ることにより、駐車場1への現在の入場待ち状況を知ることができる。
【0033】
本実施形態では、駐車場1への入場を待っている車両3の列のライブ画像と重ねて待ち時間を表示することにより、既にその列に並んでいる車両3の乗員にとって待ち時間が視覚的に分かり易いのは勿論、これから列に並ぶ人にも分かり易い。
【0034】
更に、待ち時間画像13において、過去から現在までの実績として、待ち時間が長くなっているのか短くなっているのか、待ち位置ライン12c、12dが入口1aから近くなっているのか遠くなっているのか、を表示することができる。例えば、待ち時間数字12a、12b及び/又は待ち位置ライン12c、12dの色を変えたり、点滅状態にしたりすることで、その長短の傾向を知らせることができる。色の変化としては、待ち時間が増加しつつある場合と、待ち時間に変化が無い場合と、待ち時間が減少しつつある場合とを互いに異なる色で表示したり、文字種や線種を変えて表示することができる。同様の方法により、現在から将来への予測として、待ち時間が長くなっているのか短くなっているのか、待ち位置ライン12c、12dが入口1aから近くなっているのか遠くなっているのか、を表示することができる。
【0035】
更に、待ち時間画像13において、将来の時点(駐車場1に向かった場合に、自分がその駐車場1に到達すると予想される時刻)での予測される待ち位置ライン12c、12dを待ち時間画像13上で表示する(例えば、10分待ちのラインが画像中で前方の位置や後方の位置に配置される)ことができる。
【0036】
また、待ち時間画像13において、原画像11のままでは、端末8の画面に入りきらなかったり、見難かったりする場合には、原画像11を画像処理してアニメ又はモデル化して見やすく1台あたりを小さくして表示することができる。カメラ4で撮像された原画像11をそのまま待ち位置・時間画像12と画像合成して待ち時間画像13を生成する代わりに、原画像11を画像処理して車両がモデル化されて表示される画像(例えばアニメーション)にした後に、その画像と待ち位置・時間画像12とを画像合成して待ち時間画像13を生成し、パソコン7又は携帯端末8に表示させることができる。特に、携帯端末8の小画面において待ち時間画像13の車両の実画像(原画像)が見難かったり、スクロール操作回数が多くなる場合や、駐車場1の立地による撮像条件により車両の写りが悪く車両の実画像が見難い場合には、車両の画像をモデル化して見易く且つ小さく表示することができる。
【0037】
付随的な効果として、駐車場1への入場を待っている車両3の乗員(ドライバ以外)がドライバを残して車両3から出て、先に目的施設等に徒歩で移動した場合に、携帯端末8を介してその車両3が駐車場1に入場済みか待機中かをライブ画像を通じて確認することができる。
【0038】
更に、図3の情報センタ5は、ユーザが選択した駐車場1のライブ画像(待ち時間画像13)を表示した後、その選択した駐車場1の待ち時間よりも待ち時間が短い近隣の駐車場1のライブ画像とその場所の情報を自動的に送信して、より空いている駐車場1の利用を促すことができる。
【0039】
駐車場利用者の目的施設の周辺の複数の駐車場1のうち、その目的施設に到達するまでの時間が短いものを案内することができる。目的施設に到達するまでの時間とは、駐車場1に車両3を駐車するまでの待ち時間と駐車してから徒歩でその目的施設まで移動する時間の合計である。目的施設の周辺の複数の駐車場1のそれぞれから目的施設までの徒歩での移動時間は、予め設定されている。これにより、各駐車場1毎に、設定された徒歩での移動時間(固定値)と、駐車場に入場するまでの待ち時間を合計し、その合計値が少ない駐車場を案内する。情報センタ5では、上記の「駐車場に入場するまでの待ち時間」は、待ち時間画像13における最後尾の車両の次に並ぶ車両が駐車場利用者の車両であると仮定して、待ち時間画像13における車両3の画像とライン12c、12dの位置から待ち時間を求める。
【0040】
次に、図4を参照して、情報センタ5の構成について説明する。
【0041】
情報センタ5は、画像取込み部21と、タイマ22と、入力処理部23と、待ち実績データベース24と、カレンダー時計部25と、画像合成部26と、待ち時間位置画像作成部27と、待ち時間ライン決定部28と、待ち時間予測部29と、情報提供通信部30と、駐車場案内部31と、駐車場情報データベース32とを備えている。
【0042】
画像取込み部21は、カメラ4と接続され、カメラ4からライブ画像である原画像11を取込む。その取込み周期は、例えば1分に設定される。その時間は、駐車場1の入口1aの前の車両3の待ち行列の画像が変わる、即ち、駐車場1に空きが出て車両3が移動するに至るまでに要する時間が望ましい。その時間は、タイマ22で計時され、取り込み時間になったときにタイマ22から画像取込み部21に出力される画像取込み信号に応答して、画像取込み部21がカメラ4で捉えている画像を入力する。画像取込み部21に入力された原画像11は、静止画又は動画のいずれでもよい。画像取込み部21に入力された原画像11は、画像合成部26に出力される。
【0043】
駐車場1の係員は、パソコン40に、駐車場1の今後の空き予測、即ち、駐車場1に入場するまでの車両3の待ち時間を示すデータ(以下「待ち時間第1データ」という)40aを入力する。その待ち時間第1データ40aは、駐車場1の係員が、駐車場1内の車両3の利用状況、入庫状況・出庫状況、駐車場1内での車両3の滞在時間を考慮することにより、その係員によって決定される。また、その待ち時間第1データ40aの判断に際しては、駐車場利用者の目的施設(例えばデパート)でのイベント(例えばバーゲンセール)や、その当日の曜日や天候や時期などの周囲の影響による駐車場1の利用状況の変化を、係員が経験から予測することにより行われる。
【0044】
パソコン40に入力された待ち時間第1データ40aは、情報センタ5の入力処理部23に送られる。入力処理部23にて、待ち時間第1データ40aについての入力処理が行われた後、そのデータ40aは、待ち時間ライン決定部28に出力される。
【0045】
また、入力処理部23にて、待ち時間第1データ40aについての入力処理が行われた後のデータ40aは、待ち実績データベース24に登録される。駐車場1の係員が不在、又は、その後無人化が図られた等の理由により、パソコン40への待ち時間第1データ40aの入力が無い場合には、待ち時間予測部29が、待ち時間第1データ40aに対応するデータ(以下、「待ち時間第2データ」という)40bを生成して、待ち時間ライン決定部28に出力する。
【0046】
待ち時間予測部29は、カレンダー時計部25から入力したその当日の月日・曜日と現在の時刻のデータに基づいて、待ち実績データベース24を参照して類似する条件での待ち時間の情報を収集し、その収集した情報に基づいて、待ち時間第2データ40bを生成する。待ち時間第2データ40bは、例えば、その収集した情報の平均値であることができる。その生成された待ち時間第2データ40bは、待ち実績データベース24に登録される。
【0047】
駐車場1の係員がパソコン40から待ち時間実績データベース24への待ち時間第1データ40aの登録を2〜3年間行えば、待ち時間実績データベース24に登録されたデータ量が充実するため、待ち時間予測部29は、待ち時間第2データ40bを生成することができる。
【0048】
待ち時間ライン決定部28は、入力した待ち時間第1データ40a又は待ち時間第2データ40bに基づいて、待ち位置・時間画像12に示す、待ち時間数字12a、12bと、待ち位置ライン12c、12dの位置を決定する。待ち時間ライン決定部28により決定された待ち時間数字12a、12bと、待ち位置ライン12c、12dの位置を示す待ち時間第3データ40cが待ち時間位置画像作成部27に出力される。
【0049】
待ち時間位置画像作成部27は、入力した待ち時間第3データ40cに基づいて、待ち位置・時間画像12を生成する。その生成された待ち位置・時間画像12のデータは、画像合成部26に出力される。
【0050】
画像合成部26は、画像取込み部21から入力した原画像11と、待ち時間位置画像作成部27から入力した待ち位置・時間画像12とを画像合成して、待ち時間画像13を生成する。図1(a)〜(c)に示すように、画像合成部26は、原画像11と、待ち位置・時間画像12を重ね合わせることにより、待ち時間画像13を生成する。その生成された待ち時間画像13のデータは、情報提供通信部30に出力される。
【0051】
駐車場情報案内部31は、駐車場情報データベース32を参照して、その待ち時間画像13の駐車場1に関する情報(例えば、料金、営業時間、収容車種、割引、場所、近隣の施設・店舗等に関する情報)を入力して、情報提供通信部30に出力する。
情報提供通信部30は、待ち時間画像13とその駐車場1に関する情報を示すデータを通信網6を介して、パソコン7又は携帯端末8に出力する。
【0052】
上記のように、情報センタ5での待ち時間位置の決定は、駐車場係員の経験を生かして手動により入力されたデータに基づいて行われる。すなわち、ある程度の期間、駐車場1の誘導・案内係を担当したものは、経験的に曜日、イベントの有無、時間帯を考慮して、どの位置だと何分くらい待つかを経験的に把握している。また、現状においても、待っているドライバも係員に待ち時間を聞き、その情報に納得している。よって、経験のある係員により待ち時間を推定してもらい、5分待ち、10分待ちの位置を待ち時間第1データ40aとして入力してもらうことで待ち時間位置を決定する。
【0053】
次に、図5を参照して、情報センタ5の他の構成である情報センタ5aについて説明する。
【0054】
情報センタ5aは、図4の情報センタ5において待ち時間第1データ40aが駐車場1の係員によって入力処理部23に入力されていた構成に代えて、駐車場1の入口1aに設けられたゲート45から待ち時間第4データ40dが入力処理部23に入力される。それ以外の構成は、図4の情報センタ5と同様であるため、その説明を省略する。
【0055】
ゲート45では、駐車場1に入場する車両3の乗員が、駐車時間を管理するための駐車券を取る。ゲート45は、タイマ(図示せず)を有しており、所定時間の間に、何台の車両3が駐車場1に入場したかが分かる。その所定時間あたりの入場台数を示すデータがゲート45から待ち時間第4データ40dとして入力処理部23に入力される。
【0056】
待ち時間ライン決定部28は、入力した待ち時間第4データ40dにおいて、例えば30分間に10台の車両3が駐車場1に入場したときには、そのままの混雑状況が継続すれば、待ち順位が10台目の車両3が入場するまでの待ち時間は30分であり、5台目の車両3が入場するまでの待ち時間は15分であると判断して、待ち時間数字12a、12bと、待ち位置ライン12c、12dの位置を決定する。また、入力した待ち時間第4データ40dにおいて、毎分1台の車両3が入場しているケースでは、5分待ちの待ち位置ライン12cの位置は、例えば次のように決定する。
1台の乗用車の車長:平均5m+車間距離:平均1m=1台の行列長さ:6m.
5分間に5台分なので、6×5=30m.の位置が5分待ちの待ち位置ライン12cの位置となる。
【0057】
上記のように、情報センタ5aでの待ち時間位置の決定は、入場車両のカウント数を示すデータに基づいて自動的に行われる。すなわち、入場車両の入場間隔を計測して待ち時間を予測する手法(特開平6−243396号公報)等により、平均入場台数速度を求める。デパート、遊園地等へ来場する車両のほとんどが乗用車であることから、車間距離を含めて行列長さを6m/台と換算し、上記平均入場台数速度から、5分待ち、10分待ちの位置を推定する。車両間隔(6m/台)は、地域により軽自動車が多い場合には短くする必要があり、カーブや坂道がある場合は長めにするなど調整が必要である。よって、適用店舗の調査、来場車両車種頻度や具体的な平均車両間隔を測定して決定することが望ましいが、概ね4〜7mの範囲で設定すればよい。
【0058】
次に、図6を参照して、情報センタ5の他の構成である情報センタ5bについて説明する。
【0059】
情報センタ5bでは、図4の情報センタ5や図5の情報センタ5aにおいて、待ち時間第1データ40aが入力処理部23に入力されていた構成に代えて、待ち時間第1データ40aを入力すべき入力処理部23が無い。情報センタ5bでは、待ち時間予測部29から出力される待ち時間第2データ40b(図4及び図5参照)のみに基づいて、待ち時間ライン決定部28が待ち時間数字12a、12bと、待ち位置ライン12c、12dの位置を決定する。駐車場1の周囲の施設の利用傾向が似ているケースでは、既に他の駐車場1で蓄積された待ち実績データベース24をそのまま利用することができる。
【0060】
上記のように、情報センタ5bでの待ち時間位置の決定は、待ち実績データベース24のデータに基づいて自動的に行われる。すなわち、上記の情報センタ5又は情報センタ5aの手法により待ち時間位置を決定し、その実績を日時やイベントの有無などの付帯情報と合わせて待ち実績データベース24に記録しておくことにより、当日の曜日、時間帯、イベントの有無、天候などの情報から、同一条件の過去のデータを抽出し、平均的な待ち時間位置を予測することができる。これにより、当初は情報センタ5の方法で運用していたとしても、十分な実績情報が蓄積されれば、自動運用が可能になる。
【0061】
図7、図8及び図9は、待ち実績データベース24の例を示している。
図7に示す例の待ち実績データベース24では、ある曜日の時間帯毎の天候と、周囲の施設での催事と、平均入庫台数/分を示すデータが格納される。
図8に示す例の待ち実績データベース24では、ある曜日の時間帯毎の天候と、周囲の施設での催事と、入庫への5分待ちの位置・10分待ちの位置(入口1aからの距離又は台数で表される)を示すデータが格納される。
【0062】
図9(a)は、過去の一日の時間別の入庫への待ち時間を示すグラフである。駐車場1の営業時間は8時から20時であり、10時までは空きがあったが12時で30分待ちとなっていることが記録されている。
図9(b)は、過去の曜日毎、時間毎の駐車場1の混雑状況(空き有り、混雑、満車)を示している。
【0063】
待ち時間予測部29及び待ち時間ライン決定部28が、図9の待ち実績データベース24のデータを用いて、将来の駐車場1の混雑状況を予測して決定した、待ち時間数字12a、12bと、待ち位置ライン12c、12dが表示された待ち時間画像13が提供されることにより、駐車場利用者は、駐車場1の周辺に行く前に、例えば自宅で時間帯毎の駐車場1の混雑状況を知ることができる。
【0064】
文字情報で待ち時間を示すよりも実際のリアルタイムの画像を提供した方が駐車場利用者にその情報の信頼性を高く印象付けることができる。
【0065】
本実施形態では、単に待ち時間情報の提供により、利用者に”待たずに駐車できる”という誘因で分散・誘導を行う手法を対象とする。
【0066】
本手法は、初期導入費、ランニングコストは必要であるが、他の手法に比べて低コスト化が図れる。また、地域全体で導入することでより効果が出ることから、自治体等からの交通施策に対する補助金を得ることもできるメリットがある。
【0067】
【発明の効果】
本発明の駐車待ち時間案内装置によれば、待ち時間が分かり易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態に送信され表示される画面例を説明するための図であり、(a)が原画像であり、(b)は待ち位置・時間画像であり、(c)は送信され表示される待ち時間画像である。
【図2】図2は、本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態の全体構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態の他の例の全体構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態の情報センタの構成を示す図である。
【図5】図5は、本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態の情報センタの他の構成を示す図である。
【図6】図6は、本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態の情報センタの更に他の構成を示す図である。
【図7】図7は、本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態の待ち実績データベースの構成を示す図である。
【図8】図8は、本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態の待ち実績データベースの他の構成を示す図である。
【図9】図9(a)、(b)は、それぞれ本発明の駐車待ち時間案内装置の一実施形態の待ち実績データベースの更に他の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 駐車場
1a 入口
3 車両
4 カメラ
5 情報センタ
8 携帯端末

Claims (11)

  1. 駐車場への入場を待つ車両が撮像された画像を入力する画像入力部と、
    前記画像に前記車両が前記駐車場に入場するまでに待つ待ち時間を示す表示が合わされてなる待ち時間画像のデータを送信する送信部と
    を備えた駐車待ち時間案内装置。
  2. 請求項1に記載の駐車待ち時間案内装置において、
    送信される前記待ち時間画像に含まれる前記画像は、実質的にリアルタイムのライブ画像である
    駐車待ち時間案内装置。
  3. 請求項1または2に記載の駐車待ち時間案内装置において、前記待ち時間画像では、第1及び第2の前記車両の前記画像に重ねられて前記第1車両の前記待ち時間と前記第2車両の前記待ち時間がそれぞれ異なるように表示される
    駐車待ち時間案内装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の駐車待ち時間案内装置において、
    前記待ち時間画像では、過去から現在にかけての実績として前記待ち時間の増加及び減少の少なくともいずれか一方を示す表示がなされる
    駐車待ち時間案内装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の駐車待ち時間案内装置において、
    前記待ち時間画像では、現在から将来にかけての予測として前記待ち時間の増加及び減少の少なくともいずれか一方を示す表示がなされる
    駐車待ち時間案内装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の駐車待ち時間案内装置において、
    前記送信部は、前記画像に前記待ち時間及び前記待ち時間に対応する位置を示す表示が合わされてなる前記待ち時間画像のデータを送信する
    駐車待ち時間案内装置。
  7. 請求項6記載の駐車待ち時間案内装置において、
    前記待ち時間画像では、過去から現在にかけての実績として前記位置の変化を示す表示がなされる
    駐車待ち時間案内装置。
  8. 請求項6または7に記載の駐車待ち時間案内装置において、
    前記待ち時間画像では、現在から将来にかけての予測として前記位置の変化を示す表示がなされる
    駐車待ち時間案内装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の駐車待ち時間案内装置において、
    送信される前記待ち時間画像に含まれる前記画像は、前記車両の実画像ではなく画像処理されてなるモデル化された画像である
    駐車待ち時間案内装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の駐車待ち時間案内装置において、
    前記送信部は、前記待ち時間画像のデータを無線通信により携帯端末に送信する
    駐車待ち時間案内装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の駐車待ち時間案内装置において、
    前記待ち時間画像と併せて、前記駐車場から周辺施設までの移動時間を表示し、目的施設までの所要合計時間情報を提供する
    駐車待ち時間案内装置。
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