JP2004226512A - 光ファイバのコネクタ接続部品 - Google Patents

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Kikuji Tanaka
喜久治 田中
Masaru Kaga
勝 加賀
Hiroshi Maejima
紘 前島
Ryosuke Nakamichi
亮輔 中道
Takushi Sakaguchi
拓史 坂口
Satrusajang Ratapon
サットルサヤェン・ラタポン
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Abstract

【課題】光コネクタなどに容易かつ安価に組み込んで光ファイバ伝送路における赤外光の伝送状態を常時監視するなどの用途に適用することが可能となる光ファイバのコネクタ接続部品を提供する。
【解決手段】不可視光で情報を伝達する各光ファイバを着脱可能な状態で相互接続する光ファイバのコネクタ接続部品の構造体上で、光ファイバにより伝送された不可視光が受光される部位に、不可視光を受光して反応し可視光を発光する不可視光検出機能体が配置されており、不可視光検出機能体から発光された可視光が光ファイバのコネクタ接続部品の外部から目視可能であるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、赤外線の如き不可視光で情報を伝達する光ファイバのコネクタ接続部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の技術分野において、従来は不可視光を電気信号に変換する光電変換部品を用いて不可視光を電気信号に変換し、その後に例えば液晶ディスプレイなどに表示させる装置を用いて信号検出する構成が採られていた。このような従来の技術においては、別電源を必要とするうえに装置が大型となる欠点がある。
【0003】
このような欠点を考慮して、不可視光を電気信号に変換しないで、不可視光を可視光に変換して光信号の状態で検知する試みが成されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−260565号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献1に開示されているものは、中実で可視光を透過し赤外光を吸収する導波性支持体の一端に赤外可視変換蛍光体からなる赤外変換部を備えた構成を有して、狭隘部での赤外線検知,明光下での赤外線検知を可能とするものであるが、ある空間への赤外光の放射を目視で検知するものであり、光導波路における赤外光の伝送状態を常時監視するなどの用途については、開示はなくまた適用可能な構造でもない。
【0006】
本発明の目的は、光コネクタなどに容易かつ安価に組み込んで光ファイバ伝送路における赤外光の伝送状態を常時監視するなどの用途に適用することが可能となる光ファイバのコネクタ接続部品を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を実現するため、本発明による光ファイバのコネクタ接続部品は、不可視光で情報を伝達する各光ファイバを着脱可能な状態で相互接続する光ファイバのコネクタ接続部品であって、
該光ファイバのコネクタ接続部品の構造体上で、前記光ファイバにより伝送された前記不可視光が受光される部位に、該不可視光を受光して反応し可視光を発光する不可視光検出機能体が配置されており、
該不可視光検出機能体から発光された該可視光が該光ファイバのコネクタ接続部品の外部から目視可能であるように構成されている。
【0008】
このとき、前記不可視光検出機能は、可視変換蛍光性材料を用いた受光反応で可視光を発光するように構成されているものを用いることができる。また、主たる適用用途として考えられる光ファイバ情報通信システムにおいて、前記不可視光は近赤外線光であり、この光領域に特化した赤外可視変換蛍光性材料を用いる構成を採用することができ、加えて近年利用されている波長多重伝送で使用波長帯域ごとの不可視光検出が可能となるように、異なる不可視光波長帯域に対応して異なる発光色で前記可視光を発光するような構成をとることができる。
前記光ファイバのコネクタ接続部品に対して、前記不可視光検出機能体が着脱可能であるように構成することができる。
前記光ファイバのコネクタ接続部品は光コネクタであり、該光コネクタには開閉自在の光遮蔽機能が備わっているとともに、前記光遮蔽機能における光遮蔽部に前記不可視光検出機能体が備えられているように構成することができる。
前記開閉自在の光遮蔽機能は、前記光コネクタのアダプタに備えることができる。
前記光ファイバのコネクタ接続部品は光コネクタであり、前記光コネクタの光放出端面側に装着する光コネクタカバーに前記不可視光検出機能体が備えられるように構成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明による光ファイバのコネクタ接続部品の第1の実施例による光コネクタのコネクタプラグ10を示したものである。図1では、図示を簡略化するために、対向する他方のコネクタプラグ10とこれらのコネクタプラグ10を両側からそれぞれ受け入れて両コネクタプラグの相互結合を行わせるコネクタ用アダプタは、図示を省略されている。
光コネクタプラグ10は対向する光ファイバ端同士を互いに接合するために用いられるもので、光ファイバ1を精度良く固定するための光コネクタフェルール2と、光コネクタプラグ10の筐体となる光コネクタハウジング3から構成される。代表的な光コネクタとしてはFC型光コネクタやSC型光コネクタどが存在するが、従来の光コネクタプラグには図1にあるような光コネクタ光遮蔽部4を備えていない。図1に示す本発明による光コネクタにおける光コネクタ光遮蔽部4は、開閉式のシャッタ構造であり、防塵や使用者の目の保護を目的として、LSH型光コネクタなどで採用されている。
【0010】
図2は、図1の光コネクタ10を光コネクタ光遮蔽部4の方向の正面から見た図であり、光コネクタ光遮蔽部4が閉じている状態を示したものである。図2に示す光コネクタ光遮蔽部4には不可視光検出部4−1が備わっており、この不可視光検出部4−1は図1の光コネクタフェルール2の端部から放出される不可視光に反応して可視光を発光するものである。
【0011】
図2の不可視光検出部4−1として、赤外線領域の不可視光(波長1.3μm,1.55μm)を用いる光ファイバ情報通信システムを前提とすると、赤外線を受光し可視光で蛍光発光する赤外輝尽蛍光性材料(硫化カルシウムCaSに微量のサマリウムSmとユーロピウムEuを添加した材料よりなる)などを用いることができる。そのとき、例えば1.31μm波長帯であるO−band と1.55μm波長帯であるC−band で、それぞれ個別に反応して異なる発光色を発光する2種類の蛍光材料を用いて、波長帯識別が可能な不可視光検出部を構成することができる。
【0012】
図3は、本発明による光ファイバのコネクタ接続部品の第2の実施例による光コネクタ用アダプタ20の断面図を示したものである。
光コネクタ用アダプタ20は、光コネクタフェルール2同士を精度良く接合させるための割りスリーブ21と、光コネクタプラグ10を固定するためのアダプタハウジング22から構成される。さらに図3では、光コネクタプラグ10の挿入有無によって開閉する光遮蔽部23を備えている。
【0013】
図4は、図3の光コネクタ用アダプタ20を光コネクタ挿入口正面から見た図であり、光遮蔽部23には、図2と同様の不可視光検出部23−1が備わっている。この構成による実施例では、光コネクタ用アダプタ20のどちから一方の光コネクタプラグ挿入口に光コネクタプラグ10が挿入されたとき、もう一方の光コネクタプラグ挿入口側の光遮蔽部23にある不可視光検出部23−1によって、挿入された光コネクタプラグ10から放出される不可視光を検出することが可能となる。
【0014】
図5は、本発明の第3の実施例に該当する光ファイバのコネクタ接続部品を適用した光コネクタカバー30を光コネクタプラグ10に装着した状態で示したものである。
図5における光コネクタ10プラグは、光遮蔽部を備えないFC型やSC型であっても、光遮蔽部4を備えたOLSH型でもかまわないが、光遮蔽部4を備えた光コネクタプラグ10の場合には、光コネクタカバー30を装着したときには光遮蔽部4が開いているように構成されている。
図5における光コネクタカバー30には、図2と同様に光コネクタフェルール2と対向する面に不可視光検出部4−1が備わっている。
【0015】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、不可視光を用いる情報伝達手段である光ファイバ端において、電子回路装置に頼ることなく光信号の有無を、眼球に損傷を与える等の危険性を排除して安全かつ確実に、検知することが可能となり、光ファイバ接続作業や接続作業に付帯する光信号確認作業を容易かつ省スペースで実現する優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバのコネクタ接続部品の第1の実施例による光コネクタプラグを示す側面図である。
【図2】図1の光コネクタプラグを光コネクタ光遮蔽部から見た正面図である。
【図3】本発明による光ファイバのコネクタ接続部品の第2の実施例による光コネクタ用アダプタの縦断面図である。
【図4】図3の光コネクタ用アダプタを光コネクタプラグ挿入口から見た正面図である。
【図5】本発明の第3の実施例に該当する光ファイバのコネクタ接続部品を適用した光コネクタカバーを光コネクタプラグに装着した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ
2 光コネクタフェルール
3 光コネクタハウジング
4 光コネクタ光遮蔽部
4−1 不可視光検出部
10 光コネクタプラグ
20 光コネクタ用アダプタ
21 割りスリーブ
22 アダプタハウジング
23 光遮蔽部
23−1 不可視光検出部
30 光コネクタカバー

Claims (8)

  1. 不可視光で情報を伝達する各光ファイバを着脱可能な状態で相互接続する光ファイバのコネクタ接続部品であって、
    該光ファイバのコネクタ接続部品の構造体上で、前記光ファイバにより伝送された前記不可視光が受光される部位に、該不可視光を受光して反応し可視光を発光する不可視光検出機能体が配置されており、
    該不可視光検出機能体から発光された該可視光が該光ファイバのコネクタ接続部品の外部から目視可能であるように構成された光ファイバの結合部構造。
  2. 前記不可視光検出機能体は、可視変換蛍光性材料からなり、前記不可視光に反応して前記可視光を発光する材質を用いて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの結合部構造。
  3. 前記不可視光は赤外線領域光であり、前記可視変換蛍光性材料は赤外輝尽蛍光性材料であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ファイバの結合部構造。
  4. 前記不可視光検出機能体は、前記不可視光の相異なる光波長帯域に対応してそれぞれ相異なる発光色で前記可視光を発光する機能を備えていることを特徴とする請求項1,請求項2または請求項3に記載の光ファイバの結合部構造。
  5. 前記光ファイバのコネクタ接続部品に対して、前記不可視光検出機能体が着脱可能なるように構成されていることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3または請求項4に記載の光ファイバの結合部構造。
  6. 前記光ファイバのコネクタ接続部品は光コネクタであり、該光コネクタには開閉自在の光遮蔽機能が備わっているとともに、前記光遮蔽機能における光遮蔽部に前記不可視光検出機能体が備えられていることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3または請求項4に記載の光ファイバの結合部構造。
  7. 前記開閉自在の光遮蔽機能は前記光コネクタのアダプタに備えられていることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバの結合部構造。
  8. 前記光ファイバのコネクタ接続部品は光コネクタであり、前記光コネクタの光放出端面側に装着する光コネクタカバーに前記不可視光検出機能体が備えられていることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3または請求項4に記載の光ファイバの結合部構造。
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