JP2004225754A - 合成樹脂製の滑り軸受及びこの滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造 - Google Patents

合成樹脂製の滑り軸受及びこの滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2004225754A
JP2004225754A JP2003011902A JP2003011902A JP2004225754A JP 2004225754 A JP2004225754 A JP 2004225754A JP 2003011902 A JP2003011902 A JP 2003011902A JP 2003011902 A JP2003011902 A JP 2003011902A JP 2004225754 A JP2004225754 A JP 2004225754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular
peripheral surface
synthetic resin
cylindrical portion
sliding bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003011902A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4325198B2 (ja
Inventor
Yuzo Niina
祐三 新名
Kazuyuki Miyata
和幸 宮田
Atsushi Ueno
篤志 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Oiles Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Oiles Industry Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2003011902A priority Critical patent/JP4325198B2/ja
Publication of JP2004225754A publication Critical patent/JP2004225754A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4325198B2 publication Critical patent/JP4325198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/10Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for both radial and axial load
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • F16C17/18Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with floating brasses or brushing, rotatable at a reduced speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2326/00Articles relating to transporting
    • F16C2326/01Parts of vehicles in general
    • F16C2326/05Vehicle suspensions, e.g. bearings, pivots or connecting rods used therein

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

【課題】ダストカバー等を別途設けなくても、滑り軸受片が配された空間への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を防止でき、塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下をより少なくし得て、ステアリング操作時の円滑な操舵力を更に長期間にわたって維持できる上に、ストラットアッセンブリの剛性を向上できる合成樹脂製の滑り軸受及びこれを用いたストラット型サスペンションの取付構造を提供すること。
【解決手段】合成樹脂製の滑り軸受1は、合成樹脂製の下側ケース2と、下側ケース2に重ねられた合成樹脂製の上側ケース3と、上側及び下側ケース3及び2間に配された合成樹脂製の円板状のスラスト滑り軸受片4と、上側及び下側ケース3及び2間に配された合成樹脂製の円筒状のラジアル滑り軸受片5とを具備している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂製の滑り軸受に関し、更に詳しくは四輪自動車等の車両におけるストラット型サスペンション(マクファーソン式)に組込まれて好適な合成樹脂製の滑り軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
四輪自動車の前輪に用いられるストラット型サスペンションは、一般に、主軸と一体となった外筒の中に油圧式ショックアブソーバを内蔵したストラットアッセンブリにコイルバネを組合わせた構造をもっている。斯かるサスぺンションにおいては、ステアリング操作においてストラットアッセンブリがコイルバネと共に回る際に、ストラットアッセンブリのピストンロッドが回る形式と、ピストンロッドが回らない形式のものがあるが、いずれの形式においてもストラットアッセンブリの回動を円滑に許容するべく、車体の取付部材とコイルバネの上部バネ座シートとの間に、転がり玉軸受に代えて、合成樹脂製の滑り軸受が使用される場合がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−257146号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
合成樹脂製の滑り軸受は、通常、合成樹脂製の下側ケースと、この下側ケースに重ねられた合成樹脂製の上側ケースとを具備し、これら下側ケースと上側ケースとの間の空間に滑り軸受片又は滑り軸受突部を配してなるが、この空間に塵埃、泥水等が侵入すると、所望の軸受機能が得られなくなってしまう虞がある。一方、ストラット型サスペンションは、車両走行中に塵埃、雨水、泥水などが直接作用する部位に装着されるため、車体の取付部材とコイルバネの上部バネ座シートとの間に装着される滑り軸受の使用環境も極めて過酷なものとなる。したがって、滑り軸受片又は滑り軸受突部が配された空間の外周側及び内周側が直接外部に開口していると、ここからの塵埃、雨水、泥水等の空間への侵入の危険が極めて高くなり、ここでの密封性が極めて重要になる。特に、空間での水分の滞留を防止するために、空間の内周側を下方に開口させて下側ケース及び上側ケースを形成した合成樹脂製の滑り軸受では、上記の危険がますます高くなる。
【0005】
そこで、特開2002−257146号公報に記載のような合成樹脂製の滑り軸受が提案されており、斯かる滑り軸受によれば上記の問題は効果的に解決されるのであるが、スラスト滑り軸受片が配された空間が外周側において外部に連通しているために、ここから空間への塵埃、雨水、泥水等の侵入を更に防止する場合には、コストアップを招来するダストカバー等を別途設置する必要がある上に、ラジアル滑り軸受片が内周側に配されているために、下側ケース及び上側ケースの内径を大きくすることが困難であって、下側ケースの下方に油圧式ショックアブソーバに対するバンプストッパ等を設けざるを得なくなる結果、ピストンロッド長が長くなって、ピストンロッド径を大きくしてストラットアッセンブリの剛性の向上を図らざるを得ない。
【0006】
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、ダストカバー等を別途設けなくても、滑り軸受片が配された空間への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を防止でき、塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下をより少なくし得て、ステアリング操作時の円滑な操舵力を更に長期間にわたって維持できる上に、ストラットアッセンブリの剛性を向上できる合成樹脂製の滑り軸受及びこれを用いたストラット型サスペンションの取付構造を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様の合成樹脂製の滑り軸受は、合成樹脂製の下側ケースと、この下側ケースに重ねられた合成樹脂製の上側ケースと、上側及び下側ケース間に配された合成樹脂製の円板状のスラスト滑り軸受片と、上側及び下側ケース間に配された合成樹脂製の円筒状のラジアル滑り軸受片とを具備しており、ここで、下側ケースは、下側環状板部と、この下側環状板部の内周面側の上面に一体的に形成された内側環状突起部と、下側環状板部の外周面側の上面に一体的に形成された外側環状突起部と、下側環状板部の外周面側の下面に一体的に形成された下側筒部と、この下側筒部の外周面に一体的に形成されている環状係合突起部とを具備しており、上側ケースは、上側環状板部と、内側環状突起部よりも径方向の内側において上側環状板部の内周面側の下面に一体的に形成された内側環状垂下部と、下側筒部よりも径方向の外側において上側環状板部の外周面側の下面に一体的に形成された上側筒部と、上側筒部の内周面に一体的に形成されていると共に環状係合突起部に係合された環状被係合突起部とを具備しており、スラスト滑り軸受片は、内側環状突起部よりも径方向の外側であって外側環状突起部よりも径方向の内側において下側環状板部の上面と上側環状板部の下面との間に、当該上面及び下面に摺動自在に接触して配されており、ラジアル滑り軸受片は、下側筒部の外周面と上側筒部の内周面との間に、当該外周面及び内周面に摺動自在に接触して配されている。
【0008】
第一の態様の滑り軸受によれば、スラスト滑り軸受片が内側環状突起部よりも径方向の外側であって外側環状突起部の径方向の内側において下側環状板部の上面と上側環状板部の下面との間に配されている一方、ラジアル滑り軸受片が下側筒部の外周面と上側筒部の内周面との間に配されているため、下側筒部の下端部と上側筒部の下端部との間の隙間の外部開口端を容易に覆うように上部バネ座シート手段のばね受板を設けることができる結果、斯かる外部開口端を介する下側筒部の外周面と上側筒部の内周面との間の空間への外部からの塵埃、雨水、泥水等の直接的な侵入を別途ダストカバー等を設けなくても防ぐことができ、而して、下側筒部の外周面と上側筒部の内周面との間の空間に連通すると共にスラスト滑り軸受片が配された下側環状板部の上面と上側環状板部の下面との間の空間への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を効果的に防ぐことができ、塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下を更に少なくし得て、ステアリング操作時の円滑な操舵力を更に長期間にわたって維持できる上に、しかも、下側ケース及び上側ケースの内径を大きくできる結果、ピストンロッドを取り囲んで配されるバンプストッパを下側ケースと上側ケースとを貫通して配することができ、而して、ピストンロッド長を短くできて、ストラットアッセンブリの剛性を向上できる。
【0009】
本発明の第二の態様の合成樹脂製の滑り軸受では、第一の態様の滑り軸受において、下側ケースは、内側環状突起部よりも径方向の外側であって下側環状板部の内周面側の上面に一体的に形成された中間環状突起部を更に具備しており、上側ケースは、径方向において内側環状垂下部の外側でかつ径方向において内側環状突起部と中間環状突起部との間であって上側環状板部の内周面側の下面に一体的に形成された外側環状垂下部を更に具備しており、スラスト滑り軸受片は、中間環状突起部よりも径方向の外側であって外側環状突起部よりも径方向の内側において下側環状板部の上面と上側環状板部の下面との間に、当該上面及び下面に摺動自在に接触して配されており、外側環状垂下部は、内側環状突起部と中間環状突起部とで形成された環状の凹所内まで伸びており、内側環状垂下部、外側環状垂下部、内側環状突起部及び中間環状突起部により内側のラビリンスが形成されている。
【0010】
第二の態様の滑り軸受によれば、内側にラビリンスが形成されているために、内側からの下側環状板部の上面と上側環状板部の下面との間の空間への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を効果的に防ぐことができ、上記と相俟って塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下を更に大幅になくし得る。
【0011】
本発明の第三の態様の合成樹脂製の滑り軸受では、第一又は第二の態様の滑り軸受において、下側筒部は、下側環状板部の外周面側の下面に一体的に形成された円筒部と、この円筒部から徐々に拡径して伸びた截頭円錐状筒部とを具備しており、ラジアル滑り軸受片は、円筒部の外周面と上側筒部の内周面との間に、当該外周面及び内周面に摺動自在に接触して配されており、環状係合突起部は、截頭円錐状筒部の外周面に一体的に形成されており、上側筒部は、上側環状板部の外周面側の下面に一体的に形成された厚肉円筒部と、この厚肉円筒部に一体的に形成された薄肉円筒部とを具備しており、環状被係合突起部は、薄肉円筒部の内周面に一体的に形成されている。
【0012】
第三の態様の滑り軸受によれば、截頭円錐状筒部によりラジアル滑り軸受片の下降を防止でき、円筒部の外周面と上側筒部の内周面との間におけるラジアル滑り軸受片を所望位置に保持できる上に、ラジアル滑り軸受片が配される下側筒部の外周面と上側筒部の内周面との間の空間への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を更に効果的に防ぐことができ、上記と相俟って塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下を更に大幅になくし得る。
【0013】
油圧式ショックアブソーバ及びこの油圧式ショックアブソーバを取り囲んで配されたコイルバネを具備した車両のストラット型サスペンションを上記のいずれかの態様の合成樹脂製の滑り軸受を介して車体に取り付ける本発明の第一の態様の取付構造では、滑り軸受は、油圧式ショックアブソーバのピストンロッドを車体に取り付ける取付部材とコイルバネの上部バネ座シート手段との間に配されており、取付部材は、上側ケースの上側筒部を取り囲むと共に上側ケースの上側筒部の下端部を越えて下方に伸びたスカート部を具備しており、上部バネ座シート手段はスカート部の下端が臨む環状溝を形成する凹部を有したばね受板を具備している。
【0014】
第一の態様の取付構造によれば、下側筒部の下端部と上側筒部の下端部と間の隙間の外部開口端がばね受板の凹部によって外部に対して覆われ、しかも、斯かる外部開口端が凹部及びスカート部で形成されるラビリンスを介して外部に連通されることになる結果、上述の滑り軸受の利点を確保できる。
【0015】
本発明の第二の態様の取付構造では、第一の態様の取付構造において、ストラット型サスペンションは、油圧式ショックアブソーバのピストンロッドを取り囲んで配されたバンプストッパを具備しており、下側ケース及び上側ケースは、バンプストッパの外径よりも大きい内径を有しており、バンプストッパは下側環状板部及び上側環状板部の内周面で規定される中央孔を通って配されている。
【0016】
第二の態様の取付構造によれば、バンプストッパが下側環状板部及び上側環状板部の内周面で規定される中央孔を通って配されているために、ピストンロッドを特に長くしなくてもよく、而して、特に太いピストンロッドを用いなくても所望の剛性を有したストラットアッセンブリとなる。
【0017】
本発明の第三の態様の取付構造では、第一又は第二の態様の取付構造において、ばね受板はその凹部に複数個の貫通孔を具備している。
【0018】
斯かる第三の態様の取付構造によれば、スカート部の下端が臨む環状溝に飛来した外部からの塵埃、雨水、泥水等を貫通孔を介して排出できるために、環状溝が塵埃、雨水、泥水等で一杯になり、これにより、ラジアル滑り軸受片が配される下側筒部の外周面と上側筒部の内周面との間の空間に塵埃、雨水、泥水等が侵入するような事態を防ぎ得る。
【0019】
本発明における上側及び下側ケースを構成する合成樹脂は、耐摩耗性、耐衝撃性、耐クリープ性等の摺動特性及び機械的特性に優れていることが好ましく、また上側及び下側ケース間に収容されるスラスト滑り軸受片及びラジアル滑り軸受片を構成する合成樹脂は特に自己潤滑性を有することが好ましく、例えばポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂等が良好に使用され、このほかポリカーボネート樹脂等も使用し得る。
【0020】
上側及び下側ケースには、スラスト滑り軸受片及びラジアル滑り軸受片を構成する合成樹脂と同様の合成樹脂が使用され得るが、特にスラスト滑り軸受片及びラジアル滑り軸受片に使用される合成樹脂と摩擦特性の良好な組合わせであって、しかも比較的剛性の高い合成樹脂であることが望ましい。その望ましい組合わせについて例示すると、スラスト滑り軸受片及びラジアル滑り軸受片と上側及び下側ケースとに対して、ポリアセタールとポリアミドとの組合わせ、ポリエチレンとポリアセタールとの組合わせ、ポリアセタールとPBTとの組合わせ及びポリアセタールとポリアセタールとの組合わせがある。
【0021】
次に本発明を、図に示す好ましい実施の形態の例に基づいて更に詳細に説明する。本発明はこれら例に何等限定されないのである。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1から図5において、本例の合成樹脂製の滑り軸受1は、合成樹脂製の下側ケース2と、下側ケース2に重ねられた合成樹脂製の上側ケース3と、上側及び下側ケース3及び2間に配された合成樹脂製の円板状のスラスト滑り軸受片4と、上側及び下側ケース3及び2間に配された合成樹脂製の円筒状のラジアル滑り軸受片5とを具備している。
【0023】
下側ケース2は、円筒状の内周面11及び外周面12を有した下側環状板部13と、下側環状板部13の内周面11側の上面14に一体的に形成された内側環状突起部15と、下側環状板部13の外周面12側の上面14に一体的に形成された外側環状突起部16と、下側環状板部13の外周面12側の下面17に一体的に形成された下側筒部18と、下側筒部18の外周面19に一体的に形成されている環状係合突起部20と、内側環状突起部15よりも径方向の外側でかつ外側環状突起部16よりも径方向の内側であって下側環状板部13の内周面11側の上面14に一体的に形成された中間環状突起部21とを具備している。
【0024】
下側筒部18は、下側環状板部13の外周面12側の下面17に一体的に形成された円筒部25と、円筒部25から徐々に拡径して伸びた截頭円錐状筒部26とを具備しており、円筒部25と截頭円錐状筒部26との間に段部27が形成されており、環状係合突起部20は、截頭円錐状筒部26における外周面19に一体的に形成されており、外側環状突起部16は、その上面28に径方向に伸びる複数個の溝29を有しており、複数個の溝29は円周方向に等間隔に配されている。
【0025】
上側ケース3は、円筒状の内周面31及び外周面32を有した上側環状板部33と、内側環状突起部15よりも径方向の内側において上側環状板部33の内周面31側の下面34に一体的に形成された内側環状垂下部35と、下側筒部18よりも径方向の外側において上側環状板部33の外周面32側の下面34に一体的に形成された上側筒部36と、上側筒部36の内周面37に一体的に形成されていると共に環状係合突起部20に係合された環状被係合突起部38と、径方向において内側環状垂下部35よりも外側でかつ径方向において内側環状突起部15と中間環状突起部21との間であって上側環状板部33の内周面31側の下面34に一体的に形成された外側環状垂下部39とを具備している。
【0026】
内側環状垂下部35は、内周面31と面一の円筒状の内周面40を有しており、上側筒部36は、上側環状板部33の外周面32側の下面34に一体的に形成された厚肉円筒部41と、厚肉円筒部41に一体的に形成された薄肉円筒部42とを具備しており、環状被係合突起部38は、薄肉円筒部42において内周面37に一体的に形成されており、外側環状垂下部39は、内側環状突起部15と中間環状突起部21とで形成された環状の凹所43内まで伸びており、内側環状垂下部35、外側環状垂下部39、内側環状突起部15及び中間環状突起部21により内側のラビリンス44が形成されており、上側筒部36において、厚肉円筒部41と薄肉円筒部42との間の境界部に段部45が形成されており、厚肉円筒部41は、上側環状板部33の外周面32側の下面34に一体的に形成された大厚肉円筒部46と大厚肉円筒部46に一体的に形成された小厚肉円筒部47とからなり、大厚肉円筒部46と小厚肉円筒部47との間の境界部に段部48が形成されている。
【0027】
スラスト滑り軸受片4は、内側環状突起部15及び中間環状突起部21よりも径方向の外側であって外側環状突起部16よりも径方向の内側において下側環状板部13の上面14と上側環状板部33の下面34との間に、当該上面14及び下面34にその下面51及び上面52で摺動自在に接触して配されており、下面51及び上面52の夫々には、径方向に伸びたグリース(潤滑油材)溜め用の複数の溝53が円周方向に等間隔に夫々形成されている上に、複数の溝53の夫々に連通すると共に円周方向に伸びたグリース(潤滑油材)溜め用の環状の溝54が形成されている。
【0028】
ラジアル滑り軸受片5は、下側環状板部13の外周面12及び下側筒部18の外周面19、より特定的には円筒部25における外周面19と上側筒部36の内周面37、より特定的には小厚肉円筒部47における内周面37との間に、当該外周面12及び19並びに内周面37にその円筒状の内周面56及び外周面57で摺動自在に接触して配されており、外周面57には軸方向に伸びたグリース(潤滑油材)溜め用の複数の溝58が円周方向に等間隔に夫々形成されている。
【0029】
下側ケース2は、下側環状板部13の内周面11で規定される中央孔61を有すると共に、同じく下側環状板部13の内周面11で規定される内径D1を有しており、上側ケース3は、上側環状板部33の内周面31及び内側環状垂下部35の内周面40で規定される中央孔62を有すると共に、同じく上側環状板部33の内周面31及び内側環状垂下部35の内周面40で規定される内径D1を有している。
【0030】
以上の合成樹脂製の滑り軸受1では、環状被係合突起部38への環状係合突起部20の合成樹脂の撓み性を利用したスナップフィット式の係合でもって上側ケース3と下側ケース2とが互いに重ね合わされており、軸心Xの周りの上側ケース3に対する下側ケース2の相対的なR方向の回転において、スラスト滑り軸受片4の下面51と下側環状板部13の上面14との間の低摩擦の摺動又はスラスト滑り軸受片4の上面52と上側環状板部33の下面34との間の低摩擦の摺動を生じさせると共に、ラジアル滑り軸受片5の内周面56と下側環状板部13の外周面12及び下側筒部18の外周面19との間の低摩擦の摺動又はラジアル滑り軸受片5の外周面57と上側筒部36の内周面37との間の低摩擦の摺動を生じさせ、而して、軸心Xの周りの上側ケース3に対する下側ケース2の相対的なR方向の回転を極めて低い摩擦抵抗をもって行わせる。
【0031】
合成樹脂製の滑り軸受1は、図6に示すように、油圧式ショックアブソーバ(図示せず)及び油圧式ショックアブソーバを取り囲んで配されたコイルバネ71を具備した車両のストラット型サスペンション72を取付手段73を介して車体に取り付ける際に用いられる。ストラット型サスペンション72を滑り軸受1を介して車体に取り付けるための図6に示す取付構造74では、滑り軸受1は、油圧式ショックアブソーバのピストンロッド75を車体に取り付ける取付手段73とコイルバネ71の上部バネ座シート手段76との間に配されており、取付手段73は、車体に固着される固定部材77と、油圧式ショックアブソーバのピストンロッド75の上端部78を固定部材77に連結固定するための連結固定部材79と、滑り軸受1を傾斜配置するために固定部材77の下面にボルト等により固着された環状の受板80と、上側ケース3の上側筒部36を取り囲むと共に上側ケース3の上側筒部36の下端部81を越えて下方に伸びたスカート部82を有した取付部材83とを具備しており、取付部材83は受板80に溶接等により固着されており、上部バネ座シート手段76はスカート部82の下端84が臨む環状溝85を形成する凹部86を有した環状のばね受板87と、ばね受板87に保持された環状のばね受88とを具備しており、ばね受板87はその凹部86に複数個の貫通孔89を具備しており、ばね受88にコイルバネ71の上端部90が当接している。
【0032】
ストラット型サスペンション72は、油圧式ショックアブソーバのピストンロッド75を取り囲んで配されたバンプストッパ91を具備しており、下側ケース2及び上側ケース3は、バンプストッパ91の外径D2よりも大きい内径D1(図1参照)を有しており、バンプストッパ91は中央孔61及び62を通って配されている。
【0033】
図6に示す取付構造74において、ばね受板87と下側ケース2との間には環状のスペーサ部材92が介在されており、コイルバネ71の軸心Xの周りでのR方向の回転は、ばね受88、ばね受板87及びスペーサ部材92を介して下側ケース2に伝達されるようになっており、取付部材83の内周面に滑り軸受1の上側ケース3が嵌装されており、上側ケース3は、取付部材83及び受板80を介して固定部材77に軸心Xの周りでR方向に回転しないように保持されており、ピストンロッド75を覆うベローズ状の防塵カバー95の上端部は、円筒状のブラケット96及び受板80等を介してピストンロッド75の上端部78に固定されており、防塵カバー95内にバンプストッパ91は配されている。
【0034】
ステアリング操作によりコイルバネ71が軸心Xの周りでR方向に回動されると、上側ケース3に対して下側ケース2が回転され、下側ケース2のこの回転は、上側及び下側ケース3及び2間に配されたスラスト滑り軸受片4及びラジアル滑り軸受片5により滑らかになされ、したがってステアリング操作も抵抗なく行われる。
【0035】
滑り軸受1によれば、スラスト滑り軸受片4が内側環状突起部15よりも径方向の外側であって外側環状突起部16の径方向の内側において下側環状板部13の上面14と上側環状板部33の下面34との間に配されている一方、ラジアル滑り軸受片5が下側筒部18の外周面19と上側筒部36の内周面37との間に配されているため、下側筒部18の下端部101と上側筒部36の下端部81との間の隙間の外部開口端103を容易に覆うように上部バネ座シート手段76のばね受板87を設けることができる結果、斯かる外部開口端103を介する下側筒部18の外周面19と上側筒部36の内周面37との間の空間104への塵埃、雨水、泥水等の直接的な侵入を別途ダストカバー等を設けなくても防ぐことができ、而して、空間104に連通すると共にスラスト滑り軸受片4が配された下側環状板部13の上面14と上側環状板部33の下面34との間の空間105への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を効果的に防ぐことができ、塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下を更に少なくし得て、ステアリング操作時の円滑な操舵力を更に長期間にわたって維持できる上に、しかも、下側ケース2及び上側ケース3の内径D1を大きくできる結果、ピストンロッド75を取り囲んで配されるバンプストッパ91を下側ケース2と上側ケース3とを貫通して配することができ、而して、ピストンロッド75の長さを短くできて、ストラットアッセンブリの剛性を向上できる。
【0036】
また滑り軸受1によれば、内側にラビリンス44が形成されているために、内側からの空間105への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を効果的に防ぐことができ、上記と相俟って塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下を更に大幅になくし得、加えて、截頭円錐状筒部26でもって形成される環状の段部27によりラジアル滑り軸受片5の下降を防止でき、円筒部25における外周面19と上側筒部36の内周面37との間におけるラジアル滑り軸受片5を所望位置に保持できる上に、ラジアル滑り軸受片5が配される下側筒部18の外周面19と上側筒部36の内周面37との間の空間104への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を更に効果的に防ぐことができ、上記と相俟って塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下を更に大幅になくし得る。
【0037】
そして上記の取付構造74によれば、下側筒部18の下端部101と上側筒部36の下端部81と間の隙間の外部開口端103がばね受板87の凹部86によって外部に対して覆われ、しかも、斯かる外部開口端103が凹部86及びスカート部82で形成されるラビリンスを介して外部に連通されることになる結果、上述の滑り軸受1の利点を確保でき、しかも、バンプストッパ91が下側ケース2及び上側ケース3を貫通して配されているために、ピストンロッド75を特に長くしなくてもよく、而して、特に太いピストンロッド75を用いなくても所望の剛性を有したストラットアッセンブリとなり、またスカート部82の下端84が臨む環状溝85に飛来した外部からの塵埃、雨水、泥水等を貫通孔89を介して排出できるために、環状溝85が塵埃、雨水、泥水等で一杯になり、これにより、ラジアル滑り軸受片5が配される空間104に塵埃、雨水、泥水等が侵入するような事態を防ぎ得る。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、ダストカバー等を別途設けなくても、滑り軸受片が配された空間への外部からの塵埃、雨水、泥水等の侵入を防止でき、塵埃、雨水、泥水等の侵入に起因する摺動特性の低下をより少なくし得て、ステアリング操作時の円滑な操舵力を更に長期間にわたって維持できる上に、ストラットアッセンブリの剛性を向上できる合成樹脂製の滑り軸受及びこれを用いたストラット型サスペンションの取付構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の好ましい一例の断面図である。
【図2】図1に示す例の一部拡大断面図である。
【図3】図1に示す例の下側ケースの平面図である。
【図4】図1に示す例のスラスト滑り軸受片の平面図である。
【図5】図1に示す例のラジアル滑り軸受片の平面図である。
【図6】図1に示す例をストラットアッセンブリに用いた例の断面説明図である。
【符号の説明】
1 滑り軸受
2 下側ケース
3 上側ケース
4 スラスト滑り軸受片
5 ラジアル滑り軸受片
11 内周面
12 外周面
13 下側環状板部
14 上面
15 内側環状突起部
16 外側環状突起部
17 下面
18 下側筒部
20 環状係合突起部
31 内周面
32 外周面
33 上側環状板部
34 下面
35 内側環状垂下部
36 上側筒部
37 内周面
38 環状被係合突起部

Claims (6)

  1. 合成樹脂製の下側ケースと、この下側ケースに重ねられた合成樹脂製の上側ケースと、上側及び下側ケース間に配された合成樹脂製の円板状のスラスト滑り軸受片と、上側及び下側ケース間に配された合成樹脂製の円筒状のラジアル滑り軸受片とを具備しており、下側ケースは、下側環状板部と、この下側環状板部の内周面側の上面に一体的に形成された内側環状突起部と、下側環状板部の外周面側の上面に一体的に形成された外側環状突起部と、下側環状板部の外周面側の下面に一体的に形成された下側筒部と、この下側筒部の外周面に一体的に形成されている環状係合突起部とを具備しており、上側ケースは、上側環状板部と、内側環状突起部よりも径方向の内側において上側環状板部の内周面側の下面に一体的に形成された内側環状垂下部と、下側筒部よりも径方向の外側において上側環状板部の外周面側の下面に一体的に形成された上側筒部と、上側筒部の内周面に一体的に形成されていると共に環状係合突起部に係合された環状被係合突起部とを具備しており、スラスト滑り軸受片は、内側環状突起部よりも径方向の外側であって外側環状突起部よりも径方向の内側において下側環状板部の上面と上側環状板部の下面との間に、当該上面及び下面に摺動自在に接触して配されており、ラジアル滑り軸受片は、下側筒部の外周面と上側筒部の内周面との間に、当該外周面及び内周面に摺動自在に接触して配されている合成樹脂製の滑り軸受。
  2. 下側ケースは、内側環状突起部よりも径方向の外側であって下側環状板部の内周面側の上面に一体的に形成された中間環状突起部を更に具備しており、上側ケースは、径方向において内側環状垂下部の外側でかつ径方向において内側環状突起部と中間環状突起部との間であって上側環状板部の内周面側の下面に一体的に形成された外側環状垂下部を更に具備しており、スラスト滑り軸受片は、中間環状突起部よりも径方向の外側であって外側環状突起部よりも径方向の内側において下側環状板部の上面と上側環状板部の下面との間に、当該上面及び下面に摺動自在に接触して配されており、外側環状垂下部は、内側環状突起部と中間環状突起部とで形成された環状の凹所内まで伸びており、内側環状垂下部、外側環状垂下部、内側環状突起部及び中間環状突起部により内側のラビリンスが形成されている請求項1に記載の合成樹脂製の滑り軸受。
  3. 下側筒部は、下側環状板部の外周面側の下面に一体的に形成された円筒部と、この円筒部から徐々に拡径して伸びた截頭円錐状筒部とを具備しており、ラジアル滑り軸受片は、円筒部の外周面と上側筒部の内周面との間に、当該外周面及び内周面に摺動自在に接触して配されており、環状係合突起部は、截頭円錐状筒部の外周面に一体的に形成されており、上側筒部は、上側環状板部の外周面側の下面に一体的に形成された厚肉円筒部と、この厚肉円筒部に一体的に形成された薄肉円筒部とを具備しており、環状被係合突起部は、薄肉円筒部の内周面に一体的に形成されている請求項1又は2に記載の合成樹脂製の滑り軸受。
  4. 油圧式ショックアブソーバ及びこの油圧式ショックアブソーバを取り囲んで配されたコイルバネを具備した車両のストラット型サスペンションを請求項1から3のいずれか一項に記載の合成樹脂製の滑り軸受を介して車体に取り付ける取付構造であって、滑り軸受は、油圧式ショックアブソーバのピストンロッドを車体に取り付ける取付手段とコイルバネの上部バネ座シート手段との間に配されており、取付手段は、上側ケースの上側筒部を取り囲むと共に上側ケースの上側筒部の下端部を越えて下方に伸びたスカート部を有した取付部材を具備しており、上部バネ座シート手段はスカート部の下端が臨む環状溝を形成する凹部を有したばね受板を具備している取付構造。
  5. ストラット型サスペンションは、油圧式ショックアブソーバのピストンロッドを取り囲んで配されたバンプストッパを具備しており、下側ケース及び上側ケースは、バンプストッパの外径よりも大きい内径を有しており、バンプストッパは下側環状板部及び上側環状板部の内周面で規定される中央孔を通って配されている請求項4に記載の取付構造。
  6. ばね受板はその凹部に複数個の貫通孔を具備している請求項4又は5に記載の取付構造。
JP2003011902A 2003-01-21 2003-01-21 合成樹脂製の滑り軸受及びこの滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造 Expired - Lifetime JP4325198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003011902A JP4325198B2 (ja) 2003-01-21 2003-01-21 合成樹脂製の滑り軸受及びこの滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003011902A JP4325198B2 (ja) 2003-01-21 2003-01-21 合成樹脂製の滑り軸受及びこの滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004225754A true JP2004225754A (ja) 2004-08-12
JP4325198B2 JP4325198B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=32900667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003011902A Expired - Lifetime JP4325198B2 (ja) 2003-01-21 2003-01-21 合成樹脂製の滑り軸受及びこの滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4325198B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102541A1 (ja) 2007-02-20 2008-08-28 Oiles Corporation スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
JP2010031970A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器
WO2011114619A1 (ja) 2010-03-17 2011-09-22 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
WO2012093450A1 (ja) 2011-01-07 2012-07-12 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造
WO2012132176A1 (ja) 2011-03-30 2012-10-04 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
JP2015017708A (ja) * 2014-10-17 2015-01-29 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
US8998497B2 (en) 2007-03-20 2015-04-07 Oiles Corporation Thrust sliding bearing and combination mechanism of the thrust sliding bearing and piston rod with coil spring
US20150354629A1 (en) * 2013-01-29 2015-12-10 Oiles Corporation Synthetic resin-made sliding bearing
WO2017086401A1 (ja) 2015-11-20 2017-05-26 オイレス工業株式会社 合成樹脂製滑り軸受
WO2017094686A1 (ja) 2015-12-02 2017-06-08 オイレス工業株式会社 合成樹脂製滑り軸受
WO2019067830A1 (en) * 2017-09-28 2019-04-04 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation BEARING ASSEMBLY AND METHODS OF MAKING AND USING THE SAME
JP7471439B2 (ja) 2020-03-18 2024-04-19 浙江吉利控股集団有限公司 ストラットアセンブリ及びそれを用いた車両

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102541A1 (ja) 2007-02-20 2008-08-28 Oiles Corporation スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
US8998497B2 (en) 2007-03-20 2015-04-07 Oiles Corporation Thrust sliding bearing and combination mechanism of the thrust sliding bearing and piston rod with coil spring
JP2010031970A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器
US8596661B2 (en) 2010-03-17 2013-12-03 Oiles Corporation Thrust sliding bearing and combination mechanism of the thrust sliding bearing and a piston rod
WO2011114619A1 (ja) 2010-03-17 2011-09-22 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
CN105134761A (zh) * 2011-01-07 2015-12-09 奥依列斯工业株式会社 推力滑动轴承和使用该推力滑动轴承的支柱型悬架的安装结构
US9267544B2 (en) 2011-01-07 2016-02-23 Oiles Corporation Thrust sliding bearing and mounting structure of a strut-type suspension using the thrust sliding bearing
RU2583827C1 (ru) * 2011-01-07 2016-05-10 Оилз Корпорейшн Упорный подшипник скольжения и монтажная конструкция подвески стоечного типа с использованием упорного подшипника скольжения
US8740233B2 (en) 2011-01-07 2014-06-03 Oiles Corporation Thrust sliding bearing and mounting structure of a strut-type suspension using the thrust sliding bearing
CN103314224A (zh) * 2011-01-07 2013-09-18 奥依列斯工业株式会社 推力滑动轴承和使用该推力滑动轴承的支柱型悬架的安装结构
WO2012093450A1 (ja) 2011-01-07 2012-07-12 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造
RU2542839C1 (ru) * 2011-01-07 2015-02-27 Оилз Корпорейшн Упорный подшипник скольжения и монтажная конструкция подвески стоечного типа с использованием упорного подшипника скольжения
JP2012145147A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Oiles Corp スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造
US9028150B2 (en) 2011-03-30 2015-05-12 Oiles Corporation Thrust sliding bearing and combination mechanism of the thrust sliding bearing and a piston rod
KR20140147145A (ko) 2011-03-30 2014-12-29 오일레스고교 가부시키가이샤 스러스트 슬라이딩 베어링 및 이 스러스트 슬라이딩 베어링과 피스톤 로드의 조합 기구
WO2012132176A1 (ja) 2011-03-30 2012-10-04 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
US9488222B2 (en) 2011-03-30 2016-11-08 Oiles Corporation Thrust sliding bearing and combination mechanism of the thrust sliding bearing and a piston rod
US20150354629A1 (en) * 2013-01-29 2015-12-10 Oiles Corporation Synthetic resin-made sliding bearing
US9623714B2 (en) * 2013-01-29 2017-04-18 Oiles Corporation Synthetic resin-made sliding bearing
JP2015017708A (ja) * 2014-10-17 2015-01-29 オイレス工業株式会社 スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受とピストンロッドとの組合せ機構
US10422374B2 (en) 2015-11-20 2019-09-24 Oiles Corporation Synthetic resin-made sliding bearing
KR20180075560A (ko) 2015-11-20 2018-07-04 오일레스고교 가부시키가이샤 합성수지제 미끄럼 베어링
EP3379095A4 (en) * 2015-11-20 2019-06-26 Oiles Corporation SLIDING BEARINGS FROM ARTIFICIAL RESIN
WO2017086401A1 (ja) 2015-11-20 2017-05-26 オイレス工業株式会社 合成樹脂製滑り軸受
WO2017094686A1 (ja) 2015-12-02 2017-06-08 オイレス工業株式会社 合成樹脂製滑り軸受
WO2019067830A1 (en) * 2017-09-28 2019-04-04 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation BEARING ASSEMBLY AND METHODS OF MAKING AND USING THE SAME
TWI711773B (zh) * 2017-09-28 2020-12-01 美商聖高拜塑膠製品公司 軸承總成
US11333199B2 (en) 2017-09-28 2022-05-17 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Assembly for a bearing and methods of making and using the same
JP7471439B2 (ja) 2020-03-18 2024-04-19 浙江吉利控股集団有限公司 ストラットアセンブリ及びそれを用いた車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP4325198B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1365162B1 (en) Synthetic resin sliding bearing
US9004769B2 (en) Synthetic resin-made thrust sliding bearing
US8066435B2 (en) Strut sliding bearing
RU2583986C2 (ru) Упорный подшипник скольжения
JP4434768B2 (ja) サスペンションスラスト軸受装置
JP4419217B2 (ja) 合成樹脂製の滑り軸受
KR101524305B1 (ko) 스러스트 슬라이딩 베어링
WO2012093450A1 (ja) スラスト滑り軸受及びこのスラスト滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造
WO2016088782A1 (ja) 滑り軸受およびストラット式サスペンション
JP4329363B2 (ja) スラスト滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造及びそのスラスト滑り軸受
JP2004225754A (ja) 合成樹脂製の滑り軸受及びこの滑り軸受を用いたストラット型サスペンションの取付構造
JP6581448B2 (ja) 滑り軸受
EP3372857B1 (en) Synthetic resin slide bearing
JP3709939B2 (ja) 合成樹脂軸受
EP3379095B1 (en) Synthetic resin plain bearing
JP3671459B2 (ja) 合成樹脂スラスト軸受
JP4318268B2 (ja) 合成樹脂軸受
JP4174081B2 (ja) 合成樹脂軸受
EP3385555B1 (en) Synthetic resin sliding bearing
KR102556713B1 (ko) 서스펜션용 스트러트 베어링 어셈블리
JPH084754A (ja) 合成樹脂スラスト軸受

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20030312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20030312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090601

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4325198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140619

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term