JP2004225250A - トイレの換気装置 - Google Patents

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JP2004225250A JP2003010598A JP2003010598A JP2004225250A JP 2004225250 A JP2004225250 A JP 2004225250A JP 2003010598 A JP2003010598 A JP 2003010598A JP 2003010598 A JP2003010598 A JP 2003010598A JP 2004225250 A JP2004225250 A JP 2004225250A
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Shuji Fukuda
修治 福田
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Abstract

【課題】配管作業を簡素にするとともに、トイレ室内に配管類が露見するのを防止して外観及び清掃作業がよくなるトイレの換気装置を得る。
【解決手段】便器(1)の壁内に吸引路(10)を形成するとともに、該吸引路(10)は、便器(1)の両側上縁部(1a)の内側に吸引口(10e)を有し、上記便器(1)の下面に床下配管した吸引管(13)と接続可能な接続口(10d)を有する構成にする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排便時の臭いを除去するトイレの換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、便器の壁内に前部から両側上縁部に沿って後方に延びる流路を形成するとともに、該流路の後部に複数の小孔(排水口)を形成し、上記流路の前部に送水管と第1吸気枝管とを並列に接続し、該第1吸気枝管とトイレ室内の床面近傍に吸気口を有する別個の第2吸気枝菅とを自動切換え弁を介して吸気主管に接続し、便器を洗浄する際には、送水管から上記流路に水を供給してその小孔から便器内に洗浄用の水を流す一方、第2吸気枝菅からトイレ室内の床面部の空気(臭気)を吸引して外部に排出し、上記洗浄時以外においては第1吸気枝管から上記流路の小孔を介して便器内の空気(臭気)を吸引して外気に排出するようにしたものがあった。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特公昭55−48143号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものは、臭気を吸引除去するために第1吸気枝菅及び第2吸気枝管を使用するようにしていたので、配管作業が煩わしくなるとともに、トイレ室内に多数の配管が露見して外観を損ねるものであった。本発明は、上記不具合を解消した新規なトイレの換気装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、便器の壁内に吸引路を形成するとともに、該吸引路は便器の両側上縁部の内側に吸引口を設け、便器の下面に床下配管した吸引管と接続可能な接続口を設ける構成にしたものである。
また、請求項2に係る発明は、上記吸引路の途中に上方に向かって蛇行する上り蛇行部を設け、該上り蛇行部の底部に小径の水抜き孔を設けるようにしたものである。
また、請求項3に係る発明は、上記水抜き孔を便器に形成した排水路に接続したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図面において、図1は本発明の第1実施例を示す側面断面図、図2は図1のII−II断面図、図3は本発明の第2実施例を示す側面断面図、図4は図3のIV−IV断面図である。
【0007】
図1、図2は様式の便器を示す。図1において、1は便器であり、便室2の上縁部1aを内方にカールして洗浄水の案内溝3を形成し、後端上部(図1において右端上部)に洗浄水を上記案内溝3に向けて吐出する吐出孔4を形成し、該吐出孔4の後部に送水菅5を接続する。該送水菅5は送水弁(図示省略)を操作した際に水(洗浄水)を吐出孔4に向けて一定時間送水するようになっている。また、上記便室2の後部に上方に立ち上がった後、下方に垂下する排水路6を形成し、該排水路6の下端を便器1の下面に開口させ、この部を床下配管した排水管7に接続する。
【0008】
上記便器1の壁内に吸引路10を形成する。該吸引路10は、便器1の前後方向中間部に位置する左右両側壁内にそれぞれ上縁部から下方に向かって延びる分岐吸引路10a、10aを形成し、各分岐吸引路10a、10aの下部を便器1本体の下部に形成した筒状の集合路10cに接続する。上記各分岐吸引路10a、10aの中間部は、図1に示すように、上方に向けて上り蛇行させ、該上り蛇行部10bの下った底部に小径の水抜き孔11を形成するとともに、該水抜き孔11を便器1本体の壁内に形成した導水路12を介して前述した排水路6に接続する。
【0009】
上記各分岐吸引路10a、10aの上部は、図2に示すように、カールさせた上縁部1aの壁に沿って逆U形に屈曲させ、その先端、つまり吸引口10eを便室2の下面に向けて開口させ、洗浄水が流入し難くなるようにする。また、上記集合路10cの接続口10dは便器1の下面に位置させ、該接続口10dを床下配管した吸引管13に接続する。この吸引菅13は、図1に示すように、建物の外壁部に設けた吸引ファン14に接続され、該吸引ファン14を介して外部に開放される。上記吸引ファン14は便器1の近傍に配置したスイッチ14aによってオン・オフ作動される。図1において、15は便座、16は蓋である。
【0010】
上記第1実施例によれば、用便時にスイッチ14aをオン操作すると、吸引ファン14が起動し、吸引管13を介して吸引路10が負圧となり、左右の吸引口10eから便室2内の臭気を効率よく吸引し、該臭気は各分岐吸引路10a、10a、集合路10c、吸引管13を経て外部に排出されることになる。また、上記吸引時、あるいは便器の洗浄時等に吸引口10eから吸引路10内に浸入した水は、上り蛇行部10bの下った底部に滞留し、該底部に形成した水抜き孔11から導水路12を介して排水路6に排出され、吸引管13内への水の浸入が防止されることになる。
【0011】
また、用便後に送水弁(図示省略)を操作すると、送水菅5から吐出孔4に向けて水(洗浄水)が一定時間送水され、吐出孔4から吐出した水は案内溝3に案内されて便室2の上部周縁から旋回しつつ下方に流下し、該便室2の内面を洗浄するとともに、便を排水路6に向けて排出することになる。
【0012】
図3、図4は和式の便器を示す。図3において、20は便器であり、便室21の前部(図3において左部)側に上方に立ち上がる凸面状のヘッド部22を有する。上記便室21の上縁部21aは圧肉に形成され、該上縁部21a内の左右及び上記ヘッド部22内に前後方向に延びる洗浄水の導入路23を形成し、上縁部21a側の導入路23に便室21の下方に向かって開口する複数の吐出孔23aを前後方向に所定の間隔をおいて形成する。ヘッド部22の前部に上記導入路23に水(洗浄水)を供給する送水管24を接続する。該送水管24は送水弁(図示省略)を操作した際に水導入路23に向けて一定時間送水するようになっている。また、上記便室21の前部に上方に立ち上がった後、下方に垂下する排水路25を形成し、該排水路25の下端を床下配管した排水管26に接続する。
【0013】
上記便器20の壁内に吸引路30を形成する。即ち、便室21上部の左右壁内に前後方向に延びる分岐吸引路30a、30aを形成し、各分岐吸引路30a、30aの前部30bを下方に屈曲させ、その下端を便器20本体の下部に形成した筒状の集合路30cに接続する。上記各分岐吸引路30a、30aは、図3に示すように、前部側が高くなるように上り傾斜させ、各分岐吸引路30a、30aの後端の底部に便室21内に開口する小径の水抜き孔31を形成する。
【0014】
上記各分岐吸引路30a、30aの前後方向3箇所に吸引口30dを形成する。各吸引口30dは、図4に示すように、前述した上縁部21a内の導入路23を取り巻くように逆U形に屈曲させ、その先端を便室21の下面に向けて開口させ、洗浄水が流入し難くなるようにする。また、上記集合路30cの接続口30eは便器20の下面に位置させ、該接続口30eを床下配管した吸引管32に接続する。この吸引菅32は、第1実施例と同様に、建物の外壁部に設けた吸引ファン33に接続され、該吸引ファン33を介して外部に開放される。上記吸引ファン33は便器20の近傍に配置したスイッチ(図示省略)によってオン・オフ作動される。
【0015】
上記第2実施例によれば、用便時に吸引ファン33を起動させると、便室21内の臭気を左右の吸引口30dから吸引し、各分岐吸引路30a、30a、集合路30c、吸引管32を介して外部に排出されることになる。また、上記吸引時、あるいは便器20の洗浄時等に吸引口30dから吸引路30内に浸入した水は、各分岐吸引路30a、30aの下った後部に滞留し、該後部に形成した水抜き孔31から便室21内に排出され、吸引管32内への水の浸入が防止されることになる。
【0016】
また、用便後に送水弁(図示省略)を操作すると、送水管24から導入路23に水(洗浄水)が一定時間送水され、該水が吐出孔23aから便室21の内面に沿って流下し、該便室21の内面を洗浄するとともに、便を排水路25に向けて排出することになる。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな如く、本発明は、臭気を吸引する吸引路を便器の壁内に形成するとともに、該吸引路の接続口を便器の下面に設けて床下配管した吸引管に接続するようにしたので、配管作業が簡素になる。しかも、トイレ室内に配管類が露見しなくなり、外観が向上するとともに清掃作業が容易になる。
また、上記吸引路の途中に上り蛇行部を設け、該上り蛇行部の底部に小径の水抜き孔を設けたので、吸引管に水が浸入しなくなり、これの耐久性が高くなる。また、上記水抜き孔を便器に形成した排水路に接続したので、便器の内面が汚染され難くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す側面断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す側面断面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【符号の説明】
1 便器
1a 上縁部
2 便室
3 案内溝
4 吐出孔
5 送水管
6 排水路
7 排水管
10 吸引路
10a 分岐吸引路
10b 上り蛇行部
10c 集合吸引路
10d 接続口
10e 吸引口
11 水抜き孔
12 導水路
13 吸引管
14 吸引ファン
14a スイッチ
15 便座
16 蓋
20 便器
21 便室
21a 上縁部
22 ヘッド部
23 導入路
23a 吐出孔
24 送水管
25 排水路
26 排水管
30 吸引路
30a 分岐吸引路
30b 前部
30c 集合路
30d 吸引口
30e 接続口
31 水抜き孔
32 吸引管
33 吸引ファン

Claims (3)

  1. 便器(1)の壁内に吸引路(10)を形成するとともに、該吸引路(10)は便器(1)の両側上縁部(1a)の内側に吸引口(10e)を設け、便器(1)の下面に床下配管した吸引管(13)と接続可能な接続口(10d)を設けたことを特徴とするトイレの換気装置。
  2. 吸引路(10)の途中に上方に向かって蛇行する上り蛇行部(10b)を設け、該上り蛇行部(10b)の底部に小径の水抜き孔(11)を設けたことを特徴とする請求項1記載のトイレの換気装置。
  3. 水抜き孔(11)を便器(1)に形成した排水路(6)に接続したことを特徴とする請求項2記載のトイレの換気装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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