JP2004223180A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関し、特に、所定条件の成立により確定表示される判定図柄に応じて遊技者に利益が付与される遊技機において、最新複数回の判定図柄結果を今回の利益付加遊技終了後の遊技に反映させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機等の遊技機として、特別図柄が大当たり図柄で確定することにより大当たりが発生し大入賞口が開放される第1種遊技機(例えば、特許文献1参照)、遊技球が大入賞口内部の特定領域を通過することにより大当たりが発生し、判定図柄が抽選されて、確定した判定図柄に応じて大当たりのラウンド数が決定される第2種遊技機(例えば、特許文献2参照)、特別図柄が大当たり図柄で確定することにより大当たりが発生し、特定入賞口内部の特別装置作動領域を遊技球が通過することによって特別装置が作動する第3種遊技機(例えば、特許文献3参照)等が従来から知られている。
【0003】
これら従来の第1種遊技機、第2種遊技機、第3種遊技機等の遊技機は、大当たりが発生したときに遊技者に付与される利益量に変化をもたせ、遊技者に認識させるために、判定図柄を使用している。
【0004】
例えば第2種遊技機では、遊技球の特定領域通過を契機に、当該大当たりにおけるラウンド数がランダムに抽選され、図柄表示領域で判定図柄(ラウンド数判定図柄)の変動が開始される。そして、所定時間経過後に、抽選結果に基づいて、例えば「2R」、「7R」、「15R」の何れかの判定図柄(ラウンド数判定図柄)が確定表示され、その確定表示された判定図柄(ラウンド数判定図柄)に対応したラウンド数まで継続可能な大当たり遊技が実行可能になる(それ以降のラウンド継続が困難になるものや、そのラウンドで強制的に終了するものがある)。こうして判定図柄を例えば3種類を用意し、判定図柄が「15R」の場合は15R(ラウンド)、「7R」の場合は7R、「2R」の場合は2Rというように、判定図柄に応じて大当たりの継続可能なラウンド数(遊技者に付与される利益量)を異ならせている。
また、例えば第1種遊技機、第3種遊技機では、遊技球が始動口に入賞すると図柄表示領域で判定図柄(特別図柄、普通図柄等)変動が開始される。また、遊技球の始動口入賞を契機に、当該図柄変動における確定表示図柄がランダムに抽選され、所定時間経過後に、抽選結果に基づいて、ハズレ図柄または大当たり図柄が確定表示される。そして、大当たり図柄が確定表示されると大当たりとなり、所定のラウンド数(15R)が終了するまで大当たり遊技が実行可能になる。また、確定表示された大当たり図柄が特定図柄(奇数図柄)であった場合、大当たり遊技終了後に、次回大当たり図柄が確定表示されるまで大当たり確率が高くなる確変遊技が実行可能になる。また、確定表示された大当たり図柄が特定図柄(奇数図柄)の場合には比較的多いラウンド数(15R)の大当たり遊技が実行され、非特定図柄(偶数図柄)の場合には比較的少ないラウンド数(7R)の大当たり遊技が実行されるものもある。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−299983号公報
【特許文献2】
特開平5−177号公報
【特許文献3】
特開平9−135946号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、大当たりが発生したときに遊技者に付与される利益量を確定表示される判定図柄に応じて決定する従来の遊技機では、確定表示される判定図柄はその都度ランダムに抽選されるため、何回も連続して同一の判定図柄が確定表示されたり、何回も連続して利益量が多いまたは少ない判定図柄が確定表示されることが稀にある。そして、例えば2種遊技機で、何回も連続して利益量の少ない「2R」が確定表示されると、せっかく何回も大当たりが発生したにも関わらず、付与される利益が少ないので、遊技者の落胆が大きくて、遊技意欲が減退してしまう。また、逆に、何回も連続して利益量の多い「15R」が確定表示されると、遊技者に付与される利益量が並外れて大きくなり、遊技機間のバランスが崩れてしまう恐れがある。
【0007】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、大当たり発生等の所定条件が成立したときに遊技者に付与される利益量を確定表示される判定図柄に応じて決定する遊技機において、何回も連続して利益量の少ない判定図柄が確定表示されても遊技者の遊技意欲が減退しないようにでき、利益量の多い判定図柄が連続しても遊技者に付与される利益量が過大にならないようにできる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定条件の成立により遊技者に利益が付与される遊技機であって、前記所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を所定範囲の中から選択し決定する利益量決定手段と、該利益量決定手段により決定された利益量に応じた第1の利益付与遊技を実行可能な第1の遊技制御手段と、前記利益量決定手段の最新複数回の決定結果を記憶する決定結果記憶手段と、該決定結果記憶手段により記憶された最新複数回の決定結果に特定の関係が成立しているか否かを判定する決定結果判定手段と、該決定結果判定手段が前記特定の関係が成立していると判定した場合に、前記第1の利益付与遊技の実行終了後、前記第1の利益付与遊技とは異なる第2の利益付与遊技を実行可能な第2の遊技制御手段とを備えていることを特徴とする遊技機を提供する。
【0009】
この遊技機では、図柄表示領域に確定表示された判定図柄に相当する最新複数回の利益量の決定結果に特定の関係が成立している場合には、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。そのため、判定図柄が確定表示される度に、遊技者は過去の判定図柄結果にも注意しながら遊技をすることになり、より複雑で面白い遊技機となる。
【0010】
ここで、前記特定の関係は、前記最新複数回の決定結果がいずれも最大利益量に該当しないことであってよい。この場合、確定表示された判定図柄に基づく利益量の最新複数回の決定結果が1回も最大利益量に該当しないと、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。そのため、判定図柄が確定表示される度に、遊技者は過去の判定図柄結果にも注意しながら遊技をすることになり、より複雑で面白い遊技機となる。そして、この場合、確定表示された判定図柄に基づく利益量の最新複数回の決定結果が1回も最大利益量に該当しないと、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、利益量が多くなる特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)を実行するようにでき、そうすることで、何回も連続して最大利益量がでない場合の利益補填ができ、遊技者の遊技意欲が減退するのを防止できる。
【0011】
この場合、例えば第2種遊技機で、過去3回(最新複数回)に確定表示された判定図柄がいずれも利益量が最も少ない「2R」であることが「特定の関係」であるとして、大当たりとなり、ラウンド数判定図柄として今回例えば「2R」が確定表示されると、過去3回の確定表示された判定図柄を参照し、3回とも利益量が最も少ない「2R」(特定の関係が成立)であったときは、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、例えば第1の利益付加遊技の発生率が高くなる特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)が実行され、例えば過去3回が「15R」・「7R」・「15R」であったときよりも、次回の大当たり等(第1の利益付与遊技)の発生が早くなる。
【0012】
また、前記特定の関係は、前記最新複数回の決定結果が相互に等しい利益量であることであってよい。この場合、確定表示された判定図柄に基づく利益量の最新複数回の決定結果が全て同一であると、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。そのため、判定図柄が確定表示される度に、遊技者は過去の判定図柄結果にも注意しながら遊技をすることになり、より複雑で面白い遊技機となる。そして、この場合、確定表示された判定図柄に基づく利益量の最新複数回の決定結果が全て同一であると今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、利益量が多くなる特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)を実行するようにでき、そうすることで、少ない利益量が重なる場合の利益補填ができ、遊技者の遊技意欲が減退するのを防止できる。また、確定表示された判定図柄に基づく利益量の最新複数回の決定結果が全て同一であると今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、利益量が少なくなる特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)を実行するようにでき、そうすることで、多い利益量が重なる場合のバランスを保つことができる。
【0013】
前記第2の利益付加遊技は、前記第1の利益付加遊技の発生率が高くなる遊技であってよい。その場合、図柄表示領域に確定表示された判定図柄に相当する最新複数回の利益量の決定結果に特定の関係が成立していると、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、第1の利益付加遊技の発生率が高くなる特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。そのため、少ない利益量が重なる場合の利益補填ができて、遊技者の遊技意欲が減退するのを防止でき、また、判定図柄が確定表示される度に、遊技者は過去の判定図柄結果にも注意しながら遊技をすることになり、より複雑で面白い遊技機となる。
【0014】
本発明の上記遊技機は、また、前記特定の関係が複数種類のグループにグループ分けされていて、前記決定結果判定手段は、前記特定の関係が成立していると判定した場合に該特定の関係が前記グループのいずれに属するかを判別するグループ判別手段を含んでおり、前記第2の遊技制御手段は、前記決定結果判定手段が前記特定の関係が成立していると判定した場合に前記第2の利益付加遊技を前記グループ判別手段の判別結果に応じて利益度合いを異にして実行するものであってよい。
【0015】
この場合、例えば第2種遊技機で、過去3回(最新複数回)に確定表示された判定図柄がいずれも利益量が最も少ない「2R」あるいは、いずれも利益量がその次に少ない「7R」であることが「特定の関係」であるとして、大当たりとなり、ラウンド数判定図柄として今回例えば「2R」が確定表示されると、過去3回の確定表示された判定図柄を参照し、過去3回とも利益量が最も少ない「2R」であったときと、過去3回とも利益量がその次に少ない「7R」であったときは、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、例えば第1の利益付加遊技の発生率が高くなる特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。そして、過去3回とも「2R」であった場合と、過去3回とも「7R」であった場合とで、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後の特別な利益付加遊技(第2の利益付与遊技)の利益度合いが異なるようにする。つまり、過去3回とも「2R」であった場合の方が、過去3回とも「7R」であった場合よりも、今回の利益付加遊技(第1の利益付与遊技)の実行終了後、例えば第1の利益付加遊技の発生率が高くなるようにする。こうして、少ない利益量が重なる場合の利益補填ができて、遊技者の遊技意欲が減退するのを防止でき、また、判定図柄が確定表示される度に、遊技者は過去の判定図柄結果にも注意しながら遊技をすることになり、より複雑で面白い遊技機となる。
【0016】
また、本発明の上記遊技機は、前記最新複数回の決定結果を同時に遊技者に報知する決定結果複数回同時報知手段を備えているのがよい。この決定結果複数回同時報知手段により最新複数回の決定結果が同時に遊技者に報知され、遊技者はそれを見て最新複数回の利益量の決定結果に特定の関係が成立しているか否かを認識することができる。
【0017】
なお、最新複数回の判定図柄結果に特定の関係が成立しているか否かを判定する際には、過去だけで複数回の判定図柄結果を参照して判定してもよいし、今回を含めた複数回の判定図柄結果を参照して判定してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態、特に第2種遊技機に適用した例を図面を参照して説明する。
【0019】
図1は本発明の実施の形態の遊技機の遊技盤面を示している。この遊技機は、第2種パチンコ機であり、遊技盤1の盤面に形成された遊技領域2の略中央に左右一対の開閉翼片3、4を備えた変動入賞装置である大入賞口5が設けられ、大入賞口5の下方には、左、右に、遊技球が入る(すなわち、入賞する)と大入賞口5の開閉翼片3、4を1回開閉作動させる契機となる左第2種始動口6及び右第2種始動口7が、中央に、遊技球が入る(すなわち、入賞する)と、大入賞口5の開閉翼片3、4を2回開閉作動させる契機となる中第2種始動口8が設けられている。大入賞口5上部には、大当たりのラウンド数判定図柄を表示するラウンド数判定図柄表示器9が設けられている。また、大入賞口5下部には、最新3回の利益量の決定結果(判定図柄)を表示する決定結果複数回同時報知器10(決定結果複数回同時報知手段)が設けられている。
【0020】
大入賞口5の内部には、図2〜図5に示すように、特定領域Aを中央にして左右両側に一般領域B、Cが形成されている。特定領域Aは、大当たり遊技の開始条件としての遊技球の通過領域であり大当たり遊技におけるラウンド継続の継続条件としての遊技球の通過領域である。また、一般領域B、Cは、大当たり遊技の開始およびラウンド継続の継続条件に関与しない領域である。
【0021】
左第2種始動口6、右第2種始動口7および中第2種始動口8の三つの始動口は、遊技球が入ると、大入賞口5開放の契機となるもので、左第2種始動口6又は右第2種始動口7へ遊技球が入賞すると、大入賞口5は開閉翼片3、4の拡開作動により開放時間例えば0.5秒で1回開放され、中第2種始動口8へ遊技球が入賞すると、開閉翼片3、4の拡開作動により1回の開放時間例えば0.8秒で2回開放される。
【0022】
そして、通常遊技状態において大入賞口5の拡開作動中に大入賞口5に入賞した遊技球が特定領域Aを通過すると大当たり遊技(第1の利益付与遊技)が発生する。また、遊技球の特定領域A通過時にはラウンド数判定乱数値が抽出され、抽出された乱数値に基づいてラウンド数判定図柄表示器9に、「2」、「7」、「15」の何れかのラウンド数判定図柄が確定表示される。そして、確定表示されたラウンド数判定図柄に対応するラウンド数まで、大当たり遊技が開始される。各ラウンドゲームは大入賞口5が断続的に18回(0.8秒×18)開放されるか、10個の遊技球が入賞するまで行われ、その間に遊技球が特定領域Aを通過することを条件に次ラウンドへ移行される。
【0023】
大入賞口5には、内部構造物として、特定領域Aの上流側に、遊技球の特定領域Aへの通過を誘導または妨害するようパターンを変えて動作する人形11が配設されている。人形11の各動作パターンは図2〜図5に示すとおりである。
【0024】
図2に示す動作パターン(動作パターン1)では、人形11が常に回転する。この状態では、人形11が正面を向いた瞬間だけ遊技球が人形11の股の下を流れて特定領域Aを通過する可能性が生ずる。したがって、特定領域通過率(ラウンド継続率)は低い。
【0025】
図3に示す動作パターン(動作パターン2)では、人形11が正面を向いて停止し、その前に突起12が持ち上がる。この状態では、遊技球は人形11の股の下を通り、特定領域Aの手前に保留される。
【0026】
図4に示す動作パターン(動作パターン3)では、人形11が正面を向いて停止し、突起12が下降する。この状態では、遊技球は人形11の股の下を流れてそのまま特定領域Aを通過する可能性が高くなる。したがって、特定領域通過率(ラウンド継続率)は高い。
【0027】
図5に示す動作パターン(動作パターン4)では、人形11が横向きで停止する。この状態では、遊技球は人形11が邪魔になって特定領域Aを通過することが不可能となる。
【0028】
通常(大当たりが発生するまで)は、図2に示す動作パターン(動作パターン1)の状態で、人形11は常に回転している。したがって、特定領域通過率(大当たり発生率)は低い。
【0029】
大当たりが発生し、抽出された乱数値に基づいてラウンド数判定図柄表示器9に、「2」、「7」、「15」の何れかのラウンド数判定図柄が確定表示されて、大当たりのラウンドゲームが開始されると、図3に示す動作パターン(動作パターン2)となり、人形11が正面を向いて停止し、その前に突起12が立ち上がって、人形11の股の下を通った遊技球は特定領域Aの手前に保留される。この状態は遊技球10個入賞まで続く。そして、大入賞口5が断続的に18回(0.8秒×18)開放されるか、10個の遊技球が入賞すると、図4に示す動作パターン(動作パターン3)に移行して、人形11は正面を向いて停止したままで、突起12が下降し、保留されていた遊技球は特定領域Aを通過する。
【0030】
各ラウンドゲームは、大入賞口5が断続的に18回(0.8秒×18)開放されるか、10個の遊技球が入賞すると終了し、その間に遊技球が特定領域Aを通過すると、次ラウンドへ移行して、突起12が立ち上がり、図3の動作パターン(動作パターン2)に戻る。そして、確定表示されたラウンド数判定図柄に対応するラウンド数(大当たりの容易に継続可能なラウンド数)まで、このパターンでラウンドゲームを繰り返す。
【0031】
ラウンド数判定図柄表示器9に「2」が確定表示された時の大当たりの継続可能なラウンド数は2R(ラウンド)であり、「7」が確定表示された時の大当たりの継続可能なラウンド数は7R、「15」が確定表示された時の大当たりの継続可能なラウンド数は15Rである。そして、この継続可能なラウンド数が終了した後は、ラウンド数判定図柄表示器9に確定表示されたラウンド数判定図柄が「2」、「7」、「15」のいずれの場合も、人形11は図2に示す動作パターン(動作パターン1)となって、常に回転し、特定領域通過率(大当たり発生率)が低い状態となり、あるいは、図5に示す動作パターン(動作パターン4)となって、横向きで停止し、遊技球が特定領域Aを通過できない状態となる。
【0032】
また、この遊技機では、最新複数回の利益量の決定結果(判定図柄結果)として、ラウンド数判定図柄表示器9に確定表示された過去3回の判定図柄(大当たりの継続可能なラウンド数)に、「特定の関係」が成立している場合、大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後に、次回大当たり図柄が確定表示されるまで大当たり発生率が高くなる確変遊技(第2の利益付与遊技)が可能となる。
【0033】
「特定の関係」は、例えば、過去3回(最新複数回)に確定表示された判定図柄がいずれも利益量の最も多い(大当たりの継続可能なラウンド数が最も多い)「15」でないこととする(この例では、何回も最大利益量がでない場合の利益補填に主旨がある)。また、その「特定の関係」は、複数種類のグループにグループ分けし、グループ毎に利益度合いの異なる確変遊技(第2の利益付与遊技)が付与されるものとする。
【0034】
グループ分けは、例えば、過去3回の判定図柄結果が、「2」・「2」・「2」、「2」・「2」・「7」、「2」・「7」・「2」、「7」・「2」・「2」の場合をグループA(「特定の関係」の中でも利益量が少ないグループ)とし、「2」・「7」・「7」、「7」・「2」・「7」、「7」・「7」・「2」、「7」・「7」・「7」の場合をグループB(「特定の関係」の中でも利益量が多いグループ)とする。そして、グループAの場合の確変遊技(第2の利益付与遊技)の大当たり発生率(特定領域通過率)をグループBの場合のそれよりも高くする。
【0035】
つまり、過去3回の判定図柄結果にグループAの「特定の関係」(「2」・「2」・「2」、「2」・「2」・「7」、「2」・「7」・「2」、「7」・「2」・「2」)が成立した場合、今回の大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後に、人形11の動作は、回転しつつ正面で1.0秒停止するパターン(図2の動作パターン1と図4の動作パターン3の組み合わせ)となり、大当たり発生率(特定領域通過率)の高い確確変遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。また、過去3回の判定図柄結果にグループBの「特定の関係」(「2」・「7」・「7」、「7」・「2」・「7」、「7」・「7」・「2」、「7」・「7」・「7」)が成立した場合は、今回の大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後に、人形11の動作は、回転しつつ正面で0.5秒停止するパターン(図2の動作パターン1と図4の動作パターン3の組み合わせ)となり、グループAの場合よりは大当たり発生率(特定領域通過率)が低い確確変遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。
【0036】
「特定の関係」は、また、過去3回(最新複数回)に確定表示された判定図柄が相互の等しいこと(過去3回とも同一)であってよい(この場合は、利益補填というより、おまけを付ける主旨がある)。また、この場合も、「特定の関係」は、複数種類のグループにグループ分けし、グループ毎に利益度合いの異なる確変遊技(第2の利益付与遊技)が付与されるものとしてもよい。
【0037】
この場合のグループ分けは、例えば、過去3回の判定図柄結果が、「2」・「2」・「2」、「7」・「7」・「7」の場合をグループA(「特定の関係」の中でも利益量が少ないグループ)とし、「15」・「15」・「15」の場合をグループB(「特定の関係]の中でも利益量が多いグループ)とする。そして、グループAの場合の確変遊技(第2の利益付与遊技)の大当たり発生率(特定領域通過率)をグループBの場合のそれよりも高くする。
【0038】
つまり、過去3回の判定図柄結果にグループAの「特定の関係」(「2」・「2」・「2」、「7」・「7」・「7」)が成立した場合、今回の大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後に、人形11の動作は、回転しつつ正面で1.0秒停止するパターン(図2の動作パターン1と図4の動作パターン3の組み合わせ)となり、大当たり発生率(特定領域通過率)の高い確確変遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。また、過去3回の判定図柄結果にグループBの「特定の関係」(「15」・「15」・「15」)が成立した場合は、今回の大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後に、人形11の動作は、回転しつつ正面で0.5秒停止するパターン(図2の動作パターン1と図4の動作パターン3の組み合わせ)となり、グループAの場合よりは大当たり発生率(特定領域通過率)が低い確変遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。
【0039】
「特定の関係」は、また、最新複数回の確定表示された判定図柄が相互に等しいこととし、その継続性(連続回数)によってグループ分けし、グループ毎に利益度合いの異なる確変遊技(第2の利益付与遊技)が付与されるものとしてもよい。
【0040】
この場合のグループ分けは、例えば、過去3回の判定図柄結果が、「2」・「2」・「2」、「7」・「7」・「7」、「15」・「15」・「15」の場合をグループA(「特定の関係」の中でも継続性が最も低いグループ)とし、「2」・「2」・「2」・「2」、「7」・「7」・「7」・「7」、「15」・「15」・「15」・「15」の場合をグループB(「特定の関係]の中で継続性が中位のグループ)とし、「2」・「2」・「2」・「2」・「2」、「7」・「7」・「7」・「7」・「7」、「15」・「15」・「15」・「15」・「15」の場合をグループC(「特定の関係]の中で継続性が最も高いグループ)とする。そして、グループAの場合よりもグループBの場合、グループBの場合よりもグループCの場合と、確変遊技(第2の利益付与遊技)の大当たり発生率(特定領域通過率)を順次高くする。
【0041】
つまり、過去3回の判定図柄結果にグループAの「特定の関係」が成立した場合、今回の大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後に、人形11の動作は、回転しつつ正面で0.2秒停止するパターン(図2の動作パターン1と図4の動作パターン3の組み合わせ)となり、大当たり発生率(特定領域通過率)の比較的低い確確変遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。また、過去4回の判定図柄結果にグループBの「特定の関係」が成立した場合は、今回の大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後に、人形11の動作は、回転しつつ正面で0.5秒停止するパターン(図2の動作パターン1と図4の動作パターン3の組み合わせ)となり、グループAの場合よりは大当たり発生率(特定領域通過率)が高い確変遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。そして、過去5回の判定図柄結果にグループCの「特定の関係」が成立した場合は、今回の大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後に、人形11の動作は、回転しつつ正面で1.0秒停止するパターン(図2の動作パターン1と図4の動作パターン3の組み合わせ)となり、グループA,Bの場合よりも大当たり発生率(特定領域通過率)の高い確変遊技(第2の利益付与遊技)が実行される。
【0042】
なお、以上の例では、例えば過去3回の判定図柄結果を参照して特定の関係が成立している場合に、大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後、次回大当たり図柄が確定表示されるまで大当たり発生率が高くなる確変遊技(第2の利益付与遊技)が可能となるようにした例を説明したが、過去2回の判定図柄結果と今回の判定図柄結果の計3回の判定図柄結果を参照して特定の関係が成立している場合に、今回の大当たり遊技の利益量を決定するようにしてもよい。
【0043】
また、特定の関係が成立した時に大当たり発生率を高くする手段は、上記のように内部構造物(人形11)の動作を変える以外に、例えば、2種始動口入賞による大入賞口の開放時間を通常の0.5秒から0.8秒に延長するなど、他の手段を用いてもよい。
【0044】
また、「特定の関係」は、他に、過去3回(あるいは過去2回と今回)の判定図柄結果が全て異なる利益量(例えば、「2」・「7」・「15」)であることとしてもよく、その場合、おまけとして、大当たり遊技(第1の利益付与遊技)の終了後、次回大当たり図柄が確定表示されるまで大当たり発生率が高くなる確変遊技(第2の利益付与遊技)を実行する。
【0045】
以上、第2種パチンコ機を例に挙げて実施の形態を説明したが、本発明は、その他、第1種パチンコ機の特別図柄、第3種パチンコ機の普通図柄、判定図柄にも適応できる。また、パチンコ機以外の遊技機にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、大当たり発生等の所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を確定表示される判定図柄に応じて決定する遊技機において、何回も連続して利益量の少ない判定図柄が確定表示されても遊技者の遊技意欲が減退しないようにでき、また、利益量の多い判定図柄が連続しても遊技者に付与される利益量が過大にならないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の遊技機の遊技盤面を示し、(a)は盤面図、(b)は決定結果複数回同時報知機の単体正面図である。
【図2】本発明の実施の形態の遊技機における変動入賞装置の内部構造物(人形)の動作パターン1を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の遊技機における変動入賞装置の内部構造物(人形)の動作パターン2を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の遊技機における変動入賞装置の内部構造物(人形)の動作パターン3を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の遊技機における変動入賞装置の内部構造物(人形)の動作パターン4を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 遊技領域
5 大入賞口
6 左第2種始動口
7 右第2種始動口
8 中第2種始動口
9 ラウンド数判定図柄表示器
10 決定結果複数回同時報知器[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine, and particularly to a gaming machine in which a profit is provided to a player in accordance with a determination symbol that is confirmed and displayed when a predetermined condition is satisfied, the latest plurality of determination symbol results are used to terminate the current profit-added game. Related to the technology to be reflected in later games.
[0002]
[Prior art]
As a gaming machine such as a pachinko gaming machine, a first-type gaming machine (for example, see Patent Literature 1) in which a special symbol is determined as a jackpot symbol and a jackpot is generated and a jackpot is opened, and a game ball is a jackpot. A second-type gaming machine in which a jackpot is generated by passing through a specific area inside, a determination symbol is randomly selected, and the number of rounds of the jackpot is determined according to the determined determination symbol (for example, see Patent Document 2). A third type of gaming machine in which a special symbol is determined as a jackpot symbol, a jackpot is generated, and a special device is operated by a game ball passing through a special device operation area inside a specific winning opening (for example, see Patent Document 3). Etc. are conventionally known.
[0003]
These conventional type 1 gaming machines,
[0004]
For example, in the second-type gaming machine, when the game ball passes through the specific area, the number of rounds in the jackpot is randomly selected and the change of the determination symbol (round number determination symbol) is started in the symbol display area. After a predetermined time has elapsed, a determination symbol (round number determination symbol) of, for example, any of “2R”, “7R”, and “15R” is determined and displayed based on the lottery result, and the determined and determined determination symbol ( A jackpot game that can be continued up to the number of rounds corresponding to the number of rounds determination symbol) can be executed (there is a case where it is difficult to continue the round thereafter and a case where the round is forcibly terminated). In this way, for example, three types of judgment symbols are prepared, and if the judgment symbol is “15R”, it is 15R (round), if it is “7R”, it is 7R, if it is “2R”, it is 2R, and so on. Are different in the number of rounds that can be continued (the amount of profit given to the player).
In addition, for example, in the first-type gaming machine and the third-type gaming machine, when a game ball wins the starting port, a change of a judgment symbol (special symbol, normal symbol, etc.) is started in the symbol display area. Further, when the starting ball of the game ball is awarded, the determined display symbol in the symbol change is randomly drawn, and after a lapse of a predetermined time, the lost symbol or the big hit symbol is definitely displayed based on the lottery result. Then, when the big hit symbol is confirmed and displayed, the big hit is achieved, and the big hit game can be executed until a predetermined number of rounds (15R) is completed. In addition, when the jackpot symbol displayed and confirmed is a specific symbol (odd symbol), it is possible to execute a probability change game in which the jackpot probability increases after the jackpot game is completed until the next jackpot symbol is firmly displayed. In addition, if the jackpot symbol displayed and confirmed is a specific symbol (odd symbol), a relatively large number of rounds (15R) of jackpot games are executed, and if it is a non-specific symbol (even symbol), a relatively small number of rounds is played. In some cases, a jackpot game of (7R) is executed.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-11-299983 [Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-177 [Patent Document 3]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-135946
[Problems to be solved by the invention]
However, in a conventional gaming machine in which a profit amount given to a player when a jackpot occurs is determined according to a determined symbol that is determined and displayed, the determined symbol that is determined and displayed is randomly selected each time. It is rare that the same judgment symbol is repeatedly displayed continuously for a number of times, or a determination symbol having a large or small profit amount is repeatedly displayed continuously. Then, for example, in the case of two types of gaming machines, if “2R” with a small amount of profit is displayed repeatedly many times in a row, despite the fact that a jackpot has occurred many times, the profit given is small, Players are highly discouraged, and their willingness to play is diminished. On the other hand, if “15R” having a large profit is continuously displayed several times in a row, the profit given to the player may become extraordinarily large and the balance between the gaming machines may be lost. is there.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described problems, and in a gaming machine which determines a profit amount to be given to a player when a predetermined condition such as occurrence of a big hit is satisfied, in accordance with a determined symbol that is definitely displayed. The player's willingness to play the game can be prevented from decreasing even if the judgment symbol with a small amount of profit is confirmed and displayed consecutively, and the profit amount given to the player is excessive even if the judgment symbols with a large amount of profit continue. It is an object of the present invention to provide a gaming machine that can prevent the game machine from becoming a game machine.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a gaming machine in which a profit is provided to a player when a predetermined condition is satisfied, and a profit for selecting and determining a profit amount to be provided to the player when the predetermined condition is satisfied from a predetermined range. Amount determining means, first game control means capable of executing a first profit providing game corresponding to the profit amount determined by the profit amount determining means, and a plurality of latest determination results of the profit amount determining means. Decision result storage means for storing, decision result determination means for determining whether or not a specific relationship is established between the latest plurality of decision results stored by the decision result storage means; and When it is determined that a specific relationship is established, a second game capable of executing a second profit-giving game different from the first profit-giving game after completion of the execution of the first profit-giving game And control means. To provide a game machine.
[0009]
In this gaming machine, if a specific relationship is established in the latest plurality of profit amount determination results corresponding to the determination symbol fixedly displayed in the symbol display area, the current profit-added game (first profit) After the execution of the giving game is completed, a special profit adding game (second profit giving game) is executed. Therefore, each time the determination symbol is confirmed and displayed, the player plays a game while paying attention to the past determination symbol result, and the game machine becomes more complicated and interesting.
[0010]
Here, the specific relationship may be that none of the latest plurality of determination results correspond to the maximum profit. In this case, if the latest plurality of determination results of the profit amount based on the determined and displayed determination symbol do not correspond to the maximum profit amount at least once, after the execution of the current profit addition game (first profit provision game), A special profit-added game (second profit-added game) is executed. Therefore, each time the determination symbol is confirmed and displayed, the player plays a game while paying attention to the past determination symbol result, and the game machine becomes more complicated and interesting. In this case, if the latest plurality of determination results of the profit amount based on the determined and displayed determination symbol do not correspond to the maximum profit amount at least once, the execution of the current profit-added game (first profit-giving game) is completed. Later, a special profit-added game (a second profit-giving game) in which the profit amount is increased can be executed, so that the profit can be compensated for when the maximum profit amount is not repeated many times, The player's willingness to play can be prevented from decreasing.
[0011]
In this case, for example, in the case of the second-type gaming machine, it is assumed that “2R” having the smallest profit amount in any of the determination symbols fixedly displayed in the past three times (latest plural times) is the “specific relationship”. When a jackpot is won and “2R” is finally displayed as the round number determination symbol, for example, the last three determined and displayed determination symbols are referred to, and “3R” with the smallest profit amount in all three times (the specific relationship is In the case of “established”, after the execution of the current profit-added game (first profit-bearing game) is completed, for example, a special profit-added game (second profit-giving game) in which the occurrence rate of the first profit-added game is high Game) is executed, and the occurrence of the next big hit (first profit-giving game) is earlier than when, for example, the past three times were “15R”, “7R”, and “15R”.
[0012]
In addition, the specific relationship may be that the latest plurality of determination results have mutually equal profits. In this case, if the latest plurality of determination results of the profit amount based on the determined and displayed determination symbol are all the same, a special profit-added game is performed after the execution of the current profit-added game (first profit-added game). (Second profit giving game) is executed. Therefore, each time the determination symbol is confirmed and displayed, the player plays a game while paying attention to the past determination symbol result, and the game machine becomes more complicated and interesting. Then, in this case, if the latest plurality of determination results of the profit amount based on the determined and displayed determination symbol are all the same, the profit amount increases after the execution of the current profit-added game (first profit-giving game). A special profit-added game (second profit-added game) can be executed, so that a profit can be compensated for when a small amount of profit overlaps, and the player's willingness to play can be prevented from decreasing. . In addition, if the latest plurality of determination results of the profit amount based on the determined and displayed determination symbol are all the same, a special amount in which the profit amount decreases after the execution of the current profit-added game (first profit-giving game) is completed. A profit-added game (a second profit-added game) can be executed, and by doing so, it is possible to maintain a balance when a large amount of profits overlap.
[0013]
The second additional profit game may be a game in which the occurrence rate of the first additional profit game is high. In this case, if a specific relation is established in the latest plurality of profit amount determination results corresponding to the determination symbol definitely displayed in the symbol display area, the current profit-added game (first profit-giving game) is performed. After the execution, a special benefit-added game (second benefit-bearing game) in which the occurrence rate of the first benefit-added game is increased is executed. Therefore, it is possible to compensate for a profit when a small amount of profit overlaps, to prevent the player's willingness to play from decreasing, and, each time the determination symbol is confirmed and displayed, the player also obtains the past determination symbol result. You will play with care, and it will be a more complex and interesting gaming machine.
[0014]
In the gaming machine of the present invention, the specific relationship is divided into a plurality of types of groups, and the determination result determination unit determines that the specific relationship is established when the specific relationship is established. A group discriminating unit for discriminating which of the groups the relationship belongs to, wherein the second game control unit determines the relationship when the determination result determining unit determines that the specific relationship holds. The second profit-added game may be executed with a different degree of profit according to the result of the determination by the group determination means.
[0015]
In this case, for example, in the case of a second-type gaming machine, “2R”, which has the smallest profit amount in any of the determination symbols displayed three times in the past (latest plural times), or “7R”, which has the next smallest profit amount "Is a" specific relationship ", it is a jackpot, and when, for example," 2R "is finally displayed as the round number determination symbol this time, the last three displayed determination symbols are referred to and the last three symbols are displayed. When the profit amount is “2R”, which is the smallest profit amount each time, and when the profit amount is “7R”, which is the second smallest profit amount in the past three times, the current profit-added game (first profit-giving game) After the execution is completed, for example, a special profit-added game (second profit-providing game) in which the occurrence rate of the first profit-added game is increased is executed. The special profit after the execution of the current profit-added game (the first profit-giving game) is obtained when the last three times are “2R” and when the last three times are “7R”. The degree of profit of the additional game (second profit giving game) is made different. That is, after the execution of the current profit-added game (first profit-giving game), the case where the past three times are “2R” is more than the case where the past three times is “7R”, for example, The occurrence rate of the first profit-added game is increased. In this way, it is possible to compensate for the profit when the small profit amount overlaps, prevent the player's willingness to play decreases, and every time the judgment symbol is confirmed and displayed, the player also has the past judgment symbol result. You will play with care, and it will be a more complex and interesting gaming machine.
[0016]
Further, it is preferable that the gaming machine of the present invention further includes a determination result multiple times simultaneous notification unit that simultaneously notifies the player of the latest plurality of determination results. The plurality of latest determination results are simultaneously notified to the player by the determination result multiple-time simultaneous notification means, and the player sees it and determines whether or not a specific relationship is established with the latest plurality of determination results of the profit amount. Can be recognized.
[0017]
In addition, when determining whether or not a specific relationship is established in the latest plurality of determination symbol results, the determination may be made with reference to the plurality of determination symbol results only in the past, or this time may be included. The determination may be made by referring to the result of the determination symbol performed a plurality of times.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention, in particular, examples applied to a second-type gaming machine will be described with reference to the drawings.
[0019]
FIG. 1 shows a gaming board surface of a gaming machine according to an embodiment of the present invention. This gaming machine is a second-type pachinko machine, and is a
[0020]
As shown in FIGS. 2 to 5, general areas B and C are formed on the left and right sides of the specific area A in the inside of the special winning
[0021]
The three starting ports of the
[0022]
Then, in the normal game state, when the game ball that has won the special winning
[0023]
In the special winning
[0024]
In the operation pattern (operation pattern 1) shown in FIG. 2, the
[0025]
In the operation pattern shown in FIG. 3 (operation pattern 2), the
[0026]
In the operation pattern (operation pattern 3) shown in FIG. 4, the
[0027]
In the operation pattern (operation pattern 4) shown in FIG. 5, the
[0028]
Normally (until a big hit occurs), the
[0029]
A jackpot occurs, and one of the round number determination symbols “2”, “7”, and “15” is fixedly displayed on the round number
[0030]
Each round game ends when the special winning
[0031]
The number of rounds in which the jackpot can be continued when “2” is definitely displayed on the round number
[0032]
In this gaming machine, the last three determination symbols (the number of rounds in which the jackpot can be continued) which is finally displayed on the round number
[0033]
The “specific relationship” is that, for example, none of the determination symbols fixedly displayed in the past three times (latest plural times) is “15” having the largest profit amount (the largest number of rounds that can be continued per jackpot). (In this example, the purpose is to compensate for the profit when the maximum profit is not obtained many times). In addition, the “specific relationship” is divided into a plurality of types of groups, and a probable change game (a second profit providing game) having a different degree of profit is provided for each group.
[0034]
For grouping, for example, the result of the last three determination symbols is "2" / "2" / "2", "2" / "2" / "7", "2" / "7" / "2" , “7”, “2”, and “2” are referred to as group A (the group with the smallest profit in “specific relationship”), and “2”, “7”, “7”, “7” and “ The cases of “2” and “7”, “7” and “7” and “2”, and “7” and “7” and “7” are referred to as group B (the group with the highest profit in “specific relationship”). I do. Then, the jackpot occurrence rate (specific area passing rate) of the probability-change game (second profit giving game) in the case of the group A is made higher than that in the case of the group B.
[0035]
That is, the "specific relationship" of group A ("2" / "2" / "2", "2" / "2" / "7", "2" / "7") In the case where “2”, “7”, “2”, “2”) are established, after the current big hit game (first profit giving game), the operation of the
[0036]
The “specific relationship” may be that the determination symbols fixedly displayed in the past three times (latest plural times) are equal to each other (the same in the past three times) (in this case, rather than compensation for profit, There is an intent to add extra). Also in this case, the “specific relationship” may be divided into a plurality of types of groups, and a probability-change game (a second profit-giving game) having a different degree of profit may be provided for each group.
[0037]
The grouping in this case is, for example, a case where the result of the last three determination symbols is “2” / “2” / “2”, “7” / “7” / “7”, and the group A (“specific In the "relationship", the group with the smallest profit is set, and the case of "15", "15", "15" is set as the group B (the group with the largest profit in the "specific relationship"). The jackpot occurrence rate (specific area passing rate) of the certainty-variable game (second profit-giving game) in the case is made higher than that in the case of the group B.
[0038]
That is, when the “specific relationship” (“2”, “2”, “2”, “7”, “7”, “7”) of group A is established in the past three determination symbol results, After the end of the jackpot game (first profit-giving game), the operation of the
[0039]
The “specific relationship” is also assumed that the latest plurality of determined and displayed determination symbols are equal to each other, are divided into groups according to their continuity (the number of consecutive times), and a certainty-variable game (second (A profit providing game).
[0040]
In this case, the grouping is performed, for example, when the result of the last three determination symbols is “2”, “2”, “2”, “7”, “7”, “7”, “15”, “15”. The case of “15” is defined as group A (the group having the lowest continuity among “specific relationships”), and “2”, “2”, “2”, “2”, “7”, “7”, “ The case of “7” / “7”, “15” / “15” / “15” / “15” is defined as group B (a group having medium continuity in “specific relationship”), and “2” · "2", "2", "2", "2", "7", "7", "7", "7", "7", "15", "15", "15", "15"&Quot; 15 " as group C (the group having the highest continuity in the "specific relationship"). Then, in the case of group B more than group A, group C than group B of And if, to increase the jackpot incidence of probability variation game (second benefit imparting game) a (specific region transmission rate) sequentially.
[0041]
That is, if the “specific relationship” of the group A is established in the past three determination symbol results, after the current big hit game (first profit giving game) is completed, the operation of the
[0042]
In the above example, for example, in the case where a specific relationship is established with reference to the results of the last three determination symbols, after the end of the jackpot game (first profit giving game), the next jackpot symbol is definitely displayed. The example in which the probability change game (the second profit giving game) in which the jackpot occurrence rate becomes high until the game is made possible has been described, but a total of three times of the past two times of the symbol design result and the current symbol design result has been described. When a specific relationship is established with reference to the determination symbol result, the profit amount of the current big hit game may be determined.
[0043]
Means for increasing the jackpot occurrence rate when a specific relationship is established may be achieved by, for example, changing the operation of the internal structure (the doll 11) as described above. Other means may be used, such as extending from 0.5 seconds to 0.8 seconds.
[0044]
In addition, the “specific relation” is that the profit amounts (for example, “2”, “7”, “15”) in which all the past three times (or the past two times and the present time) design symbol results are all different. In that case, as a bonus, after the end of the jackpot game (first profit-giving game), a probability change game (second profit-giving game) in which the jackpot occurrence rate increases until the next jackpot symbol is definitely displayed. Execute.
[0045]
Although the embodiment has been described above with reference to the
[0046]
【The invention's effect】
As is apparent from the above description, according to the present invention, in a gaming machine that determines a profit amount to be given to a player when a predetermined condition such as occurrence of a big hit is satisfied, in accordance with a determination symbol that is definitely displayed, The player's willingness to play can be prevented from decreasing even if the determination symbol with a small amount of profit is continuously displayed many times, and the profit given to the player even if the determination symbol with a large amount of profit continues. The amount can be prevented from becoming excessive.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B show a game board of a gaming machine according to an embodiment of the present invention, wherein FIG. 1A is a board view, and FIG.
FIG. 2 is a view showing an operation pattern 1 of an internal structure (doll) of the variable winning device in the gaming machine according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a view showing an
FIG. 4 is a view showing an
FIG. 5 is a view showing an
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (7)
前記所定条件が成立したときの遊技者に付与される利益量を所定範囲の中から選択し決定する利益量決定手段と、
該利益量決定手段により決定された利益量に応じた第1の利益付与遊技を実行可能な第1の遊技制御手段と、
前記利益量決定手段の最新複数回の決定結果を記憶する決定結果記憶手段と、
該決定結果記憶手段により記憶された最新複数回の決定結果に特定の関係が成立しているか否かを判定する決定結果判定手段と、
該決定結果判定手段が前記特定の関係が成立していると判定した場合に、前記第1の利益付与遊技の実行終了後、前記第1の利益付与遊技とは異なる第2の利益付与遊技を実行可能な第2の遊技制御手段とを備えていることを特徴とする遊技機。A gaming machine in which a profit is given to a player by establishment of a predetermined condition,
Profit amount determining means for selecting and determining a profit amount given to the player from the predetermined range when the predetermined condition is satisfied,
First game control means capable of executing a first profit giving game corresponding to the profit amount determined by the profit amount determination means,
Decision result storage means for storing a plurality of latest decision results of the profit amount decision means,
Decision result determination means for determining whether or not a specific relationship is established with the latest plurality of determination results stored by the determination result storage means;
When the determination result determination means determines that the specific relationship is established, after the execution of the first profit-giving game is over, a second profit-giving game different from the first profit-giving game is played. A game machine comprising: an executable second game control means.
前記決定結果判定手段は、前記特定の関係が成立していると判定した場合に該特定の関係が前記グループのいずれに属するかを判別するグループ判別手段を含んでおり、
前記第2の遊技制御手段は、前記決定結果判定手段が前記特定の関係が成立していると判定した場合に前記第2の利益付加遊技を前記グループ判別手段の判別結果に応じて利益度合いを異にして実行するものである請求項1記載の遊技機。The specific relationship is grouped into a plurality of types of groups,
The determination result determination unit includes a group determination unit that determines which of the groups the specific relationship belongs to when determining that the specific relationship is established,
The second game control means, when the determination result determination means determines that the specific relationship is established, determines the second profit-added game according to the determination result of the group determination means. 2. The gaming machine according to claim 1, wherein the gaming machine is executed differently.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008000264A (en) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Abilit Corp | Game machine |
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2003
- 2003-01-27 JP JP2003018071A patent/JP2004223180A/en active Pending
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