JP2004222659A - 生地圧延装置 - Google Patents

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JP2004222659A
JP2004222659A JP2003016856A JP2003016856A JP2004222659A JP 2004222659 A JP2004222659 A JP 2004222659A JP 2003016856 A JP2003016856 A JP 2003016856A JP 2003016856 A JP2003016856 A JP 2003016856A JP 2004222659 A JP2004222659 A JP 2004222659A
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rolled
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Masao Kobayashi
将男 小林
Hironori Kobayashi
博紀 小林
Toru Fukiage
透 吹上
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Kobird Co Ltd
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Kobird Co Ltd
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Abstract

【課題】簡単な構成で複数の圧延ローラにより生地を異なる圧延方向から圧延してより一定の形状となるように圧延できる生地圧延装置を提供する。
【解決手段】圧延ローラ6a、6bで圧延された生地をシャトルコンベヤ11からベルトコンベヤ12上に載置し、モータ13によりベルトコンベヤ12を回転させて圧延生地を所定角度回転して圧延ローラ10a、10bに投入することで、異なる方向から圧延されるようにしている。ベルトコンベヤ12には、回転軸15が下方に向かって垂設されており、無端ベルト14を介してモータ13の回転駆動が回転軸15に伝達されてベルトコンベヤ12は回転する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パン生地、饅頭生地等の食品用生地を所定量ずつシート状に圧延する生地圧延装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品用生地をシート状にして、餡等の内材を包み込むように成形することが行われているが、生地をシート状にするために圧延ローラが用いられている。圧延前の生地は塊状であるため、圧延ローラにより圧延すると、シート状にはなるもののその形状は一定せず、様々な楕円形となる。形状の一定しない生地で内材を包み込むと、生地の大きさが足りず内材がはみ出たりするおそれがある。
【0003】
そこで、生地を圧延する際にできるだけその形状を一定するための方法が提案されている。例えば、特許文献1には、圧延ローラの間に生地を滑らせて搬送する滑り板を配置し、その滑り板にパン生地と衝合する衝合片を設けてパン生地を回動させる点が記載されている。また、特許文献2には、圧延ローラの近傍に反転助成器を配置し、上流側の圧延ローラで圧延された生地を反転させて圧延する点が記載されている。また、特許文献3には、細長い長円形状の扁平生地を作るために、制止用補正枠体及び修正用補正枠体を用いて生地形状を修正する点が記載されている。
【0004】
【特許文献1】
実公昭33−11298号公報
【特許文献2】
実公昭35−19699号公報
【特許文献3】
特開平9−233991号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、生地をシート状に圧延する場合、例えば特許文献1のように生地に接触して生地を回動させると、接触した部分で生地が引張られて形が変形するとともに生地にダメージが加わることになる。また、生地自体が載置面との間で摺動することになり、生地の載置面側に皺がよるなどの影響が生じるおそれがある。また、特許文献2のように、反転させて圧延ローラで圧延すると生地の厚みは均一化してくるが、形状は楕円形状のままで、一定の形状にはなりにくい。そして、特許文献3のように補正枠体を用いれば、一定の形状にはなるものの生地が柔らかいと枠体から外れた後に元の形状に戻るおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、従来の生地圧延装置に上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、簡単な構成で複数の圧延ローラにより生地を異なる圧延方向から圧延してより一定の形状となるように圧延できる生地圧延装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る生地圧延装置は、所定量の生地を圧延する一対の圧延ローラを複数備えた生地圧延装置であって、生地の圧延搬送経路において、上流側の圧延ローラで所定圧延方向に圧延された生地を載置して搬送するとともに該所定圧延方向とは異なる方向から生地が圧延されるように下流側の圧延ローラに送給する搬送制御手段を備えていることを特徴とする。さらに、前記搬送制御手段は、上流側の圧延ローラで圧延された生地を搬送する搬送手段と、該搬送手段を所定角度回転させる回転駆動手段とを備えていることを特徴とする。さらに、前記回転駆動手段は、90度回転させることを特徴とする。
【0008】
上記のような構成を有することで、上流側の圧延ローラで圧延された生地は、搬送制御手段により下流側の圧延ローラで異なる方向から圧延されるため、より一定形状の生地シートに近づけることができる。そして、生地は、搬送制御手段により載置されて搬送されるため生地に与えるダメージを最小限とすることができる。
【0009】
また、搬送制御手段が搬送手段とそれを回転する回転駆動手段を備えることで、上流側の圧延ローラで圧延された生地を搬送手段に受け取り、搬送手段を所定角度回転させて下流側の圧延ローラに送給すれば、生地が所定角度回転した状態で送給されて異なる方向から圧延されるようになる。したがって、生地の圧延方向を簡単に設定することが可能となる。例えば、90度回転させて生地を下流側の圧延ローラに送給すれば、互いに直角な2方向から圧延されてより円形に近い形状の生地に仕上げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態について説明する。図1は本発明に係る生地圧延装置の内部構造を示す概略正面図である。装置本体1は、基台3の上部に、圧延された生地を搬出するベルトコンベヤ4が設置され、その上部に圧延ローラ等が収納された筐体2が取付けられている。
【0011】
圧延前の生地Aは、筐体2の上部に配置されたガイド5に投入される。この段階では、生地Aの形状は、図2(a)及び(b)の平面図及び側面図に示すように、略球状となっている。ガイド5の下方には、一対のローラ6a、6bが設置されており、投入された生地Aはローラ6a、6bの間を通過して、所定の厚さに圧延された生地Bとなる。生地Bは、図2(c)及び(d)の平面図及び側面図に示すように、圧延方向に長い楕円形状となっている。生地Bは、ローラ6a、6bの下方に設置されたベルトコンベヤ7上に落下して搬送され、その一方の搬送端から下方に落下する。そして、その落下位置には、ベルトコンベヤ9が設置されており、落下した生地Bはベルトコンベヤ9上に載置される。なお、ベルトコンベヤ7の他方の搬送端にはベルトの上面に粉を供給する粉付装置8が設けられており、生地がベルトの上面に張り付くことを防止している。
【0012】
生地Bは、ベルトコンベヤ9に載置されて搬送されていき、搬送端から落下して圧延ローラ10a、10bの間に投入される。圧延ローラ10a、10b間の間隔はローラ6a、6b間の間隔よりも狭く設定されており、生地Bはさらに薄く圧延されて生地Cとなって、シャトルコンベヤ11上に載置される。生地Cは、図2(e)及び(f)の平面図及び側面図に示すように、圧延方向にさらに長く延びた楕円形状となっている。
【0013】
シャトルコンベヤ11の下方には、ベルトコンベヤ12が回転軸15により水平面で回転可能に支持されている。回転軸15は、モータ13により駆動ベルト14を介して回転駆動されるようになっている。生地Cは、シャトルコンベヤ11に載置された後ベルトコンベヤ12の上方まで搬送されて搬送端から落下しベルトコンベヤ12上に載置される。ベルトコンベヤ12は、生地Cが落下する前にモータ13の回転駆動により図1の状態から90度回転した状態(搬送方向が紙面に垂直な方向)にされており、生地Cが落下した後に回転されて図1の状態に設定される。したがって、生地Cは、ベルトコンベヤ12上で90度回転して生地Dの状態となる。生地Dは、図2(g)及び(h)の平面図及び側面図に示すように、その長手方向が搬送方向に対して直交する方向になっており、この状態でベルトコンベヤ12の搬送端から落下して下方の圧延ローラ16a、16b間に投入される。圧延ローラ16a、16b間の間隔は、圧延ローラ10a、10b間の間隔よりさらに狭く設定されており、生地Dはさらに薄く圧延されて生地Eとなり、搬出用のベルトコンベヤ4上に載置される。生地Eは、長手方向とは直交する方向に圧延されるため、図2(i)及び(j)の平面図及び側面図に示すように、略円形状に圧延されることになる。
【0014】
以上のように、生地を所定の圧延方向から圧延した後所定の圧延方向とは90度回転した方向から圧延することで、略円形状の生地を得ることができる。上記実施形態では、90度回転させているが、90度とは異なる角度だけ回転して別の形状を得るようにしてもよい。また、圧延ローラを3つ以上設置して、その間に上述の回転駆動されるベルトコンベヤを設置して、様々な方向から生地を圧延することでより一定形状の生地に仕上げることもできる。さらに、モータ13から回転軸15への駆動伝達は、クランク機構を用いて行うことも可能であり、回転軸15自体を直接モータで回転駆動するようにしてもよい。。
【0015】
また、シャトルコンベヤを備えることで、圧延ローラの生地送入位置に合せて生地を搬送することが容易に行うことができる。すなわち、生地の大きさが変わってもそれに合せて圧延ローラへの生地送入位置を調整することができる。シャトルコンベヤ以外にも移動シュートを用いて生地送入位置を調整することも可能で、生地送入位置を調整できる移載手段であれば採用することができる。
【0016】
また、上記実施形態では、ベルトコンベヤ12をモータ13により回転駆動するようにしているが、これ以外のやり方で回転駆動することもできる。例えば、図3では、エアシリンダにより回転させる例を示している。図3(a)はその側面図を示しており、図3(b)はその平面図を示している。ベルトコンベヤ20は、基体フレーム21に、モータ22が固定されており、また、搬送ベルト27が張架される駆動ローラ24、テンションプーリ28及び従動ローラ29がそれぞれ回動自在に軸支されて構成されている。モータ22の駆動軸に固定された駆動プーリ23には、駆動ローラ24の回転軸に固定された従動プーリ25との間に無端ベルト26が張架されている。また、テンションプーリ28は、駆動ローラ24及びモータ22の間に配設されて、搬送ベルト27を駆動ローラ24の下から上方に引き上げるようにして搬送ベルト27に張力を与えている。従動ローラ29は、モータ22の上部に配設され、搬送ベルト27を駆動ローラ24との間で略水平に張設している。したがって、搬送ベルト27上に載置された生地は、モータ22の駆動回転により無端ベルト26を介して駆動ローラ24が回転すると、従動ローラ28又は駆動ローラ24の方に移動するようになる。
【0017】
ベルトコンベヤ20の基体フレーム21には、下方に垂下された支持ロッド30が固定されており、支持ロッド30の下部は、装置本体の筐体側面に水平方向に突設された保持体31によってその軸方向が略鉛直方向になるように保持されている。そして、支持ロッド30は、保持体31に穿設された孔部に貫通して保持され、その軸回りに回転自在で上下方向には移動しないように取付けられている。具体的な保持方法としては、例えば、支持ロッド30の周面に溝部を形成し、その溝部に保持体31の孔部の内周面に固定したベアリングを嵌め込むようにして保持すればよい。支持ロッド30の下端には、リング状の回転部材32が固定されている。回転部材32には、外周面に装着部33が外方に向かって突設されており、装置本体の筐体側面に取付けられたエアシリンダ34の作動ロッド35の先端部が装着部33に枢支されている。
【0018】
したがって、図3(b)の状態からエアシリンダ34を作動させて作動ロッド35が装着部33を押進すると、回転部材32が回転するようになる。回転部材32の回転動作に伴い、支持ロッド30が回転してベルトコンベヤ20は図3(c)のように反時計方向に90度回転した状態となる。
【0019】
以上のようなエアシリンダを用いたベルトコンベヤ全体の回転駆動のやり方以外にも、ベルトコンベヤ全体が所定の角度回転可能なやり方であれば用いることが可能で、上述したやり方に限定されることはない。
【0020】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明に係る生地圧延装置にあっては、上流側の圧延ローラで圧延された生地は、搬送制御手段により下流側の圧延ローラで異なる方向から圧延されるため、より一定形状の生地シートに近づけることができる。そして、生地は、搬送制御手段により載置されて搬送されるため生地に与えるダメージを最小限とすることができる。
【0021】
また、搬送制御手段が搬送手段とそれを回転する回転駆動手段を備えることで、上流側の圧延ローラで圧延された生地を搬送手段に受け取り、搬送手段を所定角度回転させて下流側の圧延ローラに送給すれば、生地が所定角度回転した状態で送給されて異なる方向から圧延されるようになる。したがって、生地の圧延方向を簡単に設定することが可能となる。例えば、90度回転させて生地を下流側の圧延ローラに送給すれば、互いに直角な2方向から圧延されてより円形に近い形状の生地に仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生地圧延装置の概略正面図である。
【図2】同装置による生地の圧延状態の過程を示す説明図である。
【図3】ベルトコンベヤの回転駆動機構の別の実施例を示す側面部及び平面図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 筐体
3 基台
4 ベルトコンベヤ
5 ガイド
6 ローラ
7 ベルトコンベヤ
8 粉付装置
9 ベルトコンベヤ
10 圧延ローラ
11 シャトルコンベヤ
12 ベルトコンベヤ
13 モータ
14 駆動ベルト
15 回転軸
16 圧延ローラ
20 ベルトコンベヤ
21 基体フレーム
22 モータ
23 駆動プーリ
24 駆動ローラ
25 従動プーリ
26 無端ベルト
27 搬送ベルト
28 テンションローラ
29 従動ローラ
30 支持ロッド
31 保持体
32 回転部材
33 装着部
34 エアシリンダ
35 作動ロッド

Claims (3)

  1. 所定量の生地を圧延する一対の圧延ローラを複数備えた生地圧延装置であって、生地の圧延搬送経路において、上流側の圧延ローラで所定圧延方向に圧延された生地を載置して搬送するとともに該所定圧延方向とは異なる方向から生地が圧延されるように下流側の圧延ローラに送給する搬送制御手段を備えていることを特徴とする生地圧延装置。
  2. 前記搬送制御手段は、上流側の圧延ローラで圧延された生地を搬送する搬送手段と、該搬送手段を所定角度回転させる回転駆動手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の生地圧延装置。
  3. 前記回転駆動手段は、90度回転させることを特徴とする請求項2に記載の生地圧延装置。
JP2003016856A 2003-01-27 2003-01-27 生地圧延装置 Pending JP2004222659A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008187957A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Rheon Autom Mach Co Ltd 食品製造方法及びその装置
CN104336119A (zh) * 2013-07-29 2015-02-11 王海霞 一种压面工艺流程

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