JP2004222363A - 流体移送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体を移送するポンプや気体を移送する送風機などの流体移送装置に対し駆動電動機の電源側に駆動用インバータ装置を付加して流体移送装置の省エネルギ化を図る。
【解決手段】既設の流量検出器、基準流量検出器を活用し、付加するインバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数および任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなる流体移送機器の駆動電動機を駆動するインバータと、流体の流量指令値と流体移送機器の出力側で検出された流量の帰還値とを比較し、インバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する指令値演算器と、制御指令値に基づいてインバータの出力電圧および周波数を制御するインバータ制御回路とを備えた構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】既設の流量検出器、基準流量検出器を活用し、付加するインバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数および任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなる流体移送機器の駆動電動機を駆動するインバータと、流体の流量指令値と流体移送機器の出力側で検出された流量の帰還値とを比較し、インバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する指令値演算器と、制御指令値に基づいてインバータの出力電圧および周波数を制御するインバータ制御回路とを備えた構成とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体を移送するポンプまたは気体を移送する送風機などの流体移送装置の省エネルギ対策として駆動電動機の電源側に駆動用インバータ装置を配置する流体移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体を移送するポンプまたは気体を移送する送風機などの流体移送装置は、電源に接続された駆動電動機と流体移送機器とが直結され、その出口側にバルブまたはダンパの流量調整機構と流量検出器を設け、与えられた制御流量と出口側の流量との差がなくなるように流量調整機構の開度を開度調整装置によって制御する構成が一般的である。
このような構成の流体移送装置は回転速度がほぼ一定であり、流量は流量調整機構の開度を調整することにより所定流量に調整されるので、流量が少ないときでもある値以上の電力を必要とする。このような構成の流体移送装置の省エネルギを図るシステムとして、駆動電動機の電源側に商用周波電圧を任意の電圧、任意の周波数の交流電圧に変換できる駆動電動機の駆動用インバータ装置を付加し、駆動電動機の回転数を流量に応じて調整する構成が実用されている。
【0003】
駆動電動機の電源側に付加する駆動用インバータ装置としては、例えば、非特許文献1に示されたものがある。この駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の電圧、任意の周波数の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータ、駆動電動機の回転数が回転数指令値に基づいた最適回転数になるようにインバータを制御するインバータ制御回路を備えた構成である。このインバータ装置に対して、外部から与えられた制御量より基準流量を演算する基準流量演算器と、基準流量を受けこの基準流量と流体移送機器の出口側流量を比較し、その偏差値から回転数指令値を演算して出力する回転数指令制御器を有するプロセス制御装置を設け、非特許文献1に示されたインバータ装置を付加している。
【0004】
このように流量調整機構の開度を調整して流量を制御する構成に、駆動用インバータ装置を付加するときには駆動用インバータ装置の付加に加えて、バルブまたはダンパー等の流量調整機構の開度指令値を出力するプロセス制御装置から、駆動電動機の回転数指令値を出力するプロセス制御装置に取替える必要がある。
【0005】
【非特許文献1】
「三菱可変周波数トランジスタインバータ・MELTRAC−100シリーズ」、三菱電機株式会社、昭和62年11月作成、SE−M298−D(8712−2.0)ROD(カタログ記号) P3−P5 参照
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、既設のバルブまたはダンパー等の流量調整機構の開度を調整して流量を制御する流体移送装置に、従来の駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を付加するときには、流量調整機構の開度指令値を出力するプロセス制御装置から、駆動電動機の回転数指令を出力するプロセス制御装置に取り替える改造を行わねばならない問題点があった。また、流量調整機構の開度を調整して流量を制御する構成に、従来の駆動用インバータ装置を付加した場合に、この駆動用インバータ装置自身が故障すると流体移送装置としての機能を失って継続運転できなくなるという問題点もあった。
【0007】
この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、既設のバルブまたはダンパー等の流量調整機構の開度指令値を出力するプロセス制御装置を改造することなく、付加する駆動用インバータ装置内で指示された流量となる電圧指令値および周波数指令値の交流電圧に変換して制御できる流体移送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る流体移送装置は、商用電源に接続された駆動電動機と、該駆動電動機に直結された流体を移送する流体移送機器と、この流体移送機器の出口側に配置された流量調整機構と、出口側流量を検出する流量検出器と、指令された制御基準値を基準流量に変換する基準流量演算器、変換された基準流量と上記流量検出器が検出した出口側流量の帰還値とを比較して偏差値を出力する比較演算器、該比較演算器が出力した偏差値から上記流量調整機構の開度指令値を演算する開度指令値演算器からなるプロセス制御装置と、開度指令値によって流量調整機構の開度を制御する開度調整装置とを備えた既設の流体移送装置を改造するために、流量検出器およびプロセス制御装置の基準流量演算器を活用し、駆動電動機の商用電源側に駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を配置するものであり、駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータと、既設の基準流量演算器が出力する基準流量と既設の流量検出器が検出した出口側流量とを比較し、その偏差値より上記インバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器と、上記制御指令値を受け、上記インバータを制御するインバータ制御回路とを備えた構成としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の構成を示すブロック図である。この実施の形態1は、図2に示す既設の液体を移送するポンプや気体を移送する送風機などの流体移送装置の駆動電動機の電源側に駆動用インバータ装置を付加し、指令された基準流量に対応して駆動電動機が最適効率となるように制御するものである。
【0010】
図2の既設の構成は、流体移送機器部分が、流体移送機器6に駆動電動機5が直結され、駆動電動機5は、遮断器2、入力変圧器3、電源開閉器4を介して交流電源1に接続され、流体移送機器6の出口側にバルブまたはダンパーなどの流量調整機構7が配置され、その出口側に流量検出器8が配置された構成である。この構成に対して制御する部分は、外部演算装置9から適正流量が得られる制御基準値がプロセス制御装置10に入力され、入力された制御基準値に対し、流体が制御基準値になるように流量制御されるものである。
【0011】
プロセス制御装置10は、制御基準値が入力される部分に配置された信号入力リレー11と、制御基準値を基準流量に演算する基準流量演算器12と、基準流量と流量検出器8が検出した出口側流量とを比較して制御指令値を演算する比較演算器13と、制御指令値を受け開度指令値を演算する開度指令値演算器14とで構成されている。出口側流量は開度調整装置15において、プロセス制御装置10が出力した開度指令値によって流量調整機構7の開度を調整し指令された基準流量になるように制御される。(比較演算器13、開度指令値演算器14および開度調整装置15は駆動用インバータ装置を付加した場合には使用されない。)
【0012】
実施の形態1の構成は、図2に示すような既設の流体移送装置に対し、駆動電動機5の電源側に駆動用インバータ装置20を付加し、出口側の流体流量が与えられた基準流量になるように制御するものである。
駆動用インバータ装置20は、交流を直流に変換する順変換回路21と平滑用コンデンサ22と直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路23とからなるインバータ24と、基準流量演算器12の信号が入力する部分に配置された信号入力リレー25と、基準流量と流量検出器8が検出した出口側流量の帰還値とを比較し、その偏差によりインバータ24の制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器26と、制御指令値を受け、インバータ24を制御するインバータ制御回路27とで構成されている。
【0013】
図1において、交流電源1、遮断器2、変圧器3、電源開閉器4、交流電動機5、流体移送機器6、流量調整機構7、流量検出器8、外部演算装置9、プロセス制御装置10、基準流量演算器12は図2に示す既設の状態が維持される部分である。
【0014】
つぎに動作について説明する。流体移送装置が運転されると、信号入力リレー25が閉動作し、制御指令値演算器26にプロセス制御装置10の基準流量演算器12から基準流量、流量検出器8から出口側流量が入力され、制御指令値演算器26は、基準流量と出口側流量とを比較し、その偏差値によりインバータ24の制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を出力する。この制御指令値演算器26は、駆動される流体移送機器6の流量と回転数との関係と回転数と制御指令値の関係を記憶させておき、流量を入力することにより電圧指令値および周波数指令値が直接出力されるように構成されている。インバータ制御回路27は出力電圧指令値および周波数指令値に基づいてインバータ24の逆変換回路23が制御され、最適条件の交流電圧が駆動電動機5に印加されて流体移送機器6の出口側流量が基準流量になるように制御される。図2に示された制御指令値演算器13、開度指令値演算器14および開度調整装置15は駆動用インバータ装置を付加した場合には使用されない。
【0015】
このように構成すると、基準流量と出口側流量とを比較してインバータの制御指令値が回転数指令値を求めることなく直接制御できるようになり、既設部分のプロセス制御装置10を改造することなく、駆動用インバータ装置20を付加するのみで、効率的に出口側流量が適正流量に制御される流体移送装置が構成できる。
【0016】
実施の形態2.
実施の形態2の構成を図3に示す。実施の形態1では、駆動用インバータを付加した状態で、商用電源への切換ができない状態となっており、このために駆動用インバータ装置が故障したときにはバックアップできない構成であったが、実施の形態2は、既設の流体移送装置の出口側の流量調整機構が使用可能な状態とし、駆動用インバータ装置を取り付けた状態で、この駆動用インバータ装置をバイパスするバイパス回路を設け、駆動用インバータ装置に故障が発生したときに、自動的に商用電源に切り換えて運転できるように構成したものである。
【0017】
図3において、商用電源1、遮断器2、変圧器3、電源開閉器4,駆動電動機5、流体移送機器6、流量検出器8、外部演算装置9、プロセス制御装置10は実施の形態1の図1と同一である。開度調整装置15、流量調整機構7は動作可能な状態を維持している。バイパス回路31は、変圧器3の負荷側から駆動電動機5にバイパス回路開閉器32を介して接続されている。
駆動用インバータ装置30は、交流を直流に変換する順変換回路21と平滑用コンデンサ22と直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路23とからなるインバータ24と、基準流量演算器12から入力される信号入力リレー25と、基準流量と流量検出器8が検出した出口側流量の帰還値とを比較し、その偏差値によりインバータ24の制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器36と、制御指令値を受け、インバータ24を制御するインバータ制御回路27と、このインバータ24の部分が故障したときに、制御指令値演算器36から制御指令値を受け、流量調整機構7を制御する開度指令値を出力する開度指令値演算器39と、インバータ24が故障したときにバイパス回路に切り換える運転切換回路38を設けた構成である。
【0018】
この構成において、インバータ装置24が正常な時には、運転切換回路38は、電源開閉器4を閉状態とし、バイパス回路開閉器32は開状態となるように制御し、インバータ装置24が故障したときには、電源開閉器4を開状態とし、バイパス回路開閉器32を閉状態にするとともに、開度指令値演算器39を動作させ、制御指令演算器36からの制御指令値を受け、開度調整装置15に開度指令値を出力する状態とし、開度調整装置15により流量調整機構7の開度を調整して流量調整を行う。
【0019】
このように構成すると、付加したインバータ装置に故障が生じたときには、自動的に商用電源での運転に切り換えられるので運転の信頼性が高くなる。また、流体移送装置を定格回転数で運転するときには、簡単に商用運転に切り換えることができる。
【0020】
実施の形態3.
実施の形態3の構成を図4に示す。実施の形態2では、駆動用インバータ装置に30に制御指令値から流量調整機構7の開度指令値を演算する開度指令値演算器39を新たに設けた構成としたが、この実施の形態3では、バイパス回路31は実施の形態2と同様に設け、既設のプロセス制御装置10、流量調整装置7および開度調整装置15を動作する状態とし、バイパス回路31へ切換えたときには駆動用インバータ装置は切り離されるように構成したものである。
【0021】
図4において、商用電源1、遮断器2、変圧器3、電源開閉器4,駆動電動機5、流体移送機器6、流量調整機構7、流量検出器8、外部演算装置9、プロセス制御装置10、開度調整装置15は既設状態の図2と同一である。バイパス回路31は、実施の形態2の図3と同様に、変圧器3の負荷側から駆動電動機5にバイパス回路開閉器32を介して接続している。
駆動用インバータ装置40は、インバータ回路24、信号入力リレー25、制御指令値演算器26、インバータ制御回路27は実施の形態1の図1と同一とし、商用運転切換回路48を設け、駆動用インバータ装置が故障したときに、信号入力リレー25を切り離し、インバータ24の回路を電源開閉器4を開状態として切り離し、バイパス回路開閉器32を閉状態として駆動電動機5を商用電源1により運転するように構成している。
【0022】
このように構成すると、インバータ回路24が故障したときには、インバータ回路24およびインバータ制御指令演算器26が切り離されて駆動用インバータ装置40の制御回路に依存しない構成となり、インバータの故障に対する運転信頼性が高くなる。
【0023】
【発明の効果】
この発明に係る流体移送装置は、既設の流量検出器およびプロセス制御装置の基準流量演算器を活用し、駆動電動機の商用電源側に駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を設置した構成であり、駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータと、既設の基準流量演算器が出力する基準流量と既設の流量検出器が検出した出口側流量とを比較し、その偏差値よりインバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器と、制御指令値を受け、インバータを制御するインバータ制御回路とを備えた構成としたことにより、基準流量と出口側流量とを比較してインバータの制御指令値を回転数指令値を求めることなく直接制御できるようになり、既設部分のプロセス制御装置を改造することなく、駆動用インバータ装置を付加するのみで、効率的に出口側流量が適正流量に制御される流体移送装置が構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の流体移送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】駆動用インバータ装置を付加する流体移送機器の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態2の流体移送装置の構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態3の流体移送装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 電源開閉器、5 駆動電動機、6 流体移送機器、7 流量調整機構、
8 流量検出器、9 外部演算仕打ち、10 プロセス制御装置、
11 信号入力リレー、12 基準流量演算器、13 比較演算器、
14 開度指令値演算器、15 開度調整装置、20 駆動用インバータ装置、21 順変換回路、22 平滑コンデンサ、23 逆変換回路、
24 インバータ、25 信号入力リレー、26 制御指令値演算器、
27 インバータ制御回路、30 駆動用インバータ装置、
31 バイパス回路、32 バイパス回路開閉器、36 制御指令値演算器、
38 商用運転切換回路、39 開度指令値演算器、
40 駆動用インバータ装置、48 商用運転切換回路、49 接続リレー。
【発明の属する技術分野】
この発明は、液体を移送するポンプまたは気体を移送する送風機などの流体移送装置の省エネルギ対策として駆動電動機の電源側に駆動用インバータ装置を配置する流体移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体を移送するポンプまたは気体を移送する送風機などの流体移送装置は、電源に接続された駆動電動機と流体移送機器とが直結され、その出口側にバルブまたはダンパの流量調整機構と流量検出器を設け、与えられた制御流量と出口側の流量との差がなくなるように流量調整機構の開度を開度調整装置によって制御する構成が一般的である。
このような構成の流体移送装置は回転速度がほぼ一定であり、流量は流量調整機構の開度を調整することにより所定流量に調整されるので、流量が少ないときでもある値以上の電力を必要とする。このような構成の流体移送装置の省エネルギを図るシステムとして、駆動電動機の電源側に商用周波電圧を任意の電圧、任意の周波数の交流電圧に変換できる駆動電動機の駆動用インバータ装置を付加し、駆動電動機の回転数を流量に応じて調整する構成が実用されている。
【0003】
駆動電動機の電源側に付加する駆動用インバータ装置としては、例えば、非特許文献1に示されたものがある。この駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の電圧、任意の周波数の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータ、駆動電動機の回転数が回転数指令値に基づいた最適回転数になるようにインバータを制御するインバータ制御回路を備えた構成である。このインバータ装置に対して、外部から与えられた制御量より基準流量を演算する基準流量演算器と、基準流量を受けこの基準流量と流体移送機器の出口側流量を比較し、その偏差値から回転数指令値を演算して出力する回転数指令制御器を有するプロセス制御装置を設け、非特許文献1に示されたインバータ装置を付加している。
【0004】
このように流量調整機構の開度を調整して流量を制御する構成に、駆動用インバータ装置を付加するときには駆動用インバータ装置の付加に加えて、バルブまたはダンパー等の流量調整機構の開度指令値を出力するプロセス制御装置から、駆動電動機の回転数指令値を出力するプロセス制御装置に取替える必要がある。
【0005】
【非特許文献1】
「三菱可変周波数トランジスタインバータ・MELTRAC−100シリーズ」、三菱電機株式会社、昭和62年11月作成、SE−M298−D(8712−2.0)ROD(カタログ記号) P3−P5 参照
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、既設のバルブまたはダンパー等の流量調整機構の開度を調整して流量を制御する流体移送装置に、従来の駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を付加するときには、流量調整機構の開度指令値を出力するプロセス制御装置から、駆動電動機の回転数指令を出力するプロセス制御装置に取り替える改造を行わねばならない問題点があった。また、流量調整機構の開度を調整して流量を制御する構成に、従来の駆動用インバータ装置を付加した場合に、この駆動用インバータ装置自身が故障すると流体移送装置としての機能を失って継続運転できなくなるという問題点もあった。
【0007】
この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、既設のバルブまたはダンパー等の流量調整機構の開度指令値を出力するプロセス制御装置を改造することなく、付加する駆動用インバータ装置内で指示された流量となる電圧指令値および周波数指令値の交流電圧に変換して制御できる流体移送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る流体移送装置は、商用電源に接続された駆動電動機と、該駆動電動機に直結された流体を移送する流体移送機器と、この流体移送機器の出口側に配置された流量調整機構と、出口側流量を検出する流量検出器と、指令された制御基準値を基準流量に変換する基準流量演算器、変換された基準流量と上記流量検出器が検出した出口側流量の帰還値とを比較して偏差値を出力する比較演算器、該比較演算器が出力した偏差値から上記流量調整機構の開度指令値を演算する開度指令値演算器からなるプロセス制御装置と、開度指令値によって流量調整機構の開度を制御する開度調整装置とを備えた既設の流体移送装置を改造するために、流量検出器およびプロセス制御装置の基準流量演算器を活用し、駆動電動機の商用電源側に駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を配置するものであり、駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータと、既設の基準流量演算器が出力する基準流量と既設の流量検出器が検出した出口側流量とを比較し、その偏差値より上記インバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器と、上記制御指令値を受け、上記インバータを制御するインバータ制御回路とを備えた構成としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の構成を示すブロック図である。この実施の形態1は、図2に示す既設の液体を移送するポンプや気体を移送する送風機などの流体移送装置の駆動電動機の電源側に駆動用インバータ装置を付加し、指令された基準流量に対応して駆動電動機が最適効率となるように制御するものである。
【0010】
図2の既設の構成は、流体移送機器部分が、流体移送機器6に駆動電動機5が直結され、駆動電動機5は、遮断器2、入力変圧器3、電源開閉器4を介して交流電源1に接続され、流体移送機器6の出口側にバルブまたはダンパーなどの流量調整機構7が配置され、その出口側に流量検出器8が配置された構成である。この構成に対して制御する部分は、外部演算装置9から適正流量が得られる制御基準値がプロセス制御装置10に入力され、入力された制御基準値に対し、流体が制御基準値になるように流量制御されるものである。
【0011】
プロセス制御装置10は、制御基準値が入力される部分に配置された信号入力リレー11と、制御基準値を基準流量に演算する基準流量演算器12と、基準流量と流量検出器8が検出した出口側流量とを比較して制御指令値を演算する比較演算器13と、制御指令値を受け開度指令値を演算する開度指令値演算器14とで構成されている。出口側流量は開度調整装置15において、プロセス制御装置10が出力した開度指令値によって流量調整機構7の開度を調整し指令された基準流量になるように制御される。(比較演算器13、開度指令値演算器14および開度調整装置15は駆動用インバータ装置を付加した場合には使用されない。)
【0012】
実施の形態1の構成は、図2に示すような既設の流体移送装置に対し、駆動電動機5の電源側に駆動用インバータ装置20を付加し、出口側の流体流量が与えられた基準流量になるように制御するものである。
駆動用インバータ装置20は、交流を直流に変換する順変換回路21と平滑用コンデンサ22と直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路23とからなるインバータ24と、基準流量演算器12の信号が入力する部分に配置された信号入力リレー25と、基準流量と流量検出器8が検出した出口側流量の帰還値とを比較し、その偏差によりインバータ24の制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器26と、制御指令値を受け、インバータ24を制御するインバータ制御回路27とで構成されている。
【0013】
図1において、交流電源1、遮断器2、変圧器3、電源開閉器4、交流電動機5、流体移送機器6、流量調整機構7、流量検出器8、外部演算装置9、プロセス制御装置10、基準流量演算器12は図2に示す既設の状態が維持される部分である。
【0014】
つぎに動作について説明する。流体移送装置が運転されると、信号入力リレー25が閉動作し、制御指令値演算器26にプロセス制御装置10の基準流量演算器12から基準流量、流量検出器8から出口側流量が入力され、制御指令値演算器26は、基準流量と出口側流量とを比較し、その偏差値によりインバータ24の制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を出力する。この制御指令値演算器26は、駆動される流体移送機器6の流量と回転数との関係と回転数と制御指令値の関係を記憶させておき、流量を入力することにより電圧指令値および周波数指令値が直接出力されるように構成されている。インバータ制御回路27は出力電圧指令値および周波数指令値に基づいてインバータ24の逆変換回路23が制御され、最適条件の交流電圧が駆動電動機5に印加されて流体移送機器6の出口側流量が基準流量になるように制御される。図2に示された制御指令値演算器13、開度指令値演算器14および開度調整装置15は駆動用インバータ装置を付加した場合には使用されない。
【0015】
このように構成すると、基準流量と出口側流量とを比較してインバータの制御指令値が回転数指令値を求めることなく直接制御できるようになり、既設部分のプロセス制御装置10を改造することなく、駆動用インバータ装置20を付加するのみで、効率的に出口側流量が適正流量に制御される流体移送装置が構成できる。
【0016】
実施の形態2.
実施の形態2の構成を図3に示す。実施の形態1では、駆動用インバータを付加した状態で、商用電源への切換ができない状態となっており、このために駆動用インバータ装置が故障したときにはバックアップできない構成であったが、実施の形態2は、既設の流体移送装置の出口側の流量調整機構が使用可能な状態とし、駆動用インバータ装置を取り付けた状態で、この駆動用インバータ装置をバイパスするバイパス回路を設け、駆動用インバータ装置に故障が発生したときに、自動的に商用電源に切り換えて運転できるように構成したものである。
【0017】
図3において、商用電源1、遮断器2、変圧器3、電源開閉器4,駆動電動機5、流体移送機器6、流量検出器8、外部演算装置9、プロセス制御装置10は実施の形態1の図1と同一である。開度調整装置15、流量調整機構7は動作可能な状態を維持している。バイパス回路31は、変圧器3の負荷側から駆動電動機5にバイパス回路開閉器32を介して接続されている。
駆動用インバータ装置30は、交流を直流に変換する順変換回路21と平滑用コンデンサ22と直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路23とからなるインバータ24と、基準流量演算器12から入力される信号入力リレー25と、基準流量と流量検出器8が検出した出口側流量の帰還値とを比較し、その偏差値によりインバータ24の制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器36と、制御指令値を受け、インバータ24を制御するインバータ制御回路27と、このインバータ24の部分が故障したときに、制御指令値演算器36から制御指令値を受け、流量調整機構7を制御する開度指令値を出力する開度指令値演算器39と、インバータ24が故障したときにバイパス回路に切り換える運転切換回路38を設けた構成である。
【0018】
この構成において、インバータ装置24が正常な時には、運転切換回路38は、電源開閉器4を閉状態とし、バイパス回路開閉器32は開状態となるように制御し、インバータ装置24が故障したときには、電源開閉器4を開状態とし、バイパス回路開閉器32を閉状態にするとともに、開度指令値演算器39を動作させ、制御指令演算器36からの制御指令値を受け、開度調整装置15に開度指令値を出力する状態とし、開度調整装置15により流量調整機構7の開度を調整して流量調整を行う。
【0019】
このように構成すると、付加したインバータ装置に故障が生じたときには、自動的に商用電源での運転に切り換えられるので運転の信頼性が高くなる。また、流体移送装置を定格回転数で運転するときには、簡単に商用運転に切り換えることができる。
【0020】
実施の形態3.
実施の形態3の構成を図4に示す。実施の形態2では、駆動用インバータ装置に30に制御指令値から流量調整機構7の開度指令値を演算する開度指令値演算器39を新たに設けた構成としたが、この実施の形態3では、バイパス回路31は実施の形態2と同様に設け、既設のプロセス制御装置10、流量調整装置7および開度調整装置15を動作する状態とし、バイパス回路31へ切換えたときには駆動用インバータ装置は切り離されるように構成したものである。
【0021】
図4において、商用電源1、遮断器2、変圧器3、電源開閉器4,駆動電動機5、流体移送機器6、流量調整機構7、流量検出器8、外部演算装置9、プロセス制御装置10、開度調整装置15は既設状態の図2と同一である。バイパス回路31は、実施の形態2の図3と同様に、変圧器3の負荷側から駆動電動機5にバイパス回路開閉器32を介して接続している。
駆動用インバータ装置40は、インバータ回路24、信号入力リレー25、制御指令値演算器26、インバータ制御回路27は実施の形態1の図1と同一とし、商用運転切換回路48を設け、駆動用インバータ装置が故障したときに、信号入力リレー25を切り離し、インバータ24の回路を電源開閉器4を開状態として切り離し、バイパス回路開閉器32を閉状態として駆動電動機5を商用電源1により運転するように構成している。
【0022】
このように構成すると、インバータ回路24が故障したときには、インバータ回路24およびインバータ制御指令演算器26が切り離されて駆動用インバータ装置40の制御回路に依存しない構成となり、インバータの故障に対する運転信頼性が高くなる。
【0023】
【発明の効果】
この発明に係る流体移送装置は、既設の流量検出器およびプロセス制御装置の基準流量演算器を活用し、駆動電動機の商用電源側に駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を設置した構成であり、駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータと、既設の基準流量演算器が出力する基準流量と既設の流量検出器が検出した出口側流量とを比較し、その偏差値よりインバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器と、制御指令値を受け、インバータを制御するインバータ制御回路とを備えた構成としたことにより、基準流量と出口側流量とを比較してインバータの制御指令値を回転数指令値を求めることなく直接制御できるようになり、既設部分のプロセス制御装置を改造することなく、駆動用インバータ装置を付加するのみで、効率的に出口側流量が適正流量に制御される流体移送装置が構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の流体移送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】駆動用インバータ装置を付加する流体移送機器の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態2の流体移送装置の構成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態3の流体移送装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 電源開閉器、5 駆動電動機、6 流体移送機器、7 流量調整機構、
8 流量検出器、9 外部演算仕打ち、10 プロセス制御装置、
11 信号入力リレー、12 基準流量演算器、13 比較演算器、
14 開度指令値演算器、15 開度調整装置、20 駆動用インバータ装置、21 順変換回路、22 平滑コンデンサ、23 逆変換回路、
24 インバータ、25 信号入力リレー、26 制御指令値演算器、
27 インバータ制御回路、30 駆動用インバータ装置、
31 バイパス回路、32 バイパス回路開閉器、36 制御指令値演算器、
38 商用運転切換回路、39 開度指令値演算器、
40 駆動用インバータ装置、48 商用運転切換回路、49 接続リレー。
Claims (3)
- 商用電源に接続された駆動電動機と、該駆動電動機に直結された流体を移送する流体移送機器と、該流体移送機器の出口側に配置された流量調整機構と、出口側流量を検出する流量検出器と、指令された制御基準値を基準流量に変換する基準流量演算器、上記変換された基準流量と上記流量検出器が検出した出口側流量の帰還値とを比較して偏差値を出力する比較演算器、上記偏差値から上記流量調整機構の開度指令値を演算する開度指令値演算器からなるプロセス制御装置と、上記開度指令値によって上記流量調整機構の開度を制御する開度調整装置とを備えた既設の流体移送装置を改造するために、上記流量検出器およびプロセス制御装置の基準流量演算器を活用し、上記駆動電動機の商用電源側に上記駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を設置するものであって、
上記駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータと、既設の基準流量演算器が出力する基準流量と既設の流量検出器が検出した出口側流量とを比較し、その偏差値より上記インバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器と、上記制御指令値を受け、上記インバータを制御するインバータ制御回路とを備えたことを特徴とする流体移送装置。 - 商用電源に接続された駆動電動機と、該駆動電動機に直結された流体を移送する流体移送機器と、該流体移送機器の出口側に配置された流量調整機構と、出口側流量を検出する流量検出器と、指令された制御基準値を基準流量に変換する基準流量演算器、上記変換された基準流量と上記流量検出器が検出した出口側流量の帰還値とを比較して偏差値を出力する比較演算器、上記偏差値から上記流量調整機構の開度指令値を演算する開度指令値演算器からなるプロセス制御装置と、上記開度指令値によって上記流量調整機構の開度を制御する開度調整装置とを備えた既設の流体移送装置を改造するために、上記流量検出器、上記プロセス制御装置の基準流量演算器、上記開度調整装置、上記流量調整機構を活用し、上記駆動電動機の商用電源側に上記駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を設置するものであって、
設置される上記駆動用インバータ装置をバイパスして商用電源からバイパス回路開閉器を介して上記駆動用電動機に接続されるバイパス回路を設け、
上記駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータと、上記基準流量と上記出口側流量の帰還値とを比較し、その偏差値から上記インバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器と、上記制御指令値を受け、上記インバータを制御するインバータ制御回路と、上記インバータの異常時に上記制御指令値演算器の制御指令値を受けて既設の上記流量調整機構の開度指令値を演算して上記既設の開度調整機構に開度指令値を出力する新たに設けられた開度指令値演算器と、上記インバータの異常時に上記インバータを切り離して上記バイパス回路を接続するとともに、上記新たに設けられた開度指令値演算器を動作させる商用運転切換回路とを備えていることを特徴とする流体移送装置。 - 商用電源に接続された駆動電動機と、該駆動電動機に直結された流体を移送する流体移送機器と、該流体移送機器の出口側に配置された流量調整機構と、出口側流量を検出する流量検出器と、指令された制御基準値を基準流量に変換する基準流量演算器、上記変換された基準流量と上記流量検出器が検出した出口側流量の帰還値とを比較して偏差値を出力する比較演算器、上記偏差値から上記流量調整機構の開度指令値を演算する開度指令値演算器からなるプロセス制御装置と、上記開度指令値によって上記流量調整機構の開度を制御する開度調整装置とを備えた既設の流体移送装置を改造するために、上記流量検出器、プロセス制御装置の基準流量演算器、比較演算器、開度指令値演算器、開度調整装置および流量調整機構を活用し、上記駆動電動機の商用電源側に上記駆動電動機を駆動する駆動用インバータ装置を設置するものであって、
設置される上記駆動用インバータ装置をバイパスして商用電源からバイパス回路開閉器を介して上記駆動用電動機に接続されるバイパス回路を設け、
上記駆動用インバータ装置は、交流を直流に変換する順変換回路と平滑用コンデンサと直流を任意の周波数、任意の電圧の交流電圧に変換する逆変換回路とからなるインバータと、上記基準流量と上記出口側流量の帰還値とを比較し、その偏差値により上記インバータの制御指令値である出力電圧指令値および周波数指令値を演算する制御指令値演算器と、この制御指令値を受け、上記インバータを制御するインバータ制御回路と、上記インバータに異常が発生したときに上記インバータを切り離して上記バイパス回路を接続するとともに、上記既設の開度指令値演算器の出力回路を上記開度調整装置に接続する商用運転切換回路とを備えたことを特徴とする流体移送装置。
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JP2003004371A JP2004222363A (ja) | 2003-01-10 | 2003-01-10 | 流体移送装置 |
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JP2009083535A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Honda Motor Co Ltd | 電動パワーステアリング装置の電源装置 |
CN106015199A (zh) * | 2016-07-06 | 2016-10-12 | 东华机械有限公司 | 伺服液压驱动多泵联动控制系统 |
-
2003
- 2003-01-10 JP JP2003004371A patent/JP2004222363A/ja active Pending
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