JP2004221360A - 基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】部品が実装される多数のブロック12の集合体11よりなる基板10の各ブロックを除く余白部に、各ブロックに対する部品の実装の可否を表示するために設ける判別マークA,B,Cは、各ブロックのそれぞれと対応する複数の記入箇所を有するものとする。ブロックは縦横に整列して配置し、判別マークは目視により読み取り可能なものとして、ブロックの行または列に対応して設けるのがよい。判別マークは、例えば円形部Aa を円周方向に沿って12等分した位置にこれと直交する直線部Ab を設けたものとし、この円形部と直線部の各交点を各ブロックと1対1に対応する記入箇所Ac として、この交点付近を塗りつぶすことにより対応するブロックに対する部品の実装の可否を表示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、それぞれに部品が実装される複数のブロックの集合体よりなる基板、特に各ブロックに対する部品の実装の可否を表示する判別マークを備えた基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
モジュール基板などの非常に小さいプリント基板では、小さすぎて基板の搬送ができない、また基板搬送回数が増大して生産性が低下するなどの問題から、例えば図10に示すように、それぞれに部品が実装されて1つのプリント基板となるブロック12を多数集めた集合体11よりなる多面取り基板1として部品の実装を行い、その後に個々のブロック12に分割することにより、図11に示すようなプリント基板を製造することが行われている。このような多面取り基板1の場合、一部のブロック12にはんだ印刷不良や傷などがある場合には、そのようなブロック12に作業者がシールやマーキングなどによりバッドマーク13を付し、各ブロック12のバッドマーク13の有無を実装装置により自動的に読み取って、バッドマーク13が付された不良ブロックへの部品の実装をスキップさせるようにすることが広く行われている。
【0003】
この場合、従来は先ず生産ラインの部品装着ロボットのヘッドに取り付けたマーク認識カメラで各ブロック12にバッドマーク13が付されているか否かを1つずつ読み取り、その後の部品実装工程でバッドマーク13が付されたブロック12への部品実装動作をスキップさせていた。しかしながらこの方法では、マーク認識カメラは全てのブロック12についてバッドマーク13が付されているか否かを読み取っているので、図10のように、ブロック12が6行×7列に整列して配置された合計42個の場合は、マーク認識カメラによる読み取り箇所数は42箇所になり、1個のブロック12の読み取り時間(マーク認識カメラの移動時間を含む。以下同じ)が0.5秒とすれば、バッドマーク13が付されたブロック12を検出するための読み取り時間は、1枚の多面取り基板1当たり21秒となり、これは部品の装着時間に対し無視できない値であるので、その分だけ生産性が低下するという問題がある。
【0004】
これに対し、1枚の多面取り基板1にバッドマーク13が1つでもあれば各ブロック12を除く多面取り基板1の余白部にグローバルバッドマークを設け、バッドマーク13が1つもなければグローバルバッドマークを設けないようにし、グローバルバッドマークが設けられていない多面取り基板1についてはバッドマーク13の読み取りを省略するようにしてバッドマークの読み取りに要する時間を減少させて、生産性を向上させる方法がある。しかしながらこの方法は、1枚の多面取り基板1のブロック数が少なく、従ってグローバルバッドマークが設けられていない多面取り基板1が相当程度存在する場合には有効であるが、1枚の多面取り基板1のブロック数が多くなって、グローバルバッドマークが設けられていない多面取り基板1が殆どないような場合には殆ど効果がない。
【0005】
また、多面取り基板の多数のブロックを縦横に整列して配置し、バッドマーク13が1つでも付された行(または列)の余白部に識別マークを付し、識別マークが付された行(または列)についてのみ各ブロック12にバッドマーク13が付されているか否かをマーク認識カメラにより読み取り、識別マークが付されていない行(または列)について各ブロック12にバッドマーク13が付されているか否かの読み取りを省略して、生産性を向上させる方法がある。なおこの場合には、バッドマーク13が1つでも付された行および列の両方の余白部に識別マークを付し、識別マークが付された行と列の交差点に位置する各ブロック12についてのみバッドマーク13が付されているか否かをマーク認識カメラにより読み取り、その他のブロック12についてはバッドマーク13が付されているか否かの読み取りを省略して、生産性をさらに向上させる方法もある(何れも、特許文献1参照)。
【0006】
この特許文献1の方法を図10に示すような多面取り基板1に適用した場合の、マーク認識カメラによる、多面取り基板1枚当たりの識別マークおよびバッドマークの読み取り箇所数および読み取り時間は、次のようになる。
(1) 識別マークを各行に付した場合
読み取り箇所数:6行+不良4行×7ブロック=34箇所
読み取り時間:34箇所×0.5秒/箇所=17秒
(2) 識別マークを各列に付した場合
読み取り箇所数:7行+不良4行×6ブロック=31箇所
読み取り時間:31箇所×0.5秒/箇所=15.5秒
(3) 識別マークを各行および各列に付した場合
読み取り箇所数:7行+6列+4×4交差点=29箇所
読み取り時間:29箇所×0.5秒/箇所=14.5秒
すなわち、全てのブロック12についてバッドマーク13の有無を読み取る方法に比してマーク読み取り時間を減少させることができる。
【0007】
特許文献1におけるこのマーク読み取り時間の減少比率は、1枚の多面取り基板1当たりのブロック12の数が増大するにつれて増大するが、マーク読み取り時間そのものは増大するので、ブロック12の数が大きい多面取り基板1のマーク読み取り時間の増大による生産性の低下は無視できなくなる。そのような場合には、生産ラインにおけるマーク読み取り時間を削減するために、事前に専用のバッドマーク読み取り工程を設け、スキップブロックの位置を示すスキップコード(バーコードまたは2次元コード)のラベルを作成してこれを多面取り基板の余白に貼付し、生産ラインではこのスキップコードを読み取って、表示されたスキップブロックへの部品の実装をスキップさせるようにする方法が公知であるが、それを開示した文献は見当たらない。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−187006号公報(段落〔0023〕〜〔0027〕、図8、図10)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
最後に述べた従来技術によれば、生産ラインにおいてスキップブロックを特定するためのスキップコード読み取り時間が大幅に減少するので生産性は大きく向上するが、スキップコードを作成する工程が別に必要になり、そのための設備や人工を要するのでコストアップの要因となる。また、スキップコードに使用するバーコードや2次元コードは、作業者がそれを見てもスキップブロックの位置を読み取ることができないので確認ができず、またスキップコードのラベル貼付後にはんだ印刷不良や傷などがある不良ブロックを発見した場合には、それに対応するには改めてスキップコードを作成してそれを貼り替えねばならず、それには多大の手間を要するという問題がある。
【0010】
このような問題は、各ブロック12が同一のプリント基板となって実装後に個々に分割される多面取り基板の場合に限らず、1つの基板がそれぞれ異なる複数のブロックよりなり、必要とされる機能の有無により、一部のブロックに対する部品の実装を省略するようにした基板の場合にも存在する。
【0011】
本発明は上述したような各問題を解決して、特許文献1に記載の技術に比してマーク読み取り時間の減少させて基板に対する部品実装の生産性を向上させ、しかも実装の可否を表示する判別マークAを目視による読み取りが可能なものとしてスキップブロックの位置を目視で再確認可能とし、また不良ブロックを発見した場合には判別マークをその場で修正してそれに対応することができるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
このために、本発明の請求項1による基板は、それぞれに部品が実装される複数のブロックの集合体よりなる基板の各ブロックを除く余白部に、各ブロックに対する部品の実装の可否を表示する少なくとも1つの判別マークを設けてなる基板において、判別マークは各ブロックのそれぞれと対応する複数の記入箇所を有するものとして、各ブロックと対応する記入箇所にマーキングを施すことにより、マーキングされた記入箇所と対応するブロックに対する実装の可否を表示することを特徴とするものである。
【0013】
前項に記載の基板の判別マークは、対応するブロックに対する部品の実装の可否を目視により読み取ることが可能であることが好ましい。
【0014】
前2項に記載の基板は、それぞれに部品が実装されて1つのプリント基板となる多数のブロックの集合体よりなる多面取り基板であることが好ましい。
【0015】
前各項に記載の基板の判別マークは、少なくともブロックの総数と同数の記入箇所を有するものとして基板に予め設けられ、全てのブロックは記入箇所の1つと対応され、各ブロックと対応する記入箇所にマーキングを施すことにより、マーキングされた記入箇所と対応するブロックに対する実装の可否を表示することが好ましい。
【0016】
前各項に記載の基板において、複数のブロックは縦横に整列して配置し、判別マークはブロックの数より少ない複数個として、ブロックの行または列に対応してそれぞれ少なくとも1つの判別マークを配設することが好ましい。
【0017】
前各項に記載の基板において、判別マークは、円形部およびこの円形部を円周方向に沿って複数に分割した位置において同円形部と交差する複数の直線部よりなるものとし、記入箇所は円形部と直線部の交点とし、マーキングはこの交点付近を塗りつぶすことにより施すことが好ましい。
【0018】
前項に記載の基板には、交点をほゞ中心とする中塗り部を設け、マーキングはこの中塗り部内を塗りつぶすことにより施すことが好ましい。
【0019】
前2項に記載の基板の直線部は、円形部を円周方向に沿って12等分した位置において同円形部と直交する12本であることが好ましい。
【0020】
請求項1〜請求項5に記載の基板において、判別マークは、円形部およびこの円形部を円周方向に沿って複数に分割した各位置と円形部の中心を結ぶ複数の半径方向直線部よりなるものとし、記入箇所は隣接する2つの半径方向直線部と円形部により囲まれる扇形領域とし、マーキングはこの扇形領域内の少なくとも一部を塗りつぶすことにより施すことが好ましい。
【0021】
請求項1〜請求項5に記載の基板において、判別マークは、方形部とこの方形部の内部を複数の方形の記入箇所に分割する少なくとも各1本の横方向直線部および縦方向直線部よりなるものとし、マーキングは記入箇所内の少なくとも一部を塗りつぶすことにより施すことが好ましい。
【0022】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、判別マークは、個々のブロックそれぞれに対する部品の実装の可否をマーキングにより表示するものであるので、実装装置は判別マークを読み取るだけで個々のブロックに対する実装の可否を決定することができ、個々のブロックに付されたバッドマークを読み取る必要はない。従って個々のブロックに対する実装の可否を決定するための読み取り時間は減少するので、実装装置の生産性を増大させることができる。
【0023】
請求項2の発明によれば、判別マークは個々のブロックそれぞれに対する部品の実装の可否を目視により読み取ることが可能であるので個々のブロックに対する実装の可否を容易に再確認でき、また作業の途中ではんだ印刷不良や傷などがある不良ブロックを発見した場合には、作業者が判別マークを修正してそのような状況の変化に容易に対応することができる。
【0024】
請求項3の発明によれば、同一のプリント基板を多数まとめて製造する多面取り基板に本発明を適用することができる。
【0025】
請求項4の発明によれば、記入箇所を有する判別マークは基板に予め設けられており、各ブロックに対する実装の可否はそのブロックと対応する各記入箇所にマーキングを施すことにより表示されるので、各ブロックに対する部品の実装の可否の表示、再確認およびその後の修正は目視により容易に行うことができる。
【0026】
請求項5の発明によれば、判別マークはブロックの行または列に対応して設けられているので、各判別マークの記入箇所へのマーキングによる各ブロックに対する部品の実装の可否の表示、再確認およびその後の修正は直感的に行うことができ、これにより表示、再確認および修正の作業効率を高め、また誤りを減少させることができる。
【0027】
請求項6の発明によれば、判別マークAの記入箇所は円形部と複数の直線部の交点であり、小さいスペースでもその位置は明確に判断できるので、この交点付近を塗りつぶすことによるマーキングはきわめて簡単に行うことができる。
【0028】
請求項7の発明によれば、判別マークの記入箇所である円形部と複数の直線部の交点をほゞ中心とする中塗り部を設け、マーキングはこの中塗り部内を塗りつぶすことにより施すようにしており、これによりマーキングの寸法形状はほゞ一定になるので、各ブロックに対する実装の可否の表示の確実性が向上して、実装装置による判別マークの読み取りの誤りは減少する。
【0029】
請求項8の発明によれば、円形部を円周方向に沿って12等分した位置に直線部を設けており、このようにすれば時計の文字盤が連想されるので目視によるマーキングの読み取りおよび修正は一層容易になり、誤りも一層減少する。
【0030】
請求項9の発明によれば、判別マークの記入箇所は隣接する2つの半径方向直線部と円形部により囲まれる扇形領域であるので位置は明確であり、各ブロックに対する実装の可否の表示はこの扇形領域内の少なくとも一部を塗りつぶすことによりマーキングを施すだけでよいので、きわめて簡単に行うことができる。
【0031】
請求項10の発明によれば、判別マークの記入箇所は方形部の内部を横方向直線部および縦方向直線部により分割した方形であるので位置は明確であり、各ブロックに対する実装の可否の表示はこの記入箇所内の少なくとも一部を塗りつぶすことによりマーキングを施すだけでよいので、きわめて簡単に行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
先ず図1、図5および図6により、本発明による基板の第1の実施の形態の説明をする。この第1の実施の形態は、それぞれに部品P1,P2,P3が実装されて1つのプリント基板となるブロック12を多数集めた集合体11よりなる多面取り基板に本発明を適用したものである。図11に示すように、縦および横に整列して配置され多数のブロック12よりなる集合体11の下側となる余白部には、複数の判別マークA(A1a〜A7a)が設けられている。以下の説明においては、先に図10で説明した従来技術と比較するために、集合体11は、6行×7列に整列して配置された合計42個のブロック12よりなるものとする。また各ブロック12には、部品P1〜P3を装着するためのはんだ印刷がなされているものである。
【0033】
図1に示すように、42個のブロック12よりなる集合体11の下側となる多面取り基板10の余白部には、7個の判別マークAが、ブロック12の各列と対応するように、直接印刷または印刷したラベルを貼付することにより設けられている。各判別マークAは、図5(a) に示すように、円形部Aa およびこの円形部Aa を円周方向に沿って12等分した位置において円形部Aa と直角に交差する12本の直線部Ab よりなり、この円形部Aa と直線部Ab の各交点が記入箇所Ac となっている。この判別マークAの記入箇所Ac は、図5(b) に示すように、上下および左右となる各直線部Ab を太くすれば見やすくなり、またこの太線部に、図5(c) に示すように、時計の文字盤と同じ数字(符号Ae 参照)を加えればさらに見やすくなる。判別マークAの大きさは、例えば最大径が5mm程度である。
【0034】
この判別マークAは、図6に示すように、12の記入箇所Ac のうちの1または複数箇所の交点Ac 付近を黒い目印Eにより塗りつぶすことによりマーキングを施して、その判別マークAが設けられた列の6個のブロック12の何れが、部品の実装をスキップする不良ブロックであるかを表示する。図6の例では、時計の文字盤で1時および5時の位置に相当する記入箇所Ac にマーキングが施されており、判別マークAが設けられた列の基準側から1番目および5番目のブロック12が部品の実装をスキップする不良ブロックであることを表示している。図1、図5および図6では、判別マークAは円形部Aa を円周方向に12等分した各位置に直線部Ab を設けた例を示しており、このようにすれば時計の文字盤が連想されるので不良ブロックの位置を直感的に理解しやすくなり、目視によるマーキングの読み取りおよび修正は一層容易になり、誤りも一層減少するという利点がある。しかしながら円形部Aa の分割数はこれに限られるものではなく、10あるいはその他の数としてもよい。また必ずしも等分の必要もない。
【0035】
図1に示す第1の実施の形態は、右下を基準位置として行番号および列番号を定めている。第1列、第3列および5列の各列ではどの行のブロック12にもバッドマーク13が付されていないので、この各列に対応する各判別マークA1a,A3a,A5aにはどの交点Ac にもマーキングはなされていない。第2列では第2行目のブロック12にバッドマーク13が付されているので、判別マークA2aには2時の位置の交点Ac にマーキングが施されている。第4列では第4行目のブロック12にバッドマーク13が付されているので、判別マークA4aには4時の位置の交点Ac にマーキングが施されている。第6列では第2行目および第5行目のブロック12にバッドマーク13が付されているので、判別マークA6aには2時および5時の位置の交点Ac にマーキングが施されている。第7列では第1行目のブロック12にバッドマーク13が付されているので、判別マークA7aには1時の位置の交点Ac にマーキングが施されている。
【0036】
このようにすれば、判別マークA1a〜A7aに施されたマーキングは、バッドマーク13が付された各ブロック12と1対1に対応しているので、実装装置は判別マークAを読み取るだけで各ブロック12に対する実装の可否を決定することができ、個々のブロック12に付されたバッドマーク13を読み取る必要はない。従って個々のブロック12に対する実装の可否を決定するための読み取り時間は減少するので、実装装置の生産性を増大させることができる。また判別マークA1a〜A7aを見ることにより、個々のブロック12に対する部品P1〜P3の実装の可否を直ちに再確認することができる。従って作業の途中ではんだ印刷不良や傷などがある不良ブロックを発見したような場合には、作業者は発見された不良ブロックと対応する判別マークA1a〜A7aの交点Ac に黒い目印Eを付けてマーキングを施すだけでそれに対応することができ、その後の実装工程で不良ブロックにも部品を実装するという無駄を防止することができる。
【0037】
図1に示す第1の実施の形態では、読み取り箇所数は判別マークA1a〜A7aの数だけであるので、マーク認識カメラによる判別マークAの読み取り時間は、7箇所×0.5秒/箇所=3.5秒となり、先に特許文献1を適用した従来技術の場合の17秒、15.5秒、14.5秒と比較すれば大幅に減少し、生産性は大幅に向上する。なおこの第1の実施の形態では、実装装置はマーク認識カメラにより判別マークAを読み取った後に、画像認識により目印Eによるマーキングの位置を認識して、その列のどのブロック12が部品の実装をスキップする不良ブロックであるのかを判断するが、この画像認識に基づく判断に要する時間は、マーク認識カメラによる読み取り時間(移動時間を含み0.5秒)に比してきわめて短いので、実質的には無視することができる。
【0038】
上述した第1の実施の形態では、7個の判別マークA1a〜A7aが6行×7列に配列されたブロック12の各列にそれぞれ対応して設けられているので、ある列の各ブロック12に対する部品P1〜P3の実装の可否の表示、再確認およびその後の修正は、その列に対応する判別マークAのみを見て行えばよい。しかもその列の判別マークAの各交点Ac の位置(例えば時計の文字盤で1時の位置)は、行番号方向におけるブロック12の位置(例えば1行目の位置)と対応するので、各列におけるブロック12に対する部品P1〜P3の実装の可否の表示、再確認およびその後の修正は直感的に行うことができ、これにより表示、再確認および修正の誤りを減少させることができる。
【0039】
また上述した第1の実施の形態では、判別マークAの記入箇所Ac は円形部Aa と複数の直線部Ab の交点であるのでその位置は明確であり、各ブロック12に対する実装の可否の表示はこの交点Ac 付近を塗りつぶすことによるマーキングを施すだけでよいので、きわめて簡単に行うことができる。
【0040】
上述した第1の実施の形態では、各判別マークAは12の記入箇所Ac を有しているのに対し、集合体11の行数は6であるので、7〜12の記入箇所Ac は使用されずに遊んでおり、判別マークA1a〜A7a全体では、記入箇所Ac は12×7=84であるのに対し、集合体11のブロックの総数は42であるので、42の記入箇所Ac が使用されずに遊んでいる。この第1の実施の形態の判別マークAによれば、行数が12以下の集合体11に対応することができる。行数が12を越えた場合には、各列に対応して2個またはそれ以上の判別マークAを設ければよい。このように判別マークA1a〜A7aは、少なくともブロック12の総数と同数の記入箇所Ac を有するものとすればよい。
【0041】
図2は、各列に対応して各2個の判別マークAを設けた多面取り基板の第2の実施の形態を示し、判別マークA1a〜A7aの各記入箇所Ac は1行〜12行の位置にある各ブロック12に対する実装の可否を表示し、判別マークA1b〜A7bの各記入箇所Ac は13行〜24行の位置にある各ブロック12に対する実装の可否を表示している。この第2の実施の形態では、読み取り箇所数は判別マークA1a〜A7a,A1b〜A7bの数であるので、マーク認識カメラによる判別マークAの読み取り時間は、14箇所×0.5秒/箇所=7秒となる。この第2の実施の形態では集合体11の行数が24未満の場合には、判別マークA1b〜A7bの一部の記入箇所Ac が使用されずに遊んでいる。
【0042】
図3に示す第3の実施の形態は、多面取り基板10の右側に設けられた余白部に設けた6個の判別マークA1c〜A6cを、6行×7列に配列されたブロック12の各行にそれぞれ対応して配置したもので、各判別マークA1c〜A6cは、8〜12の記入箇所Ac が使用されずに遊んでいる点を除き、前述した第1の実施の形態と同じである。この第3の実施の形態では、読み取り箇所数は判別マークA1c〜A6cの数であるので、マーク認識カメラによる判別マークAの読み取り時間は、6箇所×0.5秒/箇所=3秒となる。これ以外の構成、作用および効果は第1の実施の形態と同じであるので詳細な説明は省略する。
【0043】
図4に示す第4の実施の形態は、集合体11の各ブロック12に、第1列の下端から始まり、第1列の上端から第2列の下端に続くように1〜42の連続番号を付し、また判別マークAは4個としてそれぞれの記入箇所Ac の番号を、判別マークA1dは1〜12、判別マークA2dは13〜24、判別マークA3dは25〜36、判別マークA4dは37〜48としている。そしてバッドマーク13が付された不良ブロックの番号8,22,32,35,37と対応する判別マークA1d〜A4dの記入箇所Ac にマーキングを施して、部品の実装をスキップする不良ブロックであることを表示している。なおこの実施の形態では、判別マークA4d の43〜48の記入箇所Ac は使用されずに遊んでいる。この第4の実施の形態でも、判別マークA1d〜A4dの遊んでいない記入箇所Ac に施されたマーキングは、バッドマーク13が付された各ブロック12と1対1に対応しているので、実装装置は判別マークAを読み取るだけで各ブロック12に対する実装の可否を決定することができ、個々のブロック12に付されたバッドマーク13を読み取る必要はない。
【0044】
この第4の実施の形態によれば、読み取り箇所数である判別マークA1d〜A4dの数は4であるので、マーク認識カメラによる判別マークAの読み取り時間は、4箇所×0.5秒/箇所=2秒で、きわめて短くなる。しかしながら、各判別マークA1d〜A4dと各列の間の対応関係がないので、ブロック12の位置と判別マークAの記入箇所Ac との間に直感的な対応が付けにくいという問題がある。そこでこの実施の形態では、図4に示すように、記入箇所Ac に90度おきに図5(c) の符号Ae に対応する数字を付けて、ブロック12の位置と判別マークAの記入箇所Ac の間の対応関係をわかりやすくしている。
【0045】
次に判別マークの変形例の説明をする。図7(a) は、判別マークAの記入箇所Ac である円形部Aa と複数の直線部Ab の交点Ac をほゞ中心とする中塗り部Ad を設けたものである。この場合のマーキングはこの中塗り部Ad 内を塗りつぶすことにより施せばよいので、マーキングの寸法形状はほゞ一定になる。これにより各ブロック12に対する実装の可否の表示の確実性が向上して、実装装置による判別マークAの読み取りの誤りは減少する。
【0046】
また、図7(b) に示す判別マークBは、円形部Ba およびこの円形部Ba を円周方向に沿って12等分した各位置と円形部Ba の中心を結ぶ複数の半径方向直線部Bb よりなるものとし、隣接する2つの半径方向直線部Bb と円形部Ba により囲まれる12の扇形領域を記入箇所Bc としたものである。マーキングはこの扇形領域内の全部または一部を塗りつぶすことにより施せばよい。図7(b) は、5番目の扇形領域内の一部を黒い目印Eにより塗りつぶしてマーキングを施した場合を示している。この判別マークBも、記入箇所Bc は半径方向直線部Bb と円形部Ba により囲まれる扇形領域であるので位置は明確であり、各ブロック12に対する実装の可否の表示はこの扇形領域内を塗りつぶすことによりマーキングを施すだけでよいので、きわめて簡単に行うことができる。
【0047】
図7(a) および図7(b) に示す判別マークの変形例は、上述した第1〜第4の実施の形態、および次に述べる第5の実施の形態の何れにも適用することができる。
【0048】
次に図8(a) に示す判別マークCは、正方形部Ca の内部を各2本の横方向直線部Cb および縦方向直線部Cc により9個の正方形の記入箇所Cd に分割したものであり、図9はこの判別マークCを使用した第5の実施の形態を示している。この第5の実施の形態は、第1の実施の形態と同様なブロック12の集合体11を有する多面取り基板10の上側の余白部に設けた7個の判別マークC1 〜C7 を、6行×7列に配列されたブロック12の各列にそれぞれ対応して配置したものである。各判別マークCのの記入箇所Cd は、図8(b) に示すように、左上から右下に向かって順に、集合体11のブロック12の各行に対応させたもので、図8(a) に記入した2つの目印Eによるマーキングは、第1行および第6行のブロック12が部品の実装をスキップする不良ブロックであることを表示したものである。各直線部Cb,Ccによる方形部Ca の縦横の分割数は任意であり、方形部Ca および記入箇所Cd は正方形に限らず長方形としてもよい。これ以外の第5の実施の形態の構成、作用および効果は第1の実施の形態と同じであるので詳細な説明は省略する。
【0049】
図8に示す判別マークの変形例は、第5の実施の形態に限らず、上述した第1〜第4の実施の形態の何れにも適用することができる。
【0050】
なお上述した各実施の形態では、各ブロック12が同一のプリント基板であって実装後に個々に分割される多面取り基板に本発明を適用した例につき説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、1つの基板がそれぞれ異なる複数のブロックよりなり、必要とされる機能の有無により、一部のブロックに対する部品の実装を省略するようにした基板の場合にも適用することができる。
【0051】
また上述した各実施の形態では、各判別マークA,B,Cは基板に予め設け、記入箇所Ac,Bc,Cdに対するマーキングを手作業あるいは機械により行うものとして説明したが、本発明は、実装ラインとは別に予め検査装置で各ブロックを検査してその結果に基づき不良ブロックに相当する記入箇所にマーキングした判別マークのシールを印刷し、このシールを基板の所定の余白部に貼付するようにして実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基板の第1の実施形態の平面図である。
【図2】本発明による基板の第2の実施形態の平面図である。
【図3】本発明による基板の第3の実施形態の平面図である。
【図4】本発明による基板の第4の実施形態の平面図である。
【図5】第1の実施の形態に使用する判別マークおよびその変形例の詳細形状を示す図である。
【図6】図5に示す判別マークにおけるマーキングの例を示す図である。
【図7】判別マークの異なる変形例を示す図である。
【図8】判別マークのさらに異なる変形例を示す図である。
【図9】本発明による基板の第5の実施形態の平面図である。
【図10】従来技術による多面取り基板の一例を示す図である。
【図11】図10に示す多面取り基板に部品を装着し、その後に分割した1個のプリント基板を示すである。
【符号の説明】
10…基板(多面取り基板)、11…集合体、12…ブロック、A…判別マーク、Aa …円形部、Ab …直線部、Ac …記入箇所(交点)、Ad …中塗り部、B…判別マーク、Ba …円形部、Bb …半径方向直線部、Bc …記入箇所(扇形領域)、C…判別マーク、Ca …方形部、Cb ,Cc …直線部、Cd …記入箇所、E…目印、P1,P2,P3…部品。
Claims (10)
- それぞれに部品が実装される複数のブロックの集合体よりなる基板の前記各ブロックを除く余白部に、前記各ブロックに対する部品の実装の可否を表示する少なくとも1つの判別マークを設けてなる基板において、前記判別マークは前記各ブロックのそれぞれと対応する複数の記入箇所を有するものとして、各ブロックと対応する前記記入箇所にマーキングを施すことにより、マーキングされた記入箇所と対応する前記ブロックに対する実装の可否を表示することを特徴とする基板。
- 請求項1に記載の基板において、前記判別マークは対応する前記ブロックに対する前記部品の実装の可否を目視により読み取ることが可能であることを特徴とする基板。
- 請求項1または請求項2に記載の基板において、前記基板は、それぞれに部品が実装されて1つのプリント基板となる多数のブロックの集合体よりなる多面取り基板であることを特徴とする基板。
- 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の基板において、前記判別マークは少なくとも前記ブロックの総数と同数の記入箇所を有するものとして前記基板に予め設けられ、全ての前記ブロックは前記記入箇所の1つと対応され、各ブロックと対応する前記記入箇所にマーキングを施すことにより、マーキングされた記入箇所と対応する前記ブロックに対する実装の可否を表示することを特徴とする基板。
- 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の基板において、前記複数のブロックは縦横に整列して配置し、前記判別マークは前記ブロックの数より少ない複数個として、前記ブロックの行または列に対応してそれぞれ少なくとも1つの前記判別マークを配設したことを特徴とする基板。
- 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の基板において、前記判別マークは、円形部およびこの円形部を円周方向に沿って複数に分割した位置において同円形部と交差する複数の直線部よりなり、前記記入箇所は前記円形部と直線部の交点であり、前記マーキングはこの交点付近を塗りつぶすことにより施すことを特徴とする基板。
- 請求項6に記載の基板において、前記交点をほゞ中心とする中塗り部を設け、前記マーキングはこの中塗り部内を塗りつぶすことにより施すことを特徴とする基板。
- 請求項6または請求項7に記載の基板において、前記直線部は前記円形部を円周方向に沿って12等分した位置において同円形部と直交する12本であることを特徴とする基板。
- 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の基板において、前記判別マークは、円形部およびこの円形部を円周方向に沿って複数に分割した各位置と前記円形部の中心を結ぶ複数の半径方向直線部よりなり、前記記入箇所は隣接する2つの前記半径方向直線部と前記円形部により囲まれる扇形領域であり、前記マーキングはこの扇形領域内の少なくとも一部を塗りつぶすことにより施すことを特徴とする基板。
- 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の基板において、前記判別マークは、方形部とこの方形部の内部を複数の方形の前記記入箇所に分割する少なくとも各1本の横方向直線部および縦方向直線部よりなり、前記マーキングは前記記入箇所内の少なくとも一部を塗りつぶすことにより施すことを特徴とする基板。
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