JP2004220105A - 共用車両管理システム - Google Patents

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雅行 宮下
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Abstract

【課題】コンパクトかつ安価な電子カードを採用するとともに、低コスト化された共用車両を用いた共用車両管理システムを提供する。
【解決手段】貸し出しすべき共用車両2を特定する車両管理サーバと、各共用車両に搭載されるとともに貸出準備のための機器制御を行うコントローラと、車両貸出ユーザの個人認証のために用いられる電子カードを読み取る駐車管理装置3とからなる共用車両管理システム。駐車エリアに設置された駐車管理装置は、第1通信ユニットを用いた車両管理サーバとの交信を通じて共用車両の貸出予約を行った車両貸出ユーザの個人認証を行うとともに、認証された車両貸出ユーザのために駐車している共有車両のコントローラに対して貸出準備の実行命令を狭域通信方式の第2通信ユニットを用いて送る。
【選択図】図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザによる共用車両の貸出申し込みに基づいて貸し出しすべき共用車両を特定する車両管理サーバと、前記各共用車両に搭載されるとともに貸出準備のための機器制御を行うコントローラとからなる共用車両管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の共用車両管理システムの1つでは、ユーザから共用車両管理センタに車両貸出申し出があると、管理センタは申込ユーザを特定するユーザIDコード付きの電子カードを申込ユーザに配布するとともに、管理センタのサーバコンピュータは貸出予約が設定された共用車両の車載コンピュータ(コントローラ)に管理用IDコードを送信し、管理用IDコードを受け取った車載コンピュータはその後該当ユーザが電子カードを予約した共用車両に搭載されているコントローラに接続されたカードリーダに近接させるか又は挿入することにより非接触方式又は接触方式で読み取らせたユーザIDコードと受信した管理用IDコードとの照合一致を確認すると、このユーザの車両利用を許可し、ドアの開閉やエンジン始動を可能とする。さらに、管理センタのサーバコンピュータと共用車両の車載コンピュータとの間で双方向通信が可能であり、管理センタから共用車両には常時運行計画を含む管理情報が送信され、共用車両から管理センタには運行状態や車両整備状態や現在位置を含む運行情報が送信されるように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムでは、車載コンピュータが、サーバコンピュータとの通信によって取得した管理用IDコードとユーザが持参した電子カードからカードリーダを介して取得したユーザIDコードとを照合するので、貸出人の個人認証が車内で確実に行われるが、各共用車両に車載用に設計された専用の通信機器とカードリーダを設置しなければならず、共用車両のコストが高くなるという欠点がある。さらには、この通信機器は、共用車両がどこに配置されていてもサーバコンピュータと交信できるために、無線で広域通信可能な携帯電話通信網のような通信網を採用することになり、その通信コストは割高であるとともに、通信機器が常時必要とする電力が駐車中の共用車両のバッテリに大きな負担を与えている。
【0003】
また別の共用車両管理システムでは、共用車両の駐車場には各共用車両毎に貸出申し込みのためのステーションボックスが設置されており、ユーザが使用しようとする共用車両に対応したステーションボックスの貸出ボタンを操作することで無線通信機能付き電子カードに車両の使用許諾、貸出日時、車両情報が書き込まれるので、この電子カードを持って指定の共用車両に接近すると、車両に設置された車載コントローラが電子カードから所定の情報を取り込み、電子カード中の個人識別情報とステーションボックスからの予約情報中の予約者識別情報とが一致すると、車載コントローラからドアロック機構にアンロック信号が送信され、共用車両のドアロックが解除される。さらに、ユーザが車内に乗り込んだ後、車載コントローラに付属するカードリーダに電子カードを挿入すると個人識別情報と予約者識別情報とが再度照合され、キー保持装置のロックが解除されてメインキーが使用可能となり、これによって共用車両の走行が可能となる(例えば、特許文献2参照。)。このシステムではさらに車載コントローラなど共用車両に搭載する制御機器が複雑化しており、そのコスト高が共用車両の普及を抑え込んでいる。
【0004】
上述した従来技術で用いられた電子カードに代えて、携帯通信器を用いるシステムも知られている(例えば、特許文献3参照。)。このシステムでは、予約センタからの求めに応じてコミュータの停留情報および利用可能な時刻情報を送信するとともに駐車中の共用車両を充電するステーションが駐車場に設置され、共有車両には予約センタなどと通信可能な通信ユニットが搭載され、さらに特徴的なこととして共有車両を利用する全ユーザに専用の携帯通信器が所有される。予約センタは各ステーションから共有車両の停留情報と利用可能な時刻情報を受け付け、共有車両の情報管理を行っている。共有車両の予約は携帯通信器を通じて行われ、予約センタでは携帯通信器からの予約情報を受信すると、管理される共有車両情報と照合して、利用可能な共有車両を抽出し、抽出された共有車両情報は携帯通信器へ送信されるとともに予約対象となった共有車両に予約情報の登録を行う。この携帯通信器は共有車両のドアキーやエンジンキーとしても機能するように構成されており、ユーザを携帯通信器を用いて個人認識を行い、共有車両を走行させる。この携帯通信器は、例えば携帯電話通信のような遠隔通信機能や予約操作などのためのキーマトリックスを持たなければならないことから電子カードなどに比べてコンパクト化や低コスト化が困難であり、さらには、携帯電話通信網利用のために通信コストがかさむことになり、これらのことが共用車両システム普及の妨げの1つとなっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−311287号公報(第2−3頁、第1図)
【0006】
【特許文献2】
特開2000−120308号公報(段落番号0028−0033、第7図、第9図)
【0007】
【特許文献3】
特開平11−338935号公報(段落番号0030−0039、第1−4図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記実状に鑑み、本発明の課題は、共用車両の普及を促進するため、コンパクトかつ安価な電子カードを採用し、共用車両には高い通信コストや大きな電力消費をもたらす携帯通信網といった広域通信網の利用や電子カードリーダの搭載を避けることで低コスト化される共用車両を用いた共用車両管理システムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、ユーザによる共用車両の貸出申し込みに基づいて貸し出しすべき共用車両を特定する車両管理サーバと、前記各共用車両に搭載されるとともに貸出準備のための機器制御を行うコントローラとからなる、本発明による共用車両管理システムでは、車両貸出ユーザの個人認証のために用いられる電子カードを読み取る電子カード処理ユニットと電子カードから読み取った個人情報を前記車両管理サーバに伝送する第1通信ユニットと前記コントローラと交信する狭域通信方式の第2通信ユニットを備えた駐車管理装置が共用車両の駐車エリアに設置されており、かつ前記駐車管理装置は前記第1通信ユニットを用いた前記車両管理サーバとの交信を通じて共用車両の貸出予約を行った車両貸出ユーザの個人認証を行うとともに、認証された車両貸出ユーザのために駐車している共有車両のコントローラに対して貸出準備の実行命令を前記第2通信ユニットを用いて送る。
【0010】
このようなシステム構成では、共用車両には駐車している駐車エリアに設置される駐車管理装置に装備されている第2通信ユニットと交信できる狭域通信機能を有するだけでよく、車両管理サーバと直接交信できる広域通信機能は不必要となっている。さらには、車両貸出ユーザの認証のために用いられる電子カードから必要な情報を読み取るカード処理ユニット(カードリーダや場合によってはカードライタも含まれる)は共用車両の駐車エリアに設置される駐車管理装置に備えられ、共用車両にカード処理ユニットを搭載する必要がなくなる。狭域通信は広域通信に比べ通信コストは低いし、消費電力も少ない。また、共用車両ではなく駐車管理装置に組み込まれるカード処理ユニットには振動や設置スペースなどの問題が生じにくいので汎用の安価なカード処理ユニットを流用することができる。
【0011】
このシステムでは、駐車管理装置がユーザの電子カードから非接触方式又は接触方式で取得した必要情報を車両管理サーバに与え、車両管理サーバがこの貸出が適正であると判断すると駐車管理装置にこの車両貸出の許可を返答し、車両貸出許可を受けて駐車管理装置は近くに駐車している該当共用車両に対して貸出準備を命じる制御コマンドを狭域通信手段によって送ることで、ユーザはこの共用車両に乗り込んで運転することが可能となる。共用車両には高価な車載型広域通信機器やカードリーダ等のカード処理ユニットが搭載されないので、標準仕様の共用車両に対して付加すべき機器のコストが低減され、より多くの共用車両をこの共用車両管理システムに投入することが可能となる。
【0012】
駐車管理装置に装備される第2通信ユニットと共用車両に搭載されるコントローラとの間の最適な通信方式の1つとして、ETC(Electronic Toll Collection System)で採用されているDSRC(Dedicated Short Range Communication:専用狭域通信)が挙げられる。DSRCは5.8GHz帯の双方向通信であり、コンパクトで低価格化が図られているにもかかわらず、車載側通信機器にも発振器が内蔵され、駐車管理装置の第2通信ユニットとの間で双方向に電波を発信し合うことができる。ETCへの採用が決定していることから、車載側の通信機器のコストはさらに減少の方向にある。一般に数mから100mまでに限定されている通信可能範囲は駐車エリアに設置されている駐車管理装置と駐車エリアに駐車されている共用車両との間の通信方式には十分であり、逆にこの通信可能範囲の狭さは消費電力が少くないという利点を与える。
【0013】
駐車中の共用車両のバッテリ消費に関しての、さらに好適な実施形態として、駐車中は車載コントローラを省電力モードに設定しておき、必要な時に、例えば貸出予約に基づいて貸出準備を行う必要が生じた時に、駐車管理装置の第2通信ユニットからの呼び出しに応じて車載DSRC方式通信ユニットが車載コントローラをウエイクアップさせるような構成が提案される。これにより、駐車中での共用車両のバッテリ消費問題を実質的に解消することができる。
【0014】
車両管理サーバが共用車両に与える制御コマンドによって共用車両側で行われる貸出準備として、例えば、照明機器の点灯や車両ドアの開錠が挙げられる。このような構成の場合、駐車エリアに設置された駐車管理装置に電子カードを投入してこの貸出が正当に認識されると、該当する共用車両のインジケータやハザードランプといった照明機器を点灯(好ましくは点滅)するのでユーザは容易に貸出対象の共用車両を見つけ出すことができ、またその時点で貸出対象の共用車両のドアが開錠されているので、すぐに乗り込むことができる。
【0015】
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記駐車管理装置の電子カード処理ユニットは、共用車両貸出開始時の電子カード処理においては近づけられた電子カード又は投入された電子カードに前記車両管理サーバから受けた貸出共用車両のID(識別コード)を記録し、共用車両貸出終了時の電子カード処理においては電子カードから返却共用車両のIDを読み取って前記車両管理サーバに送るように構成されている。この構成によれば、駐車エリアで駐車している共用車両に関する情報は、例えばどの共用車両がどこの駐車エリアに駐車しているかといった情報は、駐車管理装置を通じて車両管理サーバで把握することができるので、従来そのような共用車両の駐車位置を特定するために共用車両に搭載されていたGPSユニットは不要となる。
【0016】
さらに通信コストの削減のため、本発明のさらに好適な実施形態の1つでは、前記車両管理サーバと前記駐車管理装置の第1通信ユニットとの間の通信はインターネットを介して行われる構成を採用している。つまり、車両管理サーバと駐車管理装置はいずれも所定の地点に固定されているので、それらの間の通信は大量のデータを安価に伝送できるインターネットを用いるのである。これにより本発明の共用車両管理システムでは、通信コストがかさむ携帯電話通信網といった公衆回線網が利用しなくなるので、通信コストがこのシステムの普及を妨げるといった問題は解消される。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明による共用車両管理システムの実施形態が模式的に図1に示されている。このシステムは、共用車両(以下単に車両と称する)2を管理する管理センタ1に設置された車両管理サーバ10と、各車両2に搭載された車載コントローラ20と、車両2の駐車エリアに設置されている駐車管理装置3と、車両2を利用するためにこの共用車両管理システムに登録したユーザに与えられるユーザ携帯機器としての電子カード4を主な構成要素としている。後で詳しく説明されるが、車両管理サーバ10はユーザの申込により適当な車両を割り当て管理する共用車両予約管理機能を、駐車管理装置3は貸出許可された車両2の車載コントローラ20に対してハザードランプの点滅やドアの開錠などの貸出準備を指令する機能を、それぞれハードウエアやソフトウエアによって実装している。
【0018】
ユーザによる車両貸出の申し込みは、通常インターネット8を介してパソコンやPDAなどのユーザ端末5から直接車両管理サーバ10にアクセスして自動的又は半自動的に行われるが、電話やFaxによるオペレータを介在させた申し込みも可能である。
【0019】
管理センタ1には、図2に示されているように、車両管理サーバ10とデータベースサーバ11が構築されている。車両管理サーバ10には、Webサーバ機能やメールサーバ機能などを有するパケット通信部10a、車両利用を希望するユーザの認証を行う認証サーバ部10b、ユーザによる車両貸出申込みに基づいて空きの車両を探し出して車両予約を成立させる処理をデータベースサーバ11にアクセスしながら行う予約管理部10c、駐車管理装置3からのリクエストに応じて貸出開始時のデータ処理を行う貸出開始管理部10d、駐車管理装置3からのリクエストに応じて車両貸出終了時のデータ処理を行う貸出終了管理部10eが主にプログラムによって実装されている。
【0020】
データベースサーバ11には、登録されたユーザの情報を格納しているユーザデータベース部11aや車両2の貸出予約情報などを格納している車両管理データベース部11bや貸出実績情報ないしは貸出が有料の場合には課金情報も格納している貸出実績データベース部11cなどが含まれている。ユーザデータベース部11aのデータファイル構造は図3に示されており、「ユーザID」をキーフィールドとするレコードには、「ユーザ名」、「住所」、「メールアドレス」、「免許証番号」などの個人情報を示すフィールドや、登録時に割り当てられ車両利用におけるキーコードとして機能する固有の「車両操作コード」、本人認証のための認証手続きに用いられる「認証データ」、場合によっては生じる料金発生時の料金引き落としに利用される「引き落とし口座番号」などがフィールドとして備えられている。ここで記録されている車両操作コードは登録時にユーザに渡される電子カード4にユーザIDとともに書き込まれている。
【0021】
車両管理データベース部11bのデータファイル構造は図4に示されており、「車両ID」によってリレーショナルな関係となっている車両ファイルと予約ファイルから構成されている。車両ファイルには、「車両ID」以外「車種」、「通信アドレス」、「駐車位置」、「駐車管理装置アドレス」などのフィールドが含まれている。「通信アドレス」のフィールドには、駐車管理装置3の第2通信ユニット34から各車両2の車載通信ユニット21を呼び出すための通信アドレスが格納されており、「駐車位置」や「駐車管理装置アドレス」のフィールドには、車両2が走行中はもちろん空白となるが、貸出が終了して駐車された場合には「駐車位置」にはその駐車エリアの場所データが、「駐車管理装置アドレス」にはその駐車エリアに設置されている駐車管理装置3の第1通信ユニット33のIPアドレスが入ることになる。つまり、駐車中において車両2の車載コントローラ20と管理センタ1の車両管理サーバ10とは、駐車管理装置3を介してデータ伝送可能となっている。
【0022】
予約ファイルには、ユーザによる車両貸出申し込みを受けて予約管理部10cが車両管理データベース部11bの車両ファイルを検索して未予約でユーザが希望する駐車位置に駐車している又は駐車予定の車両2を抽出することによって貸出予約を決定した段階で記録される、「予約No」、「車両ID」、「ユーザID」、「予約日」、「貸出開始時刻」、「貸出終了時刻」、「返却駐車位置」などのフィールドが含まれている。従って、車両IDを検索キーとして予約ファイルを検索することで、特定車両2の予約状況を知ることができるし、予約日や貸出開始時刻を検索キーとして予約ファイルを検索することで、貸出予約が入っている車両2を特定することができる。
【0023】
貸出実績データベース部11cのデータファイル構造は図5に示されており、「車両ID」と「ユーザID」によって車両ファイルやユーザファイルとリレーショナルな関係となっている。貸出実績を記録するために、「貸出日」や「貸出時間」のフィールドも備えられている。
【0024】
図6に示された機能ブロック図から明らかなように、駐車管理装置3は、共有車両ユーザによって近づけられた電子カード(非接触式)4又は挿入された電子カード(接触式)4に対するデータ処理を行う電子カード処理ユニット30と、必要に応じてユーザによるキー入力を受けるためのキーマトリックス31、各種データを所定のプログラムに従って処理するデータ処理部32と、この駐車管理装置3と車両管理サーバ10との間のデータ伝送を制御する第1通信ユニット33と、この駐車管理装置3と駐車中車両2の車載コントローラ20との間のデータ伝送を制御する第2通信ユニット34を備えている。
【0025】
この実施形態での電子カード処理ユニット30は電子カード4に記録された情報を読み取るカードリーダ30aと電子カード4に情報を記録するカードライタ30bからなり、例えば、共用車両貸出開始時にユーザによって挿入された電子カード4に対する処理においては電子カード4からユーザ情報を読み取るとともに車両管理サーバ10から送られてきた貸出対象車両2のIDを記録し、共用車両貸出終了(返却)時にユーザの電子カード4に対する処理においては電子カード4からユーザ情報や使用した車両2のIDを読み取るといったカード処理を行う。なお、車両2の貸出時と返却時に電子カード4からユーザ情報を読み取り、その情報を車両管理サーバ10に転送すれば、車両管理サーバ10は車両管理データベース部11bの該当データを参照することで貸し出された車両2や返却された車両2を特定することが可能であるので、駐車管理装置3の電子カード処理ユニット30からカードライタ30bを省くことも可能である。
【0026】
駐車管理装置3と車両管理サーバ10との間のデータ伝送はインターネット8を用いて行われるので、第1通信ユニット33はTCP/IP方式で動作し、ルータ34を通じてインターネット8に接続されている。各駐車管理装置3の第1通信ユニット33はIPアドレスを所有しており、ある駐車管理装置3が駐車中車両2を管理している場合その駐車中車両2に関する車両管理データベース部11bの「駐車管理装置アドレス」フィールドにその駐車管理装置3の第1通信ユニット33のIPアドレスが格納されることになる。
【0027】
駐車管理装置3と車載コントローラ20との間のデータ伝送には狭域通信方式である5.8GHz帯のDSRC(Dedicated Short Range Communication:専用狭域通信)が採用されているので、第2通信ユニット34と車載通信ユニット21はDSRCプロトコルに基づいて動作する。車載通信ユニット21の通信アドレスは車両管理データベース部11bによって管理されている車両ファイルの「通信アドレス」フィールドに格納されているので、駐車管理装置3は車両IDを検索キーとして車両管理サーバ10から管理下の駐車車両2の通信アドレスを受け取ることで、第2通信ユニット34と車載通信ユニット21の交信が可能となる。
【0028】
図7は、車両2に備えられている車載コントローラ20及び車載コントローラ20に接続されている周辺機器や車両動作機器を示す機能ブロック図である。車載コントローラ20は、駐車管理装置3のデータ処理部32と第2通信ユニット34を介して双方向データ伝送を行うために車載通信ユニット21と接続しており、データ処理部32からの制御コマンドを受けて種々の車両動作機器に対する制御を行う。車載コントローラ20によって制御可能な車両動作機器としてドアロック・アンロック機構22、キーホルダロック・アンロック機構23、エンジン制御機構24、ハザードランプ25などが挙げられ、そのためにコンピュータシステムとして構成されている車載コントローラ20には実質的にプログラムによって予約情報管理部20aや車両制御部20bなどが実装されている。
【0029】
さらに、この車載コントローラ20には非使用時にはスリープ(低電力消費モード)することで省電力を図るために省電モード制御部20cが備えられている。車両使用中に車載コントローラ20がスリープすることはないが、駐車エリアに駐車中はバッテリ消費を考慮してスリープし、そのウエイクアップは車載通信ユニット21を通じての駐車管理装置3からのウエイクアップ信号によって行われる。このため、主にRFモジュールとDSRC送受信信号処理部とI/Oインターフェース部とアプリケーションモジュールとにより構成される車載通信ユニット21のアプリケーションモジュールにウエイクアップ信号生成プログラムが実装されており、駐車管理装置3からの指示によりウエイクアップ信号をI/Oインターフェース部から省電モード制御部20cに送るように構成されている。車載通信ユニット21がウエイクアップすると、駐車管理装置3と車載コントローラ20との通常の交信が開始され、例えば、車両2の貸出準備コマンドが与えられることにより、車両制御部20bは必要な車両動作機器の動作を制御する。
【0030】
ETC(Electronic Toll Collection System)として知られている自動料金支払いシステムが実用化され、自動車に実配備され始めているが、このETCも有料道路の料金所に設置した路側アンテナと車載アンテナの間の双方向通信方式として前述したDSRCを採用しているので、車載通信ユニット21のアプリケーションモジュールにETC用のプログラム及び機器をセットすることでこの車載通信ユニット21をETCの車側端末として機能させることも可能である。
【0031】
上述した共用車両管理システムにおける典型的な運用手順の概略を図8を用いて以下に説明する。
〔ステップ#1:車両利用予約の申し込み〕
まず、ユーザがユーザ端末5を用いて車両管理サーバのパケット通信部10aとしてのWWWサーバ部に接続して、貸出予約ページを選択し、認証サーバ部10bによる認証手続きの後、WWWサーバ部から送られた貸出申込ページの各入力欄に、例えば貸出日、乗り込み駐車エリア、返却駐車エリア、貸出開始時刻、貸出終了時刻などの入力欄に適当な予約申込情報を入力することで車両利用予約の申し込みを行う。
【0032】
〔ステップ#2:車両利用予約の許可〕
ユーザによる車両利用予約内容が予約管理部10cに転送されると、予約管理部10cは車両管理データベース部11bにアクセスしてこの予約条件を満たす車両2を検索し、貸し出しすべき車両2を決定する。この車両利用予約が成立すると、車両管理データベース部11bの車両ファイルから貸出車両2の車両通信アドレスなどの車両個別情報が読み出されて、図4で示された予約ファイルの内容を含む車両貸出予約情報が作成され、新規の予約レコードとして車両管理データベース部11bの予約ファイルに書き込まれる。また、この車両貸出予約情報は予約完了確認ページの形式に変換されて再びユーザ端末5に送られ、ユーザによる確認のためその画面に表示される。
【0033】
〔ステップ#3:駐車エリアでの車両利用手続き〕
車両貸出予定時刻に貸出対象車両2が駐車している駐車エリアに到着したユーザは、その駐車エリアに設置されている駐車管理装置3の電子カード処理ユニット30に接触又は非接触で電子カード4をデータ伝送可能に接続し、車両貸出開始手続きが割り付けられているキーマトリックス31のキーを操作する。
【0034】
〔ステップ#4:駐車管理装置と車両管理サーバとの間での車両貸出手続き〕
データ処理部32は電子カード処理ユニット30のカードリーダ30aを通じて電子カード4から読み取ったユーザ情報を通信ユニット33を介して車両管理サーバ10に送信し、このユーザによる車両貸出の手続きをリクエストする。車両管理サーバ10の貸出開始管理部10dはこのリクエストを受けて車両管理データベース部11bの予約ファイルにアクセスし、このユーザが当該駐車エリアに駐車している特定車両2を利用予約しているかどうかチェックする。このユーザが正当な予約者であることが確認されると貸出開始管理部10dは貸出対象車両2のIDや通信アドレスを含む貸出予約情報を駐車管理装置3に送り、車両貸出手続きの開始を命じる。これにより駐車管理装置3は必要に応じて貸出対象車両のIDを含む車両貸出情報を電子カード4に書き込み、この電子カード4をユーザによって取り出されるように受け取り口に送り出す。
【0035】
〔ステップ#5:駐車管理装置から車載コントローラへの貸出準備命令の送信〕
貸出開始管理部10dから受け取った貸出予約情報に含まれている車載通信ユニット21の通信アドレスを用いて、駐車管理装置3のデータ処理部32は、まず貸出対象車両2の車載通信ユニット21に車載コントローラ20をウエイクアップすることをリクエストする。これにより車載通信ユニット21がウエイクアップ信号を省電モード制御部20cに与えることにより、車載コントローラ20はスリープ状態からウエイクアップする。車載コントローラ20のウエイクアップが完了すると、駐車管理装置3のデータ処理部32と車載コントローラ20との間の双方向通信が可能となり、データ処理部32は、車載コントローラ20に貸出準備の実行命令を送信するとともに、必要に応じて車載コントローラ20に貸出予約情報を送信する。車載コントローラ20側で受け取られた貸出予約情報は貸出情報管理部20aに格納され、ユーザによって車両返却日時や車両返却地など情報が必要に応じて利用可能となる。
【0036】
〔ステップ#6:車載コントローラによる車両の貸出準備〕
車載コントローラ20が駐車管理装置3から貸出準備実行命令を受けると、車両制御部20bは、車両2の貸出準備として、つまり予約ユーザが車両2乗り込んで走行できるように、まずこの車両2が貸出対象車両であることをユーザに知らせる目的でハザードランプ25を点滅させ、ドアロック・アンロック機構22によってドアを開錠させる。さらに、ユーザが適正にドアを開けて車内に乗り込むことが確認されると、キーホルダロック・アンロック機構23によってエンジンキーを格納しているキーホルダを開錠し、ユーザがエンジンキーを手にすることを可能にする。同時に、エンジン制御機構24を制御してエンジン始動待機状態を作り出す。これにより、ユーザはエンジンキーを使ってエンジンを始動させ、自由に車両2を走行させることができる。なお、キーホルダの開錠に関しては、管理サーバ10による制御ではなく車両2自体でパスワード認証や指紋認証などを用いて行ってもよい。
【0037】
〔ステップ#7:貸出車両の返却〕
車両2の利用が終了すると、ユーザは車両を駐車エリアに停止させて降車し、その駐車エリアに設置されている駐車管理装置3の電子カード処理ユニット30に電子カード4を挿入し、車両貸出終了手続きが割り付けられているキーマトリックス31のキーを操作する。駐車管理装置3のデータ処理部32は電子カード4から読み取ったユーザ情報や貸出車両IDを通信ユニット33を介して車両管理サーバ10に送信し、このユーザによる車両返却の手続きをリクエストする。車両管理サーバ10の貸出終了管理部10fはこのリクエストを受けて、まずリクエスト元の駐車管理装置3が設置されている駐車エリアに基づいてその車両2が予約時に設定された返却駐車位置に駐車されているかどうかチェックされる。予定の返却駐車位置に駐車されていない場合駐車エラー処理が行われる。この駐車エラー処理では、予定の返却駐車位置まで車両2を移動させるようにユーザに報知するか、あるいは返却駐車位置違反の事実を実績データベース部11cのファイルに書き込み、後日の追徴課金等の処理に利用する。正当な返却が確認されると貸出終了管理部10fは今回の車両貸出データを貸出実績データベース部11cに格納し、必要であれば、所定口座から利用料金の引き落としを行うための課金処理を行う。同時に正当な返却であることを駐車管理装置3に通知すると、駐車管理装置3はこの車両返却手続きを完了する。
【0038】
なお、この貸出車両返却時にも、駐車管理装置3のデータ処理部32と車載コントローラ20との間で双方向通信を行い、貸出走行距離や燃料残量(電気自動車の場合バッテリ残量)などの車両状態情報を車両2から駐車管理装置3に、さらにこの駐車管理装置3を中継として車両管理サーバ10に送ることで、この車両状態情報を車両管理サーバ10における車両管理等に利用することも可能である。
【0039】
上記の説明から明らかなように、本発明による共用車両管理システムでは、カードリーダなどの電子カード処理機器や携帯電話通信網を用いるような広域通信機器を車両2に装備せず、電子カード処理機器は複数の車両2を管理する駐車管理装置3側に装備させ、消費電力の少ない狭域通信方式で駐車管理装置3と車両2との間のデータ伝送を行っているので、共用車両2自体のオプション経費や消費電力が低減される。またこの駐車管理装置3が車載コントローラ20との間の狭域通信を通じて該当駐車エリアに駐車されている車両2を把握・特定することが可能となるので、車両2にGPS等の位置情報取得機構を搭載して車両2の駐車位置を把握するという必要はなくなる。
【0040】
上述した実施形態の説明では駐車管理装置3の第2通信ユニット34と車載コントローラ20との間の狭域通信方式としてDSRCが採用されていたが、これに代えて他の1998年に狭域通信方式、例えばBluetooth(ノキア、エリクソン、インテル、東芝、IBMの5社によって結成された業界団体「Bluetooth SIG」によってその仕様がまとめられている、2.4GHz帯域を用いる無線伝送方式)や、無線LAN(IEEE802.11bに基づく、2.4GHz帯域を用いる無線伝送方式)などを採用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による共用車両管理システムの1つの実施形態を示す模式図
【図2】管理センタに設置された車両管理サーバやデータベースサーバの機能構成図
【図3】ユーザデータベース部のデータファイル構造図
【図4】車両管理データベース部のデータファイル構造図
【図5】貸出実績データベース部のデータファイル構造図
【図6】駐車管理装置の機能構成図
【図7】車載コントローラの機能構成図
【図8】共用車両管理システムにおける典型的な運用手順を示す説明図
【符号の説明】
1 管理センタ
2 共用車両
3 駐車管理装置
5 ユーザ端末
4 電子カード
8 インターネット
9 携帯電話通信網
10 車両管理サーバ
10c 予約管理部
11 データベースサーバ
20 車載コントローラ
20a 予約情報管理部
20b 車両制御部
21 車載通信ユニット
22 ドアロック・アンロック機構
25 ハザードランプ
30 電子カード処理ユニット
30a カードリーダ
30b カードライタ
31 キーマトリックス
32 データ処理部
33 第1通信ユニット
34 第2通信ユニット

Claims (6)

  1. ユーザによる共用車両の貸出申し込みに基づいて貸し出しすべき共用車両を特定する車両管理サーバと、前記各共用車両に搭載されるとともに貸出準備のための機器制御を行うコントローラとからなる共用車両管理システムにおいて、
    車両貸出ユーザの個人認証のために用いられる電子カードを読み取る電子カード処理ユニットと、電子カードから読み取った個人情報を前記車両管理サーバに伝送する第1通信ユニットと、前記コントローラと交信する狭域通信方式の第2通信ユニットとを備えた駐車管理装置が共用車両の駐車エリアに設置されており、かつ
    前記駐車管理装置は前記第1通信ユニットを用いた前記車両管理サーバとの交信を通じて共用車両の貸出予約を行った車両貸出ユーザの個人認証を行うとともに、認証された車両貸出ユーザのために駐車している共有車両のコントローラに対して貸出準備の実行命令を前記第2通信ユニットを用いて送ることを特徴とする共用車両管理システム。
  2. 前記第2通信ユニットと前記コントローラとの間の通信方式がDSRCであることを特徴とする請求項1に記載の共用車両管理システム。
  3. 前記コントローラ側のDSRC方式通信ユニットは前記コントローラをウエイクアップさせる機能を有することを特徴とする請求項2に記載の共用車両管理システム。
  4. 前記コントローラは前記貸出準備として照明機器の点灯と車両ドアの開錠とを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の共用車両管理システム。
  5. 前記駐車管理装置の電子カード処理ユニットは、共用車両貸出開始時の電子カード処理においては投入された電子カードに前記車両管理サーバから受けた貸出共用車両のIDを記録し、共用車両貸出終了時の電子カード処理においては投入された電子カードから返却共用車両のIDを読み取って前記車両管理サーバに送ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の共用車両管理システム。
  6. 前記駐車管理装置は前記第2通信ユニットを介しての駐車中共用車両との交信により取得した車両情報を前記第1通信ユニットを介して前記車両管理サーバに伝送することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の共用車両管理システム。
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