JP2004219530A - 波長変換素子および基本波処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非線形光学結晶からなるブロック状の素子本体4に、入射端面2を素子本体4の長手方向に直交させて形成し、出射端面3を素子本体4の長手方向に対して所定の角度θ1だけ傾斜させて形成する。この角度θ1は変換光B2に対する偏光角とするのがよい。出射端面3で反射した未変換光B1の反射光を全反射して入射端面2に戻す全反射面5を素子本体4に形成して、波長変換素子1を構成する。これにより、レーザービームの波長変換に際して、波長変換素子1の出射端面3によるレーザービームの断面積が拡大し、それに反比例してパワー密度が減少する。また、出射端面3における反射光による波長変換素子1の局所的な加熱が回避される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶などの非線形光学結晶からなる波長変換素子と、この波長変換素子を用いてレーザービームの波長変換を行うときにその変換光を安全に処理しうる基本波処理方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の波長変換素子の非線形光学結晶としては、BBO(β−BaB2 O4 )、CLBO(CsLiB6 O10)、KTP(KTiOPO4 )、LN(LiNbO3 )、LBO(LiB3 O5 )、KN(KNbO3 )などが知られており、とりわけ四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶は、もともと透明波長領域が短波長側に広く、β−ホウ酸バリウム単結晶など他の非線形光学結晶と比べてレーザー損傷閾値が大きいばかりでなく、SHG(第2高調波発生)およびSFG(和周波発生)で深紫外線領域ほどの短波長領域への波長変換が可能であり、さらに潮解性や加工性に深刻な問題がなく、他の非線形光学結晶と比べて取扱いが容易であるという利点があるため、波長変換素子の非線形光学結晶として注目されている。
【0003】
そして、これらの波長変換素子でレーザービームの波長変換を行う際には、レーザービームが波長変換素子の入射端面から入射して出射端面から出射することになるが、この出射端面をレーザービームの進行方向に対してどれだけ傾けるかについては2つの方法が採用されてきている。第1の方法は、波長変換素子の出射端面の法線をレーザービームの進行方向に合致させるものであり、第2の方法は、例えば特許文献1に開示されているように、波長変換素子の出射端面の法線をレーザービームの進行方向に対して少し傾けるものである。
【0004】
【特許文献1】特開2001−296569号公報(段落〔0006〕の欄、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第1の方法では、波長変換素子の出射端面にレーザービームが直角に入射するため、出射端面によるレーザービームの断面積が最小になり、パワー密度が最大となる結果、特にレーザー出力が大きい場合(短波長レーザーの場合)に波長変換素子が損傷してしまう恐れがあった。
【0006】
他方、第2の方法だと、レーザービームの一部が波長変換素子の出射端面で斜めに反射するので、その反射光によって波長変換素子が局所的に加熱され、出力が光学的に不安定になる不具合があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑み、高出力レーザーの波長変換に使用しても耐損傷性および出力安定性に問題が発生することのない波長変換素子を提供することを第1の目的とし、さらに、波長変換時の信頼性が高い基本波処理方法を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
まず、請求項1に記載の本発明は、非線形光学結晶からなるブロック状の素子本体(4)を有し、この素子本体に入射端面(2)を当該素子本体の長手方向に直交させて形成し、前記素子本体に出射端面(3)を当該素子本体の長手方向に対して所定の角度(θ1)だけ傾斜させて形成した波長変換素子(1)において、前記出射端面で反射した反射光を全反射して前記入射端面に戻す全反射面(5)を前記素子本体に形成して構成される。ここで、この全反射面の数は1つに限られず、複数であっても構わない。
【0009】
また、請求項2に記載の本発明は、前記素子本体(4)を構成する非線形光学結晶として四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶を採用して構成される。
【0010】
これらの構成を採用することにより、レーザービームの波長変換に際して、波長変換素子の出射端面によるレーザービームの断面積が拡大し、それに反比例して変換光のパワー密度が減少すると同時に、出射端面における反射光による波長変換素子の局所的な加熱が回避されるように作用する。
【0011】
また、請求項3に記載の本発明は、前記素子本体(4)の長手方向に対して前記出射端面(3)が傾斜した角度(θ1)を偏光角として構成される。かかる構成により、レーザービームの変換光が波長変換素子の出射端面に入射したとき、その透過光の比率が最大となるように作用する。
【0012】
一方、請求項4に記載の本発明は、レーザービームを波長変換素子(1)で波長変換する際に、前記波長変換素子内にその入射端面(2)からレーザービームを入射させ、その未変換光B1を当該波長変換素子の出射端面(3)で反射させ、この反射光を当該波長変換素子の全反射面(5)で全反射させて当該波長変換素子の入射端面(2)に戻すようにして構成される。
【0013】
また、請求項5に記載の本発明は、固体レーザーの発振するレーザービームの第2高調波を波長変換素子(1)で波長変換して第4高調波を発生させる際に、前記波長変換素子内にその入射端面(2)からレーザービームを入射させ、その未変換光B1を当該波長変換素子の出射端面(3)で反射させ、この反射光を当該波長変換素子の全反射面(5)で全反射させて当該波長変換素子の入射端面(2)に戻すようにして構成される。ここで、「固体レーザー」にはYAGレーザー、ルビーレーザー、YLFレーザー、Nd:YVO4 レーザーなどが含まれる。
【0014】
また、請求項6に記載の本発明は、前記波長変換素子(1)として四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶からなるものを採用して構成される。
【0015】
これらの構成を採用することにより、波長変換素子の出射端面における反射光が入射端面に戻されて安全に処理されうるように作用する。
【0016】
さらに、請求項7に記載の本発明は、前記レーザービームの未変換光B1を前記波長変換素子(1)の出射端面(3)で反射させるときに、この出射端面を変換光に対する偏光角で反射させるようにして構成される。かかる構成により、レーザービームの変換光が波長変換素子の出射端面に入射したとき、その透過光の比率が最大となるように作用する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る波長変換素子の第1の実施形態を示す図であって、(a)はその斜視図、(b)はその正面図である。
【0018】
この波長変換素子1は、図1に示すように、四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶からなるブロック状の素子本体4を有しており、素子本体4の長手方向(矢印M、N方向)はC軸方向に対して所定の位相整合角度θm(例えば、65〜70°)だけ傾斜している。素子本体4には、正方形状の入射端面2が素子本体4の長手方向に直交するように形成されているとともに、長方形状の出射端面3が素子本体4の長手方向に対して所定の角度θ1(例えば、50〜70°)だけ傾斜して形成されている。この角度θ1はレーザービームの変換光B2に対して偏光角(ブリュースター角)をなしている。さらに、素子本体4には長方形状の全反射面5が素子本体4の長手方向に対して所定の角度θ2(例えば、28〜40°)だけ傾斜する形で出射端面3の近傍に形成されている。なお、波長変換素子1の入射端面2、出射端面3および全反射面5はすべて、λ/4(レーザービームの波長の1/4)以上の面精度で研磨加工されている。この際、変換光B2、未変換光B1は、出射端面3に対してそれぞれP偏光、S偏光とする。
【0019】
波長変換素子1は以上のような構成を有するので、YAGレーザーの発振する波長1064nmのレーザービームの第2高調波(波長が532nmの可視光)を波長変換素子1で波長変換して第4高調波(波長が266nmの紫外光)を発生させる際には、このレーザービームを波長変換素子1に照射する。このとき、波長変換素子1の素子本体4の長手方向をレーザービームの照射方向に一致させる。すると、図1(b)に示すように、レーザービームがまず波長変換素子1の入射端面2に入射し、そこで未変換光と変換光の2つ、すなわち第2高調波(波長が532nmのグリーン光)B1と第4高調波B2とに分かれる。そして、第2高調波B1は素子本体4内をその長手方向(矢印M方向)に前進した後、その一部が出射端面3で屈折しつつ透過して素子本体4外に出ていき、残部は出射端面3で反射し、さらに全反射面5で全反射してから、素子本体4の長手方向(矢印N方向)に後退し、入射端面2から素子本体4外に出ていく。一方、第4高調波B2は素子本体4内をその長手方向(矢印M方向)から所定のウォークオフ角だけ傾いた方向に前進した後、出射端面3で屈折して素子本体4外に出ていく。
【0020】
このように、第2高調波B1は、波長変換素子1の出射端面3における反射光が入射端面2に戻されて安全に処理されうるので、波長変換時の信頼性を高めることができる。また、第4高調波B2は波長変換素子1の出射端面3に斜めに入射するので、出射端面3による断面積が拡大し、それに反比例してパワー密度が減少することから、たとえレーザー出力が大きくても波長変換素子1の損傷を防ぐことができる。また、第2高調波B1の一部は斜めに反射するものの、その反射光は全反射面5で全反射して入射端面2側に戻ることになるので、波長変換素子1が局所的に加熱される事態は生じず、波長変換素子1の出力安定性を高めることができる。さらに、第4高調波B2が出射端面3に入射する角度は偏光角であるため、その透過光の比率が最大(反射光の比率が最小)となることから、波長変換素子1による波長変換で得られる第4高調波B2の出力を最大限に増大させることができる。
【0021】
なお、上述の実施形態においては、四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶からなる素子本体4を有する波長変換素子1について説明したが、素子本体4の材料として四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶以外の非線形光学結晶(例えば、β−ホウ酸バリウム単結晶など)を採用しても構わない。
【0022】
また、上述の実施形態では、素子本体4に全反射面5を1つ形成した波長変換素子1について説明したが、全反射面5の数は1つに限られず、図2に示すように、2つの全反射面5、6を形成してもよく、或いは3つ以上の全反射面(図示せず)を形成することも可能である。
【0023】
また、上述の実施形態では、全反射面5で全反射した第2高調波B1を素子本体4の長手方向(矢印N方向)と平行に戻す場合について説明したが、この第2高調波B1は必ずしも素子本体4の長手方向と平行に戻す必要はなく、入射端面2に戻すことができる限り、図2に示すように、素子本体4の長手方向に対して傾斜をつけて戻しても構わない。
【0024】
さらに、上述の実施形態では、第2高調波B1の一部(出射端面3における反射光)を入射端面2側に戻す場合について説明したが、第4高調波B2のウォークオフ角に応じて出射端面3および全反射面5の角度θ1、θ2を適宜変更することにより、この第4高調波B2について同様な処理を行うこともできる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明に係る四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶からなる素子本体(θm=68.8°、θ1=59.3°、θ2=30.7°)を有する波長変換素子(本発明品)を作製するとともに、四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶からなる素子本体の出射端面の法線がレーザービームの進行方向に合致した従来の波長変換素子(従来品)を作製した。そして、これら2種類の波長変換素子(本発明品、従来品)を用いて、YAGレーザーの発振する波長1064nmのレーザービームを波長変換した第2高調波(波長が532nmのグリーン光)から第4高調波(波長が266nmの紫外光)を発生させ、そのときの耐損傷性および出力安定性を比較した。その結果、従来品では波長変換を開始してから約20時間後に損傷を起こし、出力が不安定になったのに対し、本発明品については、その約2倍の時間、つまり40時間を経過しても損傷が発生せず、出力も安定したままであった。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1、2に記載の本発明によれば、レーザービームの波長変換に際して、波長変換素子の出射端面によるレーザービームの断面積が拡大し、それに反比例して変換光のパワー密度が減少すると同時に、出射端面における反射光による波長変換素子の局所的な加熱が回避されることから、高出力レーザーの波長変換に使用しても耐損傷性および出力安定性に問題が発生することのない波長変換素子を提供することができる。
【0027】
また、請求項3に記載の本発明によれば、レーザービームの変換光が波長変換素子の出射端面に入射したとき、その透過光の比率が最大となるため、波長変換素子による波長変換で得られる高調波の出力を最大限に増大させることができる。
【0028】
一方、請求項4〜6に記載の本発明によれば、波長変換素子の出射端面における反射光が入射端面に戻されて安全に処理されうるので、波長変換時の信頼性が高い基本波処理方法を提供することができる。
【0029】
さらに、請求項7に記載の本発明によれば、レーザービームの変換光が波長変換素子の出射端面に入射したとき、その透過光の比率が最大となるため、波長変換素子による波長変換で得られる高調波の出力を最大限に増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る波長変換素子の第1の実施形態を示す図であって、(a)はその斜視図、(b)はその正面図である。
【図2】本発明に係る波長変換素子の第2の実施形態を示す正面図である。
【符号の説明】
1……波長変換素子
2……入射端面
3……出射端面
4……素子本体
5……全反射面
B1……第2高調波(未変換光)
B2……第4高調波(変換光)
θ1……角度
Claims (7)
- 非線形光学結晶からなるブロック状の素子本体(4)を有し、
この素子本体に入射端面(2)を当該素子本体の長手方向に直交させて形成し、
前記素子本体に出射端面(3)を当該素子本体の長手方向に対して所定の角度(θ1)だけ傾斜させて形成した波長変換素子(1)において、
前記出射端面で反射した反射光を全反射して前記入射端面に戻す全反射面(5)を前記素子本体に形成したことを特徴とする波長変換素子。 - 前記素子本体(4)を構成する非線形光学結晶として四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶を採用したことを特徴とする請求項1に記載の波長変換素子。
- 前記素子本体(4)の長手方向に対して前記出射端面(3)が傾斜した角度(θ1)を偏光角としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の波長変換素子。
- レーザービームを波長変換素子(1)で波長変換する際に、
前記波長変換素子内にその入射端面(2)からレーザービームを入射させ、その未変換光B1を当該波長変換素子の出射端面(3)で反射させ、この反射光を当該波長変換素子の全反射面(5)で全反射させて当該波長変換素子の入射端面(2)に戻すことを特徴とする基本波処理方法。 - 固体レーザーの発振するレーザービームの第2高調波を波長変換素子(1)で波長変換して第4高調波を発生させる際に、
前記波長変換素子内にその入射端面(2)からレーザービームを入射させ、その未変換光B1を当該波長変換素子の出射端面(3)で反射させ、この反射光を当該波長変換素子の全反射面(5)で全反射させて当該波長変換素子の入射端面(2)に戻すことを特徴とする基本波処理方法。 - 前記波長変換素子(1)として四ホウ酸リチウム(Li2 B4 O7 )単結晶からなるものを採用したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の基本波処理方法。
- 前記レーザービームの未変換光B1を前記波長変換素子(1)の出射端面(3)で反射させるときに、この出射端面を変換光に対する偏光角で反射させることを特徴とする請求項4から請求項6までのいずれかに記載の基本波処理方法。
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