JP2004218609A - ディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法、及び、点火用発熱器の通電制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法、及び、点火用発熱器の通電制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】より大きな容量のバッテリを用いることなく、低コストでディーゼルエンジンの始動性を向上する。
【解決手段】4つの気筒♯1〜♯4を備え、その各気筒における行程の段階に時間差が設けられるとともに、その内の2つの気筒が圧縮行程又は燃焼・膨張行程のときに、その他の2つの気筒が吸気行程又は排気行程であるディーゼルエンジンに対し、各気筒のグロープラグをそれぞれ通電制御する。ディーゼルエンジンのクランキング中、気筒毎に、燃料噴射期間を含む1サイクル中の圧縮行程及び燃焼・膨張行程の期間にのみ、その気筒のグロープラグにバッテリの電圧を印可する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法、及び、同通電制御方法の実施に用いる点火用発熱器の通電制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディーゼルエンジンでは、その冷間始動時に、各気筒に設けられたグロープラグ(点火用発熱器)によって噴射燃料の着火を補助する。先ず、エンジンのクランキング前には、全てのグロープラグに通電するプレヒートを行い、各グロープラグの温度を上昇させる。次に、クランキング中には、全てのグロープラグに通電するメインヒートを行い、各グロープラグの温度を所定値以上に維持する。また、エンジンの始動後には、エンジンの暖機が完了するまで全てのグロープラグに通電するアフターヒートを行い、噴射燃料の着火を補助する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平2−153265号公報(第7図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、エンジンのクランキング中に行うメインヒート時には、各グロープラグに通電するバッテリから、消費電力の大きなスタータモータにも通電される。このため、メインヒート時に各グロープラグに通電される電流の大きさが、プレヒート時又はアフターヒート時の電流よりも小さくなり、各グロープラグの温度が十分高い温度に維持されなくなる。
【0005】
また、クランキング中には、全てのグロープラグに通電されているため、スタータモータに通電される電流も制限される。このため、スタータモータの回転が十分に高くならず、ピストンの圧縮速度が十分に高くならないため、燃焼室の圧力が十分に上昇しない。その結果、燃焼室の温度が十分に上昇しないため、噴射燃料の着火性が悪化し、エンジンの始動性が悪化する。
【0006】
この問題を解決するには、エンジンのクランキング中にも各グロープラグとスタータモータに十分な大きさの電流が通電されるようにすればよいが、そのためにはバッテリの容量を大きくする必要があり、コストがかかるという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、低コストにて、ディーゼルエンジンの始動性を向上することができるディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法を提供することにある。また、同通電制御方法の実施に使用する点火用発熱器の通電制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、点火用発熱器を有する複数の気筒を備えたディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法である。少なくとも前記エンジンのクランキング中は、複数の前記気筒毎に、1サイクル中の一部分である所定期間に前記点火用発熱器へ通電する電流が、1サイクル中の残りの期間に前記点火用発熱器に通電する電流より大きく設定されている。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、複数の気筒を備えたディーゼルエンジンにおいて、各気筒間において1サイクルの行程の段階に時間差があれば、各気筒の所定期間が時間的に互いにずれる。このため、同時に所定期間となる気筒の数が制限され、所定期間にある各気筒の点火用発熱器に対しクランキング中に通電する電流の総量が制限される。従って、エンジンのクランキング中、点火用発熱器の温度が噴射燃料の着火により結びつきやすい所定期間にある気筒の点火用発熱器に対し、その他の気筒の点火用発熱器より少なくともより大きな通電することができる。すると、同時に通電する電流の総量がそれほど増大することなく、エンジンの始動性が向上する。
【0010】
請求項2に記載の発明は、点火用発熱器を有する複数の気筒を備えたディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法である。少なくともエンジンのクランキング中は、複数の前記気筒毎に、燃料噴射期間を含む1サイクル中の一部分である所定期間にのみ前記点火用発熱器へ通電する。なお、所定期間は、圧縮行程及び燃焼・膨張行程の期間に含まれる場合と、含まれない場合とがある。また、燃料噴射期間は、1つの噴射期間のみに噴射する場合のその噴射期間と、プレ噴射及びメイン噴射を行う場合のプレ噴射の開始時点からメイン噴射の終了時点までの期間とを含む。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、複数の気筒を備えたディーゼルエンジンにおいて、各気筒間において1サイクルの行程の段階に時間差があれば、その圧縮行程及び燃焼・膨張行程の期間が時間的に互いにずれる。このため、同時に圧縮行程又は燃焼・膨張行程となる気筒の数が制限され、圧縮行程及び燃焼・膨張行程における燃料噴射期間を含む所定期間にある各気筒の点火用発熱器に対し、クランキング中に通電する電流の総量が制限される。従って、エンジンのクランキング中、点火用発熱器の温度が噴射燃料の着火により結びつきやすい所定期間にある気筒の点火用発熱器に対してのみ通電することができる。すると、同時に通電する電流の総量が増大することなく、ディーゼルエンジンの始動性が向上する。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、燃料噴射期間の開始時点に、前記点火用発熱器の温度が必要な所定温度以上となる時点を前記所定期間の開始時点として通電を開始する。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、燃料噴射期間の開始時点における点火用発熱器の温度が必要な所定温度以上となるので、噴射燃料の着火性がより向上する。その結果、エンジンの始動性がより一層向上する。
【0014】
請求項4に記載の発明は、複数の気筒を備えたディーゼルエンジンの気筒毎に設けられた点火用発熱器を通電制御する点火用発熱器の通電制御装置である。エンジンがクランキング中であることを検出するクランキング検出手段と、1サイクル中の一部分である所定期間を各気筒毎に検出する期間検出手段と、少なくとも前記エンジンのクランキング中は、複数の前記気筒毎に、前記所定期間に前記点火用発熱器へ通電する電流を、1サイクル中の残りの期間に前記点火用発熱器に通電する電流より大きくする通電制御手段とを備えている。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、クランキング検出手段がディーゼルエンジンのクランキングを検出し、期間検出手段が、気筒毎に、その気筒における1サイクルの全行程中から、点火用発熱器の温度が噴射燃料の着火性により結びつくように設定された一部分の所定期間を検出する。そして、クランキング中、通電制御手段が、所定期間にある気筒の点火用発熱器に通電する電流を、その残りの期間にある他の気筒の点火用発熱器に通電する電流よりも大きくする。このため、クランキング中に、各気筒の点火用発熱器に通電する電流の総量が増大することなく、ディーゼルエンジンの始動性が向上する。
【0016】
請求項5に記載の発明は、複数の気筒を備えたディーゼルエンジンの気筒毎に設けられた点火用発熱器を通電制御する点火用発熱器の通電制御装置である。エンジンがクランキング中であることを検出するクランキング検出手段と、1サイクル中の一部分である所定期間を各気筒毎に検出する期間検出手段と、少なくとも前記エンジンのクランキング中は、複数の前記気筒毎に、前記所定期間にのみ前記点火用発熱器へ通電する通電制御手段とを備えている。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、クランキング検出手段がディーゼルエンジンのクランキングを検出し、期間検出手段が、気筒毎に、その気筒における1サイクルの全行程の内から、点火用発熱器の温度がより噴射燃料の着火に結びつく圧縮行程及び燃焼・膨張行程における燃料噴射期間を含む一部分の所定期間を検出する。そして、クランキング中、通電制御手段が、所定期間である気筒の点火用発熱器にのみ通電する。このため、クランキング中に、各気筒の点火用発熱器に通電する電流の総量が増大することなく、ディーゼルエンジンの始動性が向上する。
【0018】
請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載の発明において、前記期間検出手段は、少なくとも燃料噴射期間を含む期間を前記所定期間として検出する。
【0019】
請求項6に記載の発明によれば、請求項4又は請求項5に記載の発明の作用に加えて、エンジンのクランキング中、少なくとも燃料噴射期間を含む所定期間にある気筒の点火用発熱器に通電される電流が、所定期間以外の期間にある気筒の点火用発熱器に通電される電流より大きくなる。あるいは、同所定期間にある気筒の点火用発熱器のみに通電される。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載の発明において、前記期間検出手段は、圧縮行程及び燃焼・膨張行程を前記所定期間として検出する。請求項7に記載の発明によれば、請求項4又は請求項5に記載の発明の作用に加えて、エンジンのクランキング中、圧縮行程及び燃焼・膨張行程にある気筒の点火用発熱器に通電される電流が、圧縮行程及び燃焼・膨張行程にない気筒の点火用発熱器に通電される電流より大きくなる。あるいは、圧縮行程及び燃焼・膨張行程にある気筒の点火用発熱器のみに通電される。
【0021】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記ディーゼルエンジンは偶数個の気筒を備え、その半数の各気筒における行程が圧縮行程又は燃焼・膨張行程のときに、残りの半数の各気筒における行程が吸気行程又は排気行程となるように運転される。
【0022】
請求項8に記載の発明によれば、請求項7に記載の発明の作用に加えて、偶数個の気筒を備えたディーゼルエンジンにおいて、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある半数の気筒の点火用発熱器にのみ通電され、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にない残り半数の気筒の点火用発熱器には通電されない。従って、クランキング中、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある半数の気筒の点火用発熱器に対してより大きな電流が通電されるため、ディーゼルエンジンの始動性がより一層向上する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、4ストローク型4気筒ディーゼルエンジンにおけるグロープラグの通電制御方法、及び、グロープラグ用通電制御装置に具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0024】
図2に示すように、本実施形態のグロープラグ用通電制御装置(点火用発熱器の通電制御装置)10は、電子制御装置11、4つのグローリレー12a,12b,12c,12d、イグニッションスイッチ13、クランクポジションセンサ14及び気筒判別センサ15から構成される。本実施形態では、電子制御装置11及びイグニッションスイッチ13がクランキング検出手段を構成し、電子制御装置11、クランクポジションセンサ14及び気筒判別センサ15が期間検出手段を構成する。また、電子制御装置11及びグローリレー12a〜12dが通電制御手段を構成する。
【0025】
電子制御装置11は、イグニッションスイッチ13、クランクポジションセンサ14及び気筒判別センサ15からの信号に基づき、各グローリレー12a〜12dを作動させる。
【0026】
各グローリレー12a〜12dは、4つの気筒♯1,♯2,♯3,♯4に設けられたグロープラグ16a,16b,16c,16dに対し、バッテリBの電圧をそれぞれ印可又は印可停止する。本実施形態では、グロープラグ16a〜16dが点火用発熱器である。
【0027】
また、電子制御装置11は、イグニッションスイッチ13からの信号に基づいてスタータリレー17を作動させ、スタータモータ18に対してバッテリBの電圧を印可又は印可停止する。
【0028】
本実施形態のグロープラグ用通電制御装置10が制御するディーゼルエンジン(以下、エンジンと略称する。)Egは、180°クランク方式であって、4つの気筒♯1〜♯4の内、そのいずれか2つの気筒における行程が圧縮行程又は燃焼・膨張行程のときに、その残りの2つの気筒における行程が吸気行程又は排気行程となるように運転される。
【0029】
詳述すると、各気筒♯1〜♯4の行程は、図3に示すように、気筒♯1に対する気筒♯2の位相が180CA(クランクアングル)だけ早く、気筒♯2に対する気筒♯4の位相が180CAだけ早く設定されている。また、気筒♯4に対する気筒♯3の位相が180CAだけ早く設定されている。すなわち、気筒♯1に対する気筒♯4の位相は360CAだけ早く、気筒♯2に対する気筒♯3の位相は360CAだけ早い。従って、各気筒♯1〜♯4間では、ある気筒での圧縮行程の期間と、別の気筒での燃焼・膨張行程の期間とが重なり、その期間においては、残りの2つの気筒が、圧縮行程又は燃焼・膨張行程の期間となることはない。
【0030】
また、このエンジンEgでは、一般のディーゼルエンジンと同様に、圧縮行程及び燃焼・膨張行程の全期間内の、圧縮上死点(圧縮TDC)を含む所定期間を燃料噴射期間として燃料噴射が行われる。燃料噴射期間は、例えば、アクセル開度及びエンジン回転数から決定した目標噴射量と、エンジン回転数とから設定される。従って、この燃料噴射期間には、アクセル開度及びエンジン回転数に関係なく圧縮上死点が含まれている。
【0031】
イグニッションスイッチ13は、イグニッションオン信号、及び、スタータオン信号を出力する。
クランクポジションセンサ14は、エンジンEgのクランクシャフトの90度CA毎にクランク角信号を出力し、その出力から、ある気筒♯1(♯2、♯3、♯4)における行程の段階を判別することができる。
【0032】
気筒判別センサ15は、クランクシャフトの2回転毎に気筒判別信号を出力し、その出力から、クランクシャフトの基準位置を検出することができる。
電子制御装置11は、スタータオン信号、クランク角信号及び気筒判別信号に基づいて各グローリレー12a〜12dを作動させ、各グロープラグ16a〜16dに通電するグロープラグ通電制御を行う。グロープラグ通電制御は、メイングロー通電制御及びアフターグロー制御からなる。
【0033】
なお、本実施形態の電子制御装置11は、例えば水温センサで検出する冷却水温が所定の温度未満のときに、イグニッションスイッチ13がオンされた後、エンジンがクランキングされる前に各グロープラグ16a〜16dに通電(プレヒート)するプレグロー制御を実行する。
【0034】
メイングロー制御として、先ず、電子制御装置11は、イグニッションスイッチ13からイグニッションオン信号とスタータオン信号とが入力される間は、エンジンEgがクランキング中であると判断する。このとき、電子制御装置11は、スタータリレー17をオンに保持し、スタータモータ18にバッテリBの電圧を印可する。そして、電子制御装置11は、イグニッションオン信号とスタータオン信号が入力される状態からスタータオン信号のみが消失したときには、エンジンEgの始動が完了したと判断する。そして、スタータリレー17をオフとし、スタータモータ18へのバッテリBの電圧印可を終了する。
【0035】
また、電子制御装置11は、クランク角信号及び気筒判別信号から、気筒♯1〜♯4毎に、その気筒の行程の段階が、吸気行程、圧縮行程、燃焼・膨張行程及び排気行程のいずれであるか判別する。
【0036】
電子制御装置11は、メイングロー制御として、エンジンEgのクランキング中に、4つの気筒♯1〜♯4毎に、その気筒における1サイクル中の一部分である所定期間にのみその気筒のグロープラグ16a(16b,16c,16d)に通電し、その残りの期間には通電しない。
【0037】
本実施形態における所定期間は、燃料噴射期間を含む圧縮行程及び燃焼・膨張行程の全期間である。なお、圧縮行程の開始時点から通電を行うと、エンジンEgの運転状態に関係なく、燃料噴射時期の開始時点におけるグロープラグ16a〜16dの温度が、噴射燃料の着火性が良くなる所定温度(例えば、約700℃)を超えることが分かっている。
【0038】
例えば、図1は、イグニッションオン信号が入力され、スタータオン信号が入力された時点から、最初に燃焼・膨張行程となった気筒が気筒♯1である場合を示している。この場合、電子制御装置11は、気筒♯1が燃焼・膨張行程となった時点からグローリレー12cをオフからオンとし、圧縮行程となった気筒♯3のグロープラグ16cへの通電を開始する。
【0039】
次に、気筒♯3が燃焼・膨張行程となった時点からグローリレー12cをオンにしたままでグローリレー12dをオフからオンとする。そして、燃焼・膨張行程となった気筒♯3のグロープラグ16cへの通電を継続するとともに、圧縮行程となった気筒♯4のグロープラグ16dへの通電を開始する。
【0040】
次に、気筒♯4が燃焼・膨張行程となった時点からグローリレー12dをオンとしたままでグローリレー12cをオンからオフとするとともにグローリレー12bをオフからオンとする。そして、燃焼・膨張行程となった気筒♯4のグロープラグ16dへの通電を継続するとともに、排気行程となった気筒♯3のグロープラグ16cへの通電を終了し、また、圧縮行程となった気筒♯2のグロープラグ16bへの通電を開始する。
【0041】
次に、気筒♯2が燃焼・膨張行程となった時点からグローリレー12bをオンとしたままでグローリレー12dをオンからオフとするとともにグローリレー12aをオフからオンとする。そして、燃焼・膨張行程となった気筒♯2のグロープラグ16bへの通電を継続するとともに、排気行程となった気筒♯4のグロープラグ16dへの通電を停止し、また、圧縮行程となった気筒♯1のグロープラグ16aへの通電を開始する。
【0042】
さらに、気筒♯1が燃焼・膨張行程となった時点からグローリレー12aをオンとしたままでグローリレー12bをオンからオフとするとともにグローリレー12cをオフからオンとする。そして、燃焼・膨張行程となった気筒♯1のグロープラグ16aへの通電を継続するとともに、排気行程となった気筒♯2のグロープラグ16bへの通電を停止し、また、圧縮行程となった気筒♯3のグロープラグ16cへの通電を開始する。
【0043】
このようにして、エンジンEgのクランキング中は、圧縮行程及び燃焼・膨張行程にある各気筒♯1〜♯4のグローリレー12a〜12dのみをオンとし、排気行程及び吸気行程にある各気筒のグローリレーをオフとする。従って、エンジンEgのクランキング中、4つの気筒♯1(♯2,♯3,♯4)の内、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある気筒のグロープラグのみにバッテリBから通電される。
【0044】
電子制御装置11は、メイングロー制御の実行中に、イグニッションオン信号が入力されたままでスタータオン信号が消失すると、エンジンEgの始動が完了したと判断し、メイングロー制御の実行を終了してアフターグロー制御の実行を開始する。
【0045】
アフターグロー制御は公知の通電制御であって、図1に示すように、エンジンEgの始動後、エンジンEgの暖機が完了するまでの期間、全てのグローリレー12a〜12dをオンし、全ての気筒♯1〜♯4のグロープラグ16a〜16dに対してバッテリBの電圧を印可する。そして、各グロープラグ16a〜16dに対してバッテリBから通電する。
【0046】
電子制御装置11は、エンジンEgの暖機完了を、例えば水温センサで検出する冷却水温が所定の判定温度に達したことで判断する。
アフターグロー制御時には、スタータモータ18に電流が通電されないので、バッテリBから各グロープラグ16a〜16dに対して、十分な大きさの電流が通電される。
【0047】
次に、以上のように構成された本実施形態の作用について説明する。
イグニッションスイッチ13がスタート操作され、スタータモータ18が運転されてエンジンEgがクランキングすると、電子制御装置11がメイングロー制御を実行する。
【0048】
メイングロー制御において、電子制御装置11は、4つの気筒♯1〜♯4の内、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある2つの気筒♯1,♯2(♯1,♯3、♯3,♯4、♯2,♯4)のグロープラグ16a,16b(16a,16c、16c,16d、16b,16d)に対してのみバッテリBの電圧を印可する。
【0049】
従って、クランキング中に、常に4つ全ての気筒♯1〜♯4のグロープラグ16a〜16dにバッテリBの電圧を印可する場合に比較して、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある2つの気筒のグロープラグへ通電される電流の大きさがより大きくなる。
【0050】
また、クランキング中に、各グロープラグ16a〜16dに通電される電流の総量が減少するため、スタータモータ18に通電される電流が増大する。
従って、スタータモータ18の回転数が増大し、各気筒♯1〜♯4におけるピストンの圧縮圧力が増大する。その結果、各気筒の燃焼室の温度が迅速に上昇し、噴射燃料の着火性が向上する。
【0051】
次に、以上詳述した本実施形態が有する効果を列記する。
(1) エンジンEgのクランキング中、4つの気筒♯1〜♯4の内、圧縮行程又は燃焼・膨張工程にある気筒♯1(♯2,♯3,♯4)のグロープラグ16a(16b,16c,16d)にのみ通電する。このため、常に4つの気筒♯1〜♯4全てのグロープラグ16a〜16dに対して通電する場合と異なり、吸気行程又は排気行程にある気筒のグロープラグには電流が通電されなくなるため、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある気筒のグロープラグに通電される電流が大きくなる。
【0052】
その結果、吸気行程又は排気行程にある気筒のグロープラグの温度よりも、噴射燃料の着火により結びつく圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある気筒のグロープラグの温度がより高くなるので、噴射燃料の着火性が向上し、エンジンEgの始動性が向上する。
【0053】
また、吸気行程又は排気行程にある気筒♯1(♯2,♯3,♯4)のグロープラグ16a(16b,16c,16d)に通電されなくなった電流の一部がクランキング中のスタータモータ18に通電されるので、その回転速度が増大する。その結果、各ピストンの往復速度が増大して燃焼室の圧縮圧力が増大するため、燃焼室の温度がより迅速に増大して噴射燃料の着火性が向上する。
【0054】
従って、バッテリBの容量を増大させる必要がないので、低コストでエンジンEgの始動性を向上することができる。
(2) 4つの気筒♯1〜♯4を備え、そのいずれか2つの気筒が圧縮行程又は燃焼・膨張行程にあるときに、その残りの2つの気筒が排気行程又は吸気行程となるように運転されるエンジンEgに対し、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある2つの気筒のグロープラグのみにバッテリBの電圧を印可する。
【0055】
従って、エンジンのクランキング中、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある気筒のグロープラグに対してより大きな電流が通電されるため、エンジンEgの始動性がより向上する。
【0056】
(3) 圧縮行程の開始時点からグロープラグへの通電を開始するので、燃料噴射期間の開始時点にはグロープラグの温度が、点火に必要な所定温度以上まで上昇する。このため、燃料噴射期間にのみ通電した場合に比較して、噴射燃料の着火性がより向上し、エンジンEgの始動性がより一層向上する。
【0057】
(4) 気筒毎に、その気筒における1サイクルの全行程の内、圧縮行程及び燃焼・膨張行程の期間にのみ通電する。このため、気筒毎に、その気筒の行程の段階を検出すればよいので、通電制御がより簡単となる。
【0058】
次に、上記一実施形態以外の実施形態を列記する。
○ 前記一実施形態で、グロープラグへの通電開始時点は、圧縮行程が開始される時点以外にも、燃料噴射の開始時点までにグロープラグの温度を必要な温度(例えば、700℃)以上とすることができると推測される時点、あるいは、その時点より早い時点としても良い。
【0059】
○ 前記一実施形態で、グロープラグへの通電終了時点は、燃焼・膨張行程が終了する時点以外にも、シリンダ内に噴射された燃料が燃焼を終了する時点、あるいは、その時点よりも遅い時点としてもよい。その際、シリンダ内に噴射された燃料が燃焼を終了する時点は、燃料噴射時期及び燃料噴射量から推測する方法が考えられる。
【0060】
○ 前記一実施形態で、各気筒♯1〜♯4における燃料噴射期間が互いに重ならない運転状態のときに、ある気筒での燃料噴射期間の終了時点に、吸気行程にある別の気筒のグロープラグへの通電を開始し、その気筒での燃料噴射期間の終了時点で通電を終了する構成とする。すなわち、エンジンEgの運転状態に応じて時期が逐次調節される燃料噴射期間を含む所定期間(可変期間)にある気筒のグロープラグにのみ通電する。このような構成によれば、前記一実施形態の(1)に記載の効果に加え、一度に1つの気筒のグロープラグにのみ通電するので、燃料噴射期間を含む所定期間にある気筒のグロープラグの温度が、前記一実施形態よりも高くなり、噴射燃料の着火性がより向上する。
【0061】
○ 前記一実施形態で、各気筒において逐次設定される燃料噴射期間の一部が互いに重なる運転状態のときに、気筒毎に、その気筒が燃料噴射期間(所定期間、可変期間)のときのみに、その気筒のグロープラグに通電する構成とする。このような構成によっても、一度に1つ又は2つの気筒のグロープラグにのみ通電されるので、前記一実施形態の(1)に記載の効果に加え、燃料噴射期間にある気筒のグロープラグの温度がより高くなり、着火性が向上する。
【0062】
○ 前記一実施形態で、排気行程又は吸気行程にある気筒のグロープラグに対する電流の通電を休止する代わりに、その気筒のグロープラグに通電する電流を制限することで、圧縮行程又は燃焼・膨張行程にある気筒のグロープラグに通電する電流を大きくする構成とする。このような構成によっても、前記一実施形態の(1),(3)に記載の各効果がある。
【0063】
○ 前記一実施形態で、燃料噴射として、圧縮行程の初期に行うプレ噴射と、圧縮行程から燃焼・膨張行程に渡る所定期間、又は、燃焼・膨張行程内の所定期間に行うメイン噴射とを行うディーゼルエンジンとする。この場合において、プレ噴射期間の開始時点から、メイン噴射期間の終了時点までの所定期間(可変期間)にある気筒のグロープラグのみに通電する構成とする。このような構成によっても、一度に1つ又は2つの気筒のグロープラグにのみ通電されるので、前記一実施形態の(1)に記載の効果に加え、燃料噴射期間にある気筒のグロープラグの温度がより高くなり、着火性が向上する。
【0064】
○ 本発明は、4つの気筒を備えたディーゼルエンジンに限らず、例えば6気筒(偶数個)を備えたディーゼルエンジン用のグロープラグ通電制御装置に具体化してもよい。この6気筒エンジンは、図5に示すように、各気筒♯1〜♯6における1サイクルの全行程に時間差が設けられるとともに、6気筒の内のいずれか3つの各気筒における行程が圧縮行程又は燃焼・膨張行程のときに、残りの3つの気筒における行程が吸気行程又は排気行程となるように運転される。そして、気筒♯1〜♯6毎に、その気筒における行程が圧縮行程又は燃焼・膨張行程の期間(所定期間)にのみその気筒のグロープラグに通電する。この場合においても、前記一実施形態の(1),(2)に記載の各効果がある。
【0065】
○ 本発明は、偶数個の気筒を備えたディーゼルエンジンに限らず、気筒間で行程の段階に等しい時間差が設けられた、奇数個の気筒を備えたディーゼルエンジン用のグロープラグ通電制御装置に具体化してもよい。
【0066】
例えば、3気筒エンジンにおいて、気筒毎に、その気筒における1サイクルの全行程の内、その圧縮行程及び燃焼・膨張行程のみにその気筒のグロープラグに通電する。この場合には、一度に1つ又は2つの気筒のグロープラグに通電される。
【0067】
また、5気筒エンジンにおいて、気筒毎に、その気筒における1サイクルの全行程の内、その圧縮行程及び燃焼・膨張行程のみにその気筒のグロープラグに通電する。この場合には、一度に2つ又は3つの気筒のグロープラグに通電される。
【0068】
いずれの場合においても、前記一実施形態の(1)に記載の効果がある。
○ 本発明は、4ストローク型のディーゼルエンジンに限らず、2ストローク型のディーゼルエンジンに実施してもよい。例えば、図6に示すように、気筒毎に、その気筒の全行程の内、その燃料噴射期間を含む圧縮行程及び燃焼・膨張行程の期間にのみに、その気筒のグロープラグに通電する。この場合においても、前記一実施形態の(1)に記載の効果がある。
【0069】
○ 本発明のグロープラグ用通電制御装置を設けるディーゼルエンジンは、副燃焼室型でも直噴型でもよい。
○ 本発明のグロープラグ用通電制御装置が制御するグロープラグは、金属型でもセラミック型でもよい。また、自己温度補償型であってもなくてもよい。
【0070】
以下、前記各実施形態から把握される技術的思想をその効果とともに列記する。
(1) 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の点火用発熱器の通電制御装置を備えたディーゼルエンジン。
【0071】
(2) 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法において、エンジンのクランキング前には、前記点火用発熱器に通電しないディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法。このような構成によれば、ディーゼルエンジンの始動性を確保しながら、バッテリ電力の消費を抑制することができる。
【0072】
(3) 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法において、前記所定期間は、1サイクル中に予め設定された固定期間(圧縮行程及び燃焼・膨張行程)であるディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法。このような構成によれば、通電制御の内容がより簡単となり、実施がより容易となる。
【0073】
(4) 請求項4〜請求項8のいずれか一項に記載の点火用発熱器の通電制御装置において、前記所定期間は、1サイクル中に予め設定された固定期間(圧縮行程及び燃焼・膨張行程)である点火用発熱器の通電制御装置。
【0074】
(5) 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法において、前記所定期間は、1サイクル中に逐次設定される可変期間(燃料噴射期間を含む所定期間)であるディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法。
【0075】
(6) 請求項4〜請求項8のいずれか一項に記載の点火用発熱器の通電制御装置において、前記所定期間は、1サイクル中に逐次設定される可変期間(燃料噴射期間を含む所定期間)である点火用発熱器の通電制御装置。
【0076】
【発明の効果】
請求項1〜請求項8に記載の発明によれば、クランキング中に、各気筒の点火用発熱器全てに通電する電流の総量を増大させる必要がなく、より容量の大きなバッテリを必要としないので、低コストでディーゼルエンジンの始動性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の通電制御装置が行うグロー制御を示すタイムチャート。
【図2】通電制御装置を示す模式図。
【図3】4気筒型ディーゼルエンジンの全行程を示すグラフ。
【図4】通電期間を示すグラフ。
【図5】6気筒型ディーゼルエンジンの全行程を示すグラフ。
【図6】2ストローク型ディーゼルエンジンにおける通電期間を示すグラフ。
【符号の説明】
10…点火用発熱器の通電制御装置としてのグロープラグ用通電制御装置、11…クランキング検出手段、期間検出手段及び通電制御手段を構成する電子制御装置、12a〜12d…通電制御手段を構成するグローリレー、13…クランキング検出手段を構成するイグニッションスイッチ、14…期間検出手段を構成するクランクポジションセンサ、15…同じく気筒判別センサ、16a〜16d…点火用発熱器としてのグロープラグ、Eg…ディーゼルエンジン、♯1〜♯4…気筒。

Claims (8)

  1. 点火用発熱器を有する複数の気筒を備えたディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法であって、
    少なくとも前記エンジンのクランキング中は、複数の前記気筒毎に、1サイクル中の一部分である所定期間に前記点火用発熱器へ通電する電流が、1サイクル中の残りの期間に前記点火用発熱器に通電する電流より大きく設定されているディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法。
  2. 点火用発熱器を有する複数の気筒を備えたディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法であって、
    少なくともエンジンのクランキング中は、複数の前記気筒毎に、燃料噴射期間を含む1サイクル中の一部分である所定期間にのみ前記点火用発熱器へ通電するディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法。
  3. 燃料噴射期間の開始時点に、前記点火用発熱器の温度が必要な所定温度以上となる時点を前記所定期間の開始時点として通電を開始する請求項1又は請求項2に記載のディーゼルエンジンにおける点火用発熱器の通電制御方法。
  4. 複数の気筒を備えたディーゼルエンジンの気筒毎に設けられた点火用発熱器を通電制御する点火用発熱器の通電制御装置であって、
    エンジンがクランキング中であることを検出するクランキング検出手段と、
    1サイクル中の一部分である所定期間を各気筒毎に検出する期間検出手段と、少なくとも前記エンジンのクランキング中は、複数の前記気筒毎に、前記所定期間に前記点火用発熱器へ通電する電流を、1サイクル中の残りの期間に前記点火用発熱器に通電する電流より大きくする通電制御手段と
    を備えた点火用発熱器の通電制御装置。
  5. 複数の気筒を備えたディーゼルエンジンの気筒毎に設けられた点火用発熱器を通電制御する点火用発熱器の通電制御装置であって、
    エンジンがクランキング中であることを検出するクランキング検出手段と、
    1サイクル中の一部分である所定期間を各気筒毎に検出する期間検出手段と、少なくとも前記エンジンのクランキング中は、複数の前記気筒毎に、前記所定期間にのみ前記点火用発熱器へ通電する通電制御手段と
    を備えた点火用発熱器の通電制御装置。
  6. 前記期間検出手段は、少なくとも燃料噴射期間を含む期間を前記所定期間として検出する請求項4又は請求項5に記載の点火用発熱器の通電制御装置。
  7. 前記期間検出手段は、圧縮行程及び燃焼・膨張行程を前記所定期間として検出する請求項4又は請求項5に記載の点火用発熱器の通電制御装置。
  8. 前記ディーゼルエンジンは偶数個の気筒を備え、その半数の各気筒における行程が圧縮行程又は燃焼・膨張行程のときに、残りの半数の各気筒における行程が吸気行程又は排気行程となるように運転される請求項7に記載の点火用発熱器の通電制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008286153A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Toyota Motor Corp 車両の制御装置

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