JP2004218570A - パティキュレートフィルタの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】シャシフレームからの取外し及び取付けが比較的容易で、かつその間に介在する弾性体の破損を有効に防止する。
【解決手段】エンジンの排気管10に取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタ12をシャシフレーム11に取付ける。シャシフレーム11に取付ブラケット22の一端が取付けられ、取付ブラケット22の他端に弾性体23,24を介して中間ブラケット26の一端が取付けられ、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12が取外し可能に取付けられる。パティキュレートフィルタ12が排気管10と同軸の軸心を有する円柱状に形成され、パティキュレートフィルタ12前後の周囲に帯板17,18が設けられ、その帯板17,18を介して中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12が取外し可能に取付けられる。
【選択図】 図1
【解決手段】エンジンの排気管10に取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタ12をシャシフレーム11に取付ける。シャシフレーム11に取付ブラケット22の一端が取付けられ、取付ブラケット22の他端に弾性体23,24を介して中間ブラケット26の一端が取付けられ、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12が取外し可能に取付けられる。パティキュレートフィルタ12が排気管10と同軸の軸心を有する円柱状に形成され、パティキュレートフィルタ12前後の周囲に帯板17,18が設けられ、その帯板17,18を介して中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12が取外し可能に取付けられる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの排気管に取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタをシャシフレームに取付けるパティキュレートフィルタの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の排気系の車両側レイアウトについては、マフラのみで排出ガスの騒音対策を行っていたが、近年、排出ガスの浄化規制が強化され、排出ガス中に含まれるパティキュレートを減少させるために、エンジンの排気管にパティキュレートフィルタを取付け、そのフィルタによりパティキュレートを捕集し除去することが行われるようになった。このパティキュレートフィルタのシャシフレームへの取付けに関しては、シャシフレームにL字状のブラケットを3つ設け、それらのブラケットに弾性体を介して排気管の取付ブラケットを取付け、第1の取付ブラケットでパティキュレートフィルタの上流側の排気管を支持し、パティキュレートフィルタの下流側の排気管をマフラの上流側の排気管に挿入して、マフラの上流側の排気管を第2の取付ブラケットで支持し、マフラの下流側の排気管を第3の取付ブラケットで支持してなるパティキュレートフィルタの取付構造が提供されている(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
このパティキュレートフィルタの取付構造によれば、その取付箇所を少なくして作業を良くし、パティキュレートフィルタが取付けられた排気管全体の長さを短くしてホイールベースの短い車にも容易に搭載することのできるとしている。また、ブラケットに弾性体を介して排気管の取付ブラケットを取付けることにより、車両の走行に伴う上下方向や前後方向の振動や衝撃荷重を吸収するようにしている。
【0004】
【特許文献1】
実開平5−89823号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、パティキュレートフィルタは所定時間使用されるとパティキュレートが堆積してその性能が低下するため、定期的に排気管から取外して洗浄する作業が行われる。そして、特許文献1に示すように、パティキュレートフィルタを排気管を介してシャシフレームに取付けると、フィルタを洗浄する際の取外し作業として、排気管をシャシフレームから取外し、更にその取外された排気管からフィルタを取外すという2段階の作業が必要であった。また、フィルタを洗浄後に再び取付けるにはそのフィルタを排気管に取付けた後、その排気管をシャシフレームに取付けることが必要であった。ここで、フィルタは15kg〜30kgと比較的重いものであるため、フィルタが取付けられた排気管の取外し及び取付け作業、及びその排気管からフィルタを取外し又は取付ける作業自体が比較的困難である不具合があった。
また、頻繁に取付け及び取外しが繰り返されると、排気管をシャシフレームに取付けるブラケットに介在する弾性体が破損し、本来の機能を損なう不具合もある。
本発明の目的は、シャシフレームからの取外し及び取付けが比較的容易で、かつその間に介在する弾性体の破損を有効に防止し得るパティキュレートフィルタの取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、エンジンの排気管10に取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタ12をシャシフレーム11に取付けるパティキュレートフィルタの取付構造の改良である。
その特徴ある構成は、シャシフレーム11に取付ブラケット22の一端が取付けられ、取付ブラケット22の他端に弾性体23,24を介して中間ブラケット26の一端が取付けられ、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12が取外し可能に取付けられたところにある。
【0007】
この請求項1記載のパティキュレートフィルタの取付構造では、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12を取外し可能に取付けるので、そのフィルタ12の取外し又は取付けの際に排気管10を取外す必要はない。従って、フィルタ12の取外し又は取付けの際にシャシフレームから排気管を取外す必要がある従来に比較してその作業が比較的容易になる。特にフィルタ12の取付け方向を上下方向にすれば、フィルタ12は15kg〜30kgと比較的重いものであるけれども、フィルタ12を上下方向に移動する例えばフォークリフト等により支持することにより、フィルタ12の取外し又は取付け作業を更に容易にすることができる。
また、フィルタ12の取外し及び取付けに際して、取付ブラケット22と中間ブラケット26との間に介在する弾性体23,24を取外すことを必要としない。よって、この取外し及び取付けに起因する弾性体23,24の破損を有効に防止することができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、パティキュレートフィルタ12が排気管10と同軸の軸心を有する円柱状に形成され、パティキュレートフィルタ12前後の周囲に帯板17,18が設けられ、その帯板17,18を介して中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12が取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタの取付構造である。
この請求項2記載のパティキュレートフィルタの取付構造では、パティキュレートフィルタ12をシャシフレーム11に取付けた状態で、パティキュレートフィルタ12の軸方向の移動が可能になり、フィルタ12を排気管10に接続する作業を比較的容易かつ確実に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、エンジンの図示しない排気マニホルドに連通する排気管10にはその後端にフランジ10aが形成される。排気管10はシャシフレーム11を構成するサイドメンバ11aに沿って取付けられ、そのフランジ10aにはパティキュレートフィルタ12の入口管13前端におけるのフランジ13aが第1ボルト14と第1ナット16により連結される(図1)。排気管10の後端に取付けられたパティキュレートフィルタ12はそのサイドメンバ11aに沿うように排気管10に取付けられ、そのパティキュレートフィルタ12は第1ボルト14と第1ナット16により排気管10に取外し可能に取付けられる。
【0010】
パティキュレートフィルタ12は排気管10の後端における軸心と同軸の軸心を有する円柱状に形成され、図示しないフィルタ本外が収容される大径部12aとその大径部12aの前後に形成された小径部12b,12cとを有する。入口管13は前側の小径部12bから同軸状に突出して設けられ、後側の小径部12cからは出口管12dが同軸状に突出して設けられる。パティキュレートフィルタ12の前後における小径部12b,12cの周囲には、その小径部12b,12cを上下からそれぞれ挟持する2枚の半円状の帯板17,18が設けられる。上側帯板17の上部には別のチャンネル状の吊下げ具19がそれぞれ溶接され、その吊下げ具19には略水平な頂面が形成される。そして、2本の第2ボルト21,21が雄ねじ部を上側にしてその頂面に鉛直にそれぞれ溶接される(図2及び図3)。
【0011】
一方、吊下げ具19に対応するサイドメンバ11aにはL型に折り曲げられた取付ブラケット22の一端が取付けられる。この実施の形態における取付ブラケット22のサイドメンバ11aへの取付けは溶接により行われ、取付ブラケット22の他端には弾性体23,24を介して中間ブラケット26の一端が取付けられる。中間ブラケット26の取付けは、第3ボルト27と第3ナット28(図3)により取付けられる。
図3に詳しく示すように、取付ブラケット22の他端には通孔22aが形成される。この通孔22aには弾性体である2つの環状ラバー23及び24が装着される。即ち、環状ラバー23,24は通孔22aより大径の鍔部23a,24aと通孔22aに挿入可能な挿入部23b,24bが一体的に形成され、鍔部23a,24aと挿入部23b,24bのそれぞれ中心にはボルト挿通孔23c及び24cが設けられる。取付ブラケット22の他端における通孔22aの孔縁に接触する環状ラバー23,24の挿入部23b,24bの外面及びこれに続く鍔部23a,24aの外面に鉄板23d,24dが加硫接着される。一方、中間ブラケット26の一端には取付孔26aが形成される。
【0012】
取付ブラケット22の他端に中間ブラケット26の一端を取付けるには、先ず2つの鉄板23d,24d付き環状ラバー23,24の挿入部23b,24bを取付ブラケット22の他端における通孔22aの両側から向い合せて挿入し、通孔22aの孔縁を2つの鍔部23a及び24aにより挟み付ける。次いで、図3に示すように挟み付けた2つの環状ラバー23,24のボルト挿通孔23c,24cにカラー31を挿入し、中間ブラケット26の一端における取付孔26aに下方から挿入した第3ボルト27をそのカラー31に挿入させる。環状ラバー24とほぼ同一の外径と内径を有する円板状の押え板32を、上側の環状ラバー23から上方に突出した第3ボルト27の雄ねじ部に挿入させて環状ラバー24の鍔部24a外面に当てる。この状態で第3ボルト27に第3ナット28を螺合し、取付ブラケット22の他端に弾性体である環状ラバー23,24を介して中間ブラケット26の一端を取付ける。この環状ラバー23,24は路面の凹凸等により走行中に排気管10やパティキュレートフィルタ12が上下動し、或いは急発進や急制動により前後に揺動して、中間ブラケット26の振動や衝撃荷重が環状ラバー23,24に加わると、環状ラバー23,24が伸縮してこの振動や衝撃荷重を吸収するようになっている。
【0013】
中間ブラケット26はその他端が吊下げ具19の頂面に面接触するようにクランク状に折り曲げて形成され、その他端には吊下げ具19に溶接された2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部が挿通する挿通孔26b,26bがそれぞれ形成される(図2及び図3)。パティキュレートフィルタ12はこの中間ブラケット26の他端に取付けられる。その取付けは、図2に示すように、先ず2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部を挿通孔26b,26bの下方に位置するようにパティキュレートフィルタ12を位置させ、その後パティキュレートフィルタ12をフォークリフト34等の装置を用いて実線矢印で示すように上昇させ、吊下げ具19に溶接された2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部を中間ブラケット26の他端における挿通孔26b,26bにそれぞれ挿通させる。次いで、図1に示すように、第3ボルト27に第2ナット33を螺合することにより、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12を取外し可能に取付ける。
【0014】
このように構成されたパティキュレートフィルタの取付構造の取外し及び取付け時の動作を説明する。
先ず、パティキュレートフィルタ12の洗浄のために、そのフィルタ12を取外すには、フォークリフト34等の装置によりそのフィルタ12を下方から支える。その状態で、排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13のフランジ13aを締結している第1ボルト14及び第1ナット16の螺合を解除し、排気管10とパティキュレートフィルタ12の接続を解除する。次に、中間ブラケット26の他端と吊下げ具19を締結している第2ボルト21及び第2ナット33の螺合を解除し、中間ブラケット26の他端と吊下げ具19を介して接続されたパティキュレートフィルタ12の接続を解除する。
【0015】
その後、フィルタ12を下方から支えるフォークリフト34等の装置によりそのフィルタ12を下降させ、吊下げ具19に溶接された2本の第2ボルト21,21を中間ブラケット26の他端における挿通孔26b,26bから離脱させる。これによりパティキュレートフィルタ12は排気管10及びシャシフレーム11であるサイドメンバ11aから取外され、フォークリフト34等の装置により洗浄場所まで運搬される。
【0016】
洗浄後のパティキュレートフィルタ12を再び取付けるには、フォークリフト34等の装置を用いて吊下げ具19に溶接された2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部が挿通孔26b,26bの下方に位置するようにパティキュレートフィルタ12を位置させ、その後上昇させてその2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部を中間ブラケット26の他端における挿通孔26b,26bにそれぞれ挿通させる。次いで、第2ボルト21に第2ナット33を螺合し、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12を取付ける。その後排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13におけるフランジ13aを第1ボルト14と第1ナット16により連結し、そのパティキュレートフィルタ12を排気管10に取付ける。
【0017】
この場合、パティキュレートフィルタ12は帯板17,18を介して中間ブラケット26の他端に取付けられるので、排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13におけるフランジ13aの間に隙間が生じていても、或いは排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13におけるフランジ13aが多少重なり合っていても、その帯板17,18を緩めることによりシャシフレーム11に取付けたパティキュレートフィルタ12の軸方向の移動が可能になり、排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13におけるフランジ13aを確実に突き合わせた状態でフィルタ12を排気管10に接続することができる。
【0018】
即ち、本発明のパティキュレートフィルタの取付構造では、フィルタ12の取外し又は取付けの際に排気管10を取外す必要はない。よって、フィルタ12の取外し又は取付けの際にシャシフレームから排気管を取外す必要がある従来に比較して容易に行うことが可能になる。また、その取外し及び取付けに際して、取付ブラケット22と中間ブラケット26との間に介在する弾性体23,24を取外すことを必要としない。よって、この取外し及び取付けに起因する弾性体23,24の破損を回避することができる。
【0019】
また、この実施の形態では、ボルト21,21を挿通孔26b,26bに下方から挿通させてナット33を螺合することにより中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12を取付けたので、フィルタ12の取外し又は取付けに伴う移動が鉛直方向になる。この結果、フィルタ12は15kg〜30kgと比較的重いものであるけれども、フィルタ12を上下方向に移動する例えばフォークリフト等により支持することにより、フィルタ12の取外し又は取付け作業を更に容易にすることができる。そして、この実施の形態では、弾性体である環状ラバー23,24に鉄板23d,24dを加硫接着したので、フィルタ12の取外し及び取付け時に生じる荷重に伴って通孔22aの孔縁によって弾性体23,24に剪断力が繰返し作用しても、環状ラバー23,24に加硫接着した鉄板23d,24dが剪断力を受け止めるため、応力は集中せず、環状ラバー23,24の摩損や亀裂を有効に防止することができる。
なお、上記例では弾性体として環状ラバーを示したが、ラバーに限らず他の弾性材を用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、シャシフレームに取付ブラケットの一端を取付け、取付ブラケットの他端に弾性体を介して中間ブラケットの一端を取付け、中間ブラケットの他端にパティキュレートフィルタを取外し可能に取付けたので、そのフィルタの取外し又は取付けの際に排気管を取外す必要はない。従って、フィルタの取外し又は取付けの際にシャシフレームから排気管を取外す必要がある従来に比較してその作業が比較的容易になる。特に、フィルタの取外し又は取付けに伴うフィルタ自体の移動が鉛直方向になるようにすれば、フィルタは比較的重いものであるけれども、フィルタを上下方向に移動する例えばフォークリフト等により支持することにより、フィルタの取外し又は取付け作業を更に容易にすることができる。
【0021】
また、フィルタの取外し及び取付けに際して、取付ブラケットと中間ブラケットとの間に介在する弾性体を取外すことを必要としない。よって、この取外し及び取付けに起因する弾性体の破損を有効に防止することができる。
更に、パティキュレートフィルタを排気管と同軸の軸心を有する円柱状に形成し、パティキュレートフィルタ前後の周囲に帯板を設け、その帯板を介して中間ブラケットの他端にパティキュレートフィルタを取付ければ、パティキュレートフィルタをシャシフレームに取付けた状態で、パティキュレートフィルタの軸方向の移動が可能になり、フィルタを排気管に接続する作業を比較的容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパティキュレートフィルタの取付状態を示す斜視図。
【図2】そのパティキュレートフィルタを下降させて取外した状態を示す図1に対応する斜視図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【符号の説明】
10 排気管
11 シャシフレーム
12 パティキュレートフィルタ
17,18 帯板
21 ボルト
22 取付ブラケット
23 環状ラバー(弾性体)
24 環状ラバー(弾性体)
26 中間ブラケット
26b 挿通孔
33 ナット
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの排気管に取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタをシャシフレームに取付けるパティキュレートフィルタの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の排気系の車両側レイアウトについては、マフラのみで排出ガスの騒音対策を行っていたが、近年、排出ガスの浄化規制が強化され、排出ガス中に含まれるパティキュレートを減少させるために、エンジンの排気管にパティキュレートフィルタを取付け、そのフィルタによりパティキュレートを捕集し除去することが行われるようになった。このパティキュレートフィルタのシャシフレームへの取付けに関しては、シャシフレームにL字状のブラケットを3つ設け、それらのブラケットに弾性体を介して排気管の取付ブラケットを取付け、第1の取付ブラケットでパティキュレートフィルタの上流側の排気管を支持し、パティキュレートフィルタの下流側の排気管をマフラの上流側の排気管に挿入して、マフラの上流側の排気管を第2の取付ブラケットで支持し、マフラの下流側の排気管を第3の取付ブラケットで支持してなるパティキュレートフィルタの取付構造が提供されている(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
このパティキュレートフィルタの取付構造によれば、その取付箇所を少なくして作業を良くし、パティキュレートフィルタが取付けられた排気管全体の長さを短くしてホイールベースの短い車にも容易に搭載することのできるとしている。また、ブラケットに弾性体を介して排気管の取付ブラケットを取付けることにより、車両の走行に伴う上下方向や前後方向の振動や衝撃荷重を吸収するようにしている。
【0004】
【特許文献1】
実開平5−89823号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、パティキュレートフィルタは所定時間使用されるとパティキュレートが堆積してその性能が低下するため、定期的に排気管から取外して洗浄する作業が行われる。そして、特許文献1に示すように、パティキュレートフィルタを排気管を介してシャシフレームに取付けると、フィルタを洗浄する際の取外し作業として、排気管をシャシフレームから取外し、更にその取外された排気管からフィルタを取外すという2段階の作業が必要であった。また、フィルタを洗浄後に再び取付けるにはそのフィルタを排気管に取付けた後、その排気管をシャシフレームに取付けることが必要であった。ここで、フィルタは15kg〜30kgと比較的重いものであるため、フィルタが取付けられた排気管の取外し及び取付け作業、及びその排気管からフィルタを取外し又は取付ける作業自体が比較的困難である不具合があった。
また、頻繁に取付け及び取外しが繰り返されると、排気管をシャシフレームに取付けるブラケットに介在する弾性体が破損し、本来の機能を損なう不具合もある。
本発明の目的は、シャシフレームからの取外し及び取付けが比較的容易で、かつその間に介在する弾性体の破損を有効に防止し得るパティキュレートフィルタの取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、図1に示すように、エンジンの排気管10に取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタ12をシャシフレーム11に取付けるパティキュレートフィルタの取付構造の改良である。
その特徴ある構成は、シャシフレーム11に取付ブラケット22の一端が取付けられ、取付ブラケット22の他端に弾性体23,24を介して中間ブラケット26の一端が取付けられ、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12が取外し可能に取付けられたところにある。
【0007】
この請求項1記載のパティキュレートフィルタの取付構造では、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12を取外し可能に取付けるので、そのフィルタ12の取外し又は取付けの際に排気管10を取外す必要はない。従って、フィルタ12の取外し又は取付けの際にシャシフレームから排気管を取外す必要がある従来に比較してその作業が比較的容易になる。特にフィルタ12の取付け方向を上下方向にすれば、フィルタ12は15kg〜30kgと比較的重いものであるけれども、フィルタ12を上下方向に移動する例えばフォークリフト等により支持することにより、フィルタ12の取外し又は取付け作業を更に容易にすることができる。
また、フィルタ12の取外し及び取付けに際して、取付ブラケット22と中間ブラケット26との間に介在する弾性体23,24を取外すことを必要としない。よって、この取外し及び取付けに起因する弾性体23,24の破損を有効に防止することができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、パティキュレートフィルタ12が排気管10と同軸の軸心を有する円柱状に形成され、パティキュレートフィルタ12前後の周囲に帯板17,18が設けられ、その帯板17,18を介して中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12が取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタの取付構造である。
この請求項2記載のパティキュレートフィルタの取付構造では、パティキュレートフィルタ12をシャシフレーム11に取付けた状態で、パティキュレートフィルタ12の軸方向の移動が可能になり、フィルタ12を排気管10に接続する作業を比較的容易かつ確実に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、エンジンの図示しない排気マニホルドに連通する排気管10にはその後端にフランジ10aが形成される。排気管10はシャシフレーム11を構成するサイドメンバ11aに沿って取付けられ、そのフランジ10aにはパティキュレートフィルタ12の入口管13前端におけるのフランジ13aが第1ボルト14と第1ナット16により連結される(図1)。排気管10の後端に取付けられたパティキュレートフィルタ12はそのサイドメンバ11aに沿うように排気管10に取付けられ、そのパティキュレートフィルタ12は第1ボルト14と第1ナット16により排気管10に取外し可能に取付けられる。
【0010】
パティキュレートフィルタ12は排気管10の後端における軸心と同軸の軸心を有する円柱状に形成され、図示しないフィルタ本外が収容される大径部12aとその大径部12aの前後に形成された小径部12b,12cとを有する。入口管13は前側の小径部12bから同軸状に突出して設けられ、後側の小径部12cからは出口管12dが同軸状に突出して設けられる。パティキュレートフィルタ12の前後における小径部12b,12cの周囲には、その小径部12b,12cを上下からそれぞれ挟持する2枚の半円状の帯板17,18が設けられる。上側帯板17の上部には別のチャンネル状の吊下げ具19がそれぞれ溶接され、その吊下げ具19には略水平な頂面が形成される。そして、2本の第2ボルト21,21が雄ねじ部を上側にしてその頂面に鉛直にそれぞれ溶接される(図2及び図3)。
【0011】
一方、吊下げ具19に対応するサイドメンバ11aにはL型に折り曲げられた取付ブラケット22の一端が取付けられる。この実施の形態における取付ブラケット22のサイドメンバ11aへの取付けは溶接により行われ、取付ブラケット22の他端には弾性体23,24を介して中間ブラケット26の一端が取付けられる。中間ブラケット26の取付けは、第3ボルト27と第3ナット28(図3)により取付けられる。
図3に詳しく示すように、取付ブラケット22の他端には通孔22aが形成される。この通孔22aには弾性体である2つの環状ラバー23及び24が装着される。即ち、環状ラバー23,24は通孔22aより大径の鍔部23a,24aと通孔22aに挿入可能な挿入部23b,24bが一体的に形成され、鍔部23a,24aと挿入部23b,24bのそれぞれ中心にはボルト挿通孔23c及び24cが設けられる。取付ブラケット22の他端における通孔22aの孔縁に接触する環状ラバー23,24の挿入部23b,24bの外面及びこれに続く鍔部23a,24aの外面に鉄板23d,24dが加硫接着される。一方、中間ブラケット26の一端には取付孔26aが形成される。
【0012】
取付ブラケット22の他端に中間ブラケット26の一端を取付けるには、先ず2つの鉄板23d,24d付き環状ラバー23,24の挿入部23b,24bを取付ブラケット22の他端における通孔22aの両側から向い合せて挿入し、通孔22aの孔縁を2つの鍔部23a及び24aにより挟み付ける。次いで、図3に示すように挟み付けた2つの環状ラバー23,24のボルト挿通孔23c,24cにカラー31を挿入し、中間ブラケット26の一端における取付孔26aに下方から挿入した第3ボルト27をそのカラー31に挿入させる。環状ラバー24とほぼ同一の外径と内径を有する円板状の押え板32を、上側の環状ラバー23から上方に突出した第3ボルト27の雄ねじ部に挿入させて環状ラバー24の鍔部24a外面に当てる。この状態で第3ボルト27に第3ナット28を螺合し、取付ブラケット22の他端に弾性体である環状ラバー23,24を介して中間ブラケット26の一端を取付ける。この環状ラバー23,24は路面の凹凸等により走行中に排気管10やパティキュレートフィルタ12が上下動し、或いは急発進や急制動により前後に揺動して、中間ブラケット26の振動や衝撃荷重が環状ラバー23,24に加わると、環状ラバー23,24が伸縮してこの振動や衝撃荷重を吸収するようになっている。
【0013】
中間ブラケット26はその他端が吊下げ具19の頂面に面接触するようにクランク状に折り曲げて形成され、その他端には吊下げ具19に溶接された2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部が挿通する挿通孔26b,26bがそれぞれ形成される(図2及び図3)。パティキュレートフィルタ12はこの中間ブラケット26の他端に取付けられる。その取付けは、図2に示すように、先ず2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部を挿通孔26b,26bの下方に位置するようにパティキュレートフィルタ12を位置させ、その後パティキュレートフィルタ12をフォークリフト34等の装置を用いて実線矢印で示すように上昇させ、吊下げ具19に溶接された2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部を中間ブラケット26の他端における挿通孔26b,26bにそれぞれ挿通させる。次いで、図1に示すように、第3ボルト27に第2ナット33を螺合することにより、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12を取外し可能に取付ける。
【0014】
このように構成されたパティキュレートフィルタの取付構造の取外し及び取付け時の動作を説明する。
先ず、パティキュレートフィルタ12の洗浄のために、そのフィルタ12を取外すには、フォークリフト34等の装置によりそのフィルタ12を下方から支える。その状態で、排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13のフランジ13aを締結している第1ボルト14及び第1ナット16の螺合を解除し、排気管10とパティキュレートフィルタ12の接続を解除する。次に、中間ブラケット26の他端と吊下げ具19を締結している第2ボルト21及び第2ナット33の螺合を解除し、中間ブラケット26の他端と吊下げ具19を介して接続されたパティキュレートフィルタ12の接続を解除する。
【0015】
その後、フィルタ12を下方から支えるフォークリフト34等の装置によりそのフィルタ12を下降させ、吊下げ具19に溶接された2本の第2ボルト21,21を中間ブラケット26の他端における挿通孔26b,26bから離脱させる。これによりパティキュレートフィルタ12は排気管10及びシャシフレーム11であるサイドメンバ11aから取外され、フォークリフト34等の装置により洗浄場所まで運搬される。
【0016】
洗浄後のパティキュレートフィルタ12を再び取付けるには、フォークリフト34等の装置を用いて吊下げ具19に溶接された2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部が挿通孔26b,26bの下方に位置するようにパティキュレートフィルタ12を位置させ、その後上昇させてその2本の第2ボルト21,21の雄ねじ部を中間ブラケット26の他端における挿通孔26b,26bにそれぞれ挿通させる。次いで、第2ボルト21に第2ナット33を螺合し、中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12を取付ける。その後排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13におけるフランジ13aを第1ボルト14と第1ナット16により連結し、そのパティキュレートフィルタ12を排気管10に取付ける。
【0017】
この場合、パティキュレートフィルタ12は帯板17,18を介して中間ブラケット26の他端に取付けられるので、排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13におけるフランジ13aの間に隙間が生じていても、或いは排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13におけるフランジ13aが多少重なり合っていても、その帯板17,18を緩めることによりシャシフレーム11に取付けたパティキュレートフィルタ12の軸方向の移動が可能になり、排気管10の後端におけるフランジ10aとパティキュレートフィルタ12の入口管13におけるフランジ13aを確実に突き合わせた状態でフィルタ12を排気管10に接続することができる。
【0018】
即ち、本発明のパティキュレートフィルタの取付構造では、フィルタ12の取外し又は取付けの際に排気管10を取外す必要はない。よって、フィルタ12の取外し又は取付けの際にシャシフレームから排気管を取外す必要がある従来に比較して容易に行うことが可能になる。また、その取外し及び取付けに際して、取付ブラケット22と中間ブラケット26との間に介在する弾性体23,24を取外すことを必要としない。よって、この取外し及び取付けに起因する弾性体23,24の破損を回避することができる。
【0019】
また、この実施の形態では、ボルト21,21を挿通孔26b,26bに下方から挿通させてナット33を螺合することにより中間ブラケット26の他端にパティキュレートフィルタ12を取付けたので、フィルタ12の取外し又は取付けに伴う移動が鉛直方向になる。この結果、フィルタ12は15kg〜30kgと比較的重いものであるけれども、フィルタ12を上下方向に移動する例えばフォークリフト等により支持することにより、フィルタ12の取外し又は取付け作業を更に容易にすることができる。そして、この実施の形態では、弾性体である環状ラバー23,24に鉄板23d,24dを加硫接着したので、フィルタ12の取外し及び取付け時に生じる荷重に伴って通孔22aの孔縁によって弾性体23,24に剪断力が繰返し作用しても、環状ラバー23,24に加硫接着した鉄板23d,24dが剪断力を受け止めるため、応力は集中せず、環状ラバー23,24の摩損や亀裂を有効に防止することができる。
なお、上記例では弾性体として環状ラバーを示したが、ラバーに限らず他の弾性材を用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、シャシフレームに取付ブラケットの一端を取付け、取付ブラケットの他端に弾性体を介して中間ブラケットの一端を取付け、中間ブラケットの他端にパティキュレートフィルタを取外し可能に取付けたので、そのフィルタの取外し又は取付けの際に排気管を取外す必要はない。従って、フィルタの取外し又は取付けの際にシャシフレームから排気管を取外す必要がある従来に比較してその作業が比較的容易になる。特に、フィルタの取外し又は取付けに伴うフィルタ自体の移動が鉛直方向になるようにすれば、フィルタは比較的重いものであるけれども、フィルタを上下方向に移動する例えばフォークリフト等により支持することにより、フィルタの取外し又は取付け作業を更に容易にすることができる。
【0021】
また、フィルタの取外し及び取付けに際して、取付ブラケットと中間ブラケットとの間に介在する弾性体を取外すことを必要としない。よって、この取外し及び取付けに起因する弾性体の破損を有効に防止することができる。
更に、パティキュレートフィルタを排気管と同軸の軸心を有する円柱状に形成し、パティキュレートフィルタ前後の周囲に帯板を設け、その帯板を介して中間ブラケットの他端にパティキュレートフィルタを取付ければ、パティキュレートフィルタをシャシフレームに取付けた状態で、パティキュレートフィルタの軸方向の移動が可能になり、フィルタを排気管に接続する作業を比較的容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパティキュレートフィルタの取付状態を示す斜視図。
【図2】そのパティキュレートフィルタを下降させて取外した状態を示す図1に対応する斜視図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【符号の説明】
10 排気管
11 シャシフレーム
12 パティキュレートフィルタ
17,18 帯板
21 ボルト
22 取付ブラケット
23 環状ラバー(弾性体)
24 環状ラバー(弾性体)
26 中間ブラケット
26b 挿通孔
33 ナット
Claims (2)
- エンジンの排気管(10)に取外し可能に取付けられたパティキュレートフィルタ(12)をシャシフレーム(11)に取付けるパティキュレートフィルタの取付構造において、
前記シャシフレーム(11)に取付ブラケット(22)の一端が取付けられ、
前記取付ブラケット(22)の他端に弾性体(23,24)を介して中間ブラケット(26)の一端が取付けられ、
前記中間ブラケット(26)の他端に前記パティキュレートフィルタ(12)が取外し可能に取付けられた
ことを特徴とするパティキュレートフィルタの取付構造。 - パティキュレートフィルタ(12)が排気管(10)と同軸の軸心を有する円柱状に形成され、前記パティキュレートフィルタ(12)前後の周囲に帯板(17,18)が設けられ、前記帯板(17,18)を介して中間ブラケット(26)の他端に前記パティキュレートフィルタ(12)が取外し可能に取付けられた請求項1記載のパティキュレートフィルタの取付構造。
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