JP2004218080A - めっき方法 - Google Patents

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瑞樹 長井
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浩二 三島
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Abstract

【課題】 例え高アスペスト比な凹部であっても、この凹部内に欠陥のない健全な導電材料からなる埋込み配線を形成でき、更に、基板表面に微細穴と大穴が混在しても、めっき膜の平坦性を向上させて、その後のCMP加工をディッシングの発生を防止しつつ短時間で行うことができるようにする。
【解決手段】 カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に高抵抗構造体を配置し、前記カソード電極と前記アノード電極との間に一定電圧を印加しながら、前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たし、前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、めっき方法に係り、特に半導体ウエハ等の基板に形成された微細配線パターン(窪み)に銅(Cu)等の導電性金属を埋込んで配線を形成するのに使用されるめっき方法に関する。
近年、半導体基板上に配線回路を形成するための金属材料として、アルミニウムまたはアルミニウム合金に代えて、電気抵抗率が低くエレクトロマイグレーション耐性が高い銅(Cu)を用いる動きが顕著になっている。この種の銅配線は、基板の表面に設けた微細凹みの内部に銅を埋込むことによって一般に形成される。この銅配線を形成する方法としては、CVD、スパッタリング及びめっきといった手法があるが、いずれにしても、基板のほぼ全表面に銅を成膜し、化学的機械的研磨(CMP)により不要の銅を除去するようにしている。
図21(a)乃至21(c)は、半導体基板の表面に銅めっきを施して、銅からなる配線が形成された半導体装置を得るのに使用される配線形成方法の基本工程を示す。半導体基板Wには、図21(a)に示すように、半導体素子が形成された半導体基材1上の導電層1aの上にSiOからなる絶縁膜2が堆積され、リソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール3と配線用溝4とからなる微細凹部5が形成され、その上にTaN等からなるバリア層6が形成されている。
そして、図21(b)に示すように、半導体基板Wの表面に銅めっきを施すことによって、半導体基材1の凹部(ホール)5内に銅を充填するとともに、バリア層6上に銅膜7を堆積する。その後、化学機械研摩(CMP)により、絶縁膜2上の銅膜7及びバリア層6を除去して、コンタクトホール3および配線用溝4に充填した銅膜7の表面と絶縁膜2の表面とをほぼ同一平面にする。これにより、図21(c)に示すように銅膜7からなる埋込み配線を形成する。
ここに、半導体基板Wの表面に設けた微細凹部5の内部に、例えば電解めっき法で銅膜7を埋込む場合には、図22に示すように、銅めっきに先だって、半導体基板Wに形成したバリア層6の表面に、例えばスパッタリングやCVD等でシード層8を形成することが広く行われている。このシード層8の主たる目的は、シード層8の表面を電気的カソードとして液中金属イオンを還元し、金属固体として析出するために十分な電流を供給することにある。
ところで、シード層8は、一般にスパッタリングやCVD等で形成されるが、配線の高密度化に伴って埋込み配線が微細化し、コンタクトホールやビアホールのアスペクト比が高くなり、例えば直径が0.15μmでアスペスト比が6程度の凹部(ホール)5に、例えば銅からなるシード層8を形成すると、図22に示すように、シード層8の凹部5の側面における膜厚Bの基板Wの表面における膜厚Aに対する比:B/A(サイドカバレージ)が5〜10%程度になるばかりでなく、連続したシード層8の形成が困難となる。これは、例えばスパッタ銅原子が成膜の際に凝集することが一因であると考えられる。しかも、シード層8の表面における膜厚Aも、表面で80〜100nm以下、更には、40〜60nm以下と薄くなり、これに伴って、シード層8の凹部5の側面における膜厚Bも益々薄くなる傾向にある。
この状態で電解めっきを施して銅配線を形成すると、めっき液は、一般的に硫酸銅、硫酸、塩素及び数種の添加剤から構成されており、強酸性であることから、銅等からなるシード層8を溶解させてしまう性質をもっているため、図23に示すように、基板Wをめっき液に接触させ時にシード層8がめっき液によって溶解されて、微細な孔や溝の側壁部、特に孔底や溝底に近い部位ではシード層8の溶解によりシード層8が消失して導通が取れなくなり、この部分がボイドになってしまうという問題があった。
なお、サイドカバレージを確保する目的で、図22に示すシード層8の表面における膜厚Aを厚膜化すると、実質的アスペクト比を上げてしまい、埋め込み時にホール入口が閉塞されてホール内にボイドが発生し歩留まりが低下してしまう。
また、図24(a)に示すように、例えば、幅の狭い微細溝5aと幅の広い幅広溝5b等の大小の微細凹部が混在する基板Wの表面にバリア層6を形成し、図24(b)に示すように、このバリア層6の上にシード層8を形成した後、図24(c)に示すように、銅めっきを施して銅を埋込むと、めっき液や該めっき液に含有される添加剤の働きを最適化したとしても、微細溝5aの上ではめっきの成長が促進されて銅膜7が盛り上がる傾向があり、一方、幅広溝5bの内部ではレベリング性を高めためっきの成長を行うことができない。このため、結果として、銅の埋込みが不十分となってしまう。
これを防止するため、銅の埋込み厚さを厚くすると、基板Wの表面を平坦化させるCMP工程を考えた時、めっき膜厚を厚くして研磨量を多くすればする程、CMPの加工時間が延びてしまい、これをカバーするためにCMPレートを上げれば、CMP加工時に幅広溝5bでのディッシングが生じるといった問題があった。
つまり、これらを解決するには、めっき膜厚を極力薄くし、基板表面に微細溝と幅広溝が混在しても、めっき膜の盛り上がりや凹みを無くして、平坦性を上げる必要があるが、例えば電解硫酸銅浴でめっき処理を行った場合、めっき液や添加剤の作用だけで盛り上がりを減らすことと凹みを減らすことを両立することができないのが現状であった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたもので、例え高アスペスト比な凹部であっても、この凹部内に欠陥のない健全な導電材料からなる埋込み配線を形成でき、更に、基板表面に微細溝と幅広溝が混在しても、めっき膜の平坦性を向上させて、その後のCMP加工をディッシングの発生を防止しつつ短時間で行うことができるようにしためっき方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のめっき方法は、カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に高抵抗構造体を配置し、前記カソード電極と前記アノード電極との間に電圧を印加しながら、前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たし、前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させることを特徴とする。
これにより、めっきを行う際に基板の表面に供給されるめっき液でシード層が溶解することを防止し、この溶融することを防止したシード層の表面にめっき膜を成長させて銅等の埋込みを行うことができる。
本発明の好ましい一態様は、前記電圧は、基板の表面に対する平均陰極電流密度で1〜30mA/cmの電流を流すことができる電圧あることを特徴とする。
前記電圧を印加する時間は、前記カソード電極と前記アノード電極との間に電流が流れ出してから100〜2000msecであることが好ましい。
本発明の他のめっき方法は、カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に高抵抗構造体を配置し、前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たした後、前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を段階的に値を変えた一定値に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させることを特徴とする。
これにより、低電流による第1段のめっきでシード層を補強し、この上に第2段のめっきでめっき膜を成長させて銅等の埋込みを行うことで、例え高アスペスト比な凹部であっても、この凹部内に欠陥のない健全な銅等の導電材料からなる埋込み配線を形成することができる。
本発明の好ましい一態様は、前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流値を段階的に上昇させることを特徴とする。
本発明の好ましい一態様は、成膜の途中で、使用するめっき液が異なることを特徴とする。
本発明の好ましい一態様は、成膜の途中で、基板の表面を洗浄することを特徴とする。
本発明の更に他のめっき方法は、カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に高抵抗構造体を配置し、前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たした後、前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させ、前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流の向きを逆にしてめっき膜の表面をエッチング除去し、前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を更に成長させることを特徴とする。
これにより、めっき処理の合間にめっき膜の表面をエッチング除去して平坦化することで、めっき膜の平坦性を向上させることができる。
本発明の好ましい一態様は、前記めっき膜の表面のエッチング除去と、前記めっき膜の成長を繰り返すことを特徴とする。
本発明の更に他のめっき方法は、カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に電圧を印加しながら、前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たし、前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させることを特徴とする。
本発明によれば、例え高アスペスト比な凹部であっても、この凹部内に欠陥のない健全な導電材料からなる埋込み配線を形成でき、更に、基板表面に微細溝と幅広溝が混在しても、めっき膜の平坦性を向上させて、その後のCMP加工をディッシングの発生を防止しつつ短時間で行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。この実施の形態は、半導体基板の表面に設けた配線用の微細窪みに銅を埋込んで銅膜からなる配線を形成するようにした例を示す。
図1は、本発明のめっき方法に使用されるめっき装置を備えた基板処理装置の全体配置図を示す。図1に示すように、この基板処理装置には、同一設備内に位置して、内部に複数の基板Wを収納する2基のロード・アンロード部10と、めっき処理を行う2基のめっき装置12と、ロード・アンロード部10とめっき装置12との間で基板Wの受渡しを行う搬送ロボット14と、めっき液タンク16を有するめっき液供給設備18が備えられている。
前記めっき装置12には、図2に示すように、めっき処理及びその付帯処理を行う基板処理部20が備えられ、この基板処理部20に隣接して、めっき液を溜めるめっき液トレー22が配置されている。また、回転軸24を中心に揺動する揺動アーム26の先端に保持されて基板処理部20とめっき液トレー22との間を揺動する電極ヘッド28を有する電極アーム部30が備えられている。更に、基板処理部20の側方に位置して、プレコート・回収アーム32と、純水やイオン水等の薬液、更には気体等を基板に向けて噴射する固定ノズル34が配置されている。この例にあっては、3個の固定ノズル34が備えられ、その内の1個を純水の供給用に用いている。
基板処理部20には、図3に示すように、基板の表面(被めっき面)を上向きにして基板Wを保持する基板保持部36と、この基板保持部36の上方に該基板保持部36の周縁部を囲繞するように配置された電極部38が備えられている。更に、基板保持部36の周囲を囲繞して処理中に用いる各種薬液の飛散を防止する有底略円筒状のカップ40が、エアシリンダ(図示せず)を介して上下動自在に配置されている。
ここで、基板保持部36は、エアシリンダ44によって、下方の基板受渡し位置Aと、上方のめっき位置Bと、これらの中間の前処理・洗浄位置Cとの間を昇降し、図示しない回転モータ及びベルトを介して、任意の加速度及び速度で電極部38と一体に回転するように構成されている。この基板受渡し位置Aに対向して、めっき装置12のフレーム側面の搬送ロボット14側には、基板搬出入口(図示せず)が設けられ、また基板保持部36がめっき位置Bまで上昇した時に、基板保持部36で保持された基板Wの周縁部に下記の電極部38のシール材90とカソード電極88が当接するようになっている。一方、カップ40は、その上端が基板搬出入口の下方に位置し、図3に仮想線で示すように、上昇した時に基板搬出入口を塞いで電極部38の上方に達するようになっている。
めっき液トレー22は、めっき処理を実施していない時に、電極アーム部30の下記の高抵抗構造体110及びアノード電極98をめっき液で湿潤させるためのもので、この高抵抗構造体110が収容できる大きさに設定され、図示しないめっき液供給口とめっき液排水口を有している。また、フォトセンサがめっき液トレー22に取付けられており、めっき液トレー22内のめっき液の満水、即ちオーバーフローと排水の検出が可能になっている。
電極アーム部30は、下記のように、サーボモータからなる上下動モータ132とボールねじ134を介して上下動し、旋回モータを介して、めっき液トレー22と基板処理部20との間を旋回(揺動)するようになっているが、空気圧アクチュエータを使用しても良い。
プレコート・回収アーム32は、図4に示すように、上下方向に延びる支持軸58の上端に連結されて、ロータリアクチュエータ60を介して旋回(揺動)し、エアシリンダ(図示せず)を介して上下動するよう構成されている。このプレコート・回収アーム32には、その自由端側にプレコート液吐出用のプレコートノズル64が、基端側にめっき液回収用のめっき液回収ノズル66がそれぞれ保持されている。そして、プレコートノズル64は、例えばエアシリンダによって駆動するシリンジに接続されて、プレコート液がプレコートノズル64から間欠的に吐出され、また、めっき液回収ノズル66は、例えばシリンダポンプまたはアスピレータに接続されて、基板上のめっき液がめっき液回収ノズル66から吸引されるようになっている。
前記基板保持部36は、図5乃至図7に示すように、円板状の基板ステージ68を備え、この基板ステージ68の周縁部の円周方向に沿った6カ所に、上面に基板Wを水平に載置して保持する支持腕70が立設されている。この支持腕70の1つの上端には、基板Wの端面に当接して位置決めする位置決め板72が固着され、この位置決め板72を固着した支持腕70に対向する支持腕70の上端には、基板Wの端面に当接し回動して基板Wを位置決め板72側に押付ける押付け片74が回動自在に支承されている。また、他の4個の支持腕70の上端には、回動して基板Wをこの上方から下方に押付けるチャック爪76が回動自在に支承されている。
ここで、押付け片74及びチャック爪76の下端は、コイルばね78を介して下方に付勢した押圧棒80の上端に連結されて、この押圧棒80の下動に伴って押付け片74及びチャック爪76が内方に回動して閉じるようになっており、基板ステージ68の下方には、押圧棒80に下面に当接してこれを上方に押上げる支持板82が配置されている。
これにより、基板保持部36が図3に示す基板受渡し位置Aに位置する時、押圧棒80は支持板82に当接し上方に押上げられて、押付け片74及びチャック爪76が外方に回動して開き、基板ステージ68を上昇させると、押圧棒80がコイルばね78の弾性力で下降して、押付け片74及びチャック爪76が内方に回転して閉じるようになっている。
前記電極部38は、図8及び図9に示すように、支持板82(図7等参照)の周縁部に立設した支柱84の上端に固着した環状の枠体86と、この枠体86の下面に内方に突出させて取付けた、この例では6分割されたカソード電極88と、このカソード電極88の上方を覆うように枠体86の上面に取付けた環状のシール材90とを有している。シール材90は、その内周縁部が内方に向け下方に傾斜し、かつ徐々に薄肉となって、内周端部が下方に垂下するように構成されている。
これにより、図3に示すように、基板保持部36がめっき位置Bまで上昇した時に、この基板保持部36で保持した基板Wの周縁部にカソード電極88が押付けられて通電し、同時にシール材90の内周端部が基板Wの周縁部上面に圧接し、ここを水密的にシールして、基板の上面(被めっき面)に供給されためっき液が基板Wの端部から染み出すのを防止するとともに、めっき液がカソード電極88を汚染することを防止するようになっている。
なお、この例において、電極部38は、上下動不能で基板保持部36と一体に回転するようになっているが、上下動自在で、下降した時にシール材90が基板Wの被めっき面に圧接するように構成しても良い。
前記電極アーム部30の電極ヘッド28は、図10及び図11に示すように、揺動アーム26の自由端にボールベアリング92を介して連結したハウジング94と、このハウジング94の下端開口部を塞ぐように配置された高抵抗構造体110とを有している。すなわち、このハウジング94の下部には、内方に突出した内方突出部94aが、高抵抗構造体110の上部にはフランジ部110aがそれぞれ設けられ、このフランジ部110aを内方突出部94aに引っ掛け、更にスペーサ96を介装することで、ハウジング94に高抵抗構造体110が保持されている。これによって、ハウジング94の内部に中空のめっき液室100が区画形成されている。
この高抵抗構造体110は、アルミナ,SiC,ムライト,ジルコニア,チタニア,コージライト等の多孔質セラミックスまたはポリプロピレンやポリエチレンの焼結体等の硬質多孔質体、あるいはこれらの複合体、更には織布や不織布で構成される。例えば、アルミナ系セラミックスにあっては、ポア径30〜200μm、SiCにあっては、ポア径30μm以下、気孔率20〜95%、厚み1〜20mm、好ましくは5〜20mm、更に好ましくは8〜15mm程度のものが使用される。この例では、例えば気孔率30%、平均ポア径100μmでアルミナ製の多孔質セラミックス板から構成されている。そして、この内部にめっき液を含有させることで、つまり多孔質セラミックス板自体は絶縁体であるが、この内部にめっき液を複雑に入り込ませ、厚さ方向にかなり長い経路を辿らせることで、めっき液の電気伝導率より小さい電気伝導率を有するように構成されている。
このように高抵抗構造体110をめっき液室100内に配置し、この高抵抗構造体110によって大きな抵抗を発生させることで、シード層8(図22参照)の抵抗の影響を無視できる程度となし、基板Wの表面の電気抵抗による電流密度の面内差を小さくして、めっき膜の面内均一性を向上させることができる。
前記めっき液室100内には、アノード電極98が、この上方に配置しためっき液導入管104の下面に取付けられて配置されている。そして、このめっき液導入管104には、めっき液導入口104aが設けられ、このめっき液導入口104aにめっき液供給設備18(図1参照)から延びるめっき液供給管102が接続され、更に、ハウジング94の上面に設けられためっき液排出口94bにめっき液室100に連通するめっき液排出管106が接続されている。
めっき液導入管104は、被めっき面に均一にめっき液を供給できるように、マニホールド構造が採用されている。即ち、その長手方向に沿った所定の位置に、この内部に連通する多数の細管112を連結している。そして、アノード電極98及び高抵抗構造体110のこの細管112に対応する位置には細孔が設けられ、細管112は、これらの細孔内を下方に延びて、高抵抗構造体110の下面乃至該下面付近に達するように構成されている。
これにより、めっき液供給管102からめっき液導入管104に導入されためっき液は、細管112を通過して高抵抗構造体110の下方に達し、この高抵抗構造体110の内部を通過してめっき液室100内を満たしてアノード電極98をめっき液中に浸漬させ、めっき液排出管106を吸引することで、めっき液排出管106から排出されるようになっている。
ここで、アノード電極98は、スライムの生成を抑制するため、含有量が0.03〜0.05%のリンを含む銅(含リン銅)で構成されているが、不溶解のものを使用してもよい。
また、カソード電極88はめっき電源114の陽極に、アノード電極98はめっき電源114の陰極にそれぞれ電気的に接続されるのであるが、このめっき電源114は、流れる電流の向きを任意に変更できるようになっている。
更に、ボールベアリング92は、保持部124を介して揺動アーム26に吊下げ保持されている。また、揺動アーム26は、サーボモータからなる上下動モータ132とボールねじ134を介して上下動するように構成されている。この上下機構は空気圧アクチュエータであってもよい。
そして、電解めっきを行うときには、基板保持部36がめっき位置B(図3参照)にある時に、基板保持部36で保持した基板Wと高抵抗構造体110との隙間が、例えば0.1〜3mm程度となるまで電極ヘッド28を下降させ、この状態で、めっき液供給管102からめっき液(めっき液)を供給して、高抵抗構造体110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)からめっき液室100の内部をめっき液で満たす。これによって、基板Wの被めっき面にめっきを施す。
次に、前記のめっき装置を備えた基板処理装置の操作について、図12を更に参照して説明する。
先ず、ロード・アンロード部10からめっき処理前の基板Wを搬送ロボット14で取出し、表面(被めっき面)を上向きにした状態で、フレームの側面に設けられた基板搬出入口から一方のめっき装置12の内部に搬送する。この時、基板保持部36は、下方の基板受渡し位置Aにあり、搬送ロボット14は、そのハンドが基板ステージ68の真上に到達した後に、ハンドを下降させることで、基板Wを支持腕70上に載置する。そして、搬送ロボット14のハンドを、前記基板搬出入口を通って退去させる。
搬送ロボット14のハンドの退去が完了した後、カップ40を上昇させ、同時に基板受渡し位置Aにあった基板保持部36を前処理・洗浄位置Cに上昇させる。この時、この上昇に伴って、支持腕70上に載置された基板は、位置決め板72と押付け片74で位置決めされ、チャック爪76で確実に把持される。
一方、電極アーム部30の電極ヘッド28は、この時点ではめっき液トレー22上の通常位置にあって、高抵抗構造体110あるいはアノード電極98がめっき液トレー22内に位置しており、この状態でカップ40の上昇と同時に、めっき液トレー22及び電極ヘッド28にめっき液の供給を開始する。そして、基板のめっき工程に移るまで、新しいめっき液を供給し、併せてめっき液排出管106を通じた吸引を行って、高抵抗構造体110に含まれるめっき液の交換と泡抜きを行う。なお、カップ40の上昇が完了すると、フレーム側面の基板搬出入口はカップ40で塞がれて閉じ、フレーム内外の雰囲気が遮断状態となる。
カップ40が上昇するとプレコート処理に移る。即ち、基板Wを受取った基板保持部36を回転させ、待避位置にあったプレコート・回収アーム32を基板と対峙する位置へ移動させる。そして、基板保持部36の回転速度が設定値に到達したところで、プレコート・回収アーム32の先端に設けられたプレコートノズル64から、例えば界面活性剤からなるプレコート液を基板の被めっき面に間欠的に吐出する。この時、基板保持部36が回転しているため、プレコート液は基板Wの被めっき面の全面に行き渡る。次に、プレコート・回収アーム32を待避位置へ戻し、基板保持部36の回転速度を増して、遠心力により基板Wの被めっき面のプレコート液を振り切って乾燥させる。
プレコート完了後にめっき処理に移る。先ず、基板保持部36を、この回転を停止、若しくは回転速度をめっき時速度まで低下させた状態で、めっきを施すめっき位置Bまで上昇させる。すると、基板Wの周縁部は、カソード電極88に接触して通電可能な状態となり、同時に基板Wの周縁部上面にシール材90が圧接して、基板Wの周縁部が水密的にシールされる。
一方、搬入された基板Wのプレコート処理が完了したという信号に基づいて、電極アーム部30をめっき液トレー22上方から電解処理を施す位置の上方に電極ヘッド28が位置するように水平方向に旋回させ、この位置に到達した後に、電極ヘッド28を電極部38に向かって下降させる。この時、高抵抗構造体110を基板Wの被めっき面に接触することなく、0.1mm〜3mm程度に近接した位置とし、電極ヘッド28の下降が完了した時点で、めっき処理を開始する。
つまり、図12に示すように、めっき電源114の陰極をカソード電極88に、陽極をアノード電極98にそれぞれ接続し、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電圧を印加する定電圧制御を行いながら、めっき液供給管102からめっき液を電極ヘッド28の内部に供給して、高抵抗構造体110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)からめっき液室100の内部をめっき液で満たす(t〜t)。この時の電圧は、基板Wの表面に対する平均陰極電流密度で1mA/cm〜30mA/cmの電流を流すことができる電圧であることが好ましい。この電圧を印加する時間は、一般的には、カソード電極88とアノード電極98との間に電流が流れ出してから100〜2000msecで、好ましくは300〜1000msecある。
なお、この例では、カソード電極88とアノード電極98との間に電流が流れ出した時点を接液時としているが、例えば、カソード電極88とアノード電極98との間に微弱な直流または交流を流しておき、電圧の変化によって、接液時を判断するようにしてもよい。
このように、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電圧を印加する定電圧制御を行いながらめっき液を供給することで、図23に示すように、基板Wをめっき液に接触させ時にシード層8がめっき液によって溶解されて、微細な孔や溝の側壁部、特に孔底や溝底に近い部位ではシード層8の溶解によりシード層8が消失して導通が取れなくなくなるといった、従来の欠点を防止し、図22に示すように、凹部5の全面にシード層8が存在する状態で、めっき処理を開始することができる。
そして、液張りの終了後に、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電流を流す定電流制御を行いながら、基板の表面(シード層8)にめっき膜を成長させる。この時、初期の段階においては、例えば1〜10mA/cm、好ましくは3〜7mA/cm程度の低電流の一定電流iを流してめっき膜を徐々に成長させ(t〜t)、めっき膜の膜厚が、例えば0.05〜0.5μm、好ましくは0.1〜0.2μm程度の所定量に達した時に、例えば10〜40mA/cm、好ましくは25mA/cm程度の高電流の一定電流i(i>i)を流してめっき膜を急速に成長させて銅の埋込みを行う。この時、必要に応じて、基板保持部36を低速で回転させる。
これにより、前述のように、めっき液で溶解することを防止したシード層8を、低電流により第1段のめっきで補強し、この上に第2段のめっきでめっき膜を成長させて埋込みを行うことで、例え高アスペスト比な凹部であっても、この凹部内に欠陥のない健全な銅等の導電材料からなる埋込み配線を形成することができる。
そして、めっき処理が完了すると、電極アーム部30を上昇させ旋回させてめっき液トレー22上方へ戻し、通常位置へ下降させる。次に、プレコート・回収アーム32を待避位置から基板Wに対峙する位置へ移動させて下降させ、めっき液回収ノズル66から基板W上のめっき液の残液を回収する。この残液の回収が終了した後、プレコート・回収アーム32を待避位置へ戻し、基板のめっき面のリンスのために、純水用の固定ノズル34から基板Wの中央部に純水を吐出し、同時に基板保持部36をスピードを増して回転させて基板Wの表面のめっき液を純水に置換する。このように、基板Wのリンスを行うことで、基板保持部36をめっき位置Bから下降させる際に、めっき液が跳ねて、電極部38のカソード電極88が汚染されることが防止される。
リンス終了後に水洗工程に入る。即ち、基板保持部36をめっき位置Bから前処理・洗浄位置Cへ下降させ、純水用の固定ノズル34から純水を供給しつつ基板保持部36及び電極部38を回転させて水洗を実施する。この時、電極部38に直接供給した純水、または基板Wの面から飛散した純水によってシール材90及びカソード電極88も基板と同時に洗浄することができる。
水洗完了後にドライ工程に入る。即ち、固定ノズル34からの純水の供給を停止し、更に基板保持部36及び電極部38の回転スピードを増して、遠心力により基板表面の純水を振り切って乾燥させる。併せて、シール材90及びカソード電極88も乾燥される。ドライ工程が完了すると基板保持部36及び電極部38の回転を停止させ、基板保持部36を基板受渡し位置Aまで下降させる。すると、チャック爪76による基板Wの把持が解かれ、基板Wは、支持腕70の上面に載置された状態となる。これと同時に、カップ40も下降させる。
以上でめっき処理及びそれに付帯する前処理や洗浄・乾燥工程の全て工程を終了し、搬送ロボット14は、そのハンドを基板搬出入口から基板Wの下方に挿入し、そのまま上昇させることで、基板保持部36から処理後の基板Wを受取る。そして、搬送ロボット14は、この基板保持部36から受取った処理後の基板Wをロード・アンロード部10に戻す。
図13は、めっき装置の他の制御例を示す。この例は、めっき電源114の陰極をカソード電極88に、陽極をアノード電極98にそれぞれ接続し、カソード電極88とアノード電極98との間に電圧(例えば定電圧)を印加しながら、めっき液供給管102からめっき液を電極ヘッド28の内部に供給して、高抵抗構造体110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)からめっき液室100の内部をめっき液で満たす(t〜t)。
そして、液張りの終了後に、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電流を流す定電流制御を行いながら、基板Wの表面にめっき膜を成長させる。すなわち、初期の段階においては、例えば1〜10mA/cm、好ましくは3〜7mA/cm程度の低電流の一定電流iを流してめっき膜を徐々に成長させる(t〜t)。そして、めっき膜の膜厚が、例えば0.05〜0.5μm、好ましくは0.1〜0.2μm程度に達した時に、カソード電極88がアノード、アノード電極98がカソードとなるように電流(電圧)を切換えて、カソード電極88とアノード電極98との間に一定電流(−i)を流して、めっき膜の表面をエッチング除去して平坦化する(t〜t)。そして、カソード電極88がカソード、アノード電極98がアノードとなるように電流(電圧)を切換え、例えば、10〜40mA/cm、好ましくは25mA/cm程度の高電流の一定電流i(i>i)を流して、めっき膜を急速に成長させて銅の埋込みを行う。
このように、めっき処理の合間にめっき膜の表面をエッチング除去して平坦化することにより、めっき膜の平坦性を向上させることができる。つまり、前述のように、めっき液でシード層8が溶解することを防止したとしても、図17(a)に示すように、例えば、微細溝5aと幅広溝5b等の大小の微細凹部が混在する基板Wの表面にバリア層6を形成し、このバリア層6の上にシード層8を形成した後、銅めっきを施して、めっき膜を成長させて銅膜7を埋込むと、微細溝5aの上ではめっきの成長が促進されて銅膜7が盛り上がる傾向がある。そこで、図17(b)に破線で示すように、めっき膜の表面の生じる盛り上がり部7aをエッチング除去して平坦化した銅膜7bの上に、更にめっき膜を成長させて銅膜7cを形成することで、めっき膜(銅膜7)の平坦性を向上させることができる。
図14は、めっき装置の更に他の制御例を示す。この例は、めっき電源114の陰極をカソード電極88に、陽極をアノード電極98にそれぞれ接続し、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電圧を印加する定電圧制御を行いながら、めっき液供給管102からめっき液を電極ヘッド28の内部に供給して、高抵抗構造体110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)からめっき液室100の内部をめっき液で満たす(t〜t)。
そして、液張りの終了後に、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電流を流す定電流制御を行いながら、基板の表面(シード層8)にめっき膜を成長させる。この時、初期の段階においては、例えば1〜10mA/cm、好ましくは3〜7mA/cm程度で、前述の定電圧制御の際にカソード電極88とアノード電極98との間に流した電流よりも低い低電流の一定電流iを流してめっき膜を徐々に成長させ(t〜t)、めっき膜の膜厚が、例えば0.05〜0.5μm、好ましくは0.1〜0.2μm程度の所定量に達した時に、例えば10〜40mA/cm、好ましくは25mA/cm程度の高電流の一定電流i(i>i)してめっき膜を急速に成長させて銅の埋込みを行う。この時、必要に応じて、基板保持部36を低速で回転させる。
図15は、めっき装置の更に他の制御例を示す。この例は、めっき電源114の陰極をカソード電極88に、陽極をアノード電極98にそれぞれ接続し、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電圧を印加する定電圧制御を行いながら、めっき液供給管102からめっき液を電極ヘッド28の内部に供給して、高抵抗構造体110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)からめっき液室100の内部をめっき液で満たす(t〜t11)。
そして、液張りの終了後に、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電流を流す定電流制御を行いながら、基板の表面(シード層8)にめっき膜を成長させる。この時、初期の段階においては、例えば1〜10mA/cm、好ましくは3〜7mA/cm程度で、前述の定電圧制御の際にカソード電極88とアノード電極98との間に流した電流よりも高い低電流の一定電流iを流してめっき膜を徐々に成長させ(t11〜t12)、めっき膜の膜厚が、例えば0.05〜0.5μm、好ましくは0.1〜0.2μm程度の所定量に達した時に、例えば10〜40mA/cm、好ましくは25mA/cm程度の高電流の一定電流i(i>i)を流しめっき膜を急速に成長させて銅の埋込みを行う。この時、必要に応じて、基板保持部36を低速で回転させる。
図16は、めっき装置の更に他の制御例を示す。この例は、異なる組成のめっき液を使用して銅の埋込みを行うようにしたもので、めっき電源114の陰極をカソード電極88に、陽極をアノード電極98にそれぞれ接続し、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電圧を印加する定電圧制御を行いながら、めっき液供給管102からめっき液を電極ヘッド28の内部に供給して、高抵抗構造体110にめっき液を含ませながら、基板Wの上面(被めっき面)からめっき液室100の内部をめっき液で満たす(t〜t14)。
そして、液張りの終了後に、カソード電極88とアノード電極98との間に一定の電流を流す定電流制御を行いながら、基板の表面(シード層8)にめっき膜を成長させる。この時、初期の段階においては、例えば3〜7mA/cm程度で、前述の定電圧制御の際にカソード電極88とアノード電極98との間に低電流の一定電流i10を流してめっき膜を徐々に成長させ(t14〜t15)。
この時、めっき液として、微細パターンを埋めるのに適しためっき液を使用する。この組成は、例えば以下の通りである。
CuSO・5HO 200g/l
SO 50g/l
HCl 60mg/l
有機添加物 5ml/l
そして、めっき膜の膜厚が、例えば0.05〜0.5μm、好ましくは0.1〜0.2μm程度の所定量に達した時にめっきを一旦停止し、前述と同様にして、めっき液を除去し、めっき膜の表面を純水等により洗浄する。
次に、カソード電極88とアノード電極98との間に、例えば20〜40mA/cm、好ましくは25mA/cm程度の高電流の一定電流i11(i11>i10)を流して、めっき膜を急速に成長させて銅の埋込みを行う。この時、めっき液として、広いパターンを埋めるのに適しためっき液、例えば、硫酸銅100〜300g/l、硫酸10〜100g/lの組成、例えば下記の組成のものが使用される。
CuSO・5HO 200g/l
SO 50g/l
HCl 100mg/l
有機添加物 5ml/l
図18は、このめっき方法に適用される他のめっき装置を示す。このめっき装置は、上方に開口し内部にめっき液600を保持する円筒状のめっき槽602と、表面を下向きにして半導体ウエハ等の基板Wを着脱自在に保持して該基板Wを前記めっき槽602の上端開口部を塞ぐ位置に配置する回転自在な基板保持部604とを有している。めっき槽602の内部には、めっき液600中に浸積されて陽極電極となる平板状のアノード電極606が水平に配置され、前記基板Wのシード層が陰極電極となるようになっている。このアノード電極606は、例えば銅の板あるいは、銅の球の集合体よりなる。
めっき槽602の底部中央には、内部にポンプ608を設置しためっき液供給管610が接続され、めっき槽602の外側には、めっき液受け612が配置されている。更に、このめっき液受け612内に流入しためっき液は、めっき液戻り管614からポンプ608に戻されるようになっている。
これにより、めっき槽602の上部に基板Wを基板保持部604で下向きに保持して配置して回転させ、アノード電極606と基板Wのシード層(カソード電極)の間に所定の電圧を印加しつつ、ポンプ608を駆動してめっき液600をめっき槽602内に導入することで、アノード電極606と基板Wのシード層の間にめっき電流を流して、基板Wの下面に銅めっき膜を形成するようにしている。この時、めっき槽602をオーバーフローしためっき液600は、めっき液受け612で回収されて循環する。
めっき槽602内のめっき液600に浸漬されたアノード電極606と基板保持部604で保持されてめっき槽602の上部に配置される基板Wとの間に、平板状の絶縁体632が基板Wとの間に配置され、この絶縁体632の任意の位置には、任意の大きさ(内径)の貫通孔632bが複数個設けられ、この貫通孔632bの内部のみをめっき電流が流れるようにしていて、基板の任意に位置における銅めっき膜の膜厚がより厚くなるようにしたものである。
このような構成のめっき装置にあっても、前述と同様な制御を行うことで、例え高アスペスト比な凹部であっても、この凹部内に欠陥のない健全な導電材料からなる埋込み配線を形成でき、更に、基板表面に微細溝と幅広溝が混在しても、めっき膜の平坦性を向上させて、その後のCMP加工をディッシングの発生を防止しつつ短時間で行うことができる。
図19は、本発明の実施の形態のめっき方法を行うめっき装置を備えた基板処理装置の他の例の全体配置図を示す。この配線形成装置は、メインフレーム200内への基板の搬入及び搬出を行う2基のロード・アンロード部202を備えている。メインフレーム200の内部には、基板の表面に形成しためっき膜に熱処理(アニール)を行う熱処理装置204、基板の周縁部に成膜乃至付着しためっき膜を除去するベベルエッチング装置206、基板の表面を薬液や純水等の洗浄液で洗浄しスピン乾燥させる2基の洗浄・乾燥装置208、基板を仮置きする基板ステージ210及び2基のめっき装置212が配置されている。また、メインフレーム200の内部には、ロード・アンロード部202と基板ステージ210との間で基板の受渡しを行う走行自在な第1搬送ロボット214と、基板ステージ210、熱処理装置204、ベベルエッチング装置206、洗浄・乾燥装置208及びめっき装置212の間で基板の受渡しを行う走行自在な第2搬送ロボット216が備えられている。この例では、めっき装置212として、図1乃至図11に示すめっき装置12とほぼ同じ構成のものを使用している。
ここで、メインフレーム200には遮光処理が施され、これによって、このメインフレーム200内での以下の各工程を遮光状態で、つまり、配線に照明光等の光が当たることなく行えるようになっている。このように、配線に光を当たることを防止することで、例えば銅からなる配線に光が当たって光電位差が生じ、この光電位差によって配線が腐食してしまうことを防止することができる。
更に、メインフレーム200の側方に位置して、めっき液タンク220とめっき液分析装置222を有し、めっき装置212で使用するめっき液の成分を分析し管理して、所定の組成のめっき液をめっき装置212に供給するめっき液管理装置224が付設されている。めっき液分析装置222は、例えばサイクリックボルタンメトリ(CVS)や液クロマトグラフィ等により有機物を分析する有機物分析部と、中和滴定、酸化還元滴定、ポーラログラフィまたは電気滴定等により無機物を分析する無機物分析部を有している。そして、めっき液分析装置222の分析結果をフィードバックして、めっき液タンク220内のめっき液の成分を調整するようになっている。めっき液管理装置224をメインフレーム200内に内蔵するようにしてもよい。
次に、この基板処置装置で銅配線を形成する例を、図20を更に参照して説明する。
先ず、表面に給電層としてのシード層8(図17(b)参照)を形成した基板を用意し、この基板を収納した基板カセットをロード・アンロード部202に搭載する。そして、ロード・アンロード部202に搭載した基板カセットから1枚の基板を第1搬送ロボット214で取出してメインフレーム200内に搬入し、基板ステージ210に搬送して載置保持する。第2搬送ロボット216は、基板ステージ210に載置保持された基板を、いずれかのめっき装置212に搬送する。
めっき装置212では、前述と同様に、先ず、基板の表面(被めっき面)にプレコート等のめっき前処理を行う。そして、例えば図13に示すような制御を行って、つまり基板Wの表面に銅めっき膜を成長させ、しかる後、銅めっき膜の表面をエッチング除去して平坦化し、更に、銅めっき膜を急速に成長させて銅の埋込みを行う。この時、めっき液タンク220内のめっき液の組成をめっき液分析装置222で分析し、不足する成分をめっき液タンク220内のめっき液に補給することで、めっき液タンク220から一定の組成のめっき液をめっき装置212に供給する。そして、めっき終了後、前述と同様に、基板上に残っためっき液を回収し、基板のめっき面をリンスした後、基板の表面を純水等で洗浄(水洗)し、この洗浄後の基板を第2搬送ロボット216でベベルエッチング装置206に搬送する。
ベベルエッチング装置206では、例えば基板を水平に保持し回転させた状態で、基板の表面側の中央部に酸溶液を連続的に、周縁部に酸化剤溶液を連続的または間欠的に供給する。この酸溶液としては非酸化性の酸であればよく、例えばフッ酸、塩酸、硫酸、クエン酸、蓚酸等を用いる。この酸化剤溶液としては、オゾン水、過酸化水素水、硝酸水、次亜塩素酸ナトリウム水等のいずれかを用いるか、またはそれらの組み合わせを用いる。これにより、基板Wの周縁部(ベベル部)に成膜乃至付着した銅等を酸化剤溶液で急速に酸化させ、同時に基板の中部部から供給されて基板の表面全面に拡がる酸溶液によってエッチングして溶解除去する。
この時、基板の裏面中央部に酸化剤溶液とシリコン酸化膜エッチング剤とを同時または交互に供給し、これにより基板Wの裏面側に金属状で付着している銅等を基板のシリコンごと酸化剤溶液で酸化しシリコン酸化膜エッチング剤でエッチングして除去するようにしてもよい。
このベベルエッチング後の基板を、第2搬送ロボット216でいずれかの洗浄・乾燥装置208へ搬送して、基板の表面の薬液や純水等の洗浄水による洗浄を行ってスピン乾燥させる。そして、この乾燥後の基板を、第2搬送ロボット216で熱処理装置204に搬送する。
この熱処理装置204では、基板Wの表面に形成した銅膜7(図21(B)参照)の熱処理(アニール)を行い、これによって、配線を形成する銅膜7を結晶化させる。この熱処理(アニール)は、基板を、例えば400℃となるように加熱し、例えば数十秒〜60秒程度、加熱を継続して終了する。同時に、必要に応じて、熱処理装置204の内部に酸化防止用のガスを導入し、このガスを基板の表面に沿って流すことで、膜7の表面の酸化を防止する。基板の加熱温度は、一般的には、100〜600℃、好ましくは300〜400℃である。
この熱処理を行った基板Wを、第2搬送ロボット216で基板ステージ210に搬送して保持し、この基板ステージ210で保持した基板を第1搬送ロボット214でロード・アンロード部202のカセットに戻す。
しかる後、絶縁膜2上に形成された余分な金属並びにバリア層を化学機械的研磨(CMP)などの方法によって除去し平坦化することにより、図21(c)に示すように、銅膜7からなる配線を形成する。
なお、上記の例では、配線金属として、銅を使用した例を示しているが、銅の他に、銅合金を使用してもよい。
次に、本発明に係るめっき方法を用いて基板の表面に銅めっきを施したときの実施例について説明する。
以下に示す実施例では、銅めっきを施す基板として、孔径0.15〜0.50μm及び深さ0.8μmの孔を有するシリコンウエハ(直径200mm)と、幅0.12〜1.0μmの溝を有するシリコンウエハ(直径200mm)の2種類の基板を使用した。これらの基板の表面にPVD法によりシード層を成膜して導電化した後、硫酸銅めっき液を使用して銅めっきを施した。
(実施例1)
この実施例で使用した硫酸銅めっき液の組成は次の通りである。
硫酸銅5水和物: 200g/L
硫酸 : 50g/L
塩素 : 60mg/L
添加剤 : 適量
なお、上記添加剤としてはエバトロンフィル(荏原ユージライト株式会社製)を使用した。
上述した基板を上記硫酸銅めっき液で電解めっきを行う際の電解条件として、予め基板に0.4Vの電圧(基板がめっき液に接触した時に流れる電流密度は7mA/cm)を印加し、ついで基板とアノード電極との間にめっき液を注入した。この状態で、500msecの間定電圧を印加し続けた後、瞬時に定電流に切換えて7mA/cmで30sec間定電流を流して銅を成膜し、さらに25mA/cmで50sec間定電流を流して銅を成膜し、基板の平坦部で約500nmの銅膜を析出させた。
(実施例2)
実施例1と同様の基板とめっき液を用い、電解めっきを行う際の電解条件として、予め基板に1.0Vの電圧(基板がめっき液に接触した時に流れる電流密度は20mA/cm)を印加し、ついで基板とアノード電極との間にめっき液を注入した。この状態で、300msecの間定電圧を印加し続けた後、瞬時に定電流に切換えて10mA/cmで30sec間定電流を流して銅を成膜し、さらに20mA/cmで53sec間定電流を流して銅を成膜し、基板の平坦部で約500nmの銅膜を析出させた。
(実施例3)
実施例1と同様の基板とめっき液を用い、電解めっきを行う際の電解条件として、予め基板に0.7Vの電圧(基板がめっき液に接触した時に流れる電流密度は15mA/cm)を印加し、ついで基板とアノード電極との間にめっき液を注入した。この状態で、500msecの間定電圧を印加し続けた後、瞬時に定電流に切換えて7mA/cmで40sec間定電流を流して銅を成膜し、次に逆電解を20mA/cmで4sec間行い、さらに25mA/cmの定電流で52sec間成膜し、基板の平坦部で約500nmの銅膜を析出させた。
(比較例1)
実施例1と同様の基板とめっき液を用い、電解めっきを行う際の電解条件として、予め基板に電圧を印加せずに、基板とアノード電極との間にめっき液を注入した。そして、500msec後に定電流を7mA/cmで30sec間流して銅を成膜し、さらに25mA/cmで50sec間定電流を流して銅を成膜し、基板の平坦部で約500nmの銅膜を析出させた。
上述した実施例1乃至3、および比較例1により銅が成膜された基板の孔部分または溝部分をFIB(集束イオンビーム)により切断し、切断した断面をSEM(走査型電子顕微鏡)で観察した。その結果、実施例1乃至3では、微細孔を有する基板及び微細溝を有する基板のいずれにもボイドの発生は見られなかった。これに対し、比較例1では微細孔および微細溝の底部分でボイドが多く観察された。
本発明の実施の形態のめっき方法を行うめっき装置を備えた基板処理装置の全体を示す平面図である。 図1に示すめっき装置を示す平面図である。 図1に示すめっき装置の基板保持部及び電極部の拡大断面図である。 図1に示すめっき装置のプレコート・回収アームを示す正面図である。 図1に示すめっき装置の基板保持部の平面図である。 図5のB−B線断面図である。 図5のC−C線断面図である。 図1に示すめっき装置の電極部の平面図である。 図8のD−D線断面図である。 図1に示すめっき装置の電極アーム部の平面図である。 図1に示すめっき装置の電極ヘッド及び基板保持部を概略的に示す電解めっき時における断面図である。 図1に示すめっき装置の制御例(めっき方法)における電流と時間との関係を示す図である。 図1に示すめっき装置の他の制御例(めっき方法)における電流と時間との関係を示す図である。 図1に示すめっき装置の更に他の制御例(めっき方法)における電流と時間との関係を示す図である。 図1に示すめっき装置の更に他の制御例(めっき方法)における電流と時間との関係を示す図である。 図1に示すめっき装置の更に他の制御例(めっき方法)における電流と時間との関係を示す図である。 めっき処理の中間に電流の向きを逆にしてめっき膜のエッチングを行った時の状態を工程順に示す図である。 めっき装置の他の例を示す概要図である。 本発明のめっき方法に使用されるめっき装置を備えた基板処理装置の他の例を示す平面図である。 図19に示す基板処理装置で基板処理を行うときのブロック図である。 めっき処理によって銅配線を形成する例を工程順に示す図である。 高アスペスト比の凹部(ホール)の表面にシード層を形成した時の状態を示す断面図である。 図22に示すシード層にめっき液を接触させた時の問題点の説明に付する図である。 従来の基板に銅めっきを行って埋込み配線を形成するときの問題点の説明に付する断面図である。
符号の説明
7 銅(銅膜)
12 めっき装置
20 基板処理部
26 揺動アーム
28 電極ヘッド
30 電極アーム部
36 基板保持部
38 電極部
68 基板ステージ
70 支持腕
88 カソード電極
94 ハウジング
98 アノード電極
110 高抵抗構造体
114 電源
604 基板保持部
606 アノード電極
632 絶縁体(高抵抗構造体)

Claims (12)

  1. カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に高抵抗構造体を配置し、
    前記カソード電極と前記アノード電極との間に電圧を印加しながら、前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たし、
    前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させることを特徴とするめっき方法。
  2. 前記電圧は、基板の表面に対する平均陰極電流密度で、1〜30mA/cmでの電流を流すことができる電圧であることを特徴とする請求項1記載のめっき方法。
  3. 前記電圧を印加する時間は、前記カソード電極と前記アノード電極との間に電流が流れ出してから100〜2000msecであることを特徴とする請求項1または2記載のめっき方法。
  4. カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に高抵抗構造体を配置し、
    前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たした後、
    前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を段階的に値を変えた一定値に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させることを特徴とするめっき方法。
  5. 前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流値を段階的に上昇させることを特徴とする請求項4記載のめっき方法。
  6. 成膜の途中で、使用するめっき液が異なることを特徴とする請求項4または5記載のめっき方法。
  7. 成膜の途中で、基板の表面を洗浄することを特徴とする請求項6記載のめっき方法。
  8. カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に高抵抗構造体を配置し、
    前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たした後、
    前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させ、
    前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流の向きを逆にしてめっき膜の表面をエッチング除去し、
    前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を更に成長させることを特徴とするめっき方法。
  9. 前記めっき膜の表面のエッチング除去と、前記めっき膜の成長を繰り返すことを特徴とする請求項8記載のめっき方法。
  10. カソード電極に接続される基板の表面とアノード電極との間に電圧を印加しながら、前記基板と前記アノード電極との間をめっき液で満たし、
    前記カソード電極と前記アノード電極との間を流れる電流を一定に制御しながら前記基板の表面にめっき膜を成長させることを特徴とするめっき方法。
  11. 前記電圧は、基板の表面に対する平均陰極電流密度で、1〜30mA/cmでの電流を流すことができる電圧であることを特徴とする請求項10記載のめっき方法。
  12. 前記電圧を印加する時間は、前記カソード電極と前記アノード電極との間に電流が流れ出してから100〜2000msecであることを特徴とする請求項10または11記載のめっき方法。
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