JP2004217286A - 吸油機能を有する耐油性紙容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】紙基材10の外面に、耐油コート層12とクレイコート層14が順に施されている耐油コート紙2を用い、該耐油コート紙2の内面を内側にして製函してなる吸油機能を有する耐油性紙容器としたもので、この耐油コート層12には、ポリビニルアルコールもしくアクリル樹脂、メラミン樹脂等が使用されるものである。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油分の多い食品類を直接収納して持ち運ぶための耐油性を有する紙容器に関するものであり、特に余剰の油分や水滴を吸収して、食品類への再付着を防止する吸油機能を有する耐油性紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、顧客が購入したコロッケやテンプラ、各種フライ等油分の多い食品類を直接入れ、手に下げて持ち帰るための紙容器(以下テイクアウトカートンという)が知られ、この余分な油分が表面(印刷面)に浸み出て油染みとならないようにするため、内面に耐油剤等をコートしたものがある。
【0003】
上記耐油剤として、例えばフッ素系の耐油剤を用いたテイクアウトカートン(紙容器)がある。しかし、このフッ素系の耐油剤は、120℃以上の加熱(廃棄物としての焼却処理も含む)によりフッ素系炭化水素が発生する。このフッ素系炭化水素は、難分解性物質に指定されていて自然界では分解されにくく、自然界や人体に蓄積しやすいという環境上等の問題点があった。
【0004】
また、例えば食品類が直接触れる内面にアクリル樹脂やポリビニルアルコール等の耐油コート剤の塗布でなるテイクアウトカートン(紙容器)がある。しかし、このテイクアウトカートンでは、内面に塗布された塗膜のみで耐油性を付与しているので、例えば僅かでもこの塗膜にピンホール等があると、この部分から油分がしみ込み、表面(印刷面)に浸み出て油染みとなるという問題点があり、かつこの耐油性の塗膜により食品類から出た余分な油分がこの塗膜面に溜まり再度揚げ物等食品類に付着したり、あるいは調理したての揚げ物等から発散する水蒸気が内部に溜まって水滴となり、再度揚げ物等に吸水されてさくさくした感じ(クリスピー感)を含む味覚を著しく損なうという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、油分の多い食品類を直接収納する紙容器において、環境上等の問題がなく、その油分が表面に浸み出て油染みとならず、かつ余分な油分や水滴が食品類に再付着して食品のさくさくした感じ(クリスピー感)を含む味覚を損なわない吸油機能を有する耐油性紙容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、紙基材の外面に、耐油コート層とクレイコート層が順に施されている耐油コート紙を用い、該耐油コート紙の内面を内側にして製函してなることを特徴とする吸油機能を有する耐油性紙容器としたものである。
【0007】
上記請求項1の発明によれば、紙容器の内面が紙基材そのものでなるので、内容物である油分の多い食品類の余分な油分や揚げたての食品類等から出る水滴が吸収され、紙容器の外面に設けられた耐油コート層で油分の外面に浸み出て油染みとなるのを防止するとともに、食品類のクリスピー感を含む味覚を損なうことがなく、かつこの耐油コート層の上に設けられた白色で隠蔽性のあるクレイコート層によって、表面への印刷適性を向上せしめるとともに、紙基材を通過してきた油染みを隠蔽して、油染みによる見栄えの悪さを無くす吸油機能を有する耐油性紙容器を提供できる。また、例え耐油コート層に若干のピンホールがあったとしても、油分が紙基材に吸収されるので、油染みとなることがないという効果も付与される。さらに、従来の耐油性紙容器と異なり、食品類が耐油コート層に直接触れないので人体等への影響がなく安全性のある耐油性紙容器とすることができる。
【0008】
また、請求項2の発明では、上記耐油コート層は、熱可塑性のポリビニルアルコール、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、澱粉もしくは熱硬化性のアクリル樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、ポリフェノール樹脂のいずれか、または前記樹脂の2種以上の混合でなることを特徴とする請求項1記載の吸油機能を有する耐油紙容器としたものである。
【0009】
上記請求項2の発明によれば、上記耐油コート層は、耐油性に優れる熱可塑性のポリビニルアルコール、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、澱粉もしくは熱硬化性のアクリル樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、ポリフェノール樹脂のいずれか、または前記樹脂の2種以上の混合でなるものとすることによって、紙基材を通過してきた油分をシャットアウトするとともに、紙基材の外面の凹凸と通気孔を埋める目止めを行い、この上に施すクレイコート層に平滑性を与え、この塗布効率を向上させることができる。さらに従来のフッ素系樹脂と異なり、廃棄物の焼却等で難分解物質の発生がないので、環境に配慮された吸油機能を有する耐油性紙容器とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を説明する。
【0011】
図1は、本発明の吸油機能を有する耐油性紙容器の一事例を構成する耐油コート紙の側断面図である。
【0012】
本発明の吸油機能を有する耐油性紙容器は、例えば図1に示すように、紙基材(10)の片面に、耐油コート層(12)が施され、この耐油コート層(12)の上にクレイコート層(14)が順に施された耐油コート紙(2)を用い、この耐油コート紙(2)の耐油コート層(12)面と反対側の面を内側にして製函し、例えば表面のクレイコート層(14)上に絵柄や文字等の印刷層(16)が施された吸油機能を有する耐油性紙容器の一事例である把手付の耐油性のテイクアウトカートンとするものである。
【0013】
上記テイクアウトカートンは、顧客が購入したコロッケやテンプラ等油分の多い食品類を直接入れ、持ち帰るための紙容器で、内容物から出る余分な油分が表面に浸み出るのを防止して油染みとならないようにした耐油性を有する紙容器の一事例である。
【0014】
上記請求項1に係る発明では、図2に示すように、紙基材(10)の外面に耐油コート層(12)、クレイコート層(14)が順に施された耐油コート紙(2)を用い、紙基材の内面を内側にして製函された紙容器であるので、直接入れられる油分の多い食品類の油分が紙基材(10)の内面、すなわち耐油コート層(12)等が施されている面と反対面に吸収され、この紙基材(10)を通過した油分が耐油コート層(12)でシャットアウト(阻止)され、表面のクレイコート層(14)や印刷層(16)に出てこないようにしたものである。かつこのクレイコート層(14)は白色で隠蔽性があるので、紙基材(10)の外面に浸み出てきても油染みが見えないので、表面の印刷層(16)は見栄えのするものとすることができる。
【0015】
さらに紙基材(10)の内面に食品類の余分な油分が吸収され、また揚げたての食品類等から発散する水蒸気もこの紙基材(10)に吸収されるので、この食品がさくさくした感じ(クリスピー感)のあるものとすることができる。
【0016】
また、上記請求項2に係る発明では、図2に示す耐油コート層(12)として、その一つに熱可塑性樹脂であるポリビニルアルコール(PVA)を用いたものである。このポリビニルアルコールは、極度に耐油性に優れている(JIS−Z−1515・6.8に準拠した油脂透過度(hr)は無限大である)ので、紙基材(10)内面に浸み込み、紙基材(10)外面に浸み出した油分が確実にシャットアウトされ、かつこのポリビニルアルコールの耐油コート層(12)は、紙基材(10)の凹凸を埋める、いわゆる目止めコート剤としての役割をし、この上に塗布するクレイコート層(14)を平滑にかつ均一にすることができる。
【0017】
上記ポリビニルアルコールでなる塗布液は、例えばPVA粉末を水を主剤とした溶剤に溶解させ、例えばエアナイフコート、ロールコートあるいはグラビアコート法等で、塗布量0.5〜20g/m2 (dry)の範囲の塗布膜とする。またある程度の厚さのある塗布膜とするには、例えばwetで10g/m2 程度を2回塗布して得ることもできる。
この塗布量が0.5g/m2 (dry)に満たないとピンホール等が多くなって油分が浸み出て上層であるクレイコート層(14)を油染みとする危惧があり、20g/m2 (dry)を越えると資材が無駄になることに加え、この耐油コート層(12)やクレイコート層(14)の平滑性を欠くようになるので好ましくない。
【0018】
また、上記請求項2に係る発明の他の耐油コート層(12)として、熱硬化性のアクリル樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、ポリフェノール樹脂のいずれか、または前記熱硬化性の樹脂の2種以上の混合でなるものを用いたものが挙げられ、これら熱硬化性の樹脂は、耐油性に優れているので、紙基材(10)内面に浸み込み、紙基材(10)外面に浸み出した油分が確実にシャットアウトされ、かつこれら熱硬化性の樹脂の耐油コート層(12)は、紙基材(10)の凹凸や気孔を埋める、いわゆる目止めコート剤としての役割をし、この上に塗布するクレイコート層(14)を平滑にかつ均一にすることができる。
【0019】
上記アクリル樹脂等熱硬化性の樹脂でなる塗布液は、上記熱硬化性樹脂をキシレン、トルエンを主剤とした溶剤に溶解させ、グラビアコート方式あるいはロールコート方式で塗布量0.5〜30g/m2 (dry)の範囲で塗布されて耐油コート層(12)とすることができる。
この塗布量が0.5g/m2 (dry)に満たないとピンホール等が多くなって油分が浸み出て上層であるクレイコート層(14)を油染みとする危惧があり、30g/m2 (dry)を越えると資材が無駄になることに加え、この耐油コート層(12)やクレイコート層(14)の平滑性を欠くようになるので好ましくない。
【0020】
上記本発明の吸油機能を有する耐油性紙容器を構成する耐油コート紙(2)のクレイコート層(14)として、一般塗工紙に使用されるもので、インキ受理性のよい塗料(コーティングカラー)が使用される。
この塗料は、顔料と接着剤および補助薬品で構成されていて、その顔料としては、白色度が高く、隠蔽力があるものが望ましく、具体的には白土(カオリナイト系クレー)を用いるが、その他に炭酸カルシウム、二酸化チタン、水酸化アルミニウム、サチンホワイト(水酸化カルシウムと硫酸アルミニウムの反応生成物で乾燥してないもの)がある。また接着剤としては、酸化デンプンとスチレンブタジエンラテックスが多く用いられる。その他補助薬品としては分散剤、耐水化剤、潤滑剤等が挙げられる。
【0021】
上記塗料による塗工には、ブレードコート、エアナイフコートなどがあり、多量の塗布量を必要な場合には二重塗工とすることが多い。この塗布量は、3〜30g/m2 (dry)の範囲が好ましく、3g/m2 (dry)に満たないと隠蔽性が低下し、紙基材(10)から浸み出た油染みが透けて見え、逆に30g/m2 (dry)を越えるとインキ密着性が低下し印刷適性に欠け、表面強度が低下することになるので好ましくない。
【0022】
さらにまた、本発明の吸油機能を有する耐油性紙容器を構成する紙基材(10)としては、吸油機能を必要とすることから坪量100g/m2 以上で、300g/m2 程度の非塗工マニラボールあるいは白ボールなどの板紙が好適なものとして挙げられるが、特にこれに限定するものではなく、内容物等によって他の板紙も選定することができる。
【0023】
【実施例】
次に実施例により、本発明を具体的に説明する。
〈実施例1〉
坪量310g/m2 の6度漉き非塗工マニラボール(アイボリー)の片面にアクリル樹脂をトルエン50、酢酸ブチル40、セロソルブアセテート10の溶剤に溶解した50%溶液を用い、ロールコート方式で塗布量5g/m2 (dry)の耐油コート層を形成した。このコート面のTAPPI実用試験法UM557(1988)に記載されているキット試験による耐油度は、Kit値で「8」であった。
【0024】
さらにこの耐油コート層面に白土と酸化デンプンでなる塗料(コーティングカラー)を用い、ロールコート方式で塗布量12g/m2 (dry)のクレイコート層を施して耐油コート紙を得た。
【0025】
この耐油コート紙のクレイコート層面にオフセット印刷で印刷層を施し、これを打ち抜き、印刷層と反対面を内側にして製函して、テイクアウトカートンを得た。
【0026】
〈実施例2〉
濃度7%のポリビニルアルコール(完全鹸化型)をエアナイフコート方式により10g/m2 (wet)で2回塗布して耐油コート層とし、そのコート面の耐油度は、Kit値で「12」とした以外は、実施例1と同様にしてテイクアウトカートンを得た。
【0027】
〈比較例1〉
クレイコート層を紙基材としてのアイボリーの耐油コート層面と反対面に施し、この耐油コート層面を内側にして製函した以外は、実施例1と同様にしてテイクアウトカートンを得た。
【0028】
〈比較例2〉
耐油コート層をアクリル樹脂に代え、フッ素系樹脂とした以外は、比較例1と同様にしてテイクアウトカートンを得た。
【0029】
上記実施例1、2および比較例1、2で得られたテイクアウトカートンに油分の多い揚げたてのテンプラを直接入れ、その外観等を視覚により判定し、かつ内容物の試食の結果等を表1に示した。
【0030】
【表1】
【0031】
上記表1より、実施例1、2のテイクアウトカートンでは、吸油性と吸湿性に優れ、その結果内容物であるテンプラの試食ではクリスピー感の優れたものであった。また表面への油染みは全く視認されないものであった。これに対し比較例1のテイクアウトカートンでは、吸油性および吸湿性に欠け、その結果テンプラの試食では衣がふやけた感じのものでクリスピー感に欠けるものであった。また表面への油染みは、一部(ピンホールがあると思われる部分)に見られた。
なお、比較例2のフッ素系の耐油コート層では、吸油性に少々欠けるものであった他は表面への油染みやクリスピー感などには特に問題はなかったが、廃棄物として焼却した場合等の環境上の問題が残るものであった。
【0032】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明においては、紙基材の外面に、耐油コート層とクレイコート層が順に施されている耐油コート紙を用い、その耐油コート紙の内面を内側にして製函してなる吸油機能を有する耐油性紙容器とし、この紙容器の内面が紙基材そのものでなるので、内容物である油分の多い食品類の余分な油分や揚げたての食品類等から出る水蒸気が吸収され、紙容器の外面に設けられた耐油コート層で油分の外面に浸み出て油染みとなるのを防止するとともに、食品類のクリスピー感を含む味覚を損なうことがなく、かつこの耐油コート層の上に設けられた白色で隠蔽性のあるクレイコート層によって、表面への印刷適性を向上せしめるとともに、紙基材を通過してきた油染みを隠蔽して、油染みによる見栄えの悪さを無くす吸油機能を有する耐油性紙容器を提供できる。また、例え耐油コート層に若干のピンホールがあったとしても、油分が紙基材に吸収されるので、油染みとなることがないという効果も付与される。さらに、従来の耐油性紙容器と異なり、食品類が耐油コート層に直接触れないので人体等への影響がなく安全性のある耐油性紙容器とすることができる。
【0033】
また、上記請求項2に係る発明においては、上記耐油コート層は、耐油性に優れる熱可塑性のポリビニルアルコール、ポリエステル樹脂、もしくは熱硬化性のアクリル樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、ポリフェノール樹脂のいずれか、または前記熱硬化性の樹脂の2種以上の混合でなるものとすることによって、紙基材を通過してきた油分をシャットアウトするとともに、紙基材の外面の凹凸と通気孔を埋める目止めを行い、この上に施すクレイコート層に平滑性を与え、かつこの塗布効率を向上させることができる。さらに従来のフッ素系樹脂と異なり、廃棄物とした場合の焼却等で分解されるので、環境にも配慮された吸油機能を有する耐油性紙容器とすることができる。
【0034】
従って本発明は、油分の多いコロッケやテンプラ等食品類を直接収納して持ち運ぶための耐油性(表面への油染みを防止する性能)を有する紙容器、特に余剰の油分や水滴を吸収して、食品類への再付着を防止し味覚を損なわない吸油機能を有する耐油性紙容器の如き用途において、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸油機能を有する耐油性紙容器を構成する耐油コート紙の一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
2‥‥耐油コート紙
10‥‥紙基材
12‥‥耐油コート層
14‥‥クレイコート層
16‥‥印刷層
Claims (2)
- 紙基材の外面に、耐油コート層とクレイコート層が順に施されている耐油コート紙を用い、該耐油コート紙の内面を内側にして製函してなることを特徴とする吸油機能を有する耐油性紙容器。
- 上記耐油コート層は、熱可塑性のポリビニルアルコール、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、澱粉もしくは熱硬化性のアクリル樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂、ポリフェノール樹脂のいずれか、または前記樹脂の2種以上の混合でなることを特徴とする請求項1記載の吸油機能を有する耐油性紙容器。
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JP2003009243A JP2004217286A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | 吸油機能を有する耐油性紙容器 |
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