JP2004217249A - 緩衝体入りカートン - Google Patents

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JP2004217249A
JP2004217249A JP2003006532A JP2003006532A JP2004217249A JP 2004217249 A JP2004217249 A JP 2004217249A JP 2003006532 A JP2003006532 A JP 2003006532A JP 2003006532 A JP2003006532 A JP 2003006532A JP 2004217249 A JP2004217249 A JP 2004217249A
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shock
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slits
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Tomio Saito
富夫 斎藤
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SAITO KAMITEN KK
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SAITO KAMITEN KK
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Abstract

【課題】カートンを組み立てると同時に、カートンの中に緩衝体が自動的に組み上がるようにする。
【解決手段】平たい状態から角筒状にすると底が自動的に形成されるいわゆるワンタッチカートンの中に予め緩衝体を収納しておく。緩衝体は、上または下縁に垂直にスリットを入れた櫛状の複数の板片を、スリット同士を噛合させるようにして縦横に組み合わせた格子状のもので、これを平たく押す潰した格好でワンタッチカートンの中に収納しておく。折り畳んであったカートンを箱状にすると、底が自動的に形成され、同時に、扁平な平行四辺形状に押し潰してカートンの中に入れてあった緩衝体も格子状に展開して底の上に収まる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、瓶ものなど壊れやすいものを入れるための緩衝体入りカートンに関する。
【0002】
【従来の技術】
瓶詰めの酒などをカートンに詰めて宅配便などで送る場合、輸送中の破瓶を防ぐために、少なくとも、瓶の底を緩衝体(例えば意匠登録第1076871号)で保護する必要がある。しかし、荷造りするときに、カートンを組み立て、その中に緩衝体を入れ、それから瓶を詰めなければならないので、手間がかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、カートンを組み立てれば、すぐその中に商品(瓶もの)を入れられる緩衝体入りカートンを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の緩衝体入りカートンは、起函すると、底が自動的に形成されるいわゆるワンタッチカートンの中に予め緩衝体を収納したものである。緩衝体は、上または下縁に垂直にスリットを入れた櫛状の複数の板片を、該スリット同士を噛合させるようにして縦横に組み合わせた格子状のもので、これを平たく押す潰した格好でワンタッチカートンの中に収納しておく。
【0005】
このものでは、折り畳んであったカートンを箱状にすると、底が自動的に形成され、同時に、扁平な平行四辺形状に押し潰してカートンの中に入れてあった緩衝体も、カートンの中で格子状に展開する。したがって、起函すれば、直ちに内容物を詰めることができ、カートンの中に緩衝体を詰める手間が不用である。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1において、符号10はワンタッチカートン、符号20は緩衝体、符号30は360ミリリットル入りの酒瓶である。ワンタッチカートン10は、従来から広く使用されているものであり、折り畳み、組み立てがワンタッチでできるところからこの名前がつけられている。図2は組み立てた状態のカートン底部を斜視図で示したもので、角筒状の本体胴部を形成する4枚の壁板12の各下縁から4枚のフラップ13が内側に向かってに延びている。これら4枚のフラップを隣接するもの同士貼り合せて2枚の互にかみ合う底板14を形成すると共に、胴部内に折り込めるよう各底板に角から斜めに折り目15を設けられている。
【0007】
図3はカートン10の底面図であり、平たく押し潰した状態Aから角筒状態Bにすると、その途中で胴部内から2枚の底板が降りて互にかみ合い、底面が形成される。
【0008】
緩衝体20は、図4に示すように、上下にスリット22を入れて櫛状に形成した板片21を8枚用意する。ここでは、板片にダンボールを用いている。これらの板片21を、スリット同士を噛み合わせるようにして、格子状に組み合わせる(図5)。板片21は高さの小さいものと大きいものを交互に配置し、高さの小さい板片21a同士が瓶30が載るすのこ23を形成する。そして、高さの大きい板片21b同士がガラス瓶相互を隔てる仕切24を形成する。
【0009】
この緩衝体は格子状なので、図6に示すようにで平たく押しつぶすことができる。製函業者は、折り畳まれた状態のカートンの中に押しつぶした状態の緩衝体を入れて出荷する。
【0010】
酒瓶を荷造りするときは、平たく折り畳まれているカートンを角筒型にする。こうすると、図7に示すように、カートンの中に入れてあった緩衝体も本来の形である格子状に展開する。
【0011】
後は、図1に示すように、カートンの中に収まった緩衝体の上に酒瓶を並べるだけでよい。最後に、蓋25をして粘着テープで封をすれば梱包のでき上がりである。瓶30はすのこ23の上に載り、瓶と瓶は仕切り24で隔てられている。上下方向の衝撃が加わった場合は、すのこ23を形成している板片21aが変形して衝撃を吸収し、破瓶を免れることができる。瓶30と瓶30は仕切り24で隔てられているので、左右、水平方向の衝撃が加わった場合にも、瓶と瓶が直に衝突することがなく、瓶は割れにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】緩衝体入りカートンの使用状態斜視図である。
【図2】組み立てられたワンタッチカートンの底部斜視図である。
【図3】ワンタッチカートンの組み立て途中の底面図である
【図4】緩衝体の分解斜視図である。
【図5】緩衝体の斜視図である。
【図6】折り畳んだ緩衝材を組み立て前のカートンに入れる所を示す斜視図である。
【図7】緩衝体入りカートンの組み立ての様子を示す断面図である。
【符号の説明】
10 カートン
12 壁板
13 フラップ
14 底板
15 折り目
20 緩衝体
21 板片
22 スリット
30 瓶

Claims (1)

  1. 角筒状の本体胴部を形成する4枚の壁板の各下縁から4枚のフラップが内側に向かって水平に延び、これら4枚のフラップを隣接するもの同士貼り合せて2枚の互にかみ合う底板を形成すると共に、該胴部内に折り込めるよう各底板に角から斜めに折り目を設け、本体胴部を平たく押し潰した状態から角筒形にすると該胴部内から2枚の該底板が降りて来て底面が形成されるよう構成されたカートンと、上または下縁に垂直にスリットを入れた櫛状の複数の板片を、該スリット同士を噛合させるようにして縦横に組み合わせた格子状の緩衝体からなり、平たく折り畳まれた状態の該カートンの中に、該緩衝体を平たく押す潰した格好で収納してある緩衝体入りカートン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008058346A1 (en) * 2006-11-16 2008-05-22 Karl Joyce A container
KR200455168Y1 (ko) 2009-04-07 2011-08-23 유영수 병 포장 박스
JP2020029298A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 株式会社斎藤紙店 緩衝具付き瓶用包装箱

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