JP2004216180A - 超音波切開凝固装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】超音波切開凝固装置1は、処置部2と、この処置部2を体腔内に挿入する管路を備えた挿入部3と、前記処置部2を操作する固定操作ハンドル4a及び可動操作ハンドル4bを有する操作部4などを備えている。挿入部3の先端側に位置する処置部2は、挿入部3の先端面から突出するプローブ5と、このプローブ5に対向して配設された把持部材6とで構成されている。前記挿入部3は、電気絶縁性を有する樹脂部材で形成された電気絶縁手段となるシース11であり、このシース11には前記プローブ5が挿通するプローブ挿通用管路12と、前記把持部材6に接続する伝達部材10が挿通する伝達部材用管路13とが電気的に完全に絶縁されて設けられている。
【選択図】図6
Description
長手軸が定義され、前記長手軸により特定される先端部を有し、導電性を備え、前記超音波振動子で発生した超音波振動に応じた所定の振動を前記先端部に伝達可能に前記超音波振動子と結合する軸方向に延在したプローブと、
導電性を備え、前記プローブの先端部の延出する方向に沿って前記プローブの先端部に形成されるプローブ表面との間で生体組織を把持して該生体組織を切開あるいは凝固するために前記プローブ表面に対して開閉動作可能に配置される把持部材と、
前記把持部材の開閉動作を操作するための操作手段と、
導電性を備え、前記把持部材に前記操作手段の操作量に応じた開閉動作が生じるように前記操作量を伝達する伝達手段と、
前記生体組織に高周波電流による処置を施すために前記プローブ及び前記把持部材と電気的に結合される高周波電源と、
前記伝達手段と前記プローブとを互いに電気的に絶縁すると共に、前記伝達部材及びプローブをそれぞれ外部に対して電気的に絶縁する電気絶縁手段と、
を備えることを特徴とする。
長手軸が定義され、前記長手軸により特定される先端部を有し、導電性を備え、前記超音波振動子で発生した超音波振動に応じた所定の振動を前記先端部に伝達可能に前記超音波振動子と結合する軸方向に延在したプローブと、
前記プローブの先端部の延出する方向に沿って前記プローブの先端部に形成されるプローブ表面との間で生体組織を把持して該生体組織を切開あるいは凝固するために前記プローブ表面に対して開閉動作可能に配置される把持部材と、
前記把持部材の開閉動作を操作するための操作手段と、
前記把持部材に前記操作手段の操作量に応じた開閉動作が生じるように前記操作量を伝達する伝達手段と、
前記生体組織に高周波電流による処置を施すために前記プローブと電気的に結合される高周波電源と、
前記伝達手段と前記プローブとを互いに電気的に絶縁すると共に、前記伝達部材及びプローブをそれぞれ外部に対して電気的に絶縁する電気絶縁手段と、
を備えることを特徴とする。
長手軸が定義され、前記長手軸により特定される先端部を有し、前記超音波振動子で発生した超音波振動に応じた所定の振動を前記先端部に伝達可能に前記超音波振動子と結合する軸方向に延在したプローブと、
導電性を備え、前記プローブの先端部の延出する方向に沿って前記プローブの先端部に形成されるプローブ表面との間で生体組織を把持して該生体組織を切開あるいは凝固するために前記プローブ表面に対して開閉動作可能に配置される把持部材と、
前記把持部材の開閉動作を操作するための操作手段と、
導電性を備え、前記把持部材に前記操作手段の操作量に応じた開閉動作が生じるように前記操作量を伝達する伝達手段と、
前記生体組織に高周波電流による処置を施すために前記把持部材と電気的に結合される高周波電源と、
前記伝達手段と前記プローブとを互いに電気的に絶縁すると共に、前記伝達部材及びプローブをそれぞれ外部に対して電気的に絶縁する電気絶縁手段と、
を備えることを特徴とする。
まず、超音波切開凝固装置1を生体内の目的の生体組織に対向させる。そして、操作部4の可動ハンドル4bを開状態になるように操作して把持部材6をプローブ5に対して開放させる。
図に示すように本実施例においては把持部材6に高周波電流を給電するための把持部材用高周波電流コネクタ71を、操作部4の上部に設けている。そして、この把持部材用高周波電流コネクタ71と高周波電源28とを高周波電流給電用コード34で接続するようになっている。一方、プローブ5に高周波電流を給電し、超音波振動子16に超音波振動子駆動用の電流を給電するための、プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コネクタ72がプローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コード35に設けられている。前記プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コネクタ72の内部にはプローブ給電用端子36と超音波振動子給電用端子37とがそれぞれ独立して設けられており、それぞれプローブ5、超音波振動子16に接続されている。そして、このプローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コネクタ72を備えたプローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コード35を、プローブ用の高周波電源を内蔵した超音波振動子駆動、高周波一体型電源41に接続して使用する。このことにより、プローブへの給電と超音波振動子への給電の接続が一度にでき、把持部材とプローブ及び超音波振動子とを分離して取り扱えるので修理等の際に便利であるという利点がある。また、把持部材に高周波電流を給電する際には高周波電源を用いることができる。
図に示すように本実施例においては把持部材6とプローブ5とに高周波電流を給電するための把持部材・プローブ用高周波電流コネクタ73が把持部材・プローブ用高周波コード38に設けられている。この把持部材・プローブ用高周波電流コネクタ73の内部には把持部材給電用端子39とプローブ給電用端子40がそれぞれ独立して設けられており、それぞれ把持部材6とプローブ5に接続されている。そして、この把持部材・プローブ用高周波電流コネクタ73を備えた把持部材・プローブ用高周波コード38を高周波電源28に接続して使用する。
図に示すように本実施例においては把持部材6とプローブ5とに高周波電流を給電し、超音波振動子16に超音波振動子駆動電流を給電するための把持部材・プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コネクタ74が把持部材・プローブ・超音波振動子コード42に設けられている。この把持部材・プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コネクタ74の内部には把持部材給電用端子43とプローブ給電用端子44と超音波振動子給電用端子45とがそれぞれ独立して設けられており、それぞれ把持部材6、プローブ5、超音波振動子16に接続されている。そして、この把持部材・プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コネクタ74を備えた把持部材・プローブ・超音波振動子コード42を把持部材・プローブ用高周波電源を備えた超音波振動子駆動高周波一体型電源46に接続して使用する。このことにより、全ての接続を一度に行うことができると共に、全ての電源を一体化することができる。
図に示すように本実施例においては把持部材・プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コネクタ74を有する把持部材・プローブ・超音波振動子コード47が操作部4に対して着脱自在になっている。このため、操作部4に把持部材・プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用操作部側コネクタ75を設け、前記把持部材・プローブ・超音波振動子コード47に前記把持部材・プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用操作部側コネクタ75に着脱自在な把持部材・プローブ用高周波電流・超音波振動子駆動用コード側コネクタ76を設けている。そして、この把持部材・プローブ・超音波振動子コードを超音波振動子駆動高周波一体電源48に接続して使用する。このことにより、超音波切開凝固装置とコードとを分離できるので、断線等のトラブルの起き易いコード類の交換が容易になる。また、洗浄・滅菌の際にコードを分離して作業ができるので作業性が向上する。さらに、長さの異なるコードを使用することも可能になるうえに、断線等のトラブルの発生し易いコードを容易に交換することができる。
1.生体組織に超音波振動子からの超音波振動を与えるプローブ及びこのプローブに対向して回動自在な把持部材で構成した処置部と、この処置部を生体内に挿入する挿入部と、前記処置部の把持部材をプローブに対して開閉操作する操作部と、この操作部の操作力を前記把持部材に伝達する伝達部材とを備えた超音波切開凝固装置において、
前記伝達部材と前記プローブとを互いに電気的に絶縁すると共に、前記伝達部材及びプローブをそれぞれ外部に対して電気的に絶縁する電気絶縁手段を具備したことを特徴とする超音波切開凝固装置。
2…処置部
3…挿入部
6…把持部
10…伝達部材
11…シース(電気絶縁手段)
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (3)
- 超音波振動を発生する超音波振動子と、
長手軸が定義され、前記長手軸により特定される先端部を有し、導電性を備え、前記超音波振動子で発生した超音波振動に応じた所定の振動を前記先端部に伝達可能に前記超音波振動子と結合する軸方向に延在したプローブと、
導電性を備え、前記プローブの先端部の延出する方向に沿って前記プローブの先端部に形成されるプローブ表面との間で生体組織を把持して該生体組織を切開あるいは凝固するために前記プローブ表面に対して開閉動作可能に配置される把持部材と、
前記把持部材の開閉動作を操作するための操作手段と、
導電性を備え、前記把持部材に前記操作手段の操作量に応じた開閉動作が生じるように前記操作量を伝達する伝達手段と、
前記生体組織に高周波電流による処置を施すために前記プローブ及び前記把持部材と電気的に結合される高周波電源と、
前記伝達手段と前記プローブとを互いに電気的に絶縁すると共に、前記伝達部材及びプローブをそれぞれ外部に対して電気的に絶縁する電気絶縁手段と、
を備えることを特徴とする超音波切開凝固装置。 - 超音波振動を発生する超音波振動子と、
長手軸が定義され、前記長手軸により特定される先端部を有し、導電性を備え、前記超音波振動子で発生した超音波振動に応じた所定の振動を前記先端部に伝達可能に前記超音波振動子と結合する軸方向に延在したプローブと、
前記プローブの先端部の延出する方向に沿って前記プローブの先端部に形成されるプローブ表面との間で生体組織を把持して該生体組織を切開あるいは凝固するために前記プローブ表面に対して開閉動作可能に配置される把持部材と、
前記把持部材の開閉動作を操作するための操作手段と、
前記把持部材に前記操作手段の操作量に応じた開閉動作が生じるように前記操作量を伝達する伝達手段と、
前記生体組織に高周波電流による処置を施すために前記プローブと電気的に結合される高周波電源と、
前記伝達手段と前記プローブとを互いに電気的に絶縁すると共に、前記伝達部材及びプローブをそれぞれ外部に対して電気的に絶縁する電気絶縁手段と、
を備えることを特徴とする超音波切開凝固装置。 - 超音波振動を発生する超音波振動子と、
長手軸が定義され、前記長手軸により特定される先端部を有し、前記超音波振動子で発生した超音波振動に応じた所定の振動を前記先端部に伝達可能に前記超音波振動子と結合する軸方向に延在したプローブと、
導電性を備え、前記プローブの先端部の延出する方向に沿って前記プローブの先端部に形成されるプローブ表面との間で生体組織を把持して該生体組織を切開あるいは凝固するために前記プローブ表面に対して開閉動作可能に配置される把持部材と、
前記把持部材の開閉動作を操作するための操作手段と、
導電性を備え、前記把持部材に前記操作手段の操作量に応じた開閉動作が生じるように前記操作量を伝達する伝達手段と、
前記生体組織に高周波電流による処置を施すために前記把持部材と電気的に結合される高周波電源と、
前記伝達手段と前記プローブとを互いに電気的に絶縁すると共に、前記伝達部材及びプローブをそれぞれ外部に対して電気的に絶縁する電気絶縁手段と、
を備えることを特徴とする超音波切開凝固装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004120674A JP3826141B2 (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | 超音波切開凝固装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004120674A JP3826141B2 (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | 超音波切開凝固装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11341095A Division JP3571414B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-05-11 | 超音波切開凝固装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004216180A true JP2004216180A (ja) | 2004-08-05 |
JP3826141B2 JP3826141B2 (ja) | 2006-09-27 |
Family
ID=32906345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004120674A Expired - Lifetime JP3826141B2 (ja) | 2004-04-15 | 2004-04-15 | 超音波切開凝固装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3826141B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009082711A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Olympus Medical Systems Corp | 外科手術装置 |
US7717915B2 (en) | 2005-08-19 | 2010-05-18 | Olympus Medical Systems Corporation | Ultrasonic coagulation and cutting apparatus |
US7905881B2 (en) | 2006-07-04 | 2011-03-15 | Olympus Medical Systems Corp. | Surgical instrument |
-
2004
- 2004-04-15 JP JP2004120674A patent/JP3826141B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7717915B2 (en) | 2005-08-19 | 2010-05-18 | Olympus Medical Systems Corporation | Ultrasonic coagulation and cutting apparatus |
US7905881B2 (en) | 2006-07-04 | 2011-03-15 | Olympus Medical Systems Corp. | Surgical instrument |
JP2009082711A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Olympus Medical Systems Corp | 外科手術装置 |
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