JP3766674B2 - 超音波切開凝固装置 - Google Patents
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Description
その為に取り扱う者の人手や時間あるいは費用の問題があり、その負担は結果的に医療費の高騰原因の一つともなる可能性があった。
図1〜図9は本発明の第1実施例に係り、図1は本発明の第1実施例の全体図、図2は処置部と挿入部の構造を示す断面図、図3は図2のD1−D2−D3−D4線断面図、図4は図2の正面から見た処置部の正面図、図5は図2のA−A′〜G−G′線断面図、図6は操作手段を示す平面図、図7は操作手段及びその一部を拡大して示す部分断面図、図8は図7(A)のH−H′線及びI−I′線断面図、図9は図7(A)のJ−J′〜M−M′線断面図である。
処置部33及び挿入部57は図2〜図5に示す様な構造になっている。
なお、図3に示すように把持部材1の下端側の面には横方向に延びる横溝を設けて組織を確実に把持して凝固易くする凝固溝61が形成されている。
噛合部材37の近位端はシース9の内側に介装されるシース11と連結されている。
また、可動操作ハンドル30と固定操作ハンドル29とはネジ27と28とにより、可動操作ハンドル30を回転自在に保持している。
まず本超音波切開凝固装置31を処置を行おうとする生体組織に対向させ、ノブ12を回動させる事により処置部33の向きを処置を行いやすい向きに合わせる。この際に、前述した様にOリング45、Oリング47により回動力量を適切な力量に調節する事が出来るので、回動が必要な時にはノブ12を回動出来、不用意には回動出来ない程度の力量とする事が出来る。
又、只単に生体組織を把持する場合等は前述の様に先端部材7と把持部材1で生体組織を把持する事も出来る。
更には先端部材7単体を生体組織に押しつけて超音波振動を加える事により、生体組織の切開、凝固操作を行う事も出来る。
又、必要があれば超音波振動による処置と高周波電流による処置を併用しても構わない。
まず組立られた状態の図1に示す超音波切開凝固装置31に対し、可動操作ハンドル30の上部の両駆動部材16及び17を結合する2つのネジ53を取り外し、駆動部材16及び駆動部材17をパイプ14から上下に取り外し、球状部43を駆動部材16の係合溝による係合から開放する。これにより鉗子ユニット58側の近位端側を開放状態にできる。
又、この様に分解及び組立が出来る構造にしてあるので、分解により各部を手間をかけないで十分或いは確実に洗浄及び滅菌が可能であると共に、万一、一部の部材が破損した場合等にはその破損した部品のみを交換出来き、経済的に継続して使用できる様になっている。
図10(A)及び図10(B)に本発明の第2実施例の主要部を示す。
本実施例は第1実施例とほぼ同様な構成であるが、主に生体組織の切開を目的としており把持部材1が設けられていない。その代わりに可動部3の遠位端と先端部材7により鋏が形成されており、生体組織の切開を効率良く、かつ安全に行える様になっている。
また、第1実施例と同様に分解及び組立ができるので、分解して洗浄及び滅菌等を行う等が可能である。この実施例の効果は第1実施例とほぼ同じである。
図11(A)及び図11(B)は本発明の第3実施例の主要部を示す。
本実施例は第1実施例とほぼ同様な構成であるが、可動部3の把持部材1と先端カバー6に挟まれた部分の先端部材7と対向する面に切開面62が形成されている。
その他の作用及び効果は第1実施例と同様である。
図12は本発明の第4実施例における主要部を示す。
本実施例は第1実施例とほぼ同様な構成であるが、鉗子ユニット58とシース9の固定方法がスナップフィット38では無く、図2のF−F′断面付近と同等な部分の断面を示している図12に示す様に、先端カバー6と噛合部材37により形成されている噛合ネジ部63により分解及び組立可能な構造にしている。
図13は本発明の第5実施例における主要部を示す。
本実施例は第1実施例とほぼ同様な構成であるが、鉗子ユニット58とシース9の固定方法がスナップフィット38ではなく、図13に示している様に先端カバー6に設けられたカムロック64と噛合部材37の突起部39(図2、図5(E)参照)により分解及び組立可能な構造となっている。
図14は本発明の第6実施例における主要部を示す。
本実施例は第1実施例とほぼ同様な構成であるが、鉗子ユニット58とシース9の固定方法がスナップフィット38では無く、図2のE−E′断面付近と同等な部分の断面を示している図14に示す様に、接合ネジ65により分解及び組立可能な構造となっている。つまりシース、噛合部材37を貫通して先端カバー6にはネジ孔が形成され、このネジ孔には接合ネジ65が螺着されるようになっており、この接合ネジ65により分解及び組立可能な構造にしている。なお、必要に応じて、水密を保持するOリングを介在させて接合ネジ65で螺着するようにしても良い。
図15(A)及び図15(B)は本発明の第7実施例における回動係止の為の固定機構を示し、図15(A)はパイプ14と第1の軸受け15或いは第2の軸受け19との固定機構を示し、図15(B)はボールクリックを用いた回動係止の固定機構部分を示す。
パイプ14には内外を貫通する孔にバネ等の弾性部材79を収納し、この弾性部材79の外側に収納したボール78を弾性部材79の弾性力で外周方向に付勢している。ここでパイプ14に設けられているボール78が通る孔の外側端部での直径はボール78直径よりも小さい内径となるように設定しているので付勢されたボール78が孔から突出して脱落する危険性は無い。
図16及び17は本発明の第8実施例に係り、図16は操作手段34における主要部を示し、図17は図16の後方側から見た第2の軸受け19とシース22との回動係止のための固定機構を示す。
図18〜23は本発明の第9実施例に係り、図18は第9実施例の全体を示し、図19は処置部及びプローブを示し、図20(A)〜(D)は図19の各部の断面を示し、図21は挿入部を示し、図22は操作手段を示し、図23(A)〜(C)は図22の各部の断面を示す。
プローブ8は例えば3つの部品から形成されており、図19(A)のQ,Rに示されている部分でTig溶接等により連結して組立てられている。
この際、ハンドピース32の近位端側に延びるこの伝達部材10が挿通されている管路を通じて気腹ガス等が漏洩する事を防止する目的で、この管路と第2の伝達部材10の近位端付近には略チューブ状の気密部材74が設けられており、この気密部材74は例えばゴム等の弾性部材やPTFE材等のシール部材で成形されている。
まず、処置を行う生体組織に処置部33を対向させる。次にハンドピース32を操作手段34に対して回動させ、生体組織を処置するのに都合の良い向きに処置部33を合わせる。
まず、シース9をネジリング82から遠位方向に引き抜く。次に固定操作ハンドル29をネジ76を取り外す事により、支持部材72から下方に取り外す。これに伴い、可動操作ハンドル30も下方に移動するので、前述の係合受け部材75に係合している球状部43が溝から外れる事により、係合部材42が可動操作ハンドル30から脱落する。
これにより、固定操作ハンドル29、可動操作ハンドル30が一体となったものが操作手段34より分解される。
以上の分解操作により超音波切開凝固装置31は洗浄及び滅菌が良好に行える状態になり、各部の洗浄及び滅菌を行う事が出来る。
又、この様に分解及び組立が出来るので、万一、一部が破損した場合等にはその部品のみを交換する事で再び使用出来る様になっている。
図24は本発明の第10実施例を示す。
その他の構成、動作等は第9実施例と同様である。
1.超音波振動を発生する超音波振動子と、前記超音波振動子を内蔵したハンドピースを有し、前記超音波振動子により発生した超音波振動を、生体組織に対して処置を行う為の処置部へ伝達する振動伝達部材であるプローブが超音波振動子に接続されており、前記プローブを覆う保護部材であるシースを有し、前記プローブ遠位端との間に生体組織を把持する把持部材を有し、前記プローブ遠位端と前記把持部材とにより生体組織を把持及び開放する為の操作を行う操作手段と、前記操作手段の操作により前記把持部材を駆動する伝達部材を有する超音波切開凝固装置において、操作手段に対して前記シースを分解及び組立可能な構成となっている。
前記把持部材と前記伝達部材は該ユニット状の鉗子ユニットとなっており、
前記シースは前記プローブが挿通される管路と、
前記鉗子ユニットが挿通される管路を有し、
前記鉗子ユニットは前記シースに対して分解及び組立可能であり、
前記シースと前記鉗子ユニットが共に前記操作手段に対して分解及び組立可能であるもの。
3.付記1、付記2において、
前記ハンドピースが前記シース及び前記操作手段に対して分解及び組立可能であるもの。
前記プローブが前記ハンドピースに対して分解及び組立可能であるもの。
5.付記1において、
前記把持部材は前記プローブ遠位端に設けられた先端部材に回動自在に取り付けられ、
前記伝達部材と前記プローブが前記シース内の同一管路内に挿通しているもの。
6.付記5において、
前記伝達部材が前記プローブ内部に挿通しているもの。
前記ハンドピースと前記伝達部材が前記操作手段及び前記シースに対して分解及び組立可能であるもの。
8.付記5〜7において、
前記先端部材が前記プローブに対して分解及び組立可能であると共に、
前記伝達部材が前記操作手段に対して分解及び組立可能であるもの。
9.付記1〜付記8において、
前記シースを前記操作手段に対して分解する際に、
前記シースは前記操作手段に対して遠位方向に移動する事により分解し、
前記シースを前記操作手段に対して組み立てる際には、
前記シースを前記操作手段に対して近位方向に移動する事により結合するもの。
前記ハンドピースが前記プローブと前記先端部材を装備した状態で前記操作手段に取り付けられており、
前記伝達部材が前記操作手段に結合した状態で、
前記シースが前記操作手段に対して分解及び組立可能であるもの。
11.付記1、付記2〜10において、
前記シースと前記操作手段の分解及び組立方法がネジとネジ孔によるもの。 12.付記1、付記2〜10において、
前記シースと前記操作手段の分解及び組立方法が弾性部材と弾性部材に噛合する溝あるいは突起によるもの。
前記シースと前記操作手段の分解及び組立方法が両者のうちのどちらかに設けられている雄ネジと、
もう一方に設けられている雌ネジによるもの。
14.付記1、付記2〜10において、
前記シースと前記操作手段の分解及び組立方法が両者のうちのどちらかに設けられているカム溝と、
もう一方に設けられている該カム溝に噛合するピンによるもの。
2…ネジ
3…可動部
4…保護部材
5、10…伝達部材
6…先端カバー
7…先端部材
8…プローブ
9、11、22…シース
12…ノブ
13、20…結合部材
14、18…パイプ
15、19…軸受け
16、17…駆動部材
21…ガイドシース
23、24…リング
25…駆動ピン
26…駆動部材
27、28…ネジ
29…固定操作ハンドル
30…可動操作ハンドル
31…超音波切開凝固装置
32…ハンドピース
33…処置部
34…操作手段
38…スナップフィット
39…突起部
40…回転防止機構
41…連結部材
42…係合部材
43…球状部
45、47、48…Oリング
50…超音波振動子
56…係合溝
57…挿入部
代理人 弁理士 伊藤 進
Claims (1)
- 超音波振動を発生する超音波振動子と、
前記超音波振動が伝達可能となるように前記超音波振動子と連結可能に設けられ、長手方向に貫通した貫通孔を有するプローブと、
前記超音波振動子と連結可能に設けられ、前記プローブを挿通可能な挿通路を有するシースと、
前記プローブの先端部に設けられ、生体組織に超音波振動を伝える処置部と、
前記貫通孔に進退可能に挿通され、手元側に延出するように設けられた伝達部材としてのシャフト体と、
前記シャフト体に連結され、前記処置部との間に生体組織を把持可能となるように、前記シャフト体の進退動作に応じて回動する把持部材と、
前記シャフト体の手元側に連結可能に設けられ、前記シャフト体を進退動作可能な操作手段と、
を具備したことを特徴とする超音波切開凝固装置。
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