JP2004215596A - 製麺装置 - Google Patents

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秀夫 藤井
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Abstract

【課題】穀物を主原料とした麺生地から麺帯を形成し低温で所定時間保持して麺帯の特性を改質することが可能な製麺装置を提供する。
【解決手段】製麺装置10は、対となるローラ30を備え、板状生地11から薄板状の麺帯12を形成する転圧手段13と、転圧手段13から排出された麺帯12を載せ、その表面側を露出しながら搬送する第1のベルトコンベア14と、第1のベルトコンベア14を通過して下方に折り返した麺帯12をその裏面側を露出しながら搬送する第2のベルトコンベア15と、第2のベルトコンベア15によって搬送された麺帯12を、所定間隔毎に配置されて徐々に移動する多数のロッド16上にジグザグ状に載置し、麺帯12が入口17側から出口18側に移動する過程で、麺帯12を冷却する冷却手段19と、冷却手段19の出口18側から排出される麺帯12を回収する回収手段20とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀物を主原料とする板状の麺生地から薄板状の麺帯を形成する製麺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、小麦粉を主原料にした板状の麺生地から薄板状の麺帯を形成する場合、例えば、複数段の圧延ローラを並べて配置し、これらに麺生地を連続的に通過させて、麺生地の厚みを徐々に減少させ麺帯にしていた。一方、麺生地には、圧延ローラを通過する際に圧延ローラとの間に摩擦が発生するため、圧延ローラを通過する度に麺生地の温度は徐々に上昇して、最終段の圧延ローラを通過して麺帯が形成された時点では、麺帯の温度は、例えば30℃以上になっている。従って、形成された麺帯を直ちに麺線に切り出し、一食毎に一塊りの玉状に丸めて袋詰めすると、包装後に袋の内面が結露し、更に冷えた場合には水滴となって、販売してから苦情の対象となるというという問題が生じる。
【0003】
そこで、各圧延ローラ、及び各圧延ローラの間に位置する麺帯の掛け渡し路をカバーにより覆って密閉空間を区画形成し、この密閉空間へ通ずる送風ダクトを介して冷風を密閉空間へ供給して、各圧延ローラ、及び各圧延ローラの間に掛け渡された麺帯を冷却することが可能な製麺機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これによって、麺生地が圧延ローラを通過して薄くなる度に、麺生地の温度を次第に低下させることができ、麺帯から麺線が切り出された時には大気温度近くまで冷却することが可能となって、包装後の結露発生や水滴発生を防止できた。
【0004】
【特許文献1】
特許第3140404号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一方、米粉を主原料とした麺生地から麺線を形成する場合、米粉にはグルテンが含まれていないため、小麦粉を主原料とした麺生地から形成した麺のように「こし」が出ず、「こし」を出すためには、例えば、形成した麺帯を凍結しない温度で放置して固化させる処理(老化処理)を行う必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載されているような、麺生地の圧延中に発生した余分な熱を短時間に除去しながら大気温度程度の温度の麺帯を形成する製麺装置では、麺生地から形成した麺帯を予め設定した低温で所定時間保持して、麺帯の特性を改質して、例えば「こし」を出すようにすることは不可能である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、穀物を主原料とした麺生地から麺帯を形成し低温で所定時間保持して麺帯の特性を改質することが可能な製麺装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係る製麺装置は、対となるローラを備え、穀物を主原料とする板状生地から薄板状の麺帯を形成する転圧手段と、前記転圧手段から排出された前記麺帯を載せ、その表面側を露出しながら搬送する第1のベルトコンベアと、前記第1のベルトコンベアを通過して下方に折り返した前記麺帯をその裏面側を露出しながら搬送する第2のベルトコンベアと、前記第2のベルトコンベアによって搬送された前記麺帯を、ケーシング内の上部側に所定間隔毎に配置されて徐々に移動する多数のロッド上にジグザグ状に載置し、該麺帯が入口側から出口側に移動する過程で、該麺帯を冷却する冷却手段と、前記冷却手段の出口側から排出される前記麺帯を回収する回収手段とを有する。
【0007】
先ず、形成された板状生地を転圧手段に供給することにより、板状生地の性状が変化しない間に麺帯を形成することができる。形成された麺帯は順次第1及び第2のベルトコンベアに載せて搬送するので、強度の低い麺帯の変形や破損を防止することができる。なお、第1のベルトコンベアでは麺帯の表面側を露出しながら搬送し、第2のベルトコンベアではその裏面側を露出しながら搬送するので、搬送中に麺帯の両面の状態を目視で確認することができる。
また、冷却手段では、移動する多数のロッド上に麺帯をジグザグ状に載置するので、長い麺帯を容積の限られたケーシング内にコンパクトに収納することができ、しかも、麺帯同士は互いに接触しないようにロッドに隙間を設けて載置されているので、麺帯を均一かつ効率的に冷却することができる。そして、冷却手段内の温度と、麺帯の移動する速度をそれぞれ調整することにより、麺帯の温度と保持時間を調整でき、麺帯の特性の改質を安定して行うことができる。
更に、出口側に回収手段を設けることにより、改質された麺帯を素早く回収することができ、例えば、麺帯から麺線を切り出す工程に素早く搬送することが可能となる。
【0008】
本発明に係る製麺装置において、前記転圧手段の対となるローラは冷却されて、更に、その表面には前記麺帯の付着を防止する難付着加工がなされていることが好ましい。
一般に、生地の温度が高いと、生地の粘着性は強くなる。従って、転圧手段に供給される生地の温度が高いと、形成される麺帯の温度も高くなって、転圧手段から排出される際に麺帯はローラに付着し易くなる。そこで、ローラを冷却することによりローラと接触する麺帯の表層側の温度を下げると、麺帯の表層側の粘着性を弱くすることができ、形成された麺帯をローラに付着しにくくすることが可能となる。
また、ローラの表面に麺帯との付着を防止する難付着加工を施すことにより、更に麺帯とローラとの付着性を低減することができる。ここで、難付着加工としては、ローラの冷却効果が麺帯に対して有効的に作用するように、例えば、麺帯が付着しにくい特性を有する材料(例えば、フッ素樹脂、シリコーン樹脂)の薄膜でローラの表面を被覆することが好ましい。
【0009】
本発明に係る製麺装置において、前記転圧手段、前記第1のベルトコンベア、前記第2のベルトコンベア、前記冷却手段、及び前記回収手段は、一つの基台上に取付けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、転圧手段、第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベア、冷却手段、及び回収手段を容易に一体化することができる。その結果、製麺装置の大きさをコンパクトにすることができる。
【0010】
本発明に係る製麺装置において、前記冷却手段は、前記多数のロッドの両端を保持し、隣り合う前記ロッドの間隔を保持しながら所定速度で移動させるチェーンコンベアと、前記ロッド及びチェーンコンベアで搬送される前記麺帯を囲む前記ケーシングと、該ケーシング内に冷風を吹き込む冷風発生手段とを有することが好ましい。
チェーンコンベアを用いてロッドを移動させるので、多数のロッドをロッドの間隔を一定に保って、かつ一定の速度で徐々に移動させることが容易にできる。また、ケーシングでロッド及びチェーンコンベアで搬送される麺帯を囲んで冷風発生手段から冷風を吹き込むので、移動している麺帯を広範囲にわたって容易に冷却することができる。
【0011】
本発明に係る製麺装置において、前記麺帯の搬送速度をV、前記ロッドの移動速度をR、隣り合う前記ロッドの距離をL、前記ケーシングの有効高さをHとした場合、0.5H<V・L/2R<Hの関係を満足して、前記ロッドの移動速度及び前記麺帯の搬送速度を決定することが好ましい。
ケーシングの有効高さHが決まっている場合、ロッドの移動速度Rと麺帯の搬送速度Vを上記式の関係が満足されるように決定すると、麺帯をロッド上にジグザグ状に載置した際に、麺帯の下端がケーシングの有効高さの半分より下側でかつケーシングの内側底面に接触しない位置にくるようにすることができる。また、麺帯の搬送速度が変化した場合でも、チェーンコンベアの速度を変化させてロッドの移動速度を調整することにより、麺帯のジグザグ状態を常に一定にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、図1は本発明の一実施の形態に係る製麺装置の全体構成を示す側断面説明図、図2はチェーンコンベアと冷風発生手段の配置を示す平断面説明図、図3は転圧手段の構成を示す側断面説明図、図4は第1及び第2のベルトコンベアの構成、並びにチェーンコンベアと冷風発生手段の配置を示す側断面説明図、図5は回収手段の構成、並びにチェーンコンベアと冷風発生手段の配置を示す側断面説明図である。
図1〜5に示すように、本発明の一実施の形態に係る製麺装置10は、対となるローラ30を備え板状生地11から薄板状の麺帯12を形成する転圧手段13と、転圧手段13から排出された麺帯12の表面側を露出しながら麺帯12を搬送する第1のベルトコンベア14と、第1のベルトコンベア14を通過して下方に折り返された麺帯12の裏面側を露出しながら麺帯12を搬送する第2のベルトコンベア15を有している。
また、製麺装置10は、第2のベルトコンベア15によって搬送される麺帯12を、所定間隔毎に配置されて徐々に移動する多数のロッド16上にジグザグ状に載置し、麺帯12が入口17側から出口18側に移動する過程で麺帯12を冷却する冷却手段19と、冷却手段19の出口18側から排出される麺帯12を回収する回収手段20とを有している。以下、これらについて詳しく説明する。
【0013】
図1〜図3に示すように、転圧手段13、第1のベルトコンベア14、第2のベルトコンベア15、冷却手段19、及び回収手段20は、一つの基台21上に取付けられている。基台21は、例えば、H形鋼、L形鋼等の形鋼と鉄板を用いて構成され、平面視して矩形となった枠体構造を有しており、基台21の下面側の両側には幅方向に対となる車輪22、23が設けられている。更に、基台21の下面側で車輪22、23が設けられている位置とは異なる位置には、基台21を床24上に設置する際に基台21の水平を維持するための水平維持部材25が複数設けられている。
【0014】
転圧手段13は、板状生地11から薄板状の麺帯12を形成する転圧手段本体26と、基台21の一端側に取付けられ板状生地11が供給される位置に合わせて転圧手段本体26を固定する転圧手段架台27を有している。転圧手段架台27は、例えば、H形鋼、L形鋼等の形鋼と鉄板を用いて構成されており、基台21の上面の一端側に固定されている。そして、転圧手段架台27には、基台21と平行に棚28と天板29が設けられている。
転圧手段本体26は、天板29上に取付部材29aを介して固定されており、例えば、1対のローラ30を有している。ローラ30は、軸心位置が固定されている下側ローラ部31と、下側ローラ部31の軸心に対して軸心位置が上下移動する上側ローラ部32を有している。下側ローラ部31の一端側には、回転駆動手段の一例である電動機33の回転軸に設けられた第1のプーリー34と対になって、ベルト35を介して電動機33の回転力を下側ローラ部31に伝達する第2のプーリー36が設けられている。また、下側ローラ部31と上側ローラ部32の一端側には、下側ローラ部31の回転を上側ローラ部32に伝達する、例えば歯車機構を備えた回転力伝達部37が形成されている。なお、電動機33は棚28上に固定されており、更に、棚28には電動機33の起動、停止、及び回転数の設定を行う制御器を収納した制御箱38が設置されている。なお、上側ローラ部32の軸心移動は、上側ローラ部32の両側に設けられたハンドル39、40を回転させて行う。
【0015】
このような構成とすることにより、ハンドル39、40を回転させて、下側ローラ部31の軸心に対して上側ローラ部32の軸心位置を上下移動することができ、下側ローラ部31と上側ローラ部32の近接間隔を調整することができる。そして、制御箱38内の制御器で電動機33の回転数を設定して、起動スイッチをオンすることにより、下側ローラ部31と上側ローラ部32を回転させることができる。その結果、供給された板状生地11を転圧手段本体26に噛み込ませることにより、下側ローラ部31と上側ローラ部32の近接間隔で決まる厚みを有する麺帯12を形成することができる。
【0016】
ここで、下側ローラ部31及び上側ローラ部32には、冷却水を流通させる冷却水流通部41、42がそれぞれ中央部に設けられている。そして、冷却水流通部41の一方側には、図示しない冷却水供給装置に一方側が接続している配管43の他端側を接続する、例えば、ロータリージョイント44が設けられている。また、冷却水流通部41、42の他端側には、それぞれロータリージョイント45、46が設けられ、図示しない配管で接続されている。更に、冷却水流通部42の一端側にはロータリージョイント47が設けられ、ロータリージョイント47には図示しない冷却水供給装置に一方側が接続している配管48の他端側が接続されている。このような構成とすることにより、図示しない冷却水供給装置から冷却水を配管43を介して回転している下側ローラ部31の一端側に供給することができる。そして、下側ローラ部31の他端側から排出された冷却水を回転している上側ローラ部32の他端側に供給することができる。更に、上側ローラ部32の一端側から排出された冷却水を、配管48を介して図示しない冷却水供給装置に戻すことができる。
更に、下側ローラ部31及び上側ローラ部32の各表面には、難付着性材料の薄膜の被覆(難付着加工の一例)がなされている。ここで、難付着性材料としては、例えば、フッ素樹脂、シリコーン樹脂を用いることができる。
【0017】
図1、図2、及び図4に示すように、基台21上には、基台21の一端側に設けられた転圧手段架台27の隣に、基台21の他端側まで伸びている取付架台49が設けられている。取付架台49は、基台21上に固定された底板50と、底板50の一端側と他端側にそれぞれ間隔を設けて立設された各支持部材51〜54と、各支持部材51〜54上に底板50と平行に取付けられた天板55を有している。そして、第1及び第2のベルトコンベア14、15は、天板55の一端側と他端側に取付けられた各ベルトコンベア取付け台57、58を介して天板55上に設けられている。
ベルトコンベア取付け台57には、第1及び第2のベルトコンベア14、15の各駆動ローラ59、60が設置され、第1のベルトコンベア14の駆動ローラ59は、第2のベルトコンベア15の駆動ローラ60に対して上側に、しかも天板55の一端側に寄せて配置されている。また、ベルトコンベア取付け台58には、第1及び第2のベルトコンベア14、15の各従動ローラ61、62が、それぞれ対応する各駆動ローラ59、60の軸心高さと実質的に同一になるように設置され、第1のベルトコンベア14の従動ローラ61は第2のベルトコンベア15の従動ローラ62に対して内側(駆動ローラ60側)に配置されている。そして、各駆動ローラ59、60と各従動ローラ61、62には、それぞれベルト63、64が巻き回されている。
【0018】
ベルトコンベア取付け台57の上部には各駆動ローラ59、60を回転させる駆動手段の一例である電動機65が設けられている。そして、電動機65の回転軸、及び駆動ローラ59の回転軸の一端側には、それぞれプーリー66、67が設けられ、ベルト68を介して接続している。更に、各駆動ローラ59、60の回転軸の一端側には、駆動ローラ59の回転方向を反転させて駆動ローラ60に伝達する、例えば、歯車機構を備えた回転力伝達部69が形成されている。更に、ベルトコンベア取付け台57の上部には、電動機65の起動、停止、及び回転数の設定を行う制御器70が設置されている。なお、符号71は電動機65用のカバー、符号72は第1のベルトコンベア14のベルト63の両端側を囲うベルトカバーをそれぞれ示す。
【0019】
このような構成とすることにより、制御器70で電動機65の回転数を設定して、起動スイッチをオンすることにより、各駆動ローラ59、60を回転させることができ、各ベルト63、64を所定の速度でそれぞれ反対方向に移動させることができる。従って、転圧手段本体26から排出された麺帯12を第1のベルトコンベア14のベルト63上に導出させると、麺帯12の表面側を露出しながら麺帯12をベルト63の上に載せて搬送することができる。そして、第2のベルトコンベア15の従動ローラ62は、第1のベルトコンベア14の従動ローラ61よりも天板55の他端側に寄せて配置されているので、第1のベルトコンベア14を通過した麺帯12を下方に折り返して第2のベルトコンベア15のベルト64上に導出させることができる。その結果、麺帯12の裏面側を露出させた状態でベルト64の上に載せて、麺帯12を搬送することができる。
【0020】
図1、図2、及び図4に示すように、冷却手段19は、天板55の一端側に形成され第2のベルトコンベア15で搬送された麺帯12を受け入れる入口17と、所定間隔毎に配置されて麺帯12をジグザグ状に載置する多数のロッド16と、各ロッド16を徐々に移動させるチェーンコンベア73と、ジグザグ状に載置されて移動する麺帯12に吹き付ける冷風を供給する冷風発生手段74と、ロッド16及びチェーンコンベア73で搬送される麺帯12を一括して囲むケーシング75と、天板55の他端側に形成されロッド16上に載置されて移動してきた麺帯12を外部に排出する出口18を有している。
【0021】
チェーンコンベア73は、多数のロッド16の両端を保持し、隣り合うロッド16の間隔(例えば、7〜10cm)を保持しながら所定速度(例えば、20〜100cm/分)で移動する2条のチェンー76、77と、支持部材51、52の上端側に取付けられ各チェーン76、77に噛合して駆動力を伝達する駆動ローラ78と、支持部材51、52の下端側及び支持部材53、54の両端側にそれぞれ取付けられ、各チェーン76、77に噛合して回転する従動ローラ79〜81を有している。また、チェーンコンベア73は、ベルトコンベア取付け台58の上部に設けられた電動機82と、電動機82の回転軸、及び駆動ローラ78の回転軸の一端側にそれぞれ設けられたプーリー83、84と、各プーリー83、84を接続するベルト85を有している。更に、チェーンコンベア73は、図示しない取付け部材により天板55に取付けられ電動機82の起動、停止、及び回転数設定を行う制御器を収納した制御箱86を有している。
このような構成とすることにより、制御箱86内の制御器で電動機82の回転数を設定して、起動スイッチをオンすることにより駆動ローラ78を回転させることができ、各チェーン76、77を所定の速度で移動させることができる。その結果、各ロッド16をチェーン76、77の移動速度と同一の速度で移動させることができる。
【0022】
ケーシング75は、支持部材51、52に両端側がそれぞれ固定され底板50に立設した端板87と、支持部材53、54に両端側がそれぞれ固定された端板88と、底板50に一端側が当接し支持部材51、53に両端側がそれぞれ取り外し可能に取付けられた側板89と、支持部材52、54に両端側がそれぞれ固定され底板50に立設した側板90を有している。ここで、側板90には、駆動ローラ78の回転軸の一端側が挿通して、プーリー84はケーシング75の外側に設けられている。
冷風発生手段74は、底板50上に設置された制振台91と、制振台91上に設けられた空気吸引部92と、吸引した空気を冷却して送風する冷却送風部93を有している。そして、冷却送風部93の送風口にはフィルターを備えた送風ダクト94が設けられ、送風ダクト94は側板90に形成した送風口95に接続している。このような構成とすることにより、冷風発生手段74で作製した冷風を送風ダクト94を介して送風口95からケーシング75内に吹き込むことができる。
更に、底板50の外周側には、ケーシング75と、冷風発生手段74を囲うように側板96〜99がそれぞれ立設され、側板98と転圧手段架台27とは、連結部材56で連結されて基台21上で一体化している。これにより、冷風発生手段74から発生する騒音のレベルを低下させることができる。また、側板99には、窓100、101が両側にそれぞれ設けられ、各窓100、101には開閉可能な扉102、103がそれぞれ設けられている。これにより、各窓100、101を開けて、側板89を支持部材51、53から取り外すことにより、ケーシング75内部の状態を点検することができる。
【0023】
図1、図5に示すように、回収手段20は、天板55の他端側に設けられた取付け台104と、取付け台104に支持された巻取りローラ105と、冷却手段19の出口18から排出された麺帯12を載せて巻取りローラ105に導出するガイドローラ106を有している。また、回収手段20は、取付け台104の上部側に設けられた電動機107と、電動機107の回転軸、及び巻取りローラ105の回転軸の一端側にそれぞれ設けられたプーリー108、109と、各プーリー108、109を接続するベルト110を有している。更に、回収手段20は、取付け台104の上部側に取付けられた電動機107の起動、停止、及び回転数の設定を行う制御器111を有している。なお、符号112は電動機107のカバーを、符号113は電動機107の電源接続端子をそれぞれ示す。
このような構成とすることにより、制御器111で電動機107の回転数を設定して、起動スイッチをオンすることにより巻取りローラ105を回転させることができ、ガイドローラ106を介して導出されてくる麺帯12を巻き取ることができる。
【0024】
次に、本発明の一実施の形態に係る製麺装置10を用いた麺帯12の製造方法について詳細に説明する。
先ず、始めに、アミロースを20%程度含むうるち米を粉砕機を用いて粉砕し、0.05〜0.5mmの粒度範囲のものを主体とする粒状米としておく。そして、主原料である粒状米20kg、芋類のデンプン粉の一例であるバレイショデンプン粉20kg、及び小麦粉4kgと、副原料である食塩160g、豆乳0.8kgとを水7.2kgと共にミキサー内に投入し、ミキサー内で15分程度混練する。この混練により、原料が相互に絡み合い、直径1〜3cm程度の多数の団子状の塊状物ができる。なお、このとき、原料に含まれる小麦粉及び豆乳の作用により、原料はミキサーの内壁に付着しにくくなっていて、小麦粉及び豆乳は、塊状物製造の促進に寄与している。
【0025】
この多数の塊状物を実質的に同一径(2cm程度が好ましい)となるように調整し、これを蒸籠内に入れて20分程度蒸す。こうして蒸すことにより、まず、バレイショデンプン粉及び小麦粉に含まれるデンプンがα化し、粒状米に含まれるデンプンの一部がα化することになる(粒状米の一部にβデンプンを残した状態となる)。次に、蒸した多数の塊状物を混練機内に投入する。そして、混練機内でよく混練し、一塊の形保持可能な粘性を有した麺生地を製造する。こうしてできた麺生地を押出機114の押出口から押出し、板状生地11(例えば、厚みが0.5〜5mm)を形成する。そして、板状生地11を、転圧手段13に設けられたローラ30の中心へ装入して圧延する。
【0026】
ここで、転圧手段13では、ハンドル39、40を操作して、下側ローラ部31と上側ローラ部32の近接間隔を例えば、0.5〜5mmに予め調整しておく。また、制御箱38内の制御器で電動機33の回転数を調整して、押出機114から排出される板状生地11の排出速度と実質的に同一の噛み込み速度でローラ30が回転するようにしておく。更に、配管43を介して冷却水を供給して下側ローラ部31内に流通させ、次いで上側ローラ部32内に流通させて配管48から排出させて、下側ローラ部31と上側ローラ部32を、例えば、15〜18℃となる様に予め冷却しておく。これによって、押出機114から供給される板状生地11から厚さ0.5〜5mmの薄板状の麺帯12を連続して形成することができる。なお、板状生地11の温度は50〜70℃であるが、下側ローラ部31と上側ローラ部32の各表面には難付着加工が施され、かつ冷却されているので、圧延してもローラ30表面に麺帯12は付着しない。そして、形成した麺帯12を、第1のベルトコンベア14に導出する。
【0027】
ここで、第1及び第2のベルトコンベア14、15では、制御器70で電動機65の回転数を調整して、転圧手段13から排出される麺帯12の排出速度と実質的に同一の搬送速度で各ベルト63、64が移動するように調整しておく。これによって、転圧手段13から排出される麺帯12を引き続いてベルト63に順次載置し、その表面側を露出して搬送することができる。このため、麺帯12の表面側の状態を確認することができる。また、第1のベルトコンベア14を通過した麺帯12は下方に折り返されて第2のベルトコンベア15のベルト64上にその裏面側を露出して載置されて搬送される。このため、麺帯12の裏面側の状態を確認することができる。そして、第2のベルトコンベア15を通過した麺帯12は、入口17から冷却手段19内に進入する。
【0028】
ここで、麺帯12の形成速度に依存して決まる麺帯12の搬送速度をV、隣り合うロッド16の距離をL、ケーシング75の有効高さをHとした場合、0.5H<V・L/2R<Hの関係が成立するように、制御箱86内の制御器で電動機82の回転数を設定してロッド16の移動速度Rを決める。また、冷風発生手段74を稼働させて送風口95から5〜15℃の冷風をケーシング75内に吹き込み、吹き込まれた冷風を入口17及び出口18から外部に吹き出させて、ケーシング75内の温度を5〜15℃に保つ。このようにすることにより、麺帯12をロッド16上にジグザグ状に載置した際に、各麺帯12の下端がケーシング75の有効高さHの半分より下側でかつケーシング75の内側底面(すなわち、底板50)に接触しないようにして、5〜15℃のケーシング75内を移動させることができる。なお、ロッド16の移動速度は、入口17から進入した麺帯12が、例えば、20〜30分かけて出口18から排出される様に調整することが好ましい。
このようにすることにより、入口17から進入した麺帯12は徐々に冷却されていき、出口18から排出された時点では、α化した芋類のデンプン粉、小麦粉の一部、及び場合によっては粒状米のα化したデンプンの全部又は一部が老化して固化した状態となる。この老化した部分と、麺帯12中に残留しているβデンプンとが最終的に麺とした場合に「こし」として感じられる部分となる。
【0029】
また、制御器111で電動機107の回転数を調整して、冷却手段19から排出される麺帯12の排出速度と実質的に同一の巻取り速度で巻取りローラ105が回転するようにしておくと、固化した状態となって出口18から排出された麺帯12を連続して巻取り回収することができる。そして、回収された麺帯12は、切出機に供給されて、線状に平行切断されて麺線となる。
【0030】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の製麺装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。例えば、鹹水を他の原料と一緒にミキサー内に入れて、上記と同様の方法で製造することにより、中華麺を製造することもでき、原料の構成や転圧手段のローラの近接間隔を調整することにより、うどん、ラーメン、そうめんを製造することもできる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1〜5記載の製麺装置においては、転圧手段、第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベア、冷却手段、及び回収手段を有するので、供給された板状生地から薄板状の麺帯を形成し、形成した麺帯を冷却手段に搬送して冷却して麺帯の特性を改質して、回収するという一連の工程を連続して効率的に行うことが可能となる。特に、冷却手段に所定間隔毎に配置されて徐々に移動する多数のロッド上にジグザグ状に載置し、麺帯が入口側から出口側に移動する過程で、麺帯を冷却する機能を設けることにより、麺帯の冷却速度、冷却時間の調整が容易となって、麺帯の特性の改質を安定して行うことが可能となる。
【0032】
特に、請求項2記載の製麺装置においては、転圧手段の対となるローラは冷却されて、更に、その表面には麺帯の付着を防止する難付着加工がなされているので、麺帯のローラへの付着が防止されて、麺帯の形成を効率的に行うことが可能となる。更に、麺帯がローラに付着しにくいため、表面状態が滑らかな麺帯が形成されるので、品質の高い麺帯を効率的に製造することが可能となる。
【0033】
請求項3記載の製麺装置においては、転圧手段、第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベア、冷却手段、及び回収手段は、一つの基台上に取付けられているので、製麺装置の大きさをコンパクトにすることができ、製麺装置を設置する際に必要とする設置面積を小さくすることが可能となる。その結果、製麺装置の設置の自由度を高めることができる。更に、基台を移動させることにより、製麺装置を移動させることができるので、製麺装置の設置や移動を容易に行うことが可能となる。
【0034】
請求項4記載の製麺装置においては、冷却手段は、多数のロッドの両端を保持し、隣り合うロッドの間隔を保持しながら所定速度で移動させるチェーンコンベアを有するので、多数のロッドをロッドの間隔を一定に保って、一定の速度で徐々に移動させることができ、ロッド上にジグザグ状に載置した麺帯の冷却速度と冷却時間を精度よく調整することが可能となる。その結果、麺帯の特性の改質を安定して行うことが可能となる。
また、冷却手段は、ロッド及びチェーンコンベアで搬送される麺帯を囲むケーシングと、ケーシング内に冷風を吹き込む冷風発生手段とを有するので、移動している麺帯を広範囲にわたって収納して冷却することができ、麺帯の特性の改質を効率的に行うことが可能となる。
【0035】
請求項5記載の製麺装置においては、麺帯の搬送速度をV、ロッドの移動速度をR、隣り合うロッドの距離をL、ケーシングの有効高さをHとした場合、0.5H<V・L/2R<Hの式を満足しながら、ロッドの移動速度及び麺帯の搬送速度が決定されているので、例えば、麺帯の搬送速度が変化しても麺帯をロッド上に載置した際の麺帯のジグザグ状態を同一にすることができ、麺帯の冷却を実質的に同一にすることができる。その結果、麺帯の特性の改質を更に安定して行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る製麺装置の全体構成を示す側断面説明図である。
【図2】チェーンコンベアと冷風発生手段の配置を示す平断面説明図である。
【図3】転圧手段の構成を示す側断面説明図である。
【図4】第1及び第2のベルトコンベアの構成、並びにチェーンコンベアと冷風発生手段の配置を示す側断面説明図である。
【図5】回収手段の構成、並びにチェーンコンベアと冷風発生手段の配置を示す側断面説明図である。
【符号の説明】
10:製麺装置、11:板状生地、12:麺帯、13:転圧手段、14:第1のベルトコンベア、15:第2のベルトコンベア、16:ロッド、17:入口、18:出口、19:冷却手段、20:回収手段、21:基台、22、23:車輪、24:床、25:水平維持部材、26:転圧手段本体、27:転圧手段架台、28:棚、29:天板、29a:取付部材、30:ローラ、31:下側ローラ部、32:上側ローラ部、33:電動機、34:第1のプーリー、35:ベルト、36:第2のプーリー、37:回転力伝達部、38:制御箱、39、40:ハンドル、41、42:冷却水流通部、43:配管、44〜47:ロータリージョイント、48:配管、49:取付架台、50:底板、51〜54:支持部材、55:天板、56:連結部材、57、58:ベルトコンベア取付け台、59、60:駆動ローラ、61、62:従動ローラ、63、64:ベルト、65:電動機、66、67:プーリー、68:ベルト、69:回転力伝達部、70:制御器、71:カバー、72:ベルトカバー、73:チェーンコンベア、74:冷風発生手段、75:ケーシング、76、77:チェーン、78:駆動ローラ、79〜81:従動ローラ、82:電動機、83、84:プーリー、85:ベルト、86:制御箱、87、88:端板、89、90:側板、91:制振台、92:空気吸引部、93:冷却送風部、94:送風ダクト、95:送風口、96〜99:側板、100、101:窓、102、103:扉、104:取付け台、105:巻取りローラ、106:ガイドローラ、107:電動機、108、109:プーリー、110:ベルト、111:制御器、112:カバー、113:電源接続端子、114:押出機

Claims (5)

  1. 対となるローラを備え、穀物を主原料とする板状生地から薄板状の麺帯を形成する転圧手段と、
    前記転圧手段から排出された前記麺帯を載せ、その表面側を露出しながら搬送する第1のベルトコンベアと、
    前記第1のベルトコンベアを通過して下方に折り返した前記麺帯を、その裏面側を露出しながら搬送する第2のベルトコンベアと、
    前記第2のベルトコンベアによって搬送された前記麺帯を、ケーシング内の上部側に所定間隔毎に配置されて徐々に移動する多数のロッド上にジグザグ状に載置し、該麺帯が入口側から出口側に移動する過程で、該麺帯を冷却する冷却手段と、
    前記冷却手段の出口側から排出される前記麺帯を回収する回収手段とを有することを特徴とする製麺装置。
  2. 請求項1記載の製麺装置において、前記転圧手段の対となるローラは冷却されて、更に、その表面には前記麺帯の付着を防止する難付着加工がなされていることを特徴とする製麺装置。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の製麺装置において、前記転圧手段、前記第1のベルトコンベア、前記第2のベルトコンベア、前記冷却手段、及び前記回収手段は、一つの基台上に取付けられていることを特徴とする製麺装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の製麺装置において、前記冷却手段は、前記多数のロッドの両端を保持し、隣り合う前記ロッドの間隔を保持しながら所定速度で移動させるチェーンコンベアと、前記ロッド及びチェーンコンベアで搬送される前記麺帯を囲む前記ケーシングと、該ケーシング内に冷風を吹き込む冷風発生手段とを有することを特徴とする製麺装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の製麺装置において、前記麺帯の搬送速度をV、前記ロッドの移動速度をR、隣り合う前記ロッドの距離をL、前記ケーシングの有効高さをHとした場合、以下の式を満足しながら、前記ロッドの移動速度及び前記麺帯の搬送速度が決定されていることを特徴とする製麺装置。
    0.5H<V・L/2R<H
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