JP2004214126A - 二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法と二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法 - Google Patents

二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法と二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二次電池は、一定回数以上充放電を繰り返すことにより電解液や電極の劣化、電極に付着する堆積物の生成などによるインピーダンスの増加で徐々に充放電の時間が短くなり使用出来なくなる。
【解決手段】アルミニウム箔又は銅箔にラジウム、トリウムを含む温泉鉱石及び温泉水を使用した溶剤塗布面を形成した二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法と、この二次電池の劣化防止兼再生促進シートを、溶剤塗布面が二次電池の側面に対峙する状態で設置するよう構成されている二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアルミニウム箔又は銅箔とラジウム、トリウムを含む温泉鉱石及び温泉水を使用した二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法と、この二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法に関するものである。
特に、下記の点に適したものである。
二次電池内の電解液や電極の劣化、電解液中や電極に付着する堆積物の生成を抑制する。
また、移動するイオンの障壁となる電解液中や電極に付着する堆積物を細分化しイオンの移動を容易にする。
この結果、二次電池の充放電による劣化防止や劣化した二次電池を再生することができる。
【0002】
【従来の技術】
二次電池は放電と充電を繰り返し行える電池であるが、一定回数以上充放電を繰り返すことにより電解液や電極の劣化、電極に付着する堆積物の生成などによるインピーダンスの増加で徐々に充放電の時間が短くなり使用出来なくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
1.例えば金属亜鉛を負極に用いる電池では、充電時に電解液中に溶出の亜鉛イオンは金属亜鉛としてメッキされ、放電時にはこの金属亜鉛が電解液に亜鉛イオンとして溶解する。
このため、充放電を操り返すと、亜鉛が析出するときに樹枝状ないしは針状の結晶が析出したり、電解液中に微細な粒子状結晶として析出し対極の正極と短絡したり、負極から脱落したり、穴があいたりして充放電の繰り返し寿命が短くなる。
鉛電池、ニッケル/カドミウム、ニッケル/水素、ニッケル/鉄、金属リチウムなどの二次電池で同様の現象が見られ充放電の繰り返し寿命が短くなる。
2.正極にリチウム含有酸化物(コバルト酸リチウム)、負極に黒鉛を用いるリチウムイオン電池では、充電時にはリチウムイオンが正極から脱ドープして負極黒鉛の層間に移動し、放電時には逆にリチウムイオンが抜け出して正極層間に戻ってくる。
したがって、充放電に伴う変化はリチウムイオンの両極間の移動だけということになり、電極や電解液は化学反応を行わない。
しかし、電池系内に存在する微量の水分が電解質やリチウムと反応し、その生成物が充放電の進行と共に電解液中や電極に次第に堆積しリチウムイオンの移動の障壁となり、結果的には電池抵抗の増加となり充放電の繰り返し寿命が短くなる。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のような事のできるものを提供しようとするものである。
1.電池内の電解液や電極の劣化、電解液中や電極に付着する堆積物の生成を抑制する。
移動するイオンの障害となる電解液中や電極に付着する堆積物を細分化しイオンの移動を容易にする。
この結果、二次電池の充放電による劣化防止や劣化した二次電池を再生することができる。
2.一度設置したら効果が長期間持続する。
【0005】
作用は下記の通りである。
ラジウム、トリウムを含む温泉鉱石から放射される放射線を二次電池に照射することで、電池内の電解液や電極の劣化、電解液中や電極に付着する堆積物の生成を抑制したり、移動するイオンの障害となる電解液中や電極に付着する堆積物を細分化しイオンの移動を容易にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
すなわち、請求項1記載の発明は、下記の各工程から構成されていることを特徴としている。
第1工程
ラジウム、トリウムを含む温泉鉱石を微粉末化する。
第2工程
ポリウレタン系の溶剤に第1工程で得た微粉末化した温泉鉱石とラジウム、トリウムを含む温泉水を混合し、二次電池の劣化防止と再生を促進する溶剤を得る。
第3工程
アルミニウム箔又は銅箔3の一方面に第2工程で得た溶剤をスプレー塗布又はローラー塗布し溶剤塗布面2を形成する。
第4工程
第3工程を経たアルミニウム箔又は銅箔3における他方面に粘着剤の層4を形成すると共に、粘着剤の層4の表面には剥離紙5を積層して第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を得る。
【0007】
請求項2記載の発明は、下記の各工程から構成されていることを特徴としている。
第1工程
ラジウム、トリウムを含む温泉鉱石を微粉末化する。
第2工程
ポリウレタン系の溶剤に第1工程で得た微粉末化した温泉鉱石とラジウム、トリウムを含む温泉水を混合し、二次電池の劣化防止と再生を促進する溶剤を得る。
第3工程
アルミニウム箔又は銅箔31の一方面に第2工程で得た溶剤をスプレー塗布又はローラー塗布し溶剤塗布面21を形成する。
第4工程
第3工程を経たアルミニウム箔又は銅箔31における一方面に形成された溶剤塗布面21の表面に粘着剤の層41を形成すると共に、粘着剤の層41の表面には剥離紙51を積層して第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を得る。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を、溶剤塗布面2が二次電池の側面に対峙する状態で設置するよう構成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を、上部ケース蓋6Aと下部ケース蓋6Bからなる二次電池収納ケース6に取り付ける場合、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を2枚用意し、それぞれの剥離紙5を剥がし、上部ケース蓋6Aと下部ケース蓋6Bの内側に貼り付けたのち、下部ケース蓋6B内に角型の二次電池6Cを入れ、上部ケース蓋6Aを閉めるよう構成されていることを特徴としている。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を、携帯電話本体7に取り付ける場合、携帯電話本体7における二次電池7Aを携帯電話本体から外し、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1の剥離紙5を剥がし、携帯電話本体7における二次電池収納部7Bに貼り付け、二次電池7Aを収納するよう構成されていることを特徴としている。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項2記載の発明で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を、溶剤塗布面21に積層されている粘着剤の層41の接着剤により二次電池の側面に直接貼り付ける状態で設置するよう構成されていることを特徴としている。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項2記載の発明で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を、直列に接続された丸型の二次電池8に対して直接取り付ける場合、直列に接続する丸型の二次電池8における二次電池単体8Aごとに、第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を丸めたのち剥離紙51を剥がし、二次電池単体8Aの外側に直接巻き付けるよう構成されていることを特徴としている。
【0013】
請求項8記載の発明は、請求項2記載の発明で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を、角型の二次電池9に対して直接取り付ける場合、第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を角型の二次電池9に合わせて折り曲げたのち剥離紙51を剥がし、角型の二次電池9の外側に直接巻き付けるよう構成されていることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
1は第1発明の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シートである。
第1発明は下記の各工程から構成されている。図1を参照する。
第1工程
ラジウム、トリウムを含む温泉鉱石を微粉末化する。
なお、放射性物質は取扱が難しく、人体、機器に対しての安全性の確認は容易ではないが、ラジウム温泉鉱石に存在する放射性物質は古くから利用、研究され安全性が確立している。
第2工程
ポリウレタン系の溶剤に第1工程で得た微粉末化した温泉鉱石とラジウム、トリウムを含む温泉水を混合し、二次電池の劣化防止と再生を促進する溶剤を得る。
第3工程
アルミニウム箔又は銅箔3の一方面に第2工程で得た溶剤をスプレー塗布又はローラー塗布し溶剤塗布面2を形成する。
第4工程
第3工程を経たアルミニウム箔又は銅箔3における他方面に粘着剤の層4を形成すると共に、粘着剤の層4の表面には剥離紙5を積層して第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を得る。
【0015】
11は第2発明の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シートである。
第2発明は下記の各工程から構成されている。図2を参照する。
第1工程
ラジウム、トリウムを含む温泉鉱石を微粉末化する。
なお、放射性物質は取扱が難しく、人体、機器に対しての安全性の確認は容易ではないが、ラジウム温泉鉱石に存在する放射性物質は古くから利用、研究され安全性が確立している。
第2工程
ポリウレタン系の溶剤に第1工程で得た微粉末化した温泉鉱石とラジウム、トリウムを含む温泉水を混合し、二次電池の劣化防止と再生を促進する溶剤を得る。
第3工程
アルミニウム箔又は銅箔31の一方面に第2工程で得た溶剤をスプレー塗布又はローラー塗布し溶剤塗布面21を形成する。
第4工程
第3工程を経たアルミニウム箔又は銅箔31における一方面に形成された溶剤塗布面21の表面に粘着剤の層41を形成すると共に、粘着剤の層41の表面には剥離紙51を積層して第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を得る。
【0016】
第3発明は二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法である。
第1発明で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を、溶剤塗布面2が二次電池の側面に対峙する状態で設置するよう構成されている。
【0017】
第3発明の具体的な使用例を説明する。
A.第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を上部ケース蓋6Aと下部ケース蓋6Bからなる二次電池収納ケース6に取り付ける場合は、下記の通りである。
図3、4、5を参照して、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を2枚用意し、それぞれの剥離紙5を剥がし、上部ケース蓋6Aと下部ケース蓋6Bの内側に貼り付ける。
下部ケース蓋6B内に角型の二次電池6Cを入れ、上部ケース蓋6Aを閉める。
この結果、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1の溶剤塗布面2が二次電池6Cと対峙することになる。
【0018】
B.第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1を携帯電話本体7に取り付ける場合は、下記の通りである。
図6、7を参照して、携帯電話本体7における二次電池7Aを携帯電話本体から外し、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1の剥離紙5を剥がし、携帯電話本体7における二次電池収納部7Bに貼り付け、二次電池7Aを収納する。
この結果、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート1の溶剤塗布面2が二次電池7Aと対峠することになる。
【0019】
第4発明は二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法である。
第2発明で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を、溶剤塗布面21に積層されている粘着剤の層41の接着剤により二次電池の側面に直接貼り付ける状態で設置するよう構成されている。
【0020】
第4発明の具体的な使用例を説明する。
第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を直列に接続された丸型の二次電池8に対して直接取り付ける場合は、下記の通りである。
図8、9、10、11を参照して、直列に接続する丸型の二次電池8における二次電池単体8Aごとに、第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を丸めたのち剥離紙51を剥がし、二次電池単体8Aの外側に直接巻き付ける。
溶剤塗布面21に積層されている粘着剤の層の接着剤により二次電池の側面に直接貼り付ける状態になる。
【0021】
第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を角型の二次電池9に対して直接取り付ける場合は、下記の通りである。
図12、13、14を参照して、第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート11を角型の二次電池9に合わせて折り曲げたのち剥離紙51を剥がし、角型の二次電池9の外側に直接巻き付ける。
溶剤塗布面21に積層されている粘着剤の層の接着剤により二次電池の側面に直接貼り付ける状態となる。
【0022】
【実施例】
さらに、以下のような条件で実験した結果、極めて良好な結果が得られた。
1.携帯電話を対象に二次電池の劣化防止兼再生促進シートの装着前と装着後を比較すると、通話時間の増加率は下記の通りである。
携帯電話の種類 増加率
001 54%〜35%
002 48%〜18%
003 33%
004 40%〜35%
2.二次電池の劣化防止兼再生促進シートのサイズ(表面積)を3分の2に小さくすると、通話時間が10〜15%程度減少する。
3.新品の携帯電話に二次電池の劣化防止兼再生促進シートを装着すると、明らかに通話寿命が長くなる。
4.通話音質と通話障害の問題は見られない。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
1.ラジウム、トリウムを含む温泉鉱石から放射される放射線を二次電池に照射することで、電池内の電解液や電極の劣化、電解液中や電極に付着する堆積物の生成を抑制したり、移動するイオンの障害となる電解液中や電極に付着する堆積物を細分化しイオンの移動を容易にする。
この結果、二次電池の充放電による劣化防止や劣化した二次電池を再生することができる。
2.温泉から湧出し沈殿堆積するラジウム、トリウムを含む温泉鉱石を使用したので、放射能に対して安全性が極めて高い。
3.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易である、経済的である、などの効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シートの略図的斜視図である。
【図2】第2発明で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シートの略図的斜視図である。
【図3】角型の二次電池の略図的斜視図である。
【図4】第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シートを二次電池収納ケースに取り付ける状態を説明する1部を切欠いた分解斜視図である。
【図5】第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シートを二次電池収納ケースに取り付けた状態を説明する1部を切欠いた斜視図である。
【図6】携帯電話から二次電池を外し、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シートを装着した状態における1部を切欠いた分解斜視図である。
【図7】同上において二次電池を装着した状態の1部を切欠いた斜視図である。
【図8】直列に接続された丸型の二次電池の略図的斜視図である。
【図9】丸型の二次電池単体の略図的斜視図である。
【図10】丸型の二次電池に取り付ける前の第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シートの状態を説明する斜視図である。
【図11】丸型の二次電池に第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シートを取り付けた状態を説明する斜視図である。
【図12】角型の二次電池の斜視図である。
【図13】角型の二次電池に取り付ける前の第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シートの状態を説明する斜視図である。
【図14】角型の二次電池に第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シートを取り付けた状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 第1発明の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート
2 溶剤塗布面
3 アルミニウム箔又は銅箔
4 粘着剤の層
5 剥離紙
11 第2発明の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート
21 溶剤塗布面
31 アルミニウム箔又は銅箔
41 粘着剤の層
51 剥離紙
6 二次電池収納ケース
7 携帯電話本体
8 丸型の二次電池
9 角型の二次電池

Claims (8)

  1. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法。
    第1工程
    ラジウム、トリウムを含む温泉鉱石を微粉末化する。
    第2工程
    ポリウレタン系の溶剤に第1工程で得た微粉末化した温泉鉱石とラジウム、トリウムを含む温泉水を混合し、二次電池の劣化防止と再生を促進する溶剤を得る。
    第3工程
    アルミニウム箔又は銅箔(3)の一方面に第2工程で得た溶剤をスプレー塗布又はローラー塗布し溶剤塗布面(2)を形成する。
    第4工程
    第3工程を経たアルミニウム箔又は銅箔(3)における他方面に粘着剤の層(4)を形成すると共に、粘着剤の層(4)の表面には剥離紙(5)を積層して第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(1)を得る。
  2. 下記の各工程から構成されていることを特徴とする二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法。
    第1工程
    ラジウム、トリウムを含む温泉鉱石を微粉末化する。
    第2工程
    ポリウレタン系の溶剤に第1工程で得た微粉末化した温泉鉱石とラジウム、トリウムを含む温泉水を混合し、二次電池の劣化防止と再生を促進する溶剤を得る。
    第3工程
    アルミニウム箔又は銅箔(31)の一方面に第2工程で得た溶剤をスプレー塗布又はローラー塗布し溶剤塗布面(21)を形成する。
    第4工程
    第3工程を経たアルミニウム箔又は銅箔(31)における一方面に形成された溶剤塗布面(21)の表面に粘着剤の層(41)を形成すると共に、粘着剤の層(41)の表面には剥離紙(51)を積層して第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(11)を得る。
  3. 請求項1記載の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(1)を、溶剤塗布面(2)が二次電池の側面に対峙する状態で設置するよう構成されていることを特徴とする二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法。
  4. 請求項1記載の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(1)を、上部ケース蓋(6A)と下部ケース蓋(6B)からなる二次電池収納ケース(6)に取り付ける場合、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(1)を2枚用意し、それぞれの剥離紙(5)を剥がし、上部ケース蓋(6A)と下部ケース蓋(6B)の内側に貼り付けたのち、下部ケース蓋(6B)内に角型の二次電池(6C)を入れ、上部ケース蓋(6A)を閉めるよう構成されていることを特徴とする二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法。
  5. 請求項1記載の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(1)を、携帯電話本体(7)に取り付ける場合、携帯電話本体(7)における二次電池(7A)を携帯電話本体から外し、第1種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(1)の剥離紙(5)を剥がし、携帯電話本体(7)における二次電池収納部(7B)に貼り付け、二次電池(7A)を収納するよう構成されていることを特徴とする二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法。
  6. 請求項2記載の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(11)を、溶剤塗布面(21)に積層されている粘着剤の層(41)の接着剤により二次電池の側面に直接貼り付ける状態で設置するよう構成されていることを特徴とする二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法。
  7. 請求項2記載の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(11)を、直列に接続された丸型の二次電池(8)に対して直接取り付ける場合、直列に接続する丸型の二次電池(8)における二次電池単体(8A)ごとに、第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(11)を丸めたのち剥離紙(51)を剥がし、二次電池単体(8A)の外側に直接巻き付けるよう構成されていることを特徴とする二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法。
  8. 請求項2記載の二次電池の劣化防止兼再生促進シートの製造方法で得た第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(11)を、角型の二次電池(9)に対して直接取り付ける場合、第2種二次電池の劣化防止兼再生促進シート(11)を角型の二次電池(9)に合わせて折り曲げたのち剥離紙(51)を剥がし、角型の二次電池(9)の外側に直接巻き付けるよう構成されていることを特徴とする二次電池の劣化防止兼再生促進シートの使用方法。
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