JP2004213511A - 生産管理システム - Google Patents

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JP2004213511A JP2003001843A JP2003001843A JP2004213511A JP 2004213511 A JP2004213511 A JP 2004213511A JP 2003001843 A JP2003001843 A JP 2003001843A JP 2003001843 A JP2003001843 A JP 2003001843A JP 2004213511 A JP2004213511 A JP 2004213511A
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達也 加登
Shunichi Sato
俊一 佐藤
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

【課題】タグの記載内容を作業員が見ながら手動でデータ入力したり、タグ内容をコードリーダー等の機器を用いて作業員が特別に読み込ませるという繁雑行為を無くし、生産指示情報と出荷情報を確実かつ効率良く得ることができる生産管理システムを提供する。
【解決手段】倉庫10に保管されている製品ブロック11の中から顧客等に対して出荷品13が取り出されたときに、在庫タグ12が取り外され、倉庫10から送付タグ31として工場20に送付され、受領箱22に工場受領タグ21として投函される。投函されたタグは非接触状態で記録データが読み取られ、生産管理端末23から工場製造現場に対して生産指示情報を送る。製造完了された製品ブロック24は、対応する工場受領タグ21が受領箱22から抜き取られて添付され、これと同時に、受領箱22にて工場受領タグ21内に記録された品目及び単位数情報を読取り出庫情報として生産管理端末23へ情報を送る。完成した製品ブロック24は、工場20から倉庫10に向かって製品ブロック32として倉庫送付タグ33が添付された状態で輸送される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工場で製造された製品を所定の管理数単位でまとめた製品ブロックを効率良く倉庫に在庫させるように生産を管理する生産管理システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグが添付された製品ブロックを倉庫に在庫させ、その製品ブロックを形成する製品の全部または一部が倉庫から顧客等に向けて出荷されるときには、当該の製品ブロックの製品数が減るので、添付されているタグを取り外して工場に送付して製品製造を指示することが行われている。
【0003】
工場においては、倉庫から送付されたタグのデータ内容に基づいて製品製造を開始し、該データに基づく製品の品目及び管理単位数を満たす製品ブロックの製造が完了したときに、当該タグを完成した製品ブロックに添付して倉庫に送付することが行われている。この場合、製品ブロックに添付されているタグには製品の品目及び管理単位数のデータが文字の形態で書き込まれていたり、バーコードで記録されている場合が多い。
【0004】
よって、倉庫から送付されたタグを工場で受領するときには、当該タグの記載文字を見ながら所定の工場に設置されている生産管理端末機器に手動でデータ入力したり、当該タグに記録されたバーコードをコードリーダー等の読取り機器を用いて解読することによって生産管理端末機器にデータ入力し、これらのデータ入力に基づいて工場の側で製品の製造を開始するための指示を製造現場に与える。
【0005】
工場側でタグ内容を満たす製品ブロックが完成したときには、当該製品ブロックにタグを添付した状態で倉庫に送付するのであるが、そのときには生産管理端末機器にその旨のデータ入力をする必要があり、この場合にもタグを工場で受領するときと同様にして、当該タグの記載文字を見ながら倉庫に向けて送付する旨のデータ入力を生産管理端末機器に対して手動で行ったり、当該タグに記録されたバーコードをコードリーダー等の読取り機器を用いて解読させ倉庫に向けて送付する旨のデータを生産管理端末機器に対して行うことによって一連の生産管理に対応させている。
【0006】
このように倉庫と工場の間でタグの送付/受領を行うことによって倉庫の製品在庫が必要最小限の数に維持され、工場で過剰な製造を行うことなく効率的な生産管理を行うことができる(例えば特許文献1に開示)。
【0007】
【特許文献1】
特開平3−142670号公報(図1〜図5、第541頁と第542頁)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の生産管理システムは、倉庫から送付されたタグを工場で受領するとき、並びに工場から倉庫に対し送付される製品ブロックにタグを添付するときには、タグに記載された内容を手動で生産管理端末機器に入力したり、タグに記録されたバーコードをコードリーダー等の読取り機器を用いて解読させた状態で生産管理端末機器に入力しているので、タグに記載された内容を手動で入力する場合には能率が悪く、作業員による人力作業であるために入力ミスの発生頻度が高いという難点があり、バーコード記録内容を読み取る場合にも作業員によってコードリーダーを操作して読取りを行う必要があるので繁雑な操作を作業員に強いることになってしまうという問題がある。
【0009】
このために、手動入力するときに入力ミスが発生してしまった場合には、工場の側で行われる一連の製造作業を無駄に実行させてしまう虞があり、生産管理の効率を著しく低下させてしまう。また、倉庫から送付されるタグを工場で受け入れる際には、実際にタグ内容を生産管理端末機器に入力し忘れる可能性があり、この場合には、製造すべき製品ブロックの製造が開始されず一連の生産管理を円滑に行うことができなくなってしまう虞がある。
【0010】
そこで、本発明の目的は、タグの記載内容を作業員が見ながら手動でデータ入力したり、タグ内容をコードリーダー等の機器を用いて作業員が特別に読み込ませるという繁雑行為を無くし、生産指示情報と出荷情報を確実かつ効率良く得ることができる生産管理システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明による生産管理システムは、次に記載するような特徴的な構成機能を採用している。
【0012】
(1)製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグが添付された製品ブロックを倉庫に在庫し、前記製品ブロックを形成する製品の全部または一部が前記倉庫から出荷されたときに前記タグを工場に送付し、該工場に送付されたタグのデータに基づいて製品製造を開始し、該データに基づく前記製品の品目及び管理単位数の製品ブロックの製造が完了したときに、当該製品ブロックに前記タグを添付して前記倉庫に送付する生産管理システムにおいて、
製品の品目及び管理単位数のデータを非接触状態での読み書きをし得る非接触記憶素子を有するタグを投函し得ると共に、工場に設置された受領箱と、
前記受領箱に投函されたタグに記録されたデータ内容を非接触状態で読み取って前記工場に対して生産指示情報を送信する第1送信手段と、
前記受領箱に投函されているタグが、完成した製品ブロックに添付されて前記倉庫に送付され、または取り出されたときに、前記倉庫への出荷情報として送信する第2送信手段と、
前記受領箱に投函または取り出されたタグのデータ内容と、前記第1送信手段と、前記第2送信手段とのそれぞれの送信内容に基づき前記倉庫と前記工場の間における生産管理を制御指令する生産管理端末とを具備する生産管理システム。
【0013】
(2)製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグが添付された製品ブロックを倉庫に在庫し、前記製品ブロックを形成する製品の全部または一部が前記倉庫から出荷されたときにタグデータを工場に送信し、前記タグデータを受信した工場では当該タグデータに基づく製品製造を開始し、該タグデータに基づく製品の品目及び管理単位数の製品ブロックの製造が完了したときに、当該製品ブロックに前記タグを添付して前記倉庫に送付する生産管理システムにおいて、
製品の品目及び管理単位数のデータを非接触状態での読み書きをし得る非接触記憶素子を有するタグに記録されたデータ内容を非接触状態で読み取って前記工場に対して生産指示情報を通信ネットワークを介在して送信する第1送信手段と、
前記工場で受信された前記生産指示情報に対応するデータをタグに記録し、該記録されたタグが投函される受領箱と、
前記受領箱に投函されているタグが、完成した製品ブロックに添付されて前記倉庫に送付されるために取り出されたときに、前記倉庫への出荷情報として前記生産管理端末に送信する第2送信手段と、
前記受領箱に投函または取り出されたタグのデータ内容と、前記第1送信手段と、前記第2送信手段とのそれぞれの送信内容に基づき前記倉庫と前記工場の間における生産管理を制御指令する生産管理端末とを具備する生産管理システム。
【0014】
(3)製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグが添付された製品ブロックを倉庫に在庫し、前記製品ブロックを形成する製品の全部または一部が前記倉庫から出荷されたときに前記タグを工場に送付し、該工場に送付されたタグのデータに基づいて製品製造を開始し、該データに基づく前記製品の品目及び管理単位数の製品ブロックの製造が完了したときに、当該製品ブロックに前記タグを添付して前記倉庫に送付する生産管理システムにおいて、
前記倉庫にて前記製品ブロックに添付されているタグを前記工場に送付するときに、当該タグのデータ記録内容を、前記製品の品目及び管理単位数の製品ブロックの製造指令データに書き替えるデータ書替装置を前記倉庫に設け、
製品の品目及び管理単位数のデータを非接触状態での読み書きをし得る非接触記憶素子を有するタグを投函し得ると共に、工場に設置された受領箱と、
前記受領箱に投函されたタグに記録されたデータ内容を非接触状態で読み取って前記工場に対して生産指示情報を出力する手段と、
前記受領箱に投函されているタグが、完成した製品ブロックに添付されて前記倉庫に送付されるために抜かれるときに、前記倉庫への出荷情報としてデータを書き換える手段と、
前記受領箱に投函または取り出されたタグのデータ内容と、前記第1送信手段と、前記第2送信手段とのそれぞれの送信内容に基づき前記倉庫と前記工場の間における生産管理を制御指令する生産管理端末とを具備する生産管理システム。
【0015】
(4)前記製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグに基づく製品の製造指令は、前記製品ブロックに定められた所定数を単位とする個数の製造を指令する上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0016】
(5)前記製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグに基づく製品の製造指令は、前記倉庫に在庫されている製品ブロックの不足する個数の製造を指令する上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0017】
(6)前記製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグに基づく製品の製造指令は、前記製品ブロックに定められた所定数の複数組の製造を指令する上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0018】
(7)前記生産管理端末は、前記通信ネットワークを介在して前記倉庫からの前記生産指示情報を受信したときに当該生産指示情報に基づく生産開始指令を出力するように構成する上記(2)の生産管理システム。
【0019】
(8)前記タグへのデータ記録内容を、前記工場での製造開始及び前記倉庫からの出荷開始のときに書き込まれるタイムスタンプ情報に基づいて前記倉庫の在庫期間を把握して製品在庫期間の目標と実績データを得る上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0020】
(9)前記タグへのデータ記録内容に、所定場所への直送指令データを含ませ、前記工場から出荷されるときに、当該タグが添付された製品を前記所定場所に直送する上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0021】
(10)前記タグに、追加タグを添付し、該追加タグに過渡的な製造を指令する追加オーダーのデータを付加して記録すると共に、オーダー終了までの回数データを記録し、該オーダー終了時点で回収する上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0022】
(11)前記追加タグへのデータ記録内容を、前記工場での製造開始及び前記倉庫からの出荷開始のときに書き込まれるタイムスタンプ情報に基づいて前記倉庫の在庫期間を把握して製品在庫期間の目標と実績データを得る上記(9)の生産管理システム。
【0023】
(12)前記工場からの納入品の前記倉庫での保管場所を、前記追加タグが添付されている第1納入品と前記タグのみが添付されている第2納入品とを区別して該第1及び第2納入品を別々に保管管理する上記(8)の生産管理システム。
【0024】
(13)前記追加タグへのデータ記録内容に、所定場所への直送指令データを含ませ、前記工場から出荷されるときに、当該追加タグが添付された製品を前記所定場所に直送する上記(8)の生産管理システム。
【0025】
(14)所定場所への直送指令データを記録した直送指令タグを、前記タグに付加して添付し、前記工場から出荷されるときに、当該直送指令タグが添付された製品を前記所定場所に直送する上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0026】
(15)前記倉庫から前記製品ブロックの一部または全部が出荷されるときに前記タグの記録内容が読み取られたときに、前記倉庫における在庫の規定数を判断し、当該規定数を下回ったときに、該当製品の製造指令を最優先で前記工場に伝達し生産開始させる旨の指令データを前記タグに記録する上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0027】
(16)前記倉庫から前記製品ブロックの一部または全部が出荷されるときに前記タグの記録内容が読み取られたときに、前記倉庫における在庫の規定数を判断し、当該規定数を下回ったときに、該当製品の製造指令を最優先で前記工場に伝達し生産開始させる旨の指令データが記録された優先製造指令タグを前記タグに付加して添付する上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0028】
(17)前記倉庫における在庫の規定数は、前記製品ブロックの複数個である上記(1)乃至(3)のいずれかの生産管理システム。
【0029】
(18)前記タグ、前記追加タグ、前記直送指令タグ、及び前記優先製造指令タグのいずれかは、微弱電波を用いてデータ送受信を行うことによってデータの読み出しと書き込みをし得るICカードで構成する上記(1)乃至上記(17)のいずれかの生産管理システム。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。先ず、第1の実施の形態について図1と図2を用いて説明する。
【0031】
図1において、倉庫10の中に保管されている製品ブロック11は、所定の管理単位数毎、例えば10個毎に1組にされると共に、在庫タグ12が添付されている。この在庫タグ12は、磁気的にデータの送受を行うことができるICカード等で形成され製品の品目及び管理単位数のデータを非接触状態で読み書きをし得る非接触記憶素子を有して構成されている。
【0032】
在庫タグ12に格納されたデータ内容は例えば、図2に概念的に示すように、ID番号、商品名(品目)、数量(単位数)、工場側のタイムスタンプ及び倉庫側のタイムスタンプでなる基本項目aと、任意データを格納するための予備項目bと、顧客情報(特定顧客名)、倉庫位置情報(倉庫の棚番号)、クレーム情報(不具合)でなる管理項目cで構成される。
【0033】
基本項目aを構成する工場側のタイムスタンプは、在庫タグ12へのデータ記録内容を、工場20での製造開始及び倉庫10からの出荷開始のときに書き込まれるタイムスタンプ情報に基づいて倉庫10内の製品在庫状態を把握して製品在庫期間の目標と実績データを得るためのものである。
【0034】
基本項目aを構成する倉庫側のタイムスタンプは、倉庫10から出荷開始されるときに書き込まれるもので、その年月日時分秒に対応するデータで構成される。
【0035】
倉庫10に保管されている製品ブロック11の中から顧客等に対して出荷品13が取り出されると、製品ブロック11の製品個数が所定の単位数(10個)だけ減少し、所定の管理単位数が維持できないので補充を行う必要があり、その場合には、製品ブロック11から在庫タグ12が取り外され、倉庫10から送付タグ31として工場20に送付され、工場20に送付された送付タグ31は、工場20に設けられた受領箱22に工場受領タグ21として投函される。
【0036】
受領箱22は、工場に設置されていてタグ情報を非接触状態で読み取る機能を有して構成され、投函された工場受領タグ21に記録されたデータ内容を非接触状態で読み取って工場の製造現場に対して生産指示情報を送信する第1送信手段を有している。即ち、受領箱22から出力される読取り信号を生産管理端末23に対して送信する構成である。また、受領箱22に投函または取り出された工場受領タグ21のデータ内容と、前記第1送信手段と、前記第2送信手段とのそれぞれの送信内容に基づき倉庫10と工場20の間における生産管理を制御指令する生産管理端末23を有することになる。
【0037】
工場受領タグ21に対応した製造開始指令によって製造が進行し、完成した品目が10台になって得られる製品ブロック24には、対応する工場受領タグ21が受領箱22から抜き取られて添付され、これと同時に、受領箱22にて工場受領タグ21内に記録された品目及び単位数情報を読取り出庫情報として生産管理端末23へ情報を送り、完成した製品ブロック24は、工場20から倉庫10に向かって製品ブロック32として倉庫送付タグ33が添付された状態で輸送される。
【0038】
従って、倉庫10から送付された送付タグ31を工場20で受領するとき、並びに工場20から倉庫10に対し送付される製品ブロック32に添付するときには、タグ記載された内容を従来のように手動で入力したり、タグ記録されたバーコードをコードリーダー等の読取り機器を用いて解読させた状態で生産管理端末機器に入力することが不要となり、自動的に工場受領タグ21の内容が読み取れるので従来のような繁雑な操作を作業員に強いることが無くなる。
【0039】
このために入力ミスの発生や工場20の側で行われる一連の製造作業を無駄に実行させてしまうことがなくなり、生産管理の効率を著しく向上させることができる。
【0040】
次に本発明の第2の実施の形態について図3を用いて詳細に説明する。本実施の形態の生産管理システムは、倉庫10の側で製品ブロック11の一部または全部が出荷されたときに、生産指示情報を倉庫10から通信ネットワーク50を介して工場20に送るように構成され、倉庫10には倉庫端末51が設けられ、これに読取装置52が接続され、製品ブロック11の一部または全部が顧客等に対して出荷された時点で在庫タグ12が外されて読取装置52に投函されたときに、当該在庫タグ12の情報を非接触状態で得ることができる。
【0041】
読取装置52に在庫タグ12が投函されるとその記録内容、即ち、品名と管理単位数のデータが自動的に読み取られ、そのデータが倉庫端末51に伝達され、倉庫端末51から通信ネットワーク50を介して工場20の側に生産指示情報として送信される。
【0042】
通信ネットワーク50を介して工場20の工場端末53で受信された生産指示情報は、タグ書込装置54を用いて新たな工場受領タグ21に書き込まれ、その工場受領タグ21がICタグ読取り機能付きの受領箱22に投函されたときに当該の工場受領タグ21から読み取られた生産指示情報、即ち、品目及び単位数情報が生産管理端末23に伝達され、工場20内の製造現場にて製造が開始される。
【0043】
なお、生産指示情報は、工場端末53が生産指示情報を受け取った時点で生産管理端末23に情報を送るようにしても良く、また、倉庫10にて使用済みとなった在庫タグ12は、ある程度の枚数が集まったときに工場20に送付し、完成した製品ブロック24に添付される工場受領タグ21として再利用することができる。
【0044】
また、工場20で受信された生産指示情報に対応するデータをタグ書込装置54を用いて工場受領タグ21に記録し、該工場受領タグ21が投函される受領箱22が構成され、受領箱22に投函されている工場受領タグ21が、完成した製品ブロックに添付されて前記倉庫に送付されるために取り出されたときに、倉庫10への出荷情報として生産管理端末23に送信する第2送信手段と、受領箱22に投函または取り出されたタグのデータ内容と、第1送信手段と、第2送信手段とのそれぞれの送信内容に基づき倉庫10と工場20の間における生産管理を制御指令する生産管理端末23とを具備して生産管理システムが構成されることになる。
【0045】
工場20において製造が進行し、工場受領タグ21に対応した品目の製造が所定数(10個)で纏められた製品ブロック24が完成すると、その製品ブロック24には、対応する工場受領タグ21が受領箱22から抜き取られて添付され、これと同時に、受領箱22にて工場受領タグ21内に記録された品目及び単位数情報を読取り出庫情報として生産管理端末23へ情報が送られ、完成した製品ブロック24は、工場20から倉庫10に向かってタグ添付された状態で輸送される。
【0046】
従って、工場20から倉庫10に対し送付される製品ブロック24にタグ添付するときには、タグ記載された内容を従来のように手動で入力したり、タグ記録されたバーコードをコードリーダー等の読取り機器を用いて解読させた状態で生産管理端末機器に入力することが不要となり、自動的にタグ内容が読み取れるので従来のような繁雑な操作を作業員に強いることが無くなる。このために入力ミスの発生や工場20の側で行われる一連の製造作業を無駄に実行させてしまうことがなくなり、生産管理の効率を著しく向上させることができる。
【0047】
次に、本発明の第3の実施の形態による生産管理システムを図4を用いて説明する。
【0048】
倉庫10に在庫している製品ブロック11の一部もしくは全部が出荷品13として出荷されたときに在庫タグ12が外され、ICタグの情報を読み書きすることができる読取装置14に収納されると、この読取装置14に接続された倉庫端末15は、在庫タグ12の記録内容、即ち、品名と単位数のデータを読み取ると同時に、管理情報である収容されたタイムスタンプを書き込み、必要に応じて入力部(不図示)から顧客情報あるいはクレーム情報を入力して記憶させた後に、在庫タグ12を工場20に輸送される。
【0049】
倉庫10から送られた在庫タグ12は、工場20にて工場受領タグ21とされてタグ書込装置25に収納され、タグ書込装置25によってタグ内容が読み出されて工場端末26に伝達され、工場20内での製造が開始されると共に、生産管理端末23にもそのデータが出力される。
【0050】
これと同時にタグ書込装置25によって工場受領タグ21の有する製造の品目、単位数情報を生産指示情報として生産管理端末23に伝達され、また倉庫10の側で書き込まれたタイムスタンプ及び顧客情報あるいはクレーム情報が取り込まれ、最終的な出庫までの時間の管理と顧客情報による顧客管理あるいは製品のクレーム情報として工場受領タグ21の記録内容が利用される。
【0051】
タグ書込装置25に工場受領タグ21が収納されると同時に工場側タイムスタンプが書き込まれ、必要があれば入力部より顧客情報と特急情報を入力して記憶させる。
【0052】
工場受領タグ21に対応した製造開始指令によって製造が進行し、完成した品目が10個になって得られる製品ブロック24には、対応する工場受領タグ21がタグ書込装置25から抜き取られて添付され、これと同時に、タグ書込装置25にて工場受領タグ21内に記録された品目及び単位数情報を読取り出庫情報として工場端末26を介して生産管理端末23へ情報を送り、完成した製品ブロック24は、工場20から倉庫10に向かってタグ添付された状態で倉庫10に輸送される。
【0053】
従って、倉庫10の側で書き込まれたタイムスタンプ情報は、工場20の側から出庫された情報を記憶しておくことによって、工場20から製品ブロック24が倉庫10に向かって出庫されるまでの製品倉庫管理の情報として、また、顧客情報は特定の顧客に出荷された旨の顧客管理情報として利用することができる。
【0054】
工場20の側でタグ書込装置25によって書き込まれるタイムスタンプ情報は、生産管理が開始された時点から最終的に出庫されるまでの一連の生産管理情報として利用されると共に、倉庫10の側では生産開始されたときのタイムスタンプ情報から生産単位の管理情報として利用できる。
【0055】
顧客情報以外にクレーム情報を書き込むことによって、倉庫10の側から商品のクレームについて工場20の側に伝達することもできる。
【0056】
従って、倉庫10から送付された在庫タグ12を工場20で受領するとき、並びに工場20から倉庫10に対し送付される製品ブロック24に添付するときには、タグ記載された内容を従来のように手動で入力したり、タグ記録されたバーコードをコードリーダー等の読取り機器を用いて解読させた状態で生産管理端末機器に入力することが不要となり、自動的に工場受領タグ21の内容が読み取れるので従来のような繁雑な操作を作業員に強いることが無くなる。
【0057】
このために入力ミスの発生や工場20の側で行われる一連の製造作業を無駄に実行させてしまうことがなくなり、生産管理の効率を著しく向上させることができる。
【0058】
次に本発明の第4の実施の形態について図5を用いて詳細に説明する。本実施の形態の生産管理システムは、倉庫10の側で製品ブロック11の一部または全部が出荷されたときに、生産指示情報を倉庫10から通信ネットワーク50を介して工場20に送るように構成され、倉庫10に設けられた倉庫端末15には読取装置14が接続され、製品ブロック11が顧客等に対して出荷された時点で在庫タグ12が外されて読取装置14に投函される。
【0059】
読取装置14に在庫タグ12が投函されると当該在庫タグ情報が非接触状態で得られ、品名データと単位数データを読み取ると同時に管理情報である収容されたタイムスタンプを書き込み、必要であれば入力部(不図示)より顧客情報を入力して記憶させる。
【0060】
この記憶がなされると在庫タグ12の情報である品名、数量データと、管理情報であるタイムスタンプ及び顧客情報を倉庫端末15から通信ネットワーク50を介して工場20へ生産指示情報として送る。
【0061】
通信ネットワーク50を介して工場20の工場端末26で受信された生産指示情報は、タグ書込装置25を用いて新たな工場受領タグ21に書き込まれ、倉庫10からの生産指示情報、即ち、品目及び単位数情報が工場端末26を介して生産管理端末23に伝達され、工場20内の製造現場にて製造が開始される。
【0062】
なお、生産指示情報は、工場端末26が生産指示情報を受け取った時点で生産管理端末23に情報を送るようにしても良く、また、倉庫10にて使用済みとなった在庫タグ12は、ある程度の枚数が集まったときに工場20に送付し、完成した製品ブロック24に添付される工場出荷タグ27(工場受領タグ21)として再利用することができる。
【0063】
工場20において製造が進行し、工場受領タグ21に対応した品目の製造が所定数(10個)で纏められた製品ブロック24が完成すると、その製品ブロック24には、対応する工場受領タグ21が工場送付タグ33とされて、完成した製品ブロック32に添付された状態で工場20から倉庫10に向かって輸送される。
【0064】
従って、工場20から倉庫10に対し送付される製品ブロック24にタグ添付するときには、タグ記載された内容を従来のように手動で入力したり、タグ記録されたバーコードをコードリーダー等の読取り機器を用いて解読させた状態で生産管理端末機器に入力することが不要となり、自動的にタグ内容が読み取れるので従来のような繁雑な操作を作業員に強いることが無くなる。このために入力ミスの発生や工場20の側で行われる一連の製造作業を無駄に実行させてしまうことがなくなり、生産管理の効率を著しく向上させることができる。
【0065】
今まで説明した4つの実施の形態のそれぞれに用いられている在庫タグ12、工場受領タグ21、工場出荷タグ27等の多種多様なタグは、通常の生産管理に適合させているものであるが、生産スケジュールの都合上、特急的に追加オーダーをしたり正規の場所と異なる場所に輸送せざるを得ない場合があることに対応できるようにし、タグ内容を示す図2の予備項目bの内容を、例えば図6に示すように生産回数d、特急情報e、直送情報fとしてデータ格納並びにデータ書き換えを行うことによって、過渡的な生産オーダー追加の処理を行うことができ、この過渡的なタグ内容としてオーダー終了までの回数(n)が記憶され、オーダー終了時点で回収することができる。
【0066】
また、タグ記録内容を、工場製造の開始及び倉庫出荷の開始のときに書き込まれるタイムスタンプ情報に基づいて倉庫在庫の期間を把握して製品在庫期間の目標と実績データを得るように構成したり、タグ記録内容に、所定場所への直送指令データを含ませ、工場出荷されるときに、当該のタグ添付された製品を所定場所に直送する指令を出すように構成してもよい。
【0067】
一方、前述のタグに、追加タグを添付し、該追加タグに過渡的な製造を指令する追加オーダーのデータを付加して記録したり、オーダー終了までの回数データを記録し、オーダー終了時点で回収するように構成してもよい。
【0068】
この場合、追加タグへのデータ記録内容を、工場製造の開始及び倉庫出荷の開始のときに書き込まれるタイムスタンプ情報に基づいて倉庫在庫期間を把握して製品在庫期間の目標と実績データを得るように構成したり、工場納入品の倉庫保管の場所を、当該の追加タグが添付されている第1納入品と通常のタグのみが添付されている第2納入品とを区別して該第1及び第2納入品を別々に保管管理するように構成してもよい。
【0069】
追加タグへのデータ記録内容に、所定場所への直送指令データを含ませ、工場出荷されるときに、当該追加タグが添付された製品を所定場所に直送するように構成したり、所定場所への直送指令データを記録した直送指令タグを、通常タグに付加して添付し、工場出荷されるときに、当該直送指令タグが添付された製品を所定場所に直送するように構成してもよい。
【0070】
倉庫から製品ブロックの一部または全部が出荷されるときにタグ記録内容が読み取られたときに、倉庫在庫の規定数を判断し、当該規定数を下回ったときに、該当製品の製造指令を最優先で工場に伝達して生産開始させる旨の指令データをタグ記録するように構成したり、製品ブロックの一部または全部が倉庫出荷されるときにタグ記録内容が読み取られたときに、倉庫在庫の規定数を判断し、当該規定数を下回ったときに、該当製品の製造指令を最優先で工場に伝達して生産開始させる旨の指令データが記録された優先製造指令タグを通常タグに付加して添付するように構成してもよい。この場合の在庫規定数は、製品ブロックの複数個とすればよい。
【0071】
前記タグ、前記追加タグ、前記直送指令タグ、及び前記優先製造指令タグのいずれかは、微弱電波を用いてデータ送受信を行うことによってデータの読み出しと書き込みをし得るICカードで構成して、データの読み書き(記録再生)する媒体を用いる例のみならず、磁気的に記録再生したり光磁気的な記録再生を行う媒体であってもよいことは勿論である。
【0072】
なお、前述の第1乃至第4の実施の形態においては、製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグに基づく製品の製造指令は、製品ブロックに定められた所定数を単位とする個数の製造を指令するようにしているが、倉庫10に在庫されている製品ブロックの不足する個数の製造を指令するようにしたり、製品ブロックに定められた所定数の複数組の製造を指令するようにしてもよいことは勿論である。
【0073】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明による生産管理システムは、製造指令のためのデータを手動入力していないので従来のように入力ミスが発生しまったり、工場の側で行われる一連の製造作業を無駄に実行させてしまうことを無くせるために、生産管理の効率を著しく向上させることができ、また、倉庫から送付されるタグを工場で受け入れる際には、作業員の手を煩わせることなく自動的に入力されるので従来のような入力のし忘れに基づく生産管理の能率低下が解消される。
【0074】
従って、本発明によれば、タグの記載内容を作業員が見ながら手動でデータ入力したり、タグ内容をコードリーダー等の機器を用いて作業員が特別に読み込ませるという繁雑行為を無くし、生産指示情報と出荷情報を確実かつ効率良く得ることができる生産管理システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による生産管理システムの概略構成と動作ステップを併せて示したブロック構成図である。
【図2】図1中に示されるタグへのデータ格納状態を概念的に示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による生産管理システムの概略構成と動作ステップを併せて示したブロック構成図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態による生産管理システムの概略構成と動作ステップを併せて示したブロック構成図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態による生産管理システムの概略構成と動作ステップを併せて示したブロック構成図である。
【図6】図2に概念的に示されるタグのデータ格納状態の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 倉庫
11 製品ブロック
12 在庫タグ
13 出荷品
14 読取装置
15 倉庫端末
20 工場
21 工場受領タグ
22 受領箱
23 生産管理端末
24 製品ブロック
25 タグ書込装置
26 工場端末
27 工場出荷タグ
31 送付タグ
32 製品ブロック
33 倉庫送付タグ
50 通信ネットワーク
51 倉庫端末
52 読取装置
53 工場端末
54 タグ書込装置

Claims (18)

  1. 製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグが添付された製品ブロックを倉庫に在庫し、前記製品ブロックを形成する製品の全部または一部が前記倉庫から出荷されたときに前記タグを工場に送付し、該工場に送付されたタグのデータに基づいて製品製造を開始し、該データに基づく前記製品の品目及び管理単位数の製品ブロックの製造が完了したときに、当該製品ブロックに前記タグを添付して前記倉庫に送付する生産管理システムにおいて、
    製品の品目及び管理単位数のデータを非接触状態での読み書きをし得る非接触記憶素子を有するタグを投函し得ると共に、工場に設置された受領箱と、
    前記受領箱に投函されたタグに記録されたデータ内容を非接触状態で読み取って前記工場に対して生産指示情報を送信する第1送信手段と、
    前記受領箱に投函されているタグが、完成した製品ブロックに添付されて前記倉庫に送付され、または取り出されたときに、前記倉庫への出荷情報として送信する第2送信手段と、
    前記受領箱に投函または取り出されたタグのデータ内容と、前記第1送信手段と、前記第2送信手段とのそれぞれの送信内容に基づき前記倉庫と前記工場の間における生産管理を制御指令する生産管理端末とを具備することを特徴とする生産管理システム。
  2. 製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグが添付された製品ブロックを倉庫に在庫し、前記製品ブロックを形成する製品の全部または一部が前記倉庫から出荷されたときにタグデータを工場に送信し、前記タグデータを受信した工場では当該タグデータに基づく製品製造を開始し、該タグデータに基づく製品の品目及び管理単位数の製品ブロックの製造が完了したときに、当該製品ブロックに前記タグを添付して前記倉庫に送付する生産管理システムにおいて、
    製品の品目及び管理単位数のデータを非接触状態での読み書きをし得る非接触記憶素子を有するタグに記録されたデータ内容を非接触状態で読み取って前記工場に対して生産指示情報を通信ネットワークを介在して送信する第1送信手段と、
    前記工場で受信された前記生産指示情報に対応するデータをタグに記録し、該記録されたタグが投函される受領箱と、
    前記受領箱に投函されているタグが、完成した製品ブロックに添付されて前記倉庫に送付されるために取り出されたときに、前記倉庫への出荷情報として前記生産管理端末に送信する第2送信手段と、
    前記受領箱に投函または取り出されたタグのデータ内容と、前記第1送信手段と、前記第2送信手段とのそれぞれの送信内容に基づき前記倉庫と前記工場の間における生産管理を制御指令する生産管理端末とを具備することを特徴とする生産管理システム。
  3. 製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグが添付された製品ブロックを倉庫に在庫し、前記製品ブロックを形成する製品の全部または一部が前記倉庫から出荷されたときに前記タグを工場に送付し、該工場に送付されたタグのデータに基づいて製品製造を開始し、該データに基づく前記製品の品目及び管理単位数の製品ブロックの製造が完了したときに、当該製品ブロックに前記タグを添付して前記倉庫に送付する生産管理システムにおいて、
    前記倉庫にて前記製品ブロックに添付されているタグを前記工場に送付するときに、当該タグのデータ記録内容を、前記製品の品目及び管理単位数の製品ブロックの製造指令データに書き替えるデータ書替装置を前記倉庫に設け、
    製品の品目及び管理単位数のデータを非接触状態での読み書きをし得る非接触記憶素子を有するタグを投函し得ると共に、工場に設置された受領箱と、
    前記受領箱に投函されたタグに記録されたデータ内容を非接触状態で読み取って前記工場に対して生産指示情報を出力する手段と、
    前記受領箱に投函されているタグが、完成した製品ブロックに添付されて前記倉庫に送付されるために抜かれるときに、前記倉庫への出荷情報としてデータを書き換える手段と、
    前記受領箱に投函または取り出されたタグのデータ内容と、前記第1送信手段と、前記第2送信手段とのそれぞれの送信内容に基づき前記倉庫と前記工場の間における生産管理を制御指令する生産管理端末とを具備することを特徴とする生産管理システム。
  4. 前記製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグに基づく製品の製造指令は、前記製品ブロックに定められた所定数を単位とする個数の製造を指令することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理システム。
  5. 前記製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグに基づく製品の製造指令は、前記倉庫に在庫されている製品ブロックの不足する個数の製造を指令することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理システム。
  6. 前記製品の品目及び管理単位数のデータが記録されたタグに基づく製品の製造指令は、前記製品ブロックに定められた所定数の複数組の製造を指令することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理システム。
  7. 前記生産管理端末は、前記通信ネットワークを介在して前記倉庫からの前記生産指示情報を受信したときに当該生産指示情報に基づく生産開始指令を出力するように構成することを特徴とする請求項2に記載の生産管理システム。
  8. 前記タグへのデータ記録内容を、前記工場での製造開始及び前記倉庫からの出荷開始のときに書き込まれるタイムスタンプ情報に基づいて前記倉庫の在庫期間を把握して製品在庫期間の目標と実績データを得ることができることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理システム。
  9. 前記タグへのデータ記録内容に、所定場所への直送指令データを含ませ、前記工場から出荷されるときに、当該タグが添付された製品を前記所定場所に直送することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理
    システム。
  10. 前記タグに、追加タグを添付し、該追加タグに過渡的な製造を指令する追加オーダーのデータを付加して記録すると共に、オーダー終了までの回数データを記録し、該オーダー終了時点で回収することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理システム。
  11. 前記追加タグへのデータ記録内容を、前記工場での製造開始及び前記倉庫からの出荷開始のときに書き込まれるタイムスタンプ情報に基づいて前記倉庫の在庫期間を把握して製品在庫期間の目標と実績データを得ることができることを特徴とする請求項9に記載の生産管理システム。
  12. 前記工場からの納入品の前記倉庫での保管場所を、前記追加タグが添付されている第1納入品と前記タグのみが添付されている第2納入品とを区別して該第1及び第2納入品を別々に保管管理することを特徴とする請求項8に記載の生産管理システム。
  13. 前記追加タグへのデータ記録内容に、所定場所への直送指令データを含ませ、前記工場から出荷されるときに、当該追加タグが添付された製品を前記所定場所に直送することを特徴とする請求項8に記載の生産管理システム。
  14. 所定場所への直送指令データを記録した直送指令タグを、前記タグに付加して添付し、前記工場から出荷されるときに、当該直送指令タグが添付された製品を前記所定場所に直送することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理システム。
  15. 前記倉庫から前記製品ブロックの一部または全部が出荷されるときに前記タグの記録内容が読み取られたときに、前記倉庫における在庫の規定数を判断し、当該規定数を下回ったときに、該当製品の製造指令を最優先で前記工場に伝達し生産開始させる旨の指令データを前記タグに記録することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理システム。
  16. 前記倉庫から前記製品ブロックの一部または全部が出荷されるときに前記タグの記録内容が読み取られたときに、前記倉庫における在庫の規定数を判断し、当該規定数を下回ったときに、該当製品の製造指令を最優先で前記工場に伝達し生産開始させる旨の指令データが記録された優先製造指令タグを前記タグに付加して添付することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生産管理システム。
  17. 前記倉庫における在庫の規定数は、前記製品ブロックの複数個であることを特徴とする請求項15または請求項16に記載の生産管理システム。
  18. 前記タグ、前記追加タグ、前記直送指令タグ、及び前記優先製造指令タグのいずれかは、微弱電波を用いてデータ送受信を行うことによってデータの読み出しと書き込みをし得るICカードで構成することを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれかに記載の生産管理システム。
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