JP2004213264A - 情報処理装置、画像形成装置、アプリケーションの識別情報割り付け方法およびプログラム - Google Patents
情報処理装置、画像形成装置、アプリケーションの識別情報割り付け方法およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】アプリケーションが起動されると、そのアプリケーションから名称、アプリケーションタイプ情報が取得される(ステップSa1)。取得したアプリケーション名称がシステム管理情報として不揮発性メモリに記憶されているか否かを検索することによって、当該アプリケーションが過去に起動されたことのあるものか否かが判別される(ステップSa2、ステップSa3)。過去に起動されたことのないアプリケーションである場合には、アプリIDが付与されるとともに不揮発性メモリの領域が割り付けられる(ステップSa5、ステップSa7)。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリンタアプリケーション、コピーアプリケーション、ファクシミリアプリケーションなどの複数のアプリケーションが動作する情報処理装置、画像形成装置、アプリケーションの識別情報割り付け方法またはこのような画像形成装置を制御するプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コピー、プリンタ、ファクシミリなどの機能を利用する場合、ユーザはコピー機、プリンタ装置、ファクシミリ装置といった装置を個別に用意する必要があったが、近年では、コピー、プリンタ、ファクシミリといった機能を1つの装置で実現することができる画像形成装置、いわゆる複合機が利用されるようになっている。
【0003】
このような複合機は、表示部、印刷部、撮像部等のハードウェアを設けるとともに、プリンタ、コピー、ファクシミリ装置等のそれぞれに対応する機能をソフトウェアにより実現するようになっており、これらのソフトウェアを切り替えることによりプリンタ、コピーまたはファクシミリ装置として機能させることができるようになっている。
【0004】
また、上記のように各種機能をソフトウェアによって実現し、共用できるハードウェア資源を各機能において共用する複合機の中には、プリンタアプリケーション、コピーアプリケーション、ファクシミリアプリケーションといった各アプリケーションの動作時に必要となる共通的な処理を行うソフトウェアを有し、マルチファンクション機能を実現するものもある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−198626号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の共通的な処理をソフトウェアによって実現する複合機等では、その装置によって実現できる機能、つまりコピー、ファクシミリ等の機能が固定的であったため、各機能を実現するためのアプリケーションに対して固定的にアプリケーションIDを付与し、かかるアプリケーションIDを共通的な処理を行うソフトウェアが取得して各アプリケーション間の調停等を行ってマルチファンクション機能を実現していた。
【0007】
しかしながら、このような固定的なアプリケーションIDを付与する方法では、複合機に新たな機能を実現するためのアプリケーションの追加を行うことができない、つまり拡張性が乏しいものとなる。
【0008】
そこで、アプリケーションIDを動的に付与することによって、新たなアプリケーションの追加を可能とすることも考えられるが、かかる場合であっても、共通的な処理を行うソフトウェアがその追加したアプリケーション動作時にどのような処理やどのようなサイズのメモリ領域を提供すればよいのかといったことが不明な場合もあり、追加したアプリケーションの特徴等を考慮した処理を行うことができなかった。
【0009】
この発明は上記に鑑みてなされたもので、新たなアプリケーションの追加をすることができる等拡張性に優れ、かつ複数の動作可能なアプリケーションに特徴を考慮したマルチファンクション機能を実現できる情報処理装置、画像形成装置、アプリケーションの識別情報割り付け方法およびプログラムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、複数のアプリケーションが動作する情報処理装置であって、これらのアプリケーションの各々を識別する識別情報、およびアプリケーションの種別を示すアプリケーションタイプ情報ごとに当該情報処理装置を制御するための制御情報を記憶する管理情報記憶手段と、前記アプリケーションが起動された際に当該アプリケーションの前記アプリケーションタイプ情報を取得するとともに当該アプリケーションに対して識別情報を割り付ける手段であって、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションを識別する新たな識別情報を割り付けるとともに割り付けた識別情報を前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションを識別する識別情報を割り付ける制御手段とを具備することを特徴とする情報処理装置である。
【0011】
請求項1にかかる発明によれば、制御手段が、最初の起動時であれば当該アプリケーションに対して新たな識別情報を割り付け、2回目以降の起動時であれば最初の起動時に割り付けた識別情報が割り付けられる。このようにアプリケーションの識別情報が固定的ではなく動的に割り付けられるので、新たなアプリケーションを追加した場合にもそのアプリケーションに対して識別情報を割り付けることができ、アプリケーション間の調停等にその識別情報を用いることができる。したがって、新規なアプリケーションの追加等に対応できる拡張性に優れた情報処理装置を提供できる。また、制御手段が起動されたアプリケーションのアプリケーションタイプ情報を取得しているので、管理情報記憶手段における取得したアプリケーションタイプ情報に対応する制御情報にしたがった制御を行うことができる。したがって、起動したアプリケーションが新規なものであっても、そのアプリケーションの特徴等を考慮した制御が可能となる。
【0012】
また、請求項2にかかる発明は、画像形成処理に関するユーザサービスを提供する複数のアプリケーションが動作する画像形成装置であって、これらのアプリケーションの各々を識別する識別情報、およびアプリケーションの種別を示すアプリケーションタイプ情報ごとに当該画像形成装置を制御するための制御情報を記憶する管理情報記憶手段と、前記アプリケーションが起動された際に当該アプリケーションの前記アプリケーションタイプ情報を取得するとともに当該アプリケーションに対して識別情報を割り付ける手段であって、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションを識別する新たな識別情報を割り付けるとともに割り付けた識別情報を前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションを識別する識別情報を割り付ける制御手段とを具備することを特徴とする画像形成装置である。
【0013】
請求項2にかかる発明によれば、制御手段が、最初の起動時であれば当該アプリケーションに対して新たな識別情報を割り付け、2回目以降の起動時であれば最初の起動時に割り付けた識別情報が割り付けられる。このようにアプリケーションの識別情報が固定的ではなく動的に割り付けられるので、新たなアプリケーションを追加した場合にもそのアプリケーションに対して識別情報を割り付けることができ、アプリケーション間の調停等にその識別情報を用いることができる。したがって、新規なアプリケーションの追加等に対応できる拡張性に優れた画像形成装置を提供できる。また、制御手段が起動されたアプリケーションのアプリケーションタイプ情報を取得しているので、管理情報記憶手段における取得したアプリケーションタイプ情報に対応する制御情報にしたがった制御を行うことができる。したがって、起動したアプリケーションが新規なものであっても、そのアプリケーションの特徴等を考慮した制御が可能となる。
【0014】
また、請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる発明の構成において、前記アプリケーションに提供されるアプリケーション利用記憶手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションに対して前記アプリケーション利用記憶手段の記憶領域を割り付けるとともに、割り付けた記憶領域に関する情報を前記識別番号と対応つけて前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションに割り付けた記憶領域に関する情報を通知することを特徴とする。
【0015】
請求項3にかかる発明によれば、制御手段が、最初にアプリケーションが起動された際にはそのアプリケーションに対してアプリケーション利用記憶手段の記憶領域を割り付けて利用させることができ、2回目以降にアプリケーションが起動された際にはその割り付けられた記憶領域に関する情報をアプリケーションに通知し、これによりアプリケーションはその記憶領域を利用することができる。したがって、新規なアプリケーションが追加された場合であっても、そのアプリケーションが利用できる記憶領域が割り付けられ、新規なアプリケーションを有効に動作させることができ、拡張性に優れた画像形成装置を提供できる。
【0016】
また、請求項4にかかる発明は、請求項2または3にかかる発明の構成において、前記制御手段は、前記アプリケーションタイプ情報に加え、当該アプリケーション動作時に当該画像形成装置の装置各部を制御すべき内容を含む個別制御情報を取得し、取得したアプリケーションタイプ情報および個別制御情報を当該アプリケーションに付与された識別情報と対応つけて前記管理情報記憶手段に記憶させ、当該アプリケーション動作時には、このアプリケーションの識別情報と対応つけて記憶されている前記個別制御情報にしたがって装置各部を制御することを特徴とする。
【0017】
請求項4にかかる発明によれば、起動されたアプリケーションのアプリケーションタイプ情報に対応する制御が原則として行われるとともに、制御手段によって個別制御情報が取得された場合には、その個別制御情報に含まれる制御内容についてはその個別制御情報にしたがった制御がなされる。したがって、起動されたアプリケーションの特徴等をより詳細に考慮した制御を行うことができる。
【0018】
また、請求項5にかかる発明は、請求項2または3にかかる発明の構成において、前記管理情報記憶手段は、予め複数の前記アプリケーションタイプ情報と、各々のアプリケーションタイプ情報に対応する前記制御情報とを記憶しており、前記制御手段は、予め前記制御情報記憶手段に記憶されている前記アプリケーションタイプ情報と異なる新規な前記アプリケーションタイプ情報と、当該アプリケーション動作時に当該画像形成装置の装置各部を制御すべき内容を含む新規な制御情報とを取得した場合、取得した前記新規なアプリケーションタイプ情報と前記新規な制御情報とを前記管理情報記憶手段に新たに記憶させ、当該アプリケーション動作時には、前記新規な制御情報にしたがって装置各部を制御することを特徴とする。
【0019】
請求項5にかかる発明によれば、制御手段が、起動されたアプリケーションについての新たなアプリケーションタイプ情報と、これに対応する制御情報とを取得した場合、かかる新たなアプリケーションタイプ情報に対応する制御情報にしたがった制御が行われる。したがって、新規なアプリケーションを追加した場合であっても、予め決められたアプリケーションタイプ情報に対応する制御のみならず、その新規アプリケーションの特徴に合致した制御を行うことができる。
【0020】
また、請求項6にかかる発明は、請求項2または3にかかる発明の構成において、前記制御手段は、前記アプリケーションから通知される前記アプリケーションタイプ情報を取得することを特徴とする。
【0021】
請求項6にかかる発明によれば、制御手段は、起動されたアプリケーションからの通知によってアプリケーションタイプ情報を取得することができ、取得したアプリケーションタイプ情報に対応した制御を行うことができる。
【0022】
また、請求項7にかかる発明は、請求項4にかかる発明の構成において、前記制御手段は、前記アプリケーションから通知される前記アプリケーションタイプ情報および前記個別制御情報を取得することを特徴とする。
【0023】
請求項7にかかる発明によれば、制御手段は、起動されたアプリケーションからの通知によって個別制御情報を取得することができ、取得した個別制御情報にしたがった制御を行うことができる。
【0024】
また、請求項8にかかる発明は、請求項5にかかる発明の構成において、前記制御手段は、前記アプリケーションから通知される新規な前記アプリケーションタイプ情報および新規な前記制御情報を取得することを特徴とする。
【0025】
請求項8にかかる発明によれば、制御手段は、起動されたアプリケーションから通知される新規なアプリケーションタイプ情報および新規な制御情報を取得することができ、新規なアプリケーションタイプ情報に対応する制御を行うことができる。
【0026】
また、請求項9にかかる発明は、複数のアプリケーションが動作する装置であって、これらのアプリケーションの各々を識別する識別情報、およびアプリケーションの種別を示すアプリケーションタイプ情報ごとに当該画像形成装置を制御するための制御情報を記憶する管理情報記憶手段を備える画像形成装置において、前記複数のアプリケーションに対して識別番号を割り付ける方法であって、前記アプリケーションが起動された際に当該アプリケーションの前記アプリケーションタイプ情報を取得するとともに当該アプリケーションに対して識別情報を割り付ける過程であって、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションを識別する新たな識別情報を割り付けるとともに割り付けた識別情報を前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションを識別する識別情報を割り付ける工程を具備することを特徴とする識別情報割り付け方法である。
【0027】
請求項9にかかる発明によれば、最初の起動時であれば当該アプリケーションに対して新たな識別情報を割り付け、2回目以降の起動時であれば最初の起動時に割り付けた識別情報が割り付けられる。このようにアプリケーションの識別情報が固定的ではなく動的に割り付けられるので、新たなアプリケーションを追加した場合にもそのアプリケーションに対して識別情報を割り付けることができ、アプリケーション間の調停等にその識別情報を用いることができる。したがって、新規なアプリケーションの追加等に対応できる拡張性に優れた画像形成装置を提供できる。また、制御手段が起動されたアプリケーションのアプリケーションタイプ情報を取得しているので、管理情報記憶手段における取得したアプリケーションタイプ情報に対応する制御情報にしたがった制御を行うことができる。したがって、起動したアプリケーションが新規なものであっても、そのアプリケーションの特徴等を考慮した制御が可能となる。
【0028】
また、請求項10にかかる発明は、複数のアプリケーションが動作する装置であって、これらのアプリケーションの各々を識別する識別情報、およびアプリケーションの種別を示すアプリケーションタイプ情報ごとに当該画像形成装置を制御するための制御情報を記憶する管理情報記憶手段を備える画像形成装置を、前記アプリケーションが起動された際に当該アプリケーションの前記アプリケーションタイプ情報を取得するとともに当該アプリケーションに対して識別情報を割り付ける手段であって、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションを識別する新たな識別情報を割り付けるとともに割り付けた識別情報を前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションを識別する識別情報を割り付ける制御手段として機能させることを特徴とするプログラムである。
【0029】
請求項10にかかるプログラムをコンピュータに実行させれば、制御手段が、最初の起動時であれば当該アプリケーションに対して新たな識別情報を割り付け、2回目以降の起動時であれば最初の起動時に割り付けた識別情報が割り付けられる。このようにアプリケーションの識別情報が固定的ではなく動的に割り付けられるので、新たなアプリケーションを追加した場合にもそのアプリケーションに対して識別情報を割り付けることができ、アプリケーション間の調停等にその識別情報を用いることができる。したがって、新規なアプリケーションの追加等に対応できる拡張性に優れた画像形成装置を提供できる。また、制御手段が起動されたアプリケーションのアプリケーションタイプ情報を取得しているので、管理情報記憶手段における取得したアプリケーションタイプ情報に対応する制御情報にしたがった制御を行うことができる。したがって、起動したアプリケーションが新規なものであっても、そのアプリケーションの特徴等を考慮した制御が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、画像形成装置、アプリケーションの識別情報割り付け方法およびプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
A.第1実施形態
図1は、この発明の第1実施形態である画像形成装置(以下、「複合機」という)の構成を示すブロック図である。図1に示すように、複合機は、白黒ラインプリンタ(B&W LP)101と、カラーラインプリンタ(Color LP)102と、スキャナ103と、ファクシミリ104、ハードディスクドライブ(HDD)105、不揮発性メモリ106などのハードウェアリソースなどを有するとともに、プラットホーム120とアプリケーション130とから構成されるソフトウェア群110を備えている。
【0032】
プラットホーム120は、アプリケーションからの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生させるコントロールサービスと、一または複数のハードウェア資源の管理を行い、コントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(SRM)123と、汎用OS121とを有する。コントロールサービスは、複数のサービスモジュールから形成され、SCS(システムコントロールサービス)122と、ECS(エンジンコントロールサービス)124と、MCS(メモリコントロールサービス)125と、OCS(オペレーションパネルコントロールサービス)126と、FCS(ファックスコントロールサービス)127と、NCS(ネットワークコントロールサービス)128とから構成される。なお、このプラットホーム120は、あらかじめ定義された関数により前記アプリケーション130から処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインタフェース(API)を有する。
【0033】
汎用OS121は、UNIX(R)などの汎用オペレーティングシステムであり、プラットホーム120並びにアプリケーション130の各ソフトウェアをそれぞれプロセスとして並列実行する。
【0034】
SRM123は、SCS122とともにシステムの制御およびリソースの管理を行うものであり、スキャナ部やプリンタ部などのエンジン、メモリ、HDDファイル、ホストI/O(セントロI/F、ネットワークI/F、IEEE1394 I/F、RS232C I/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求にしたがって調停を行い、実行制御する。
【0035】
具体的には、このSRM123は、要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判断し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に伝える。また、SRM123は、上位層からの要求に対してハードウェア資源の利用スケジューリングを行い、要求内容(たとえば、プリンタエンジンにより紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施している。
【0036】
SCS122はアプリ管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、リソース管理、割り込みアプリ制御、および後述するアプリケーションIDおよびメモリ領域の割り付け制御等を行うものであり、ECS124は、白黒ラインプリンタ(B&W LP)101、カラーラインプリンタ(Color LP)102、スキャナ103、ファクシミリ104からなるハードウェアリソースのエンジンを制御するものである。
【0037】
MCS125は、画像メモリの取得および解放、ハードディスク装置(HDD)の利用、画像データの圧縮および伸張などを行うものである。OCS126は、オペレータと本体制御間の情報伝達手段となる操作パネルを制御するモジュールである。
【0038】
FCS127は、システムコントローラの各アプリ層からPSTN/ISDN網を利用したファクシミリ送受信、BKM(バックアップSRAM)で管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用、ファクシミリ読みとり、ファクシミリ受信印刷、融合送受信を行うためのAPIを提供するものである。FCS127には、そのサブプロセスであるFCUハンドラ129(FCUH)が起動される。このFCUH129は、FCS127からの指令によりファクシミリ送受信の際にファクシミリエンジンのデバイスドライバを制御するものである。
【0039】
NCS128は、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するためのモジュール群であり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、アプリケーションからデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行うものである。
【0040】
アプリケーション130は、ページ記述言語(PDL)、PCLおよびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ111と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ112と、ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ113と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ114と、ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ115とを有している。なお、本実施形態にかかる画像形成装置では、上記のようなアプリケーション以外にも新規なアプリケーション116等を追加することもできるようになっている。
【0041】
これらの各コントロールサービスとSRM123と各アプリとは、それぞれプロセスとして汎用OS上に生成されて実行される。そして、各プロセス内部には、複数のスレッドが起動され、汎用OSの管理下でこれらのスレッドのCPU占有時間を切り替えることにより並列実行が実現されている。
【0042】
以上が本発明の第1実施形態にかかる画像形成装置(複合機)の全体構成である。本実施形態にかかる画像形成装置は、プリンタアプリ111、コピーアプリ112、ファクシミリアプリ113といった複数のアプリケーション間におけるハードウェア資源の獲得要求に対する調停を行うためなどに用いられる各アプリケーションを識別するアプリケーションIDおよびメモリ領域を割り付けるSCS(制御手段)122に特徴を有しており、以下SCS122によって行われるアプリケーションID付与およびメモリ領域の割り付け処理等を中心に説明する。
【0043】
まず、プリンタアプリ111、コピーアプリ112等の各アプリケーションのいずれかが起動された際にSCS122によって実行されるアプリケーションIDおよびメモリ領域の割付処理について図2を参照しながら説明する。
【0044】
同図に示すように、いずれかのアプリケーションが起動されると、SCS122は、起動されたアプリケーションからの登録通知を受け付ける(ステップSa1)。すなわち、本実施形態における画像形成装置で動作することができるプリンタアプリ111、コピーアプリ112、ファクシミリアプリ113や新規アプリ116などのアプリケーションは、起動された際にアプリケーション名称やアプリケーションタイプ情報といった自己のアプリケーションに関する情報をSCS122に通知するようになっている。
【0045】
図3に示すように、アプリケーションに関する情報の登録通知では、SCS122は、起動されたアプリケーションから通知されるアプリケーション名称情報を取得するとともに(ステップSb1)、起動されたアプリケーションから通知されるアプリケーションタイプ情報を取得する。
【0046】
ここで、アプリケーション名称情報とは、起動されたプリンタアプリ111であれば、その名称を示す情報である。また、アプリケーションタイプ情報とは、アプリケーションの機能の種別を示す情報である。
【0047】
本実施形態では、SCS122が表1に示すようなアプリケーションタイプ情報を、システム管理情報として予めHDD105や不揮発性メモリ106等の電源オフ時にも記憶内容を維持できる記憶装置(管理情報記憶手段:以下、不揮発性メモリ106とする)に管理保持している(図5参照)。
【表1】
また、SCS122は、この表1に示される4つのアプリケーションタイプ情報ごとに当該画像形成装置の各部を制御するための制御情報(例えば、カウンタータイプ、印刷優先順位、デフォルト排紙先等の種々の制御情報)をシステム管理情報として保持している(図5参照)。
【0048】
SCS122は、かかるシステム管理情報を参照し、起動されたアプリケーションから通知されるアプリケーションタイプ情報に対応した制御情報にしたがって装置各部を制御するようになっている。そして、上記ステップSb2では、このようなアプリケーションタイプ情報が起動されたアプリケーションから通知され、SCS122がこれを取得するのである。
【0049】
すなわち、起動されたプリンタアプリ111であれば、「2:プリンタタイプアプリケーションタイプ」といった情報が通知され、コピーアプリ112であれば「1:コピーアプリケーションタイプ」といった情報が通知され、スキャナアプリ114であれば「3:スキャナアプリケーションタイプ」といった情報が通知され、ファックスアプリ113であれば「4:ファックスアプリケーションタイプ」といった情報が通知される。
【0050】
図2に戻り、起動されたアプリケーションからアプリケーション名称等の情報の通知を受けたSCS122は、そのアプリケーション名称が上述したシステム管理情報として不揮発性メモリ106に記憶されているか否かを検索し(ステップSa2)、かかるアプリケーションが過去に起動されたことのあるアプリケーションであるか否かを判別する(ステップSa3)。
【0051】
すなわち、本実施形態では、後述するようにSCS122が初めて起動されたアプリケーションに対しては新たなアプリケーションIDを付与し、付与したアプリケーションIDとアプリケーション名称をシステム管理情報として不揮発性メモリ106に記憶させるようになっている。したがって、不揮発性メモリ106に、取得したアプリケーション名称が記憶されていない場合にはそのアプリケーションは初めて起動されたものであると判別することができ、アプリケーション名称がすでに不揮発性メモリ106に記憶されている場合にはそのアプリケーションは過去に起動されたことのあるものであると判別することができる。
【0052】
そして、起動されたアプリケーションが初めて起動されるものである場合(ステップSa3の判別「No」)、まだいずれのアプリケーションに対しても付与されていないアプリケーションIDを検索する(ステップSa4)。
【0053】
このような未使用のアプリケーションIDの検索方法について図4を参照しながら説明する。同図に示すように、予め所定個数(図示の例では1〜100までの100個)のアプリケーションIDと各々のアプリケーションIDに対応する使用/未使用フラグを設定できるようにしておき、あるアプリケーションIDをいずれかのアプリケーションに対して付与すると、そのアプリケーションIDに対応するフラグを未使用から使用に変更する。このようにすることで、使用/未使用フラグを参照し、未使用のフラグが対応つけられているアプリケーションIDが未使用のIDであると検索することができる。なお、未使用IDの検索方法は任意であり、上記のような方法に限られるものではない。
【0054】
以上のような方法により未使用のアプリケーションIDを検索すると、この未使用のアプリケーションIDを、起動されたアプリケーションに対して割り付ける(ステップSa5)。そして、割り付けたアプリケーションIDと、起動されたアプリケーションからの通知により取得した当該アプリケーションの名称とを対応つけてシステム管理情報として不揮発性メモリ106に記憶させる(ステップSa6)。このように初めて起動されたアプリケーションの名称をシステム管理情報として不揮発性メモリ106に記録することにより、上記のように不揮発性メモリ106に記録されたアプリケーション名称を検索することで、起動されたアプリケーションが過去に起動されたことがあるものか否かを判別することができるのである。
【0055】
SCS122は、以上のようにアプリケーションIDを付与してシステム管理情報として不揮発性メモリ106に記憶させると、不揮発性メモリ106の空いているメモリ領域のうち起動されたアプリケーションから指示されたサイズのメモリ領域を当該アプリケーションに対して割り付け(ステップSa7)、割り付けたメモリ領域をアプリケーションに対して提供する。すなわち、図5に示すように、不揮発性メモリ106には、上述したようなシステム管理情報を記憶する領域(システム管理情報記憶手段)と、当該画像形成装置で動作可能なアプリケーションが利用できるメモリ領域(アプリケーション利用記憶手段)とが用意されており、アプリケーションが利用できるメモリ領域の中から指定されたサイズのメモリ領域を初めて起動されたアプリケーションに対して割り付けるのである。なお、このように単一の不揮発性メモリをシステム管理情報領域とアプリケーション利用領域とに分割するようにしてもよいが、別個の不揮発性メモリをそれぞれ用意するようにしてもよく、例えばシステム管理情報をHDD105に記憶させるようにしてもよい。
【0056】
このように初めて起動されたアプリケーションに対するメモリ領域の割り付けをすると、SCS122はアプリケーションから供給されたアプリケーションが利用するデータの初期値等を当該割り付けたメモリ領域に記憶させる(ステップSa8)。そして、SCS122は、システム管理情報領域として不揮発性メモリ106に、上記のように記憶させたアプリケーションIDに対応つけて当該アプリケーションに割り付けたメモリ領域に関する情報であるアドレス情報および取得したアプリケーションタイプ情報を記憶させる(ステップSa9)。
【0057】
以上のような情報をシステム管理情報として不揮発性メモリ106に記憶させると、SCS122は、起動されたアプリケーションに対して付与したアプリケーションIDと割り付けたメモリ領域のアドレス情報を通知し、これによりアプリケーションはかかるアドレス情報によって特定される不揮発性メモリ106のメモリ領域を自由に利用できるようになる。
【0058】
一方、ステップSa3の判別において、起動されたアプリケーションが過去に起動されたことのあるアプリケーションであると判別された場合(判別「Yes」)、SCS122は、不揮発性メモリ106に記憶されているシステム管理情報を参照し、当該アプリケーションに付与されているアプリケーションIDおよび割り付けたメモリ領域に関するアドレス情報を取得し(ステップSa11)、これらの情報をアプリケーションに対して通知する(ステップSa10)。
【0059】
以上がSCSによるアプリケーションIDおよびメモリ領域の割り付け処理であり、かかる処理を行うことで図6に示すようにアプリケーションIDの付与が動的に行われることになる。
【0060】
すなわち、図6上段に示すように、各アプリケーションが最初に起動された際には、各々起動された順序でアプリケーションIDが動的に付与され、当該画像形成装置に対して新たに追加した新規アプリケーションであっても起動されると、アプリケーションID(図示の例では、ID=4)が付与され、上記のようにメモリ領域が割り付けられて新規アプリケーションはその領域を利用できることになる。したがって、新規アプリケーションの追加に対する制限がなく、結果として拡張性に優れた画像形成装置を提供することができる。
【0061】
一方、図6下段に示すように、各々のアプリケーションの2回目以降の起動時には、上段のように最初の起動時に付与されたアプリケーションIDが与えられ、最初の起動時に割り付けられたメモリ領域を各アプリケーションは利用することができる。
【0062】
また、上述したようにSCS122は、起動されたアプリケーションから通知されるアプリケーションタイプ情報をシステム管理情報として不揮発性メモリ106に記憶させている。そして、システム管理情報にはアプリケーションタイプ情報に対応して当該画像形成装置の制御すべき内容を含む制御情報が含まれている。つまり、この画像形成装置では、アプリケーションが動作しているときにはそのアプリケーションのアプリケーションタイプ情報に応じた制御がなされるようになっている。
【0063】
したがって、起動されたアプリケーションからの通知によって取得したアプリケーションタイプ情報に応じた制御が行われ、新規アプリケーションであっても、そのアプリケーションの特徴等に応じたアプリケーションタイプ情報(例えば、プリンタアプリケーションタイプであるという情報)をシステム管理情報として記憶させておくことで、そのアプリケーションタイプ情報に応じた制御、つまり新規アプリケーションに対応した制御がSCS122等によって行われる。すなわち、プリンタアプリ111やコピーアプリ112などの予め画像形成装置に含まれているアプリケーションに対応した制御が行われるのはもちろんのこと、システム管理情報の大幅な変更を行うことなく、新規に追加したアプリケーションであってもその特徴等を考慮した制御を実現することができるのである。
【0064】
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態である画像形成装置について説明する。上述した第1実施形態では、SCS122が起動されたアプリケーションからアプリケーション名称およびアプリケーションタイプ情報といった情報の通知を受け(図2のステップSa1および図3参照)、SCS122がアプリケーションID付与、メモリ領域の割り付けおよびこれらの通知といった処理を行うようになっていたが、第2実施形態における画像形成装置では、アプリケーションから通知される情報が第1実施形態と相違しており、かかる相違点を中心に説明する。なお、画像形成装置の全体構成(図1)やSCS122が行う全体の処理等(図2参照)は第1実施形態と同様であり、その説明は省略する。
【0065】
第2実施形態においても、図2に示すように、アプリケーションが起動されると、SCS122は、起動されたアプリケーションからの登録通知を受け付ける(ステップSa1)。すなわち、本実施形態における画像形成装置で動作することができるプリンタアプリ111、コピーアプリ112、ファクシミリアプリ113や新規アプリ116などのアプリケーションは、起動された際にアプリケーション名称やアプリケーションタイプ情報といった自己のアプリケーションに関する情報をSCS122に通知するようになっている。
【0066】
図7に示すように、第2実施形態におけるSCS122は、起動されたアプリケーションから第1実施形態と同様、アプリケーション名称およびアプリケーションタイプ情報の通知を受けるとともに(ステップSc1、ステップSc2)、さらにアプリケーション詳細設定情報の通知を受ける(ステップSc3)。
【0067】
表2に示すように、アプリケーション詳細設定情報(個別制御情報)とは、「カウンタータイプ」、「印刷優先順位タイプ」、「デフォルト排紙先タイプ」および「設定画面有無」等の画像形成装置の動作にかかわる制御内容の詳細を設定するための情報であり、本実施形態では、上記のような設定項目ごとに、予めデフォルトで用意されているアプリケーションタイプのうちのいずれのアプリケーションタイプと同じように扱うかを設定指示するものとなっている。
【表2】
例えば、アプリケーションから通知したアプリケーションタイプ情報が「プリンタアプリケーションタイプ」である場合において、設定項目「カウンタータイプ」については「コピーアプリケーションタイプ」と同様の制御を行うといったアプリケーション詳細設定情報が通知されると、当該アプリケーション動作時には、通常「コピーアプリケーションタイプ」に対応する制御が行われるが、「カウンタータイプ」についての制御だけは「プリンタタイプアプリケーション」と同様の制御が行われるのである。
【0068】
このように原則的には、通知したアプリケーションタイプ情報に対応する制御を行うが、特定の設定項目に関しては通知したアプリケーションタイプ情報に対応する制御と異なる制御を行う必要があるアプリケーションについては、本実施形態のようにアプリケーションタイプ情報に加え、アプリケーション詳細設定情報をSCS122に通知するようにするのである。
【0069】
このような登録通知を受けると、図2に示すようにSCS122は、上記第1実施形態と同様、起動されたアプリケーションが過去に起動されたものであるか否かの判別を行い(ステップSa2、ステップSa3)、その判別結果に応じて各々の処理を行う。すなわち、ステップSa3の判別「Yes」のときは、上記第1実施形態と同様にステップSa11、ステップSa10と進む。
【0070】
一方、ステップSa3の判別「No」のときは、ステップSa4〜ステップSa10の処理を順次行う。第2実施形態では、アプリケーションタイプ情報に加え、アプリケーション詳細設定情報が通知されているので、ステップSa9においてSCS122は、システム管理情報として不揮発性メモリ106に、上記のように記憶させたアプリケーションIDに対応つけて当該アプリケーションに割り付けたメモリ領域のアドレス情報および取得したアプリケーションタイプ情報に加え、アプリケーション詳細設定情報を記憶させる。
【0071】
このようにアプリケーション詳細設定情報をシステム管理情報として不揮発性メモリ106に記憶させることで、当該アプリケーション動作時にはかかるアプリケーションのタイプ情報に対応する制御が原則として行われるとともに、詳細設定した項目についての制御はシステム管理情報として記憶されているアプリケーション詳細設定情報にしたがった制御がなされることになる。
【0072】
したがって、新規なアプリケーションを追加した場合であっても、予め決められたアプリケーションタイプ情報に対応する制御のみならず、その新規アプリケーションの特徴に合致した制御を、大幅なシステム管理情報の変更等を行うことなく実現できる。
【0073】
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態である画像形成装置について説明する。上述した第1実施形態では、SCS122が起動されたアプリケーションからアプリケーション名称およびアプリケーションタイプ情報といった情報の通知を受け(図2のステップSa1および図3参照)、SCS122がアプリケーションID付与、メモリ領域の割り付けおよびこれらの通知といった処理を行うようになっていたが、第3実施形態における画像形成装置では、アプリケーションから通知される情報が第1実施形態と相違しており、かかる相違点を中心に説明する。なお、画像形成装置の全体構成(図1)やSCS122が行う全体の処理等(図2参照)は第1実施形態と同様であり、その説明は省略する。
【0074】
第3実施形態においても、図2に示すように、アプリケーションが起動されると、SCS122は、起動されたアプリケーションからの登録通知を受け付ける(ステップSa1)。
【0075】
すなわち、本実施形態における画像形成装置で動作することができるプリンタアプリ111、コピーアプリ112、ファクシミリアプリ113や新規アプリ116などのアプリケーションは、起動された際にアプリケーション名称やアプリケーションタイプ情報といった自己のアプリケーションに関する情報をSCS122に通知するようになっている。
【0076】
この点では第1実施形態と同様であるが、第3実施形態では、システム管理情報として不揮発性メモリ106に保持されていないアプリケーションタイプ情報(図5に示す例では、プリンタ、コピー、スキャナ、ファックスの4つのタイプ情報がデフォルトとして用意されているが、これ以外のアプリケーションタイプ情報)およびそのアプリケーションタイプ情報に対応した制御情報を新たに定義し、当該画像形成装置のシステム管理情報として登録することができるようになっている。
【0077】
図8に示すように、第3実施形態では、まず起動されたアプリケーションから新しいアプリケーションタイプの登録開始の通知を受ける(ステップSd1)。そして、第1実施形態と同様、起動されたアプリケーションからアプリケーション名称の通知を受ける(ステップSd2)。その後、新たなアプリケーションタイプ情報の通知を受けるとともに(ステップSd3)、その新たなアプリケーションタイプ情報に対応する制御情報であるアプリケーション詳細設定情報の通知を受ける(ステップSd4)。
【0078】
上述したようにアプリケーション詳細設定情報(表2参照)は、「カウンタータイプ」、「印刷優先順位タイプ」、「デフォルト排紙先タイプ」および「設定画面有無」等の画像形成装置の動作にかかわる制御内容の詳細を設定するための情報である。このような情報としては、各設定項目についてどのような制御を行うべきかを具体的に記述したものであってもよいが、本実施形態では、設定項目ごとに、予めデフォルトで用意されているアプリケーションタイプのうちのいずれのアプリケーションタイプと同じように扱うかを設定指示するものとなっている。
【0079】
第3実施形態においてアプリケーションから通知されるアプリケーション詳細設定情報としては、例えばアプリケーションから新たなアプリケーションタイプ情報として「○○アプリケーションタイプ」の通知がなされ、設定項目「カウンタータイプ」については「コピーアプリケーションタイプ」と同様の制御を行う、設定項目「印刷優先順位タイプ」については「プリンタアプリケーションタイプ」と同様の制御を行う、設定項目「デフォルト排紙先タイプ」については「ファックスアプリケーションタイプ」と同様の制御を行うといった具合のものとなる。
【0080】
このようなアプリケーション詳細設定情報が通知されると、当該アプリケーション動作時には、設定項目「カウンタータイプ」については「コピーアプリケーションタイプ」に対応する制御が行われ、「印刷優先順位タイプ」については「プリンタアプリケーションタイプ」に対応する制御が行われるのである。
【0081】
新たなアプリケーションタイプ情報と、それに応じた制御情報を登録する必要があるアプリケーションについては、本実施形態のように新たに定義するアプリケーションタイプ情報に加え、それに対応するアプリケーション詳細設定情報をSCS122に通知するようにするのである。
【0082】
SCS122は、以上のような新たなアプリケーションタイプ情報およびこれに対応するアプリケーション詳細設定情報の通知を受けると、これをシステム管理情報として不揮発性メモリ106に登録する(ステップSd5)。すなわち、4つのデフォルトのアプリケーションタイプ情報に加え、5つ目のアプリケーションタイプ情報と、それに対応する制御情報であるアプリケーション詳細設定情報とが新たにシステム管理情報として登録されるのである。
【0083】
このような登録が完了すると、SCS122は、新たなアプリケーションタイプの登録が完了したことを、アプリケーションに対して通知する(ステップSd6)。
【0084】
登録完了通知を行うと、図2に示すようにSCS122は、上記第1実施形態と同様、起動されたアプリケーションが過去に起動されたものであるか否かの判別を行い(ステップSa2、ステップSa3)、その判別結果に応じて各々の処理を行う。すなわち、ステップSa3の判別「Yes」のときは、上記第1実施形態と同様にステップSa11、ステップSa10と進む。
【0085】
一方、ステップSa3の判別「No」のときは、ステップSa4〜ステップSa10の処理を順次行う。第3実施形態では、新たなアプリケーションタイプ情報が通知されているので、ステップSa9においてSCS122は、システム管理情報として不揮発性メモリ106に、上記のように記憶させたアプリケーションIDに対応つけて当該アプリケーションに割り付けたメモリ領域のアドレス情報および新たなアプリケーションタイプ情報を記憶させる。
【0086】
このように新たなアプリケーションタイプ情報およびこれに対応するアプリケーション詳細設定情報をシステム管理情報として不揮発性メモリ106に登録させることで、当該アプリケーション動作時には新たに登録したアプリケーションのタイプ情報に対応する制御が行われる。
【0087】
したがって、新規なアプリケーションを追加した場合であっても、予め決められたアプリケーションタイプ情報に対応する制御のみならず、その新規アプリケーションの特徴に合致した制御を、大幅なシステム管理情報の変更等を行うことなく実現できる。
【0088】
(変形例)
なお、本発明は、上述した第1〜第3実施形態で説明したような複合機(画像形成装置)に適用することができるが、これ以外にも、複数のアプリケーションが動作する情報処理装置であれば本発明を適用することができる。
【0089】
また、上述した第1〜第3実施形態では、画像形成装置のCPU等がプログラムにしたがって動作することにより、上述したアプリケーションIDの付与、メモリ領域の割り付け処理等(図2、図3、図7、図8参照)を行うようになっていたが、コンピュータにこのような処理を実行させるためのプログラムをインターネット等の通信回線を介してユーザに提供するようにしてもよいし、当該プログラムをCD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してユーザに提供するようにしてもよい。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、アプリケーションの識別情報が固定的ではなく動的に割り付けられるので、新たなアプリケーションを追加した場合にもそのアプリケーションに対して識別情報を割り付けることができ、アプリケーション間の調停等にその識別情報を用いることができる。したがって、新規なアプリケーションの追加等に対応できる拡張性に優れた情報処理装置を提供できる。また、起動したアプリケーションが新規なものであっても、そのアプリケーションの特徴等を考慮した制御が可能となるという効果を奏する。
【0091】
また、請求項2にかかる発明によれば、アプリケーションの識別情報が固定的ではなく動的に割り付けられるので、新たなアプリケーションを追加した場合にもそのアプリケーションに対して識別情報を割り付けることができ、アプリケーション間の調停等にその識別情報を用いることができる。したがって、新規なアプリケーションの追加等に対応できる拡張性に優れた画像形成装置を提供できる。また、起動したアプリケーションが新規なものであっても、そのアプリケーションの特徴等を考慮した制御が可能となるという効果を奏する。
【0092】
また、請求項3にかかる発明によれば、新規なアプリケーションが追加された場合であっても、そのアプリケーションが利用できる記憶領域が割り付けられ、新規なアプリケーションを有効に動作させることができ、拡張性に優れた画像形成装置を提供できる。
【0093】
また、請求項4にかかる発明によれば、したがって、起動されたアプリケーションの特徴等をより詳細に考慮した制御を行うことができる。
【0094】
また、請求項5にかかる発明によれば、新規なアプリケーションを追加した場合であっても、予め決められたアプリケーションタイプ情報に対応する制御のみならず、その新規アプリケーションの特徴に合致した制御を行うことができる。
【0095】
また、請求項6にかかる発明によれば、起動されたアプリケーションからの通知によってアプリケーションタイプ情報を取得することができ、取得したアプリケーションタイプ情報に対応した制御を行うことができる。
【0096】
また、請求項7にかかる発明によれば、起動されたアプリケーションからの通知によって個別制御情報を取得することができ、取得した個別制御情報にしたがった制御を行うことができる。
【0097】
また、請求項8にかかる発明によれば、起動されたアプリケーションから通知される新規なアプリケーションタイプ情報および新規な制御情報を取得することができ、新規なアプリケーションタイプ情報に対応する制御を行うことができる。
【0098】
また、請求項9にかかる発明によれば、アプリケーションの識別情報が固定的ではなく動的に割り付けられるので、新たなアプリケーションを追加した場合にもそのアプリケーションに対して識別情報を割り付けることができ、アプリケーション間の調停等にその識別情報を用いることができる。したがって、新規なアプリケーションの追加等に対応できる拡張性に優れた画像形成装置を提供できる。また、起動したアプリケーションが新規なものであっても、そのアプリケーションの特徴等を考慮した制御が可能となるという効果を奏する。
【0099】
また、請求項10にかかる発明によれば、アプリケーションの識別情報が固定的ではなく動的に割り付けられるので、新たなアプリケーションを追加した場合にもそのアプリケーションに対して識別情報を割り付けることができ、アプリケーション間の調停等にその識別情報を用いることができる。したがって、新規なアプリケーションの追加等に対応できる拡張性に優れた画像形成装置を提供できる。また、起動したアプリケーションが新規なものであっても、そのアプリケーションの特徴等を考慮した制御が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である画像形成装置(複合機)の構成を示すブロック図である。
【図2】前記画像形成装置のSCS(システムコントロールサービス)によって行われるアプリケーションID付与およびメモリ領域割り付け処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】前記アプリケーションID付与およびメモリ領域割り付け処理におけるアプリケーションからの情報の通知を受ける処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】前記アプリケーションID付与およびメモリ領域割り付け処理において、空いているアプリケーションIDを検索する処理を説明するための図である。
【図5】前記画像形成装置のシステム管理情報を記憶する領域およびアプリケーションに提供されるメモリ領域を有する不揮発性メモリの領域構成を示す図である。
【図6】前記アプリケーションID付与およびメモリ領域割り付け処理によるアプリケーションID付与の具体例を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態にかかる画像形成装置のSCSが行う処理であって、前記アプリケーションID付与およびメモリ領域割り付け処理におけるアプリケーションからの情報の通知を受ける処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態にかかる画像形成装置のSCSが行う処理であって、前記アプリケーションID付与およびメモリ領域割り付け処理におけるアプリケーションからの情報の通知を受ける処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
103 スキャナ
104 ファクシミリ
106 不揮発性メモリ
110 ソフトウェア群
111 プリンタアプリ
112 コピーアプリ
113 ファックスアプリ
114 スキャナアプリ
115 ネットファイルアプリ
116 新規アプリ
120 プラットホーム
129 ハンドラ
130 アプリケーション
Claims (10)
- 複数のアプリケーションが動作する情報処理装置であって、
これらのアプリケーションの各々を識別する識別情報、およびアプリケーションの種別を示すアプリケーションタイプ情報ごとに当該情報処理装置を制御するための制御情報を記憶する管理情報記憶手段と、
前記アプリケーションが起動された際に当該アプリケーションの前記アプリケーションタイプ情報を取得するとともに当該アプリケーションに対して識別情報を割り付ける手段であって、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションを識別する新たな識別情報を割り付けるとともに割り付けた識別情報を前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションを識別する識別情報を割り付ける制御手段と
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 画像形成処理に関するユーザサービスを提供する複数のアプリケーションが動作する画像形成装置であって、
これらのアプリケーションの各々を識別する識別情報、およびアプリケーションの種別を示すアプリケーションタイプ情報ごとに当該画像形成装置を制御するための制御情報を記憶する管理情報記憶手段と、
前記アプリケーションが起動された際に当該アプリケーションの前記アプリケーションタイプ情報を取得するとともに当該アプリケーションに対して識別情報を割り付ける手段であって、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションを識別する新たな識別情報を割り付けるとともに割り付けた識別情報を前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションを識別する識別情報を割り付ける制御手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記アプリケーションに提供されるアプリケーション利用記憶手段をさらに具備し、
前記制御手段は、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションに対して前記アプリケーション利用記憶手段の記憶領域を割り付けるとともに、割り付けた記憶領域に関する情報を前記識別番号と対応つけて前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションに割り付けた記憶領域に関する情報を通知する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記アプリケーションタイプ情報に加え、当該アプリケーション動作時に当該画像形成装置の装置各部を制御すべき内容を含む個別制御情報を取得し、取得したアプリケーションタイプ情報および個別制御情報を当該アプリケーションに付与された識別情報と対応つけて前記管理情報記憶手段に記憶させ、当該アプリケーション動作時には、このアプリケーションの識別情報と対応つけて記憶されている前記個別制御情報にしたがって装置各部を制御する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 前記管理情報記憶手段は、予め複数の前記アプリケーションタイプ情報と、各々のアプリケーションタイプ情報に対応する前記制御情報とを記憶しており、
前記制御手段は、予め前記制御情報記憶手段に記憶されている前記アプリケーションタイプ情報と異なる新規な前記アプリケーションタイプ情報と、当該アプリケーション動作時に当該画像形成装置の装置各部を制御すべき内容を含む新規な制御情報とを取得した場合、取得した前記新規なアプリケーションタイプ情報と前記新規な制御情報とを前記管理情報記憶手段に新たに記憶させ、当該アプリケーション動作時には、前記新規な制御情報にしたがって装置各部を制御する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記アプリケーションから通知される前記アプリケーションタイプ情報を取得する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記アプリケーションから通知される前記アプリケーションタイプ情報および前記個別制御情報を取得する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記アプリケーションから通知される新規な前記アプリケーションタイプ情報および新規な前記制御情報を取得する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 複数のアプリケーションが動作する装置であって、これらのアプリケーションの各々を識別する識別情報、およびアプリケーションの種別を示すアプリケーションタイプ情報ごとに当該画像形成装置を制御するための制御情報を記憶する管理情報記憶手段を備える画像形成装置において、前記複数のアプリケーションに対して識別情報を割り付ける方法であって、
前記アプリケーションが起動された際に当該アプリケーションの前記アプリケーションタイプ情報を取得するとともに当該アプリケーションに対して識別情報を割り付ける過程であって、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションを識別する新たな識別情報を割り付けるとともに割り付けた識別情報を前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションを識別する識別情報を割り付ける工程
を具備することを特徴とするアプリケーションの識別情報割り付け方法。 - 複数のアプリケーションが動作する装置であって、これらのアプリケーションの各々を識別する識別情報、およびアプリケーションの種別を示すアプリケーションタイプ情報ごとに当該画像形成装置を制御するための制御情報を記憶する管理情報記憶手段を備える画像形成装置を、
前記アプリケーションが起動された際に当該アプリケーションの前記アプリケーションタイプ情報を取得するとともに当該アプリケーションに対して識別情報を割り付ける手段であって、前記アプリケーションが最初に起動された際には、当該アプリケーションを識別する新たな識別情報を割り付けるとともに割り付けた識別情報を前記管理情報記憶手段に記憶させる一方で、2回目以降に当該アプリケーションが起動された際には前記管理情報記憶手段に記憶されている当該アプリケーションを識別する識別情報を割り付ける制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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