JP2004211578A - 回転数信号の処理方法 - Google Patents

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Hiroyuki Terada
浩之 寺田
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Abstract

【課題】回転数信号に基づく回転数の演算を雑音信号の影響を避けて正確且つ安定に行えるようにすること。
【解決手段】雑音信号の影響を受けにくい第1回転数信号S1と雑音信号の影響を受けやすい第2回転数信号S2とを用いて回転数を決定するため、第1回転数信号S1から演算された回転数に基づいて第1及び第2回転数信号S1,S2のそれぞれについて割込許可期間X1,X2,・・・YA1,YB1,・・・を設定する。そして、これらの割込許可期間内で生じる最初のパルスのエッジを正規の割込タイミングとし、得られた割込タイミングに基づいて第1及び第2回転数信号S1,S2のそれぞれについての回転数を演算する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【特許文献1】
特開平7−54703号公報
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン等の各種回転装置の回転数に応じて回転センサから出力される回転数信号を処理して回転数を正確に検出できるようにするための回転数信号の処理方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
例えば車両用装置等において、エンジンその他の回転装置における回転数を検出するため、所要の回転装置に回転センサを取り付け、該回転装置の回転数に応じて周期が変化するパルス信号を回転センサから回転数信号として出力させ、この回転数信号の周期を電気的に検出することにより回転装置の回転数を決定している。従来では、上述の回転数信号の各パルスの立上りエッジ間又は立下りエッジ間の時間間隔を測定し、この測定された時間間隔に基づいて回転数を決定しているが、車両用の各装置から発生する雑音信号、例えばイグニッションノイズ等の影響により回転数信号にパルス状の信号が重畳されると、正しい回転数検出ができなくなる。このため、例えば特許文献1には、回転数信号の正規のパルス部分を含むようにした判定区間を設け、この判定区間内に入力されたパルスのエッジのみを回転数検出のためのエンジン回転数信号として検知するようにした構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の方法によると、判定区間以外における雑音信号の影響は除去することができるが、判定区間内に混入したノイズ信号により所要の検出動作が乱され、検出が不安定となるという問題は何等解決されないものとなっている。
【0005】
本発明の目的は、従来技術における上述の問題を解決することができる、回転数信号の処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の特徴は、それぞれパルス信号として出力される雑音信号の影響を受けにくい第1回転数信号と雑音信号の影響を受けやすい第2回転数信号とを用いて回転数を決定するための回転数信号の処理方法であって、前記第1回転数信号に基づいて回転数を演算する演算ステップと、該演算ステップで得られた演算結果に基づいて前記第1及び第2回転数信号のそれぞれについて割込許可期間を設定するステップと、前記割込許可期間内で生じる最初のパルスのエッジを正規の割込タイミングとして処理するタイミング処理ステップと、該タイミング処理ステップで得られた割込タイミングに基づいて前記第1及び第2回転数信号のそれぞれについての回転数を演算するステップとを備えたことを特徴とする回転数信号の処理方法が提案される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例につき詳細に説明する。
図1は、本発明による回転数信号の処理方法を示したタイミングチャートである。図1において、(A)は内燃エンジンに燃料を供給するためのポンプのハウジング内に設置された第1回転センサからの第1回転数信号S1の信号波形図、(C)は内燃エンジン側面の出力軸付近に設置された第2回転センサからの第2回転数信号S2の信号波形図である。したがって、第1回転センサは雑音信号の影響が比較的少なく、第2回転センサは雑音信号の影響が比較的大きい。このため、第1回転数信号S1に重畳される雑音信号に比べて、第2回転数信号S2に重畳される雑音信号は多いという条件になっている。
【0008】
第1回転数信号S1及び第2回転数信号S2はマイクロコンピュータに送られ、各信号のパルスの所定のエッジタイミング間の時間を測定することにより回転数が演算される。ここで、第1回転数信号S1及び第2回転数信号S2の各パルスはマイクロコンピュータに対して割込パルスとして働いており、そのパルスのエッジのタイミングが割込タイミングとして認識され、各回転センサの割込タイミング間の時間が測定され、回転数が演算される。ここでは、先ず、雑音信号による影響が比較的少ない第1回転数信号S1の割込タイミングに基づいて回転数を演算し、この結果得られた回転数の値に基づいて、第1回転数信号S1及び第2回転数信号S2の各パルスに対する割込許可期間を設定するようにしている。
【0009】
図1の(B)は、パルス信号である第1回転数信号S1の各パルスPA2,PA3,・・・に対する割込許可期間X1,X2,・・・を示すものであり、同図(D)は、第2回転数信号S2の各パルスPB1,PB2,・・・に対する割込許可期間YA1及びYB1、YA2及びYB2、・・・を示すものである。
【0010】
したがって、第1及び第2回転数信号S1,S2に雑音信号が重畳された場合、図1の(B),(D)においてそれぞれ斜線で示される期間に生じた雑音信号に対しては割り込みが許可されず、それらは処理の対象外となり、割込許可期間X1,X2,・・・及びYA1,YB1,YA2,YB2,・・・の各期間においてのみ回転数の計算のためのパルスが取り込まれる。
【0011】
そして、各割込許可期間において生じたパルスのうち、最も早く割り込みにより生じたパルスのエッジタイミングが割込タイミングとして回転数の演算のために使用される構成となっている。
【0012】
このように、回転数の計算のために使用されるパルスは、雑音信号の影響の少ない第1回転センサから得られた第1回転数信号S1に基づく回転数演算結果にしたがって設定される割込許可期間中に生じたパルスを使用することとなる。この結果、信頼性の高い回転数演算を行うことができる上に、最も早く割り込みにより生じたパルスによる割込タイミングが使用されて回転数の演算が行われるので、安定した演算動作を期待することができる。
【0013】
図2及び図3は、以上説明した処理をマイクロコンピュータにおいて実行する場合の回転数信号処理プログラムを示すもので、図2は、第1回転数信号S1の処理のためのプログラムであり、図3は、第2回転数信号S2の処理のためのプログラムである。
【0014】
先ず、図2について説明する。ステップ11で第1回転センサの割り込みが発生すると、ステップ12で第1回転センサの最初の割込であるか否かが判別される。最初の割込であるとステップ12での判別結果はYESとなり、ステップ13に入り、ここで第1回転センサの割込許可期間C(n)=Coが設定される。割込許可期間Coは、第1回転数信号S1に基づく回転数の計算前にあっては、1000r.p.m.相当の期間に設定される。そして、ステップ14では、第1回転センサの割込済みを示すフラグF1が設定され、ステップ15に進む。ステップ15では、第1回転センサの今回の割込の割込タイミングTM1を保存して今回のプログラムサイクルにおける実行を終了する。
【0015】
次に、最初の割込でない場合の動作について照明する。この場合はステップ12の判別結果はNOとなり、ステップ16に進む。ステップ16では、その割込が割込許可期間G(n)の範囲内のものであるか否かが判別される。その割込が割込許可期間G(n)の範囲内でない場合には、ステップ16の判別結果はNOとなり、ステップ17に進み、ここでこの割込は雑音信号として不採用とする処理が実行され、そのまま終了する。
【0016】
ステップ16での判別結果がYESの場合にはステップ18に進み、ここで、今回の割込の割込タイミングTM2と、保存されている前回の割込タイミングTM1との時間差から回転数を演算する。
【0017】
そして、次のステップ19では、ステップ18での回転数演算結果に基づき、第1回転センサについての次の割込許可期間C(n)の設定を行う。そして、ステップ20では、ステップ18での回転数演算結果に基づき、第2回転センサについての割込許可期間A(n),B(n)の設定を行う。これは、図1から判るように、第1回転センサからの第1回転数信号S1の1周期が、第2回転センサからの第2回転数信号S2の2周期に相当しているからである。すなわち、第1回転数信号S1のパルスPA1の発生タイミングにおいて、第1回転数信号S1のパルスPA2に対する割込許可時間X1を設定すると共に、第2回転数信号S2のパルスPB1,PB2に対する割込許可時間YA1,YB1が設定される構成となっている。
【0018】
そして、ステップ15で、第1回転センサの今回のプログラムサイクルにおいて得られた割込タイミングTM2を保存して、今回のプログラムサイクルの実行を終了する。
【0019】
次に、図3を参照して、第2回転センサからの第2回転数信号S2の処理について説明する。
【0020】
ステップ31で、第2回転センサの割込が発生すると、ステップ32で第2回転センサの割込を示すフラグF2が設定済みであるか否かが判別される。フラグF2が設定されていないと、ステップ32での判別結果はNOとなり、ステップ33に入り、ここで第2回転センサの割込許可期間A(n)の範囲内か否かが判別される。第2回転センサの割込許可期間A(n)であると、ステップ33の判別結果はYESとなり、ステップ34に入る。ステップ34では、第2回転数信号S2の前回の割込タイミングと今回の割込タイミングとの時間差から第2回転数信号S2に基づく回転数が演算される。そして、次のステップ35では、第2回転センサの割込済みを示すフラグF2が設定され、ステップ36に進む。
【0021】
ステップ36では、第2回転センサの今回の割込タイミングを保存して今回のプログラムサイクルにおける実行を終了する。
【0022】
なお、ステップ33の判別結果がNOの場合には、ステップ37に進み、ここでその割込は雑音信号として不採用とする処理が実行され、そのまま今回のプログラムサイクルでの処理を終了する。
【0023】
次に、フラグF2が設定されている場合の動作について説明する。この場合にはステップ32の判別結果はYESとなり、ステップ38に進む。ステップ38では、その割込が第2回転センサの割込許可期間B(n)の範囲内か否かが判別される。第2回転センサの割込許可期間B(n)の範囲内であると、ステップ38の判別結果はYESとなり、ステップ39に入る。ステップ39では、第2回転数信号S2の前回の割込タイミングと今回の割込タイミングとの時間差から第2回転数信号S2に基づく回転数が演算される。そして、次のステップ40では、フラグF2の設定が解除され、ステップ36に進む。なお、ステップ38の判別結果がNOの場合にはステップ37に入り、そのときの割込信号を雑音信号として不採用処理する。
【0024】
図2及び図3に示した処理によれば、雑音信号の影響の少ない第1回転センサからの第1回転数信号S1に基づいて演算された回転数に従って、第1回転数信号S1及び第2回転数信号S2の双方に対して割込許可期間を設定し、この割込許可期間内においてのみ両センサについての割込を許すようにしたので、従来に比べてより信頼性の高い回転数演算を行うことができる。さらに、各割込許可期間内においては、1番目のエッジタイミングをそのときの割込タイミングとしたので、演算動作が確実且つ安定に行われる。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、上述の如く、回転数の演算を精度よく、且つ安定に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転数信号の処理方法を示したタイミングチャート。
【図2】第1回転数信号を処理するための処理プログラムを示すフローチャート。
【図3】第2回転数信号を処理するための処理プログラムを示すフローチャート。
【符号の説明】
A(n),B(n),C(n) 割込許可期間
PA1,PA2,PB1〜PB5 パルス
S1 第1回転数信号
S2 第2回転数信号
X1,X2,YA1,YB1,YA2,YB2,YA3 割込許可期間

Claims (1)

  1. それぞれパルス信号として出力される雑音信号の影響を受けにくい第1回転数信号と雑音信号の影響を受けやすい第2回転数信号とを用いて回転数を決定するための回転数信号の処理方法であって、
    前記第1回転数信号に基づいて回転数を演算する演算ステップと、
    該演算ステップで得られた演算結果に基づいて前記第1及び第2回転数信号のそれぞれについて割込許可期間を設定するステップと、
    前記割込許可期間内で生じる最初のパルスのエッジを正規の割込タイミングとして処理するタイミング処理ステップと、
    該タイミング処理ステップで得られた割込タイミングに基づいて前記第1及び第2回転数信号のそれぞれについての回転数を演算するステップと
    を備えたことを特徴とする回転数信号の処理方法。
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