JP2004210115A - 自動車用インストルメントパネル - Google Patents

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JP2004210115A
JP2004210115A JP2002381783A JP2002381783A JP2004210115A JP 2004210115 A JP2004210115 A JP 2004210115A JP 2002381783 A JP2002381783 A JP 2002381783A JP 2002381783 A JP2002381783 A JP 2002381783A JP 2004210115 A JP2004210115 A JP 2004210115A
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Japan
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instrument
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passenger seat
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JP2002381783A
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Susumu Koshiji
晋 越路
Yoshitoshi Hasegawa
義利 長谷川
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】助手席側シームレスインストが車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧で開裂する助手席エアバックドア部及びその周辺不具合を解決する。
【解決手段】インストルメントパネル(以下インストと称す)の助手席側所定位置に配置されかつ車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧で開裂する助手席エアバック部とインスト基材との繋ぎ目のないインストであって、車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧により開裂する助手席側エアバックドア部及びその周囲のインスト基材の破損、飛散を防ぐことを目的としたリブを配設することを特徴とする助手席エアバックドア部とインスト基材との繋ぎ目のないシームレスインストルメントパネル(以下シームレスインストと称す)。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インストルメントパネル表面に助手席エアバックドア部とインスト基材との繋ぎ目がなく一体となるシームレスインストルメントパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、助手席側エアバックドアはインスト本体と別部品であったが、近年助手席用エアバック装置の標準装備による促進またはコスト低減・意匠性の観点から、エアバックドアと一体となるインストルメントパネルの開発が盛んに行われている。インスト射出成形型の構造として、シームレスとなる助手席エアバック部及びその周囲のインスト基材の板厚を一般部と比べて0.8mm〜1.5mm厚くする事により剛性を確保し、車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧で開裂する助手席エアバックドア及びその周囲の飛散対策を行っている。だが、助手席エアバックドア部及びその周囲の板厚を上げすぎると剛性は確保されるがインスト基材重量を重くしてしまうことになり、助手席エアバックドア部及びその周囲の板厚を一般部とほぼ同等とすると車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧で開裂する助手席エアバックドア部及びその周囲に剛性が無いため破損、飛散等の問題になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、助手席側シームレスインストが車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧で開裂する助手席エアバックドア部及びその周辺の不具合を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次のものに関する。
(1) インストルメントパネル(以下インストと称す)の助手席側所定位置に配置されかつ車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧で開裂する助手席エアバック部とインスト基材との繋ぎ目のないインストであって、基材層のみの単層構造インスト、或いは前記基材層の表面に表皮層及び表皮層と発泡層がラミネートされたシートが付加されてなる準単層構造インストそして、スラッシュ成形及びスプレースキン成形、真空成形によってインスト表皮面を形成、ウレタン発泡等にて発泡層が形成され基材層と一体化されたインストルメントパネルにおいて、車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧により開裂する助手席側エアバックドア部及びその周囲のインスト基材の破損、飛散を防ぐことを目的としたリブを配設することを特徴とする助手席エアバックドア部とインスト基材との繋ぎ目のないシームレスインストルメントパネル(以下シームレスインストと称す)。
【0005】
【実施例】
助手席エアバックドア部とインスト基材との繋ぎ目のないインストで助手席側エアバック展開部を0.5mmと薄肉化したインスト10を用いた。助手席側エアバック開裂部の残厚精度は高く均一なほど良く、外観上の問題(ヒケ、艶、ウェルド等)が無ければ残厚は0.3mm〜0.8mmの間が望ましい。また、射出成形により外観上或いは成形上の問題で目的の残厚を確保できない場合は、超音波カッターまたはレーザー加工により目的残厚を確保することが望ましい。
【0006】
図2は図1の拡大断面図であり、リブ20と開裂部40の位置は近ければ近いほど剛性差がありバック膨張時の開裂を促すことができるが、開裂部40の加工に超音波カッターもしくはレーザー加工が必要な場合は、超音波カッターもしくはレーザ加工のヘッドが開裂部40に近づけなくなることで残厚の加工精度が得られない場合は、開裂部40と距離(1.0mm〜10mm)を離してリブ20を配設することが望ましい。
【0007】
また、リブ形状としてはリブの高さは高いほどリブの幅は広いほど良いが、外観上ヒケ等の問題が発生するので高さ2.5mm〜10mm,幅1.0〜10mmの間で形成することが望ましい。そして、助手席側エアバックドア開裂部の外側全周に配設する方がより良い効果を得るが、エアバックモジュール、エアバックシュータ等の板金類或いは樹脂成形品の構成及び組付位置により、全周にリブ20が配設不可能な場合は、図3に示すようにバック膨張圧が最初に伝わり開裂する部位40から横方向に開裂した端部41、42において、開裂方向が横から縦に切り替わるため端部41,42から上下10mm〜50mmの位置にリブを配設することが望ましい。縦開裂部から横開裂及びヒンジ部に切り替わる部位41a,41b,42a,42bにも切り替わる形状に合わせてリブを配設することが望ましい。
【0008】
【発明の効果】
本考案により、インスト基材裏面の助手席エアバック部及びその周囲にリブを配設することにより、エアバック展開時の破損・飛散を防ぐという優れた効果を得る。
また、本考案は略H字型で説明したが、略U字型など他の破断形状においても優れた効果を得る。
【0009】
本考案は、基材層の表面に表皮層及び表皮層と発泡層がラミネートされたシートが付加されてなる準単層構造インスト、そして、スラッシュ成形及びスプレースキン成形或いは真空成形によってインスト表皮面を形成し、ウレタン発泡等にて発泡層が形成されたインストルメントパネルにも適用可能であり、優れた効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インスト基材の助手席側エアバックドア部裏面斜視図を示す。
【図2】図1の助手席側エアバックドア部裏面の1−1断面図を示す。
【図3】リブを全周に配設不可能な場合の、助手席エアバックドア部裏面斜視図を示す。
【符号の説明】
10 インスト基材
20 リブ
40 開裂部

Claims (1)

  1. インストルメントパネル(以下インストと称す)の助手席側所定位置に配置されかつ車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧で開裂する助手席エアバック部とインスト基材との繋ぎ目のないインストであって、基材層のみの単層構造インスト、或いは前記基材層の表面に表皮層及び表皮層と発泡層がラミネートされたシートが付加されてなる準単層構造インストそして、スラッシュ成形及びスプレースキン成形、真空成形によってインスト表皮面を形成、ウレタン発泡等にて発泡層が形成され基材層と一体化されたインストルメントパネルにおいて、車両前部への所定の高荷重作用時にバック膨張圧により開裂する助手席側エアバックドア部及びその周囲のインスト基材の破損、飛散を防ぐことを目的としたリブを配設することを特徴とする助手席エアバックドア部とインスト基材との繋ぎ目のないシームレスインストルメントパネル(以下シームレスインストと称す)。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101289673B1 (ko) 2011-07-25 2013-07-26 해양산업 주식회사 폴리우레탄 스프레이 스킨 성형공법을 활용한 자동차의 크래쉬 패드 제조 방법
CN112874465A (zh) * 2019-11-29 2021-06-01 丰田自动车株式会社 膝部安全气囊装置

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