JP2004209993A - 方向指示棒を有する印鑑 - Google Patents
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Abstract
【課題】いい加減な感覚に依存することなく、気軽な印鑑押印操作により所定の捺印部位に正確な方向及び位置に押印できる印鑑を提供する。
【解決手段】 4本の方向指示棒を印鑑本体に十字状に展開自在に枢支し、印鑑本体の周側面に直交した展開状態にして、書面などの捺印部位の位置決め探査を簡易に行い、押印できる印鑑である。
【選択図面】 図2
【解決手段】 4本の方向指示棒を印鑑本体に十字状に展開自在に枢支し、印鑑本体の周側面に直交した展開状態にして、書面などの捺印部位の位置決め探査を簡易に行い、押印できる印鑑である。
【選択図面】 図2
Description
本発明は、書面などの捺印部位に正確な方向及び位置で押印を行うことができる印鑑に関するものである。
一般に使用されている印鑑は断面が円形又は方形であり、所定の捺印部位に正確な押印を行う場合に、方形断面の印鑑にあっては四方を包囲する直線が利用されるものの、この直線が短尺なために正確な押印を行うことができず、他方、円形断面の印鑑にあっては感覚のみに依存するために正確な押印を行うことができず、従来から、正確な押印を行うための種々の方向指示手段を備えた印鑑が既に提案されている。
この方向指示できる印鑑を、図4に側面図で示した参考例により説明する。
この印鑑は、特に捺印の正確性に欠ける円形横断面の印鑑であって、下面に文字11が刻まれた印鑑主体1の周側面12に、窪み部21、小突起22、ラベル23などの何れかの方向指示部2を備えた構造であり、この印鑑の使用に際しては、使用者が目視や指の触覚によって方向指示部2の位置を捜し当てた上で把持し、更に、前記方向指示部2と所定の捺印部位とを目視により見当をつけて押印している。
この印鑑は、特に捺印の正確性に欠ける円形横断面の印鑑であって、下面に文字11が刻まれた印鑑主体1の周側面12に、窪み部21、小突起22、ラベル23などの何れかの方向指示部2を備えた構造であり、この印鑑の使用に際しては、使用者が目視や指の触覚によって方向指示部2の位置を捜し当てた上で把持し、更に、前記方向指示部2と所定の捺印部位とを目視により見当をつけて押印している。
しかしながら、上記従来の印鑑では、方向指示部2が指に覆われてしまい、押印する直前では方向指示部2を目視できなくなって感覚に依存する結果、印鑑は所定の捺印部位からズレて位置決めされ、かつ所定の方向に対して傾いた捺印文字しか得られなかった。
本発明は、このような従来の方向指示手段を備えた印鑑の有する問題に鑑みてなされたもので、人間のいい加減な感覚に依存することなく、気軽な印鑑押印操作により所定の捺印部位に正確に押印できるようにした方向指示棒を有する印鑑を提供するものである。
本発明は、4本の方向指示棒の各下端部を、印鑑本体の捺印文字近傍の周側面に形成した4個所の凹所にそれぞれ枢支し、かつ十字状に展開自在に枢支し、また各方向指示棒を印鑑本体の周側面に形成した4本の縦溝にそれぞれ収納できるように取り付けてなり、使用時には前記方向指示棒を印鑑本体の周側面と直交して、かつ前後左右へ長く拡げて展開状態にして書面などの捺印部位の位置決め探査を行って正確な方向及び位置で押印し得るようにしたことを特徴とする方向指示棒を有する印鑑である。
本発明の4本の方向指示棒を有する印鑑は、方向指示棒を印鑑本体に展開自在に枢支した簡易な構造であって、印鑑本体の周側面に直交した展開状態の方向指示棒により前後左右へ十字状に長く拡げ(前後に1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ、左右にも1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ)て展開状態にして書面などの捺印部位の位置決め探査を行い、捺印部位に正確な方向及び位置で容易、かつ的確に押印することができるものである。
以下、添付した図面に基づいて、本発明の実施形態について説明する。
本発明の印鑑1は、図3に平面図を示すように、印鑑本体3と4本の方向指示棒4本からなるものであって、印鑑本体3と同長の比較的長い4本の方向指示棒4が十字状に延びるように印鑑本体3に配置したものである。
また、図1に本発明の印鑑1の使用状態の説明図を示すごとく、印鑑本体3の捺印文字近傍の周側面に形成した凹所33には、4本の方向指示棒4がそれぞれ展開自在に枢支されており、周側面に形成した縦溝34にそれぞれ収納されるようになっている。
さらに、好ましくは方向指示棒4の先端部に係止用屈曲部片41を形成し、印鑑本体3の頂部にそれぞれ安定に、不測の離脱をすることなく係止する。
使用時には前記の比較的長い方向指示棒4を印鑑本体3の周側面と直交して、かつ前後左右へ十字状に長く拡げ(前後に1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ、左右にも1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ)て展開状態にし、書面などの捺印部位の位置決め探査及び押印を、簡易に正確な方向及び位置で実施できる。
本発明の印鑑1は、図3に平面図を示すように、印鑑本体3と4本の方向指示棒4本からなるものであって、印鑑本体3と同長の比較的長い4本の方向指示棒4が十字状に延びるように印鑑本体3に配置したものである。
また、図1に本発明の印鑑1の使用状態の説明図を示すごとく、印鑑本体3の捺印文字近傍の周側面に形成した凹所33には、4本の方向指示棒4がそれぞれ展開自在に枢支されており、周側面に形成した縦溝34にそれぞれ収納されるようになっている。
さらに、好ましくは方向指示棒4の先端部に係止用屈曲部片41を形成し、印鑑本体3の頂部にそれぞれ安定に、不測の離脱をすることなく係止する。
使用時には前記の比較的長い方向指示棒4を印鑑本体3の周側面と直交して、かつ前後左右へ十字状に長く拡げ(前後に1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ、左右にも1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ)て展開状態にし、書面などの捺印部位の位置決め探査及び押印を、簡易に正確な方向及び位置で実施できる。
図示の前記印鑑1は、上面には1つの凹部31と下面には文字32を備えるとともに、前記文字32の近傍の周側面30に凹所33を形成した円形横断面からなる印鑑本体3と、嵌合突起42が内向きに形成された係止用屈曲部片41および軸支孔44が形成された軸支部片43を各端に備えた方向指示棒4とを連結したものであり、この連結は、印鑑本体3の凹所33に方向指示棒4の軸支部片43を挿入した後、方向指示棒4の軸支孔44と印鑑本体3に形成したネジ孔(図示せず)とにネジ杆5を螺入することにより得られる。
なお、印鑑本体3の周側面には、方向指示棒4が収まる縦溝34が形成されており、また、方向指示棒4の係止用屈曲部片41は印鑑本体3の上面に露呈するように上面部に係止され、爪などによる係止用屈曲部片41の係止の解除を可能にしている。
このような構造からなる印鑑の方向指示棒4は、使用前は、ネジ杆5を支点に印鑑本体3の周側面方向に回動(一点鎖線部を参照のこと)され、方向指示棒4における係止用屈曲部片41の嵌合突起42が印鑑本体3の凹部31に嵌合係止されて印鑑本体3に係止されており、使用時は、嵌合突起42と凹部31との嵌合係止が解かれて印鑑本体3に対して直交するよう位置される。
このような構造からなる印鑑の方向指示棒4は、使用前は、ネジ杆5を支点に印鑑本体3の周側面方向に回動(一点鎖線部を参照のこと)され、方向指示棒4における係止用屈曲部片41の嵌合突起42が印鑑本体3の凹部31に嵌合係止されて印鑑本体3に係止されており、使用時は、嵌合突起42と凹部31との嵌合係止が解かれて印鑑本体3に対して直交するよう位置される。
図2は、図1に示した印鑑の押印作用状態を表す平面図であり、印鑑に刻まれた捺印文字(例えば、文字「印」)としては文字32が例示されており、方向指示棒4はその文字32から前後左右に突出する方向に延びている。
比較的長い方向指示棒4を印鑑本体3の周側面と直交して、かつ前後左右へ十字状に長く拡げ(前後に1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ、左右にも1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ)て展開状態にし、書面などの捺印部位の位置決め探査及び押印を、簡易に正確な方向及び位置で実施できる。
また、押印の対象としては文字列61の書面6が例示される。
この印鑑を使用して、文字列61と捺印部位(例えば、文字「印」)62が記載された書面6における前記捺印部位62に押印するには、印鑑本体3を、把持したままで書面6上を走査しながら捺印部位62近傍に移動し、次いで方向指示棒4を文字列61に並行になるように調整した後に押圧すればよいもので、捺印部位62への正確な方向及び位置での押印が達成される。
比較的長い方向指示棒4を印鑑本体3の周側面と直交して、かつ前後左右へ十字状に長く拡げ(前後に1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ、左右にも1本の方向指示棒4の2倍の長さに拡げ)て展開状態にし、書面などの捺印部位の位置決め探査及び押印を、簡易に正確な方向及び位置で実施できる。
また、押印の対象としては文字列61の書面6が例示される。
この印鑑を使用して、文字列61と捺印部位(例えば、文字「印」)62が記載された書面6における前記捺印部位62に押印するには、印鑑本体3を、把持したままで書面6上を走査しながら捺印部位62近傍に移動し、次いで方向指示棒4を文字列61に並行になるように調整した後に押圧すればよいもので、捺印部位62への正確な方向及び位置での押印が達成される。
図3は、本発明の印鑑の実施状態を示すものであって、4本の方向指示棒が印鑑本体を中心にして前後左右に四方に延びた状態を示す平面図である。
この印鑑1は、図1に示したような形状と構造からなる印鑑本体3と方向指示棒4が採用され、さらに方向指示棒4を4本備え、しかもこの4本の方向指示棒4、・・が前後左右に十字状に延びるように印鑑本体3に配置したものであり、次のように構成されている。
即ち、上面には4つの直交する凹部31と下面に捺印文字32を備えるとともに、前記捺印文字32近傍の周側面30に4つの直交する凹所33を形成した円形横断面からなる印鑑本体3と、嵌合突起42が内向きに形成された係止用屈曲部片41および軸支孔44が形成された軸支部片43を各端に備えた4本の方向指示棒4とを連結したものであり、この連結は、印鑑本体3の凹所33に方向指示棒4の軸支部片43を挿入した後、方向指示棒4の軸支孔44と印鑑本体3に形成したネジ孔(図示せず)とにネジ杆5を螺入することにより得られる。
この印鑑1は、図1に示したような形状と構造からなる印鑑本体3と方向指示棒4が採用され、さらに方向指示棒4を4本備え、しかもこの4本の方向指示棒4、・・が前後左右に十字状に延びるように印鑑本体3に配置したものであり、次のように構成されている。
即ち、上面には4つの直交する凹部31と下面に捺印文字32を備えるとともに、前記捺印文字32近傍の周側面30に4つの直交する凹所33を形成した円形横断面からなる印鑑本体3と、嵌合突起42が内向きに形成された係止用屈曲部片41および軸支孔44が形成された軸支部片43を各端に備えた4本の方向指示棒4とを連結したものであり、この連結は、印鑑本体3の凹所33に方向指示棒4の軸支部片43を挿入した後、方向指示棒4の軸支孔44と印鑑本体3に形成したネジ孔(図示せず)とにネジ杆5を螺入することにより得られる。
このような構造からなる印鑑の4本の方向指示棒4は、図1に示したように、使用前は印鑑本体3に係止されており、使用時は印鑑本体3に対して直交するように位置されるもので、多種の押印操作を可能にする。例えば、4本の方向指示棒4を展開して突出させることにより、長い方向指示棒4によって、各方向指示棒4を書面に記載された文字列の(行)及び(列)に整合させて捺印部位に的確に押印することもできるものであり、各方向指示棒4の選択使用によって種々の形式からなる書面への適用を図ることができる。
1 印鑑
2 方向指示部
3 印鑑本体
30 周側面
31 凹部
32 文字
33 凹所
34 縦溝
4 方向指示棒
41 係止用屈曲部片
42 嵌合突起
43 軸支部片
44 軸支孔
5 ネジ杆
6 書面
61 文字列
62 捺印部位
2 方向指示部
3 印鑑本体
30 周側面
31 凹部
32 文字
33 凹所
34 縦溝
4 方向指示棒
41 係止用屈曲部片
42 嵌合突起
43 軸支部片
44 軸支孔
5 ネジ杆
6 書面
61 文字列
62 捺印部位
Claims (1)
- 4本の方向指示棒の各下端部を、印鑑本体の捺印文字近傍の周側面に形成した4個所の凹所にそれぞれ枢支し、かつ十字状に展開自在に枢支し、また各方向指示棒を印鑑本体の周側面に形成した4本の縦溝にそれぞれ収納できるように取り付けてなり、使用時には前記方向指示棒を印鑑本体の周側面と直交して、かつ前後左右へ長く拡げて展開状態にして書面などの捺印部位の位置決め探査を行って正確な方向及び位置で押印し得るようにしたことを特徴とする方向指示棒を有する印鑑。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004123568A JP2004209993A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | 方向指示棒を有する印鑑 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004123568A JP2004209993A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | 方向指示棒を有する印鑑 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001140078A Division JP3691407B2 (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 方向指示棒を有する印鑑 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004209993A true JP2004209993A (ja) | 2004-07-29 |
Family
ID=32822449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004123568A Pending JP2004209993A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | 方向指示棒を有する印鑑 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004209993A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113459690A (zh) * | 2021-06-02 | 2021-10-01 | 国网山东省电力公司龙口市供电公司 | 一种供电系统用财务集成印章 |
-
2004
- 2004-04-19 JP JP2004123568A patent/JP2004209993A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113459690A (zh) * | 2021-06-02 | 2021-10-01 | 国网山东省电力公司龙口市供电公司 | 一种供电系统用财务集成印章 |
CN113459690B (zh) * | 2021-06-02 | 2023-02-24 | 国网山东省电力公司龙口市供电公司 | 一种供电系统用财务集成印章 |
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