JP2004209540A - レーザ加工装置 - Google Patents

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rotating brush
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Akira Sugawara
彰 菅原
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

【課題】ノズルに付着したスパッタを、プログラムによる自動運転中に除去できるようにして、ノズルを常にスパッタの無い状態で使用することができるようにし、溶接品質を安定化する。
【解決手段】出射ユニット10の先端に配設されたノズル12から、レーザビーム14を加工点8Aに向けて照射するようにされたレーザ加工装置において、前記ノズルの先端を清浄するための回転ブラシ32と、該回転ブラシを、加工中は退避し、清浄時にノズル先端に押し当てるための移動機構40と、該移動機構及び前記回転ブラシを、プログラムに従って制御するための制御手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出射ユニットの先端に配設されたノズルから、レーザビームを加工点に向けて照射するようにされたレーザ加工装置に係り、特に、ノズルに付着したスパッタが大きく成長するのを抑制して、溶接品質を安定させることが可能なレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示す如く、出射ユニット10の先端に配設されたノズル12から、レーザビーム14を加工対象物8の加工点8Aに向けて出射するようにされたレーザ加工装置が知られている。図において、16は光ファイバ、18は、該光ファイバ16から出射されたレーザビーム14を平行光線化するためのコリメーションレンズ、20は、該コリメーションレンズ18で平行光線化されたレーザビーム14を加工点8Aに収束するための加工レンズ、22は保護ガラス、24は、前記ノズル12から加工点8Aの近傍にアシストガス(例えば不活性ガス)を吹き付けるためのアシストガス供給継手である。
【0003】
しかしながら、このようなノズル12を備えた出射ユニット10においては、レーザ加工の際に、加工点8Aから発生するスパッタ26やヒューム等の粉塵が、図2に示す如くノズル12の先端部に付着し、レーザビーム14を遮って溶け、成長して再びレーザビーム14を遮って溶け、の繰り返しで、ノズル12先端の開口の形状や寸法が変わるという問題点を有していた。
【0004】
従って従来は、前記ノズル12の先端に付着したスパッタ26を、作業途中、あるいは作業終了後に、手作業でワイヤブラシ等により除去する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来は、手作業であったため、除去作業の間隔が不定期となり、溶接品質にばらつきが生じていた。又、プログラムによる自動加工を中断して除去作業を行う必要があり、作業終了後にプログラム運転を再開するのが厄介であった。
【0006】
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたもので、スパッタの除去を自動運転中に定期的に行なうことができ、ノズルを常にスパッタの無い状態で使用することができるようにして、溶接品質を安定化することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、出射ユニットの先端に配設されたノズルから、レーザビームを加工点に向けて照射するようにされたレーザ加工装置において、前記ノズルの先端を清浄するための回転ブラシと、該回転ブラシを、加工中は退避し、清浄時にノズル先端に押し当てるための移動機構と、該移動機構及び前記回転ブラシを、プログラムに従って制御するための制御手段とを備えることにより、前記課題を解決したものである。
【0008】
又、前記回転ブラシのノズルへの当て角を調整可能としたものである。
【0009】
又、前記回転ブラシを交換可能としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0011】
本実施形態は、図1に示した従来例と同様の、出射ユニット10の先端に配設されたノズル12から、レーザビーム14を加工点8Aに向けて照射するようにされたレーザ加工装置において、図3(ブラッシング時の正面図)、図4(加工時の正面図)及び図5(平面図)に示す如く、ノズル12の先端を清浄するための、グラインダ30の先端に取り付けられた回転ブラシ32と、該回転ブラシ32を、加工時は図4に示したように退避し、ブラッシング時に図3に示したようにノズル12の先端に押し当てるための移動機構40と、該移動機構40及び前記回転ブラシ32を、プログラムに従って制御するための制御回路(図示省略)とを備えたものである。
【0012】
図において、34はグラインダ30のホルダ、36は同じくブラケット、42は、前記移動機構40を構成するアクチュエータ、52は、出射ユニット10のホルダ、54は同じくブラケットである。
【0013】
取付けに際しては、加工対象物(図4では管状材)8の加工点8Aにレーザビーム14の焦点を結ぶよう、出射ユニット10をブラケット54で保持する。
【0014】
一方、回転ブラシ32を先端に取り付けたグラインダ30(エア式でも電動式でもよい。実施形態はエア式)が、ブラッシング時に、図3に示したように、出射ユニット10の先端に取り付けたノズル12に接触する位置に、グラインダ30をホルダ34で保持して、ブラケット36に取り付ける。
【0015】
この際、グラインダ30は、ノズル12との接触位置、接触角度を、ホルダ34への取付け、及び、ブラケット36への取付けで調整する。
【0016】
グラインダ30を取り付けたブラケット36は、アクチュエータ42(実施形態ではエア式ロータリシリンダ)により、加工時とブラッシング時で、図5に示す如く移動できるようにし、加工時は退避位置とする。
【0017】
一方、出射ユニット10とグラインダ30は、ブラケット54により、相対的位置が保持される。
【0018】
更に、回転ブラシ32が磨耗した場合には、交換可能とされている。
【0019】
本実施形態では、回転ブラシ32のノズル12の当て角を調整可能としているので、的確なクリーニングを行なうことができる。なお、例えばノズル12の位置やサイズが一定である場合には、回転ブラシ32の角度は固定でもよい。
【0020】
又、ブラシ32を交換可能としているので、常に良好な状態のブラシを用いてクリーニングすることができる。なお、回転ブラシ32の磨耗が非常に少ない場合には、回転ブラシ32を単体で交換するのではなく、例えばグラインダ30ごと交換するようにすることもできる。
【0021】
又、移動機構40は、実施形態の回転式でなく、直線的に進退する方式でも良く、ホルダやブラケットの構成も、実施形態に限定されない。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、ノズルのスパッタ除去をプログラムによる自動運転中に定期的に行なうことができる。又、除去工程の実施間隔を制御することができる。従って、ノズルに付着したスパッタが大きく成長するのを抑えて、溶接品質を安定化することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の出射ユニットの一例の構成を示す断面図
【図2】同じくノズル先端部の拡大断面図
【図3】本発明の実施形態のブラッシング時を示す正面図
【図4】同じく加工時を示す正面図
【図5】同じく平面図
【符号の説明】
8…加工対象物
8A…加工点
10…出射ユニット
12…ノズル
14…レーザビーム
30…グラインダ
32…回転ブラシ
34、52…ホルダ
36、54…ブラケット
40…移動機構
42…アクチュエータ

Claims (3)

  1. 出射ユニットの先端に配設されたノズルから、レーザビームを加工点に向けて照射するようにされたレーザ加工装置において、
    前記ノズルの先端を清浄するための回転ブラシと、
    該回転ブラシを、加工中は退避し、清浄時にノズル先端に押し当てるための移動機構と、
    該移動機構及び前記回転ブラシを、プログラムに従って制御するための制御手段と、
    を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記回転ブラシのノズルへの当て角が調整可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記回転ブラシが交換可能されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
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