JP2004208943A - 集塵容器およびそれを備えた電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダストカップ5bを、表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満の樹脂(ポリマーアロイ型樹脂)で構成する。ポリマーアロイ型樹脂は、例えば、ABS樹脂に制電性ポリマーをアロイ化したものである。上記制電性ポリマーは、例えば、ポリエステルエーテルアミドエラストマーを導電ユニット化した共重合体である。樹脂の表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満であれば、塵埃が保有している電荷を当該樹脂にて即座に吸収して、空気中に放電させることができる。これにより、ダストカップ5b自体が帯電するのをほとんど防止することができ、ダストカップ5b内面への塵埃の静電吸着を確実に抑えることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばサイクロン集塵方式を採用する電気掃除機のダストカップや、フィルタ式の電気掃除機の当該フィルタが装填される筐体等に代表される集塵容器と、それを備えた電気掃除機とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電気掃除機の構成部品にて発生する静電気を空中放電させるようにした電気掃除機が種々提案されている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に記載の電気掃除機では、導電性の短繊維よりなるフェルトを外部に露出するように電気掃除機の金属製部品(例えば延長管)に電気的に接続して、金属製部品にて発生する静電気をフェルトを介して空中放電させるようにしている。これにより、使用者が当該部品に手を触れたときの電気ショックを無くして、使用時の不快感を軽減するようにしている。
【0003】
また、上記電気掃除機では、体積固有抵抗が常温で1010Ω/cm以上の樹脂からなる樹脂製カバーを、上記フェルトを覆うように設けることで、上記フェルトを保護している。なお、上記樹脂は、電気絶縁性を有するため、延長管にて発生した静電気が上記樹脂製カバーに伝わり、その電位が延長管と同様に変化していくことはない。
【0004】
一方、従来から、サイクロン集塵機を備えた電気掃除機も種々提案されている。このサイクロン集塵機は、電動送風機によって吸引された空気を旋回させ、そのとき生ずる遠心力によって上記空気から塵埃を分離し、それを集塵容器としてのダストカップに集積するものである。
【0005】
ところで、電気掃除機の構成部品だけでなく、電気掃除機によって吸引される空気中の塵埃についても、例えば空気の吸引時に吸込口体や延長管内面との摩擦により静電気を帯びる。このような静電気を帯びたまま塵埃がダストカップに集積されると、ダストカップが帯電するとともに、ダストカップ内面に塵埃が静電吸着し、ダストカップに集積された塵埃をゴミ箱等に捨てることが困難となる。
【0006】
そこで、近年では、界面活性剤等の帯電防止剤を樹脂に練り込んでなるダストカップが開発されている。このダストカップでは、例えば3×1013Ω/cm2の表面固有抵抗が実現されており、ダストカップの帯電およびダストカップへの塵埃の静電吸着の低減を図っている。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−55895号公報(1998年2月24日公開)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記ダストカップにおいては、表面固有抵抗が3×1013Ω/cm2とまだまだ高いので、ダストカップの帯電およびダストカップ内面への塵埃の静電吸着を完全に抑えられるレベルまでに達してはいない。その結果、内部の塵埃を捨てやすい、使い勝手のよいダストカップを提供できるまでに至っていない。
【0009】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、帯電防止効果が格段に高く、これによって内部の塵埃を容易に捨てることのできる集塵容器およびそれを備えた電気掃除機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満の樹脂で集塵容器が構成されている。このような樹脂としては、例えば、ABS樹脂に制電性ポリマーをアロイ化したポリマーアロイ型樹脂を考えることができる。樹脂の表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満であれば、塵埃が保有している電荷を当該樹脂にて即座に吸収して、空気中に放電させることができる。これにより、容器自体が帯電するのをほとんど防止することができ、容器内面への塵埃の静電吸着を確実に抑えることができる。その結果、内部の塵埃の捨てやすい、使い勝手のよい集塵容器を提供することができるとともに、利便性に優れた電気掃除機を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。図2は、本発明の電気掃除機の概略の構成を示している。
【0012】
本発明の電気掃除機は、掃除機本体1と、接続ホース2と、吸込口体3とを有している。接続ホース2は、吸込口体3から吸引された空気を掃除機本体1に供給するための供給路を構成している。吸込口体3は、後述する電動送風機4の運転により、空気吸込口(図示しない)を介して空気を吸引する。
【0013】
掃除機本体1は、電動送風機4と、サイクロン集塵機5とを有している。電動送風機4は、吸込口体3、接続ホース2およびサイクロン集塵機5を介して空気を吸引するものである。サイクロン集塵機5は、電動送風機4によって吸引された空気を旋回させ、上記空気に含まれる塵埃を遠心分離するものであり、掃除機本体1に対して着脱可能に設けられている。
【0014】
ここで、図1は、サイクロン集塵機5の主要部の概略の構成を示している。サイクロン集塵機5は、上記空気を旋回させるサイクロン集塵室5aと、ダストカップ5b(集塵容器)と、排気筒5cとを有している。ダストカップ5bは、サイクロン集塵室5aにて空気から分離された塵埃を集積するものである。排気筒5cは、塵埃が分離された後の空気をサイクロン集塵室5aから外部に排出するための筒であり、その周面には複数の開口部が形成されている。また、それらの開口部は、上記空気に含まれる細かい塵埃を除去するためのメッシュ状のフィルタにて被覆されている。
【0015】
図2において、掃除機本体1に収容された電動送風機4が駆動されると、吸込口体3の空気吸込口より空気が吸引され、接続ホース2を介してサイクロン集塵機5に送られる。このサイクロン集塵機5では、図1に示すように、サイクロン集塵室5aにて空気中に含まれる塵埃(図1では○印)が遠心分離され、ダストカップ5bに集積される。一方、塵埃の除去された空気は、その後、サイクロン集塵機5の排気筒5cを介して、掃除機本体1に設けられた排出口(図示せず)より、機外に排出される。
【0016】
次に、本発明の特徴であるダストカップ5bについて説明する。
ダストカップ5bは、ポリマーアロイ型樹脂で構成されており、このポリマーアロイ型樹脂を射出成形することで得られるものである。上記ポリマーアロイ型樹脂は、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合樹脂)に制電性ポリマーをアロイ化したものである。上記制電性ポリマーには、例えば、ポリエーテル型、4級アンモニウム塩型、スルホン酸型、ベタイン型などのタイプがあるが、本実施形態では、ポリエステルエーテルアミドエラストマーを導電ユニット化した共重合体を用いている。このようなポリマーアロイ型樹脂としては、例えば、東レ株式会社製の「トヨラックパレル」を用いることができる。また、制電性ポリマーは親水性であるため、上記ポリマーアロイ型樹脂は、一般のABS樹脂よりも吸湿性がある。
【0017】
上記ポリマーアロイ型樹脂では、制電性ポリマーが筋状に分散し、連続層を形成するので、電荷の漏洩経路を効率よく作り出すことが可能である。したがって、上記ポリマーアロイ型樹脂は、1010Ω/cm2未満の表面固有抵抗を実現することが可能である。本実施形態では、ダストカップ5bを、例えば6×109Ω/cm2の表面固有抵抗を有する上記ポリマーアロイ型樹脂で構成している。
【0018】
本実施形態のポリマーアロイ型樹脂は、帯電防止剤を練り込んだ従来の樹脂(以下、練り込み型の樹脂と称する)とは異なり、制電性ポリマーが樹脂内部に存在するため、摩擦、清拭、洗浄によって表面が磨り減っていっても、樹脂の帯電防止効果が低下・消失することなく、その効果が持続するのが大きな利点である。この点について、図3に基づいて説明する。
【0019】
図3は、本実施形態におけるポリマーアロイ型樹脂(表面固有抵抗;6×109Ω/cm2)と、従来の練り込み型の樹脂(表面固有抵抗;3×1013Ω/cm2)とにおける帯電圧減衰曲線をそれぞれ示している。なお、縦軸は樹脂の帯電圧〔kV〕で、横軸は時間経過〔sec〕を示している。
【0020】
従来の練り込み型の樹脂では、ダストカップ5bの成形直後では、時間経過とともに帯電防止効果が徐々に得られているが、曲線の減衰の仕方が鈍い。また、布ふきを30回行った後は、曲線の減衰の仕方はさらに鈍くなり、水洗いして10分後は、曲線はほとんど減衰せず、帯電防止効果が得られていないことがわかる。また、樹脂の表面固有抵抗が3×1013Ω/cm2と元々高いので、樹脂の帯電量も元々多い。
【0021】
これに対して、本実施形態におけるポリマーアロイ型樹脂では、ダストカップ5bの成形直後、布ふき30回後、水洗い10分後のいずれにおいても、直ちに曲線が急激に減衰しており、帯電防止効果が持続的に得られていると言える。また、樹脂の表面固有抵抗が6×109Ω/cm2と低いので、上記従来の樹脂に比べ、樹脂の帯電量も元々少ない。
【0022】
以上のことから、本実施形態のポリマーアロイ型樹脂は、従来の練り込み型の樹脂に比べ、帯電防止効果が格段に高く、しかもその持続性にも優れていると言える。なお、帯電防止効果は、ポリマーアロイ型樹脂における制電性ポリマーの含有量で調整することができ、コストと性能とのバランスのとれた製品設計が可能である。
【0023】
以上のように、本実施形態では、ダストカップ5bを、表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満の樹脂で構成することにより、塵埃が保有している電荷を当該樹脂にて即座に吸収して、空気中に放電させることができる。このとき、ダストカップ5bを、ABS樹脂に制電性ポリマーをアロイ化したポリマーアロイ型樹脂で構成すれば、ダストカップ5bに集積される塵埃が保有している電荷を、漏洩経路である筋状の制電性ポリマーによって即座に吸収して伝播させ、空気中に効率よく、かつ、確実に放電させることができる。
【0024】
これにより、ダストカップ5b自体が帯電するのをほとんど防止することができ、ダストカップ5b内面への塵埃の静電吸着を確実に抑えることができる。その結果、内部の塵埃の捨てやすい、使い勝手のよいダストカップ5bを提供することができ、内部の塵埃を捨てた後も、クリーンで清潔なダストカップ5bを実現することができる。また、このようなダストカップ5bを用いてサイクロン集塵機5を構成し、これと電動送風機4とを組み合わせて電気掃除機を構成すれば、電気掃除機としての利便性も向上させることができる。
【0025】
さらに、ダストカップ5b自体が帯電するのをほとんど防止することができるので、掃除機本体1に収容された電子回路(図示せず)の静電気対策も簡易的に済ますことが可能となり、コストを安くした製品設計が可能である。
【0026】
しかも、上記ポリマーアロイ型樹脂では、制電性ポリマーが樹脂内部に存在するため、摩擦、清拭、洗浄によって表面が磨り減ったとしても、上述したように樹脂の帯電防止効果を持続して得ることができる。
【0027】
また、ダストカップ5bにて、塵埃の保有する電荷を空気中に効率よく放電させることができるので、例えば、塵埃の静電気による掃除機本体1内の制御回路等への影響がほとんどない。その結果、上記静電気に起因する電気掃除機の誤作動や故障等を防止することができる。
【0028】
また、制電性ポリマーを、ポリエステルエーテルアミドエラストマーを導電ユニット化した共重合体で構成することにより、ABS樹脂にこの制電性ポリマーをアロイ化して、表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満のポリマーアロイ樹脂を容易に得ることができる。
【0029】
また、上記ポリマーアロイ型樹脂は、半透明で構成されることが望ましい。この場合、半透明のダストカップ5bを提供することができるので、ダストカップ5bに集積された塵埃の量を、目視で容易に確認することができる。
【0030】
以上のように、本発明は、表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満のポリマーアロイ型樹脂をダストカップ5bに適用した点に特徴がある。これにより、電気掃除機に特有の上述した効果を得ることができる。
【0031】
また、図2に示した掃除機本体1の側面前方は、サイクロン集塵機5のダストカップ5bの側面の一部が露出するように、開口されている。これにより、サイクロン集塵機5を掃除機本体1に収容し、電気掃除機を稼動させている最中でも、掃除機本体1の上記開口部を介して、ダストカップ5bの静電気を空気中に放電させることができる。特に、ダストカップ5bの側面の30〜60%が露出するように十分広く上記開口部を掃除本体1に形成すれば、ダストカップ5bの静電気を空気中に効率よく、かつ、確実に放電させることができる。その結果、サイクロン集塵機5を掃除機本体1から取り出してダストカップ5bに溜まったゴミを捨てる際に、ダストカップ5bに手を触れても、静電気によるショックが生じることもない。
【0032】
なお、本実施形態では、サイクロン集塵機5を掃除機本体1に対して備えた電気掃除機について説明したが、例えば、サイクロン集塵機5を吸込口体3と掃除機本体1との間の吸気路に設ける電気掃除機にも、勿論、本発明を適用することができる。
【0033】
なお、ポリマーアロイ型樹脂の樹脂組成は、本実施形態のものに限定されるわけではなく、表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満のポリマーアロイ型樹脂を実現することができるものであれば、どのような樹脂組成であってもよい。
【0034】
なお、本実施形態で述べたポリマーアロイ型樹脂は、ダストカップ5b以外にも、例えば、フィルタを筐体内に収容し、吸引した空気中に含まれる塵埃を当該フィルタにて除去するタイプの電気掃除機における上記筐体にも適用することができる。つまり、本実施形態のポリマーアロイ型樹脂は、電動送風機4によって吸引される空気中の塵埃を集積する集塵容器に好適である。
【0035】
なお、本実施形態では、電気掃除機を例に挙げて説明したが、電気掃除機以外にも、冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機、空気調和機、温風暖房機などの家電製品や、複写機、PC(パーソナルコンピュータ)など、塵埃の付着や帯電による誤作動が懸念される製品の材料にも、本実施形態で説明したポリマーアロイ型樹脂を適用することが可能である。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満の樹脂(例えばポリマーアロイ型樹脂)で集塵容器が構成されているので、塵埃が保有している電荷を当該樹脂にて即座に吸収して、空気中に放電させることができる。これにより、容器自体が帯電するのをほとんど防止することができ、容器内面への塵埃の静電吸着を確実に抑えることができる。その結果、内部の塵埃の捨てやすい、使い勝手のよい集塵容器を提供することができるとともに、利便性に優れた電気掃除機を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における電気掃除機のサイクロン集塵機の主要部の概略の構成を示す説明図である。
【図2】上記電気掃除機の概略の構成を示す斜視図である。
【図3】上記サイクロン集塵機のダストカップに用いられるポリマーアロイ型樹脂と、従来のダストカップに用いられる練り込み型の樹脂とにおける、所定の条件下での帯電圧減衰曲線を示すグラフである。
【符号の説明】
1 掃除機本体
4 電動送風機
5 サイクロン集塵機
5b ダストカップ(集塵容器)
Claims (6)
- 電動送風機によって吸引される空気中に含まれる塵埃を集積するための集塵容器であって、
表面固有抵抗が1010Ω/cm2未満の樹脂で構成されていることを特徴とする集塵容器。 - 上記樹脂は、ポリマーアロイ型樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の集塵容器。
- 上記ポリマーアロイ型樹脂は、ABS樹脂に制電性ポリマーをアロイ化したものであることを特徴とする請求項2に記載の集塵容器。
- 上記制電性ポリマーは、ポリエステルエーテルアミドエラストマーを導電ユニット化した共重合体であることを特徴とする請求項3に記載の集塵容器。
- 上記樹脂は、半透明であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の集塵容器。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の集塵容器と、
空気を吸引するための電動送風機と、
上記電動送風機によって吸引された空気を旋回させ、上記空気に含まれる塵埃を遠心分離させて上記集塵容器に集積させるサイクロン集塵機とを備えていることを特徴とする電気掃除機。
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