JP2004208753A - 支持装置 - Google Patents

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Kenji Yoshizawa
健司 吉澤
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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Abstract

【課題】リンク機構およびガススプリングを利用して、椅子の背もたれ等を支持する支持装置において、可動範囲を狭くすることなく小型化を達成する。
【解決手段】支柱2に固定された固定リンク3の一端部と可動リンク4の一端部とをピン5によって連結する。固定リンク3と可動リンク4の他端部をロック機構付ガススプリング11(以下、ガススプリング11という)によって連結する。ガススプリング11のロック位置によって、可動リンク4の支持角度を調整する。ガススプリング11にブラケット13を取付けて、固定リンク3とガススプリング11との連結部であるピン7に対して、ガススプリング11の軸心Aを固定リンク3と可動リンク4との間の空間S側へオフセットする。空間Sを有効利用して、軸長の長いガススプリング11を使用することができ、可動リンク4の可動範囲を狭くすることなく、支持装置10の小型化を達成することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、椅子の座部、背もたれ、製図板、机の天板、看板等の被支持部材を支持するために利用することができるリンク機構を有する支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば特許文献1に記載されているように、リンク機構とロック機構付ガススプリングとを組合わせた支持装置によって、背もたれの角度を自由に調整できるようにした椅子が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−51142号公報
【0004】
このように、リンク機構とロック機構付ガススプリングとを組合わせた従来の支持装置の一例について、図4を参照して説明する。図4に示す支持装置1は、支柱2によって固定された略L字状の固定リンク3の一端部に、略クランク状の可動リンク4の一端部をピン5によって回動可能に連結し、固定リンク3および可動リンク4の他端部をそれぞれロック機構付ガススプリング6(以下、ガススプリング6という)の両端部にピン7、8によって回動可能に連結した構造となっている。
【0005】
この構造により、可動リンク4は、ガススプリング6のロックを解除してロッド9を伸縮させることにより、固定リンク3に対して所定の範囲で自由に回動させることができ、ガススプリング6をロックすることにより、所望の角度で固定することができる。可動リンク4には、椅子の座部および背もたれ、製図板、机の天板、看板等の被支持部材を取付けることができ、その支持角度を自由に調整することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図4に示す従来の支持装置1では、次のような問題がある。ガススプリング6の装着スペースを確保する必要があるため、小型化が困難であり、小型化のためにガススプリングの全長を短くすると、ロッド9のストロークが短くなって可動リンク4の角度調整範囲が狭くなるという問題を生じる。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、可動範囲を狭くすることなく小型化を達成することができる支持装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係る支持装置は、一端側が互いに回動可能に連結された固定リンクおよび可動リンクと、前記固定リンクおよび前記可動リンクの他端側を互いに連結する伸縮可能な直動要素とを備え、該直動要素は、その前記固定リンクおよび前記可動リンクとの連結部に対して、その軸心が前記固定リンクと前記可動リンクとではさまれる空間側へオフセットされていることを特徴とする。
このように構成したことにより、固定リンクと可動リンクとの間の空間に直動要素を配置することができ、固定リンクおよび可動リンクと直動要素との連結部間の距離よりも長い軸長の直動要素を使用できるようになる。
また、請求項2の発明に係る支持装置は、上記請求項1の構成において、前記直動要素は、ロック機構付ガススプリングであることを特徴とする。
このように構成したことにより、ロック機構付ガススプリングのロック位置によって、可動リンクの支持角度を調整することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図4に示す従来例に対して、同様の部分には同一の符号を付して、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係る支持装置10では、固定リンク3は、一端部がピン5によって可動リンク4の一端部に連結され、他端部が伸縮可能な直動要素であるロック機構付ガススプリング11(以下、ガススプリング11という)のシリンダ12側に取付けられたブラケット13にピン7によって回動可能に連結されている。また、可動リンク3の他端部、すなわち、固定リンク3との連結部とは反対側の端部は、ガススプリング11のロッド14の先端部にピン8によって回動可能に連結されている。
【0011】
ガススプリング11は、シリンダ12内に封入された高圧ガスの反発力によってロッド14を伸長方向に付勢し、外部からロック機構を操作してシリンダ内のガスおよび油液等の流れを制御することにより、ロッドを所望の位置で固定または弾性的に固定することができるものである。
【0012】
シリンダ12に取付けられたブラケット13は、ピン7を挿通させるためのピン孔15がシリンダ12の側部の中間部に配置されており、ガススプリング11は、その固定リンク3および可動リンク4との連結部であるピン7及び8に対して、その軸心Aが、固定リンク3と可動リンク4との間の空間S側へオフセットされている。
【0013】
次に、ガススプリング11の具体的な構造について、図2及び図3を参照して説明する。
図2及び図3に示すように、ガススプリング11は、シリンダ12内にピストン17が摺動可能に嵌装され、このピストン17によってシリンダ12内がシリンダ室16A、16Bの2室に画成されている。さらに、シリンダ室16Bにフリーピストン18が摺動可能に嵌装されて、シリンダ12の底部19側にガス室20が形成されている。ピストン17には、中空のロッド14の一端が連結され、ロッド14の他端側は、シリンダ12の端部に装着されたロッドガイド22およびオイルシール23に挿通されて、シリンダ12の外部へ延出されている。シリンダ室16A、16Bには油液が封入され、ガス室20には高圧ガスが封入されている。
【0014】
ピストン17には、シリンダ室16A、16B間を連通させる油路24および油路24を開閉するスプール弁25(ロック機構)が設けられている。スプール弁25には、ロッド14に挿通された操作ロッド26の一端が連結されており、操作ロッド26の他端部はロッド14の先端部から外部に突出されている。
【0015】
シリンダ12の底部19側の外周部には、外筒27が取付けられており、外筒27の外周部にねじ部28が形成されている。外筒27のねじ部28には、ばね受29が螺着されている。ロッド14の先端部には、ばね受30およびコの字形の取付金具31がナット32によって取付けられている。ばね受29とばね受30との間にコイルばね33(圧縮ばね)が介装されている。取付金具31のコの字形の一対の腕部には、ピン8を受入れるピン孔34が設けられている。
【0016】
シリンダ12の底部19には、コの字形のブラケット13が固着されている。ブラケット13のコの字形の一対の腕部には、シリンダ12の側部に、ピン7を挿通させるためのピン孔15が設けられている。シリンダ12の底部19には、ガス室20内の高圧ガスを抜くためのプラグ37が取付けられている。なお、図中、符号38は、ピストン17に当接して、ロッド14の伸び側のストロークエンドを規定するストッパを示す。
【0017】
このように構成されたガススプリング11は、取付金具31のピン孔34にピン8が挿通されて、ロッド14が可動リンク4に連結され、ブラケット13のピン孔15にピン7が挿通されて、シリンダ12が固定リンク3に連結される。
【0018】
操作ロッド26を外部から操作して、スプール弁25を開き、シリンダ室16A、16B間の油液の流通を許容することにより、ガス室20の高圧ガスおよびコイルばね33の反発力によって、ロッド14を伸長させ、また、この反発力に抗してロッド14を短縮することができる。そして、スプール弁25を閉じて、シリンダ室16A、16B間の油液の流通を遮断することにより、ロッド14を固定することができる。このとき、シリンダ室16A、16B内に満たされた油液の非圧縮性によって、ロッド14をほぼ完全に固定することができる。また、ばね受29を外筒27のねじ部28によって軸方向に移動させることにより、コイルばね33のプリロード(初期荷重)を調整することができる。
【0019】
なお、フリーピストン18を省略し、シリンダ12内に高圧ガスおよび潤滑、シール用の少量の油液性を封入することにより、固定状態において、ロッド14に弾性を持たせることもできる。
【0020】
次に、図1を参照して、本実施形態に係る支持装置10の作用について説明する。
可動リンク4は、ガススプリング11のロックを解除してロッド14を伸縮させることにより、固定リンク3に対して所定の範囲で自由に回動させることができ、ガススプリング11をロックすることにより、所望の角度で固定することができる。そして、可動リンク4には、椅子の座部、背もたれ、製図板、机の天板、看板等の被支持部材を取付けることができ、これらの支持角度を自由に調整することができる。なお、これらの被支持部材に、固定リンク3およびガススプリング11を直接連結して、被支持部材を可動リンク4として使用することもできる。
【0021】
ブラケット13によって、ガススプリング11の軸心Aを固定リンク3と可動リンク4との間の空間S側へオフセットしたことにより、この空間Sを有効利用することができ、支持装置10の小型化を図ることができる。また、固定リンク3および可動リンク4とガススプリング11との連結部であるピン7、8間の距離よりも軸長の長いガススプリング11を使用することができるので、ロッド14のストローク長を大きくして、可動リンク4の可動範囲を大きくすることができる。これにより、使用可能なガススプリング11の選択範囲を広げることができる。
【0022】
さらに、ガススプリング11のシリンダ12の底部に固定リンク3との連結部を設けていないので、図2および図3に示すガススプリング11のように、シリンダ12の底部19に、廃棄の際等に使用するガス抜き用のプラグ37を設けることができる。
【0023】
なお、上記実施形態では、シリンダ12側に取付けたブラケット13によって、ガススプリング11の軸心Aをピン7から空間S側へオフセットしているが、固定リンク3および可動リンク4の形状によっては、ロッド14側にブラケットを取付けて、軸心Aをピン8から空間S側へオフセットするようにしてもよい。また、上記実施形態では、直動要素として、ガススプリング11を使用しているが、このほかの伸縮可能な支持機構を使用することもできる。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明に係る支持装置によれば、固定リンクと可動リンクとの間の空間を利用して小型化が可能となり、また、可動範囲を大きくすることが可能となる。
また、請求項2の発明に係る支持装置によれば、ロック機構付ガススプリングのロック位置によって、可動リンクの支持角度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る支持装置の概略図である。
【図2】図1に示す装置に使用することができるロック機構付ガススプリングの縦断面図である。
【図3】
図2に示すロック機構付ガススプリングの横断面図である。
【図4】
従来の支持装置の概略図である。
【符号の説明】
3 固定リンク
4 可動リンク
7,8 ピン(連結部)
10 支持装置
11 ロック機構付ガススプリング(直動要素)
A 軸心
S 空間

Claims (2)

  1. 一端側が互いに回動可能に連結された固定リンクおよび可動リンクと、前記固定リンクおよび前記可動リンクの他端側を互いに連結する伸縮可能な直動要素とを備え、該直動要素は、その前記固定リンクおよび前記可動リンクとの連結部に対して、その軸心が前記固定リンクと前記可動リンクとではさまれる空間側へオフセットされていることを特徴とする支持装置。
  2. 前記直動要素は、ロック機構付ガススプリングであることを特徴とする請求項1に記載の支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007296865A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Toyo Seat Co Ltd 車両用シート装置
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