JP2004206526A - 情報提供装置及びプログラム - Google Patents

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Hiroyuki Yokogawa
裕幸 横川
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Abstract

【課題】小売店等における客の商品選択を支援する。
【解決手段】商品選択支援システム100の情報提供装置1は、カメラ2により撮影された客の画像情報から客を特定し、商品参照履歴情報161に、その特定された客が商品を見ている時間(滞留時間)を記憶し、見ている時間が長い商品の情報を、売場に設置された商品情報表示部3に表示させる。また、商品を見ている時間が長い客に関する情報を、店員用表示部12に表示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報提供装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、スーパーマーケットやデパート等の小売店の売場において、表示モニタ等により商品を直接宣伝するPOP(Point Of Purchase)広告(購買時点広告)が使用されており、客に価格等の商品情報を提供している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11-242452号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のPOPを用いたシステムでは、予め決められた商品の情報を提供する仕組みになっていたため、客は、購入を検討している商品の情報を得ることができないことが多く、購入商品を容易に決定(選択)することができないという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、小売店等における客の商品選択を支援することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、店舗を利用する各客の画像情報と、前記各客が前記店舗内に陳列された各商品の売場に滞留していた時間の情報を記憶する記憶手段と、前記店舗内に陳列されている各商品に関する情報を記憶する商品情報記憶手段と、前記店舗内にいる客の画像を撮影して当該客の画像情報を取得する画像情報取得手段と、前記画像情報取得手段により取得された画像情報と、前記記憶手段に記憶された各客の画像情報とを照合することにより、前記撮影された客を特定する客特定手段と、前記客特定手段により特定された客が前記各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、当該客により購入が見込まれる商品を特定する商品特定手段と、前記商品情報記憶手段から前記商品特定手段により特定された商品の情報を取得して出力する出力手段と、を備えることを特徴としている。
【0007】
従って、客が店舗内に陳列された各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、商品に関する情報を客に提供することが可能になることにより、客は、購入すべき商品を容易に決定することができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、店舗を利用する各客の画像情報と、前記各客が前記店舗内に陳列された各商品の売場に滞留していた時間の情報を記憶する記憶手段と、前記各客が前記各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、前記店舗内に陳列されている商品を購入する見込みのある客を特定する客特定手段と、前記記憶手段から、前記客特定手段により特定された客に関する情報を取得して出力する出力手段と、を備えることを特徴としている。
【0009】
従って、店舗内にいる客が、陳列されている各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、商品を購入する見込みのある客の情報を店員に提供することが可能になることにより、店員は、客への働きかけを円滑に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
【0011】
図1は、本発明を適用した実施の形態の商品選択支援システム100の構成を示す図である。図1に示すように、商品選択支援システム100は、情報提供装置1と、小売店(図2の店舗4)の店内の各売場に設置されたn台のカメラ2及びN台の商品情報表示部3により構成されており、情報提供装置1と、カメラ2、商品情報表示部3は、LAN等のネットワークを介して接続されている。なお、情報提供装置1と商品情報表示部3との間の通信方法については有線/無線を問わない。
【0012】
情報提供装置1は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、店員用表示部12、入力部13、伝送制御部14、カメラ制御部15、記憶部16、RAM(Random Access Memory)17、印刷部18、表示制御部19により構成される。
【0013】
CPU11は、記憶部16に格納されている各種制御処理プログラムを読み出し、必要に応じてRAM17内の図示しないプログラム格納エリアに展開する等して、これら各処理プログラムに基づく各種処理を実行し、処理結果をRAM17内のワークエリアに一時的に格納する。また、CPU11は、入力部13から入力された指示信号に基づいて、各処理プログラムの実行による処理結果を記憶部16内の指示された保存先に保存する。以下、CPU11による各種制御動作の詳細を説明する。
【0014】
CPU11は、店舗4にいる顧客による商品の選択を支援するための商品選択支援処理を実行する(図5参照)。この商品選択支援処理において、CPU11は、顧客が店舗4に陳列されている各商品を参照した履歴を作成する履歴作成処理を実行する(図6参照)。また、この商品選択支援処理において、CPU11は、店員から顧客に働きかけるための情報を商品参照履歴情報161から抽出する声かけ情報抽出処理を実行する(図7参照)。更に、この商品選択支援処理において、CPU11は、顧客により購入が見込まれる商品に関する情報を商品情報表示部3に表示させる商品情報表示処理を実行する(図8参照)。
【0015】
店員用表示部12は、CRT(Cathode Ray Tube)又はLCD(Liquid Crystal Display)等から構成される表示画面を有し、CPU11から入力される表示信号に従って、所要の表示を行う。
【0016】
入力部13は、文字入力キー、テンキー、カーソルキー及び各種機能キーを備えたキー入力装置や、マウス等のポインティングデバイス等を備え、キー入力装置やポインティングデバイスの操作による操作信号をCPU11に出力する。なお、入力部13は、店員用表示部12の表示画面上を覆うように重畳して設けられたタッチパネルを含む構成としてもよい。タッチパネルは、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の読み取り原理でタッチ指示された座標を検出し、検出した座標を位置信号としてCPU11に出力する。
【0017】
伝送制御部14は、モデム(MODEM:MOdulator/DEModulator)、ルータ、TA(Terminal Adapter)等によって構成され、電話回線、専用線、ISDN回線等の通信回線を介して外部機器と通信を行うための制御を行う。
【0018】
カメラ制御部15は、CPU11から入力される制御信号に従って、店舗4内に設置されたn台のカメラ2の動作を制御する。
【0019】
記憶部16は、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体を有している。この記録媒体は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の不揮発性メモリで構成されており、記憶部16に固定的に設けたもの又は着脱自在に装着するものである。この記録媒体は、店舗4を利用する顧客による商品の選択を支援するための商品選択支援処理プログラム(図5〜図8参照)及びこの処理プログラムで利用されるデータ等を記憶する。
【0020】
なお、記憶部16が記憶するプログラム又はデータ等は、その一部又は全部を他の機器からWAN(Wide Area Network )やLAN等の通信ネットワークを介して伝送制御部14から受信して記憶する構成にしてもよい。また、記録媒体は、通信ネットワーク上に構築された他のホストコンピュータの記録媒体であってもよい。また、記憶部16は、通信ネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
【0021】
この記憶部16は、図3に示すような商品参照履歴情報161を格納している。商品参照履歴情報161は、図3に示すように、店舗4を利用する顧客毎に、「顧客ID」、「顧客画像」、「レコード更新時刻」、「商品IDj」(j=1、2、…、m)、「滞留時間j」の各項目を対応付けて格納している。ここで、mは、顧客が参照した商品の数である。
【0022】
商品参照履歴情報161において、「顧客ID」項目は、店舗の顧客を識別するための識別番号のデータを格納している。「顧客画像」項目は、各顧客の画像のデータを格納している。「レコード更新時刻」項目は、「顧客ID」項目に設定された顧客のレコード(以下、顧客レコードと称す。)が更新された時刻のデータを格納している。「商品IDj」項目は、「顧客ID」項目に設定された顧客が参照していた商品の識別番号のデータを格納し、「滞留時間j」項目は、当該顧客が、「商品IDj」項目に対応する商品を参照していた時間(すなわち、該当商品の売場での滞留時間)のデータを格納している。
【0023】
また、記憶部16は、図4に示すような商品情報DB162を格納している。商品DB162は、図4に示すように、「商品ID」、「画像データ」、「商品情報」の各項目を対応付けて格納している。
【0024】
商品情報DB162において、「商品ID」項目は、店舗4内に陳列している各商品の識別番号のデータを格納している。「画像データ」項目は、対応する画像IDの商品の画像データを格納している。「商品情報」項目は、対応する画像IDの商品の詳細な情報(価格、類似商品との機能比較情報等)のデータを格納している。
【0025】
RAM17は、CPU11により実行される各種制御プログラムや各種アプリケーションプログラムをプログラム格納エリア(図示略)に展開する。また、RAM17は、入力データ及び上記の制御処理プログラムの実行時に生じる処理結果等のデータを、ワークエリアに一時的に格納する。
【0026】
印刷部18は、レーザプリンタ、インクジェット式プリンタ、昇華型プリンタ等のプリンタであり、CPU11から入力される制御信号に従って印刷出力を行う。なお、印刷部18を、情報提供装置1と別体にして設けるようにしてもよい。
【0027】
表示制御部19は、CPU11から入力される制御信号に従って、店舗4内の各売場に設置された商品情報表示部3による表示処理を制御する。
【0028】
カメラ2は、例えば、図2に示すように、店舗4の各売場の商品棚の上方の天井付近に設置されており、情報提供装置1のカメラ制御部15から入力される制御信号に従って撮影を行い、撮影による画像情報を情報提供装置1に出力する。店舗4の各売場に設置されている各カメラ2には、各々を識別するための番号(1〜n)が付与されている。
【0029】
商品情報表示部3は、図2に示すように、商品棚等に取り付けられており、LCD等から構成される表示画面を有し、情報提供装置1の表示制御部19から入力される表示制御信号に従って、所要の表示を行う。
【0030】
次に、本実施の形態における動作を説明する。
図5〜図8は、情報提供装置1の動作を説明するためのフロ−チャートである。これらのフローチャートは、情報提供装置1を構成するコンピュータに各機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。これらのプログラムはCPU11が読み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒体に格納されている例で説明するが、全ての機能を記録媒体に格納する必要はなく、必要に応じて、その一部又は全部を通信ネットワークを介して伝送制御部14から受信して実現するようにしてもよい。
【0031】
まず、図5のフローチャートを参照して、情報提供装置1において実行される商品選択支援処理について説明する。
【0032】
商品選択支援処理において、まず、顧客が商品を参照した履歴を作成する履歴作成処理が実行される(ステップA、図6参照)。次いで、商品参照履歴情報161から、店員から顧客に働きかけるための情報を抽出する声かけ情報抽出処理が実行される(ステップB、図7参照)。次いで、ステップAで作成された商品参照履歴情報161に基づいて、顧客により購入が見込まれる商品に関する情報を表示させる商品情報表示処理が実行される(ステップC、図8参照)。
【0033】
次に、図6のフローチャートを参照して、図5のステップAにおける履歴作成処理について説明する。
【0034】
まず、カメラ2を指定するためのカウンタ値Xが1に設定され(ステップA1)、店舗に設置されたカメラ2のうち、X番のカメラ2で撮影された画像が取り込まれる(ステップA2)。
【0035】
次いで、ステップA2で取り込まれた画像から、人間(顧客)の画像が一人ずつ取り出され(ステップA3)、取り込まれた画像に含まれる全ての顧客について、顧客画像の取り出しが終了したか否かが判定される(ステップA4)。ステップA4において、顧客の画像の取り出しが終了したと判定された場合(ステップA4;YES)、図7の声かけ情報抽出処理に移行する。
【0036】
ステップA4において、顧客の画像の取り出しが終了していないと判定された場合(ステップA4;NO)、ステップA3で取り出された顧客の画像と、商品参照履歴情報161の顧客画像とが照合され(ステップA5)、その照合結果に基づいて、商品参照履歴情報161の顧客レコードに該当する顧客が存在するか否かが判定される(ステップA6)。
【0037】
ステップA6において、商品参照履歴情報161の顧客レコードの中に該当する顧客が存在すると判定された場合(ステップA6;YES)、商品参照履歴情報161において、その該当する顧客の顧客レコードiが特定される(ステップA7)。
【0038】
ステップA6において、商品参照履歴情報161の顧客レコードの中に該当する顧客が存在しないと判定された場合(ステップA6;NO)、商品参照履歴情報161に新規に顧客レコードiが作成され、その顧客レコードiに顧客IDが割り当てられる(ステップA8)。次いで、商品参照履歴情報161の顧客レコードiに、ステップA3で取り出された顧客の画像が格納され(ステップA9)、後述のステップA10に移行する。
【0039】
ステップA7における顧客レコードiの特定後又はステップA9における顧客画像の格納後、ステップA2で取り込まれた画像から、商品画像が判別され、商品情報DB162から、該当する商品の商品IDが取得される(ステップA10)。
【0040】
次いで、商品参照履歴情報161の顧客レコードiの中において、ステップA10で取得された商品IDが検索され(ステップA11)、該当する商品IDが存在するか否かが判定される(ステップA12)。
【0041】
ステップA12において、商品参照履歴情報161の顧客レコードiに、ステップA10で取得された商品IDが存在すると判定された場合(ステップA12;YES)、顧客レコードiにおいて、その該当する商品IDの滞留時間が更新され(ステップA13)、レコード更新時刻が現在時刻に書き換えられる(ステップA15)。
【0042】
ステップA12において、商品参照履歴情報161の顧客レコードiに、該当する商品IDが存在しないと判定された場合(ステップA12;NO)、顧客レコードiに、ステップA10で取得された商品IDが追加され、滞留時間が書き込まれる(ステップA14)。商品IDの滞留時間が書き込まれると、ステップA15に移行し、顧客レコードiのレコード更新時刻が現在時刻に書き換えられる。
【0043】
顧客レコードiのレコード更新時刻が書き換えられると、ステップA3に移行し、ステップA2で取り込まれた画像の中から、次の顧客の画像が取り出される。
【0044】
次に、図7のフローチャートを参照して、図5のステップBにおける声かけ情報抽出処理について説明する。
【0045】
まず、商品参照履歴情報161の各顧客レコードがRAM17のワークメモリにコピーされる(ステップB1)。次いで、ステップB1でコピーされた各顧客レコードから、レコード更新時刻が、現在の時刻になっていないレコードが消去される(ステップB2)。
【0046】
次いで、顧客レコード毎に、各商品IDに対応する商品の滞留時間の合計が算出され(ステップB3)、合計滞留時間の長い順にソートされる(ステップB4)。次いで、合計滞留時間が、所定時間より長く、かつ所定の順位(例えば、上位10位まで)の顧客が、商品を購入する見込みのある顧客として特定されるとともに、購入が見込まれる商品が特定される。そして、その特定された顧客の画像及び購入が見込まれる商品の商品IDが、店員用表示部12に表示され(ステップB5)、図8の商品情報表示処理に移行する。
【0047】
次に、図8のフローチャートを参照して、図5のステップCにおける商品情報表示処理について説明する。
【0048】
まず、X番のカメラ2によって撮影された、商品情報表示部3の前にいる顧客の画像が取得され(ステップC1)、撮影された画像の中に人間(顧客)がいるか否かが判定される(ステップC2)。ステップC2において、撮影された画像の中に人間(顧客)がいないと判定された場合(ステップC2;NO)、後述のステップC9に移行する。
【0049】
ステップC2において、撮影された画像の中に人間(顧客)がいると判定された場合(ステップC2;YES)、ステップC1で取得された顧客の画像と、商品参照履歴情報161の顧客画像とが照合され(ステップC3)、商品参照履歴情報161の顧客レコードに該当する顧客が存在するか否かが判定される(ステップC4)。
【0050】
ステップC4において、商品参照履歴情報161の顧客レコードの中に該当する顧客が存在すると判定された場合(ステップC4;YES)、商品参照履歴情報161において、その該当する顧客の顧客レコードiが特定される(ステップC5)。
【0051】
ステップC4において、商品参照履歴情報161の顧客レコードの中に該当する顧客が存在しないと判定された場合(ステップC4;NO)、後述するステップC9に移行する。
【0052】
顧客レコードiが特定されると、顧客レコードi内の商品IDと滞留時間が、滞留時間の長い順にソートされる(ステップC6)。そして、滞留時間が予め設定された時間よりも長い商品が、購入可能性の高い商品として特定され、商品情報DB162から、その特定された商品の情報が取得される(ステップC7)。
【0053】
次いで、ステップC7で取得された商品の情報(価格、機能比較情報)を一定時間表示させるための制御信号が表示制御部19に入力され、表示制御部19の制御に従って、顧客レコードiの顧客がいる場所(X番のカメラ2が設置された場所)に最も近い場所に設置された商品情報表示部3に当該商品IDの商品情報が表示される(ステップC8)。商品情報が商品情報表示部3に表示されると、現在のカウンタ値Xに1を加えた値が、新たなカウンタ値Xとして設定され(ステップC9)、この新たに設定されたカウンタ値Xが、カメラ台数nより大きいか否かが判定される(ステップC10)。
【0054】
ステップC10において、カウンタ値Xがnより大きいと判定された場合(ステップC10;YES)、図6のステップA1に移行し、カウンタ値Xが初期化される(即ち、1に設定される。)。ステップC10において、カウンタ値Xがnより小さいと判定された場合(ステップC10;NO)、図6のステップA3に移行し、X番のカメラ2から画像が取り込まれる。
【0055】
なお、商品選択支援処理内の各処理(ステップA、B、C)を実行する順番は特に限定されない。また、商品選択支援処理内の各処理(ステップA、B、C)を並行して行うようにしてもよい。
【0056】
以上のように、本実施の形態の情報提供装置1によれば、商品参照履歴情報161に、客が商品を見ている時間(滞留時間)を記憶し、見ている時間が長い商品の情報を客に提供するようにしたことにより、客は、購入すべき商品を容易に決定することができる。
【0057】
また、商品参照履歴情報161に格納された情報に基づいて、商品を見ている時間が長い客の情報を店員に提供するようにしたことにより、店員は、商品の購入が見込まれる客への働きかけを円滑に行うことができる。
【0058】
なお、本実施の形態における記述内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0059】
例えば、本実施の形態では、該当商品の売場に設置された商品情報表示部3に、客が見ている時間が長い商品の情報を表示するようにしたが、客が携帯電話等の携帯端末を保有している場合、客の携帯端末にその商品情報を提供するようにしてもよい。
【0060】
また、本実施の形態では、各売場に設置された1台のカメラ2で顧客を撮影するようにしたが、各売場に、撮影方向の異なる2台以上のカメラ2を設置するようにしてもよい。このようにすると、顧客を異なる方向から撮影することが可能になり、顧客の立体的な画像を取得でき、顧客の特定が容易になる。
【0061】
【発明の効果】
請求項1及び5記載の発明によれば、客が店舗内に陳列された各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、商品に関する情報を客に提供することが可能になることにより、客は、購入すべき商品を容易に決定することができる。
【0062】
請求項3及び6記載の発明によれば、店舗内にいる客が、陳列されている各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、商品を購入する見込みのある客の情報を店員に提供することが可能になることにより、店員は、客への働きかけを円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の情報提供装置1の内部構成を示すブロック図。
【図2】カメラ2と商品情報表示部3が設置された店舗4の内部を示す図。
【図3】記憶部16に格納される商品参照履歴情報161のデータ構成を示す図。
【図4】記憶部16に格納される商品情報DB162のデータ構成を示す図。
【図5】情報提供装置1により実行される商品選択支援処理を示すフローチャート。
【図6】図5のステップAにおける履歴作成処理を示すフローチャート。
【図7】図5のステップBにおける声かけ情報抽出処理を示すフローチャート。
【図8】図5のステップCにおける商品情報表示処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 情報提供装置
11 CPU
12 店員用表示部
13 入力部
14 伝送制御部
15 カメラ制御部
16 記憶部
161 商品参照履歴情報
162 商品情報DB
17 RAM
18 印刷部
19 表示制御部
2 カメラ
3 商品情報表示部
4 店舗
100 商品選択支援システム

Claims (6)

  1. 店舗を利用する各客の画像情報と、前記各客が前記店舗内に陳列された各商品の売場に滞留していた時間の情報を記憶する記憶手段と、
    前記店舗内に陳列されている各商品に関する情報を記憶する商品情報記憶手段と、
    前記店舗内にいる客の画像を撮影して当該客の画像情報を取得する画像情報取得手段と、
    前記画像情報取得手段により取得された画像情報と、前記記憶手段に記憶された各客の画像情報とを照合することにより、前記撮影された客を特定する客特定手段と、
    前記客特定手段により特定された客が前記各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、当該客により購入が見込まれる商品を特定する商品特定手段と、
    前記商品情報記憶手段から前記商品特定手段により特定された商品の情報を取得して出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記商品特定手段は、前記客特定手段により特定された客により購入が見込まれる複数の商品を特定し、
    前記出力手段は、前記特定された客が売場に滞留していた時間が所定時間より長い商品の情報を取得して出力するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 店舗を利用する各客の画像情報と、前記各客が前記店舗内に陳列された各商品の売場に滞留していた時間の情報を記憶する記憶手段と、
    前記各客が前記各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、前記店舗内に陳列されている商品を購入する見込みのある客を特定する客特定手段と、
    前記記憶手段から、前記客特定手段により特定された客に関する情報を取得して出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  4. 前記客特定手段は、商品を購入する見込みのある複数の客を特定し、
    前記出力手段は、前記各商品の売場に滞留していた時間の合計が所定時間より長く、合計滞留時間の長い順で所定の順位までの客の情報を取得して出力するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の情報提供装置。
  5. コンピュータに、
    店舗を利用する各客の画像情報と、前記各客が前記店舗内に陳列された各商品の売場に滞留していた時間の情報を記憶する記憶機能と、
    前記店舗内に陳列されている各商品に関する情報を記憶する商品情報記憶機能と、
    前記店舗内にいる客の画像を撮影して当該客の画像情報を取得する画像情報取得機能と、
    前記画像情報取得機能により取得された画像情報と、前記記憶された各客の画像情報とを照合することにより、前記撮影された客を特定する客特定機能と、
    前記客特定機能により特定された客が前記各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、当該客により購入が見込まれる商品を特定する商品特定機能と、
    前記商品情報記憶機能により記憶された情報から前記商品特定機能により特定された商品の情報を取得して出力する出力機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  6. コンピュータに、
    店舗を利用する各客の画像情報と、前記各客が前記店舗内に陳列された各商品の売場に滞留していた時間の情報を記憶する記憶機能と、
    前記各客が前記各商品の売場に滞留していた時間に基づいて、前記店舗内に陳列されている商品を購入する見込みのある客を特定する客特定機能と、
    前記記憶機能により記憶された情報から、前記客特定機能により特定された客に関する情報を取得して出力する出力機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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