JP2004204753A - スクリュー圧縮機 - Google Patents

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JP2004204753A
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Takeshi Hida
毅士 肥田
Masayuki Urashin
昌幸 浦新
Hiromoto Osumimoto
博基 大住元
Shigekazu Nozawa
重和 野澤
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Abstract

【課題】圧縮機の容量制御時に雄ロータ及び雌ロータの吸入側への油の流入を防止し、また圧縮機の100%近傍ないしそれ以下の任意容量(負荷)まで噛みあい部へ圧縮性能を低下させずに給油できるスクリュー圧縮機を提供する。
【解決手段】ケーシング2に第一の油通路19が形成され、第一の油通路19の一端は油溜り部17に連通し、他端はスライドバルブ室10に開口し、スライドバルブ11に第二の油通路28が形成され、第二の油通路28の一端は雄ロータと雌ロータ9との噛み合い部に開口し、他端が第一の油通路19の他端開口側に開口し、第一の油通路19の他端開口部は圧縮機容量が100%近傍の場合に第二の油通路28の他端開口部に連通し、圧縮機容量がそれ以下の場合には、スライドバルブ21もしくはガイド部15によって塞がれる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスクリュー圧縮機に係り、特に雄ロータ及び雌ロータの噛み合い部もしくは圧縮室へ給油をするのに好適なスクリュー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスクリュー圧縮機は、ロータを納めるケーシングに給油ノズルを備え、該給油ノズルの位置、数を調整することにより圧縮ガスの冷却、スクリュー雄ロータと雌ロータとの噛み合い部の潤滑もしくはシール作用をさせて、それぞれの目的を達成している。そして、スライドバルブの移動により圧縮機の容量制御を行なうスクリュー圧縮機においては、該スライドバルブがケーシングのロータボアの一部を成し、該スライドバルブに給油のための油通路が設けられ、雄ロータと雌ロータとの噛み合い部に油(潤滑油)を噴射する構造となっている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−153073号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スライドバルブに油通路を形成する従来の構造は、該スライドバルブの油通路に連通するケーシング油通路は斜め方向に開口し、スライドバルブのガイド部(スライドバルブが容量制御のため移動する際、スライドバルブ室からスライドバルブが外へ滑り出たとき高さ方向の位置がずれることを防ぐための支持部)から外れた部分に開口している。したがって、スライドバルブが圧縮機の容量制御のために移動することによって、ロータの噛み合い部への油通路が閉ざされて給油が停止する。さらに移動すると、ケーシング側の油通路が圧縮機の吸入側に開口して油が吸入側に洩れ、高温の油は吸入ガスを加熱して圧縮機の性能を低下させる。
【0005】
本発明の目的は、圧縮機の容量制御時においてスクリュー雄ロータ及び雌ロータの吸入側への油の流入を防止することによって圧縮性能の低下を防ぐスクリュー圧縮機を提供することにある。
また本発明の目的は、圧縮機の100%近傍ないしそれ以下の任意容量(負荷)まで雄ロータ及び雌ロータの噛みあい部もしくは圧縮室へ、圧縮性能を低下させることなく給油ができるスクリュー圧縮機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のスクリュー圧縮機は、ケーシング内に互いに噛み合う一対のスクリュー雄ロータ及び雌ロータと、潤滑油を溜める油溜り部と、スライドバルブ室に納められ圧縮機の容量制御をするスライドバルブと、該スライドバルブに形成され該スライドバルブの移動を案内するガイド部と、該スライドバルブをスライドバルブ室の軸方向に移動させる駆動手段とを備え、前記スライドバルブを該駆動手段で移動させることにより容量制御を行なうスクリュー圧縮機において、前記ケーシングに第一の油通路が形成され、該第一の油通路の一端は前記油溜り部に連通し、他端は前記スライドバルブ室に開口するようになし、前記スライドバルブに第二の油通路が形成され、該第二の油通路の一端は前記雄ロータと前記雌ロータとの噛み合い部に開口し、他端が前記第一の油通路の他端開口側に開口しており、前記第一の油通路の他端開口部は圧縮機容量が100%近傍の場合に前記第二の油通路の他端開口部に連通し、圧縮機容量がそれ以下の場合には、前記スライドバルブもしくはガイド部によって塞がれるものである。
【0007】
また、上記目的を達成するために本発明のスクリュー圧縮機は、前記ケーシングに第一の油通路が形成され、該第一の油通路の一端は前記油溜り部に連通し、他端は前記スライドバルブ室に開口するようになし、前記スライドバルブに第二の油通路が形成され、該第二の油通路の一端は前記雄ロータと前記雌ロータとの噛み合い部に開口し、他端が前記第一の油通路の他端開口側に開口しており、前記第一の油通路の他端開口部は圧縮機容量が100%近傍の場合に前記第二の油通路の他端開口部に連通し、圧縮機容量がそれ以下の場合には、前記スライドバルブもしくはガイド部によって塞がれ、該第二の油通路の他端開口部には、圧縮機の容量制御時に前記第一の油通路の他端開口部と連通する溝が形成されるものである。
【0008】
さらにまた、上記目的を達成するために本発明のスクリュー圧縮機は、前記ケーシングに第一の油通路が形成され、該第一の油通路の一端は前記油溜り部に連通し、他端は前記スライドバルブ室に開口するようになし、前記スライドバルブに第二の油通路が形成され、該第二の油通路の一端は前記雄ロータと前記雌ロータとの噛み合い部に開口し、他端が前記第一の油通路の他端開口側に開口しており、前記第一の油通路の他端開口部は圧縮機容量が100%近傍の場合に前記第二の油通路の他端開口部に連通し、圧縮機容量がそれ以下の場合には、前記スライドバルブもしくはガイド部によって塞がれ、前記第一の油通路の他端開口部には、圧縮機の容量制御時に前記第二の油通路の他端開口部と連通する溝が形成されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るスクリュー圧縮機の縦断面図である。スクリュー圧縮機のケーシングは、互いに密封された状態で結合されたモータケーシング1,中間ケーシング2,吐出ケーシング3から構成されている。
【0010】
モータケーシング1には駆動用電動機4が納められ、端部(図示左端)には作動流体を導入する吸入口5が設けられている。中間ケーシング2には円筒状ボア6が形成され、ころ軸受7及び玉軸受8で支持された雄ロータ及び雌ロータ9(個別にいうときは、雄ロータ9a,雌ロータ9bと称す)が互いに噛み合わされて収納されている。該雄ロータ9aの軸は前記駆動用電動機4に直結されている。また中間ケーシング2には、スライドバルブ室10が形成され、該スライドバルブ室10にはスライドバルブ11が挿入されている。前記円筒状ボア6の一部はスライドバルブ11により形成され、該スライドバルブ11はロッド12に連結されている。さらに、該ロッド12は前記吐出ケーシング3のシリンダ13内のピストン14に連結されている。なお14aはバネであり、ピストン14は該バネ14圧とピストン両側に作用するガス圧、油圧とが釣り合った位置で停止する。
【0011】
スライドバルブ11には、圧縮機の容量制御時に移動してスライドバルブ室10から滑り出たとき、高さ方向の位置を確保し、かつ第一の油通路19(詳細後述)を塞ぐガイド部15が設けられている。前記中間ケーシング2の上部には油分離部16が一体に形成されており、油分離部16と油を溜める油溜り部17とは連通路(図示せず)を介して接続されている。さらに該油分離部16には、圧縮ガスを吐出する吐出口18が設けられている。また中間ケーシング2には、第一の油通路19が形成され、該第一の油通路19の一端は前記油溜り部17に連通し、他端は前記スライドバルブ室10に開口し、油溜り部17とスライドバルブ室10とは連通している。スライドバルブ11には給油のための第二の油通路28が形成されている。
【0012】
さらに詳しくは、該スライドバルブ11に形成された第二の油通路28は、一端が前記雄ロータ及び雌ロータ9の噛み合い部もしくは圧縮室(以下、圧縮室を含めて単に噛み合い部と称す)に開口し、他端は該スライドバルブ11の前記第一油通路19の他端開口部と対応する位置に開口しており、第一の油通路19と第二の油通路28とは圧縮機容量が100%近傍(100%を含む、以下同じ)の場合、すなわち圧縮機負荷が100%近傍の場合には、両者が連通する位置に形成されている。そして容量が、それ以下の場合に、第一の油通路19の開口部はスライドバルブ11もしくはガイド部15によって塞がれる位置になっている。
【0013】
吐出ケーシング3には、ころ軸受7及び玉軸受8を収納する軸受室20が形成され、軸受室20を閉止する遮蔽板21が該吐出ケーシング3の端部(図示左端)に取り付けられている。また吐出ケーシング3は、ボルト等の手段によりケーシング2に固定されている。円筒状ボア6から吐出ポート22を介して吐出室23が形成され、該吐出室23には、吐出ガスを油分離部16へ導入するガス通路(図示せず)が設けられている。
なお24は導入ガスのガス通路、25は前記駆動用電動機4のステータ、26はモータロータである。
【0014】
上記構成のスクリュー圧縮機の作用、冷媒ガス及び油の流れについて説明する。
吸入口5から導入された冷媒ガスは、ガス通路24、及びステータ25とモータロータ26との間のギャップを通過する際に駆動用電動機4を冷却する。さらに冷媒ガスは、中間ケーシング2の吸入ポート27から吸い込まれて雄ロータ及び雌ロータ9の噛み合い部に入り、ケーシング2及びスライドバルブ11により形成される圧縮室で密閉され、圧縮室の縮小により徐々に圧縮される。
【0015】
圧縮時に雄ロータ及び雌ロータ9に作用する圧縮反力のうちラジアル荷重はころ軸受7により支持され、スラスト荷重は玉軸受8により支持される。圧縮された高温,高圧の冷媒ガスは、吐出ケーシング3の吐出ポート22を通り、吐出室23を通過して油分離部16に流入する。油分離部16において冷媒ガスと油とは分離され、冷媒ガスは吐出口18から吐出され、油は連通路を通り、中間ケーシング2の油溜り部17に溜められる。油溜り部17からは、スライドバルブ室10へ連通している第一の油通路19を通り、100%近傍容量時には、さらにスライドバルブ11の第二の油通路19を通って雄ロータ及び雌ロータ9の噛み合い部へ噴射し給油される。
【0016】
図2は、圧縮機の容量制御時(最小容量)のスライドバルブ位置を示す図である。
圧縮機の容量制御時には、シリンダ13内の圧力が減圧されてピストン14は右方へ移動する。図2は、最小容量時のスライドバルブ11の位置を示す。第一の油通路19の開口部は、スライドバルブ11のガイド部15によって塞がれており、このため油は雄ロータ及び雌ロータ9の吸入側に流入することがない。したがって、吸入される冷媒ガスによる加熱は防止され、圧縮機性能の低下を防ぐことができる。言い換えると、容量制御時の圧縮機性能を低下させることなく、ロータの噛み合い部への給油ができる。
本実施例のスクリュー圧縮機によれば、最小容量を含めてむ圧縮機の容量制御時において、雄ロータ及び雌ロータの吸入側への油の流入は防止され、圧縮性能の低下を防ぐことができる。
【0017】
図3は、本発明の他の実施例で、圧縮機の容量制御時(中間容量)のスライドバルブ位置を示すものである。
上記実施例と異なる点のみ説明する。スライドバルブ11に形成されている第二の油通路28の開口部表面に軸方向に溝29が形成されている。詳しくは、該溝29は、第二油通路28の他端開口部のスライドバルブ表面に、圧縮容量が最小時においても前記第一の油通路19の他端開口部と連通するように軸方向に形成されているものである。
【0018】
スクリュー圧縮機は該スライドバルブ11が軸方向に移動することによって、100%近傍ないしそれ以下の任意容量に制御される。
容量制御時には、まず、中間ケーシング2の第一の油通路19からスライドバルブ11の溝29へ油が流入し、該油は溝29から第二の油通路28に導かれて雄ロータ及び雌ロータ9の噛み合い部に給油される。溝29の長さを調節すれば、100%近傍からそれ以下の任意容量までの給油が可能となる。
【0019】
図4は、本発明のさらに他の実施例で、中間容量制御時のスライドバルブの位置を示すものである。
上記実施例と異なる点のみ説明すると、溝30は中間ケーシング2に形成されているもので、スライドバルブ11に溝29を形成した上記実施例と同様の効果が奏される。
【0020】
なお上記いずれの実施例でも、油の供給は圧縮機に内蔵した油溜りから行なうこととしているが、配管等により外部から給油を行なうシステムでも適用できる。また、雄ロータ及び雌ロータ9とスライドバルブ11との位置関係は、上記実施例とは上下逆の関係にあってもよい。この場合は、第一の油通路19はスライドバルブ室10の略下側に開口する。
【0021】
本実施例のスクリュー圧縮機によれば、スライドバルブもしくはケーシング表面に溝を形成することによって、100%近傍の容量(負荷)ないしそれ以下の任意容量まで、圧縮性能を低下させることなく雄ロータ及び雌ロータの噛み合い部もしくは圧縮室への給油が可能となる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のスクリュー圧縮機によれば、圧縮機の容量制御時において雄ロータ及び雌ロータの吸入側への油の流入を防止でき、これによって圧縮機の性能低下を防ぐことができる。
また本発明のスクリュー圧縮機によれば、圧縮機の100%近傍容量(負荷)ないしそれ以下の任意容量まで雄ロータ及び雌ロータの噛みあい部もしくは圧縮室へ、圧縮性能を低下させることなく給油することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスクリュー圧縮機の縦断面図である。
【図2】圧縮機の容量制御時(最小容量)のスライドバルブ位置を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例で、容量制御時(中間容量)のスライドバルブの位置を示すものである。
【図4】本発明のさらに他の実施例で、容量制御時(中間容量)のスライドバルブの位置を示すものである。
【符号の説明】
1…モータケーシング、2…中間ケーシング、3…吐出ケーシング、4…駆動用電動機、5…吸入口、6…ボア、7…ころ軸受、8…玉軸受、9…雄ロータ及び雌ロータ、10…スライドバルブ室、11…スライドバルブ、12…ロッド、13…シリンダ、14…ピストン、15…スライドバルブガイド部、16…油分離部、17…油溜り部、18…吐出口、19…第一の油通路、20…軸受室、21…遮蔽板、22…吐出ポート、23…吐出室、24…ガス通路、25…ステータ、26…モータロータ、27…吸入ポート、28…第二の油通路、29,30…溝。

Claims (3)

  1. ケーシング内に互いに噛み合う一対のスクリュー雄ロータ及び雌ロータと、潤滑油を溜める油溜り部と、スライドバルブ室に納められ圧縮機の容量制御をするスライドバルブと、該スライドバルブに形成され該スライドバルブの移動を案内するガイド部と、該スライドバルブをスライドバルブ室の軸方向に移動させる駆動手段とを備え、前記スライドバルブを該駆動手段で移動させることにより容量制御を行なうスクリュー圧縮機において、
    前記ケーシングに第一の油通路が形成され、該第一の油通路の一端は前記油溜り部に連通し、他端は前記スライドバルブ室に開口するようになし、
    前記スライドバルブに第二の油通路が形成され、該第二の油通路の一端は前記雄ロータと前記雌ロータとの噛み合い部に開口し、他端が前記第一の油通路の他端開口側に開口しており、前記第一の油通路の他端開口部は圧縮機容量が100%近傍の場合に前記第二の油通路の他端開口部に連通し、圧縮機容量がそれ以下の場合には、前記スライドバルブもしくはガイド部によって塞がれることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  2. ケーシング内に互いに噛み合う一対のスクリュー雄ロータ及び雌ロータと、潤滑油を溜める油溜り部と、スライドバルブ室に納められ圧縮機の容量制御をするスライドバルブと、該スライドバルブに形成され該スライドバルブの移動を案内するガイド部と、該スライドバルブをスライドバルブ室の軸方向に移動させる駆動手段とを備え、前記スライドバルブを該駆動手段で移動させることにより容量制御を行なうスクリュー圧縮機において、
    前記ケーシングに第一の油通路が形成され、該第一の油通路の一端は前記油溜り部に連通し、他端は前記スライドバルブ室に開口するようになし、
    前記スライドバルブに第二の油通路が形成され、該第二の油通路の一端は前記雄ロータと前記雌ロータとの噛み合い部に開口し、他端が前記第一の油通路の他端開口側に開口しており、前記第一の油通路の他端開口部は圧縮機容量が100%近傍の場合に前記第二の油通路の他端開口部に連通し、圧縮機容量がそれ以下の場合には、前記スライドバルブもしくはガイド部によって塞がれ、
    該第二の油通路の他端開口部には、圧縮機の容量制御時に前記第一の油通路の他端開口部と連通する溝が形成されることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  3. ケーシング内に互いに噛み合う一対のスクリュー雄ロータ及び雌ロータと、潤滑油を溜める油溜り部と、スライドバルブ室に納められ圧縮機の容量制御をするスライドバルブと、該スライドバルブに形成され該スライドバルブの移動を案内するガイド部と、該スライドバルブをスライドバルブ室の軸方向に移動させる駆動手段とを備え、前記スライドバルブを該駆動手段で移動させることにより容量制御を行なうスクリュー圧縮機において、
    前記ケーシングに第一の油通路が形成され、該第一の油通路の一端は前記油溜り部に連通し、他端は前記スライドバルブ室に開口するようになし、
    前記スライドバルブに第二の油通路が形成され、該第二の油通路の一端は前記雄ロータと前記雌ロータとの噛み合い部に開口し、他端が前記第一の油通路の他端開口側に開口しており、前記第一の油通路の他端開口部は圧縮機容量が100%近傍の場合に前記第二の油通路の他端開口部に連通し、圧縮機容量がそれ以下の場合には、前記スライドバルブもしくはガイド部によって塞がれ、
    前記第一の油通路の他端開口部には、圧縮機の容量制御時に前記第二の油通路の他端開口部と連通する溝が形成されることを特徴とするスクリュー圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2410182A4 (en) * 2009-03-16 2016-03-30 Daikin Ind Ltd SCREW COMPRESSOR

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