JP2004203070A - 喫水検定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】船舶の喫水位置を、船上から容易かつ精度よく測読できるようにする。
【解決手段】検定器本体4を、横部材4aと縦部材4bと突出部材4cとで構成する。この検定器本体4に、マグネットローラで形成された上部車輪11および下部車輪12を取付ける。検定器本体4に、透明な円筒容器状の導水ケース8を取付け、この導水ケース8内に、浮子7を組込む。導水ケース8内に、導水管18を介して水中深くからの海水を導入する。突出部材4cの先端部に、位置調節部材21を介して、TVカメラ9を取付ける。検定器本体4を、船体2外面の喫水標3にそって、紐体5,6を用いて船上から吊降ろす。導水ケース8内の浮子7の位置を、TVカメラ9を用いて画像として捉え、捉えた画像を、船上に配した表示手段に表示させる。そして、表示手段の表示内容を見て、喫水位置を測読する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、船舶の喫水標を船上から測読するための喫水検定装置に係り、特に波やうねり等の海象の影響を受けることなく、喫水位置を精度よく測読することができる喫水検定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、我国においては、石炭,鉄鉱石,塩,グレーン,肥料等のドライバルク貨物が、年間4億トン以上輸入されており、その大半は船舶により輸送されている。
【0003】
ところで、ドライバルク貨物の売買数量の決済方法は、船舶の喫水検査が多く採用されており、この喫水検査は、大量のドライバルク貨物の重量を決定する方法として、国際的に認知された数量決定方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記喫水検査は、アルキメデスの原理を利用して、船舶と云う大きな器により大量の貨物を1回で計量するため、作業環境さえ整えば、かなりの精度が期待できるものであるが、船舶の喫水標を測読する方法として従来は、熟練した検査員が目測する方法が採られているため、正確な喫水標の測読が容易でないという問題がある。
【0005】
すなわち、海面上に浮かんでいる船舶は、波やうねり等の海象の影響をまともに受けることになるため、悪天候の場合はもとより、通常の場合であっても、船舶に接している海面が上下動し、正確な喫水標の測読が困難である。
【0006】
また、陸側の喫水は、岸壁から行なうことができるが、海側の喫水は、ボートを使用して測読せざるを得ないため、作業が容易でないととももに、コスト高となるという問題もある。
【0007】
本発明は、かかる現況に鑑みなされたもので、船舶に接している海面が上下動した場合であっても、喫水標を正確に測読することができ、しかもボート等を用いることなく、船上での作業のみで喫水検定を行なうことができる喫水検定装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明の他の目的は、撮像手段がズーム機能を有していない場合であっても、浮子の位置を最適な大きさの画像として捉えることができる喫水検定装置を提供するにある。
【0009】
本発明の他の目的は、喫水標の測読作業を容易に行なうことができる喫水検定装置を提供するにある。
【0010】
本発明の他の目的は、検定器本体の吊降ろし位置を、表示手段の表示内容を確認しながら、船上で容易に決定することができる喫水検定装置を提供するにある。
【0011】
本発明の他の目的は、表示手段の表示内容を作業員が控えておく必要がなく、測読作業の簡素化を図ることができ、また測読の誤りも防止することができる喫水検定装置を提供するにある。
【0012】
本発明の他の目的は、測読作業をより簡素化して誤りも防止することができる喫水検定装置を提供するにある。
【0013】
本発明の他の目的は、喫水が船体の湾曲部分に位置している場合であっても、検定器本体を船体外面に接近させて吊降ろすことができる喫水検定装置を提供するにある。
【0014】
本発明の他の目的は、装置構成を簡素化してコストダウンを図ることができる喫水検定装置を提供するにある。
【0015】
本発明の他の目的は、装置構成を簡素化しても、喫水標の測読時には、検定器本体の位置を安定させることができ、強風下であっても作業に支障を来たすことがない喫水検定装置を提供するにある。
【0016】
本発明の他の目的は、位置固定手段の構造を小型化,簡素化することができる喫水検定装置を提供するにある。
【0017】
本発明の他の目的は、夜間であっても何等支障なく喫水検定を行なうことができる喫水検定装置を提供するにある。
【0018】
本発明の他の目的は、波浪による瞬間的な水没に対し、海水等の導水ケース内への流入を防止することができ、しかも導水ケース内のエア抜きは充分に行なうことができる喫水検定装置を提供するにある。
【0019】
本発明のさらに他の目的は、運搬等の際に導水ケースが邪魔になることがない喫水検定装置を提供するにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、船体外面の喫水標にそって吊降ろされる検定器本体と;検定器本体を船上から吊降ろす紐体と;前記検定器本体に設けられ、内部に浮子を内蔵する透明容器状の導水ケースと;導水ケースの下端部に接続されて水中に没入される導水管と;前記検定器本体の前面側に配設され、導水ケース内の浮子の位置を画像として捉える撮像手段と;撮像手段で捉えられた画像の内容を確認するための確認手段と;を設けるようにしたことを特徴とする。
【0021】
ところで、船上から検定器本体を船体外面の喫水標にそって吊降ろすと、導水管が水中に没入して導水ケース内に海水(または真水)が流入し、その水面上昇に伴ない浮子が導水ケース内を上昇して所定位置で停止する。そこで、浮子の停止した位置を、撮像手段で画像として捉えるとともに、捉えた画像の内容を確認手段で確認することにより、喫水標も透明な導水ケースを通して同時に確認できることになる。このため、喫水標を船上での作業のみで、容易に測読することが可能となる。しかも、導水ケース内には、導水管を介し水中深くからの海水(または真水)が導入されるため、悪天候等の場合であっても、浮子の上下動が少なく、喫水標を正確に測読することが可能となる。
【0022】
本発明はまた、撮像手段を、検定器本体側とは別体構造とするようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、検定器本体側と撮像手段とを、船体外面にそって各別に吊降ろす必要があるが、検定器本体に対する撮像手段の位置を自由に設定できるので、撮像手段がズーム機能を有していない場合であっても、浮子の位置を最適な大きさの画像として捉えることが可能となる。
【0023】
本発明はまた、撮像手段を、検定器本体側と一体構造とするようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、検定器本体を船体外面にそって吊降ろせば、撮像手段も同時に吊降ろされることになり、喫水標の測読作業を容易に行なうことが可能となる。
【0024】
本発明はまた、確認手段に、少なくとも撮像手段で捉えられた画像を表示する表示手段を設け、この表示手段を、船上に配するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、検定器本体の吊降ろし位置を、表示手段の表示内容を確認しながら、船上に容易に決定することが可能となる。
【0025】
本発明はまた、確認手段に、撮像手段で捉えられた画像を表示する表示手段および表示手段の表示内容を動画または静止画として記録する記録手段を設け、少なくとも前記表示手段を、船上に配するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、表示手段の表示内容を作業員が控えておく必要がなくなり、測読作業の簡素化を図ることが可能となるとともに、測読の誤りも防止することが可能となる。
【0026】
本発明はまた、表示手段に、撮像手段で捉えられた画像とともに、少なくとも撮影年月日も表示できる機能を持たせるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、測読作業をより簡素化することが可能となるとともに、誤りもより少なくすることが可能となる。
【0027】
本発明はまた、検定器本体に、検定器本体を吊降ろした際に船体外面上を転動する車輪と、車輪を船体外面に密着させるための磁着手段とを設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、喫水が船体の湾曲部分に位置している場合であっても、検定器本体を船体外面に接近させて吊降ろすことが可能となる。
【0028】
本発明はまた、検定器本体に、船体外面にそって水平方向に延びる回転防止部材と、検定器本体の吊降ろし状態を安定させるための重錘とを設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、装置構成を簡素化してコストダウンを図ることが可能となる。
【0029】
本発明はまた、検定器本体に、検定器本体を所定位置まで吊降ろした際に、検定器本体を船体外面に位置固定するための位置固定手段を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、装置構成を簡素化しても、喫水標の測読時には、検定器本体の位置を安定させることが可能となり、強風下であっても、作業に支障を来たすことがない。
【0030】
本発明はまた、位置固定手段を、検定器本体を船体外面に磁着させるための電磁石機構、または検定器本体を船体外面に吸着させるための吸盤機構で構成するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、位置固定手段の構造を小型化,簡素化することが可能となる。
【0031】
本発明はまた、撮像手段で捉えられる画像を、照明手段により照明できるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、夜間であっても何等支障なく喫水検定を行なうことが可能となる。
【0032】
本発明はまた、導水ケースの上端部にエア抜き孔を設け、このエア抜き孔の部分を、エア抜き孔と異なる位置にエア抜き用開口を有する合成樹脂フィルム製のルーズキャップで被覆するようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、波浪による瞬間的な水没に対し、海水等の導水ケース内への流入を防止することが可能となり、しかも導水ケース内のエア抜きは充分に行なうことが可能となる。
【0033】
本発明はさらに、導水ケースを、上下方向に複数に分割可能な連結構造とするようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、運搬等の際に導水ケースが邪魔になることがない。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1ないし図3は、本発明の第1の実施の形態に係る喫水検定装置を示すもので、この喫水検定装置1は、船体2外面の喫水標3にそって吊降ろされる検定器本体4を備えており、この検定器本体4には、検定器本体4を船上から吊降ろすための紐体5,6、浮子7を内蔵する透明容器状の導水ケース8、および導水ケース8内の浮子7の位置を画像として捉えるTVカメラ9がそれぞれ設けられている。そして、TVカメラ9で捉えられた画像の内容は、図4に示すように、船上に配置された確認手段10により確認できるようになっている。
【0035】
前記検定器本体4は、図1ないし図3に示すように、船体2の外面にそって水平に延びる横部材4aと、横部材4aのほぼ中央位置から垂下する縦部材4bと、横部材4aの図2および図3における左端位置から前方に水平に突出する突出部材4cとを備えており、前記横部材4aの両端部には、上部車輪11が回転可能に取付けられているとともに、前記縦部材4bの下端部には、下部車輪12が回転可能に取付けられている。
【0036】
これら各車輪11,12は、その内部に永久磁石が組込まれたマグネットローラで形成されており、これにより、検定器本体4を船体2外面の喫水標3にそって吊降ろした際に、前記各車輪11,12が船体2の外面上を密着状態で転動し、船体2の外面が湾曲している場合であっても、検定器本体4を船体2にそって吊降ろすことができるようになっている。
【0037】
なお、前記各車輪11,12は、図2および図3における左端の上部車輪11が2輪構造で、他がl輪構造である場合を図示しているが、車輪の数は、天候状態等に合わせて適宜増減し、磁着力を自由に調節できるようになっている。
【0038】
前記各紐体5,6は、図2および図3に示すように、一方の紐体5が、取付金具13を介して横部材4aの図中右端に固定されているとともに、他方の紐体6が、取付金具14を介して突出部材4cの中間部に取付けられており、取付金具14は、突出部材4cにそって移動可能となっていて、重心調節が簡単にできるようになっている。
【0039】
また、前記導水ケース8は、図1ないし図3に示すように、透明な円筒状の上部ケース8aと、透明な円筒状の下部ケース8bとを備えており、これら両ケース8a,8bは、透明な接続具15を介して着脱可能に接続され、長い1本の水密な容器を構成している。そして、この導水ケース8は、運搬時等、長大な導水ケース8が邪魔になる場合には、両ケース8a,8bを分離できるようになっている。この導水ケース8の上部ケース8aは、複数の取付金具16を介して、縦部材4bの側方に一体に取付けられている。
【0040】
前記導水ケース8の上端部には、図1および図2に示すように、エア抜き機構17が設けられており、また導水ケース8の下端部には、可撓性を有する導水管18の上端部が、連結具19を介して接続されている。そして、この導水管18は、後に詳述するように水面下深くまで没入され、波やうねり等の影響の少ない海水(または真水)を導水ケース8内に導くことができるようになっている。また、導水管17の下端部には、例えば籠形状をなす泥よけフィルタ20が取付けられており、水深が浅い場合であっても、泥水が導水ケース8内に流入するのを防止できるようになっている。
【0041】
一方、前記突出部材4cの先端部には、図1および図3に示すように、基端が突出部材4c内に入れ子状に挿入される位置調節部材21が設けられており、この位置調節部材21の突出部材4cからの突出長さは、締付け具22の操作により、容易に行なうことができるようになっている。そして、位置調節部材21の先端部には、例えばズーム機能を備えたTVカメラ9が取付けられている。
【0042】
前記突出部材4cにはまた、図1ないし図3に示すように、乾電池内蔵で防水構造をなす照明具23が、着脱金具24を介し着脱可能に取付けられており、この照明具23により導水ケース8およびその背面の喫水標3を照明することにより、夜間であっても何等支障なく導水ケース8内の浮子7の位置を、TVカメラ9で画像として捉えられるようになっている。そして、TVカメラ9で捉えられた画像の内容は、船上の確認手段10で確認できるようになっている。
【0043】
この確認手段10は、図4に示すように、制御手段25と、この制御手段25に接続される表示手段26,入力手段27,記録手段28および印刷手段29とを備えており、前記表示手段26には、前記TVカメラ9で捉えられた画像30とともに、前記入力手段27から入力される船名データ31,撮影場所データ32、および前記制御手段25から送られる撮影年月日データ33,撮影時刻データ34も同時に表示されるようになつている。そして、その表示内容は、動画または静止画として記録手段28に記録できるようになっているとともに、記録手段28に記録されている内容は、任意時刻の静止画として印刷手段29でプリントアウトできるようになっている。
【0044】
一方、前記導水ケース8上端のエア抜き機構17は、図6に示すように、上部ケース8aの上端部に取付けられ上端部にエア抜き孔35aを有するキャップ35と、このキャップ35の外側に装着されて下端が止め具37を介して上部ケース8aに固定されるルーズキャップ36とで構成されている。
【0045】
前記ルーズキャップ36は、図6に示すように、薄い合成樹脂フィルム等を用いて、キャップ35よりも多少大型のキャップ状に形成されており、その下端部には、空気抜き用の開口部36aが設けられている。そして、このルーズキャップ36は、通常はその自重により弛んでキャップ35に密着し、エア抜き孔35aを閉止した状態になっており、したがって、波浪による瞬間的な水没に対しては、海水等の導水ケース8内への流入を防止でき、しかも導水ケース8内のエア抜きは、エア抜き孔35aおよび開口部36aを介して充分に行なうことができるようになっている。
【0046】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
喫水標3の測読に際しては、まず一対の紐体5,6を用いて、検定器本体4を船体2外面の喫水標3にそって吊降ろす。この際、検定器本体4の各車輪11,12は、永久磁石を内蔵するマグネットローラで形成されているので、各車輪11,12を船体2外面に密着させた状態で検定器本体4を吊降ろすことができる。このため、船体2の外面が湾曲していたり、あるいは検定器本体4が波を被った場合等であっても、検定器本体4が船体2から離脱するおそれは全くない。
【0047】
このようにして、検定器本体4を、喫水近傍の所定の高さ位置まで吊降ろしたならば、両紐体5,6を船上に固縛して、検定器本体4の高さ位置を固定する。この際、検定器本体4の高さ位置は、TVカメラ9および表示手段26を用いて常時確認できるので、検定器本体4の位置設定が極めて容易である。
【0048】
ところで、検定器本体4を喫水近傍位置に固定すると、導水ケース8下端から垂下する導水管18は、水中深くまで没入することになる。このため、導水ケース8内には、導水管18を介して海水(または真水)が流入し、その水面上昇に伴ない浮子7も導水ケース8内を上昇することになる。そして、喫水位置で静止することになる。
【0049】
ここで、船舶に接している海面(水面)は、波やうねり等の海象の影響を受け、悪天候の場合はもとより、通常の場合であってもかなり上下動し、正確な喫水標の測読は容易でないが、導水ケース8内には、導水管18を介して水中深くからの海水(または真水)が流入することになるため、波やうねり等の影響を受けることが殆どなく、浮子7はほぼ静止状態となる。そして、この浮子7周りの画像はTVカメラ9で捉えられ、捉えられた画像は、確認手段10の表示手段26に表示される。
【0050】
図5は、浮子7が喫水標3の4mの位置でほぼ静止した状態の画像30を示すもので、この画像30は、動画あるいは静止画として、記録手段28に記録されることになる。
【0051】
ところで、前記表示手段26には、図5に示すように、前記画像30とともに、船名データ31,撮影場所データ32,撮影年月日データ33および撮影時刻データ34も同時に表示され、これらの表示・非表示は入力手段27の操作でなされる。そして、画像30とともに表示された各データ31,32,33,34は、画像30とともに記録手段28に記録される。
【0052】
なお、任意の時刻における画像30のハードコピーが必要な場合には、当該時刻における画像30を静止画として表示手段26に表示させた後、その画像を印刷手段29を用いてプリントアウトすることにより可能となる。
【0053】
しかして、前記第1の実施の形態に係る喫水検定装置1を用いることにより、船上に配された表示手段26の表示内容を目視するだけで、容易に喫水標3を測読することができ、海側の喫水標3であっても、ボート等を用いる必要は全くない。また導水ケース8内の水面は、波やうねり等の海象の影響を殆ど受けることがないので、浮子7をほぼ静止させることができる。このため、悪天候の場合であっても、精度よく喫水標3を測読することができる。
【0054】
なお、前記第1の実施の形態においては、各車輪11,12に永久磁石を組付けて船体2に磁着させる場合について説明したが、検定器本体4に永久磁石を組付けるようにしてもよい。そしてこの場合でも、永久磁石を船体2外面に充分に接近させるようにすれば、必要な磁着力を安定して得ることができる。
【0055】
図7は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における各車輪11,12を省略するとともに、縦部材4bの下端部に、接続金具41を介して延長部材42を着脱可能に連結し、その下端部に、検定器本体4の位置を安定させるための重錘43を取付け、かつ横部材4aの両端部および縦部材4bの中間部に、検定器本体4を所定位置まで吊降ろした際に、検定器本体4を船体2外面に位置固定するための位置固定手段44を設けるようにしたものである。
【0056】
前記位置固定手段44は、検定器本体4を船体2外面に磁着させるための電磁石機構、あるいは検定器本体4を船体2外面に吸着させるための吸盤機構で構成されており、これらの操作は、船上でなされるようになっている。
なお、その他の点については、前記第1の実施の形態と同一構成となっている。
【0057】
しかして、図7に示す喫水検定装置1の場合には、喫水標3の測読の際に、検定器本体4は、船体2外面に非接触で吊降ろされることになるが、検定器本体4に設けた重錘43によって、検定器本体4が下方に引張られることになるため、検定器本体4を安定して吊降ろすことができる。そして、万一風等によって検定器本体4が垂直軸廻りに回転しようとしても、船体2外面にそって水平方向に延びる横部材4aが、検定器本体4の回転防止部材として機能することになるため、検定器本体4が多少回転しても、それ以上の回転を防止することができる。
【0058】
また、検定器本体4を、喫水近傍の所定高さ位置まで吊降ろした後は、位置固定手段44を作動させることにより、検定器本体4を船体2外面に位置固定することができるので、喫水標3の測読は、前記第1の実施の形態の場合と同様に行なうことができる。
【0059】
なお、前記第2の実施の形態においては、検定器本体4に位置固定手段44を設ける場合について説明したが、この位置固定手段44は、必要に応じ省略するようにしてもよい。
【0060】
図8は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、前記第1の実施の形態における検定器本体4の突出部材4cを削除し、撮像手段を検定器本体4側と別体構造としたものである。
【0061】
すなわち、検定器本体4とは別体構造をなす操作杆51の先端部には、透明な水密容器52が取付けられており、この水密容器52内には、照明具53aを有するディジタル方式等のビデオカメラ53が収容されている。このビデオカメラ53は、前記第1の実施の形態における確認手段10のうち印刷手段29を除く他のすべての手段25,26,27,28と同様の機能をすべて備えているが、表示手段26については、操作性を考慮して船上に別に設置されるようになっている。
なお、その他の点については、基本的に前記第1の実施の形態と同一構成となっている。
【0062】
しかして、図8に示す喫水検定装置1の場合には、喫水標3の測読の際に、まず検定器本体4を船体2外面にそって吊降ろした後、これとは別に、操作杆51を用いてビデオカメラ53を喫水近傍位置まで降下させる必要があるが、検定器本体4に対するビデオカメラ53の位置を自由に設定できるので、ビデオカメラ53のズーム機能を用いなくても、浮子7の位置を、簡単に最適に大きさの画像として捉えることができる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、船体外面の喫水標にそって吊降ろされる検定器本体と;検定器本体を船上から吊降ろす紐体と;前記検定器本体に設けられ、内部に浮子を内蔵する透明容器状の導水ケースと;導水ケースの下端部に接続されて水中に没入される導水管と;前記検定器本体の前面側に配設され、導水ケース内の浮子の位置を画像として捉える撮像手段と;撮像手段で捉えられた画像の内容を確認するための確認手段と;を設けるようにしたことを特徴とする。
【0064】
ところで、船上から検定器本体を船体外面の喫水標にそって吊降ろすと、導水管が水中に没入して導水ケース内に海水(または真水)が流入し、その水面上昇に伴ない浮子が導水ケース内を上昇して所定位置で停止する。そこで、浮子の停止した位置を、撮像手段で画像として捉えるとともに、捉えた画像の内容を確認手段で確認することにより、喫水標も透明な導水ケースを通して同時に確認できることになる。このため、喫水標を船上での作業のみで、容易に測読することができる。しかも、導水ケース内には、導水管を介し水中深くからの海水(または真水)が導入されるため、悪天候等の場合であっても、浮子の上下動が少なく、喫水標を正確に測読することができる。
【0065】
本発明はまた、撮像手段を、検定器本体側とは別体構造とするようにしているので、検定器本体側と撮像手段とを、船体外面にそって各別に吊降ろす必要があるが、検定器本体に対する撮像手段の位置を自由に設定できるので、撮像手段がズーム機能を有していない場合であっても、浮子の位置を最適な大きさの画像として捉えることができる。
【0066】
本発明はまた、撮像手段を、検定器本体側と一体構造とするようにしているので、検定器本体を船体外面にそって吊降ろせば、撮像手段も同時に吊降ろされることになり、喫水標の測読作業を容易に行なうことができる。
【0067】
本発明はまた、確認手段に、少なくとも撮像手段で捉えられた画像を表示する表示手段を設け、この表示手段を、船上に配するようにしているので、検定器本体の吊降ろし位置を、表示手段の表示内容を確認しながら、船上に容易に決定することができる。
【0068】
本発明はまた、確認手段に、撮像手段で捉えられた画像を表示する表示手段および表示手段の表示内容を動画または静止画として記録する記録手段を設け、少なくとも前記表示手段を、船上に配するようにしているの、表示手段の表示内容を作業員が控えておく必要がなくなり、測読作業の簡素化を図ることができるとともに、測読の誤りも防止することができる。
【0069】
本発明はまた、表示手段に、撮像手段で捉えられた画像とともに、少なくとも撮影年月日も表示できる機能を持たせるようにしているので、測読作業をより簡素化することができるとともに、誤りもより少なくすることができる。
【0070】
本発明はまた、検定器本体に、検定器本体を吊降ろした際に船体外面上を転動する車輪と、車輪を船体外面に密着させるための磁着手段とを設けるようにしているので、喫水が船体の湾曲部分に位置している場合であっても、検定器本体を船体外面に接近させて吊降ろすことができる。
【0071】
本発明はまた、検定器本体に、船体外面にそって水平方向に延びる回転防止部材と、検定器本体の吊降ろし状態を安定させるための重錘とを設けるようにしているので、装置構成を簡素化してコストダウンを図ることができる。
【0072】
本発明はまた、検定器本体に、検定器本体を所定位置まで吊降ろした際に、検定器本体を船体外面に位置固定するための位置固定手段を設けるようにしているので、装置構成を簡素化しても、喫水標の測読時には、検定器本体の位置を安定させることができ、強風下であっても、作業に支障を来たすことがない。
【0073】
本発明はまた、位置固定手段を、検定器本体を船体外面に磁着させるための電磁石機構、または検定器本体を船体外面に吸着させるための吸盤機構で構成するようにしているので、位置固定手段の構造を小型化,簡素化することができる。
【0074】
本発明はまた、撮像手段で捉えられる画像を、照明手段により照明できるようにしているので、夜間であっても何等支障なく喫水検定を行なうことができる。
【0075】
本発明はまた、導水ケースの上端部にエア抜き孔を設け、このエア抜き孔の部分を、エア抜き孔と異なる位置にエア抜き用開口を有する合成樹脂フィルム製のルーズキャップで被覆するようにしているので、波浪による瞬間的な水没に対し、海水等の導水ケース内への流入を防止することができ、しかも導水ケース内のエア抜きは充分に行なうことができる。
【0076】
本発明はさらに、導水ケースを、上下方向に複数に分割可能な連結構造とするようにしているので、運搬等の際に導水ケースが邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る喫水検定装置を示す構成図である。
【図2】図1を左方から見た作成図である。
【図3】図2を上方から見た構成図である。
【図4】船上に配置される確認手段の構成を示す説明図である。
【図5】表示手段の表示画面の一例を示す説明図である。
【図6】導水ケース上端のエア抜き機構の構成を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す図2相当図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す図2相当図である。
【符号の簡単な説明】
1 喫水検定装置
2 船体
3 喫水標
4 検定器本体
4a 横部材
4b 縦部材
4c 突出部材
5,6 紐体
7 浮子
8 導水ケース
8a 上部ケース
8b 下部ケース
9 TVカメラ
10 確認手段
11 上部車輪
12 下部車輪
17 エア抜き機構
18 導水管
20 泥よけフィルタ
21 位置調節部材
22 締付け具
23,53a 照明具
25 制御手段
26 表示手段
27 入力手段
28 記録手段
29 印刷手段
30 画像
31 船名データ
32 撮影場所データ
33 撮影年月日データ
34 撮影時刻データ
35 キャップ
35a エア抜き孔
36 ルーズキャップ
36a 開口部
37 止め具
43 重錘
44 位置固定手段
51 操作杆
52 水密容器
53 ビデオカメラ

Claims (13)

  1. 船体外面の喫水標にそって吊降ろされる検定器本体と;検定器本体を船上から吊降ろす紐体と;前記検定器本体に設けられ、内部に浮子を内蔵する透明容器状の導水ケースと;導水ケースの下端部に接続されて水中に没入される導水管と;前記検定器本体の前面側に配設され、導水ケース内の浮子の位置を画像として捉える撮像手段と;撮像手段で捉えられた画像の内容を確認するための確認手段と;を具備することを特徴とする喫水検定装置。
  2. 撮像手段は、検定器本体側とは別体構造となっていることを特徴とする請求項1記載の喫水検定装置。
  3. 撮像手段は、検定器本体側とは一体構造となっていることを特徴とする請求項1記載の喫水検定装置。
  4. 確認手段は、少なくとも撮像手段で捉えられた画像を表示する表示手段を備え、この表示手段は、船上に配されることを特徴とする請求項1,2または3記載の喫水検定装置。
  5. 確認手段は、撮像手段で捉えられた画像を表示する表示手段および表示手段の表示内容を動画または静止画として記録する記録手段を備え、少なくとも前記表示手段は、船上に配されていることを特徴とする請求項1,2または3記載の喫水検定装置。
  6. 表示手段は、撮像手段で捉えられた画像とともに、少なくとも撮影年月日を表示可能となっていることを特徴とする 請求項4または5記載の喫水検定装置。
  7. 検定器本体は、検定器本体を吊降ろした際に船体外面上を転動する車輪と、車輪を船体外面に密着させるための磁着手段とを備えていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の喫水検定装置。
  8. 検定器本体は、船体外面にそって水平方向に延びる回転防止部材と、検定器本体の吊降ろし状態を安定させるための重錘とを備えていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の喫水検定装置。
  9. 検定器本体は、検定器本体を所定位置まで吊降ろした際に、検定器本体を船体外面に位置固定するための位置固定手段を備えていることを特徴とする請求項8記載の喫水検定装置。
  10. 位置固定手段は、検定器本体を船体外面に磁着させるための電磁石機構、または検定器本体を船体外面に吸着させるための吸盤機構で構成されていることを特徴とする請求項9記載の喫水検定装置。
  11. 撮像手段で捉えられる画像は、照明手段により照明可能となっていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9または10記載の喫水検定装置。
  12. 導水ケースは、その上端部にエア抜き孔を備え、このエア抜き孔の部分は、エア抜き孔と異なる位置にエア抜き用開口を有する合成樹脂フィルム製のルーズキャップで被覆されていることを請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10または11記載の喫水検定装置。
  13. 導水ケースは、上下方向に複数に分割可能な連結構造をなしていることを特徴とする請求項1,2,,3,4,5,6,7,8,9,10,11または12記載の喫水検定装置。
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