JP2004202651A - アイボルト取付治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】サイズの異なるアイボルトを牽引フックとして車両に取り付ける際に、締付作業を効率的に行うことができるアイボルト取付治具を提供する。
【解決手段】ねじ部3aと、ねじ部3aの座面となる胴部2aと、胴部2aに設けられたリング状頭部1aとを有する複数種類のアイボルト10aを回転工具に保持するためのアイボルト取付治具200であって、筒形状をしたソケット部202と、ソケット部202の一端に設けられた開口の内周に円周状に設けられ、胴部2aが挿着される段付きテーパ部203、204と、ソケット部202の他端に設けられ、段付きテーパ部203、204と同じ中心軸S上に接合された取付軸部205と、ソケット部202に設けられ、段付きテーパ部203、204の中心軸Sに対し対称な位置に、リング状頭部1aの形状に対応して設けられた複数対の溝201a、201a(201b、201b)を備えた。
【選択図】 図3
【解決手段】ねじ部3aと、ねじ部3aの座面となる胴部2aと、胴部2aに設けられたリング状頭部1aとを有する複数種類のアイボルト10aを回転工具に保持するためのアイボルト取付治具200であって、筒形状をしたソケット部202と、ソケット部202の一端に設けられた開口の内周に円周状に設けられ、胴部2aが挿着される段付きテーパ部203、204と、ソケット部202の他端に設けられ、段付きテーパ部203、204と同じ中心軸S上に接合された取付軸部205と、ソケット部202に設けられ、段付きテーパ部203、204の中心軸Sに対し対称な位置に、リング状頭部1aの形状に対応して設けられた複数対の溝201a、201a(201b、201b)を備えた。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アイボルトを車両に取り付ける際に用いられるアイボルト取付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両は、キャリアカーまたは運搬船を使って運搬される際に、アイボルトが、車両の前方および/または後方に設けられている牽引フック用のねじ穴に取り付けられ、このアイボルトにロープを張設して固定されていた。
【0003】
このように、アイボルトを多くの車両に取り付ける作業は、大変厄介であり、多大な労力と時間を要していた。
【0004】
そのため、アイボルトの取り付け、取り外しを電動工具によって簡便に短時間で行えるようにした例が知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、電動工具によってアイボルトを回転させて、鉄骨に設けられたねじ穴に螺着させるアイボルト取付治具(回転治具)についての記載であり、図9に示すように、アイボルト11の輪状頭部12を挿着する溝13が、アイボルト回転治具24に設けられている。このアイボルト回転治具24の軸材18を電動工具(回転工具)などにクランプさせ、この回転工具によって、アイボルト11の取り付け、取り外しが簡便に短時間で行えるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
実開平7−20262号公報(第5〜7頁、図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アイボルトは、車両の大きさに応じてサイズが異なっており、アイボルトを取り付ける際に、これらのサイズ毎にアイボルト取付治具(回転治具)を交換しなければならず、作業上の効率が悪いという問題があった。
【0007】
また、アイボルトのリング状頭部をアイボルト取付治具に挿着する際に、アイボルトが回転する中心軸と、アイボルト取付治具が回転する中心軸とを一致させる作業は熟練を要し、作業上の効率が悪いという問題があった。
【0008】
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、車両にアイボルトを螺着する際に、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができるアイボルト取付治具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明の請求項1に記載の発明は、ねじ部と、前記ねじ部の座面となる胴部と、前記胴部の前記座面とは反対側に設けられたリング状頭部とを有する複数種類のアイボルトを回転工具に保持するためのアイボルト取付治具であって、筒形状をしたソケット部と、前記ソケット部の一端に設けられ開口の内周に円周状に設けられ、前記胴部が挿着される段付きテーパ部と、前記ソケット部の他端に設けられ、前記段付きテーパ部と同じ中心軸上に接合された取付軸部と、前記ソケット部に設けられ、前記段付きテーパ部の前記中心軸に対し対称な位置に、前記リング状頭部の形状に対応して設けられた複数対の溝とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、アイボルト取付治具のソケット部の一端に設けられた開口に、アイボルトのリング状頭部を挿着するための複数対の溝を設けたため、サイズの異なるアイボルトに対して、アイボルト取付治具を交換する必要がなく、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができる。
【0011】
さらに、アイボルト取付治具にアイボルトの胴部を挿着するための段付きテーパ部を、ソケット部の開口の内周に円周状に設けたため、アイボルトが回転する中心軸と、アイボルト取付治具が回転する中心軸とを容易に一致させることができ、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係るアイボルト取付治具の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るアイボルト10を車両のバンパービーム300に螺着する様子を示す斜視図である。図1に示すように、車両の前方または/および後方には、バンパービーム300が設けられており、このバンパービーム300に、車両を牽引して移動させたり、逆に移動しないようにロープなどで結び、固定したりするためのアイボルト10が取り付けられている。このため、車両には、アイボルト10を取り付けるためのねじ穴が、バンパービーム300に設けられている。
【0013】
このアイボルト10は、ねじ部3と、ねじ部3の座面となる胴部2と、この胴部2の座面とは反対側に設けられたリング状頭部1とから構成されており、胴部2はリング状頭部1に向かって窄まるように円錐台状のテーパ形状を有している。このアイボルト10は、アイボルト取付治具200に保持されて、その一端に設けられているボルト部(ねじ部)3を、フック取付ナット302に当接している。なお、このフック取付ナット302は、フック支持プレート301に設けられている。また、フック支持プレート301は、車両のバンパービーム300に溶接などで固定されている。
【0014】
このとき、回転工具100には、アイボルト取付治具200が挿着されている。ここで用いられる回転工具100は、回転駆動力を電力により発生させるタイプであり、回転工具100に備えられた引き金を操作することで回転駆動力を起動することができる。その後、アイボルト10は、回転工具100の回転駆動力によって、フック取付ナット302に螺着される。なお、符号201は、アイボルト10のリング状頭部1をアイボルト取付治具200に挿着するための溝である。
【0015】
図2は、本発明に係るアイボルト取付治具200の概略を示す図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は図2(a)のA部における段付きテーパ部203、204の縦断面図である。図2(a)、図2(b)に示すように、アイボルト取付治具200には、筒形状をしたソケット部202が設けられ、このソケット部202の一端にある開口部(開口)207には、胴部2(図1参照)の外周に合致した段付きテーパ部203、204と、それらの段部203a、204aとが円周状に設けられている。さらに、この段付きテーパ部203には、傾斜角(例えば傾斜角α)が設けられており、段付きテーパ部204には、傾斜角(例えば傾斜角β)が設けられている。
【0016】
このソケット部202の他端には、段付きテーパ部203、204と同じ中心軸S上に接合された取付軸部205が、回転工具100(図1参照)のチャックに挿着可能に形成されている。また、溝201(201a、201b)が、段付きテーパ部203、204の中心軸Sに対して対称な位置に、ソケット202の長手方向に沿って設けられ、かつ、一対の溝201a、201aと、一対の溝201b、201bとが、90°の位相を有して十文字状に形成されている。さらに、ソケット部202には、ソケット部202の長手方向に沿って空洞部206が略筒形状に設けられている。
【0017】
ここで、B矢視で示す溝201aの溝幅201cは、C矢視で示す溝201bの溝幅201dよりも小さく、小さいアイボルト10a(図3参照)が挿着されるようになっている。また、溝201bには、大きいアイボルト10d(図5参照)が挿着されるようになっている。
【0018】
このような、サイズの異なるアイボルト10a、10dがアイボルト取付治具200に挿着される場合について詳細に説明する。図2に示すように、一対の溝201a、201aに挿着される小さなアイボルト10a(図3参照)と、一対の溝201b、201bに挿着される大きなアイボルト10d(図5参照)について図3、図4、図5、図6を参照して説明する。尚、図3、図4は小さなアイボルト10aを示しており、図5、図6は大きなアイボルト10dを示している。
【0019】
図3は、小さなアイボルト10aがアイボルト取付治具200に挿着された様子を示しており、図3(a)は図2(a)のB矢視図を示した正面図、図3(b)は右側面図、図3(c)は底面図である。また、図4は、図3(a)、図3(b)の縦断面図であり、図4(a)は図3(b)におけるE−E線の縦断面図、図4(b)は図3(a)におけるD−D線の縦断面図である。図3、図4に示すように、アイボルト取付治具200に、アイボルト10aが挿着されている。このアイボルト10aのリング状頭部1aがアイボルト取付治具200の幅の小さい一対の溝201a、201aに挿着され、小さい外径の胴部2aが奥側の径の小さな段付きテーパ部203に挿着され、段付きテーパ部203の段部203aに当接して位置決めされている。
【0020】
図5は、大きなアイボルト10dがアイボルト取付治具200に挿着された様子を示しており、図5(a)は図2(a)のC矢視図を示した正面図、図5(b)は右側面図、図5(c)は底面図である。また、図6は、図5(a)、図5(b)の縦断面図であり、図6(a)は図5(b)におけるG−G線の縦断面図、図6(b)は図5(a)におけるF−F線の縦断面図である。図5、図6に示すように、アイボルト取付治具200に、アイボルト10dが挿着されている。このアイボルト10dのリング状頭部1dが、アイボルト取付治具200の幅の大きな1対の溝201b、201bに挿着され、大きな外径の胴部2dが、開口部207(図2参照)側の径の大きな段付きテーパ部204に挿着され、段付きテーパ部204の段部204aに当接して位置決めされている。
【0021】
このように、図3、図4の例では、小さな幅の溝201aに合致するリング状頭部1aと、小さな径の段付きテーパ部203に合致する胴部2aとを有するアイボルト10aをアイボルト取付治具200に挿着した場合について説明し、図5、図6の例では、大きな幅の溝201bに合致するリング状頭部1dと、大きな径の段付きテーパ部204に合致する胴部2dとを有するアイボルト10dをアイボルト取付治具200に挿着した場合について説明した。しかし、アイボルト取付治具200は、以上のようなリング状頭部1a、1dの幅1e、1fと、胴部2a、2dの外径とを有したアイボルト10a、10dに使用できるだけではなく、他のリング状頭部と胴部との組み合わせのアイボルトにも使用できる。これらに関して図7を参照して説明する。
【0022】
図7は、他のアイボルトの例を示した図である。図7(a)は図2(a)のB矢視の正面図を示し、図7(b)は図2(a)のC矢視の正面図を示している。図7(a)に示すように、小さな幅の溝201aは、アイボルト10bのリング状頭部1bをアイボルト取付治具200に挿着する溝であり、小さな幅の溝201aに合致するリング状頭部1bと、大きな径の段付きテーパ部204に合致する胴部2bとを有するアイボルト10bをアイボルト取付治具200に挿着することができる。
【0023】
また、図7(b)に示すように、大きな幅の溝201bは、アイボルト10cのリング状頭部1cをアイボルト取付治具200に挿着する溝であり、大きな幅の溝201bに合致するリング状頭部1cと、小さな径の段付きテーパ部203に合致する胴部2cを有するアイボルト10cをアイボルト取付治具200に挿着することができる。
【0024】
ここで、前記したサイズの異なる複数のアイボルトを並べて図示すると図8のようになる。図8(a)はアイボルト10a、(b)はアイボルト10b、(c)はアイボルト10c、(d)はアイボルト1dを示す。図8に示すように、それぞれ異なった大きさのアイボルトが、本実施形態のアイボルト取付治具200に挿着可能である。なお、符号S1、S2、S3、S4は、アイボルト10a、10b、10c、10dが回転する時の中心軸である。
【0025】
次に、以上の構成を備えたアイボルト取付治具200の動作について説明する。図1に示すように、アイボルト取付治具200は、車両を牽引して移動させたり、逆に移動しないようにロープなどで結び、固定したりする場合に、アイボルト10を牽引フックとして車両の前方または/および後方に取り付ける。このときに、回転工具100が用いられる。この回転工具100に挿着されたアイボルト取付治具200には、アイボルト10の胴部2が挿着され、さらに、略同時に、リング状頭部1が溝201に挿着されて、アイボルト10のボルト部3をフック取付ナット302に螺着している。このようにして、アイボルト10が、バンパービーム300に固定される様子を図3、図4、図5、図6、図7を参照して説明する。
【0026】
図3、図4に示すように、この小さなアイボルト10aのリング状頭部1aが、アイボルト取付治具200の幅の小さな一対の溝201a、201aに挿着されている。略同時にアイボルト10aの胴部2aが、アイボルト取付治具200に挿着される。このとき、アイボルト10aの胴部2aは、アイボルト取付治具200の段付きテーパ部203に沿って確実に挿着され、また、段差203aに突き当たって位置決めされる。このように、アイボルト10aの胴部2aをアイボルト取付治具200に挿着することによって、取付軸部205の中心軸Sが、アイボルト10aの中心軸S1に一致している。そして、アイボルト10aをフック取付ナット302(図1参照)に螺着する際に、アイボルト10aは、これらの互いに一致した軸S、S1を中心に回転することができる。
【0027】
このため、回転工具100(図1参照)を手で持って、アイボルト取付治具200に保持されたアイボルト10aを螺着する際に、手振れがあっても、アイボルト10aの中心軸S1と、アイボルト取付治具200の中心軸Sとの、相互の中心軸S、S1を確実に合致させることができる。これにより、アイボルト10aが、芯ぶれを起こさないため、フック取付ナット302のねじ部に噛み込むことを防止することができ、熟練を要することなく締付作業を容易に行うことができる。
【0028】
また、車両の大きさに応じてサイズが異なったアイボルトを取り付けたり、取り外したりする際に、アイボルト取付治具(回転治具)を交換する必要がなく、多くの車種に対しても、それぞれ異なった大きさのアイボルトを装着することが容易にでき、作業上の効率を良くすることができる。
【0029】
以上、説明した小さなアイボルト10aと同様に、大きなアイボルト10d、他のアイボルト10b、10cに関しても同様の効果を得ることができる。以下、その動作を簡単に説明する。
【0030】
図5、図6に示すように、大きなアイボルト10dは、大きな幅の溝201bに合致するリング状頭部1dと、大きな径の段付きテーパ部204に合致する胴部2dとをアイボルト取付治具200に挿着することができる。図7(a)に示すように、他のアイボルト10bは、小さな幅の溝201aに合致するリング状頭部1bと、大きな径の段付きテーパ部204に合致する胴部2bとをアイボルト取付治具200に挿着することができる。図7(b)に示すように、他のアイボルト10cは、大きな幅の溝201bに合致するリング状頭部1cと、小さな径の段付きテーパ部203に合致する胴部2cとをアイボルト取付治具200に挿着することができる。これにより、取付軸部205の中心軸Sを、アイボルト10d、10b、10cの中心軸S4、S2、S3に一致させることができるため、アイボルト10d、10b、10cは、アイボルト10aと同様にアイボルト10d、10b、10cの螺入時の軸心を中心として回転することができる。
【0031】
以上好ましい実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することのない範囲内において適宜の変更が可能なものである。例えば、本実施形態では、アイボルトのリング状頭部の寸法を2種類と、胴部の寸法を2種類とを組み合わせて、4種類のアイボルトに対して取り付けを行うことができると説明したが、胴部の寸法が一定であれば、さらに多くの種類のアイボルトを効率的に締め付けることが可能である。
【0032】
また、段付きテーパ部を2段に構成した例で説明したが、アイボルトの形状に応じて、さらに多段に構成することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、ソケット部の一端に設けられた開口に、アイボルトのリング状頭部をアイボルト取付治具に挿着するための複数対の溝を設けたため、複数種類のアイボルトに対して、アイボルト取付治具を交換する必要がなく、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができる。
【0034】
さらに、アイボルト取付治具にアイボルトの胴部を挿着するための段付きテーパ部を、ソケット部の開口の内周に円周状に設けたため、アイボルトが回転する中心軸と、アイボルト取付治具が回転する中心軸とを容易に一致させることができ、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアイボルトをバンパービームに螺着する様子を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るアイボルト取付治具の概略を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は段付きテーパ部の縦断面図である。
【図3】アイボルトがアイボルト取付治具に挿着された様子を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。
【図4】図3(a)、図3(b)の縦断面図であり、(a)は図3(b)におけるE−E線の縦断面図、(b)は図3(a)におけるD−D線の縦断面図である。
【図5】アイボルトがアイボルト取付治具に挿着された様子を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。
【図6】(a)は図5(b)におけるG−G線の縦断面図、(b)は図5(a)におけるF−F線の縦断面図である。
【図7】(a)は図2(a)のB矢視の正面図を示し、(b)は図2(a)のC矢視の正面図を示す。
【図8】(a)、(b)、(c)、(d)は、サイズの異なる複数のアイボルトを示す概略図である。
【図9】従来例に係るアイボルト取付治具の概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d リング状頭部
1e、1f リング状頭部の幅
2、2a、2b、2c、2d 胴部
3、3a、3b、3c、3d ボルト部(ねじ部)
10、10a、10b、10c、10d アイボルト
100 回転工具(電動工具)
200 アイボルト取付治具
201、201a、201b 溝
201c、201d 溝幅
203、204 段付きテーパ部
203a、204a 段部
205 取付軸部
206 空洞部
207 開口部(開口)
300 バンパービーム
301 フック支持プレート
302 フック取付ナット
S、S1、S2、S3、S4 中心軸
【発明の属する技術分野】
本発明は、アイボルトを車両に取り付ける際に用いられるアイボルト取付治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両は、キャリアカーまたは運搬船を使って運搬される際に、アイボルトが、車両の前方および/または後方に設けられている牽引フック用のねじ穴に取り付けられ、このアイボルトにロープを張設して固定されていた。
【0003】
このように、アイボルトを多くの車両に取り付ける作業は、大変厄介であり、多大な労力と時間を要していた。
【0004】
そのため、アイボルトの取り付け、取り外しを電動工具によって簡便に短時間で行えるようにした例が知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、電動工具によってアイボルトを回転させて、鉄骨に設けられたねじ穴に螺着させるアイボルト取付治具(回転治具)についての記載であり、図9に示すように、アイボルト11の輪状頭部12を挿着する溝13が、アイボルト回転治具24に設けられている。このアイボルト回転治具24の軸材18を電動工具(回転工具)などにクランプさせ、この回転工具によって、アイボルト11の取り付け、取り外しが簡便に短時間で行えるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
実開平7−20262号公報(第5〜7頁、図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アイボルトは、車両の大きさに応じてサイズが異なっており、アイボルトを取り付ける際に、これらのサイズ毎にアイボルト取付治具(回転治具)を交換しなければならず、作業上の効率が悪いという問題があった。
【0007】
また、アイボルトのリング状頭部をアイボルト取付治具に挿着する際に、アイボルトが回転する中心軸と、アイボルト取付治具が回転する中心軸とを一致させる作業は熟練を要し、作業上の効率が悪いという問題があった。
【0008】
本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、車両にアイボルトを螺着する際に、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができるアイボルト取付治具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明の請求項1に記載の発明は、ねじ部と、前記ねじ部の座面となる胴部と、前記胴部の前記座面とは反対側に設けられたリング状頭部とを有する複数種類のアイボルトを回転工具に保持するためのアイボルト取付治具であって、筒形状をしたソケット部と、前記ソケット部の一端に設けられ開口の内周に円周状に設けられ、前記胴部が挿着される段付きテーパ部と、前記ソケット部の他端に設けられ、前記段付きテーパ部と同じ中心軸上に接合された取付軸部と、前記ソケット部に設けられ、前記段付きテーパ部の前記中心軸に対し対称な位置に、前記リング状頭部の形状に対応して設けられた複数対の溝とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、アイボルト取付治具のソケット部の一端に設けられた開口に、アイボルトのリング状頭部を挿着するための複数対の溝を設けたため、サイズの異なるアイボルトに対して、アイボルト取付治具を交換する必要がなく、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができる。
【0011】
さらに、アイボルト取付治具にアイボルトの胴部を挿着するための段付きテーパ部を、ソケット部の開口の内周に円周状に設けたため、アイボルトが回転する中心軸と、アイボルト取付治具が回転する中心軸とを容易に一致させることができ、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明に係るアイボルト取付治具の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るアイボルト10を車両のバンパービーム300に螺着する様子を示す斜視図である。図1に示すように、車両の前方または/および後方には、バンパービーム300が設けられており、このバンパービーム300に、車両を牽引して移動させたり、逆に移動しないようにロープなどで結び、固定したりするためのアイボルト10が取り付けられている。このため、車両には、アイボルト10を取り付けるためのねじ穴が、バンパービーム300に設けられている。
【0013】
このアイボルト10は、ねじ部3と、ねじ部3の座面となる胴部2と、この胴部2の座面とは反対側に設けられたリング状頭部1とから構成されており、胴部2はリング状頭部1に向かって窄まるように円錐台状のテーパ形状を有している。このアイボルト10は、アイボルト取付治具200に保持されて、その一端に設けられているボルト部(ねじ部)3を、フック取付ナット302に当接している。なお、このフック取付ナット302は、フック支持プレート301に設けられている。また、フック支持プレート301は、車両のバンパービーム300に溶接などで固定されている。
【0014】
このとき、回転工具100には、アイボルト取付治具200が挿着されている。ここで用いられる回転工具100は、回転駆動力を電力により発生させるタイプであり、回転工具100に備えられた引き金を操作することで回転駆動力を起動することができる。その後、アイボルト10は、回転工具100の回転駆動力によって、フック取付ナット302に螺着される。なお、符号201は、アイボルト10のリング状頭部1をアイボルト取付治具200に挿着するための溝である。
【0015】
図2は、本発明に係るアイボルト取付治具200の概略を示す図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は図2(a)のA部における段付きテーパ部203、204の縦断面図である。図2(a)、図2(b)に示すように、アイボルト取付治具200には、筒形状をしたソケット部202が設けられ、このソケット部202の一端にある開口部(開口)207には、胴部2(図1参照)の外周に合致した段付きテーパ部203、204と、それらの段部203a、204aとが円周状に設けられている。さらに、この段付きテーパ部203には、傾斜角(例えば傾斜角α)が設けられており、段付きテーパ部204には、傾斜角(例えば傾斜角β)が設けられている。
【0016】
このソケット部202の他端には、段付きテーパ部203、204と同じ中心軸S上に接合された取付軸部205が、回転工具100(図1参照)のチャックに挿着可能に形成されている。また、溝201(201a、201b)が、段付きテーパ部203、204の中心軸Sに対して対称な位置に、ソケット202の長手方向に沿って設けられ、かつ、一対の溝201a、201aと、一対の溝201b、201bとが、90°の位相を有して十文字状に形成されている。さらに、ソケット部202には、ソケット部202の長手方向に沿って空洞部206が略筒形状に設けられている。
【0017】
ここで、B矢視で示す溝201aの溝幅201cは、C矢視で示す溝201bの溝幅201dよりも小さく、小さいアイボルト10a(図3参照)が挿着されるようになっている。また、溝201bには、大きいアイボルト10d(図5参照)が挿着されるようになっている。
【0018】
このような、サイズの異なるアイボルト10a、10dがアイボルト取付治具200に挿着される場合について詳細に説明する。図2に示すように、一対の溝201a、201aに挿着される小さなアイボルト10a(図3参照)と、一対の溝201b、201bに挿着される大きなアイボルト10d(図5参照)について図3、図4、図5、図6を参照して説明する。尚、図3、図4は小さなアイボルト10aを示しており、図5、図6は大きなアイボルト10dを示している。
【0019】
図3は、小さなアイボルト10aがアイボルト取付治具200に挿着された様子を示しており、図3(a)は図2(a)のB矢視図を示した正面図、図3(b)は右側面図、図3(c)は底面図である。また、図4は、図3(a)、図3(b)の縦断面図であり、図4(a)は図3(b)におけるE−E線の縦断面図、図4(b)は図3(a)におけるD−D線の縦断面図である。図3、図4に示すように、アイボルト取付治具200に、アイボルト10aが挿着されている。このアイボルト10aのリング状頭部1aがアイボルト取付治具200の幅の小さい一対の溝201a、201aに挿着され、小さい外径の胴部2aが奥側の径の小さな段付きテーパ部203に挿着され、段付きテーパ部203の段部203aに当接して位置決めされている。
【0020】
図5は、大きなアイボルト10dがアイボルト取付治具200に挿着された様子を示しており、図5(a)は図2(a)のC矢視図を示した正面図、図5(b)は右側面図、図5(c)は底面図である。また、図6は、図5(a)、図5(b)の縦断面図であり、図6(a)は図5(b)におけるG−G線の縦断面図、図6(b)は図5(a)におけるF−F線の縦断面図である。図5、図6に示すように、アイボルト取付治具200に、アイボルト10dが挿着されている。このアイボルト10dのリング状頭部1dが、アイボルト取付治具200の幅の大きな1対の溝201b、201bに挿着され、大きな外径の胴部2dが、開口部207(図2参照)側の径の大きな段付きテーパ部204に挿着され、段付きテーパ部204の段部204aに当接して位置決めされている。
【0021】
このように、図3、図4の例では、小さな幅の溝201aに合致するリング状頭部1aと、小さな径の段付きテーパ部203に合致する胴部2aとを有するアイボルト10aをアイボルト取付治具200に挿着した場合について説明し、図5、図6の例では、大きな幅の溝201bに合致するリング状頭部1dと、大きな径の段付きテーパ部204に合致する胴部2dとを有するアイボルト10dをアイボルト取付治具200に挿着した場合について説明した。しかし、アイボルト取付治具200は、以上のようなリング状頭部1a、1dの幅1e、1fと、胴部2a、2dの外径とを有したアイボルト10a、10dに使用できるだけではなく、他のリング状頭部と胴部との組み合わせのアイボルトにも使用できる。これらに関して図7を参照して説明する。
【0022】
図7は、他のアイボルトの例を示した図である。図7(a)は図2(a)のB矢視の正面図を示し、図7(b)は図2(a)のC矢視の正面図を示している。図7(a)に示すように、小さな幅の溝201aは、アイボルト10bのリング状頭部1bをアイボルト取付治具200に挿着する溝であり、小さな幅の溝201aに合致するリング状頭部1bと、大きな径の段付きテーパ部204に合致する胴部2bとを有するアイボルト10bをアイボルト取付治具200に挿着することができる。
【0023】
また、図7(b)に示すように、大きな幅の溝201bは、アイボルト10cのリング状頭部1cをアイボルト取付治具200に挿着する溝であり、大きな幅の溝201bに合致するリング状頭部1cと、小さな径の段付きテーパ部203に合致する胴部2cを有するアイボルト10cをアイボルト取付治具200に挿着することができる。
【0024】
ここで、前記したサイズの異なる複数のアイボルトを並べて図示すると図8のようになる。図8(a)はアイボルト10a、(b)はアイボルト10b、(c)はアイボルト10c、(d)はアイボルト1dを示す。図8に示すように、それぞれ異なった大きさのアイボルトが、本実施形態のアイボルト取付治具200に挿着可能である。なお、符号S1、S2、S3、S4は、アイボルト10a、10b、10c、10dが回転する時の中心軸である。
【0025】
次に、以上の構成を備えたアイボルト取付治具200の動作について説明する。図1に示すように、アイボルト取付治具200は、車両を牽引して移動させたり、逆に移動しないようにロープなどで結び、固定したりする場合に、アイボルト10を牽引フックとして車両の前方または/および後方に取り付ける。このときに、回転工具100が用いられる。この回転工具100に挿着されたアイボルト取付治具200には、アイボルト10の胴部2が挿着され、さらに、略同時に、リング状頭部1が溝201に挿着されて、アイボルト10のボルト部3をフック取付ナット302に螺着している。このようにして、アイボルト10が、バンパービーム300に固定される様子を図3、図4、図5、図6、図7を参照して説明する。
【0026】
図3、図4に示すように、この小さなアイボルト10aのリング状頭部1aが、アイボルト取付治具200の幅の小さな一対の溝201a、201aに挿着されている。略同時にアイボルト10aの胴部2aが、アイボルト取付治具200に挿着される。このとき、アイボルト10aの胴部2aは、アイボルト取付治具200の段付きテーパ部203に沿って確実に挿着され、また、段差203aに突き当たって位置決めされる。このように、アイボルト10aの胴部2aをアイボルト取付治具200に挿着することによって、取付軸部205の中心軸Sが、アイボルト10aの中心軸S1に一致している。そして、アイボルト10aをフック取付ナット302(図1参照)に螺着する際に、アイボルト10aは、これらの互いに一致した軸S、S1を中心に回転することができる。
【0027】
このため、回転工具100(図1参照)を手で持って、アイボルト取付治具200に保持されたアイボルト10aを螺着する際に、手振れがあっても、アイボルト10aの中心軸S1と、アイボルト取付治具200の中心軸Sとの、相互の中心軸S、S1を確実に合致させることができる。これにより、アイボルト10aが、芯ぶれを起こさないため、フック取付ナット302のねじ部に噛み込むことを防止することができ、熟練を要することなく締付作業を容易に行うことができる。
【0028】
また、車両の大きさに応じてサイズが異なったアイボルトを取り付けたり、取り外したりする際に、アイボルト取付治具(回転治具)を交換する必要がなく、多くの車種に対しても、それぞれ異なった大きさのアイボルトを装着することが容易にでき、作業上の効率を良くすることができる。
【0029】
以上、説明した小さなアイボルト10aと同様に、大きなアイボルト10d、他のアイボルト10b、10cに関しても同様の効果を得ることができる。以下、その動作を簡単に説明する。
【0030】
図5、図6に示すように、大きなアイボルト10dは、大きな幅の溝201bに合致するリング状頭部1dと、大きな径の段付きテーパ部204に合致する胴部2dとをアイボルト取付治具200に挿着することができる。図7(a)に示すように、他のアイボルト10bは、小さな幅の溝201aに合致するリング状頭部1bと、大きな径の段付きテーパ部204に合致する胴部2bとをアイボルト取付治具200に挿着することができる。図7(b)に示すように、他のアイボルト10cは、大きな幅の溝201bに合致するリング状頭部1cと、小さな径の段付きテーパ部203に合致する胴部2cとをアイボルト取付治具200に挿着することができる。これにより、取付軸部205の中心軸Sを、アイボルト10d、10b、10cの中心軸S4、S2、S3に一致させることができるため、アイボルト10d、10b、10cは、アイボルト10aと同様にアイボルト10d、10b、10cの螺入時の軸心を中心として回転することができる。
【0031】
以上好ましい実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することのない範囲内において適宜の変更が可能なものである。例えば、本実施形態では、アイボルトのリング状頭部の寸法を2種類と、胴部の寸法を2種類とを組み合わせて、4種類のアイボルトに対して取り付けを行うことができると説明したが、胴部の寸法が一定であれば、さらに多くの種類のアイボルトを効率的に締め付けることが可能である。
【0032】
また、段付きテーパ部を2段に構成した例で説明したが、アイボルトの形状に応じて、さらに多段に構成することもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、ソケット部の一端に設けられた開口に、アイボルトのリング状頭部をアイボルト取付治具に挿着するための複数対の溝を設けたため、複数種類のアイボルトに対して、アイボルト取付治具を交換する必要がなく、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができる。
【0034】
さらに、アイボルト取付治具にアイボルトの胴部を挿着するための段付きテーパ部を、ソケット部の開口の内周に円周状に設けたため、アイボルトが回転する中心軸と、アイボルト取付治具が回転する中心軸とを容易に一致させることができ、アイボルトの締付作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るアイボルトをバンパービームに螺着する様子を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るアイボルト取付治具の概略を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は段付きテーパ部の縦断面図である。
【図3】アイボルトがアイボルト取付治具に挿着された様子を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。
【図4】図3(a)、図3(b)の縦断面図であり、(a)は図3(b)におけるE−E線の縦断面図、(b)は図3(a)におけるD−D線の縦断面図である。
【図5】アイボルトがアイボルト取付治具に挿着された様子を示しており、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図である。
【図6】(a)は図5(b)におけるG−G線の縦断面図、(b)は図5(a)におけるF−F線の縦断面図である。
【図7】(a)は図2(a)のB矢視の正面図を示し、(b)は図2(a)のC矢視の正面図を示す。
【図8】(a)、(b)、(c)、(d)は、サイズの異なる複数のアイボルトを示す概略図である。
【図9】従来例に係るアイボルト取付治具の概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d リング状頭部
1e、1f リング状頭部の幅
2、2a、2b、2c、2d 胴部
3、3a、3b、3c、3d ボルト部(ねじ部)
10、10a、10b、10c、10d アイボルト
100 回転工具(電動工具)
200 アイボルト取付治具
201、201a、201b 溝
201c、201d 溝幅
203、204 段付きテーパ部
203a、204a 段部
205 取付軸部
206 空洞部
207 開口部(開口)
300 バンパービーム
301 フック支持プレート
302 フック取付ナット
S、S1、S2、S3、S4 中心軸
Claims (1)
- ねじ部と、前記ねじ部の座面となる胴部と、前記胴部の前記座面の反対側に設けられたリング状頭部とを有する複数種類のアイボルトを回転工具に保持するためのアイボルト取付治具であって、
筒形状をしたソケット部と、前記ソケット部の一端に設けられた開口の内周に円周状に設けられ、前記胴部が挿着される段付きテーパ部と、
前記ソケット部の他端に設けられ、前記段付きテーパ部と同じ中心軸上に接合された取付軸部と、
前記ソケット部に設けられ、前記段付きテーパ部の前記中心軸に対し対称な位置に、前記リング状頭部の形状に対応して設けられた複数対の溝と、
を備えたことを特徴とするアイボルト取付治具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002376910A JP2004202651A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | アイボルト取付治具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004202651A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3142377U (ja) * | 2008-03-30 | 2008-06-12 | 有限会社 ウツケ | フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具 |
JP2009163090A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶パネル検査方法 |
JP2011235420A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Asahi Sangyo Kk | キャップドライバ |
JP2013067008A (ja) * | 2013-01-17 | 2013-04-18 | Asahi Sangyo Kk | キャップドライバ |
-
2002
- 2002-12-26 JP JP2002376910A patent/JP2004202651A/ja active Pending
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JP2009163090A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Mitsubishi Electric Corp | 液晶パネル検査方法 |
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