JP2004202477A - 廃自動車エンジン破砕用歯、それを装着したニブラー及び解体機 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃自動車エンジンを極めて短時間で効率良く破砕し、破砕コストの低減及びリサイクル性向上を図ることができる廃自動車エンジン破砕用歯、それを装着したニブラー及び解体機を提供する。
【解決手段】本廃自動車エンジン破砕用歯は、固定歯2と可動歯3の間に被処理物を挟み込んで被処理物を破断又は破砕するニブラーの先端側にそれぞれ着脱自在に取付可能な一対の歯10、20からなる。第1の破砕用歯10は、長手方向及び幅方向にそれぞれ離間して設けられた少なくとも4個の破砕用凸部13と、該ニブラー1の該固定歯2に取り付けるための取付部12と、該少なくとも4個の破砕用凸部13を立設させるための基台部11とから一体に形成されている。第2の破砕用歯20は、少なくとも幅方向に離間して設けられ、該第1の破砕用歯10の幅方向の間隙に入り込んで噛み合うことができる少なくとも2個の破砕用凸部23と、該ニブラーの該可動歯に取り付けるための取付部22と、該少なくとも2個の破砕用凸部23を立設させるための基台部21とから一体に形成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃自動車エンジン破砕用歯、それを装着したニブラー及び解体機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
廃自動車の数は国内だけでも膨大なものであり、廃自動車を構成する各種部品のリサイクルは非常に重要な課題となっている。これら部品のうち、エンジンは主として鉄とアルミニウムを用いて作られている。従って、リサイクルのためにはこれらの分別が必要となる。
【0003】
ところで、エンジンの解体を従来の廃自動車解体機で行おうとすると、ニブラーに非常に大きな切断力が必要となり、ニブラーの歯の破損等を招くため、現在のところ、エンジンの解体は手作業で行っているのが実状である。
しかしながら、エンジンの解体を手作業で行うと、1台あたりを解体するのに約1時間程度の時間がかかり、解体コストが高くなるばかりでなく、処理できる台数も少なくなり、作業性、コスト面での問題点に加え、処理対象エンジンの長期保管という問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、廃自動車エンジンを極めて短時間で効率良く破砕し、破砕コストの低減及びリサイクル性向上を図ることができる廃自動車エンジン破砕用歯、それを装着したニブラー及び解体機を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、前記課題は下記の技術的手段により解決される。
(1)固定歯と可動歯の間に被処理物を挟み込んで被処理物を破断又は破砕するニブラーの先端側にそれぞれ着脱自在に取付可能な一対の廃自動車エンジン破砕用歯であって、
長手方向及び幅方向にそれぞれ離間して設けられた少なくとも4個の破砕用凸部と、該ニブラーの該固定歯に取り付けるための取付部と、該少なくとも4個の破砕用凸部を立設させるための基台部とから一体に形成されている第1の破砕用歯と、
少なくとも幅方向に離間して設けられ、該第1の破砕用歯の幅方向の間隙に入り込んで噛み合うことができる少なくとも2個の破砕用凸部と、該ニブラーの該可動歯に取り付けるための取付部と、該少なくとも2個の破砕用凸部を立設させるための基台部とから一体に形成されている第2の破砕用歯とからなることを特徴とする廃自動車エンジン破砕用歯。
(2)第1の破砕用歯及び第2の破砕用歯のそれぞれにおいて、一対の取付部が該基台部の幅方向両端に連結され、この連結体が幅方向断面がコ字状である取付用空間を形成していることを特徴とする前記(1)に記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
(3)第1の破砕用歯と第2の破砕用歯の各破砕用凸部が四角錐台形状であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
(4)エンジン破砕時の破砕圧力が300kg/cm以上であることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
(5)第1の破砕用歯の破砕用突起が4個であり、第2の破砕用歯の破砕用突起が2個であることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
(6)第2の破砕用歯の破砕用突起の頂面の面積が第1の破砕用歯の破砕用突起の頂面の面積より小さいことを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
(7)固定歯と可動歯を有し、これらの間に被処理物を挟み込んで被処理物を破断又は破砕するニブラーにおいて、ニブラー本体の先端側に請求項1〜6のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用歯をそれぞれ取り付けたことを特徴とする廃自動車エンジン破砕用ニブラー。
(8)破砕用固定歯と破砕用可動歯を有し、これらの間に廃自動車エンジンを挟み込んで廃自動車エンジンを破砕する廃自動車エンジン破砕用ニブラーであって、
該破砕用固定歯が、長手方向及び幅方向にそれぞれ離間して設けられた少なくとも4個の破砕用凸部を、該破砕用可動歯に対向する側に有し、
該破砕用可動歯が、少なくとも幅方向に離間して設けられ、該破砕用固定歯の幅方向の間隙に入り込んで噛み合うことができる少なくとも2個の破砕用凸部を有することを特徴とする廃自動車エンジン破砕用ニブラー。
(9)固定歯と可動歯の刃先が該破砕用固定歯及び該破砕用可動歯から先端に向かってそれぞれ鋭利に延び、これらの歯先は閉じた状態で実質的に接触しあうようになっており、これら歯先の間に廃棄自動車の車体の一部を挟み込んで廃棄自動車の車体の一部の折曲又は破断を行うことができることを特徴とする前記(7)又は(8)に記載の廃自動車エンジン破砕用ニブラー。
(10)旋回自在な油圧ショベルのフロントアタッチメントの先端に、被処理物を挟み込んで被処理物の破砕、折曲又は破断を行うニブラーを有する自走可能な廃自動車解体機であって、
該ニブラーが前記(7)〜(9)のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用ニブラーであり、該ニブラーが旋回可能なアームに取り付けられていることを特徴とする廃自動車解体機。
(11)自走式であることを特徴とする前記(10)に記載の廃自動車解体機。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を好ましい実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による廃自動車エンジン破砕用歯を装着したニブラーの一例を示す斜視図であり、図2は図1の廃自動車エンジン破砕用歯の装着部分を拡大して示す図、図3(a)、(b)、(c)は第1の破砕用歯の構造を示す斜視図、平面図及び側面図であり、図4(a)、(b)、(c)は第2の破砕用歯の構造を示す斜視図、平面図及び側面図である。
【0007】
図1において、1は廃自動車エンジン破砕用ニブラーであり、固定歯2と可動歯3からなり、可動歯3は固定歯2に対して旋回可能に取り付けられている。固定歯2の先端には第1の破砕用歯10が取付固定され、可動歯3の先端には第2の破砕用歯20が取付固定されている。ニブラー本体の材質は例えばクロムマンガン鋳鋼のような超弾性鋼板を用いることができる。
【0008】
第1の破砕用歯10は、図3に示すように、基台部11と、取付部12と、破砕用凸部13から構成されている。基台部11は厚肉の矩形プレート状であり、その幅方向(本明細書で幅方向とは、ニブラーの歯の厚み方向に相当する方向のことをいい、長手方向とはこの厚み方向に直角な方向のことをいう)の両端からは図中下方に向けて、短い厚肉のプレート状をなす一対の取付部12が延びている。基台部11と一対の取付部12は一体に形成され、幅方向の断面がコ字状となっている。一対の取付部12同士の間隔は、第1の破砕用歯10が取り付けられる固定歯2の厚みに対応して設定されている。また、基台部11の表面上には4つの四角錐台形状の破砕用凸部13(13a〜13d)が立設している。凸部13aと凸部13cの間隙14a及び凸部13bと凸部13dの間隙14bは、凸部13aと凸部13bの間隙14c及び凸部13cと凸部13dの間隙14dより広くなるようにしてある。これら凸部13も基台部11と一体に形成されている。また、各取付部12には、固定歯2への取付のためのネジ穴15が形成されている。上記において、少なくとも凸部13の材質は、エンジン破砕時に300kg/cm(29.4MPa)以上の圧力が得られるものであることが望ましく、このような材質としては、例えば焼き入れしたMo、Ta含有特殊鋼(SCM−40等)を用いることができる。
【0009】
第2の破砕用歯20は、図4に示すように、基台部21と、取付部22と、破砕用凸部23から構成されている。基台部21は厚肉の矩形プレート状であり、その幅方向の両端からは図中下方に向けて、短い厚肉のプレート状をなす一対の取付部22が延びている。基台部21と一対の取付部22は一体に形成され、幅方向の断面がコ字状となっている。一対の取付部22同士の間隔は、第2の破砕用歯20が取り付けられる可動歯2の厚みに対応して設定されている。また、基台部21の表面上には2つの四角錐台形状の破砕用凸部23(23a、23b)が立設している。凸部23は図5及び図6に示すように、エンジン破砕時に第1の破砕用歯10の凸部13aと凸部13cとの間の間隙14aと、凸部13bと凸部13dとの間の間隙14bにそれぞれ入り込んで、噛み合うような位置に立設されている。噛み合いを良好にするため、凸部23の頂面の面積は凸部13の頂面の面積よりも小さくしておくことが望ましい(80〜90%程度)。これら凸部23も基台部21と一体に形成されている。また、各取付部22には、可動歯3への取付のためのネジ穴25が形成されている。上記において、凸部23の材質は、凸部13と同じ材質を用いることができる。
【0010】
ここで、破砕用歯の取付の様子を図7により述べる。図7は第2の破砕用歯20を可動歯3に取り付ける場合であるが、第1の破砕用歯10を固定歯2に取り付ける場合も同様である。
可動歯3の先端部は、第2の破砕用歯20の装着のため、第2の破砕用歯20の基台部21と一対の取付部22が形成するコ字状内壁部とほぼ同じ形状になるように切削加工が施してあり、また、ネジ穴32が所定の深さ(十分な取付固定ができる深さ)まで形成されている。この切削加工が施されている可動歯3の先端部に第2の破砕用歯20を図示のように装着し、ボルト等の慣用の固定部材33をネジ穴25、32を通してネジ止めすることにより、容易にその取付が行える。また、長期の使用により、第2の破砕用歯20の交換が必要となったときには、上記とは逆の作業及び同様の装着、固定取付作業により、容易にその交換が行える。
【0011】
上記のような第1及び第2の破砕用歯10、20を取り付けたニブラーは、揺動アームを有する従来の廃自動車解体機と同様に、該揺動アームの先端に取り付けて、廃自動車エンジン破砕装置として使用される。この場合、廃自動車エンジン破砕装置は固定式のものでも、キャタピラやタイヤ等を備えた自走式のものでもよい。ニブラーを作動させる構造等は従来公知のものを用いることができる。
【0012】
次に、上記実施例の動作について述べる。
第1及び第2の破砕用歯10、20を取付固定したニブラー1は、図示しない廃自動車解体機の油圧ショベルの揺動アーム(フロントアタッチメント)の先端に図1に示すように取り付けられる。そして、揺動アーム及びニブラー1の作動は従来と同様の操作により、その揺動動作、水平方向移動、垂直方向移動、開閉動作及び回転動作が行われるようになっている。即ち、3次元の任意の方向から処理対象エンジンにアクセスできるようになっている。
廃自動車エンジンを解体する場合、先ず揺動アームを操作してニブラー1を処理対象エンジンの所に移動させる。そして図1に示すようにニブラー1の可動歯3を開いて、この状態でエンジンを、第1及び第2の破砕用歯10、20を取り付けた固定歯2と可動歯3の間に挟み込み、破砕圧力を加えて、エンジンを一挙に破砕する(図8〜図10参照)。このとき、第1の破砕用歯10の凸部13と第2の破砕用歯20の凸部23の各頂面には、非常に大きな破砕圧力が集中するため、ニブラー本体側へのダメージが加わることなく、スムーズにその破砕が行えるようになる。
ちなみに、本実施例のものでエンジン解体をした場合、その作業時間は5分程度ですみ、従来の手作業で1時間程度であったものが大幅に短縮できるようになる。従って、解体作業時間の短縮だけでなく、その解体処理台数の大幅増加及び解体作業コストの大幅な低減が可能となる。その上、本実施例の廃自動車用エンジン破砕用歯は着脱自在に構成されているので、交換が可能となり、コストダウンが図れ、かつ、その交換作業が短時間でできるため時間短縮が可能となる。
【0013】
図11は、本発明による廃自動車エンジン破砕用歯を装着したニブラーの別例を示す図1と同様な斜視図であり、図12は該ニブラーの歯先部分を詳細に示す図2と同様な斜視図である。図11、図12において図1、図2と同様な要素には同じ符号にダッシュを付して示してある。このニブラーの歯先は、交互に噛み合う破砕用凸部を設けた破砕用固定歯10’と破砕用可動歯20’を有し、固定歯2’と可動歯3’の歯先が該破砕用固定歯10’及び該破砕用可動歯20’から先端に向かってそれぞれ鋭利に延び(10〜15cm程度)、これらの歯先は閉じた状態で実質的に接触しあうようになっており、これら歯先の間に廃棄自動車の車体の一部を挟み込んで廃棄自動車の車体の一部の折曲又は破断をも行うことができるようになっている。このようにすると、エンジンの解体、破砕のみならず、車体の挟持、破断、折曲も可能となるため、その使用範囲が広がり、有効利用が可能となり、経済性の面でも有利となる。
【0014】
以上、本発明を実施例に基づいて説明してきたが、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施例では、従来タイプのニブラーを改造して廃自動車エンジン破砕用歯を取り付けるようにしたが、予めニブラー自体の構造を、廃自動車エンジン破砕用歯を備えた構造のものとすることができる。
また、上記では第1の破砕用歯の凸部の数を4個、第2の破砕用歯の凸部の数を2個としたが、これに限定されず適当な数とすることができる。
さらに、上記では凸部の形状を四角錐台形状としたが、その他の形状とすることもできる。
【0015】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、前記構成を採用したので、廃自動車エンジンを極めて短時間で効率良く破砕し、破砕コストの低減及びリサイクル性向上を図ることができる廃自動車エンジン破砕用歯、それを装着したニブラー及び解体機を提供することが可能となる。
また、ニブラーにおける固定歯と可動歯の歯先を破砕用固定歯及び破砕用可動歯から先端に向かってそれぞれ鋭利に延び、かつこれらの歯先を閉じた状態で実質的に接触しあうように構成すると、エンジンの解体、破砕のみならず、車体の挟持、破断、折曲も可能となるため、その使用範囲を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による廃自動車エンジン破砕用歯を装着したニブラーの一例を示す斜視図である。
【図2】図1の廃自動車エンジン破砕用歯の装着部分を拡大して示す図である。
【図3】(a)、(b)、(c)はそれぞれ第1の破砕用歯の構造を示す斜視図、平面図及び斜視図である。
【図4】(a)、(b)、(c)はそれぞれ第2の破砕用歯の構造を示す斜視図、平面図及び斜視図である。
【図5】第1の破砕用歯の凸部と第2の破砕用歯の凸部との位置関係を示す斜視図で、(a)は離間した状態を示し、(b)は噛み合った状態を示す。
【図6】図5と同様に第1の破砕用歯の凸部と第2の破砕用歯の凸部との位置関係を示す図であるが、噛み合うの状態をわかりやすくするため、片方の破砕用歯を90度回転させて示す図である。
【図7】破砕用歯の取付の様子を示す図である。
【図8】可動歯が開いた状態を示す図である。
【図9】可動歯が閉じた状態を示す図である。
【図10】可動歯が閉じた状態における第1の破砕用歯の凸部と第2の破砕用歯の凸部の噛み合いの様子を拡大して示す図である。
【図11】本発明による廃自動車エンジン破砕用歯を装着したニブラーの別例を示す斜視図である。
【図12】図11の廃自動車エンジン破砕用歯の装着部分並びに固定歯及び可動歯の歯先部分を拡大して示す図である。
【符号の説明】
1、1’ ニブラー
2、2’ 固定歯
3、3’ 可動歯
10、10’ 第1の破砕用歯
20、20’ 第2の破砕用歯
11、21 基台部
12、22 取付部
13、23 凸部
14、24 間隙
15、25 ネジ穴

Claims (11)

  1. 固定歯と可動歯の間に被処理物を挟み込んで被処理物を破断又は破砕するニブラーの先端側にそれぞれ着脱自在に取付可能な一対の廃自動車エンジン破砕用歯であって、
    長手方向及び幅方向にそれぞれ離間して設けられた少なくとも4個の破砕用凸部と、該ニブラーの該固定歯に取り付けるための取付部と、該少なくとも4個の破砕用凸部を立設させるための基台部とから一体に形成されている第1の破砕用歯と、
    少なくとも幅方向に離間して設けられ、該第1の破砕用歯の幅方向の間隙に入り込んで噛み合うことができる少なくとも2個の破砕用凸部と、該ニブラーの該可動歯に取り付けるための取付部と、該少なくとも2個の破砕用凸部を立設させるための基台部とから一体に形成されている第2の破砕用歯とからなることを特徴とする廃自動車エンジン破砕用歯。
  2. 第1の破砕用歯及び第2の破砕用歯のそれぞれにおいて、一対の取付部が該基台部の幅方向両端に連結され、この連結体が幅方向断面がコ字状である取付用空間を形成していることを特徴とする請求項1に記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
  3. 第1の破砕用歯と第2の破砕用歯の各破砕用凸部が四角錐台形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
  4. エンジン破砕時の破砕圧力が300kg/cm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
  5. 第1の破砕用歯の破砕用突起が4個であり、第2の破砕用歯の破砕用突起が2個であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
  6. 第2の破砕用歯の破砕用突起の頂面の面積が第1の破砕用歯の破砕用突起の頂面の面積より小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用歯。
  7. 固定歯と可動歯を有し、これらの間に被処理物を挟み込んで被処理物を破断又は破砕するニブラーにおいて、ニブラー本体の先端側に請求項1〜6のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用歯をそれぞれ取り付けたことを特徴とする廃自動車エンジン破砕用ニブラー。
  8. 破砕用固定歯と破砕用可動歯を有し、これらの間に廃自動車エンジンを挟み込んで廃自動車エンジンを破砕する廃自動車エンジン破砕用ニブラーであって、
    該破砕用固定歯が、長手方向及び幅方向にそれぞれ離間して設けられた少なくとも4個の破砕用凸部を、該破砕用可動歯に対向する側に有し、
    該破砕用可動歯が、少なくとも幅方向に離間して設けられ、該破砕用固定歯の幅方向の間隙に入り込んで噛み合うことができる少なくとも2個の破砕用凸部を有することを特徴とする廃自動車エンジン破砕用ニブラー。
  9. 固定歯と可動歯の刃先が該破砕用固定歯及び該破砕用可動歯から先端に向かってそれぞれ鋭利に延び、これらの歯先は閉じた状態で実質的に接触しあうようになっており、これら歯先の間に廃棄自動車の車体の一部を挟み込んで廃棄自動車の車体の一部の折曲又は破断を行うことができることを特徴とする請求項7又は8に記載の廃自動車エンジン破砕用ニブラー。
  10. 旋回自在な油圧ショベルのフロントアタッチメントの先端に、被処理物を挟み込んで被処理物の破砕、折曲又は破断を行うニブラーを有する自走可能な廃自動車解体機であって、
    該ニブラーが請求項7〜9のいずれかに記載の廃自動車エンジン破砕用ニブラーであり、該ニブラーが旋回可能なアームに取り付けられていることを特徴とする廃自動車解体機。
  11. 自走式であることを特徴とする請求項10に記載の廃自動車解体機。
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