JP2004199599A - 分析作業の受注/報告方法、サーバおよびプログラム並びに分析作業依頼/報告システム - Google Patents

分析作業の受注/報告方法、サーバおよびプログラム並びに分析作業依頼/報告システム Download PDF

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Tatsuya Kasahara
達也 笠原
Yoshifumi Okawa
善史 大川
Takashi Obara
尚 小原
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Abstract

【課題】サンプルの分析作業を分析部門に依頼した研究者が、全ての分析作業の完了を待つことなく、取得済みの一部の分析データについて、管理者の承認を得た信頼性の高いデータを得られるようにする。
【解決手段】依頼された作業を行う測定者は、取得した分析データを順次システムに入力する(S105,S106,S108、S114)。分析部門の管理者は、システムに入力された個々の分析データに対し、個別に承認処理を行う(S110,S111、S115)。システムは、各分析データを、その分析データの承認の有無を示す情報と1対1に対応付けて、作業の依頼者である研究者が閲覧可能な状態で記憶する。研究者から閲覧要求があったときには、承認済みの分析データと未承認の分析データとを区別できるよう表示属性を異ならせるなどして、研究者の端末画面に表示する(S109)。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学品サンプルなどの分析作業の依頼受付け、およびその結果の報告をコンピュータシステムを用いて行う方法と、その方法に用いられる分析作業受注/報告サーバ、プログラム並びに分析作業依頼/報告システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータネットワークを介して業務を依頼、受注するシステムが、業種を問わず、数多く提案されている。化学品製造業においても、化学品サンプルの分析を専門部門あるいは外部業者に委託する場合に、費用の見積りから依頼、報告、請求書の発行、入金の管理までをコンピュータで処理するオンライン業務依頼/受注システムが提案されている(特許文献1参照。)。
【0003】
一般に、何らかの業務依頼、あるいは業務結果の報告が行われる場合には、責任者による承認を得ることが多い。このため、上記オンライン業務依頼/受注システムもまた、承認権限者の端末画面に依頼内容や見積内容あるいは作業完了報告を表示し、承認を得た上で相手方にデータファイルの送信を行うように設計されている。
【0004】
業務の依頼/受注にネットワークシステムを導入する目的は、多くの場合、その業務に関する実担当者(研究者や分析作業者)と会計部門との間の情報交換を容易にして、見積、依頼、報告、請求、入金という作業の流れを効率化することにある。したがって、企業経営者やシステム設計者の観点からすれば、上記オンライン業務依頼/受注システムのように、承認を見積単位、依頼単位、報告単位で行うことは、システムの導入目的から考えて、いわば当然のことである。また、人手による手続慣行として、承認印が見積書ごと、依頼書ごと、報告書ごとに押されていたことを考えても、上記システムの仕様は、ごく自然なものと考えられる。
【0005】
一方、実担当者の観点からすれば、例えば化学品メーカの研究者がサンプルの分析を分析専門の業者に依頼する場合、研究者は、会計部門などの都合に左右されることなく1日も早く結果を知りたいと考えるのが普通である。このため、上記オンライン業務依頼/受注システムでは、分析作業者が作業の節目で作成した中間的な作業ファイルを研究者に公開することによって、研究者が作業スケジュールを確認できるようにしている。作業ファイルは、着手予定日と作業開始日のほか、分析担当者のコメントを記載できるフォーマットとなっている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−306892号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記作業ファイルは主として作業スケジュールの確認を目的として公開されるものであるため、分析担当者がコメントの1つとして分析データを記入しない限り、研究者は分析により取得された具体的なデータの値を知ることはできない。また、例え、分析担当者がコメント内にデータ値を記入したとしても、それはあくまでも未承認のデータであるため、研究者は安心して利用することはできない。例えば、経験の浅い担当者が誤った手順で分析を行い、承認権限者が承認する段階で、分析のやり直しが指示される場合も無いとは言えないからである。すなわち、従来のシステムでは、研究者は、依頼した全ての分析作業の完了を待たなければ、承認を得た信頼性の高い分析データを得ることはできなかった。
【0008】
なお、研究者と分析担当者の間で直接業務を依頼する場合であれば、取得したいデータごとに細かく依頼を出すということも考えられなくはない。しかし、前述のように上記従来のシステムは、請求、入金までの一連の作業をシステム化したものであるため、それらの後続作業の効率を考えれば、データごとに依頼書、報告書を作成して、承認を得るということが現実的な解決策にはなり得ないことは明らかである。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みて、見積から入金までの全体の作業を効率化したいという企業経営者の要望と、業務の原始的な依頼主である研究開発者の要望の両方を満たすことができる方法を提案するとともに、その方法を実施するためのシステム、サーバおよびプログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、サンプルの分析作業の受注および結果報告を、コンピュータシステムを用いて行う方法として、次のような方法を提案する。
【0011】
本発明の方法では、まず、所定のサンプルについて所定の測定を行って複数の分析データを取得する作業を規定する依頼情報の入力を受け付け、次に、その依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された各分析データの入力を受け付ける。その後、入力された各分析データを所定の画面に表示するとともに、承認権限者がその各分析データを承認したことを意味する承認信号の入力を受け付ける。
【0012】
各分析データは、その分析データの承認の有無を示す情報と1対1に対応付けて所定の記憶媒体に記憶する。すなわち、従来のように依頼単位で承認を行うのではなく、個々のデータについて承認を与える。記憶媒体に記憶された各分析データは、分析依頼の依頼者の要求に応じて、各分析データに対応付けられた承認の有無を示す情報と対応付けて表示することにより、分析の結果を依頼者に報告する。具体的には、承認の有無を示す情報を分析データの表示属性として記憶媒体に記憶し、承認済みの分析データと未承認の分析データを異なる表示属性で表示する(例えば色分け表示する)方法などが考えられる。
【0013】
この方法では、承認権限者は入力された個々のデータについて順次承認を与えることができる。依頼者は依頼したすべての作業が完了する以前に、取得済みのデータに関して承認を得た信頼性の高い報告を受けることができる。
【0014】
また、本発明は上記方法を実施するための手段として、サンプルの分析作業の受注および結果報告のための処理を実行する分析作業受注/報告サーバを提供する。
【0015】
このサーバは、依頼画面を制御する依頼画面制御手段と、データ入力画面を制御するデータ入力画面制御手段と、承認画面を制御する承認画面制御手段と、記憶手段と、データ閲覧画面を制御するデータ閲覧画面制御手段とを備える。依頼画面は、所定のサンプルについて所定の測定を行って複数の分析データを取得する作業を規定する依頼情報の入力を受け付ける画面である。データ入力画面は、依頼画面で受け付けた依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された各分析データの入力を受け付ける画面である。承認画面は、データ入力画面で受け付けた各分析データを表示するとともに、承認権限者が各分析データを承認したことを意味する承認信号の入力を受け付ける画面である。また、記憶手段は、データ入力画面において入力された各分析データを、その分析データの承認の有無を示す情報と1対1に対応付けて記憶する手段である。また、データ閲覧画面は、分析依頼の依頼者の要求に応じて、記憶手段が記憶する各分析データを、各分析データに対応付けられた承認の有無を示す情報と対応付けて表示する画面である。上記サーバの機能は、例えば、上記各画面における入出力を制御する画面制御プログラムコンポーネント群により実現することができる。
【0016】
また、本発明は、上記サーバを用いたシステムとして次のような分析作業依頼/報告システムを提案する。このシステムは、研究者など作業の依頼者が利用する第1の端末装置と、作業を行う測定者が利用する第2の端末と、作業部門の管理者が利用する第3の端末装置と、各種データを記憶する記憶装置と、上記サーバを備える。第1の端末装置は、所定のサンプルについて所定の測定を行って複数の分析データを取得する作業を規定する依頼情報の入力を受け付けるための端末装置である。第2の端末装置は、第1の端末装置により受け付けた依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された各分析データの入力を受け付けるための端末装置である。第3の端末装置は、第2の端末装置により受け付けた各分析データを表示するとともに、承認権限者が各分析データを承認したことを意味する承認信号の入力を受け付けるための端末装置である。記憶装置には、第2の端末装置を用いて入力された各分析データが、第3の端末装置によるその分析データの承認の有無を示す情報と1対1に対応付けられて記憶される。サーバは、分析依頼の依頼者の要求に応じて、第1の端末装置の画面に、記憶装置に記憶された各分析データを、各分析データに対応付けられた承認の有無を示す情報と対応付けて表示する表示制御装置として機能する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、化学品メーカの研究部門と分析部門との間で、分析作業の依頼および受注を行う場合を例にあげて説明する。但し、本発明は、一企業内の部門間の依頼/受注に限らず、企業間の依頼/受注業務にも利用できるものであり、下記例は本発明の範囲を限定するものではない。
【0018】
図1は、化学品メーカの社内ネットワークシステムの構成例を示す図である。
但し、説明の便宜上、分析作業の依頼および受注にかかわる部門の構成のみを示すこととする。
【0019】
図1に示すように、研究部門のネットワーク3には各研究者が使用する端末2が接続されている。一方、分析部門は、サンプルの測定など実際の分析作業を行う測定グループと、依頼や測定結果を管理する管理グループからなる。図に示すように、測定グループは、分析対象や作業内容によって複数のグループに分かれていてもよい。図は、便宜上2つの測定グループのみを示しているが、本実施の形態では、実際には6つの測定グループがある。分析部門のネットワーク9には各測定グループの担当者の端末5と、管理グループが管理するサーバ10、管理者端末6、データベース7,8が接続されている。
【0020】
なお、本実施の形態では、依頼情報や分析結果はデータベース7に登録され、分析作業の過程で取得あるいは生成された写真画像や図表などの中間データはデータベース8に登録される。
【0021】
端末2、5および6は、キーボード、マウスなどの入力インタフェースと、ディスプレイなどの出力インタフェースを備えた端末である。具体的には、例えばWindows(登録商標)、UNIX(登録商標)などの汎用オペレーティングシステムが組み込まれたパソコン、ワークステーションである。データベース7および8は、汎用オペレーティングシステム上にリレーショナルデータベースを構築したコンピュータである。サーバ10は、汎用オペレーティングシステム上に、分析作業の依頼、受注および報告のための専用ソフトウェアを組み込んだコンピュータである。
【0022】
研究部門のネットワーク3と分析部門の9は、イーサネット(登録商標)、FDDIなどの、いわゆるローカルエリアネットワークであり、ネットワーク3とネットワーク9は、例えばルータ4を介して接続されている。あるいはルータ4に代えて、電話網やインターネットによりネットワーク同士を結んでもよい。また、研究部門と分析部門のネットワークが区別されることなく、同一ネットワーク上にすべての端末が接続されたシステム構成でもよい。
【0023】
図2は、図1のシステムを用いた分析作業の依頼および結果報告の手続きの流れを説明するための図であり、図の左から順番に研究部門の研究者、分析部門の管理者、分析部門の測定者が行う手続きが、図の縦方向を時間軸として順番に示されている。図に示されている例は、2種類の測定機器を用いて、それぞれ2種類、1種類のデータを取得する作業が依頼されるケースである。以下、図1および図2を参照しながら、手続きの流れに沿って説明する。
【0024】
図2に示すように、まず研究者は依頼情報を入力する(S101)。依頼情報の入力は、図1の端末2を用いて行う。依頼情報は、研究者の端末2からネットワークを介してサーバ10に入力され、サーバ10によりデータベース7に登録される。
【0025】
次に、分析部門の管理者が図1の端末6上で所定の受付画面を呼び出す。受付画面には、データベース7に登録された依頼情報が表示される。管理者は、受付画面上で依頼情報を確認し、受付が完了したことを示す信号を端末6から入力する。この操作により、データベース7内の依頼情報のステータスが、「未受付」から「受付済」に変更され、依頼の受付けが完了する(S102)。
【0026】
分析部門の管理者は、依頼情報に基づいて、測定グループの測定者に分析データを取得するために必要な作業を行うよう指示する(S103)。このような指示は、電話や電子メールで、あるいは直接口頭で伝えてもよいし、システムの一機能として管理者から測定者に指示を伝える機能を設けておいてもよい。
【0027】
測定グループの測定者は、管理者からの指示にしたがって、例えばサンプルの強度を測定したり、組成を分析したりする。測定者は、測定中あるいは測定が終了した後に、端末5の画面上に所定のデータ入力画面を呼び出して、測定により取得した生データを入力する。図2では、測定者が機器1を用いて測定を行い(S104)、その結果取得した2種類のデータA,Bを順次端末5から入力し(S105,S106)、さらに機器2を用いて測定を行い(S107)、取得した1種類のデータCを端末5から入力する(S108)場合を示している。
【0028】
ステップS105、S106、S108において入力された生データは、端末5からネットワーク9を介してサーバ10に入力され、サーバ10によりデータベース7に登録される。この際、サーバ10は、入力された生データに対し、平均値計算などの演算処理を施して報告用の分析データを生成する。生成された報告用の分析データは、生データとともにデータベース7に登録される。
【0029】
分析部門の管理者は、各測定者の作業の進捗をチェックし、定期的に端末6上で所定の承認画面を呼び出して承認処理を行う。本発明の方法は、この承認処理を、データごとに個別に行うことを特徴とする。図2の例は、測定者がステップS105で入力したデータAを管理者がステップS110で承認し、測定者がステップS108で入力したデータBを管理者がステップS111で承認し、測定者がステップS106で入力したデータCについては、管理者が再測定を指示した(S112)場合を示している。
【0030】
測定者が管理者の再測定指示(S112)にしたがって、測定機器1を用いた測定をやりなおし(S113)、ステップS106において入力したデータBの値を修正すると(S114)、サーバ10によりデータベース7に登録された値が更新される。サーバ10は、更新されたデータBについて平均値計算などの演算処理を行って報告用の分析データを再生成する。管理者は、再生成した報告用の分析データについて、あらためて前述のような承認処理を行う(S115)。
【0031】
ここで、報告用の分析データは、前記データベース7に、承認済/未承認を区別するための属性情報と対応付けられて記憶されている。管理者による承認処理が行われると、その都度承認されたデータの属性情報が書き換えられる。
【0032】
データベース7に登録された生データや報告用の分析データは、サーバ10によりネットワーク上で公開され、研究者は、これらのデータを端末2の画面上で閲覧することができる(S109)。この際、報告用の分析データは、上記属性情報とともに公開されるので、データを閲覧する研究者は、各データが未承認か承認済かを区別することができる。例えば、図2の例の場合、管理者がステップS110の承認処理を行う以前は、研究者はデータA,B,Cともに未承認のデータしか閲覧することができない(S109a)。しかし、ステップS111が完了した時点ではデータA,Cについては承認済みの値を閲覧することができ(S109b,109c)、さらにステップS115が完了した時点では3種類のデータすべてについて、承認済みの値を閲覧できるようになる(S109d)。
【0033】
以上に説明したような手順で分析作業の依頼、受注、結果報告を行うための機能は、主としてサーバ10により提供される。但し、サーバ10に機能を集中させず、研究者の端末2、管理者の端末6、測定者の端末に機能を分散させることも可能であり、以下の例は本発明の範囲を限定するものではない。
【0034】
図3は、サーバ10の機能について説明するための図である。図に示すように、サーバ10には、依頼画面制御プログラム11、受付画面制御プログラム12、承認画面制御プログラム13、データ入力画面制御プログラム14およびデータ閲覧画面制御プログラム15が組み込まれており、これらのプログラムが相互に連携しながら動作することにより上記機能が提供される。
【0035】
依頼画面制御プログラム11とデータ閲覧画面制御プログラム15は、ネットワークを介してサーバ10にアクセスしてきた研究者の端末2とのインタフェースを制御するプログラムである。また、受付画面制御プログラム12と承認画面制御プログラム13は、ネットワークを介してサーバ10にアクセスしてきた分析部門の管理者の端末6とのインタフェースを制御するプログラムである。データ入力画面制御プログラムは、ネットワークを介してサーバ10にアクセスしてきた測定者の端末5とのインタフェースを制御するプログラムである。以下、図2の手続きの流れにそって、各プログラムの機能について説明する。
【0036】
依頼画面制御プログラム11は、研究者の端末2のディスプレイに依頼画面を表示し、その依頼画面上で入力されたデータを、依頼情報17としてデータベース7に登録する機能を提供する。依頼情報17は、依頼者の名前、依頼日、報告期限、分析の対象となる化学品サンプルの名称や番号など、分析内容を示す情報(測定に使用する測定機器、測定条件など)が含まれる。
【0037】
受付画面制御プログラム12は、管理者端末6のディスプレイに受付画面を表示する機能を提供する。具体的には、依頼画面制御プログラム11により取得された依頼情報17を表示するとともに、管理者が依頼を確認したことを意味する受付完了信号の入力を受け付ける。受付完了信号が入力された場合には、受付画面制御プログラム12は、データベース7に保管されている依頼情報17のステータスを「未受付」から「受付済」に変更する。
【0038】
データ入力画面制御プログラム14は、測定者の端末5のディスプレイにデータ入力画面を表示する機能を提供する。具体的には、データベース7に保管されている依頼情報17のうちステータスが「受付済」のものを端末5のディスプレイに表示し、測定者からの測定結果の入力を受け付ける。
【0039】
この際、測定者は、端末5のデータ入力画面で、測定により取得した生データ18をそのまま入力するだけでよい。入力された生データ18は、サーバ10に組み込まれている所定の演算処理プログラム16により処理され、これにより報告用データ19が生成される。例えば、通常、化学品サンプルについて何らかのデータを取得する場合には、複数回同じ測定を行って平均値を求め、その平均値を測定結果とすることが多い。演算処理プログラム16は、平均値計算などの処理を実行するためのプログラムであり、演算式は任意の式を予め定義しておくことができる。
【0040】
また、データ入力画面制御プログラム14は、測定の過程で取得した中間データとして、例えば写真などの画像データ20および図表データ21の入力を受け付ける。画像データ20や図表データ21の入力を受け付けた場合には、データ本体をデータベース8に保管するとともに保管場所を示すリンク情報を生データ18あるいは報告用データ19に関連づけてデータベース7に登録する。例えば、サンプルの顕微鏡写真を撮り、写真を分析することにより数値データを取得する分析作業の場合には、その数値データが生データ18あるいは報告用データ19としてデータベース7に保管され、顕微鏡写真はデータベース8に保管される。
【0041】
以上の操作によりデータが入力されると、依頼情報のステータスは「受付済」から「承認待」に書き換えられる。
【0042】
承認画面制御プログラム13は、データベース7から報告用データ19を読み出して管理者の端末6のディスプレイに表示し、管理者がそのデータを承認したことを意味する承認入力をデータごとに個別に受け付ける機能を提供する。承認された報告用データ19については、データの属性情報を「承認待」から「承認済」に書き換える。一方、依頼情報のステータスは、その依頼に含まれるすべてのデータについての承認が完了するまでは「承認済」のままであり、すべてのデータについての承認が完了した時点で「承認済」となる。
【0043】
データ閲覧画面制御プログラム15は、端末2からの要求に応じて、データベース7から報告用データ19を読み出して表示する。また、データベース7に保管されている生データ18や、データベース8に保管されている画像データ20、図表データ21など、分析作業の過程で取得あるいは生成された中間データも読み出して表示する。
【0044】
次に、上記各プログラムにより制御される画面について、さらに詳細に説明する。図4は、サーバ10が出力する画面の遷移を示す図である。なお、以下に説明する各画面は、ディスプレイ画面全体に表示するように設計してもよいが、本実施の形態では、ウィンドウとして表示している。
【0045】
研究者、管理者あるいは測定者が、端末2,5および6のディスプレイ画面から、分析作業の依頼/報告システムを起動すると、最初にサーバ10内のユーザ認証プログラムにより、端末画面に所定のログイン画面22が表示される。ログイン画面22では、ユーザIDの入力が要求される。ユーザID、ユーザ名および所属部署は、研究者、管理者、測定者のそれぞれについて、予めサーバ10に登録しておく必要がある。ユーザ認証プログラムは、ログイン画面22で入力されたIDを予め登録されているIDと照合することにより、ユーザを認証し、さらに登録されているユーザ名と所属部署をログイン画面に表示する。すなわち、ユーザがユーザIDを入力すれば、ユーザ認証プログラムがそのユーザの氏名や所属を自動的に認識して表示する。
【0046】
ログインが完了すると、メニュー画面制御プログラムによりメニュー画面23が表示される。メニュー画面制御プログラムは、メニュー画面23で選択された機能に対応する画面制御プログラムを起動する。これにより、依頼画面24、データ閲覧画面25、受付画面26、承認画面27、データ入力画面28などが端末2,5あるいは6のディスプレイに表示される。
【0047】
図5は、本実施の形態におけるメニュー画面23の画面イメージを表す図である。図に示すように、メニュー画面23には、測定グループ選択メニュー29と、業務選択メニュー30が表示され、ログインしたユーザは、マウスなどのポインティングデバイスを用いてオプションボタンをクリックすることにより、それぞれ1つの項目を選択することができる。
【0048】
図に示されているように、測定グループ選択メニュー29には、測定グループの名称が表示される。前述のように、本実施の形態では測定グループは6つ存在するため、6つのグループ名称が表示される。また、メニュー画面23の業務選択メニュー30には、前述の測定依頼、データ閲覧、依頼受付、データ入力、承認に加え、簡易検索、機器マスタ管理、利用者マスタ管理、工数管理の4つの項目が表示される。
【0049】
簡易検索は、過去の依頼について調べたい場合などにデータベースに保管されている情報を検索する機能である。
【0050】
機器マスタ管理は、測定に使用する機器、その機器について設定できる条件、その機器を使用して測定される項目、その項目のデータの表示形式(整数、浮動小数点、指数など)や単位などを登録する機能である。この機能を用いて前記情報を予めサーバ10に登録しておけば、個々の依頼手続きを行う際には測定機器のIDを入力するだけで簡単に手続きを行うことができる。具体的には、例えば測定機器のIDを入力すると、その測定機器について設定可能な条件がメニュー形式で表示されたり、測定結果を入力した際に入力したデータが自動的に登録されている表示形式に変換されて表示されたりする。
【0051】
利用者マスタ管理は、ユーザID、ユーザ名、所属部署などを登録する機能である。登録された情報は、前述のログイン画面22でユーザ認証に用いられる。また、ユーザ情報を予め登録しておくことにより、前述のようにユーザIDを入力するだけで、ユーザの氏名や所属が自動的に表示されるようになる。
【0052】
工数管理は、各測定者が行った測定の回数を、使用した測定機器ごと、さらには設定条件ごとに集計する機能である。分析部門の管理者が、測定者の作業進捗を管理する際に利用する機能である。
【0053】
但し、測定グループ選択メニュー29と、業務選択メニュー30が表示されている項目の中には、選択できない項目もある。本実施の形態では、選択できない項目は図5に示したように、非アクティブな状態で表示される。
【0054】
測定グループ選択メニュー29では、例えば、測定機器の点検中のため依頼を受け付けられないグループなどは、非アクティブな状態で表示される。図の例では、PEフィルムグループのみ選択することができる。各測定グループが選択可能か否かを区別する情報は、サーバ10に予め登録されており、メニュー画面制御プログラムは登録された情報を参照することにより表示制御を行う。
【0055】
一方、業務選択メニュー30では、ユーザごとに選択できる項目が異なる。例えば、「承認」は、分析部門の管理者以外は選択することはできない。前述のように、サーバ10はログイン画面22で入力されたユーザIDに基づいて、そのユーザの所属部署を認識することができる。これにより、メニュー画面制御プログラムは、ユーザの所属部署が研究部門であれば、依頼受付、データ入力、承認などは非アクティブな状態で表示するというように、ユーザごとに異なる表示制御を行う。
【0056】
なお、本実施の形態では、ユーザID、ユーザ名および所属部署などのログイン情報33は、図5に示すように画面の下部に表示される。
【0057】
メニュー画面23には、このほか、業務開始ボタン31と、システム終了ボタン32が配置されている。測定グループ選択メニュー29および業務選択メニュー30のそれぞれについて、オプションボタンのいずれか1つがクリックされた後に、業務開始ボタン30がクリックされると、選択された測定グループおよび業務に対応する画面が表れる。一方、システム終了ボタン32がクリックされた場合には、メニュー画面制御プログラムは、メニュー画面23のウィンドウを閉じ、処理を終了する。
【0058】
業務選択メニュー30で「測定依頼」が選択され、業務開始ボタン31がクリックされると、依頼画面制御プログラム11による依頼画面24の表示制御が開始される。依頼画面24は、詳細には、図4に示すように、新規依頼/依頼選択画面24a、サンプル入力画面24b、測定項目入力画面24c、依頼表作成画面24dなどにより構成される。
【0059】
図6は、新規依頼/依頼選択画面24aを表す。図に示すように画面24aでは、画面右上にメニュー画面23の測定グループ選択メニュー29で選択した測定グループ39が表示され、画面中央にその測定グループ39に対して行われた依頼のリスト34が表示される。依頼リスト34には、依頼No、計画No、依頼者、依頼日、報告期限、ステータス、タイトルなどの項目が表示される。
【0060】
依頼Noは、個々の依頼を区別するための識別番号であり、計画Noは、実験計画、プロジェクトなどを区別するための番号である。ステータスは、前述のように、分析部門の管理者による依頼受付が行われたか否かを示しており、「未受付」または「受付済」の文字が表示される。タイトルは依頼者が自由に設定することができる。
【0061】
リスト34の中から、いずれかの依頼No.の項目が選択されると、その依頼No.の依頼に含まれているコメントが、依頼メモ欄35に表示される。例えば、図6の例では、枠40として示されているように、依頼No.28の項目が選択されている状態であるため、依頼メモ欄35に表示されているコメントは、依頼No.28についてのコメントである。
【0062】
上記リスト34に新規の依頼を追加する場合には、画面下部の新規作成ボタン36をクリックする。リスト34に含まれている依頼の内容を変更する場合には、変更する依頼No.の行を選択した状態で画面下部の修正ボタン37をクリックする。業務終了ボタン38がクリックされると、依頼画面制御プログラム11は、依頼画面24のウィンドウを閉じ、処理を終了する。
【0063】
画面24aで新規作成ボタン36がクリックされた場合には、サンプル入力画面24bが表示される。サンプル入力画面24bは、分析を依頼する化学品サンプルを設定する画面である。化学品サンプルには、予めサンプルNo.がつけられており、サンプル入力画面24bでは、そのサンプルNo.を入力することで、分析の対象を設定することができる。サンプルNo.は複数指定することができ、入力されたサンプルNo.はリスト形式で表示される。リストの中の一項目を選択した状態で、画面に表示されている測定項目選択ボタンをクリックすると、次に、図7に示すような測定項目入力画面24cが表示される。
【0064】
測定項目入力画面24cには、図に示すように、機器一覧41、条件一覧43、測定項目一覧45および各種ボタン42,44,46,47〜50が表示される。機器一覧41には、前述の測定機器マスタ画面で登録された機器のリストが表示される。リストの中から1つの機器を選択して機器選択ボタン42をクリックすると、その測定機器について設定可能な条件のリストが、条件一覧43に自動的に表示される。これは、前述の測定機器マスタ画面において登録された条件である。表示された条件の中から1つの条件を選択し、項目決定ボタン44をクリックすることにより、1つの測定項目の設定が完了する。
【0065】
以上の操作を繰り返し行うことにより、複数の測定項目を設定することができる。設定された測定項目は、測定項目一覧45にリスト表示される。指定を取り消す場合には、測定項目一覧45で、取り消したい項目の行を選択し、削除ボタン46をクリックすればよい。
【0066】
ここで、一般にこのような化学品サンプルの分析を依頼する場合には、同じ分析を、サンプルを替えて繰り返し依頼することがある。このため、本実施の形態では、測定項目入力画面24cで設定した測定項目を保存しておき、後日別の依頼を行う際に保存しておいた設定を再利用できるようにしている。具体的には、測定項目一覧45にいくつかの項目が設定されている状態で、画面左下部のカタログ保存ボタン47をクリックすると、測定項目一覧45にリスト表示されている内容が1つのカタログとしてデータベースに保存される。保存されたカタログは、カタログ読込ボタン48をクリックすることにより利用することができる。カタログを利用する場合には、測定項目一覧45がすべて空欄の状態で、カタログ読込ボタン48をクリックする。この操作により、保存されているカタログのメニューが表示され、その中から利用したいカタログを選択すると、カタログの内容が読み込まれて測定項目一覧45に自動的に表示される。
【0067】
測定項目入力画面24cで依頼表表示ボタン49がクリックされた場合には、図8に示すような依頼表作成画面24dが表示される。戻るボタン50がクリックされた場合には、前述のサンプル入力画面24bが表示される。
【0068】
図8の、依頼表作成画面24dには依頼者名51、依頼No.52、タイトル53、実験計画No.54、依頼日55および報告期限56の入力枠と、依頼表57と、依頼メモ欄58と、各種ボタン59〜62、50、38が表示されている。
【0069】
新規依頼の場合には、依頼者51の入力枠にはログインしたユーザのユーザ名が自動的に表示される。さらに、依頼No.52の入力枠には自動的に割り当てられた番号が表示される。また、依頼日55の入力枠にはその日の日付が表示され、報告期限56の入力枠には、予め定めた標準納期日数で決まる期限が表示される。これらは、特に変更の必要がなければ、そのまま入力値として利用することができる。
【0070】
依頼表57は、図に示すように、サンプル入力画面24bで設定されたサンプル番号を行名称とし、測定項目入力画面24cで設定された測定項目を列名称とした表である。分析作業の依頼は、この依頼表57の該当欄に○を入力することにより行う。例えば、サンプルXについて測定項目Yの測定を依頼するには、依頼表57のX行Y列の欄に○を入力すればよい。
【0071】
但し、本実施の形態では、新規依頼の手続きにおいて最初に依頼表作成画面24dが表示された時点では、依頼表57のすべての欄に○が表示されている。よって、依頼は、依頼したいサンプルおよび測定項目に対応する欄の○のみを残して、他の○を消去することにより行う。○を消去するためには、該当欄を選択した状態で選択反転ボタン60をクリックする。これにより、○の表示が消え、その欄は空欄となる。また、空欄を指定して選択反転ボタン60をクリックすれば、その欄に再び○が表示される。
【0072】
また、分析部門に伝えたいメッセージがある場合には、依頼メモ欄58にコメントを入力することができる。
【0073】
以上の操作により作成された依頼表57は、登録ボタン61がクリックされた時点で、データベースに登録される。依頼全体を取り消す場合には、依頼削除ボタン62をクリックすれば、データベースに登録された情報を削除することができる。
【0074】
上記依頼表作成画面24dは、画面24aで修正ボタン37がクリックされた際にも表示される。この場合、各入力枠には画面24aで選択された行に含まれる依頼者、依頼No.依頼日、報告期限、タイトルが自動的に表示される。依頼表57の修正は、選択反転ボタン60により行う。前述のように、依頼表57の○が表示された欄を選択して選択反転ボタン60をクリックすれば、その欄は空欄となる。また、反対に、空欄を選択して選択反転ボタン60をクリックすると、その欄に○が入力される。この操作により依頼表57の内容を変更した後に、登録ボタン61をクリックすれば、修正後の内容によりデータベースが更新され、修正が完了する。
【0075】
なお、本実施の形態では、Excel(登録商標)出力ボタン59により、依頼表の内容をExcelファイルに出力する機能も提供している。
【0076】
次に、再び図4に戻り、受付画面制御プログラム12により制御される受付け画面26について説明する。メニュー画面制御プログラムにより起動された受付画面制御プログラム12は、まず図6の画面24aに類似する依頼選択画面26aを表示する。但し、ここでリスト表示される依頼は、受付が完了していない依頼、すなわちステータスが「未受付」の依頼のみである。
【0077】
依頼選択画面26aにおいて、いずれかの依頼が選択された状態で所定の依頼選択ボタンがクリックされると、図8の依頼表作成画面24dで入力した内容全体が表示された依頼表確認/受付画面26bが表示される。依頼表確認/受付画面26bには受付ボタンが配置されており、その受付ボタンがクリックされると、その依頼の受付が完了する。分析部門の管理者によりこの操作が行われた時点で、依頼情報ステータスは「未受付」から「受付済」に変更される。ステータス変更後は、図6の依頼表34のステータス欄には「受付済」の文字が表示されるようになる。
【0078】
次に、再び図4に戻り、データ入力画面制御プログラム14により制御されるデータ入力画面28について説明する。メニュー画面制御プログラムから起動されたデータ入力画面制御プログラム14は、まず測定機器選択画面28aを表示する。測定機器選択画面28aは、ログインしたユーザが所属する測定グループが使用できる測定機器のリストを表示する画面である。ここで表示される測定機器は、前述の機器管理マスタ画面で登録されたものである。リストの中から1つの測定機器が選択された状態で、所定の機器選択ボタンがクリックされると、次に依頼選択画面28bが表示される。依頼選択画面28bは、図6の画面24aと同様に依頼リストを表示する画面である。但し、データベースに登録されている全ての依頼ではなく、測定機器選択画面28aで選択された測定機器を使用するように指示された依頼のみがリスト表示される。
【0079】
依頼選択画面28bの依頼リストの中から1つの依頼が選択された状態で所定の依頼選択ボタンがクリックされると、次に、図9に示すような生データ入力画面28c、あるいは図10に示すような生データ入力画面28dが表示される。いずれの画面が表示されるかは、測定により得られたデータに対し施す演算処理の内容による。
【0080】
生データ入力画面28cは、生データに対し固定式に基づく演算処理を施す場合に表示される。一方、生データ入力画面28dは、生データを処理する演算式の係数が可変である場合に表示される。固定式とは、例えば、報告用データを、取得した生データの値をx1、x2、x3、係数をA,Bとして、演算式A×(x1+x2+x3)+Bにより求める場合に、係数A、Bの値が固定である式をいう。例えば平均値や分散を求める式は固定式である。これに対し、演算式の係数が可変な場合とは、係数Aが、例えば測定時の気温、湿度などであり、測定環境によって係数Aが異なる場合をいう。この生データ入力画面28cは、例えば気温によって強度が変化するサンプルの分析など、生のデータではなく、気温を考慮した演算式により求めた値に意味があるような場合に利用される。
【0081】
図9の生データ入力画面28cでは、依頼選択画面28bで選択された依頼の依頼No.52と、その依頼の依頼者名51と、測定機器選択画面28aで選択された測定機器名64と、ログインユーザが所属する測定グループ65と、測定データ入力表63が表示される。
【0082】
測定データ入力表63は、図に示すように、測定するサンプルのサンプルNo.と測定条件ごとに、データ入力枠を複数設けた表であり、入力枠に測定により得られた生データを入力すると、自動的に平均値が計算され、表示されるようになっている。この平均値の計算は、図3の演算処理プログラム16により実行される。入力したデータの中に平均値の計算から除外したいデータがある場合には、該当データをクリックして計算除外ボタン67をクリックすれば、その値を除いた他の値のみで平均値の計算が実行される。除外された数値は画面上で、他のデータと異なる色で表示される。計算除外を解除する場合にも、同様の操作を行う。
【0083】
また、測定データ入力表63内のいずれかの欄をクリックして、ソートボタン66をクリックすれば、選択された欄が属する列をキーとして昇順または降順で並べ替えが実行される。データ入力後に登録ボタン68がクリックされれば、入力した内容がデータベースに登録される。
【0084】
一方、図10の生データ入力画面28dでは、依頼選択画面28bで選択された依頼の依頼No.52と、その依頼の依頼者名51と、測定機器選択画面28aで選択された測定機器名69と、測定者名70と、サンプルメニュー71、コメント欄72、測定日73、測定時刻74、測定データ入力表75、係数設定欄78、79と、各種ボタン76,77,80〜84、50が表示される。
【0085】
サンプルメニュー71は、欄右端をクリックすると選択可能なサンプルのリストが表れる、いわゆるプルダウンメニューとなっている。選択したサンプルについて測定を行い、取得した生データを測定データ入力表75に入力し、確定ボタン83をクリックすれば、選択されたサンプルについて入力されたデータが、そのデータに演算処理を施した結果得られる値とともに、サーバ10内に一時保存される。複数のサンプルについて上記操作を繰り返した後に登録ボタン84をクリックすれば、各サンプルについて入力、生成されたデータがまとめてデータベースに登録される。ソートボタン80は、測定データ入力表75についてソーティングを実行するボタンであり、除外ボタン81は選択されたデータを計算から除外するボタンである。クリアボタン82は入力済みデータを消去するボタンである。
【0086】
生データ入力画面28dでは、式ボタン76をクリックすると、式定義画面が表れ、前述のA(x1+x2+x3)+Bのような式を定義することができる。係数A,Bの値は、係数設定欄78、79に値を入力することにより自由に定義できるので、例えば係数Aが、測定時の気温である場合には、係数設定欄78に測定時の気温を入力する。係数設定欄78、79の値を修正した場合には、再設定ボタン77をクリックすれば、修正後の値が有効となる。式定義画面および係数設定欄により定義された演算式を用いて求められた結果は、測定データ入力表75の最上位行などに表示される。
【0087】
次に、再び図4に戻り、承認画面制御プログラム13により制御される承認画面27について説明する。メニュー画面制御プログラムから起動された承認画面制御プログラム13は、まず管理者認証画面27aを表示する。管理者認証画面27aとは、例えばパスワードの入力を要求する画面である。本実施の形態のシステムでは、ログイン画面22における認証処理に加え、管理者認証画面27aで二重に認証を行うことにより、管理者以外の者が不正に承認処理を行うことを防止している。
【0088】
管理者認証画面27aにおいて正しいパスワードが入力された場合には、次に依頼選択画面27bが表示される。依頼選択画面27bは、図6の画面24aと同様に依頼リストを表示する画面である。但し、データベースに登録されている全ての依頼ではなく、ステータスが「承認待」の依頼のみがリスト表示される。
【0089】
依頼選択画面27bの依頼リストの中から1つの依頼が選択された状態で所定の依頼選択ボタンがクリックされると、次に図11に示すようなデータ承認画面27cが表示される。
【0090】
データ承認画面27cには、依頼者51、依頼No.52、タイトル53、実験計画No.54、依頼日55および報告期限56と、承認表85と、依頼メモ欄86と、各種ボタン87〜90、50、38が表示されている。承認表85の行名称(サンプル名))および列名称(測定項目)は、図8の依頼表57の行名称と列名称にそれぞれ対応している。承認表85の各欄のうち、依頼表57で○が入力されなかった欄は空欄となる。また、依頼表57で○が入力された欄のうち、測定が済んでいない項目に対応する欄には、「測定待」の文字が表示される。
【0091】
測定済みの項目に対応する欄については、測定および演算処理により得られた報告用のデータ値が表示される。依頼表57の1つの欄が選択された状態で生データボタン87がクリックされると、生データ修正画面27d、27eが表れる。生データ修正画面27dは図9の生データ入力画面28cと、また生データ修正画面27eは図10の生データ入力画面28dとほぼ同じ画面構成をしている。但し、登録ボタン68、84に代えて、修正ボタンが配置されており、データ修正後に修正ボタンをクリックすれば、登録内容が修正される。例えば、管理者の目からみて、明らかに不適切なデータがあった場合には、測定者に再測定を行わせ、再測定の結果に基づいて入力済みのデータの値を修正すればよい。あるいは、測定作業自体には問題がなく、演算処理において不適切なデータ値を含めて演算を行っていたという場合には、前述の計算除外ボタンなどを利用して演算のやり直しを行い、入力済みのデータ値を修正することができる。
【0092】
承認処理は、承認表85において、データ値が表示されている欄を選択した状態で承認ボタン89をクリックすることにより、データごとに個別に行う。承認のための操作としては、マウスのドラッグ操作などにより複数のデータをまとめて承認することもできるが、サーバ10内あるいはデータベースに登録されている情報は、データ値と承認の有無を示す情報とが1対1に対応している。具体的には、前述のように本実施の形態では、承認の有無を示す情報は、各データの表示属性の1つとして定義されている。この他、データごとに承認の有無を示すフラグを定義する方法なども考えられる。
【0093】
承認ボタン89がクリックされると、該当する個々のデータの属性情報あるいはフラグの値が「承認待」から「承認済」に変更される。また、この変更とともに、データの表示属性も変更される。本実施の形態では、表示属性のうち、数字の表示色の属性を変更する。これにより、「承認待」のデータの値と「承認済」のデータの値とは、異なる色で画面表示される。但し、承認の有無を画面上で区別するために設定する表示属性としては、色の他にも、フォントの種類、文字サイズ、ボールド/イタリックなどの書体、網掛け、反転、中抜きなどの文字飾りその他種々の表示属性が考えられることは言うまでもない。
【0094】
なお、図8の依頼表作成画面24dと同様、データ承認画面27cでも、Excel出力ボタン88により、承認画面の内容をExcel出力する機能が備えられている。
【0095】
最後に、データ閲覧画面制御プログラム15により制御されるデータ閲覧画面25について説明する。メニュー画面制御プログラムから起動されたデータ閲覧画面制御プログラム15は、まず依頼選択画面25aを表示する。依頼選択画面25aの画面構成は、図6に示した依頼選択画面24aに類似しているが、画面上部に依頼者を選択するプルダウンメニューが表示されており、プルダウンメニューで選択された依頼者の依頼のみがリスト表示される。また、画面下部には、依頼選択ボタンが配置されている。
【0096】
依頼選択画面25aにおいて、いずれかの依頼が選択された状態で依頼選択ボタンがクリックされると、次に、図12に示すような結果確認画面25bが表示される。
【0097】
結果確認画面25bの報告表91では、承認済のデータと承認待のデータが色分けされて表示される。また、本実施の形態では、コメントの有無によっても色分け表示を行っており、承認済でコメント付きのデータは赤色、承認済でコメント無しのデータは黒色、承認待でコメント付きのデータは暗い緑色、承認待でコメント無しのデータは青色で、データの値を表示している。これらの色分け表示は、前述のように、承認の有無やコメントの有無を、各データの表示属性として設定することにより実現する。承認の有無を区別するための属性情報は、前述のようにデータ承認画面27cにおいて承認ボタン89がクリックされた際に設定され、コメントの有無を区別するための属性情報は、各画面のコメント欄にコメントが入力された時点で設定される。
【0098】
また、結果確認画面25bにおいて、画面下部の生データボタン87がクリックされると、生データ閲覧画面25cあるいは25dが表示される。生データ閲覧画面25dは図9の生データ入力画面28cと、また生データ閲覧画面27eは図10の生データ入力画面28dとほぼ同じ画面構成をしている。但し、閲覧を目的とする画面であるため、ソートボタンによるソーティングしか実行することができない。
【0099】
以上に説明したように、本発明の方法およびシステムでは、従来と同様に、複数の測定項目についてまとめて依頼書(依頼表)を作成して依頼を行うので、依頼前の費用の見積りや、報告完了後の費用清算などは依頼単位で行うことができる。すなわち、企業全体の業務効率を高めることができるという従来のシステムの利点はそのまま継承している。これに加え、本発明の方法およびシステムでは、前述のように、分析部門の管理者にデータごとに個別に承認処理を行わせ、かつその承認の有無を示す情報をデータと1対1に対応付けて記憶し、承認の有無を区別できる表示形式で公開する。このため、依頼者である研究者は、取得されたデータを直ちに閲覧できるのみならず、承認の有無、すなわちデータの信頼性を考慮に入れた上で、そのデータを利用することができる。特に、本実施の形態では、承認の有無の情報を表示属性としてデータごとに保持するため、データを閲覧する際に、一目で承認の有無を区別することができる。
【0100】
また、従来のシステムでは、分析担当者は、測定により取得した生データを一端パソコンなどに入力しておき、それらの生データから報告用のデータを作成して報告書としてまとめなおし、その報告書データを管理者の承認を得た後に依頼者に送信する必要があった。これに対し、上記システムでは、演算式、式の係数などを予め設定しておけば、後は測定により取得した生データを入力するのみでよいため、入力、報告用データの作成、報告書のまとめなどの手間を省略することができる。
【0101】
また、研究者は、必要に応じて、写真画像や分析担当者が分析の際に利用した図表などの中間データを閲覧することもできるため、自らさらに深い分析を行うことも可能であり、データ利用の自由度が極めて高い。
【0102】
なお、上記実施の形態では、分析の対象は化学品サンプルであったが、本発明が、例えば生体組織、血液、薬品、鉱物、合金など、あらゆるサンプル分析の依頼に適用可能であることは言うまでもない。言い換えれば、本発明は、化学品業界に限らず、同様のニーズを有するあらゆる業界において有用な発明である。
【0103】
【発明の効果】
本発明の方法、サーバ、プログラムおよびシステムによれば、データの個別承認およびデータごとの承認有無情報の公開により、従来の依頼/受注システムの利点を損なうことなく、システムの使い勝手を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分析作業依頼/報告システムの一実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の分析作業受注/報告方法の概要を説明するための図である。
【図3】本発明の分析作業受注/報告サーバの一実施の形態における構成概要を示す図である。
【図4】分析作業受注/報告サーバにより制御される画面の遷移図である。
【図5】メニュー画面の画面イメージを表す図である。
【図6】新規依頼/依頼選択画面の画面イメージを表す図である。
【図7】測定項目入力画面の画面イメージを表す図である。
【図8】依頼表作成画面の画面イメージを表す図である。
【図9】第1の生データ入力画面の画面イメージを表す図である。
【図10】第2の生データ入力画面の画面イメージを表す図である。
【図11】データ承認画面の画面イメージを表す図である。
【図12】結果確認画面の画面イメージを表す図である。
【符号の説明】
1 分析作業依頼/報告システム、 2 研究者端末、 3 研究部門ネットワーク、 4 ルータ、 5 測定者端末、 6 管理者端末、 7,8 データベース、 9 分析部門ネットワーク、 10 分析作業受注/報告サーバ。

Claims (16)

  1. サンプルの分析作業の受注および結果報告を、コンピュータシステムを用いて行う方法において、
    所定のサンプルについて所定の測定を行って複数の分析データを取得する作業を規定する依頼情報の入力を受け付け、
    前記依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された各分析データの入力を受け付け、
    入力された各分析データを所定の画面に表示するとともに、承認権限者が該各分析データを承認したことを意味する承認信号の入力を受け付け、
    前記各分析データを、当該分析データの承認の有無を示す情報と1対1に対応付けて所定の記憶媒体に記憶し、
    前記分析依頼の依頼者の要求に応じて、前記記憶媒体に記憶された各分析データを、該各分析データに対応付けられた前記承認の有無を示す情報と対応付けて所定の画面に表示することにより、前記分析の結果を依頼者に報告することを特徴とする分析作業の受注/報告方法。
  2. 前記承認の有無を示す情報を前記分析データの表示属性として前記記憶媒体に記憶し、承認済みの分析データと未承認の分析データを異なる表示属性で表示することにより、前記分析の結果を依頼者に報告することを特徴とする請求項1記載の分析作業の受注/報告方法。
  3. 前記依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された生の分析データの入力を受け付け、該生の分析データに所定の演算処理を施すことにより報告用の分析データを生成し、該報告用の分析データについて前記承認信号の入力の受け付け、前記記憶媒体への記憶および前記依頼者への報告を行うことを特徴とする請求項1または2記載の分析作業の受注/報告方法。
  4. 前記依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された中間データを所定の記憶媒体に記憶し、前記分析依頼の依頼者の要求に応じて、前記中間データを前記所定の画面に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の分析作業の受注/報告方法。
  5. サンプルの分析作業の受注および結果報告のための処理を実行する分析作業受注/報告サーバであって、
    所定のサンプルについて所定の測定を行って複数の分析データを取得する作業を規定する依頼情報の入力を受け付ける依頼画面を制御する依頼画面制御手段と、
    前記依頼画面制御手段により受け付けた依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された各分析データの入力を受け付けるデータ入力画面を制御するデータ入力画面制御手段と、
    前記データ入力画面制御手段により受け付けた各分析データを表示するとともに、承認権限者が該各分析データを承認したことを意味する承認信号の入力を受け付ける承認画面を制御する承認画面制御手段と、
    前記データ入力画面において入力された各分析データを、当該分析データの承認の有無を示す情報と1対1に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記分析依頼の依頼者の要求に応じて、前記記憶手段が記憶する各分析データを、該各分析データに対応付けられた前記承認の有無を示す情報と対応付けて所定の画面に表示するデータ閲覧画面を制御するデータ閲覧画面制御手段とを備えたことを特徴とする分析作業受注/報告サーバ。
  6. 前記記憶手段は、前記承認の有無を示す情報を前記分析データの表示属性として記憶し、
    前記データ閲覧画面制御手段は、承認済みの分析データと未承認の分析データを異なる表示属性で表示することを特徴とする請求項5記載の分析作業受注/報告サーバ。
  7. データ入力画面制御手段により受け付けた第1の分析データに所定の演算処理を施すことにより第2の分析データを生成する演算手段をさらに備えることを特徴とする請求項5または6記載の分析作業受注/報告サーバ。
  8. 前記記憶手段は、前記依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された中間データを記憶し、
    前記データ閲覧画面制御手段は、前記分析依頼の依頼者の要求に応じて、前記中間データを前記データ閲覧画面に表示することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の分析作業受注/報告サーバ。
  9. サンプルの分析作業の受注および結果報告のための処理を実行する分析作業受注/報告プログラムであって、
    所定のサンプルについて所定の測定を行って複数の分析データを取得する作業を規定する依頼情報の入力を受け付ける依頼画面を制御する依頼画面制御プログラムコンポーネントと、
    前記依頼画面において受け付けた依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された各分析データの入力を受け付けるデータ入力画面を制御するデータ入力画面制御プログラムコンポーネントと、
    前記データ入力画面において受け付けた各分析データを表示するとともに、承認権限者が該各分析データを承認したことを意味する承認信号の入力を受け付ける承認画面を制御する承認画面制御プログラムコンポーネントと、
    前記データ入力画面において入力された各分析データを、当該分析データの承認の有無を示す情報と1対1に対応付けて所定の記憶媒体に記憶する記憶プログラムコンポーネントと、
    前記分析依頼の依頼者の要求に応じて、前記記憶手段が記憶する各分析データを、該各分析データに対応付けられた前記承認の有無を示す情報と対応付けて表示するデータ閲覧画面を制御するデータ閲覧画面制御プログラムコンポーネントとを含むことを特徴とする分析作業受注/報告プログラム。
  10. 前記記憶プログラムコンポーネントは、前記承認の有無を示す情報を前記分析データの表示属性として前記記憶媒体に記憶し、
    前記データ閲覧画面制御プログラムコンポーネントは、承認済みの分析データと未承認の分析データを異なる表示属性で表示することを特徴とする請求項9記載の分析作業受注/報告プログラム。
  11. データ入力画面において受け付けた第1の分析データに所定の演算処理を施すことにより第2の分析データを生成する演算プログラムコンポーネントをさらに備えることを特徴とする請求項9または10記載の分析作業受注/報告プログラム。
  12. 前記記憶プログラムコンポーネントは、前記依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された中間データを前記記憶媒体に記憶し、
    前記データ閲覧画面制御プログラムコンポーネントは、前記分析依頼の依頼者の要求に応じて、前記中間データを前記データ閲覧画面に表示することを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の分析作業受注/報告プログラム。
  13. サンプルの分析作業の依頼および結果報告のための処理を実行する分析作業依頼/報告システムであって、
    所定のサンプルについて所定の測定を行って複数の分析データを取得する作業を規定する依頼情報の入力を受け付けるための第1の端末装置と、
    前記第1の端末装置により受け付けた依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された各分析データの入力を受け付けるための第2の端末装置と、
    前記第2の端末装置により受け付けた各分析データを表示するとともに、承認権限者が該各分析データを承認したことを意味する承認信号の入力を受け付けるための第3の端末装置と、
    前記第2の端末装置を用いて入力された各分析データを、前記第3の端末装置による当該分析データの承認の有無を示す情報と1対1に対応付けて記憶する記憶装置と、
    前記分析依頼の依頼者の要求に応じて、前記第1の端末装置の画面に、前記記憶装置に記憶された各分析データを、該各分析データに対応付けられた前記承認の有無を示す情報と対応付けて表示する表示制御装置とを備えたことを特徴とする分析作業依頼/報告システム。
  14. 前記記憶装置は、前記承認の有無を示す情報を前記分析データの表示属性として記憶し、
    前記表示制御装置は、前記第1の端末装置の画面に、承認済みの分析データと未承認の分析データを異なる表示属性で表示することを特徴とする請求項13記載の分析作業依頼/報告システム。
  15. 前記第2の端末により受け付けた第1の分析データに所定の演算処理を施すことにより第2の分析データを生成する演算装置をさらに備えることを特徴とする請求項13または14記載の分析作業依頼/報告システム。
  16. 前記記憶装置には、前記依頼情報により規定された作業を行うことにより取得された中間データがさらに記憶されており、
    前記表示制御装置は、前記分析依頼の依頼者の要求に応じて、前記第1の端末装置の画面に、前記中間データを表示することを特徴とする請求項13から15のいずれかに記載の分析作業依頼/報告システム。
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