JP2004199351A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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JP2004199351A
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JP2002366555A
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Yasuo Yokota
康夫 横田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】落下衝撃によるハードディスク装置装置のデータ破損の問題を解決し、信頼性を向上させたハードディスク装置搭載の電子機器を提供する。
【解決手段】水平落下させても落下時に回転し、特定の稜線、角部、側面など特定部位で床面に対して傾斜を有した姿勢で衝突し、かつ、ハードディスク側面の緩衝材のうち、落下方向の厚みを上下側厚みよりも大きくしている携帯型電子機器。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はPDA、ノートパソコンなどの携帯型電子機器の落下時の耐衝撃性の向上、特にハードディスクや液晶ディスプレイなど衝撃に弱いデバイスの破損防止構造を有する電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ノートパソコンやPDAと呼ばれる携帯型情報端末の普及がすすみ、落下時の耐衝撃性が製品開発において重要視されてきている。
特に、ノートパソコンでは、内部にハードディスク装置を内蔵しており、落下時の衝撃でハードディスクが破損すると、蓄積したデータを消失することになることから、特にハードディスクの耐衝撃性向上が重要となっている。
【0003】
さらに、ノートパソコンやPDA等においては、表示デバイスもガラスを張り合わせた構造の液晶デバイスが用いられており、落下時の割れに対する対策も必要である。
【0004】
図1に、従来のノートパソコンのハードディスクの耐衝撃構造例を示す。
図1において、1はハードディスク、2はハードディスクを内包する金属製のパック、3aはハードディスク側面緩衝材、3bはハードディスク上下緩衝材、4は筐体であり、パックは筐体と固定されている(固定手段は図示せず。)。図1において、筐体の水平落下衝突時には、矢印5の方向に落下し、ハードディスクはハードディスク下部の緩衝材の圧縮変形により、衝撃が緩和され、筐体に加わる衝撃値よりも小さな衝撃しか受けないように設計されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−297572号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
現状、一般的なハードディスクの耐衝撃値限界は750G〜800G(2.5インチサイズ、非動作時)であり、上記衝撃値以下まで衝撃を緩和する必要がある。一般的に、ハードディスクの緩衝性能を上げるには、緩衝材の厚み(緩衝ストローク)を大きくすれば可能であるが、製品の携帯性向上の観点から、筐体薄型化も強く求められておりハードディスクの上下の緩衝材を薄くせざるを得ず、底面から水平落下した場合にはハードディスクに大きな衝撃値が加わり破損する危険が高くなる。
【0007】
【解決を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の携帯型電子機器は、
ハードディスクを搭載した携帯型電子機器において、重心を筐体側面近傍に偏位させ、落下中に姿勢が回転し、筐体稜線あるいは角部あるいは側面のうちの特定部位で床面と衝突することを特徴とする携帯型電子機器である。
【0008】
また、特定部位が、床面と45度以上の傾斜角を有して衝突することを特徴とする携帯型電子機器で、ハードディスクの下面側と上面側と側面周囲に緩衝材を配置し、前記記録装置は厚み方向および面方向に変位可能に搭載されており、さらに、前記記録装置側面周囲に配置された緩衝材厚みが上面、下面に配置された緩衝材厚みよりも大きいことを特徴とする携帯型電子機器である。
【0009】
さらに、記録装置側面周囲に配置された緩衝材厚みのうち、落下方向下方に配置され、前記記録装置の衝撃時の変位により圧縮変形をおこす領域の緩衝材の厚みを最大としたことを特徴とすることが好ましい。
【0010】
また、厚みを大きくするかわりに、緩衝材の硬度を小さくしても、ハードディスクとの接触面積を小さくしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を用いて説明する。
図2は、本発明の第1実施例を示す筐体の断面図、図3は床面衝突時の姿勢を示す図である。図2、3において、1はハードディスク、2はハードディスクケース、3aはハードディスク側面の緩衝材、3bは上下の緩衝材、4は筐体、6は最重量部材、7は重心位置、8は筐体中心、5は落下方向、9は筐体回転モーメントを、10は床面を、11はハードディスク重力方向を、12はハードディスクの面内方向の移動を示す。図2,3において、重量物6が側面に沿って配置されているため、筐体の重心7は中心8より偏位する。その結果、筐体にはモーメント9が発生するため、水平状態で落下を始めても落下中に回転し、床面衝突時には、図3のように、重量物6から衝突する。
その結果、ハードディスクは11の方向に重力がかかり、その面内成分としてハードディスクは12方向に変位しようとし、側面に配置された緩衝材により衝撃は緩和する。特に、床面との傾斜角が45度以上ある場合、ハードディスクは厚み方向よりも面内方向に対して変位する力が大きくなるため、ハードディスク下面の緩衝材厚み3aよりも側面厚みを大きくすることで、筐体厚みを厚くすることなく、緩衝性能を高めることができる。
図4、5は本発明の第2実施例を示すハードディスクパック内部の断面図である。図4は衝突直後の状態を示し、図5はハードディスク変位後の状態を示す。図4,5において、1はハードディスク、2はハードディスクパック、3a、3cはハードディスク側面の緩衝材、3bは上下方向の緩衝材であり、4は筐体、12は衝突時でのハードディスク移動方向を示す矢印である。
ここで、本実施例が実施例1と異なるのは、ハードディスク移動方向下方の緩衝材3cの厚みを他の側面緩衝材3bよりも厚くしていることである。
図5に示すように、ハードディスクは筐体が傾斜して床面に衝突し、面内方向に移動しようとするため、その移動方向の側面緩衝材3cのみを厚くすることで、ハードディスクが大きく横滑りしても、大きな緩衝ストロークで緩衝されるようになり、衝撃値を低減することができる。しかも、側面の緩衝材全てを厚くするのに対して、ハードディスクパックを小さくすることができるとともに、緩衝材材料費の削減が可能となる。
【0012】
なお、以上の実施例において、側面方向の緩衝材の緩衝ストロークを増加させるために、緩衝材を厚くする代わりに、緩衝材の硬度を上下面側緩衝材に比べて小さくするか、あるいは、ハードディスク装置との接触断面積を小さくしてもよい。
【0013】
【発明の効果】
本発明のように、常に筐体の稜線もしくは角部で衝突させ、かつ、ハードディスク側面方向の緩衝ストロークを大きくとることで、筐体厚みが薄く、ハードディスク装置下部の緩衝スペースが十分とれない機器が水平落下しても、従来のように筐体が水平姿勢で着地する場合に対して、ハードディスク装置の衝撃値を低減できる。さらに、特定の落下方向の緩衝材厚みのみを増やせばよいため、従来のように全方位の緩衝材を厚くするのに対して、材料費を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハードディスク緩衝構造を示す断面図
【図2】本発明の第1実施例を示す筐体の水平落下時の断面図
【図3】本発明の第1実施例の筐体が床面に衝突する状態を示した断面図
【図4】本発明の第2実施例のハードディスクパック内構造を示す図(床面に衝突直前の状態)
【図5】本発明の第2実施例のハードディスクパック内構造を示す図(床面に衝突直後の状態)
【符号の説明】
1 ハードディスク装置
2 ハードディスク装置を内包する金属製パック
3a ハードディスク装置側面側緩衝材
3b ハードディスク装置上下面側緩衝材
3c ハードディスク落下方向下部の緩衝材
4 筐体
5 落下方向
6 最重量物
7 重心位置
8 筐体中心
9 筐体回転を示す矢印
10 床面
11 重心方向
12 ハードディスク装置の移動方向

Claims (6)

  1. ディスク状磁気記録装置を搭載した携帯型電子機器において、側壁近傍に最重量物を配置することで重心が筐体中央から筐体側面近傍に偏位しており、水平状態で自由落下させた場合に、落下中に姿勢が回転し、筐体稜線あるいは角部あるいは側面のうちの特定部位で床面と衝突することを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記特定部位が、床面と45度以上の傾斜角を有して衝突することを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. ディスク状磁気記録装置の下面側と上面側と側面周囲に緩衝材を配置し、前記記録装置は厚み方向および面方向に変位可能に搭載されており、さらに、前記記録装置側面周囲に配置された緩衝材厚みが上面、下面に配置された緩衝材厚みよりも大きいことを特徴とする請求項2記載の携帯型電子機器。
  4. 前記記録装置側面周囲に配置された緩衝材厚みのうち、落下方向下方に配置され、前記記録装置の衝撃時の変位により圧縮変形をおこす領域の緩衝材の厚みを最大としたことを特徴とする請求項3記載の携帯型電子機器。
  5. 前記側面緩衝材あるいは前記側面緩衝材のうち落下方向下部の緩衝材の硬度が他に比べて小さいことを特徴とする請求項3,4記載の携帯型電子機器。
  6. 前記側面緩衝材あるいは前記側面緩衝材のうち前記落下方向下部の緩衝材でディスク状磁気記録装置との接触面積が他に比べて小さいことを特徴とする請求項3,4記載の携帯型電子機器。
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