JP2009104407A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器が落下等の大きな衝撃を受けた際に、その衝撃エネルギーが機器本体へ伝播するのを低減することのできる緩衝部材および電子機器の緩衝方法およびそれらを用いた電子機器を提供する。
【解決手段】機器本体1の底面1aの四隅には、足ゴム7が配置され、その近傍において足ゴム7よりも硬い移動緩衝材8が配されている。さらに、機器本体1には、加速度センサー13が内蔵され、加速度センサー13が検出した落下速度に基づいて落下距離を算出し、算出された落下距離に応じて移動緩衝材8を底面1aから突出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノート型パーソナルコンピュータ(以下、ノート型パソコンと略称する)等の電子機器に関する。特に、電子機器の筐体底面に設置され、電子機器に加わる衝撃を緩衝させる緩衝装置に関する。
図7は一般的なノート型パソコンの外観を示す斜視図であり、図8はその底面から見た図である。ノート型パソコンは、筐体1の背面側の端部に、液晶ディスプレイが搭載されているディスプレイ部3がヒンジ2を介して開閉可能に取り付けられており、筐体1の上面1aには、多数の入力キー4やカーソル操作部5を有する。また、図8に示すように、筐体1の底面1bには、複数の足ゴム7が突設されている。足ゴム7は、その上面と筐体1の底面1bとが面接触するように接着剤等で固定されている。さらに、筐体1には、ハードディスクドライブ(HDD)6、磁気ディスクドライブ(図示せず)あるいは光学ドライブ(図示せず)等の精密機器が内蔵されている。これらの精密機器は衝撃に対して弱く、携帯型電子機器(ノート型パソコン)を誤って落下させてしまうことにより故障が発生することがある。
従来、このような携帯型電子機器においては、衝撃を受けた際の保護手段として、構造的な工夫が施されている。例えば特許文献1には、電子機器に内蔵されているハードディスク等の精密機器に柔らかい緩衝材と、それよりも厚みの小さい硬い緩衝材を並列に配置している。比較的小さな衝撃に対しては柔らかい緩衝材で吸収し、柔らかい緩衝材で吸収しきれない大きな衝撃に対しては硬い緩衝材で吸収する2段階構造とし、幅広い衝撃に対して効果的に対応している。
特開平11−242881号公報
しかしながら、従来のこのような緩衝構造によって電子機器を保護する手段においては、落下等による衝撃を、まず最初に柔らかい緩衝材で受けてしまうため、硬い緩衝材で吸収する前に衝撃エネルギーが精密機器に伝播してしまい、緩衝効果が低下するという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決し、電子機器が落下等の大きな衝撃を受けた際に、その衝撃エネルギーが機器本体へ伝播するのを低減することのできる緩衝部材および電子機器の緩衝方法およびそれらを用いた電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、筐体の底面に第1の緩衝部材が固定されている電子機器であって、前記筐体の落下距離を算出する距離算出手段と、前記筐体の底面に配され、前記筐体内に収納されている第1の位置と前記底面から突出した第2の位置との間を移動可能に配されている第2の緩衝部材と、前記距離算出手段で算出された落下距離に基づいて、前記第2の緩衝部材の移動制御を行う駆動制御手段とを備え、前記駆動制御手段は、前記距離算出手段で算出される落下距離が所定値よりも大きい場合は、前記第2の緩衝部材を第1の位置から第2の位置へ移動させるものである。
本発明の電子機器によれば、落下等の大きな衝撃に対する緩衝性能の向上を図ることができる。
本発明の電子機器は、上記構成を基本として、以下のような態様をとることができる。すなわち、前記第2の緩衝部材は、前記第1の緩衝部材よりも高い硬度の材質で形成されている構成とすることができる。このような構成により、落下距離に基づく衝撃エネルギーに適した緩衝効果を得ることができる。
また、前記第2の緩衝部材は、互いに硬度が異なる複数の緩衝部材で構成され、前記駆動制御手段は、前記距離算出手段で算出された落下距離に基づいて、前記複数の緩衝部材のうち少なくとも一つを選択的に前記底面から突出した位置に移動させる構成とすることができる。このような構成により、様々な落下距離に基づく衝撃エネルギーに適した緩衝効果を得ることができる。
また、前記駆動制御手段は、前記距離算出手段で算出された落下距離が長くなるに従い、高い硬度を有する材質で形成された緩衝部材を選択して突出位置へ移動させる構成とすることができる。このような構成により、様々な落下距離に基づく衝撃エネルギーに適した緩衝効果を得ることができる。
また、前記距離算出手段は、前記筐体の落下速度を検出する加速度センサーと、前記加速度センサーで検出された落下時間に基づいて、前記筐体の落下距離を算出する落下距離算出部とを備えた構成とすることができる。このような構成によれば、機器本体が落下等で衝撃を受けた際に、速度センサーが落下距離を検知し、緩衝材が底面より突出して衝撃吸収することにより、機器本体へ伝播する衝撃エネルギーを低減することができる。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る携帯型電子機器の一例であるノート型パソコンの緩衝構造を示す概略断面図である。図3は、実施の形態1に係る緩衝構造の詳細を示す部分断面図である。なお、このノート型パソコン自体は、上述した図7と同様の構成であるため、詳しい説明は省略する。
足ゴム7(第1の緩衝部材)は、機器本体1の底面1aの四隅近傍に固定されている。また、足ゴム7は、略円柱状の硬度A70の熱可塑性ゴム材で形成されている。本実施の形態では足ゴム7の外形は、直径8mm、長さ4mmの円柱状で形成した。
移動緩衝材8(第2の緩衝部材)は、硬度A90の熱可塑性ゴム材で形成され、本実施の形態では直径8mm、長さ8mmの円柱状で形成した。また、移動緩衝材8は、機器本体1の底面1aにおける足ゴム7の近傍に形成された緩衝材収納部9内に配され、底面1bに対して略直交する方向に移動自在に配されている。なお、足ゴム7及び移動緩衝材8の硬度は、日本工業規格(JIS規格)における試験規格「JIS K 6253」で定められた試験方法によるものであり、足ゴム7の硬度A70よりも移動緩衝材8の硬度A90の方が硬い材料である。
駆動部10は、モータ24と出力軸とを備えている。モータ24は、制御部23(図2を参照して後述)からの制御により、出力軸を回転駆動する。出力軸は、その軸側面にネジ山が形成され、移動緩衝材8が螺合している。したがって、モータ24が出力軸を回転駆動することにより、移動緩衝材8を矢印Xに示す方向あるいはその逆方向に移動させることができる。なお、駆動部10の構成はあくまで一例であり、少なくとも移動緩衝材8を矢印Xに示す方向あるいはその逆方向に移動させることができれば、他の構成であってもよい。
加速度センサー13は、機器本体1に内蔵され、機器本体1の落下速度(加速度)を検出することができる。加速度センサー13は、本実施の形態では機器本体1の落下開始を検出し、検出した自由落下加速度を算出する方式を採用している。
以下、機器本体1を自由落下させた時の動作について説明する。
図2は、本実施の形態における緩衝制御手段の構成を示す。まず、機器本体1の自由落下状態の検出は加速度センサー13で行う。加速度センサー13が、機器本体1の自由落下を検出すると、その時の落下速度の情報を距離算出部22に出力する。落下速度の情報は、機器本体1が落下中に断続的に距離算出部22に送られる。
次に、距離算出部22(落下距離算出部)は、加速度センサー13で検出された機器本体1の落下速度(加速度)に基づいて、機器本体1の落下距離を算出する。具体的には、落下距離dは、重力加速度をgとし、落下時間をtとした時、
d=gt2/2 ・・・(数式1)
で算出することができる。なお、重力加速度gは機器本体1の質量mに反比例するため、重力加速度gと機器本体1の質量mと重力Wとの関係は、
g=W/m ・・・(数式2)
となる。また、加速度センサー13と距離算出部22とは、距離算出手段の一例である。
次に、制御部23は、距離算出部22で算出された落下距離に基づいて、モータ24の動作を制御する。具体的には、落下距離が所定値(本実施の形態では50cm)未満の時は、制御部23はモータ24を動作させない。すなわち、機器本体1が低い位置から落下させた時は、足ゴム7が床面14に衝突し、その時の衝突エネルギーを足ゴム7で吸収することができるため、衝撃エネルギーが機器本体1に伝わることを防止することができる。
一方、機器本体1の落下距離が所定値以上の時は、制御部23はモータ24を動作させる。モータ24は、制御部23からの制御により動作すると、出力軸を回転させ、移動緩衝材8を矢印Xに示す方向へ移動させる。モータ24は、移動緩衝材8の先端が足ゴム7の先端よりも突出した位置に到達した時に動作を停止し、移動緩衝材8の移動動作を停止させる。図4は、移動緩衝材8が底面1bから突出した状態である。なお、駆動部10及び制御部23は、駆動制御部の一例である。
このように、機器本体1の落下中に移動緩衝材8を図4に示す突出位置へ移動させることにより、足ゴム7よりも先に移動緩衝材8が床面14に衝突する。前述したように、移動緩衝材8の硬度は、足ゴム7の硬度よりも高いため、落下距離に比例して増加した衝撃エネルギーを移動緩衝材8で効率よく吸収することができる。
本発明者は、「JIS K 6253」の試験規格に基づいて、ノート型パソコンの落下試験を行い、足ゴム7及び移動緩衝材8の適切な硬さを検討した。ノート型パソコンを落下させた時の衝撃吸収に効果的な硬さは、落下高さ(衝撃エネルギーの大きさ)によって異なり、実施の形態1におけるノート型パソコンにおいては、高さ50cm以上の位置から落下させる場合では硬度A90が適しており、高さ50cm未満の位置から落下させる場合では硬度A70が適していることがわかった。
ノート型パソコンを高さ50cm以上の位置から落下させた場合、距離算出部22は加速度センサー13から送られる加速度情報に基づいて、高い位置からの落下であると判断し、制御部23がモータ24を動作させて、機械的な作用で底面1aより移動緩衝材8(硬度A90)を突出させる。図4は移動緩衝材8の挙動を示したものである。この際、移動緩衝材8を底面1a上の足ゴム7よりも突出させることにより、ノート型パソコンを落下させた際に最初に移動緩衝材8が床面14に衝突し、硬度の高い移動緩衝材8での衝撃吸収が可能となる。さらに、移動緩衝材8は、足ゴム7よりも長手方向(移動方向)の長さが長いため、床面14までの落下距離が短く、衝突速度が小さくなり、衝撃エネルギーを低減することが可能となる。なお、高さ50cm以上の位置からの落下において、足ゴム7を床面14に衝突させた場合、足ゴム7の硬度が低いため、足ゴム7が衝撃エネルギーによって圧縮されて潰れてしまい、その圧縮エネルギーで吸収できなかった衝撃エネルギーがノート型パソコンに伝わってしまう可能性が高い。よって本実施の形態では、足ゴム7よりも硬度が高い移動緩衝材8で衝撃吸収する構成とした。
一方で、ノート型パソコンを高さ50cm未満の位置から落下させた場合においては、移動緩衝材8を突出させず、足ゴム7で衝撃吸収する。なお、高さ50cm未満の位置からの落下において、移動緩衝材8を突出させて床面14に衝突させた場合、移動緩衝材8は硬度が高いため弾性変形しにくい。したがって、衝撃エネルギーを移動緩衝材8の変形エネルギーで消費することができず、衝撃を十分に減衰することができず、衝撃エネルギーをノート型パソコンに伝えてしまう可能性が高い。よって本実施の形態では、低い位置から落下させた場合は、移動緩衝材8よりも硬度が低い足ゴム7で衝撃吸収し、衝撃を十分に減衰する構成とした。
以上のように実施の形態1によれば、機器本体1の落下距離に応じて足ゴム7または移動緩衝材8で落下衝撃を吸収する構成としたことにより、様々な高さからの落下衝撃に対して、効果的な緩衝性能を得ることができる。
なお、本実施の形態において、モータ24を動作させて移動緩衝材8を突出させる落下距離を50cmとしたが、この値は一例である。この値は、機器本体1の質量や、足ゴム7あるいは移動緩衝材8の材質や硬度によって、最適な値に設定すればよい。
また、本実施の形態では、足ゴム7及び移動緩衝材8を機器本体1の底面1aの四隅に配置したが、四隅に限らず他の部位に配置しても同様の効果が得られる。また、四隅に加えて、他の部位にさらに配置しても同様の効果が得られる。また、本実施の形態では、足ゴム7及び移動緩衝材8は、互いに近接した位置に配置したが、離れた位置に配置しても同様の効果が得られる。また、本実施の形態では、足ゴム7及び移動緩衝材8を機器本体1の底面1aに配置したが、底面1a以外の面に追加配置することにより、様々な方向からの衝撃に対して緩衝効果を発揮することができる。
また、加速度センサー13は、機器本体1の落下速度を検出可能なセンサーの一実施例であり、加速度センサー以外のセンサーで機器本体1の落下速度を検出する構成であってもよい。加速度センサー以外の構成として、例えば、機器本体1にかかる圧力の変化に基づいて落下速度を演算することができる圧力センサーなどで構成しても同様の効果が得られる。
また、本実施の形態では、落下速度に基づいて機器本体1の高さ(床面からの距離)を算出する構成としたが、落下速度を測定せずに直接床面からの距離を検出するセンサーを備えても同様の効果が得られる。例えば、機器本体1の底面1aから赤外線やレーザー光を発光しその反射光を受光するまでの時間に基づいて床面までの距離を算出する測距センサーなどを備えても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態では、落下距離が50cm以上になった時にモータ24の動作を開始させ、移動緩衝材8を突出させる構成としたが、モータ24の駆動に要する時間を考慮し、例えば落下距離が45cmになった時にモータ24の動作を開始させる構成としてもよい。このように構成することで、落下距離が50cmに到達した時、移動緩衝材8が突出位置に移動完了した状態にすることができる。
また、足ゴム7及び移動緩衝材8の硬度は一例であり、機器本体1の重量などを考慮して、最適な硬度を有する材質を使用することで、同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図5A〜図5Cは、実施の形態2に係る緩衝構造の詳細を示す部分断面図である。図5Aは、第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19が機器本体1内に収納されている状態である。図5Bは、第1の移動緩衝材18が突出した状態である。図5Cは、第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19が突出した状態である。なお、このノート型パソコン自体は、上述した図7と同様のものであるため、詳しい説明は省略する。実施の形態2において、実施の形態1における構成と同様の構成要素については、同一番号を付与して、一部の詳しい説明は省略する。
足ゴム7(第1の緩衝部材)は、機器本体1の底面1aの四隅近傍に固定されている。また、足ゴム7は、略円柱状の硬度A70の熱可塑性ゴム材で形成されている。本実施の形態では足ゴム7の外形は、直径8mm、長さ4mmの円柱状で形成した。
第1の移動緩衝材18(第2の緩衝部材)は、硬度A90の熱可塑性ゴム材で形成され、本実施の形態では直径8mm、長さ8mmの円柱状で形成した。また、第1の移動緩衝材18は、底面1aにおける足ゴム7の近傍に形成された緩衝材収納部9内に配され、底面1aに対して略直交する方向に移動自在に配されている。
第2の移動緩衝材19(第3の緩衝部材)は、硬度D50の熱可塑性ゴム材で形成され、本実施の形態では直径8mm、長さ12mmの円柱状で形成した。
なお、足ゴム7、第1の移動緩衝材18、および第2の移動緩衝材19の硬度は、日本工業規格(JIS規格)における試験規格「JIS K 6253」で定められた試験方法によるものであり、D50>A90>A70の関係となる。
駆動部10は、モータ24と出力軸とを備えている。モータ24は、制御部23(図2を参照)からの制御により、出力軸を回転駆動する。出力軸は、その軸側面にネジ山が形成され、第1の移動緩衝材18が螺合している。したがって、モータ24が出力軸を回転駆動することにより、第1の移動緩衝材18を矢印Xに示す方向あるいはその逆方向に移動させることができる。なお、駆動部10の構成はあくまで一例であり、少なくとも第1の移動緩衝材18を矢印Xに示す方向あるいはその逆方向に移動させることができれば、他の構成であってもよい。
駆動部12は、駆動部10と同様にモータ25と出力軸とを備えている。モータ25は、制御部23からの制御により、出力軸を回転駆動する。出力軸は、その軸側面にネジ山が形成され、第2の移動緩衝材19が螺合している。したがって、モータ25が出力軸を回転駆動することにより、第2の移動緩衝材19を矢印Xに示す方向あるいはその逆方向に移動させることができる。なお、駆動部12の構成はあくまで一例であり、少なくとも第2の移動緩衝材19を矢印Xに示す方向あるいはその逆方向に移動させることができれば、他の構成であってもよい。また、駆動部10、駆動部12、および制御部23は、駆動制御部の一例である。
以下、機器本体1を自由落下させた時の動作について、図2、図5及び図6を参照して説明する。図6は、機器本体1を落下させた時の制御フローを示す。
まず、機器本体1の自由落下状態の検出は加速度センサー13で行う。加速度センサー13が、機器本体1の自由落下を検出すると(S1)、その時の落下速度の情報を距離算出部22に出力する。落下速度の情報は、機器本体1が落下中に断続的に距離算出部22に送られる。
次に、距離算出部22(落下距離算出部)は、加速度センサー13で検出された機器本体1の落下速度(加速度)に基づいて、機器本体1の落下距離dを算出する(S2)。具体的には、落下距離dは、重力加速度をgとし、落下時間をtとした時、上記数式1及び2に基づいて算出することができる。また、加速度センサー13と距離算出部22とは、距離算出手段の一例である。
次に、制御部23は、距離算出部22で算出された落下距離に基づいて、モータ24の動作を制御する(S3)。具体的には、落下距離が50cm未満の時は、モータ24を動作させない。落下距離が50cm未満の時に機器本体1が床面14に到達して自由落下しなくなると(S3でNO判断の後、S1でNO判断)、図5Aに示すように足ゴム7が床面14に衝突し、その時の衝突エネルギーを足ゴム7で吸収する。よって、衝撃エネルギーが機器本体1に伝わることを防止することができる。
一方、機器本体1の落下距離が50cm以上になると、制御部23はモータ24を動作させる。モータ24は、制御部23からの制御により動作すると、出力軸を回転させ、第1の移動緩衝材18を矢印Xに示す方向へ移動させる。モータ24は、第1の移動緩衝材18の先端が足ゴム7の先端よりも突出した位置に到達した時に動作を停止し、第1の移動緩衝材18の移動動作を停止させる。図5Bは、第1の移動緩衝材18が突出した状態である(S4)。
次に、機器本体1の落下距離が50cm以上70cm未満の時に、機器本体1が床面14に到達して自由落下しなくなると(S5でNO判断)、図5Bに示すように第1の移動緩衝材18が床面14に衝突し、その時の衝突エネルギーを第1の移動緩衝材18で吸収する。よって、衝撃エネルギーが機器本体1に伝わることを防止することができる。
次に、機器本体1の落下距離が70cmを以上になると(S6でYES判断)、制御部23はモータ25を動作させる。モータ25は、制御部23からの制御により動作すると、出力軸を回転させ、第2の移動緩衝材19を矢印Xに示す方向へ移動させる。モータ25は、第2の移動緩衝材19の先端が足ゴム7及び第1の移動緩衝材18の先端よりも突出した位置に到達した時に動作を停止し、第2の移動緩衝材19の移動動作を停止させる。図5Cは、第2の移動緩衝材19が突出した状態である(S7)。
なお、図5Cに示すように、第2の移動緩衝材19が突出した時、第1の移動緩衝材18も突出した状態になっているが、第1の移動緩衝材18は緩衝材収納部9の内部へ収納されていてもよい。
このように、機器本体1の落下距離が50〜70cmの範囲では、第1の移動緩衝材18を図5Bに示す突出位置へ移動させることにより、足ゴム7よりも先に第1の移動緩衝材18が床面14に衝突する。前述したように、第1の移動緩衝材18の硬度は、足ゴム7の硬度よりも高いため、落下距離に比例して増加した衝撃エネルギーを第1の移動緩衝材18で効率よく吸収することができる。また、機器本体1の落下距離が70cm以上になると、第2の移動緩衝材19を図5Cに示す突出位置へ移動させることにより、足ゴム7及び第1の移動緩衝材18よりも先に第2の移動緩衝材19が床面14に衝突する。前述したように、第2の移動緩衝材19の硬度は、足ゴム7及び第1の移動緩衝材18よりも高いため、落下距離に比例して増加した衝撃エネルギーを第2の移動緩衝材19で効率よく吸収することができる。
本発明者は、「JIS K 6253」の試験規格に基づいて、ノート型パソコンの落下試験を行い、足ゴム7、第1の移動緩衝材8、および第2の移動緩衝材19の適切な硬さを検討した。ノート型パソコンを落下させた時の衝撃吸収に効果的な硬さは、落下高さ(衝撃エネルギーの大きさ)によって異なり、実施の形態2におけるノート型パソコンにおいては、高さ70cm以上の位置からの落下では硬度D50、高さ50cm以上70cm未満の位置からの落下では硬度A90、高さ50cm未満の位置からの落下では硬度A70が適していることがわかった。
ノート型パソコンを高さ50cm以上の位置から落下させた場合、距離算出部22が加速度センサー13から出力される加速度の情報に基づき落下高さ(落下距離)を算出する。制御部23は、距離算出部22で算出されたその落下高さに適した緩衝材を第1の移動緩衝材18および第2の移動緩衝材19の中から選択し、モータ24または25を動作させる。これにより、機械的な作用で底面1aより第1の移動緩衝材18(硬度A90)もしくは第2の移動緩衝材19(硬度D50)を突出させることができる。
この際、第1の移動緩衝材18もしくは第2の移動緩衝材19を、底面1a上の足ゴム7よりも突出させることにより、機器本体1を落下させた際に第1の移動緩衝材18もしくは第2の移動緩衝材19が最初に床面14に衝突し、硬度が高い緩衝材での衝撃吸収が可能となる。なお、高さ50cm以上の位置からの落下において、足ゴム7を床面14に衝突させた場合、足ゴム7の硬度が低いため、足ゴム7が衝撃エネルギーによって圧縮されて潰れてしまい、その圧縮エネルギーで吸収できなかった衝撃エネルギーがノート型パソコンに伝わってしまう可能性が高い。よって本実施の形態では、足ゴム7よりも硬度が高い移動緩衝材8で衝撃吸収する構成とした。
さらに、第1の緩衝材18もしくは第2の緩衝材19は、足ゴム7よりも長手方向(移動可能方向)の長さが長いため、床面14までの落下距離が短く、衝突速度が小さくなり、衝撃エネルギーを低減することが可能となる。
一方で、高さ50cm未満の位置からの落下においては、第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19を突出させず、足ゴム7で衝撃吸収する。なお、高さ50cm未満の位置からの落下において、第1の移動緩衝材18または第2の移動緩衝材19を突出させて床面14に衝突させた場合、第1の移動緩衝材18または第2の移動緩衝材19は硬度が高いため弾性変形しにくい。したがって、衝撃エネルギーを第1の移動緩衝材18または第2の移動緩衝材19の変形エネルギーで消費することができず、衝撃を十分に減衰することができず、衝撃エネルギーをノート型パソコンに伝えてしまう可能性が高い。よって本実施の形態では、低い位置からの落下させた場合は、第1の移動緩衝材18または第2の移動緩衝材19よりも硬度が低い足ゴム7で衝撃吸収し、衝撃を十分に減衰する構成とした。
次に、図5Bに示すように第1の移動緩衝材18が突出した状態、または図5Cに示すように第2の移動緩衝材19が突出した状態において、第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19を機器本体1内に収納する際は、出力軸を逆回転させるようにモータ24及び25を制御することにより、第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19をそれぞれ緩衝材収納部9内に移動させることができる。上記のように第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19を緩衝材収納部9内に移動させるべく、モータ24及び25を動作させるためには、機器本体1を予め決められた操作を行うことにより動作させることができるように設定されていてもよい。
以上のように実施の形態2によれば、緩衝効果の異なる3つの緩衝部材(足ゴム7、第1の移動緩衝材18,第2の移動緩衝材19)を備え、機器本体1の落下距離に応じた緩衝部材で衝撃吸収を行うことにより、様々な高さからの落下衝撃に対して、効果的な緩衝性能を得ることができる。
また、第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19が緩衝材収納部9に収納されている状態では、第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19の先端面が底面1aと略面一になるようにしたことにより、機器本体1の通常使用状態(落下していない状態)において第1の移動緩衝材18及び第2の移動緩衝材19を目立たなくすることができるため、機器本体1の美観を向上させることができる。
なお、本実施の形態において、モータ24を動作させて第1の移動緩衝材18を突出させる落下距離を50〜70cmとし、モータ25を動作させて第2の移動緩衝材19を突出させる落下距離を70cm以上としたが、この落下距離の値は一例である。この値は、機器本体1の質量や、足ゴム7、第1の移動緩衝材18、あるいは第2の移動緩衝材19の材質や硬度によって、最適な値に設定すればよい。
また、本実施の形態では、第1の移動緩衝材18と第2の移動緩衝材19との2つの移動緩衝材を備える構成としたが、3つ以上の移動緩衝材を備えることで、制御部23における判断に用いる落下距離のパターン(本実施の形態では、50cm未満、50〜70cm、70cm以上の3パターン)を、さらに細分化して緩衝制御を行うことができる。
また、本実施の形態では、足ゴム7、第1の移動緩衝材18、および第2の移動緩衝材19を機器本体1の底面1aの四隅に配置したが、四隅に限らず他の部位に配置しても同様の効果が得られる。また、四隅に加えて、他の部位にさらに配置しても同様の効果が得られる。また、本実施の形態では、足ゴム7、第1の移動緩衝材18、および第2の移動緩衝材19は、互いに近接した位置に配置したが、離れた位置に配置しても同様の効果が得られる。また、本実施の形態では、足ゴム7、第1の移動緩衝材18、および第2の移動緩衝材19を機器本体1の底面1aに配置したが、底面1a以外の面に追加配置することにより、様々な方向からの衝撃に対して緩衝効果を発揮することができる。
また、加速度センサー13は、機器本体1の落下速度を検出可能なセンサーの一実施例であり、加速度センサー以外のセンサーで機器本体1の落下速度を検出する構成であってもよい。加速度センサー以外の構成として、例えば、機器本体1にかかる圧力の変化に基づいて落下速度を演算することができる圧力センサーなどで構成しても同様の効果が得られる。
また、本実施の形態では落下速度に基づいて機器本体1の高さ(床面からの距離)を算出する構成としたが、落下速度を測定せずに直接床面からの距離を検出するセンサーを備えても同様の効果が得られる。例えば、機器本体1の底面1aから赤外線やレーザー光を発光しその反射光を受光するまでの時間に基づいて床面までの距離を算出する測距センサーなどを備えても同様な効果が得られる。
また、本実施の形態では、落下距離が50cm以上になった時にモータ24の動作を開始させ、第1の移動緩衝材18を突出させる構成としたが、モータ24の駆動に要する時間を考慮し、例えば落下距離が45cmになった時にモータ24の動作を開始させる構成としてもよい。このように構成することで、落下距離が50cmに到達した時、第1の移動緩衝材18が突出位置に移動完了した状態にすることができる。第2の移動緩衝材19についても同様に、落下距離が例えば65cmになった時にモータ25の動作を開始させることにより、落下距離が70cmに到達した時、第2の移動緩衝材19が突出位置に移動完了した状態にすることができる。
また、足ゴム7、第1の移動緩衝材18、および第2の移動緩衝材19の硬度は一例であり、機器本体1の重量などを考慮して、最適な硬度を有する材質を使用することで、同様の効果が得られる。
本発明は、電子機器の落下時に筐体および内臓部品への衝撃エネルギーの伝播を低減し、致命的な損傷を防ぐことができるため、ハードディスクドライブ(HDD)等の精密機器を内蔵するノート型パソコンなどの携帯型電子機器に適用することができる。
実施の形態における電子機器を底面側から見た斜視図 実施の形態における緩衝部材の移動手段の構成を示すブロック図 実施の形態1における足ゴム近傍の要部断面図 実施の形態1における足ゴム近傍の要部断面図 実施の形態2における足ゴム近傍の要部断面図 実施の形態2における足ゴム近傍の要部断面図 実施の形態2における足ゴム近傍の要部断面図 実施の形態2における緩衝動作の流れを示すフローチャート 従来技術における一般的なノート型パソコンの外観を示す斜視図 従来技術における一般的なノート型パソコンの底面側から見た平面図
符号の説明
1 筐体
7 足ゴム
8 移動緩衝材
13 加速度センサー
18 第1の移動緩衝材
19 第2の移動緩衝材
22 距離算出部
23 制御部
24、25 モータ

Claims (5)

  1. 筐体の底面に第1の緩衝部材が固定されている電子機器であって、
    前記筐体の落下距離を算出する距離算出手段と、
    前記筐体の底面に配され、前記筐体内に収納されている第1の位置と前記底面から突出した第2の位置との間を移動可能に配されている第2の緩衝部材と、
    前記距離算出手段で算出された落下距離に基づいて、前記第2の緩衝部材の移動制御を行う駆動制御手段とを備え、
    前記駆動制御手段は、
    前記距離算出手段で算出される落下距離が所定値よりも大きい場合は、前記第2の緩衝部材を第1の位置から第2の位置へ移動させる、電子機器。
  2. 前記第2の緩衝部材は、前記第1の緩衝部材よりも高い硬度の材質で形成されている、請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第2の緩衝部材は、互いに硬度が異なる複数の緩衝部材で構成され、
    前記駆動制御手段は、前記距離算出手段で算出された落下距離に基づいて、前記複数の緩衝部材のうち少なくとも一つを選択的に前記底面から突出した位置に移動させる、請求項1記載の電子機器。
  4. 前記駆動制御手段は、前記距離算出手段で算出された落下距離が長くなるに従い、高い硬度を有する材質で形成された緩衝部材を選択して突出位置へ移動させる、請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記距離算出手段は、
    前記筐体の落下速度を検出する加速度センサーと、
    前記加速度センサーで検出された落下時間に基づいて、前記筐体の落下距離を算出する落下距離算出部とを備えた、請求項1記載の電子機器。
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